JPH01162409A - フィルタ係数演算装置 - Google Patents

フィルタ係数演算装置

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JPH01162409A
JPH01162409A JP62322436A JP32243687A JPH01162409A JP H01162409 A JPH01162409 A JP H01162409A JP 62322436 A JP62322436 A JP 62322436A JP 32243687 A JP32243687 A JP 32243687A JP H01162409 A JPH01162409 A JP H01162409A
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正治 松本
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石川 清一
Katsumasa Sato
克昌 佐藤
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G5/00Tone control or bandwidth control in amplifiers
    • H03G5/005Tone control or bandwidth control in amplifiers of digital signals

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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、任意の振幅周波数特性及び位相周波数特性を
実現するトランスバーサル・フィルタC以下、FIRフ
ィルタと呼ぶ)を用いたイコライザのフィルタ係数を求
めるフィルタ係数演算装置に関するものである。
従来の技術 近年、CD 、DATなどの音響機器のディジタル化に
伴ない、FIR型のディジタルフィルタを用いたイコラ
イザの開発が求められている。
しかし従来、振幅周波数特性と位相周波数特性を一つの
FIRフィルタにより、それぞれ独立に制御することは
できなかった。
第5図に、従来の振幅周波数特性のみを制御することが
できるFIRフィルタのフィルタ係数を5−一。
求めるフィルタ係数演算装置のブロック図を示す。
第5図において、21は任意の振幅周波数特性IH(ω
)1を入力する入力部、22は入力された振幅周波数特
性を伝達関数としてこの伝達関数を逆フーリエ変換する
ことによりフィルタ係数を求める逆フーリエ変換部、2
3は求1ったフィルタ係数をFIRフィルタに設定する
設定回路、24は実際に与えられた振幅周波数特性を実
現するF工Rフィルタである。
希望する振幅周波数特性IH(ω)1は、入力部21に
より入力される(但し、ω−π−2πの特性はω−Q−
πの入力特性を折り返して制作している)。
次に、逆フーリエ変換部22において伝達関数H(ω)
−1[ω)1  ・・印・・川・・・・印・・・・fl
J]としてH(ω)を逆フーリエ変換することによりフ
ィルタ係数(H(ω)に対するインパルス応答)請求め
ることができる。
逆フーリエ変換は、次式のように実行する。
(ω=2πに/N○≦n≦n−1) 6へ−7 (12)式で求まったh(n)はフィルタ係数として設
定回路23によって、FIRフィルタ24に設定され、
ここで与えられた振幅周波数特性が実現されることとな
る。
位相周波数特性は(11)式で伝達関数を与えたことに
より直線位相となる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら第5図で示した従来例では、最初に述べた
ように任意の振幅周波数特性は実現できるが、位相周波
数特性はFIRフィルタのタップ係数の数によシー義的
に決まる直線位相となり、位相周波数特性は任意に設定
することはできないという欠点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、任意の振幅周波数特性と
任意の位相周波数特性をそれぞれ独立に設定し、それを
実印できるFIRフィルタのフィルタ係数を求めるフィ
ルタ係数演算装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明は、振幅特7ベー/ 性及び位相特性をそれぞれ独立に設定する振幅設定手段
及び位相設定手段と、伝達関数を求める第1の伝達関数
演算手段と、求まった伝達関数を逆フーリエ変換する第
1の逆フーリエ変換手段と、逆フーリエ変換した結果の
虚数項を零としてフーリエ変換するフーリエ変換手段と
、フーリエ変換した結果のスカラー値を求めるスカラー
演算手段と、振幅値に対する補正値を求める補正値演算
手段と、補正値演算手段によって求まった値をある値と
比較する第1の比較手段と、第1の伝達関数演算手段に
設定されている振幅特性と求1つだ補正値を乗算する第
1の乗算手段と、ツーIJ 工変換手段により求まった
虚数項から位相特性を求める位相演算手段と、位相設定
手段により設定された位相特性と位相演算手段により求
まった位相特性の差の比較を行う第2の比較手段と、第
2の比較手段の差がある値よシ大きい場合は、その差を
位相設定手段に設定された位相特性に加算する加算手段
と、差がある値より小さい場合は第1の伝達関数演算手
段に設定されている振幅特性と振幅設定手段により設定
された振幅特性を乗算する第2の乗算手段と、乗算され
た振幅特性を振幅項とし、第1の伝達関数演算手段に設
定されている位相特性を位相項としその伝達関数を求め
る第2の伝達関数演算手段と、求まった伝達関数を逆フ
ーリエ変換する第2の逆フーリエ変換手段と、逆フーリ
エ変換により求まった結果の実数項のみを外部のFIR
フィルタのフィルタ係数として設定する設定手段によっ
て構成される。
作用 本発明は上記した構成によシ、振幅設定手段及び位相設
定手段によシ希望する振幅周波数特性。
位相周波数特性が設定され、この振幅周波数特性及び位
相周波数特性をもつ伝達関数を逆フーリエ変換する逆フ
ーリエ変換手段によりインパルス応答が計算され、求ま
ったインパルス応答ヲフーリ工変換し振幅特性及び位相
特性を演算によシ求め、振幅設定手段及び位相設定手段
に設定された特性と演算によυ求まった特性を比較、補
正する演算を繰り返すことによシ正確な特性(インパル
ス応9、−7 答)を実現させ、設定手段により求まったインパルス応
答がフィルタ係数として外部のFIRフィルタに設定す
ることにより希望の特性が実現される。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は、本発明のフィルタ係数演算装置における一実
施例のブロック図を示すものである。
第1図において、1は希望の振幅周波数特性Ai を第
2種の標本化周波数で設定する振幅設定回路で、振幅設
定回路1では、ω−π−2πの特性は伝達関数を求める
際にω=0−πの特性を折り返して制作している。2は
希望の群遅延歪特性τiを第2種の標本化周波数で設定
し、それを周波数で積分して位相特性θiを演算する位
相設定回路で、ω−π−2πの特性は伝達関数を求める
際にω=0−πの特性を折り返して制作している。
3は位相設定回路2で求められた位相特性を位相項とし
、振幅項が初期値1の平坦特性であるもの10・・−ノ から伝達関数H1を求める伝達関数演算回路、4は乗算
回路3で求まった伝達関数ai、を第1種の標本化周波
数で逆フーリエ変換する逆フーリエ変換回路、6は逆フ
ーリエ変換回路4で逆フーリエ変換した結果の虚数項を
強制的に零として第1種の標本化周波数でフーリエ変換
するフーリエ変換回路、6はフーリエ変換で求まった実
数項と虚数項のスカラーc4を求めるスカラー演算回路
、7はスカラー変換回路6で求まった結果のそれぞれの
値C1に対してその値と次の値の乗算を行い、それの平
方根を求め更にその値の逆数B1を求める補正値演算回
路、8は補正値演算回路7で求まったBjの大きさをチ
エツクする比較回路、9は補正値演算回路7で求ま−た
Biを伝達関数演算回路3に設定されている振幅項と乗
算しその値を新しい振幅項として設定する乗算回路、1
oはフーリエ変換回路5において求まった虚数項の自然
対数を求め、符号を変え、各々の値に対し次の値との平
均値を求めてそれを位相特性とする位相演算回路、11
は位相演算回路1oにおいて求まつ116−ジ た位相特性と、位相設定装置2によって求まった位相特
性を比較チエツクし、その差を求める比較回路、12は
比較回路11において求まった位相特性の差を伝達関数
演算回路3に設定されている位相項に加算しその値を新
し力位和項として設定する加算回路、13は比較回路1
1において位相特性の差がある値よシ小さくなった場合
に振幅設定回路1に設定された振幅特性を伝達関数演算
回路3に設定されている振幅項と乗算する乗算回路、1
4は乗算回路13で求まった振幅特性を振幅項とし、加
算回路12によって調整された位相特性を位相項として
伝達関数を求める伝達関数演算回路、15は求まった伝
達関数を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換回路、16
は逆フーリエ変換回路15で求まった実数環をフィルタ
係数としてFIRフィルタ17に設定する設定回路、1
7は実際に信号のフィルタリングを行うFIRフィルタ
である。
(なお、同様の機能を持つものは同じ名称を用いている
。) 以下、本実施例の動作について、図面に従って説明する
振幅設定回路1においてω=O〜πの周波数範囲で希望
の振幅周波数特性Aiが第2種の標本化周波数毎に設定
される。第2図(2L)に第2種の標本化周波数で設定
された振幅特性の例を、第2図(1))に第1種の標本
化周波数で設定された振幅特性の例を示す。第2図に於
て、黒丸が設定される振幅値のポイントを示している。
第2図において、Nは実際のフィルタリングを行うFI
Rフィルタ17のフィルタ係数の数である。
同様に位相設定回路2においてω=0〜πの周波数範囲
で希望の群遅延歪特性τiが第2種の標本化周波数毎に
設定され、これを周波数で積分して位相特性θ1が求め
られる。
θ1を求める積分は、例えば次式のように行う。
13、。
伝達関数演算回路3は振幅項を初期値1とし、位相項は
初期値を位相設定回路2で求められた位相特性を用いて
次式のようにω=○〜2πの周波数範囲の伝達関数H1
を算出する。
i=o NN/2−1 (Real()は実数環をxma、g()は虚数項を表
わす)伝達関数演算回路3で演算された伝達関数を逆フ
ーリエ変換回路4により第1種の標本化周波数で逆フー
リエ変換を行う([121式参照)。(2)式で求まる
位相項が奇関数になれば逆フーリエ変換した結果は実数
のみとなり、これをそのままFIRフィルタ17に設定
すれば希望の周波数特性が実現されるが、位相設定回路
2で任意の群遅延歪特性が設定されるので、(2)式に
よって求まる位相特性は奇関数にはならない(ω=πに
おいて不連続に14A−) なる)。これによシ逆フーリエ変換した結果は実数環の
みとはならず虚数項がでてくる。この結果の実数環をF
IRフィルタ17に設定すると虚数項の影響で実現され
る周波数特性(振幅及び位相)は設定した周波数特性と
は違ったものとなる。従って以下のような補正を行なう
まず、フーリエ変換回路5において逆フーリエ変換によ
って求まった結果の虚数項を強制的に零として第1種の
標本化周波数をもちいてフーリエ変換を行う。次にスカ
ラー演算回路6においてフーリエ変換によって求まった
結果の実数環R1と虚数項工iのスカラー(振幅値)C
1を求める。
ai=J而「「汀r   ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(3)この値C1が逆フーリエ変換4
で求まった結果の実数環を、そのままFIRフィルタに
設定したときの振幅特性に対応する(振幅設定回路1で
設定された振幅特性が平坦特性の場合)。この値C1が
振幅設定回路1で設定された振幅値と等しくなるように
伝達関数演算回路3に設定される振幅値を補正すればい
いわけである。但L7、先に述べた15ヘーン が逆フーリエ変換した結果、そのまま実数項をFIRフ
ィルタに設定したときの実現される振幅特性と設定した
振幅特性との差は設定された振幅特性が1の平坦でない
場合も平坦の場合も位相特性が等しい場合は同じである
ことが実験によってわかっているため、この補正値は振
幅特性が1の平坦な特性で求め、最終的に設定された特
性に補正値をかけたものを使用してフィルタ係数を求め
る。逆に、設定された振幅特性を目標特性として補正を
行うと正しい値に収束しない場合がある。
従って、目標特性を1としてciとの差を求めれば良い
わけであるが、振幅設定及び群遅延歪の設定が第2種の
標本化周波数で設定され、逆フーリエ変換及びフーリエ
変換が第1種の標本化周波数で行われていることからそ
のままclを使用すると、対応する周波数位置のずれが
生じ、正しい補正が行われない。では、なぜ第2種と第
1種の標本化周波数を混在させているかを簡単に説明す
る。通常、ある振幅特性及び位相特性から伝達関数を求
め、これを逆フーリエ変換してF工Rフィルタ17のフ
ィルタ係数を求める場合、振幅特性上にリップルが生じ
るのを防ぐため、最終的に求まった値(逆フーリエ変換
によって求まった結果)にある適当な特性を持つ究を掛
ける。また、この窓の特性は設定される振幅特性によっ
て最適なものを使う必要がある。しかし、これは第1種
の標本化周波数で特性を設定し、第1種の標本化周波数
で逆フーリエ変換を行う場合であシ、第2種の標本化周
波数で特性を設定し、第1種の標本化周波数で逆フーリ
エ変換を行う場合(その逆も可)は、その周波数のずれ
により逆フーリエ変換を行うだけで、窓が掛かったのと
同様の効果が得られ、実現される特性も良好な(リップ
ルがない)ものとなる。従って、本発明の実施例では第
2種と第1種を混在させて演算を行っている。
そこで、次の補正値演算回路7において次式のような計
算を行い周波数ずれを考慮した補正値Biの算出を行っ
ている。
Bi=1/$〒 ・川・川・・・・川・・(4)(i=
o〜N−1、但しi = N −1のとき177、−7 CM−cN−1と1〜で計算する) この補正値の意味はこの値を対数をとって見てみると理
解しやすい。これを示したのが(5)式である。
bi=o−(Oi+Oi+1)/2  ・川・・・・印
・(5)つまシ、求まった振幅値a4の次の値との平均
値を求め、これをodBから引いて、これを補正値とす
るということである。この様にciをそのまま使用せず
に次の値との平均値を用いることにより、周波数ずれの
保証が可能となる。
この補正値の求め方を示した図を第3図に示す。
第3図に於て、白丸が目標とする振幅値、黒丸がフーリ
エ変換して求めた振幅値C1、かけ印(×印)が求める
補正値Biである。
次に、比較回路8においてこのようにして求まった補正
値をチエツクし、この値がある範囲におさまっていない
場合は、乗算回路9によりこの補正値を現在伝達関数演
算回路3に設定されている振幅特性と乗算し、伝達関数
演算回路3に設定1〜なおす。第1回目の演算では初期
値として伝達量18、、−7 数演算回路3には振幅特性として1が設定されているこ
とからBi自身が振、幅特性となるわけである。
第2回目からは、前の補正値Biに新しく求まった補正
値Biが足されていく形となる。この演算(伝達関数演
算回路3から、比較回路8及び乗算回路9までの演算)
は、比較回路8での補正値の値がある範囲以下になるま
で繰り返す(演算を繰シ返す回数を決めて行っても良い
だろう)。このようにして補正値がある範囲におさまる
と、次に位相特性の補正を開始する。
振幅特性の補正と同様に行うが、先ず位相演算回路1o
においてフーリエ変換回路5において求まった結果の虚
数項の自然対数をとシ、符号を変え、各々の値に対し次
の値との平均値を求める。
この値が実現される位相特性に対応した値となる。
フーリエ変換により求まった値を、実数項Riと虚数項
工1とするとこのときの伝達関数H′lばu/i= R
1+コニt   ・・・・・・・・山中・・・・・・・
・・印・(6)となる。また、このときの振幅値をA 
Ii、位相をθ′1とおくと 19ヘ−リ H’i = A’i eXp (−jθ’i )  ・
川= −−−(7)と表される。
(ア)式の両辺の自然対数をとると InH’i−:[nA’i−コθ′i   ・・・・・
・・・・・・・・・・(8)同様に、(6)式の両辺の
自然対数をとるとInH’i−島Ri+j工酊i ・・
曲・・・・・印・(9)となる。(8)式と(9)式を
比較すると、θ’i= −InIi    ・・・・・
印印・・中国・山・(1■であることがわかる。
また、振幅特性の補正の場合と同様に、第2種。
第1種の標本化周波数の関係から生じる周波数ずれを考
慮し、 θ′i−(θi+θi++)/2  ・・・・・印・・
・印・(11)(但し、1=N−1のときθN=oとし
て計算する) とする(以上すべて1=o−N−1)。
従って、位相演算回路1oのように演算を行えば、位相
特性が求まること力3分かる。次に、比較回路11にお
いて位相演算回路1oによって求まった位相特性と現在
伝達関数演算回路3に設定されている位相特性を比較チ
エツクし、これらの差がある範囲におさまっていない場
合は、加算回路12によりこの差を現在伝達関数演算回
路3に設定されている位相特性に加算し、伝達関数演算
回路3に設定しなおす。
そして、以上の演算を比較回路11での位相特性の差7
3;ある範囲以下になるまで繰り返す(とれも演算回数
だけを決めて行っても良いだろう)。
以上の演算を繰り返し、比較回路11での差の値がある
範囲以下になったとき、乗算回路13において求脣った
振幅補正値と振幅設定回路1に設定された振幅特性との
乗算を行ない、これを新たな振幅項として設定し、また
このとき伝達関数演算回路3に設定されている位相特性
を位相項として次の伝達関数演算回路14に設定する。
伝達関数演算回路14では設定された特性から伝達関数
を求め、これを逆フーリエ変換回路15において第1種
の標本化周波数で逆フーリエ変換し、求まった結果の実
数項を設定回路16によってFIRフィルタ17にフィ
ルタ係数として設定216−ノ する。
振幅及び位相とも補正を繰り返して求まったものである
ので、振幅設定回路1及び位相設定回路2により設定さ
れた特性が正確に設定されることとなる。
第4図に以上の演算及び処理方法を示すフローチャート
を示す。
なお、本実施例では位相設定回路2は群遅延歪を入力し
て、これを積分し位相特性を求めるようにしたが、位相
特性を直接設定するようにすると、積分機能を省くこと
が可能である。また、実施例では第2種の標本化周波数
で振幅及び位相0群遅延歪)特性を設定し、第1種の標
本化周波数で逆フーリエ変換及びフーリエ変換を行うよ
うにしたが、逆に第1種の標本化周波数で振幅及び位相
0群遅延歪)特性を設定し、第2種の標本化周波数で逆
フーリエ変換及びフーリエ変換を行うようにしてもどう
ようの効果が得られる。
1だ、本実施例では先に振幅特性の補正を行い、次に位
相特性の補正を行う構成にしたが、逆に、22、、。
先に位相特性の補正を行い、次に振幅特性の補正を行う
構成にしても効果は同様である。
発明の効果 本発明は、第2種または第1種の標本化周波数で振幅特
性及び位相特性を独立に設定する振幅設定手段及び位相
設定手段と、振幅項は平坦特性を初期値とし、位相項は
初期値を位相設定手段にょシ設定されたものとして伝達
関数を求める第1の伝達関数演算手段と、求まった伝達
関数を第1種または第2種の標本化周波数で逆フーリエ
変換する第1の逆フーリエ変換手段と、逆フーリエ変換
した結果の虚数項を零として第1種または第2種の標本
化周波数でフーリエ変換するフーリエ変換手段と、フー
リエ変換した結果のスカラー値を求めるスカラー演算手
段と、振幅特性に対する補正値を求める補正値演算手段
と、補正値演算手段によって求まった値をある値と比較
する第1の比較手段と、第1の伝達関数演算手段に設定
されている振幅特性と求まった補正値の乗算を行なう第
1の乗算手段と、フーリエ変換手段により求まった23
へ−7 虚数環から位相特性を求める位相演算手段と、位相設定
手段によシ設定された位相特性と位相演算手段によシ求
まった位相特性の差の比較を行う第2の比較手段と、第
2の比較手段の差がある値よシ大きい場合は、その差を
位相設定手段に設定された位相特性に加算する加算手段
と、差がある値よシ小さい場合は第1の伝達関数演算手
段に設定されている振幅特性と振幅設定手段によシ設定
された振幅特性を乗算する第2の乗算手段と、乗算され
た振幅特性を振幅項とし、第1の伝達関数演算手段に設
定されている位相特性を位相項としその伝達関数を求め
る第2の伝達関数演算手段と、求まった伝達関数を第1
種または第2種の標本化周波数で逆フーリエ変換する第
2の逆フーリエ変換手段と、逆フーリエ変換によシ求ま
った結果の実数項のみを外部のFIRフィルタのフィル
タ係数として設定手段を具備することにより、振幅周波
数特性と位相周波数特性を独立に寸だ正確に制御するこ
とができるフィルタ係数を算出するフィルタ係数演算装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のフィルタ係数演算装置のブロ
ック図、第2図は第2種及び第1種の標本化周波数での
振幅特性の設定方法を示した特性図、第3図は本発明の
補正値演算手段における振幅特性の補正値を求める方法
を説明した周波数特性図、第4図は本発明の演算方法を
示しだフローチャート、第5図は従来のフィルタ係数演
算装置のブロック図である。 1・・・・・・振幅設定回路、2・・・・・・位相設定
回路、3・・・・・・伝達関数演算回路、4・・・・・
・逆フーリエ変換回路、5・・・・・・フーリエ変換回
路、6・・・・・・スカラー演算回路、7・・・・・・
補正値演算回路、8・・・・・・比較回路、10・・・
・・・位相演算回路、9・・・・・・乗算回路−11・
・・・・・比較回路、12・・・・・・加算回路、13
・・・・・・乗算回路、14・・・・・・伝達関数演算
回路、15・・・・・・逆フーリエ変換回路、16・・
・・・・設定回路、17・・・・・・FIRフィルタ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名算 

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第2種の標本化周波数(ωK=2π(K+1/2
    )/N,K=O〜N−1)又は第1種の標本化周波数(
    ωK=2πK/N,K=O〜N−1)で振幅特性及び位
    相特性をそれぞれ独立に設定する振幅設定手段及び位相
    設定手段と、位相項は初期値として前記位相設定手段に
    より設定された位相特性を、振幅項は初期値を平坦特性
    として設定し伝達関数を求める第1の伝達関数演算手段
    と、振幅特性及び位相特性を第2種の標本化周波数で設
    定した場合は第1種で、振幅特性及び位相特性を第1種
    の標本化周波数で設定した場合は第2種の標本化周波数
    で、求まった伝達関数を逆フーリエ変換する第1の逆フ
    ーリエ変換手段と、前記逆フーリエ変換した結果の虚数
    項を零として振幅特性及び位相特性を第2種の標本化周
    波数で設定した場合は第1種で、振幅特性及び位相特性
    を第1種の標本化周波数で設定した場合は第2種の標本
    化周波数で、フーリエ変換するフーリエ変換手段と、前
    記フーリエ変換した結果の実数項と虚数項のスカラー値
    を求めるスカラー演算手段と、求まったスカラー値全部
    に対して各々の標本化周波数に対するスカラー値とその
    次の標本化周波数のスカラー値の積を行い、その結果の
    平方根を求め、更にその逆数を求める補正値演算手段と
    、前記補正値演算手段によって求まった値をある値と比
    較する第1の比較手段と、補正値がある値より大きい場
    合は第1の伝達関数演算手段に設定されている振幅特性
    と求まった補正値を乗算する第1の乗算手段と、乗算さ
    れた振幅値を振幅項として第1の伝達関数演算手段に設
    定し再び上記の演算を繰り返し、補正値がある値より小
    さい場合は前記フーリエ変換手段により求まった結果の
    虚数項の自然対数をとり、符号を変え、更に各々の標本
    化周波数に対する位相値に対しその次の標本化周波数の
    値との平均値を求め、それを位相特性とする位相演算手
    段と、前記位相設定手段により設定された位相特性と位
    相演算手段により求まった位相特性の差を求め、その差
    の比較を行う第2の比較手段と、前記第2の比較手段の
    差がある値より大きい場合は、その差を位相設定手段に
    設定された位相特性に加算する加算手段と、前記加算手
    段により求まった位相特性を位相項として第1の伝達関
    数演算手段に設定し再び上記の演算を繰り返し、差があ
    る値より小さい場合は第1の伝達関数演算手段に設定さ
    れている振幅特性と振幅設定手段により設定された振幅
    特性を乗算する第2の乗算手段と、乗算された振幅特性
    を振幅項とし、前記第1の伝達関数演算手段に設定され
    ている位相特性を位相項とし、その伝達関数を求める第
    2の伝達関数演算手段と、求まった伝達関数を逆フーリ
    エ変換する第2の逆フーリエ変換手段と、逆フーリエ変
    換により求まった結果の実数項のみを外部のFIRフィ
    ルタのフィルタ係数として設定する設定手段とを具備し
    たフィルタ係数演算装置。
  2. (2)位相設定手段は、群遅延歪特性を先ず設定し、そ
    れを周波数で積分してその値を位相特性とすることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のフィルタ係数演算
    装置。
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