JPS6243405A - ビニル芳香族炭化水素−共役ジオレフイン共重合体およびその製造方法 - Google Patents

ビニル芳香族炭化水素−共役ジオレフイン共重合体およびその製造方法

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JPS6243405A
JPS6243405A JP18276485A JP18276485A JPS6243405A JP S6243405 A JPS6243405 A JP S6243405A JP 18276485 A JP18276485 A JP 18276485A JP 18276485 A JP18276485 A JP 18276485A JP S6243405 A JPS6243405 A JP S6243405A
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vinyl aromatic
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北山 勉
Kunihiko Muramori
村守 邦彦
Mikio Takeuchi
幹雄 竹内
Tatsuo Fujimaki
藤巻 達雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本発明は、加工性の改良されたビニル芳香族炭化水素と
共役ジオレフィンとの共重合体およびその製造方法に関
するものである。
b、 従来技術 自動車の走行安全性と低燃費化の要求を満たすために、
破壊強度、ウェットスキッド抵抗、ヒステリンスロスな
どの特性がすぐれたタイヤトレンド用ゴム材料として、
ブタジェン部分のビニル含量が高く、かつ分岐状重合体
を含むブタジェン系重合体が提案されている。例えば特
開昭57−55912、特開昭57−87407号公報
などである。
C8発明が解決しようとする問題点 しかし、これらブタジェン系重合体は、単独で使用する
際にカーボンブラック混′Ia物のロール巻き付き性が
悪い、カーボン混練物の押出し肌が悪いなど、加工性の
点で難点があるため、他のゴムとブレンドして使用せざ
るを得なかった。
本発明者らは分子量分布に着目して、特定範囲の低分子
量重合体を一定量含有するビニル芳香族炭化水素と共役
ジオレフィンとの共重合体と、その製造方法について鋭
意検討した結果、カップリングした重合体を含む芳香族
炭化水素と共役ジオレフィンとの共重合体において、重
合系へのモノマーの添加を二段階にわけて行ういわゆる
モノマー分添二段重合法により、特定範囲のビニル芳香
族炭化水素を含む特定範囲の低分子量の重合体を、特定
の範囲量含有させた分岐上のビニル芳香族炭化水素と共
役ジオレフィンとの共重合体は、ヒステリシスロス特性
、破壊特性などの特性を)員ねないで、ロール巻き付き
性、押し出し肌を改良できることを見い出し、本発明に
到達した。
本発明の目的は、ヒステリシスロス特性、破壊特性、ウ
ェットスキッド抵抗などの特性をtiわないでロール巻
き付き性、押し出し肌などの加工性を改良することにあ
る。
d、 問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するために、有機リチウム
開始剤を用いたビニル芳香族炭化水素と共役ジオレフィ
ンとの分岐状共重合体において、該共重合体が ■ ビニル芳香族炭化水素含量が10〜40重量%、■
 共役ジオレフィン部分のビニル結合含量が30〜90
%であり、 ■ カップリングされた分岐状共重合体の割合が30重
量%以上であり、 ■ GPCで測定される分子量分布にてポリスチレン換
算での分子1)00.000未満の成分の含有量が5〜
20重量%で、かつ該成分のビニル芳香族炭化水素含量
が0〜10%である ビニル芳香族炭化水素と共役ジオレフィンとの共重合体
とその製造方法を堤供するものである。
本発明の共役ジオレフィン系重合体において使用される
ビニル芳香族炭化水素としては、例えばスチレン、P−
メチルスチレン、ビニルトルエン、P−エチルスチレン
、ビニルナフタレンなどが挙げられるが、好ましくはス
チレンである。この結合ビニル芳香族炭化水素含有量は
10〜40重量%、好ましくは破壊強度とヒステリシス
ロス特性の調和をとる上で10〜30重量%である。結
合ビニル芳香族炭化水素の含有量が40重量%を紹える
とヒステリシスロス特性、破壊強度が劣るため好ましく
ない、また10重量%未満では破壊強度が劣る。共重合
体中の結合ビニル芳香族炭化水素は、1.M、kolt
hoffらの酸化分解法rJ、Polymer Sci
、Vol、1 p429(1964Nに準じた方法によ
って測定して、全結合ビニル芳香族炭化水素中、ビニル
芳香族炭化水素のブロック重合体含量が10%以下のラ
ンダムな状態で含まれることが好ましい、結合ビニル芳
香族炭化水素は分子鎖に沿って均一に分布していても、
いなくてもよい。
本発明で用いる共役ジオレフィンとしては、例えば1.
3−ブタジェン、イソプレン、ピペリジンが挙げられる
が、好ましくは1.3−ブタジェンである。
本発明の共役ジオレフィン系重合体の共役ジオレフィン
部分のビニル結合含量は30〜90%、好ましくは35
〜75%である。ビニル含量が30%未満ではウェット
スキッド特性が劣り、90%を超えると破壊強度が劣り
、好ましくない。
本発明のビニル芳香族炭化水素と共役ジオレフィンとの
共重合体のゲルパーミェーションクロマトグラフ(GP
C)によって測定される分子量分布曲線は、トリモーダ
ル型であって、高分子側ピーク(カップリングした重合
体のピーク)と2つの低分子側ピーク(■カソンプリン
グしていない重合体のピークと■一段目重合体の失活し
たもののピーク)の3つのピークから成っている。
カップリングした重合体の割合はゲルパーミェーション
クロマトグラフ(GPC)による分子量分布曲線の全体
の面積に対する高分子量側ピークの面積の割合から求め
られる。
ビニル芳香族炭化水素と共役ジオレフィンとの共重合体
中のカンプリングした重合体の割合は30重量%以上で
、30重置%未満ではヒステリシスロス特性、破壊特性
が劣るため、好ましくない。
本発明のビニル芳香族炭化水素−共役ジオレフィン共重
合体の特徴は、GPCによるポリスチレン換算での分子
量100,000以下の共役ジオレフィンを主成分とす
る重合体の割合が5〜20重量%の範囲にあることであ
る。
GPCによるポリスチレン換算での分子量100.00
0以下の重合体が20重量%を超えて存在すると、ヒス
テリシスロス特性が劣る。一方、5重量%未満では加工
性が劣る。また分子量100,000以下の低分子量成
分中に10重量%以上のビニル芳香族炭化水素を含有し
た場合、ヒステリシスロス特性が劣る。上記低分子量成
分中のビニル芳香族炭化水素含量は、cpcにて分子量
10万以下の成分を分取して、赤外法によって求めた。
本発明のビニル芳香族炭化水素−共役ジオレフィン共重
合体のムーニー粘度(MLl、4100℃)としては、
30〜100が好ましい、ムーニー粘度が30未満では
ヒステリシスロス特性が劣り、100を超えると加工性
が劣るため好ましくない。
上記の如き特性を有する本発明のビニル芳香族炭化水素
−共役ジオレフィン共重合体は、以下の方法で製造され
る。
すなわち、炭化水素溶媒中、ルイス塩基の存在下で有機
リチウム化合物を開始剤として用い、i)初めにビニル
芳香族炭化水素と共役ジオレフィンとの混合比がθ〜1
0/100〜90の混合物を全モノマー使用量の10〜
70重量%だけ重合し、重合が実質的に終了したのち ii)重合活性末端失活剤を有機リチウム開始剤の使用
量に対し0.2当量以下添加して活性末端を一部失活さ
せたのち、 iii )残りのモノマーを添加し重合させ、重合が実
質的に終了したのち、 iv)カップリング剤によりカンプリングさせることに
より製造される。
本発明の重合反応に用いる炭化水素溶媒としては、例え
ばペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メ
チルシクロペンタン、ベンゼン、トルエン、キシレン等
が挙げられ、これらの1種または21)以上が、単量体
1重量部当り0.5〜20重量部の範囲で用いられる。
有機リチウム開始剤としては、エチルリチウム、プロピ
ルリチウム、ブチルリチウム、ペンチルリチウム、1.
4−ジリチオブタン、l、5−ジリチオベンクンなどが
挙げられる。有機リチウム開始剤の使用量は、モノマー
lOOグラム当り0.2〜20ミリモルの範囲である。
また、重合体のランダム性向上およびビニル結合含量を
30〜90%に調節するために、適量のルイス塩基を、
通常、有機リチウム開始剤と併用する。
ここで用いるルイス塩基としては、例えばエーテル、第
三級アミンがあり、具体的には、例えばジエチルエーテ
ル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、2−メト
キシテトラヒドロフラン、2−メトキシメチルテトラヒ
ドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、エ
チレングリコールジエチルエーテル、エチレングリコー
ルジブチルエーテル、トリエチルアミン、ピリジン、N
N、N’ 、N’  −テトラメチルエチレンジアミン
、N、N、N’ 、N’  −テトラエチルエチレンジ
アミン、N−メチルモルホリン、トリエチレンジアミン
などが挙げられる。ルイス塩基の使用量は、有機リチウ
ム開始剤1モル当り0.05〜1000モルの範囲で用
いられる。
本発明で用いる重合活性末端失活剤としては、水、アル
コール類またはフェノール類等の活性水素を有する化合
物が好適に用いられる。アルコール類としては、メタノ
ール、エタノール、プロピルアルコール、フタノール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリ
ンが挙げられる。
またフェノール類としては、フェノール、クレゾール、
α、β−ナフタノール、ノニルフェノール、t−ブチル
−ヒドロキシトルエン等があげられる。
特に水、メタノール、フェノール、t〜ブチル−ヒドロ
キシトルエンが好ましい。
該失活剤は、1段目の添加量ツマ−の重合終了後、単独
で重合系中へ添加しても良いし、2段目に添加するモノ
マーおよび溶剤に混合して添加しても良い、該失活剤の
添加量は、開始剤使用量の0.2当量以下である。添加
量が0.2当量を超えるとヒステリシスロス特性が劣る
本発明に用いられるカンプリング剤としては、二官能性
カップリング剤、例えばジブロモエタン、三官能性以上
の多官能性カンプリング剤、例えば3〜4個のハロゲン
原子を有する化合物あるいはジカルボン酸ジエステル類
、イソシアネート1)を使用することができる。
上記3〜4個のハロゲン原子を有する化合物としては、
具体的には四塩化ケイ素、メチル三塩化ケイ素などのハ
ロゲン化ケイ素化合物、メチルトリクロロスズ、テトラ
クロロスズ、ブチルトリクロロスズ、オクチルトリクロ
ロスズ、メチルトリブロムスズ、オクチルトリブロムス
ズ、テトラブロムスズ、テトラヨードスズ、シクロへキ
シルトリクロロスズ、フェニルトリクロロスズ、1.2
−ビス(トリクロロスタニル)エタン、1,2−ビス(
メチルジクロロスタニル)エタン、1.4−ビス(トリ
クロロスタニル)ブタン、1,4−ビス(メチルジクロ
ロスタニル)ブタンなどのハロゲン化スズ化合物、テト
ラプロモヘンゼン、トリクロロスタニルなどの有機ハロ
ゲン化物があげられる。
ジカルボン酸ジエステル類の具体例としては、アジピン
酸ジメチル、7ジピン酸ジエチル、アジピン酸ジオクチ
ル、フマル酸ジエチル、アジピン酸ジメチルなどがあげ
られる。
イソシアネート類としては、トリレンイソジシアネート
、トリジンジイソシ7ネートなどがあげられる。
これらのうちハロゲン化スズ化合物が好ましい。
カンプリング反応は、通常、反応温度0−150℃、反
応時間1分〜20時間の条件で行なわれる。
カンプリング剤の使用量は、有機リチウム化合物のリチ
ウム1原子当量当り、ハロゲン原子を基準にしてO81
〜3.0当量の範囲、好ましくは0.2〜1.5当量の
範囲で用いられる。
さらに好ましくは、カフプリング部分の結合がスズ−ブ
タジェニル結合であるカンプリング重合体を得る場合は
、ハロゲン化スズ化合物を添加する直前に、有機リチウ
ム化合物のリチウム1原子当量当り0.5〜100モル
、好ましくは1〜50モルの1.3−ブタジェンを添加
することが望ましい。
本発明のビニル芳香族炭化水素−共役ジオレフィン共重
合体は、単独または天然ゴムおよび高シス1.4−ポリ
イソプレン、乳化重合スチレンブタジェン共重合体、溶
液重合スチレンブタジェン共重合体(本発明の共役ジオ
レフィン系重合体を除<)、高シス1.4−ポリブタジ
ェン、低シス1.4−ポリブタジェンなどの合成ゴムの
1種または2種以上のゴムとブレンドし、公知の配合剤
、充填剤、プロセスオイル、加硫剤、促進剤と配合、加
硫して、タイヤトレンド、タイヤサイドウオール、タイ
ヤベルト部分、タイヤビード部分などのタイヤ用ゴム材
料としての用途を初め、防振ゴム、防振材、ベルト、ホ
ース、窓枠、その他工業用品などの用途に用いられる。
さらにスチレンまたはスチレン、アクリロニトリルなど
と重合して得られる耐衝撃性樹脂のベースゴムとしても
用いられる。
e、実施例 以下、実施例によって本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例によって限定されるものではない。
実施例において、結合スチレン含量は、699cm−’
のフェニル基による赤外吸収ピークの面積を測定し、予
め求めておいた積it′!JAからその量を求めた。
ポリブタジェン部分のミクロ構造は、赤外法(モレロ法
)によって求めた。
反18弾性は、タイヤトレッドのヒステリシスロスの指
標となるように温度50℃でダンロップトリプソメータ
ーを用いて測定した。値が大きい程、反IC弾性が良好
である。引張特性は、JIS K 6301に従って測
定した。ウェットスキッド抵抗は、英国スタンレー社製
スキントチスターを用いて、屋内の濡れたアスファルト
路面で測定し、実施例3を100とした指数表示で示し
た。指数値が大きい程良好であることを示す、配合物の
ロール巻付き性は6インチロール、60℃での巻き付き
状態を観察した。
なお本発明の重合体の分子量分布は、ウォーターズ社製
244型GPCを用い、検知器として示差屈折計を用い
次の条件で測定した。
カラム:東洋ソーダ製カラム酬L3 、G?IH−6、
G6000H−6移動相:テトラヒドロフラン またポリスチレン算での分子量についてはウォーターズ
社製単分散スチレン重合体を用い、GPCにより単分散
スチレン重合体のピークの分子量とGPCのカウント数
との関係を予め求めた検量線を用いて、本発明の重合体
のポリスチレン換算での分子量を求めた。
ロール巻付き性は6インチロールを用い、60℃でのゴ
ムのロールへの巻付き性の良否を目視により判定した。
配合物の押出加工性は、ASTM  223(177(
A法)により測定した。
実施例1 撹拌機付きlO1重合反応器に、シクロヘキサン150
0g 、1 、 3−ブタジェン200g、テトラヒド
口フラン13.5gを仕込んだのち、重合反応容器内の
温度を10℃に調節し、n−ブチルリチウム0.65g
を添加して重合を開始した。
最高到達温度は50℃であった。
反応終了後、30分間で10℃まで冷却した。
次いで、含水量s ppmの1.3−ブタジェン590
g、含水量1Opp−のスチレン200g、含水量51
)l)−のシクロヘキサン4500.からなる混合物を
1分間で重合系中へ添加し、二段目の重合を開始した。
モノマー添加後35分で重合転化率は99%以上となり
、そののち1.3−ブタジェンLogを添加し、5分後
に四塩化スズ0.4gを添加して、カンプリング反応を
30分間行なった。
重合体溶液に老化防止剤、2.6−ジターシ中す−プチ
ルーP−クレゾール7gを含むシクロヘキサン溶液5k
lを加えたのち、得られた重合体溶液をスチームストリ
ッピングにより脱溶し、1)0℃熱ロールで乾燥してス
チレンブタジェン共重合体を得た。
得られた重合体の性質を表−2に示す。
表−3に示す配合処分に従って250ccブラベンダー
プラストミルおよび6インチロールで混練り配合したの
ち160℃12分間加硫を行なった。
得られた加硫物の性質を表−4に示す。
実施例2 実施例1にてl、3−ブタジェン、スチレン、シクロヘ
キサン中の水分の代わりに、メタノールを各々10pp
s+ 、5ppm 、3ppm含有させた以外は、実施
例1と同様に行なった。
実施例3 実施例1において一段目重合にてスチレンOg。
二段目重合にてスチレン200gの代わりにそれぞれス
チレン10g 、 190gにする以外は、実施例1と
同様に行った。
比較例1 攪拌機付き101重合反応器に、シクロヘキサン600
0g  1. 3−ブタジェン790g、スチレン20
0g。
テトラヒドロフラン54gを仕込み、重合反応容器内の
温度を10℃に調節したのち、n−ブチルリチウム0.
65gを添加し重合を開始した。
重合開始後35分間で86℃に達し、重合転化率は99
%以上となり、次いで1.3−ブタジェン10゜を添加
し、5分後に四塩化スズ0.40gを添加しカップリン
グ反応を30分間行なった。
以下実施例1と同様に行なって加硫物を得た。
表−2、表−4に緒特性の評価結果を示す。
比較例2 実施例1において、一段目の1.3−ブタジェン200
g、二段目の1.3−ブタジェン590g、スチレン2
00gの代わりに、一段目1.3−ブタジェン160g
、スチン40g 、二段目1.3−ブタジェン630g
、スチレン160gにする以外は実施例1と同様に行な
った。
比較例3 実施例1において、テトラヒドロフランを一段目で13
.5g 、二段目重合で40.5g用いる代わりに、そ
れぞれ0.4g、1.2gを用いる以外は、実施例1と
同様に行なった。
比較例4 実施例1において、テトラヒドロフランを一段目で13
.5g 、二段目で40.5g用いる代わりに、それぞ
れ90g 、 270gを用いる以外は、実施例1と同
様に行なった。
比較例5 実施例1において、二段目重合の1.3−ブタジェン5
90g、スチレン200gの代わりに、1,3−ブタジ
ェン340g、スチレン450gを用いて実施例1と同
様に行った。
比較例6 実施例1において、四塩化スズ0.4gを用いる代わり
に、四塩化スズ0.04gを用いる以外は、実施例1と
同様に行った。
比較例7 実施例1において、1,3−ブタジェン、スチレン、シ
クロヘキサン中の水分を5ppm 、 10ppm、5
pρ−に調整する代わりに、それぞれ15ppm 、2
0ppm、15pp−に調整する以外は、実施例1と同
様に行なったー 実施例4 実施例1において、含水量s ppmの1.3−ブタジ
ェン590g、含水量Lopρ−のスチレン200g、
含水量Sppmのシクロヘキサン4500gからなる混
合物を添加する代わりに、含水量2 ppllの1.3
−ブタジェン590g、含水量3 ppWaのスチレン
200g 、含水量2pp−のシクロヘキサン4500
gを添加する以外は、実施例1と同様に行った。
実施例5 実施例1において、一段目重合で1.3−ブタジェン2
00gの代わりに1.3−ブタジェン180g、スチレ
ン20gとする以外は実施例1と同様に行った。
実施例6 実施例1において、一段目でテトラヒド口フラン13.
5g 、二段目でテトラヒドロフラン40.5gを添t
J1)する代わりに、それぞれ3.7gX1).0g添
加する以外は実施例1と同様に行った。
実施例7 実施例1において、四塩化スズ0.40gの代わりに、
四塩化スズ0.30gを添加する以外は実施例1と同様
に行った。
実施例8 実施例1において、二段目重合で1.3−ブタジェン4
90g、スチレン300gを添加する以外は実施例1と
同様に行った。
表−3 ゴ     ム                10
0カーボンブランク      50 高芳香族油         10 亜鉛華     3 ステアリン酸         2 老化防止剤 810 NA”      1加硫促進剤
   CZ”      1.7スルフェンアミド e1発明の効果 本発明により、ヒステリシスロス特性、破壊特性、ウェ
ットスキッド抵抗などの特性を損わないでロール巻き付
き性、押し出し肌などの加工性を改良できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)有機リチウム開始剤を用いたビニル芳香族炭化水
    素と共役ジオレフィンとの共重合体において、該共重合
    体の (1)平均の結合ビニル芳香族炭化水素含量が10〜4
    0重量%、 (2)共役ジオレフィン部分のビニル結合含量が30〜
    90%、 (3)カップリングされた分岐状共重合体の割合が30
    重量%以上、 (4)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(以下
    、GPCと言う)で測定される分子量分布にてポリスチ
    レン換算での分子量100,000未満の成分の含有量
    が5〜20重量%で、かつ該成分のビニル芳香族炭化水
    素含量が10重量%未満である ことを特徴とするビニル芳香族炭化水素と共役ジオレフ
    ィンとの共重合体。 (2)炭化水素溶媒中、ルイス塩基の存在下で有機リチ
    ウム化合物を開始剤として用い、 i)始めにビニル芳香族炭化水素と共役ジオレフィンと
    の割合が0〜10/100〜90の単量体混合物を、全
    モノマーに対し10〜70重量%添加し、重合反応が実
    質的に終了したのち、 ii)重合活性末端失活剤を、有機リチウム開始剤の使
    用量に対し0.2当量以下添加して、活性末端を一部失
    活させたのち、 iii)残りのモノマーを添加し重合させ、重合が実質
    的に終了したのち、 iv)最後にカップリング剤を添加して分岐状共重合体
    を重合する ことを特徴とするビニル芳香族炭化水素含量が10〜4
    0重量%、共役ジオレフィン部分のビニル結合含有量が
    30〜90%、GPCで測定される分子量分布にてポリ
    スチレン換算での分子量100,000未満の成分が5
    〜20%で、かつ該成分のビニル芳香族炭化水素含量が
    10重量%未満であるビニル芳香族炭化水素と共役ジオ
    レフィンとの共重合体の製造方法。
JP18276485A 1985-08-20 1985-08-20 ビニル芳香族炭化水素−共役ジオレフイン共重合体およびその製造方法 Expired - Lifetime JPH0611766B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01297412A (ja) * 1988-05-24 1989-11-30 Nippon Erasutomaa Kk ジエン系共重合体及びその製造方法
JP2001114970A (ja) * 1999-10-19 2001-04-24 Jsr Corp ジオレフィン系重合体組成物、その製造方法、および加硫用ゴム組成物
JP2008222743A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Jsr Corp 変性共役ジオレフィン共重合ゴムの製造方法、及び変性共役ジオレフィン共重合ゴム

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