JPS6243280A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、通常のビデオ帯域より超広帯域の映像信号
をサブサンプル処理するととも１ｃ各フレームの所定位
置にフレーム位置の基準用のフレームパルスを挿入して
形成されたサブサンプル映像信号、たとえば多重サブサ
ンプル方式の高品位テレビ信号を記録、再生する映像信
号記録再生装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、４ＭＨｚ程度の通常のビデオ帯域の映像信号を記
録、再生する２ヘツドヘリ力ルスキヤン方式のビデオテ
ープレコーダは、記録時に、磁気テープに記録する映像
信号の垂直同期パルスを基準パルスとしてヘッド切換、
を位相をサーボ制御している。

すなわち記録する映像信号に含まれた＠４図（ａ）の垂
直同期パルスを抽出するとともに、該垂直同期パルスを
期間θだけ遅らせて同図（ｂ）に示す位相の基準パルス
を形成する。なお、図中のｔａ、ｔｂ、ｔｃは垂直同期
パルスのタイミングを示し、ｔｊｔ６・ｔｃは基準パー
レスのタイミングを示す。

一方、ヘッドシリンダを回転させ乙へソドモータの回転
をＰＧ検出器により検出し、＠４図（Ｃ）　２で示すよ
う［２極性の回転検出パルス信号を得ろとともに、該回
転検出パルス信号にもとづき、同図り）に示すようにヘ
ッドモータの半回転毎に論理ｌ（に交互に変化するパル
ス信号、すなわちヘッド切換えの周波数に比例して変化
するヘッド切換用のコントロールパルス信号を形成する
。なおコントロールパルス信号にもとづいてヘッドの切
換えが行なわれ、このときコントロールパルス信号の半
周期が１フィールドになる。

さらに、第４図（ｄ）のコントロールパルス信号の積分
により、回転検出パルス信号の立上りに同期して立−ヒ
るＩｉぼｌフィールドの長さの傾斜波形の参照波信号、
すなわち同図（ｅ）の参照波信号を１フレーム毎に形成
するとともに、同図（ｂ）の基準パルスのタイミングｔ
ａ、　ｔｃ、・・・で参照波信号をサンプルホールドし
てヘッドモータの回転位相を検出し、該回転位相に比例
したレベルの位相サーボ制御信号を、形成する。

そして位相サーボ制御信号をヘッドモータの駆動部に供
給し、位相サーボ制両信号のレベルが所定の一定レベル
になるようにヘッドモータの回転位相を制御してヘッド
切換え位相をサーボ制御している。

なお、ヘッドモータの駆動部には、前述の位相サーボ制
御信号とともに、回転検出パルス薄号の周波数にもとづ
く速度サーボ制御信号が供給され、該速度サーボ制御信
号により、ヘッドモータの回転速度が一定速度に制御さ
れてヘッド切換え速度が１フィールドにサーボ制御され
る。

また、ヘッド切換尤の位置、すなわちヘッド切換信号の
変化タイミングは、再生画面などの切換ノイズの発生を
防止するため、通常、垂直同期パルスの前、後の数水平
走査期間の部分、すなわち垂直ブランキング期間の部分
に設定されている。

一方、高品位テレビ放送では、走査線数１１２５本、フ
ィールド周波数６０Ｈｚ、インタレース比２対１の呪洛
を満足するために、その映像信号の帯域が、前述の約４
ＭＨｚの通常のビデオ；−１域より著しく広帯域の約２
０ＭＨ２になる。

そして高品位テレビ放送の約２０ＭＨｚ　、Ｄ　項五帯
域の映像信号を、放送衛星などを用いてアナログ伝送す
る場合は、衛星の利１シ１効率をどの面から、帯域圧縮
する必要があり、たと又は特開ｒ′Ｂ６０−８６９９４
号公報には、時間軸圧縮多重伝送方式とサブサンプル伝
送方式とを利用した多重サブサンプル方式により、約１
／３に帯域を圧縮することが記載されている。

なお、前述の多重サブサンプル方式はミューズ（ＭＵＳ
Ｅ）方式とも称され、たとえば日本放送協会総合技術研
究所、放送料学基ａ研究所から昭和５９年６月６日に発
行された創立記念講演会予価「高品位テレビの新しい伝
送方式（ＭＵＳＥ）Ｊ−６とにも、その処理手法が記載
されている。

そして多重サブサンプル処理の処理手法を説明すると、
まず、高品位テレビ放送の２０ＭＨｚの輝度信号Ｙ、７
ＭＨｚの広帯域色信号Ｃｗ　、５ＭＨｚの狭帯域色信号
ＣＮを、それぞれデジタル信号に変換する。

つぎＩｃ、時間軸圧縮多重処理により、両色信号ＣＷ、
ＣＮのデジタル信号を線順次処理して１／４に時間軸圧
縮するとともに、輝度信号Ｙの水平ブランキング期間に
挿入し、デジタルの時間軸圧縮多重（ＴＣＩ）信号を形
成する。

さらに、サブサンプル処理により、時間軸圧縮多重信号
［４フイ一ルド周期のサブサンプルを施して画素数を１
／４に間引き、第５図のサブサンプリングパターンのサ
ブサンプルデジタル信号、すなわち４フィールド・２フ
レームで１画面を形成するパターンのサブサンプルデジ
タル信号を形成する。

１お、第５図は輝度信号のパターンを示し、図中のＯ印
は４ｎ番目（ｎは整数）のフィールドのサンプリング点
、口は４ｎ±１番目のフィールドのサンプリング点、・
印は４ｎ＋２番目のフィールドのサンプリング点、■印
は４ｎ千３番目のフィールドのサンプリング点、Ｘ印は
伝送しないサンプリング点を示す。

また、サブサンプルのサンプリング周波数が６４・５８
ＭＨｚに設定され己とともに、高品位テレビ放送の水平
走査線数が１１２５本／フレームに設定されているため
、図中の１ｚコ隔ｄ、ｈの２倍の逆数１／２ｄ、１／２
ｈは６４．８ＭＨｚ　、　１１２５本／フレームそれぞ
れになる。

そしてサブサンプルデジタル信８゛をアナログ変換し、
約１／３に帯域圧縮して形成された約８−ＩＭＨｚの多
重サブサンプル；５（像信号、すなわち高品位テレビ信
号を形成する。

ところで高品位テレビｚテ送ではフレームパルスと水平
同期パルスとからなる正極同期型式が１１′、用され、
各フレームの１１２５本の走査線のうち、第６０５、第
６０６の走！￥腺；てフレーム位Ｖｕ　Ｎ　ｆ、ｐ　用
のフレームパルスが挿入されている。

そして第６０５］・さ査線の波形は、第６図（ａ）に示
すようＶＣ１１６，２ＭＨｚの伝送りロックＣＫの８倍
の周期８Ｔｃの１７．５個のパルスが連５続した後に、
伝送りロックＣＫの１６倍のパルス幅１６Ｔｃ　（７）
　１００％（７）Ｌ／ベベルのパルスジ；位置する波形
になり、＠６０６走査線の波形は、同図（ｂ）ＹＣ示す
ように、第６０５走査線と逆相で伝送りロックＣＫの８
倍の周期８Ｔｃの１７．５！１・９のパルスが連続した
後に、伝送りロックＣＫの１５倍のパルス幅１６Ｔｃの
０％のレベルのパルスが位置する波形になる。なお第６
０６走査線のパルス［１６Ｔｃのパルスの後縁、すなわ
ち図中のｆの位置がフレームパルス点になる。

すなわち、何品位テレビ放送では、映像信号の帯域が著
しく広いため、サブサンプル処理および時間軸圧縮によ
り、各走査線の画素を一定の間隔で間引くとともに時間
軸圧縮し、通常のビデオ帯域の約２倍の＋”Ｊ　、ｉ４
Ｕｇこ圧縮した高品位テレビ信号を形成して伝送するこ
とが行なわれている。

そして伝送される高品位テレビ信号の＠５図のＸ印の画
素が；１１引かれて欠落しているため、高品位テレビ信
号を受信して再生する場合は、前記公報などに記載され
ているように複数のフィールドメモリあるいはフレーム
メモリを設け、フィールド間またはフレーム間の補間に
もとづき、欠落している画素の上下、左右の画素を用い
て、欠落している画素を補間する必要がある。

また、再生同期をとるために、各フレームの第６０５走
査線、第６０６走査線のフレームパルスで抽出シ、フレ
ームパルス点ｆを検出するとともに、フレームパルス点
ｆの検出パルスと水平同期パルスにもとづき、垂直同期
パルスを形成する必要がある。

ところでフレームパルスが？１品位テレビ信号中の映像
信号と同極性の信号でゐ乙ため、たとえば１９８４年３
月１２日号の日経エレクトロニクスに記載されているよ
うに、高Ｏ１ｌ泣テレビ放送の受信部は、受信した高品
位テレビ信号をデジタル変換する。

そしてデジタル処理によってフレームパルス点ｆの検出
パルスおよび水平同期パルスを得るとともに、フレーム
パルス点ｆの演出パルスと水平同期パルスにより垂直同
期パルスを形成する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで高品位テレビ信号のようなサブサンプル映像信
号、すなわち超広帯域の映像信号をサブサンプル処理す
るとともに各フレームの所定位置にフレーム位置の基準
用のフレームパルスヲ挿入して形成された通常のビデオ
帯域より広帯域のサブサンプ１し１″、（像信号を、た
と、ｔば前述の２ヘツドヘリ力ルスキヤン方式のビデオ
テープレコーダにより、磁気テープに記録、再生する場
合は、記録、再／トする信号の開城が通常のビデオ帯域
より広帯域であるため、記録、再生速度を１１１常のビ
デオ帯域の映像信号の記録、再生時より高速化する必要
がある。

たと、ｔば、通常のビデオ帯域の約２倍の高品位テレビ
信号を、２ヘツドヘリ力ルスキヤン方式のビデオテープ
レコーダにより、磁気テープに記録、再生する場合は、
記Ｊ、夷生ずる信号の帯域が約２倍になるため、ヘッド
切換えをζ１２倍以上にして記録、再生速度を約２倍以
上に高速化する必要が、７）乙。

そしてヘッド切換えを約２倍以上に高速化すると、磁気
テープの２録パターンは、各１フィールドの途中の同じ
位置にヘッド切換にもとづく不連続が生じ、このとき不
連続点の画素は、欠落するかあるいは切換えノイズの影
響を受ζブる。

ｉお、２ヘツドヘリ力ルスキヤン方式のビデオテープレ
コーダ以外のこの種映像信号記録再生装置、すなわち罎
再用の複数の回転ヘッドを切換えて磁気テープを順次に
トレースし、記ｆｆ、Ｎ生を行なう映像は号記録再生装
置の場合でも、ヘッド切換尤・ヤ高：束化することによ
り、磁気テープの記録パターンには、各１フィールドに
１つまたは複数の不連続点が生じ、各不連続点の画素は
、前述と同様に欠落するかまたは切換えノイズの３’Ｊ
を受は乙。

したがって、ヘッド切換えを高速化して高品位テレビ信
号などの・タブサンプル・ペーヌ信号を記録。

再生する場合は、とくに、再生時に、ヘッド切換ｉにも
とづく欠落あるいは切換、ｔノイズの影響を受ケた画素
を、フィールド荀またはフレーム間の補間によって補間
処理する必要があし。

しかし、サブサンプル映像信号が、たとえば第５図の×
印テテしたように、サブサンプル処理によって各フィー
ルドの特定の画素の欠落した信号であるため、ヘッド切
換にもとづく不連続が各１フィールドの同じ位置に生じ
ると、このとき不連続点の画素欠落により、補間が行な
えなくなる恐れがあり、良好な記録、再生が行なえなく
なる問題点がある。

一方、ヘッド切換、（を高速化する０！（・こも、ヘッ
ドモーフの回転速度および回転位相を制御してヘッド切
換、しの速度および位相をサーボ制御する必要がある。

そして記録時のヘッド切換、を位相のサーボ制御づく位
相の基何パルスを用いることが考えられる。

ところでサブサンプル映像信号の）、（合、たとえば高
品位テレビ信号の場合は、フレームパルス点ｆの検出パ
ルスと水平同期パルスとにもとづいて垂直同期パルスが
形成されるため、垂直同期パルスを用いて基準パルスを
形成するには、サブサンプル映像信号からフレーム２１
１２点ｆの検出パルスおよび水平同期パルスを得る必要
がある。

そしてフレームパルス点 水平同期パルスを得るには、高品位テレビ放送の受信部
のように、サブサンプル映像信号のデジタル変換回路お
よびデジタル処理回路を設ける必要がある。

しかし、サブサンプル映像信号の記’、’Ｃｇ　Ｉ“ｊ
生処理がアナログ処理で行なえるため、デジタル変換回
路およびデジタル処理回路は、ヘッド切換位相のサーボ
制御のためにのみ設けることに女り、この場合装置の構
成が複雑化するとともに高価になる問題点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は、Ｉｊｎ記の諸点に留意してなされたもので
あり、通常のビデオ帯域の映像信号の記録。

再生時よりヘッドモーフを＋１−ｉｉｉ　ｄ回転し、該
モータにより回転制御され磁気テープを順次にトレース
する録再用の複数の回転ヘッドのヘッド切換えを高速化
し、前記通常のビデオ帯域より超広帯域の映像信号をサ
ブサンプル処理するとともに各フレームの所定位置にフ
レーム位置基準用のフレームパルスを挿入して形成され
た前記通常のビデオ帯域より広帯域のサブサンプル映像
信号を、各１フィールドに前記ヘッド切換左にもとづく
１つまたは複数の不連続点を設けて前記テープに記録し
、かつ前記チーブイ・・ら？ｃ生された前記サブサンプ
ル映像信号の画素欠落をフィールド間またはフレーム間
の補間によって補間処理する映像信号記録再生装置にお
いて、前記モータの回転検出パルスは号の周波数から前
記ヘッド切換九の速度を検出し、前記モータの回転速度
を連続する２フィールドまたは２フレームの前記不連続
点が異なる所定速度Ｋ　７．ｊＪ　調する速度サーボ利
潤信号を形成して出力する速変制御信８形成手段と、記
録時の前記サブサンプル映像信号の前記フレームパルス
を包絡線検波し、ｌフレーム毎に単一のフレーム基準位
置検出パルスを形成して出力するフレーム基準位買険出
手段と、前？回転噴出パルス信号に同期して：１ぼｌフ
レームの長さの傾斜波形の参照波信号をくり返し形成す
るとともに、前記フレームに１′ミ位置検出パルスの出
力時の前記参照波信号のレベルから前記へ、ド切換又の
位相を検出し、前記モータの回転位相を前記ヘッド切（
）えの位相が所定位相になる定位相に制御する位相サー
ボ÷：］淘信号を形成して出力する位相制淘信号形成手
段と、前記速度サーボ制御信号と前記位相サーボ制御信
号とを加算しても１＋記モータの回転サー、Ｊどｉ負信
号を形成するとともに、該回転サーボ制御に０苓−・前
記モータの駆動部に出力する回転制創信号形のｆ一段と
を備又たことを特徴とする映像信号記録再生装、ｒｌで
ある。

〔作用〕

したがって、磁気テープには、連続する２フ、イールド
または２フレーム（υ不連続点が異なるように、サブサ
ンプル映像信号が記録され、この場合磁気テープから再
生されたサブサンプル映像信号・のヘッド切換にもとづ
く欠落画素が、連続する２フイーＪレドまたは２フレー
ムで異な乙ため、フィールド間またはフレーム間の補間
処理により、３０間処理が確実に行ｉｊ乙。

また、サブサンプル映像信号のフレームパルスを包絡線
検波してヘッドモータの位相サーボ制御の基準パルスと
なるフレーム基準慴メ検出パルスを形成するため、フレ
ームパルス点の検出パルスタ３よび水平同期パルスを得
るためのデジタル変換回路およびデジタル処、］回路を
設けることなく、記録時のヘッド切換、を位相のサーボ
制御が行なえ乙。

〔実施例〕

つぎに、この発明を、そのｌ実施例を示した第１図ない
し第３図とともに詳細に説明する。

まず、ヘッド切換にもとづく不連続点の位置の設定につ
いて説明する。

いま、サブサンプル映像信号である高品位テレビ信号を
、２ヘツドヘリ力ルスキヤン方式のビデオテープレコー
ダにより、磁気テープに記録、再生し、このときフィー
ルド間の補間によりサブサンプル処理の欠落を補間処理
するとした場合、連続する２フィールドの不連続点の位
置を異ｉらせると、フィールド間補間をする際の欠落画
素が重なら々いため、確実に補間処理が行なえろ。

そこでこの実施例では、ヘッドモータの回転速度および
回転位相の設定にもとづき、記録、再生され石高品位テ
レビ信号の１フレームの不連続点の個数を５個に設定し
、このとさ第１図に示すように奇数７　イー　７１／　
ト（Ｆｚｎ−ｔ）、（Ｆｚｎ−Ｎ）　＊−に３個の不連
続点（Ｐｌ）、（Ｆ２）、（Ｆ３）が位置し、偶数フィ
ールド（Ｆｚｎ）、（Ｆ２ｎ＋２）　Ｉ　・ｌ／ｍ　２
個の不連続咀（Ｐ　１）、（Ｐｚ）’が位置し、連続す
る２フィールド（Ｆｚｎ−＋）と（Ｆｚｎ）、（Ｆｚｎ
）　ト（Ｆ２ｎ＋ｔ）、（Ｆ２ｎ＋１）　ト（Ｆｚｎ＋
２）　。

・・・の不連続点（Ｐｔ　）、（Ｆ２）、（Ｆ３）と（
Ｐ＋　）、（Ｆ２）または（ＰＩ）’、（Ｆ２）と（Ｐ
Ｉ）、（Ｆ２）、（Ｆ３）が異會るように、不連続点の
位置を設定する。

なお、第１図の斜線の部分は高品位テレビ１号のコント
ロール信号が挿入されたプランキングＩ・月間を示す。

また、ｌフレームの不連続点を５個にすっため、ヘッド
切換えが高速化され、記録、録再の速１文が通常のビデ
オ帯域の記録、再生の速度の２倍以上１てなり、鼻品位
テレビ信号の記録、再生が行なえる。

そしてＮＴＳＣ方式の映像信号の場合、ｌフィールドが
ｌ／６０秒になり、１フレームがｌ／３０秒になるりめ
、ｌフレームの不′：きＬ１点Ｑ）型数を５個に設定す
るには、ヘッドモータの回転速度、すなわ定すればよく
、この場合へラドモータの回転速度はへラドモータの回
転検出パルス信号にもとづき、従来と開襟の手法でサー
ボ制御できる。

つぎに、記録時のヘッド切換え位相のサーボ制御の原理
について説明する。

ところで高品位テレビ信号の第６０５．第６０６走査線
のフレームパルスは、１００％レベルと０％レベルの２
値レベルのパルスであり、とくに、ｆｌ走査１（７）　
同期８Ｔｃの１７．５ｆ１ｍのパルスが１００％レベル
と０％Ｌ／　ヘＪｌ／　（７）　２値レヘルをト’）　
（１６，２／　８　：　）２ＭＨｚのパルスでするため
、約２　Ｍ　Ｈｚのアナログのバンドパスフィルタを用
いろことにより、記録されることにより、記録される高
品位テレビ信号から第６０５．６０６走査線のフレーム
パルスが分離抽出され乙。

なお、高品位テレビ信号中の輝度成分などの映ベルにな
ることは極めて希れである。

したがって、バンドパスフィルタによって抽出された約
２ＭＨｚの信号のレベルが１００％であるか否かを判別
することにより、抽出された信号がフレームパルスであ
るか否かを判別することができ、これによりフレームパ
ルスのみを分離抽出できる。

一方、記録時のヘッド切換位相のサーボ制御に垂直同期
パルスが基準パルスとして用いら九ものは、第４図（ｂ
）からも明らかなように、記録する信号の少なくとも各
１フレームの同じ位置に垂直同期パルスが存在するため
であり、記録する信号の各１フレームの同じ位置に存在
するパルスが垂直同期パルス以外ｃ　ｙ、　ｔ＝、ば、
そのパルスを位相の基準パルスとして用いることができ
６のはｆｆ１ｍである。

そしてバンドパスフィルタによう分触抽出される第６０
５．６０６走査線のフレームパルスが、記録する高品位
テレビ信号の各１フレームの同じ位置に存在するため、
垂直同期パルスを用いる代わりに、抽出された画定査線
のフレームパルスをそれぞれ包絡線検波して得られる単
一のフレーム基準位置検出パルスを位相の基準パルスに
用いることができ、この場合は垂直同期パルスを得るた
めのデジタル変換回路およびデジタル処理回路を設ける
ことなく構成して、記録時のヘッド切換位相のサーボ制
御が行ｉえ乙。

そこで記録時のヘッドモータのサーボ制御部は第２図に
示すように構成され、同図において、（１）は磁気テー
プに記録される高品位テレビ信号が入力される映像信号
入力端子、（２）は入力端子（１）に接続された約２Ｍ
Ｈｚのアナログのバンドパスフィルタ、（３）はフィル
タ（２）に接続された包絡線検波回路、つ４）は検波回
路（３）に接続されたレベル判別波形整形回路である。

（５）は整形回路（４）に接続されたモノマルチ、（６
）は一方の入力端子がモノマルチ（５）ニ接続されたア
ンドゲートであり、他方の入力端子が整形回路＜４）［
接続されている。

（７）はへラドモータの回転検出パルス信号が入力され
る回転検出パルス！ｊ号入力端子、（８）は入力端子（
７）に接続された増・隔器、（９）は：名幅器（８）に
接続されたフリップフロップ、ａｑはフリップフロップ
（９）に接続された２１５分周用の分周回路、（ｌυは
分周回路回路Ｃ１Ｏ′ｌｃ接続された参照波作成回路で
ある。

四は、一方の入力端子がアンドゲート（６）に接続る。

α３はフリップフロップ（９）に接続された速変険出回
路であり、速度サーボ制御信号を出力する。

０４）は一方の入力端子が位相比較回路四に接続された
加算器であり、他方の入力端子が検出回路０３に接続さ
れ、位相サーボ制御信号と速度サーボ制御信号を加算し
て回転サーボ制御信号を形成−ｆ５とともに、該回転サ
ーボ制御信号をサーボ信号出力端子０９を介してヘッド
モータの駆動部に出力する。

０ｅｊはフリップフロップ（９）ニ接続されたヘッド切
換信号出力端子であり、ヘッド切換え信号をヘッド切換
制御部に出力する。

そして大力１子（１）の高品位テレビ信号の約２ＭＨｚ
の成分がフィルタ（２）＆でより抽出すＪｔ１フィルタ
（２）から検波回路（３）に、＠６０５．第６０６走査
録の周期８Ｔｃの１７．５個のパルスおよび約２ＭＨｚ
の映鴎信号が出力される。

さらに、検波回路（３）によりフィルタ（２）の出力信
号が包絡線検波され、このとき第６０５．第６０６走査
線の各パルスが積分され、画定査線それぞ九のタイミン
グで単一の検波パルスが形成される。

そして検波回路（３）の出力信号が整形回路（４）に入
力され、整形回路（４）：てより、入力信号のレベルに
もとづき、入力信号が前記第６０５，６０６走査２課の
検波パルスであ乙か否かが判別されるとともに、画定査
線の検波パルス７１；整形され、第３図（ａ）に示す入
力端子田り入１父、贋位テレビ信号の垂直同期パルスに
よって設定される各１フィールドＦに対して、た、画定
査線の１の検波パルスが整形回路１４）からモノマルチ
（５）およびアンドゲート（６）ニ出力されろ。

なお、１時、　１１時の検波パルスの間隔および、１２
時、　１２時の検波パルスの間隔は、画定査線の間隔、
すなわち１水平走査期間になる。

また、第３図（ｂ）の破線のパルスは、たと尤ば高品位
テレビ信号の映像信号あるいはノイズにもとづき誤出力
された９波パルスを示す。

そしてモノマルチ（５）は入力信号の立下りによりトリ
ガされ、ｌ水平走査期間より少しだけ長い期間に出力信
号が１になる。

したがって、１１時、［１時の検波パルスおよび１２時
、　１２時の検波パルスの入力により、モノマルチ（５
）の出力信号は第３図（Ｃ）に示すように、１１時、　
１２時それぞれの第６０５走査壕の検波パルスの後縁か
ら１水平走査期間より少し長い期間だけ１になる。

ｔお、第３図（Ｃ）のＦｌ！改に示すように、整形回路
（４）から誤出力された検波パルスによってもモノマル
チ（５）の出力信号はＩＶｃなる。

そしてモノマルチ（５）の出力信号がアンドゲート（６
）に入力さオを己ため、モノマルチ（５）の出力信号が
１になる間の整形回路（４）の検波パルスのみを出力す
る。

すなわち、第３図（ｄ）に示すように整形回路（４）か
ら出力された第６０６走査線の検波パルスのみを出力し
、このときアンドゲート（６）から出力される第６０６
走査線の検波パルスにより、高品位テレビ信号の１フレ
ーム毎の単一のフレーム基準位置検出パルスが形成され
乙。

なお、フィルタ（２１Ｉ　Ｓ波回路（３）、整形回路（
４）およびモノマルチ（５）、アンドゲート（６）によ
り、フレーム位置検出手段が形成されている。

そして第５０５．第６０６走査線の検波パルスを用いて
アンドゲート（６ンからフレーム基準位置検出パルスを
出力するため、整形回路（４）から第３図（ｂ）の破線
の検波パルスが誤出力されても、アンドゲート（６）か
らは、誤出力された検波パルスにもとづくフレーム位置
検出パルスが出力されず、各フレームの第６０６走査線
の位置のときにのみ、ヘッド切換位相の基準パルスを形
成するフレーム基準位＠検出パルスが出力さｔｌ、乙。

一方、入力端子（７）に入力された＠３図（ｅ）の回・
伝検出パルス信号は、増幅器（８）を介してフリップフ
ロップ（９）に入力され、フリ、ブフロップ（９）から
分周回路ＱＯ、速度検出回路α３および出力端子ｑＱｋ
て、同図（ｆ）に示すように回転検出パルス信号の闇波
数に比例して周期が変化するパルス、すなわちヘッドモ
ータの半回転毎にレベルが変化するヘッド切換え用のコ
ントロールパルス信号が出力される。

ところで出力凋子ＯＱのコントロールパルス信号のレベ
ル変化点でヘッド切換えが行なわれるため、回転検出パ
ルス信号の周波数にもとづく、コントロールパルス信号
の周波数が、ヘッド切ｆ４　ｓＬＦ；）速度に比例して
変化する。

そして各１フレームの・＼ラド切換にもとづく不連続点
の個数を５個に設定するためには、前述したようにヘッ
ド切換えの周波数、すなわちコントロールパルス信号の
周波数を７５Ｈｚに設定してヘッドモータの回転速度を
７５Ｈｚの所定速度に制耐乙必要がある。

したがって、速度制御は骨形成手段を形成する速度検出
回路０３は、入力されたコントロールパルス信号の周波
数からヘッド切換えの速度を検出するとともに、コント
ロールパルス信号の周波数と７５Ｈｚとの差に比例して
変化−Ｃる速度サーボ制御信号を形成して出力する。

また、ヘッド切換えの速度が正確に７５Ｈｚになツタと
きに、コン、トロールパルス信号の２　、５周期が１フ
レームになるため、分周回路ＯＱは、フリップフロップ
（９）から出力されたコントロールパルス信号を５／２
分周し、第３図（ｇ）に示すようにコントロールパルス
信号の立上りに同期した５／２分周の分局信号、す會わ
ち回転検出パルス信号に同期した分局信号を形成して作
成回路（１１）ＶＣ出力し、作成回路ｑυは入力された
分局信号を積分し、同図（ｈ）［示すように分局信号の
立上りに同期したほぼｌフレームの長さの１項斜波形の
参照波信号をくり返し形成して出力する。なお、同図（
ｈ）の破線のパルスは同図（ｄ）のフレーム基準位置検
出パルスである。

そしてアンドゲート（６）から出力されたフレーム基準
位置検出パルスと、作成回路ｑυから出力された参照波
信号とが位相比較回路Ｑ２に入力され乙とともに、泣相
比較回路四が、フレーム基準位置検出パルスにより参照
波信号をサンプルホールドしてヘッド切換えの位相を検
出する。

すなわち、フレーム基準位置検出パルスが高品位テレビ
信号の第６０６走査線の一定の位置で形成され、参照波
信号がヘッド切換、ｊ　Ｖｃ同期して形成されるため、
位相比較回路（ロ）は、フレーム基準位置検出パルスの
出力時の参照波信号のレベルからヘッド切換先の位置４
・演出する。

そして位相比較回路（２）は、検出したヘッド切換え位
相と第１図の不連続点ＰＩ、Ｐ２．Ｐ３．ＰＩ、Ｐ２そ
れぞれで設定される所定位相との差に比例して変化する
位相サーボ制創信号を形成して出力する。

なお、フリップフロップ（９）９分局回路αＱ２作成回
路αυ９位相比較回路（２）により、位相制御信号形成
手段が形成されている。

さらに、位相比較回路（６）の位相サーボ制御信号と速
Ｉｔ　Ｓ出回路０３の速度サーボ制御信号とが、回転利
潤信号形成手段を形成する加算器α４１［入力され、加
ｆｆ　３３α■から出力端子α９を介してヘッドモータ
の駆動部に、位相サーボ制御信号と速度サーボ制御信号
とを加算して形成された回匠サーボ制御信号が出力され
る。

そしてヘッドモータの回転速度は、回転サーボ制御信号
中の速度サーボ制御信号により、連続する２フィールド
の不連続点が異なる所定速度、す會わちヘッド切換にも
とづく１フレームの不連続点の個数が５個になる所定速
度にサーボ制御され、ヘッドモータの回転位相は、回転
サーボ制御信号中の位相サーボ制御信号により、ヘッド
切換えの位相が第１図の不連続点ＰＩ、Ｐ２．Ｐ３．Ｐ
ｉ、Ｐ２になる所定位相にサーボ制御され、両す−ボ制
調により、記録時のヘッド切換えにもとづく不連続点が
ｉｔ図の不連続点Ｐｔ、Ｐ２．Ｐｓ、Ｐｔ、Ｐ２ｖｃサ
ーボ制御される。

したがって、磁気テープには、連続す７）２フィールド
の不連続点の位置を異ならせて高品位テレビ信号が記録
され、このとき、高品位テレビ信号の第６ｏ５，６ｏ６
　走査１のフレームパルスを、フィルタ（２）、検波回
路（３）々どを用いたアナログの包絡線検波により検波
して、ヘッド切換え位相の基準パルスと−なるフレーム
基準位置検出パルスを得もため、簡単な構成で記録時の
ヘッド切換位相のサーボ制御が行なえる。

ところで再生時には、第３図（ｄ）のフレーム基準位置
検出パルスの代わりに、磁気テープｂ）らｉゴ生された
ヘッド切換用のコントロールパルス信号などを用いるこ
とにより、ヘッド切換先の速度および位相を記豫時と同
一に制御することができる。

そして再生された高品位テレビ信号の連続する２フィー
ルドの不連続点の位置が異なるため、フィールドメモリ
を用いたフィールド間の補間処理により、欠落画素の補
間が確実に行なえ、良好な記録、再生が行なえる。

なお、仙記実施例では１フレームのヘッド切換九の個数
を５個に設定したが、連続する２フィールドの不連続点
の個数う；異なれば、■フレームのヘッド切換、丸の個
数は任意に設定してよいのは勿論である。

また、前記実施例ではフィールド間の補間処理により欠
落画素を補間するため、連続する２フィールドのヘッド
切換にもとづく不連続点を異ならせたが、フレーム間の
補間処理により欠落画素を補間する場合は、たとえばヘ
ッド切換えの周波数すなわち連続する２フレームの不連
続点の個数を９個に設定することにより、連続する２フ
レームの不連続点を異ならせればよく、一般的には、ヘ
ッド切換えの周波数を１フィールドの周波数３ｏＨｚの
非堅数倍に設定すればよい。

さらに、前記実施例では高品位テレビ信号を記録、再生
する２ヘツドヘリ力ルスキヤン方式のビデオテープレコ
ーダに適用したが、高品位テレビ信号以外の種々のサブ
サンプル映像信号を記録。

再生する映像信号処理装置に適用することができ、この
場合録再用の回転ヘッドの個数が２個以上であればよい
のは勿論である。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明の映像信号記録再生装置による
と、通常のビデオ帯域より広帯域のサブサンプル映像信
号の記録時に、連続する２フィールドまたは２フレーム
のヘッド切換にもとづく不連続点を異ならせて磁気テー
プに記録した−ことにより、１気テープ′Ｊ）ら再生さ
れたサブサンプル映像信号の画素欠落を、フィールド間
またはフレーム間の補間処理により確実に補間すること
ができ良好な記録、再生を青々うことができ、また、記
録時にサブサンプル映像信号のフレームパルスを包結線
検波してヘッドモータの回転位相のサーボ制御の基準パ
ルスと々るフレーム基準位置検出パルスを得るため、た
とえばサブサンプル映像信号から垂直同期パルスを得る
ために必要なデジタル変換回路およびデジタル処理回路
を設けることなく、ヘッドモータの回転をサーボ制御す
ることがテキ、簡単かつ安Ｏ５−’ｘ　：、ｉ成でサブ
サンプル映像信号のヘッド切換又をサーボ制御すること
ができろものである。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし月３図は、この発明の映像信号記録再生装
置の１実施例を示し、第１図は不連続点の位置の説明図
、１２図は記録時のへラドモータのサーボ制御部のブロ
ック図、＠３図（ａ）〜（ｈ）は第２図の動作説明用の
タイミングチャート、第４図（ａ）〜（ｅ）は通常のビ
デオ帯域の映像は母を記録するビデオテープレコーダの
ヘッド切換位相のサーボ制御説明用のタイミングチャー
ト、第５図は高品位テレビ信号のサブサンプリングパタ
ーン図、第６図（ａ）　、　（ｂ）は高品位テレビ信号
のフレームパルスが挿入された２走査線それぞれの波形
図である。 （１）・・・映像信号入力端子、（２）・・・バンドパ
スフィルタ、（３）・・・包絡、保検波回路、（４）・
・・レベル判別波形整形回路、（５）・・・モノマルチ
、（６）・・・アン）”７’−１、（７）・・・回転検
出パルス（３号人カ端子、（８）・・・増幅器、（９）
・・・フリップフロップ、ＧＯ・・・分局回路、αυ・
・・参照波信号作成回路、（２）・・・位相比較回路、
αＪ・・・速度検出回路、０４１・・・加算器、０９・
・・サーボ制御信号出力端子、ＰＩ、Ｐ２．Ｐ３．ＰＩ
、Ｐ２・・・不連続点。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）通常のビデオ帯域の映像信号の記録、再生時より
   ヘッドモータを高速回転し、該モータにより回転制御さ
   れ磁気テープを順次にトレースする録再用の複数の回転
   ヘッドのヘッド切換えを高速化し、前記通常のビデオ帯
   域より超広帯域の映像信号をサブサンプル処理するとと
   もに各フレームの所定位置にフレーム位置基準用のフレ
   ームパルスを挿入して形成された前記通常のビデオ帯域
   より広帯域のサブサンプル映像信号を、各１フィールド
   に前記ヘッド切換えにもとづく１つまたは複数の不連続
   点を設けて前記テープに記録し、かつ前記テープから再
   生された前記サブサンプル映像信号の画素欠落をフィー
   ルド間またはフレーム間の補間によつて補間処理する映
   像信号記録再生装置において、前記モータの回転検出パ
   ルス信号の周波数から前記ヘッド切換えの速度を検出し
   、前記モータの回転速度を連続する２フィールドまたは
   ２フレームの前記不連続点が異なる所定速度に制御する
   速度サーボ制御信号を形成して出力する速度制御信号形
   成手段と、記録時の前記サブサンプル映像信号の前記フ
   レームパルスを包絡線検波し、１フレーム毎に単一のフ
   レーム基準位置検出パルスを形成して出力するフレーム
   基準位置検出手段と、前記回転検出パルス信号に同期し
   てほぼ１フレームの長さの傾斜波形の参照波信号をくり
   返し形成するとともに、前記フレーム基準位置検出パル
   スの出力時の前記参照波信号のレベルから前記ヘッド切
   換えの位相を検出し、前記モータの回転位相を前記ヘッ
   ド切換えの位相が所定位相になる定位相に制御する位相
   サーボ制御信号を形成して出力する位相制御信号形成手
   段と、前記速度サーボ制御信号と前記位相サーボ制御信
   号とを加算して前記モータの回転サーボ制御信号を形成
   するとともに、該回転サーボ制御信号を前記モータの駆
   動部に出力する回転制御信号形成手段とを備えたことを
   特徴とする映像信号記録再生装置。