JPS6243494A - 鉄工所、その他から廃出する水溶性切削油のホワイトエマルジヨンの再生法と、その再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、　従来の技術とその問題点 この考案は、処理の困難な植物油系ホワイトエマルジョ
ンの処理に関するものである。

従来、水溶性切削油からの生成物であるホワイトエマル
ジョンの処理は、補助燃料の使用による混燃焼却処理、
薬剤添加による化学処理、減圧タンクの使用による減圧
蒸留法が主体であり、この方法は実用化されていなかっ
た。

従来の処理法では、危険性も高く処理が困難なために、
引取業者側の言い値が横行し、ｌ当り平均引取単価が、
約３０〜５０円と非常に高く、それが製品単価に上乗せ
されているのが実状です。

このような現状を打開するべく、従来の処理法より危険
度が少なく、処理の容易な、再利用及び再生製品化を促
進することによって、省資源、不法投棄、野積からの流
出事故による河川の汚濁、汚染他の防止を目的として考
案しました。

ロ、　問題点を解決する手段 現在、市場に出回っている水溶性の切削油は、主要成分
が植物油で製造され、添加剤として約一割前後の乳化剤
が混入されており、容易に水に溶けやすく、その生成物
であるホワイトエマルジョンは、現在、市販されている
、不凍■、防錆剤等を混合したクーラントと内容成分が
近似しており、種別、濃度別に仕分して、沈殿、浸透を
繰り返し、比重調整、濃度調整ののち、防錆剤、凍結防
止剤、洗浄剤、分散乳化剤、着色剤を添加し、加温、混
合、撹拌することによって、クーラント及び再生切削油
として、比較的容易に製品化することが可能であると考
えられます。

ハ、　実施例 上記の理論に基づいて仕分し、沈下、濾過、加温したエ
マルジョンを、６０度、８０度、１００度と各温度ごと
に添加剤の分量を加減しながら撹拌して混合し、数種類
のクーラントを試作して試用を繰り返してみたが、市販
されているクーラントを通常のごとく使用した以上の故
障、磨耗、■害、■害等の支持は認れられず、充分、製
品化が可能であり、商品化できるとの確信を得ました。

試作、試用による最適混合比率、温度及び製法は下記に
示す通りです。

ニ、　製造方法及び設備 上記の試作、試用により、分類、仕分したエマルジョン
を（１）の吐出パイプより（２）の一次沈下タンクに吐
出し、８〜１０時間沈下分離したのち、（５）のポンプ
で（４）のストレーナー（３００〜５００メッシュ）を
通して濾過し、（６）の二次沈下タンクに送り、再度８
〜１０時間沈下分類ののち、（１０）のポンプで（８）
のストレーナー（３００〜５００メッシュ）を通して再
度濾過し、（９）の調合撹拌タンクに送り、（１１）の
撹拌器で撹拌しながら（１２）の加温ヒーターで約８０
度に加温して、原液、約４５％に対して凍結防止剤、約
３８％分散乳化剤、約８％、防錆剤、約８％、洗浄剤、
約０．８％、着色剤、約０．２％を添加し、２０〜３０
分間撹拌ののち冷却し、容器に充填して出荷する。

ホ、　発明の効果 これにより、処理場の爆発、火災等、危険性の減少と省
資源効果。

引取処分料引下見込による廃出企業の排出に対する難色
の緩和、不法投棄、野積、屋外放置等による流出事故の
減少と、それに伴なう河川の汚濁、汚染の防止効果。

格安製品の市場参加により、■絵の適正化及び大量清貴
企業の消耗経費率減効果が見込まれます。

【図面の簡単な説明】

１、　吐出パイプ　２、　一次沈下タンク３、　液量確
認窓　４、　一次ストレーナー５、　移送ポンプ　６、
　二次沈下タンク７、　液量確認窓　８、　二次ストレ
ーナー９、　調合撹拌加温タンク　１０、　移送ポンプ
１１、　撹拌気　１２、　加温ヒーター１３、　添加剤
投入口　１４、　製品排出口１５、　底板ドレン　１６
、　分離槽（底板槽、使用可能部分の再利用■

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 水溶性切削油のホワイトエマルジョンの再生法。 水溶性切削油のホワイトエマルジョンの再生装置。