JPS6243912A - トランスバ−サル・フイルタ - Google Patents
トランスバ−サル・フイルタInfo
- Publication number
- JPS6243912A JPS6243912A JP18358485A JP18358485A JPS6243912A JP S6243912 A JPS6243912 A JP S6243912A JP 18358485 A JP18358485 A JP 18358485A JP 18358485 A JP18358485 A JP 18358485A JP S6243912 A JPS6243912 A JP S6243912A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tap
- filter
- stages
- transversal filter
- delay line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
バイナリ−・トランスバーサル・フィルタにおいて、拡
大された積分範囲の逆フーリエ変換によって得られたタ
ップ係数を用い、少ないタップ段数のバイナリ−・トラ
ンス拳バーサル−フイルりの周波数特性と、所望とする
周波数特性との誤差を少なくしたことを特徴とする。
大された積分範囲の逆フーリエ変換によって得られたタ
ップ係数を用い、少ないタップ段数のバイナリ−・トラ
ンス拳バーサル−フイルりの周波数特性と、所望とする
周波数特性との誤差を少なくしたことを特徴とする。
本発明は、デジタルデータ伝送系における等化量に係り
、特に、トランス・バーサルフィルタに関する。
、特に、トランス・バーサルフィルタに関する。
コンピュータの使用の拡大等によって、デジタル・デー
タ伝送の重要度は年々高くなってきており、高速で誤り
のない伝送系が望まれている。伝送路を使用してデジタ
ル・データを伝送する場合、伝送路の伝達特性に従って
歪を受ける。例えば、データ伝送速度が高い場合、ある
いは伝送線路長ず、波形は次第に滑らかになり、一つの
波形がその隣接する波形にまで影響を与える。このよう
な波形の歪は、低域におけるしゃ断時性によっても生ず
る。これらは、総称して波形歪と呼ばれる。
タ伝送の重要度は年々高くなってきており、高速で誤り
のない伝送系が望まれている。伝送路を使用してデジタ
ル・データを伝送する場合、伝送路の伝達特性に従って
歪を受ける。例えば、データ伝送速度が高い場合、ある
いは伝送線路長ず、波形は次第に滑らかになり、一つの
波形がその隣接する波形にまで影響を与える。このよう
な波形の歪は、低域におけるしゃ断時性によっても生ず
る。これらは、総称して波形歪と呼ばれる。
特にデータ伝送のときは、隣接する波形への影響、即ち
符号量干渉か問題となる。
符号量干渉か問題となる。
このような波形歪、符号量干渉を減少させるため、伝送
路には、等化量が挿入されている。等価器には植々の型
式のものが提案されているか、デジタル化が容易な等価
器として、トランス、バーサルフィルタが多用されてい
る。
路には、等化量が挿入されている。等価器には植々の型
式のものが提案されているか、デジタル化が容易な等価
器として、トランス、バーサルフィルタが多用されてい
る。
第5図は、従来のトランス・バーサルフィルタ・の−例
を示す図である。第5図において、51はタップ付遅延
線であり、デジタル化した場合には、シフトレジスタで
構成される。52はタップ係数を乗じる乗算器である。
を示す図である。第5図において、51はタップ付遅延
線であり、デジタル化した場合には、シフトレジスタで
構成される。52はタップ係数を乗じる乗算器である。
乗算器は各タップ段からの入力値に対してそのタップ係
数を乗するために用いる。53は加算器であり、タップ
係数が乗ぜられた各タップ段の出力を加算する。ディジ
タル化したときは、このタップ係数と乗算器はROMで
、加算器はD/A変換器で構成する。
数を乗するために用いる。53は加算器であり、タップ
係数が乗ぜられた各タップ段の出力を加算する。ディジ
タル化したときは、このタップ係数と乗算器はROMで
、加算器はD/A変換器で構成する。
このように構成されたトランスバーサル・フィルタにお
いて、入力端子55に加えられた入力信号X (t)は
、シフトレジスタよりなるタップ付遅延線に加えられ、
各タップ、図示の例では、13段の各タップ出力として
得られる。この各タップ出力は、タップ係数が記憶され
たROMを含む乗算器52により各タップ係数が乗算さ
れる。そして、タップ係数が乗ぜられた各タップ出力は
加算器53により加算され、出力Y (t)となる。実
際には、この出力はローパス・フィルターを通してアナ
ログ値にもどして次段に送る。
いて、入力端子55に加えられた入力信号X (t)は
、シフトレジスタよりなるタップ付遅延線に加えられ、
各タップ、図示の例では、13段の各タップ出力として
得られる。この各タップ出力は、タップ係数が記憶され
たROMを含む乗算器52により各タップ係数が乗算さ
れる。そして、タップ係数が乗ぜられた各タップ出力は
加算器53により加算され、出力Y (t)となる。実
際には、この出力はローパス・フィルターを通してアナ
ログ値にもどして次段に送る。
タップ係数C,=C1,は、できるだけ符号量干渉が小
さくなるように設定される。例えば入力として第3図に
示すような特性のNRZ信号X(f)を用い、第4図に
示すようなルートロールオフ特性の出力Y(f)ヲ得ル
場合ニtt、H(f)=Y(f)/X(f)として、 j− ただし、ル;タップ段数、fN:ナイキスト周波数T;
サンプリング周期 (一般にT=1/2fN・N、N ≧ 2 )fp;阻
止周波数 タップ係数CrLを求めていた。
さくなるように設定される。例えば入力として第3図に
示すような特性のNRZ信号X(f)を用い、第4図に
示すようなルートロールオフ特性の出力Y(f)ヲ得ル
場合ニtt、H(f)=Y(f)/X(f)として、 j− ただし、ル;タップ段数、fN:ナイキスト周波数T;
サンプリング周期 (一般にT=1/2fN・N、N ≧ 2 )fp;阻
止周波数 タップ係数CrLを求めていた。
この方法によって求まったタップ係数を用いて、バイナ
リ−・トランス・バーサル・フィルタを構成した場合、
タップ段数が有限である限り、第2図(イ)に示すよう
な理想の周波数4v性は得られない0例えば、タップ段
数が13段程度のバイナリ−φトランスバーサル・フィ
ルタでは、第2図(ロ)に示すように、21N−fPに
近接した位置で盛り上がり、急峻に下がる、才だそれ以
上の周波数範囲でいくつかのピークがみられる。
リ−・トランス・バーサル・フィルタを構成した場合、
タップ段数が有限である限り、第2図(イ)に示すよう
な理想の周波数4v性は得られない0例えば、タップ段
数が13段程度のバイナリ−φトランスバーサル・フィ
ルタでは、第2図(ロ)に示すように、21N−fPに
近接した位置で盛り上がり、急峻に下がる、才だそれ以
上の周波数範囲でいくつかのピークがみられる。
以上述べたような、従来の設計法にしたがってトランス
バーサル・フィルタを構成した場合、機器の小型化等の
要請によって回路規模及び素子数を減らすためζこ、タ
ップ段数を少くすると、例えばタップ段数13程度の場
合にはフィルタとしての所望の特性が得られなくなると
いう問題点を有していた。
バーサル・フィルタを構成した場合、機器の小型化等の
要請によって回路規模及び素子数を減らすためζこ、タ
ップ段数を少くすると、例えばタップ段数13程度の場
合にはフィルタとしての所望の特性が得られなくなると
いう問題点を有していた。
本発明は、このような点にかんがみてなされたもので、
タップ段数が少なくとも、所望の特性を得ることができ
るパイナリー−トランス・バーサル・フィルタを提供す
ることを目的とする。
タップ段数が少なくとも、所望の特性を得ることができ
るパイナリー−トランス・バーサル・フィルタを提供す
ることを目的とする。
以上の問題点を解決するため、本発明においては、タッ
プ係数CrLを求めるための伝達関数H(f)(=Yω
/X(f)ただしX(f):入力信号、Y(f):出力
信号)の逆フーリエ変換における積分範囲を、第1図(
ロ)に示す如く、従来では(2fN−fP)までのもの
を拡大して(21N−jp+Δf)の範囲まで行ない、
この結果得られたフーリエ係数をバイナリ・トランス書
パーサル・・フィルタのりツブ係数として用いるこさを
特徴とする。
プ係数CrLを求めるための伝達関数H(f)(=Yω
/X(f)ただしX(f):入力信号、Y(f):出力
信号)の逆フーリエ変換における積分範囲を、第1図(
ロ)に示す如く、従来では(2fN−fP)までのもの
を拡大して(21N−jp+Δf)の範囲まで行ない、
この結果得られたフーリエ係数をバイナリ・トランス書
パーサル・・フィルタのりツブ係数として用いるこさを
特徴とする。
〔作 用〕
これにより、タップ段数が少なくとも、理想のe性に近
いフィルタの周波数特性を得ることかできるので、機器
の小型化が容易になる。
いフィルタの周波数特性を得ることかできるので、機器
の小型化が容易になる。
以下、本発明の詳細な説明する。第1図(イ)はバイナ
リ・トランスバーサルΦフィルタの例であり、11は遅
延線を構成するシフトレジスタ、12はROMで構成さ
れる係数器、13は加算器である。入力信号X(t)は
端子15に加えられ、加算器13の出力端子14から出
力信号Y (t)が得られる。
リ・トランスバーサルΦフィルタの例であり、11は遅
延線を構成するシフトレジスタ、12はROMで構成さ
れる係数器、13は加算器である。入力信号X(t)は
端子15に加えられ、加算器13の出力端子14から出
力信号Y (t)が得られる。
この発明においては、タップ係数を下記の式から求める
。
。
ここで、HV)=Y(7′)/X(7’)である。
上記(2)式から明らかなように、本発明においては、
積分範囲を△fだけ広げる。また、同時にルートロール
オフ率も所望の特性の値より少しかえる。
積分範囲を△fだけ広げる。また、同時にルートロール
オフ率も所望の特性の値より少しかえる。
例えばタップ段数13とした場合、積分範囲を1.5f
Nから1.78fNまで拡大し、ロールオフ率を0.5
から0.6(!:L、た場合、累積2乗誤差を従来の約
10から約0.19にまで減することができた。
Nから1.78fNまで拡大し、ロールオフ率を0.5
から0.6(!:L、た場合、累積2乗誤差を従来の約
10から約0.19にまで減することができた。
このときのサンプリング周期をη1とした場合のフィル
タの周波数特性を第1図(ロ)に示す。この場合、略f
N点よりの下り曲線が(”(1,9関数を忠実に再生し
ており、2fN−fP点より先に生ずる波形の高さを低
くすることができ・る。
タの周波数特性を第1図(ロ)に示す。この場合、略f
N点よりの下り曲線が(”(1,9関数を忠実に再生し
ており、2fN−fP点より先に生ずる波形の高さを低
くすることができ・る。
一般に、累積2乗誤差が最小になる△fとfNとの比は
、H(f)やjpなどの諸条件によって変わるか、実験
あるいは計算を繰り返すこきにより求めることかできる
。なお、累積2乗誤差とは、タップ段数が有限の周波数
特性と所望とする周波数の差の2乗を累積したものであ
る0 〔発明の効果〕 以上述べたように、この発明によれば、トランスバーサ
ル・フィルタの段数を増やすことなく、累積2乗誤差を
少なくすることができ、機器の小型化か可能となる0
、H(f)やjpなどの諸条件によって変わるか、実験
あるいは計算を繰り返すこきにより求めることかできる
。なお、累積2乗誤差とは、タップ段数が有限の周波数
特性と所望とする周波数の差の2乗を累積したものであ
る0 〔発明の効果〕 以上述べたように、この発明によれば、トランスバーサ
ル・フィルタの段数を増やすことなく、累積2乗誤差を
少なくすることができ、機器の小型化か可能となる0
第1図(イ)はバイナリ・トランス・バーサル・フィル
タの例、第1図(0)はこの発明に従って積分範囲を広
げてタップ係数を求めた場合のフィルタの周波数特性、
第2図はフィルタの周波数特性であり(イ)は理想の特
性図、(O)は従来の方法で求めたタップ係数を有する
フィルタの特性図、第3図は入力信号図、第4図は出力
信号図、第5図はトランス・バーサル・フィルタを示す
図である051・・・タップ付遅延線(シフトレジスタ
)、52・・・乗算器、 53・・・加算器、
54・・・出力信号(Y (t) )、55・・・入力
信号(X (t) ) 。
タの例、第1図(0)はこの発明に従って積分範囲を広
げてタップ係数を求めた場合のフィルタの周波数特性、
第2図はフィルタの周波数特性であり(イ)は理想の特
性図、(O)は従来の方法で求めたタップ係数を有する
フィルタの特性図、第3図は入力信号図、第4図は出力
信号図、第5図はトランス・バーサル・フィルタを示す
図である051・・・タップ付遅延線(シフトレジスタ
)、52・・・乗算器、 53・・・加算器、
54・・・出力信号(Y (t) )、55・・・入力
信号(X (t) ) 。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 入力信号を順次遅延させる遅延線(11)と、該遅延線
のn個のタップ出力のそれぞれに、▲数式、化学式、表
等があります▼ (H(f)=Y(f)/X(f) X(f);入力信号、Y(f);出力信号 n:タップ段数、f_N;ナイキスト周波数T;サンプ
リング周期(一般にT=1/(2f_N・N)、N≧2
f_P;阻止周波数 Δf;最適タップ係数導出用可変周波数(Δf>0))
で得られるn個の係数を乗じる乗算器(12)と、該演
算器(12)の出力を加算する加算器(13)とからな
るトランスバーサル・フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18358485A JPH084214B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | トランスバーザル・フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18358485A JPH084214B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | トランスバーザル・フイルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6243912A true JPS6243912A (ja) | 1987-02-25 |
JPH084214B2 JPH084214B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=16138371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18358485A Expired - Lifetime JPH084214B2 (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | トランスバーザル・フイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084214B2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP18358485A patent/JPH084214B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH084214B2 (ja) | 1996-01-17 |
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