JPS6243604Y2 - - Google Patents

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JPS6243604Y2
JPS6243604Y2 JP18657980U JP18657980U JPS6243604Y2 JP S6243604 Y2 JPS6243604 Y2 JP S6243604Y2 JP 18657980 U JP18657980 U JP 18657980U JP 18657980 U JP18657980 U JP 18657980U JP S6243604 Y2 JPS6243604 Y2 JP S6243604Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
skid
coil car
skids
lift
Prior art date
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Expired
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JP18657980U
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JPS57111415U (ja
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Landscapes

  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コイルハンドリング装置の改良に関
し、傷のつきやすい薄板コイルは、そのスプール
を支承してハンドリングし、コイルに傷がつくの
を防止すると共に、厚板コイルは従来同様直接コ
イルを支承して能率的なハンドリングをなすこと
を目的とする。
従来のコイルハンドリング装置はコイルカーに
昇降するVスキツドを有し、これと連携するスキ
ツドを受取位置に固定していた。そして、夫々の
スキツド上面にはフエルト等の緩衝材を張る程度
の工夫がなされてはいたが、皆直接コイルを支承
するものであつた。
このため、厚板コイルを扱う時には問題はなか
つたが、アルミ薄板等柔らかい金属コイルを扱う
場合にはどうしても圧痕、擦疵等が発生し、その
部分は次工程スクラツプ処理されるケースが多か
つた。
本考案はこの点に鑑みなされたものであつて、
コイルカー上面のVスキツドをコイルカーの走行
方向に3分割し、前後のみ或いは中央部を含めて
の昇降を可能として、コイルのスプールを支承す
るようになすコイルハンドリング装置を設け、上
記従来型の欠点を除いたものである。
以下図示した実施例に沿つて説明する。
1はコイルカー本体であつて、車輪30を有
し、定められた位置間を自走々行する31はボス
部、32は車軸である。2はコイルカー本体1上
に搭載されるVスキツドで、前後部2′,2′と中
央部2″とで3分割構成となつている。
前後部Vスキツド2′,2′は上下に斜行する溝
3と、連結穴4とを有しており、本体1に設けら
れたリフトシリンダー5のピストンロツドに連結
固定されて、シリンダー5の作動により昇降自在
となつている。尚、Vスキツド2′,2′の上面は
保護板29で被覆されている。
中央部のVスキツド2″は箱状に形成されてお
り、内部に2本の連結シリンダー6,6と、その
底部には本体1に本体1にガイドされるガイド兼
廻り止め用ロツド7を有している。
8は中央部のVスキツド2″の側壁内面側に設
けられた連結部材で前記前後部2′,2′に設けら
れた連結穴4に連通する穴を有している。
9は上記連結シリンダー6のピストンロツドに
嵌着された連結ヘツドである。
以上、コイルカー本体1上に設けられた各部を
コイルハンドリング装置と総称する。
10はハンドリング所定位置において、コイル
カーの走行路を跨ぐよにして基礎35に固定され
た受取スキツドで、その間をコイルカー上のスキ
ツドが昇降するようになつている。
11は上記受取位置において、上記受取スキツ
ド10の前後及びコイルカー走行路の両側で斜行
出退するリフトヘツドである。このリフトヘツド
11はコイルカー1が受取所定位置に到達した
時、前後部2′,2′の斜行溝3間を通つて出退す
るように位置決めされている。リフトヘツド11
の支持部12は、受取スキツド10と同様基礎3
5に固設されている。
尚、図中Cはコイル、Sはコイルのスプールを
示す。
本考案の一実施例の構成は以上の通りであつ
て、次にその作用を説明する。
まず、アルミ等薄板コイルをハンドリングする
場合、コイルカー上のVスキツド2は連結シリン
ダ6を短縮した状態で、リフトシリンダー5を伸
長すると、前後部のVスキツド2′,2′だけが上
昇することにより、これによつてコイルCはスプ
ールSを介して支承される。そして、コイルカー
を走行させ、ハンドリング所定位置に来たなら
ば、そこに設備されているリフトヘツド11を伸
長させる。リフトヘツド11は第2図に仮想線で
示すように、前後部のVスキツド2′,2′に設け
た斜行溝3を通つてスプールSに到達するので、
この状態でコイルカーのリフトシリンダー5,5
を短縮すれば、前後部2′,2′が下降し、コイル
CはスプールSを介してリフトヘツド11に支承
されることになる。つまり、コイルカー1に支承
されていたコイルCは所定位置において受渡され
たことになり、コイルカーは元の位置に復帰し、
コイルはここからクレーン等で次工程に搬出され
る。
次に、厚板コイルをハンドリングする場合は、
連結シリンダー6を伸長して連結ヘツド9を連結
部材8及び連結穴4に挿入することによつて、前
後部Vスキツド2′,2′と中央部Vスキツド2″
は連結され一体となる。従つてこの状態でリフト
シリンダ5を伸長すれば一体となつたVスキツド
2が上昇し、コイルCを直接支承することができ
る。その時中央部Vスキツド2″は廻り止めロツ
ド7を有しているので、回転することはない。
そして、コイルカー1を走行させ、ハンドリン
グ所定位置に到つたならば、リフトシリンダー5
を短縮してVスキツド2を降下させ、この降下中
にコイルCは受取スキツド10に受取られること
になる。
尚、上記ではリフトヘツドが前後部のVスキツ
ドの傾斜溝を通る構成について説明したが、スプ
ールの張出量が長いコイルを取り扱う装置にあつ
ては、斜行溝を通さず両側部の外側に出退するよ
うに位置させればよく、この場合は両側部に斜行
溝を設ける必要はない。又、リフトシリンダー及
び連結シリンダーはスクリユーロツド式のリフト
及び連結手段に変えることができる。
以上述べたごとく本考案によればコイルカー上
に搭載するVスキツドをコイルカー走行方向に分
割して構成し、これを分割しても或いは、連結し
て一体としても昇降自在となしたので、確実に考
案所期の目的を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は側
断面図、第2図は正面図であり、左側は受取スキ
ツドの固定状態を示し、又、右側はリフトヘツド
の支持部分の取付け状態を示すように断面されて
いる。 1……コイルカー、2……Vスキツド、2′…
…前後部のVスキツド、2″……中央部のVスキ
ツド、5……リフトシリンダー、6……連結シリ
ンダー、11……リフトヘツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルカーの本体上に設けられ、コイルカー走
    行方向に3分割され、各々が昇降動可能なVスキ
    ツド2,2′,2′,2″と、前後のVスキツド
    2′,2′を下方で支持し、コイルカー本体に対し
    昇降駆動するリフトシリンダ5,5と、中央部の
    Vスキツド2″の下側に一体的に設けられ前後の
    Vスキツド2′,2′と中央部のVスキツド2″と
    を連結分離する連結シリンダ6,6とからなるこ
    とを特徴とするコイルハンドリング装置。
JP18657980U 1980-12-26 1980-12-26 Expired JPS6243604Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18657980U JPS6243604Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26

Applications Claiming Priority (1)

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JP18657980U JPS6243604Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57111415U JPS57111415U (ja) 1982-07-09
JPS6243604Y2 true JPS6243604Y2 (ja) 1987-11-13

Family

ID=29988642

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JP18657980U Expired JPS6243604Y2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26

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JPS57111415U (ja) 1982-07-09

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