JPS6243872Y2 - - Google Patents

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JPS6243872Y2
JPS6243872Y2 JP1980282U JP1980282U JPS6243872Y2 JP S6243872 Y2 JPS6243872 Y2 JP S6243872Y2 JP 1980282 U JP1980282 U JP 1980282U JP 1980282 U JP1980282 U JP 1980282U JP S6243872 Y2 JPS6243872 Y2 JP S6243872Y2
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【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車またはオートバイなどの車
輌(以下、単に自動車という)に用いられるウイ
ンカーキヤンセラーに関するものである。
従来のウインカーキヤンセラーのブロツク図を
第1図に示す。この図において、1は検出センサ
で、自動車の方向またはハンドルの切角を検出す
る。2は距離パルス発生器で、自動車の走行時、
車速に応じた距離パルス9を発生する。3はキヤ
ンセル検出回路で、ウインカーの状態を示す信号
8が“H”(第1電位)の時、前記検出センサ1
からの信号によりウインカーをキヤンセルする時
点をとらえて、その時点から連続的にキヤンセル
信号7を出力する。また、キヤンセル検出回路3
は、ウインカーをキヤンセルする時点をとらえる
応答速度が、距離パルス発生器2からの距離パル
ス9により、自動車の速度に合わせて制御され
る。4はドライバー回路とソレノイドなどで構成
されるキヤンセル回路で、キヤンセル信号7によ
り動作する。5はウインカースイツチとウインカ
ーリレーなどで構成される操作制御回路、6はウ
インカーランプであり、前記回路5のウインカー
スイツチを運転者が操作することにより、ウイン
カーランプ6が、ウインカーリレーの制御のもと
に点滅する。すなわち、ウインカーが動作状態と
なる。また、この時、回路5から、ウインカーの
状態を示す信号8が“H”レベルで出力される。
一方、キヤンセル信号7でキヤンセル回路4が動
作すると、回路5のウインカースイツチが復帰
し、ウインカーランプ6が消灯する。すなわち、
ウインカーが非動作状態となる。また、この時、
回路5から出力される信号8が“L”レベル(第
2電位)に切換わる。“L”レベルに信号8が切
換わることにより、キヤンセル検出回路3は、キ
ヤンセル信号7の出力を停止する。
このように構成された従来のウインカーキヤン
セラーの動作を述べるが、いま、右、左に曲がろ
うとする場合、運転者は、操作制御回路5のウイ
ンカースイツチを操作する。したがつて、同回路
5のウインカーリレーの制御のもとにウインカー
ランプ6が点滅する。また、この時、操作制御回
路5から信号8が“H”レベルで出力される。
しかして、ハンドルを切つて右、左に曲がり終
えると、検出センサ1からの信号によりウインカ
ーをキヤンセルする時点をとらえてキヤンセル信
号7がキヤンセル検出回路3から出力される。し
たがつて、キヤンセル回路4がオンして、この回
路4のソレノイドによりウインカースイツチが戻
され、ウインカーランプ6が消灯する。すなわ
ち、ウインカーがキヤンセルされる。また、この
時、信号8が“L”レベルに切換わる。したがつ
て、キヤンセル検出回路3はキヤンセル信号7の
出力を停止し、キヤンセル回路4はオフする。
しかるに、このような従来のウインカーキヤン
セラーにおいては、キヤンセル検出回路3から出
力されたキヤンセル信号7が直接、キヤンセル回
路4に供給されているので、ノイズによつてキヤ
ンセル検出回路3が誤動作して短時間のパルス状
のキヤンセル信号7が出力された場合にも、ウイ
ンカーがキヤンセルされる欠点がある。
この考案は上記の点に鑑みなされたもので、キ
ヤンセル検出回路から短時間のパルス状のキヤン
セル信号が出力された場合にはウインカーをキヤ
ンセルしないようにして、ノイズによる誤動作を
防止したウインカーキヤンセラーを提供すること
を目的とする。
以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。第2図はこの考案の実施例を示すブロツク図
である。この図に示すように、実施例では、キヤ
ンセル検出回路3とキヤンセル回路4間に積分回
路11が介在されている。その他は第1図の従来
と同一であり、同一部分は同一符号を付して、そ
の説明を省略する。前記積分回路11には、キヤ
ンセル検出回路3からキヤンセル信号7が供給さ
れるとともに、距離パルス発生器2から距離パル
ス9が供給されている。この積分回路11は、キ
ヤンセル検出回路3からキヤンセル信号7が出力
された際、その時点から距離パルス9をカウント
して、そのカウントにより、前記時点から自動車
が所定の距離を走行したことを判別した後におい
ても前記キヤンセル信号7の出力が連続している
場合に、そのキヤンセル信号7を自己の出力12
に導出する。
この実施例によれば、従来の欠点を解決でき
る。この点を、第3図の波形図に沿つた実施例の
動作説明を行うことにより明らかにする。なお、
第3図においては、aに距離パルス9の波形、b
にキヤンセル信号7の波形、cに積分回路11の
出力12の波形、dに信号8の波形を示してい
る。ただし、第3図bの距離パルス9は、便宜
上、周波数は一定としている。また、積分回路1
1は、距離パルス9を4発カウントした時を所定
の距離と判別して、その後においてもキヤンセル
信号7の出力が連続している場合に、そのキヤン
セル信号7を自己の出力12に導出するものとす
る。
運転者がウインカーを動作状態に操作すること
により、第3図のh位置から信号8が“H”レベ
ルになる。この状態において、i位置でノイズに
よりキヤンセル信号7がキヤンセル検出回路3か
ら出力されたとする。しかるに、ノイズによるキ
ヤンセル信号7は短時間のパルス状の信号であつ
て、距離パルス9との関係でいえば、距離パルス
9の2発分の幅しかない。したがつて、キヤンセ
ル信号7が出力された時点から積分回路11が距
離パルス9をカウントするが、距離パルス9を4
発カウントし終わらないうちに、つまり、キヤン
セル信号7の出力時から自動車が所定距離走行し
たことを検出しないうちにキヤンセル信号7は消
滅してしまい、結局、積分回路11の出力12に
は導出されない。ゆえに、ノイズによるキヤンセ
ル信号7でウインカーがキヤンセルされることは
防止される。
次に、検出センサ1からの信号により、キヤン
セル検出回路3からj位置でキヤンセル信号7が
出力されたとする。この場合のキヤンセル信号7
は、正常動作に基づく信号であり、信号8が
“L”レベルにならない限り連続する信号であ
る。したがつて、この場合は、キヤンセル信号7
が出力された時点から、積分回路11が距離パル
ス9を4発カウントした後にk位置において積分
回路11からキヤンセル信号が出力される。すな
わち、キヤンセル回路4が動作するようになり、
その動作でウインカーがキヤンセルされる。そし
て、ウインカーがキヤンセルされると信号8が
“L”レベルになり、キヤンセル検出回路3はキ
ヤンセル信号7の出力を停止し、キヤンセル回路
4はオフする。なお、積分回路11の出力にキヤ
ンセル信号が出力された第3図のk位置から、信
号8が“L”レベルになるl位置までの時間t
は、キヤンセル回路4および操作制御回路5の応
答時間である。
このように、実施例では、ノイズによりキヤン
セル信号7が出力された場合の、誤つたキヤンセ
ルを防止できる。
第4図は積分回路11の具体的回路図である。
この図において、21はキヤンセル信号入力端子
であり、2入力アンドゲート22の第1入力端子
とインバータゲート23の入力端子に接続されて
いる。24は距離パルス入力端子であり、2入力
アンドゲート25の第1入力端子に接続されてい
る。26は3ビツトバイナリーアツプカウンタで
あり、R端子(リセツト端子)にインバータゲー
ト23の出力端子が接続される一方、CLK端子
(クロツク端子)に2入力アンドゲート25の出
力端子が接続されている。また、アツプカウンタ
26はO3端子(距離パルスを4発カウントした
時、“H”になる)がインバータゲート27を介
して2入力アンドゲート25の第2入力端子に接
続されており、さらにO3端子は直接、2入力ア
ンドゲート22の第2入力端子に接続される。こ
の2入力アンドゲート22の出力端子は、この積
分回路の出力端子28となつている。なお、アツ
プカウンタ26は、R端子が“H”になると内容
がオールゼロにリセツトされ、“L”の時はリセ
ツトされない。また、CLK端子に供給される距
離パルスのネガテイブエツジ(“H”から“L”
への変化)でカウントするようになつている。
第5図は第4図の動作を説明するための波形図
であり、aは入力端子24の距離パルス波形、b
は入力端子21のキヤンセル信号波形、cは出力
端子28の波形、dはインバータゲート23の出
力波形、eはO3端子波形、fはCLK端子波形で
ある。
この波形図を用いて第4図の動作を説明する。
インバータゲート23の出力“H”によりアツプ
カウンタ26がリセツトされている状態において
は、アツプカウンタ26のO3端子が“L”であ
る。したがつて、インバータゲート27の出力
“H”により、アンドゲート25の第2入力端子
が“H”に保持され、アンドゲート25を介して
アツプカウンタ26のCLK端子に、入力端子2
4の距離パルスが供給されているが、アツプカウ
ンタ26は、リセツト状態であるからカウントを
行わない。この状態から、いま、キヤンセル信号
が入力端子21に供給されると、第5図dのh位
置からi位置、またはj位置からl位置に示すよ
うにインバータゲート23の出力が“L”に反転
することにより、アツプカウンタ26のリセツト
が解除されるから、アツプカウンタ26はカウン
トを開始する。
さて、入力端子21に、ノイズによるキヤンセ
ル信号が供給された場合を考える。この場合、ア
ツプカウンタ26は、前記のようにカウントを開
始する。しかし、第5図a,bから明らかなよう
に、ノイズによるキヤンセル信号は、距離パルス
の2発分(第5図のh位置からi位置)というよ
うに非常に短時間のパルス信号である。したがつ
て、アツプカウンタ26は、2発、距離パルスを
カウントしただけで、すぐに、インバータゲート
23の出力“H”によりリセツトされてしまう。
このことは、前記カウントが行われても、それ以
前またはそれ以後のリセツト時と同様に、アツプ
カウンタ26のO3端子が第5図eに示すように
“L”レベルに保持されることを意味する。O3
子が“L”に保持された場合は、たとえアンドゲ
ート22の第1入力端子(入力端子21に接続さ
れている)がキヤンセル信号で“H”になつて
も、このアンドゲート22の論理が成立しない。
したがつて、ノイズによるキヤンセル信号が入力
された場合は、出力端子28が第5図cに示すよ
うに“L”レベルに保持され、キヤンセル信号は
出力端子28に出力されないことになる。
次に、正常動作時のキヤンセル信号は、第5図
のa,bから明らかなように、距離パルスの4発
分以上(j位置からl位置)と非常に時間的に長
い信号である。したがつて、このキヤンセル信号
でアツプカウンタ26がカウントを開始した場合
は、O3端子が“H”になるまで(k位置まで)
カウントを続けて、以後、O3端子の“H”、イン
バータ27の出力“L”およびアンドゲート25
の論理不成立によりカウントをストツプしてその
時のカウント状態を保持する。アツプカウンタ2
6のO3端子が第5図eのk位置から“H”にな
ると、入力端子21のキヤンセル信号との間でア
ンドゲート22の論理が成立する。したがつて、
正常動作時のキヤンセル信号の場合は、アツプカ
ウンタ26がカウントをくり返してO3端子が
“H”になつた後に(k位置から)、キヤンセル信
号が第5図cに示すように出力端子28に出力さ
れることになる。
なお、入力端子21のキヤンセル信号が消滅す
ると、インバータゲート23の出力“H”により
アツプカウンタ26はリセツトされる。
以上の説明から明らかなように、この考案のウ
インカーキヤンセラーにおいては、キヤンセル検
出回路からキヤンセル信号が出力された際、その
時点から距離パルスをカウントして、そのカウン
トにより、前記時点から車輌が所定の距離を走行
したことを判別した後においても前記キヤンセル
信号の出力が連続している場合に、そのキヤンセ
ル信号を自己の出力に導力する積分回路をキヤン
セル検出回路とキヤンセル回路間に接続する。し
たがつて、キヤンセル検出回路から短時間のパル
ス状のキヤンセル信号が出力された場合にはウイ
ンカーはキヤンセルされないようになり、ノイズ
による誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のウインカーキヤンセラーを示す
ブロツク図、第2図はこの考案のウインカーキヤ
ンセラーの実施例を示すブロツク図、第3図は実
施例の動作を説明するための波形図、第4図は積
分回路の具体的回路図、第5図は積分回路の動作
を説明するための波形図である。 1……検出センサ、2……距離パルス発生器、
3……キヤンセル検出回路、4……キヤンセル回
路、5……操作制御回路、6……ウインカーラン
プ、7……キヤンセル信号、8……ウインカーの
状態を示す信号、9……距離パルス、11……積
分回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウインカーの状態を示す信号が第1電位の時、
    車輌の方向またはハンドルの切角を検出するセン
    サからの信号によりウインカーをキヤンセルする
    時点をキヤンセル検出回路でとらえて、その時点
    から連続的にキヤンセル信号をキヤンセル検出回
    路から出力し、その信号によりキヤンセル回路を
    動作させてウインカースイツチを復帰させ、同時
    に前記ウインカーの状態を示す信号を第2電位に
    切換えて前記キヤンセル検出回路からのキヤンセ
    ル信号の出力を止めるようにしたウインカーキヤ
    ンセラーにおいて、車輌の走行時に車輌の速度に
    応じて距離パルス発生器から出力される距離パル
    スを、キヤンセル検出回路からキヤンセル信号が
    出力された時点からカウントして、その時点か
    ら、車輌が所定の距離を走行したことを判別した
    後においても前記キヤンセル信号の出力が連続し
    ている場合に、そのキヤンセル信号を自己の出力
    に導出する積分回路をキヤンセル検出回路とキヤ
    ンセル回路間に接続したことを特徴とするウイン
    カーキヤンセラー。
JP1980282U 1982-02-17 1982-02-17 ウインカ−キヤンセラ− Granted JPS58124344U (ja)

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JPS58124344U JPS58124344U (ja) 1983-08-24
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