JPS62422A - 皮下吸収薬 - Google Patents

皮下吸収薬

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Publication number
JPS62422A
JPS62422A JP60141260A JP14126085A JPS62422A JP S62422 A JPS62422 A JP S62422A JP 60141260 A JP60141260 A JP 60141260A JP 14126085 A JP14126085 A JP 14126085A JP S62422 A JPS62422 A JP S62422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drug
pocket
skin
absorption
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60141260A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenzo Shimomura
下村 健三
Nobuko Takeda
竹田 暢子
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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Publication of JPS62422A publication Critical patent/JPS62422A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は薬剤を皮膚から体内に吸収させる皮下吸収薬
に関する。
従来技術 薬剤はその利用形態から内用剤と外用剤に大きく分けら
れる。そのうち内用剤は服用により簡η1に利用され得
るが、薬剤の種類によっては吸収率が極めて悪く、また
吸収された薬効成分は異常箇所に達するまでに肝臓で大
半が代謝されるため、利用率が悪いぽかりでなく、肝臓
に非常に負担をかけ副作用が大きい。また体内には主と
して血中に滞留する関係で、肝臓の解毒作用を受けやす
く、血中濃度は短時間に下降線をたどるため、頻繁に服
用する必要があり不便な面がある。
これに対して外用剤は肝臓を経ないで直接に異常箇所に
作用し、特に皮下吸収剤は皮下に滞留し、肝臓の解毒作
用を受は難いため、薬剤の利用率が極めて良く、薬効の
持続時間も艮い等の利点を有している。
従来の皮下吸収薬としては、皮膚表面に簡単に塗り付け
る軟膏と、粘着剤に薬剤を含浸させたテープ薬とがある
。そのうち軟膏は皮膚にべたつき衣服を汚す不都合があ
るため、最近では後者のテープ薬が注目され、その開発
が進められている。
しかしテープ薬は薄い粘着層に薬剤を含浸させるので、
どうしてもその容量が制限され、粘着層に薬剤の含有比
率を高めると、粘着効果が着しく減退するため、小面積
で所望の薬効が得られないという構造上避は難い欠点が
ある。また使用時間の経過とともに、テープの粘着層の
薬剤含有濃度が極端に薄くなるため、一定した薬効が長
時間に亘って期待できないという問題もある。
発明の目的 この発明は、薬剤を皮膚から吸収させて利用する上記の
ような従来の実情に鑑みて案出したものであって、小面
積で一定の高い薬効が長時間に亘って期待できる皮下吸
収薬を提供することを目的としたものである。
発明の構成 この発明は上記の目的を達成するために、薬剤そのもの
を皮膚に当て、あるいは接近させて保持できるようにし
たものである。
すなわち上記の目的を達成するための本発明の第一の構
成は、薬剤が収納されたポケットと、そのポケットを皮
膚に口当て保持する粘着片とからなるものである。
また、本発明の第二の構成は、ポケットの中に薬剤と共
に磁石を収納し、そのポケットを皮膚に口当て保持する
粘着片とからなるものである。
薬剤の収納ポケットと粘着片とは必ずしも一体であるこ
とを要しない。一体である場合としてはポケットの口縁
に鍔を形成し、鍔を粘着片としてその下面に粘着剤を塗
布し、その粘着剤に剥離紙を貼着する構造が基本的に考
えられる。別体であるときは、粘着片として粘着テープ
を利用することが考えられる。またいずれにしても粘着
テープを使用すれば、皮膚から脱落するのを確実に防止
し得て使用上適切である。
ポケットの材質としては例えばプラスチック。
ゴム、紙、アルミニウムその他の金属等を適当なものと
して挙げることができる。殊にプラスチックフィルムを
材料に使用するときは、それに真空成形を施すことによ
り多数のポケットを一面に形成でき、錠剤の包装形態に
見られる如く、断続的なミシン目状の切込みを刻設して
おけば、ポケット毎に分割して使用できるため、何かと
好都合である。
薬局店等における販売形態については、ポケットと薬剤
が分離されていてもこの発明の趣旨に反するものではな
い。例えば小口の注出販に全部の薬液を収納して多数の
ポケットと共に提供し、使用者において使用する度にポ
ケットに薬液を注入するようにしたものでも、この発明
の趣旨に反するものではない。
使用に適する薬剤の種類については、効能上は例えば催
眠・鎮面剤、解熱fi1%痛消炎斉q、#It量剤、骨
格筋弛緩剤、鎮痛剤、抗パーキンンン、アレルギー用剤
、循環器官用剤9強心剤、不整脈用剤、血圧降下剤、糖
尿病用剤、ホルモン剤、ビタミン剤等を挙げることがで
きる。
また態様上は皮下に吸収されるものであれば、錠剤、粉
末、軟膏、液体、ゾル、デル等のいずれであってもよい
。例えば錠剤や粉末であっても、皮膚からの発汗による
水分を吸収して液状に軟化し皮膚に浸透するもの、また
ゾル、ゲルであっても、皮膚のイオンまたは水分の影響
で固形物が溶解し皮膚に浸透するもの等が挙げられる。
実施例 第1図ないし第3図は本願の第一発明の一実施例を示し
たもので、皮下吸収薬Hは薬剤3を収納したポケット2
の口縁に鍔状に粘着片5を突設し、離型紙6によりポケ
ット2の口が封じられたもので(第2図)、フィルムを
基材1としてそれに多数個の皮下吸収薬Hが配列されて
いる(第1図)。
すなわち塩化ビニルの半硬質で透明なフィルム    
 一基材1に真空成形を施すことによりそのフィルム基
材1に多数の丸いポケット2を経緯に並べて設け、各ポ
ケット2には皮膚からの水分により溶解する固形の薬剤
3を充填し、フィルム基材1のポケット2以外の部分の
下面に粘着剤4を塗布し、その部分が粘着片5となって
いる。またフィルム基材1の下には一面に11%Fi紙
6を貼着し、離型紙6により各ポケット2の口が封じら
れている。なお離型紙6は紙に限られず、フィルムやア
ルミ箔等であってもよい。またフィルム基材1には各ポ
ケット2毎に分割できるように、離型紙6に至る深い断
続的な切込み7.8をミシン目状に経緯に設けである。
この実施例は薬剤3が収納済みの多数の皮下吸収薬Hが
一片にまとめて設けられた場合であって、使用するとき
には、切込み7,8に沿って折り曲げることにより、必
要数の皮下吸収薬■(を切り取り、その皮下吸収薬Hか
ら離型紙6を剥ぎ取り、粘着片5を皮膚に押圧してそれ
に粘着させる。そうするとポケット2内の薬剤3が皮膚
に接した状態が保持され、皮膚からの発汗による水分で
徐々に溶解し皮下に吸収される。
また皮膚は密封されると皮膚表面の孔が開きやすくなる
ことが知られているが、この皮下吸収薬IIの使用では
ポケット2が皮膚を被覆するため、皮膚の孔が開いて薬
物が吸収されやすい。
第4図は第一発明の他の実施例を示し、薬剤3の皮膚へ
の直接の接触を避け、ポケット2からの脱落を防止する
ため、その口をメンブランフィルタ10で封じたもので
ある。すなわちフィルム基材1の下面にメンブランフィ
ルタ10を接着し、メンブランフィルタ10にはポケッ
ト2以外の部分に粘着剤4を塗布し、その部分が粘着片
5となっている。また下面に広く離型紙6を当て、それ
を粘着剤4に貼り付けである、 この実施例の場合は、離型紙6を剥ぎ取って皮下吸収薬
Hを皮膚に粘着させると、ポケット2内の薬剤3がメン
ブランフィルタ10から浸出し皮下に適量ずつ吸収され
るため、薬斉IJ3による皮膚の炎症を防止できる。
メンブランフィルタ10については例えばミクロフィル
タ、ツルドラフィルタ、リバースオスモシス。
ザル) +7ウス等、孔の構造や大小、分布状態等の違
いから濾過性能が異なる種々のものが開発されているの
で、薬剤3の種類に応じて適当なものを選択できる。ま
た低分子だけを通すセロハン膜の使用も場合によっては
適切である。
第5図は本願の第二発明の実施例を示したもので、ポケ
ット2の中に磁石のリング11を収納し、磁石11の中
に薬剤3を詰めである。また前記第一発明の実施例と同
様にポケット2の口はフィルタ12により封じられてい
るが、そのフィルタ12にはアルミ箔に多数の細孔13
を形成したものが用いられている。磁力は血行を良くす
る作用があり、−薬物の吸収を高めることになるため、
この実施例の場合は磁力と薬効の相乗効果が望み得て、
それだけ応用範囲が広くなり、例えば強心剤に即効を期
待できる。
第6図および第7図は第二発明の他の実施例を示したも
ので、磁石でポケット2を形成し、その中に薬剤3を充
填して一体化し、粘着片5として粘着テープが用いられ
ている。なおポケット2は容器状のばかリング状に形成
してもよい。また磁鉄粉に薬剤を混入して一体に固形化
しても本発明の目的が達せられる。
使用するときは、現在市販されている貼付用磁気治療器
の使用におけると同じように、磁石のポケット2を粘着
片5の中央に添付し、粘着片5を皮膚15に貼着する(
第7図)。この場合は磁力、ツボの抑圧、薬効の相乗効
果が望め得る。
発明の効果 この発明による皮下吸収薬は、以上説明したように、薬
剤が収納されたポケットと、そのポケットを皮膚に口当
て保持する粘着片とからなるものであるから、ポケット
に一定量の又は−回分使用量の薬剤を保持でき、これを
使用した場合、薬剤が少しづつ皮膚に浸透し、それが完
全に無くなるまで皮膚への浸透量はほとんど一定であっ
て減少しなく、またポケットにて被mされた皮膚はその
表面の孔が開きやすく、薬物の吸収が非常に良好である
ため、小面積で一定の高い薬効を所定時間に亘って発揮
できる優れた効果がある。またポケットを単位に使用量
を調整しやすい等の効果もある。
また、上記第一発明のポケット内に薬剤と共に磁石を同
時に収納した皮下吸収薬は、磁力と薬効の相乗効果の上
に、ツボの抑圧効果も加わり、格段の治療効果を期待す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は第一の発明の一実施例を示し、f
jS1図は皮下吸収薬を多数配列した場合の一部切欠し
た斜視図、第2図は一部切欠した皮下吸収薬の斜視図、
第3図は第1図A −A線矢視の拡大断面図である。第
4図は他の実施例による皮下吸収薬の断面図。 第5図は第二の発明の実施例による皮下吸収薬の断面図
、第6図および第7図は第二の発明の他の実施例による
皮下吸収薬の斜視図およびその使用状態を示す斜視図で
ある。 1−1・・・皮下吸収薬

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)薬剤を収納することができるポケットと、そのポケ
    ットを皮膚に口当て保持する粘着片とからなることを特
    徴とする皮下吸収薬。 2)ポケットの中に薬剤と共に磁石を収納し、そのポケ
    ットを皮膚に口当て保持する粘着片とからなることを特
    徴とする皮下吸収薬。
JP60141260A 1985-06-27 1985-06-27 皮下吸収薬 Pending JPS62422A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60141260A JPS62422A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 皮下吸収薬

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60141260A JPS62422A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 皮下吸収薬

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62422A true JPS62422A (ja) 1987-01-06

Family

ID=15287767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60141260A Pending JPS62422A (ja) 1985-06-27 1985-06-27 皮下吸収薬

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62422A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169432A (ja) * 2012-02-23 2013-09-02 Bioserentack Co Ltd 頻繁に容易に脱着可能なマイクロニードル用基盤
WO2023063269A1 (ja) * 2021-10-11 2023-04-20 ライオン株式会社 非水系口腔用組成物

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013169432A (ja) * 2012-02-23 2013-09-02 Bioserentack Co Ltd 頻繁に容易に脱着可能なマイクロニードル用基盤
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