JPS6242195B2 - - Google Patents

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JPS6242195B2
JPS6242195B2 JP56155998A JP15599881A JPS6242195B2 JP S6242195 B2 JPS6242195 B2 JP S6242195B2 JP 56155998 A JP56155998 A JP 56155998A JP 15599881 A JP15599881 A JP 15599881A JP S6242195 B2 JPS6242195 B2 JP S6242195B2
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JP
Japan
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valve
movable body
lead screw
pair
worm
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Application number
JP56155998A
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JPS5857575A (ja
Inventor
Shigeo Takanashi
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP15599881A priority Critical patent/JPS5857575A/ja
Publication of JPS5857575A publication Critical patent/JPS5857575A/ja
Publication of JPS6242195B2 publication Critical patent/JPS6242195B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/04Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a motor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電動機の回転をウオームとウオームホ
イールによる減速歯車機構で減速した後、リード
スクリユと可動体により直線運動に変換して弁軸
に伝達するようにした電動弁操作装置に関係す
る。
一般に、電動機によつて駆動制御される調節弁
は、電動機による回転運動を直線運動に変換し、
弁本体の弁軸を軸方向に直線運動させるようにし
た弁操作装置を備えている。この場合、直線運動
への変換機構としては、従来よりクランク機構も
しくはラツクとピニオンによる直線運動変換機構
が広く採用されている。しかし、前者は機構上入
出力位置決め特性が非直線特性になるという不都
合を有する一方、後者は弁操作に強く求められる
弁の閉止位置における強力な推力を得るために大
きな入力側のトルクが要求され、大型の電動機を
必要とする上、ラツクとピニオン歯面の耐久性確
保が難しいなどの不都合があつた。
したがつて、本発明では上記のような欠点を改
善し、軸線方向の寸法の短縮化を計ることにより
比較的小型の電動機にて大きな駆動力を得ること
ができ、また位置決め制御の作動特性を改善し調
節弁を確実に制御し得る電動弁操作装置を提供し
ようとするものである。
本発明は上記目的を達成するために、電動機の
出力軸にウオームを設け、このウオームにウオー
ムホイールを常時噛合させ、回転自在に軸支さ
れ、一端に前記ウオームホイールが固定されたリ
ードスクリユの他端部外周面におねじ部を設け、
このおねじ部に弁本体の弁軸に連結され前記リー
ドスクリユの回転に伴つて軸方向に移動される可
動体を螺合し、下部シートリング全閉時にはばね
荷重を前記弁軸に下向きに作用させ、上部シート
リング全閉時にはばね荷重を前記弁軸に上向きに
作用させる緩衝機構を前記可動体内に組込んだも
のである。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本発明に係る電動弁操作装置の一実施
例を示す縦断面図、第2図は同装置のカバーを取
り外した平面図、第3図は第1図−線拡大断
面図、第4図は第2図−線断面図である。こ
れらの図において、全体を符号1で示す電動弁操
作装置は、電動機2、減速歯車機構3、リードス
クリユ4と可動体5による直線運動機構6、軸受
機構7,8等の主要部分および機構部から成り、
調節弁9の上部にヨーク10を介して配設されて
いる。なお、調節弁9は弁本体を構成する上蓋1
1の上方に一端を突出させた弁軸12が前記電動
弁操作装置1によつて上下移動されることによ
り、該弁軸12の内端に設けられたバルブプラグ
(図示せず)によつてシートリング(図示せず)
の孔を開閉制御する従来周知の逆栓型二方弁もし
くは三方弁を構成するため、その詳細な構成およ
び説明を省略する。
前記電動機2としては本実施例において回転出
力軸を有する交流電動機や直線電動機が用いら
れ、フレーム13に取付ねじ14によつて固定さ
れている。前記フレーム13は略コ字形に形成さ
れることにより、相対向する一対の取付部13
A,13Bと、これら一対の取付部13A,13
Bを連結する基部13Cとからなり、一方の取付
部13Aの外側面に前記電動機2が配設され、他
方の取付部13Bの外側面に前記軸受機構7が電
動機2と同軸的に配設され、これによつて電動機
2の出力軸15の先端部を回転自在に軸支してい
る。
前記軸受機構7は第3図に適切に示すように取
付部13Bに設けられた貫通孔16に外方から嵌
合固定された中空円筒状の軸受取付体17を有
し、この軸受取付体17に前記出力軸15の先端
部がラジアル軸受19を介して挿通され、スラス
ト軸受18により回転自在に支持されかつ軸方向
の移動を後述するねじ26によつて防止されてい
る。前記出力軸15の先端部外周面にはスラスト
軸受18に図において右方向のスラストを受けさ
せるための止め輪20が嵌着され、また該軸15
の先端面には半円形の凹部が形成され、かつこの
凹部にボール21が嵌入されかしめ固定されてい
る。前記軸受取付体17の貫通孔16から突出す
る外周面にはおねじ22が形成されており、この
おねじ22に内周面にめねじを形成してなるキヤ
ツプ23が螺着され、かつ止めねじ24によつて
緩みを防止されている。このキヤツプ23はナツ
ト25を介して螺入されたねじ26を有し、この
ねじ26の先端部にて前記ボール21を支持し、
出力軸15の軸方向の微調整を可能にすると共に
左方向のスラストを支持している。前記軸受取付
体17の内部にはさらにグリース等の粘性の高い
潤滑剤27が封入されており、これによつて前記
スラスト軸受18、ラジアル軸受19およびボー
ル21の摩耗、錆つき等を防止すると共に出力軸
15の摩擦トルクを小さくしている。一方、前記
出力軸15の基部は前記フレーム13の一方の取
付部13Aに形成された軸受孔28に挿通保持さ
れ、出力軸15を位置決めしている。
前記減速歯車機構3は出力軸15の中間部に設
けられて前記一対の取付部13A,13B間に位
置するウオーム30と、このウオーム30に常時
噛合するウオームホイール31とで構成されてい
る。この場合、第1図および第2図では説明の便
宜上ウオーム30を出力軸15と一体に形成した
例を示しているが、実際の装置においては第3図
に示すようにウオーム30と出力軸15を別部材
で形成し、適宜な軸継手29を使つて連結される
ことが常織的でありまたその方が望ましい。前記
ウオームホイール31は前記出力軸15と所定の
軸間距離を保つて該軸15と直交する方向(垂直
方向)に配設されたリードスクリユ4の上端部に
嵌合され、かつナツト32によつて固定されてい
る。前記リードスクリユ4は弁軸12の上方にこ
れと同軸的に配設され、軸受機構8によつて回転
自在に、かつ軸方向の移動を防止されて軸支され
ている。
前記軸受機構8は第1図に示すように前記リー
ドスクリユ4が共通に貫通する上下一対の軸受取
付体33,34を有し、これら軸受取付体33,
34の内部に一対のスラスト軸受35,36が収
納され前記リードスクリユ4を軸支している。こ
の場合、一対のスラスト軸受35,36はリード
スクリユ4の外周に一体に設けられた鍔37の上
下に配設される。前記一対の軸受取付体33,3
4は、上方の軸受取付体33の下端部外周面に設
けられたおねじ部33aを下方の軸受取付体34
の上端部内周面に設けられためねじ部34aに螺
合させることにより、分離可能に結合され、後述
する押えフランジ38により前記フレーム13お
よび筒体40に対し所定の位置に固定される。そ
して、前記軸受取付体33,34の上下面にそれ
ぞれ形成された貫通孔41,42には前記リード
スクリユ4を回転自在に軸支するラジアル軸受4
3,44がそれぞれ圧入されている。
前記フレーム13の基部13Cは前記筒体40
の上端面に複数個の取付ねじ45によつて強固に
固定され、中央には前記下方の軸受取付体34が
嵌合する貫通孔46が設けられている。また、前
記下方の軸受取付体34は筒体40の内孔47に
も嵌合され、該内孔47の上端開口部側に設けら
れた段差部48に嵌合部下面が当接係止されるこ
とにより、それ以上筒体40内に挿入されないよ
うになつている。一方、上方の軸受取付体33の
外周には前記押えフランジ38が嵌装されてい
る。この押えフランジ38は外周縁寄りに形成さ
れた複数個のねじ取付孔にそれぞれ取付ねじ50
を挿入し、これをフレーム13の基部13Cに設
けられた取付孔51より前記筒体40の上端面に
ねじ込むことにより、前記上方の軸受取付体33
を下方に押圧し、もつて下方の軸受取付体34を
前記段差部48に押し付けている。このため、一
対の軸受取付体33,34は螺合によつて結合し
た状態で前記筒体40に対して強固に固定され
る。なお、上方の軸受取付体33を下方の軸受取
付体34にねじ込んでいくと、一対のスラスト軸
受35,36は鍔37に当接されるため、リード
スクリユ4の軸方向の遊びをなくすことができ
る。また、フレーム13は取付部13Aの所定箇
所に電動機2を位置決めする前記軸受孔28を有
し、それ自体が筒体40上に位置決め固定される
ことにより、ウオーム30とウオームホイール3
1、換言すれば出力軸15とリードスクリユ4の
軸間距離を精度高く設定し得る。
前記筒体40は、下端部がフレーム53の中央
に設けられた嵌合孔54に嵌合され、かつフレー
ム53の下方に突出する突出端部にナツト56が
螺着されることにより、該フレーム53上に立設
固定されている。この場合、筒体40はピン55
によつて位置決めされ、回転を防止される。そし
て、筒体40の内部下方には前記リードスクリユ
4の回転に伴つて上下方向に移動される可動体5
が摺動自在に挿入されている。
前記可動体5は外筒57と、この外筒57内に
同軸配置された内筒58を有し、前記外筒57が
前記筒体40の内孔47に摺動自在に嵌挿されて
いる。前記内筒58は後述するガイドブロツク6
0と共に油槽61を構成するもので、この内筒5
8の上端開口部にはOリング62を介してリード
ナツト支持体63の下端部が摺動自在に嵌挿され
ている。前記リードナツト支持体63は中空状に
形成され、その上端部が前記外筒57の内孔64
に溶接等によつて固定されている。また、リード
ナツト支持体63の内部には耐摩耗性と低摩擦性
に優れた材料で形成されたリードナツト65が圧
入され、かつかしめによつて固定されている。こ
のかしめ固定はリードナツト支持体63の上端開
口部を中心方向に折り曲げ、リードナツト65の
上面に圧接することにより行なわれる。そして、
リードナツト65のねじ孔65Aには前記リード
スクリユ4の下端部外周面に設けられたおねじ部
66が螺入されている。
前記油槽61を構成するガイドブロツク60は
内筒58の下端開口部に嵌合され、かつ溶接固定
されることにより、前記内筒58の下端開口部を
密閉している。そして、内筒58の内部には潤滑
油、グリールなどの潤滑剤67が溜められてお
り、これによつてリードスクリユ4のおねじ部6
6とリードナツト65の油膜切れおよび油切れに
よる摩耗を防止し、リードスクリユ4の回転を円
滑に行なわせるようにしている。
ところで、電動機2として前述した通り交流電
動機や一般の直線電動機を用いた場合には、通電
状態下で強制停止させると電動機2に過熱等の支
障が出る場合が多く、また電動機2の出力トルク
特性が入力信号のみでは一定とならず、負荷追従
性を有しているために、過大な応力が電動弁操作
装置1の各部や調節弁9側に加わり不具合を生じ
る場合が多い。このため、このような不具合を防
止すべく緩衝機構を構成する緩衝ばね68が前記
外筒57と内筒58との間に介在され、これを調
節弁9の全閉時に組込みの圧縮量よりもさらに所
定量だけ圧縮した状態で、電動機2を停止させる
ようにしている。このため、緩衝ばね68はそれ
ぞれ内筒58およびガイドブロツク60の外周に
上下移動自在に嵌装された一対のばね受け69
A,69B間に弾挿され、上方にばね受け69A
の抜けを前記内筒58の上端部外周面に嵌着され
た止め輪70にて防止している。一方、下方のば
ね受け69Bの下方への抜けはガイドブロツク6
0の下端部に設けられた大径部60Aで防止して
いる。ストツパ71はガイドブロツク60の外周
面回転を防止されて嵌装され、その外周縁が前記
外筒57の下端開口部に嵌合され、かつかしめ等
により固定される。この回転防止は、第5図に示
すようにストツパ71の内周面および外周面にそ
れぞれ設けられた軸対称な一対の突起72および
切欠き73を利用して突起72を、ガイドブロツ
ク60の外周面に設けられた一対の係合溝74
(第1図参照)にそれぞれ係合させて行なう。ま
た、ストツパ71のかしめ固定は外筒57の下端
開口部を中心方向に折り曲げてストツパ71を下
方から押圧し、前記上方のリードナツト取付体6
3と同様、下端開口部内周面に設けられた段部7
5に押し付ければよい。このとき、外筒57の下
端開口部の一部は前記切欠き73に食い込み、ス
トツパ71の回転防止を強固にしている。
なお、前記緩衝ばね68の組込みは、該ばね6
8を一対のばね受け69A,69Bの間に止め輪
70により弾装した内筒と58とガイドブロツク
60の一体品が外筒57の下端開口部より挿入さ
れ、ストツパ71を外筒57の下端開口部に嵌合
してかしめ固定することにより行なわれ、しかる
後リードナツト支持体63が外筒57の内部に取
付けられる。なお、外筒57の内周面にはばね受
け69Aを係止する段部88が設けられる。
前記ガイドブロツク60の下面中央にはねじ孔
76が形成されており、このねじ孔76には連結
ボルト77がナツト78を介してねじ込まれてい
る。前記連結ボルト77の頭部77Aには該ボル
ト77の直径方向にボルト80が貫通して配置さ
れ、一対のナツト81,82によつて固定されて
いる。前記ボルト80の先端は尖鋭に形成されて
指針を構成し、前記一対のナツト81,82と共
に左右一対の接続金具83,84を前記ボルト7
7に固定している。前記接続金具83,84は前
記連結ボルト77の両側面にそれぞれ密接するス
トレートな上端部に設けられた挿通孔(図示せ
ず)を有し、これら挿通孔に前記ボルト80が挿
通されている。一方、接続金具83,84の下端
部は略鉤形に折曲されてその先端部が互いに対向
し、これら下端部で弁軸ボタン85の上端部を挾
持保持している。前記弁軸ボタン85は弁軸12
の上端部に螺合固定され、上面が前記連結ボルト
77の頭部77A下面に当接している。加えて、
前記ボルト80には略L字形に形成された回り止
め金具86の上端がナツト87によつて固定され
ており、この回り止め金具86の下端部は、第1
図上方から見てコ字状に形成され、前記弁軸ボタ
ン85の六角形部外周に係合することにより、前
記弁軸12の回転を防止している。
前記可動体5自体の回転は第4図に示すように
左右一対のローラ90,91によつて防止され
る。これら一対のローラ90,91はそれぞれ前
記外筒57の上端部外周面に該外筒57の内側か
ら取付けられたローラ支持ピン92,93の中間
部にそれぞれスペーサ97を介して回転自在に軸
支されている。前記一対のローラ支持ピン92,
93はそれぞれ前記筒体40の周面に軸方向に形
成された長孔95,96から外部に突出され、そ
の突出端部には座金97を介してナツト98がそ
れぞれ螺着されている。そして、前記一対のロー
ラ90,91は各長孔95,96内に位置し、可
動体5の回転を防止している。したがつて、リー
ドスクリユ4が回転すると、可動体5は上下方向
にのみ移動し、この時一対のローラ90,91が
各長孔95,96の孔壁と接触して回転すること
により、筒体40との摩擦抵抗を軽減する。
前記フレーム13の基部13Cには前記一対の
ローラ支持ピン92,93に対応して電動機2を
制御するスイツチ機構100と、位置検出機構1
01が配設されている。前記スイツチ機構100
は第2図および第4図に示すように垂直方向に配
置された一対のレール102a,102bによつ
て摺動自在に保持されたスライドカム103と、
このスライドカム103の両側に配設された一対
のマイクロスイツチ104,105とを備えてい
る。前記スライドカム103はねじ棒106の上
端部に固定され、このねじ棒106の下端部は前
記フレーム13の基部13Cに設けられた孔10
7から該フレーム13の下方に延在し、かつ前記
ローラ支持ピン92の先端部に回転自在に軸支さ
れた連結杆108に連結されている。したがつ
て、前記可動体5が上下移動すると、ねじ棒10
6がローラ支持ピン92と一体に上下動するた
め、スライドカム103は一対のレール102
a,102bに沿つて上下移動される。また、ス
ライドカム103の両側面にはそれぞれ傾斜した
カム面112,113を有する突起110,11
1が一体に突設されている。前記カム面112,
113は第4図に示すように互いに傾斜方向が逆
になるように形成されており、これらのカム面1
12,113に前記一対のマイクロスイツチ10
4,105の各弾性片116に取付けられたロー
ラ117がそれぞれ圧接されている。
この場合、可動体5の上昇に伴いスライドカム
103が上昇すると、カム面112がマイクロス
イツチ104のローラ117を徐々に押圧して弾
性片116を弾性変形成させ、スライドカム10
3が最上位置に達した時、該スイツチ104を閉
成させ、この時の信号によつて電動機2を停止さ
せる。一方、可動体5の下降に伴いスライドカム
103が降下すると、カム面113がマイクロス
イツチ105のローラ117を徐々に押圧して該
スイツチ105の弾性片116を弾性変形させる
ため、スライドカム103が最下位置に達した
時、マイクロスイツチ105を閉成させ、これに
よつて電動機2を停止させる。
前記位置検出機構101は可動体5の上下移動
に伴い調節弁9の開度を検出し、その検出信号を
適宜な表示または制御手段に送るためのもので、
前記スイツチ機構100と同様、一対のフレーム
120a,120bによつて上下方向に摺動自在
に保持されたスライダー121を有し、このスラ
イダー121の一側面に第2図に示すポテンシヨ
メータのワイパー122が配設され、抵抗体12
3と弾性的に接触している。前記スライダー12
1はねじ棒124の上端部に固定され、このねじ
棒124の下端部は前記フレーム13の下方に延
在し、ローラ支持ピン93に回転自在に軸支され
た連結杆125に連結されている。したがつて、
可動体5が上下移動するとねじ棒124も一体に
上下動するため、スライダー121な一対のレー
ル120a,120bに沿つて上下移動する。こ
の結果、ワイパー122もスライダー121と一
体に上下移動し、抵抗体123との接触位置が変
るため、位置検出機構101の抵抗値を変化させ
る。
なお、前記スイツチ機構100および位置検出
機構101は前記フレーム13の基部13C上面
に固定されたケース127,128内にそれぞれ
収納されている。
前記筒体40が立設固定されたフレーム53は
第1図に示すようにヨーク10の上面に載置さ
れ、複数個のボルト130によつて強固に固定さ
れており、この筒体40の上面には電動弁操作装
置1を被うカバー131の下端開口部が止めねじ
132によつて固定されている。前記ヨーク10
は略U字形に形成され、下端部が上蓋11の上部
に嵌合され、かつ2本の止めねじ133によつて
固定されている。また、ヨーク10の内側面には
ボルト80に対応して目盛板134が止めねじ1
35と長孔136により高さ調整可能に固定され
ている。この目盛板134の表面には調節弁9の
全閉時と全開時を示す数字「0」および「100」
が表示されている。
次に、このような構成からなる電動弁操作装置
1の動作につき説明する。なお、説明では三方弁
を操作する場合とする。
電動機2が停止し、調節弁9の下部シートリン
グが全閉状態にある時、可動体5は最下位置にて
停止し、指針、すなわちボルト80の先端が目盛
板134の数字「0」を指示している。この時、
下方のばね受け69Bとストツパ71との間には
第6図に示すように僅かな間隙G1が生じ、この
間隙G1だけ緩衝ばね68を組込み時の圧縮量よ
りもさらに圧縮し、弁軸12にばね荷重を下向き
に付与している。この場合、上方のばね受け69
Aは外筒57の内部に設けられた段部88に緩衝
ばね68の力により圧接係止され、止め輪70と
の間に前記間隙G1と等しい間隙G2を生じる。
このような状態において、電動機2に通電し、
出力軸15を正方向に回転させると、この回転が
ウオーム30とウオームホイルル31によつて所
定の減速比で減速され、リードスクリユ4に伝達
される。リードスクリユ4が回転すると、これに
螺合するリードナツト65を備えた可動体5は一
対のローラ90,91によつて回転を防止されて
いるため徐々に上昇し、連結ボルト77に連結さ
れている弁軸12を引き上げる。すなわち、出力
軸15の回転運動は減速歯車機構3によつて減速
され、リードスクリユ4と可動体5による直線運
動機構6により直線運動に変換された後弁軸12
に伝達され、該弁軸12を移動させる。この時の
回転量と弁軸12の移動量の関係は極めて良好な
直線特性を示す。
可動体5が上昇するとリードスクリユ4のおね
じ部66は相対的に下るため、第7図に示すよう
に油槽61内に入り、潤滑剤67に浸され、ねじ
面への潤滑剤67の補給がなされる。可動体5が
さらに上昇して最上位置に達すると、調節弁9の
上部シートリングが全閉して指針80が目盛板1
34の数字「100」を指示し、スイツチ機構10
0のマイクロスイツチ104(第4図参照)がカ
ム面113によつて閉成され、電動機2を停止さ
せる。この場合、可動体5は調節弁の上部シート
リングが全閉した後なおも所定量上昇した位置で
停止するため、外筒57の下端開口部に固定され
たストツパ71が第7図に示すように下方のばね
受け69Bを押し上げる。一方、止め輪70は外
筒57に対して相対移動可能な内筒58の外周に
嵌着されているため、外筒57が上方に移動し、
段部88とばね受け69Aとの間に僅かな間隙を
生ずる。
しかして緩衝ばね68を前記下部シートリング
の全閉時と同様、組込時の圧縮量よりもさらに所
定量だけ圧縮させる。したがつて、上部シートリ
ング全閉時においても、緩衝ばね68によりばね
荷重を弁軸12に上向きに作用させることができ
る。
かくして、このような構成からなる電動弁操作
装置1によれば、ウオーム30とウオームホイー
ル31によつて電動機2の回転を減速し、リード
スクリユ4に伝達しているので、大きな駆動力で
調節弁9を駆動制御することができる。そのた
め、比較的小さな電動機の使用が可能で、装置全
体を小型軽量化し得る。また、リードスクリユ4
と可動体5による直線運動機構6を用いているた
め、往復作動時の機械的な遊びが少なく良好な直
線特性を有し、しかも大きな推力に対しても十分
耐え得、破損するようなことはない。
以上説明したように本発明に係る電動弁操作装
置は、電動機の回転をウオームとウオームホイー
ルによつて一定の減速比に減速してリードスクリ
ユを回転させ、このリードスクリユに螺合する可
動体を直線移動させることにより、弁軸を駆動
し、調節弁を開閉制御するように構成したので、
比較的小型の電動機により大きな推力を得ること
ができ、調節弁を確実に制御することができる。
また、リードスクリユと可動体による直線運動機
構は、大きな推力に耐え得、装置自体の耐久性を
向上させる上、従来のクラク機構と異なり電動機
による回転運動を完全な直線往復運動に変換して
弁軸に伝達することができる。さらに本発明にお
いては下部シートリング全閉時にはばね荷重を弁
軸に下向きに作用させ、上部シートリング全閉時
にはばね荷重を弁軸に上向きに作用させる緩衝機
構を可動体内に組込んでいるので、スペースをと
らず、小型化を可能にし、特に三方弁、逆栓型二
方弁に適用し好適であるなど、その効果は非常に
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電動弁操作装置の一実施
例を示す縦断面図、第2図は同装置のカバーを取
り外した平面図、第3図は第1図−線拡大断
面図、第4図は第2図−線断面図、第5図は
ストツパの平面図、第6図および第7図は緩衝ば
ねの圧縮を説明するための図である。 1……電動弁操作装置、2……電動機、3……
減速歯車機構、4……リードスクリユ、5……可
動体、6……直線運動機構、7,8……軸受機
構、9……調節弁、12……弁軸、15……出力
軸、30……ウオーム、31……ウオームホイー
ル、66……おねじ部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電動機の出力軸にウオームを設け、このウオ
    ームにウオームホイールを常時噛合させ、回転自
    在に軸支され、一端に前記ウオームホイールが固
    定されたリードスクリユの他端部外周面におねじ
    部を設け、このおねじ部に弁本体の弁軸に連結さ
    れ前記リードスクリユの回転に伴つて軸方向に移
    動される可動体を螺合し、下部シートリング全閉
    時にはばね荷重を前記弁軸に下向きに作用させ、
    上部シートリング全閉時にはばね荷重を前記弁軸
    に上向きに作用させる緩衝機構を前記可動体内に
    組込んだことを特徴とする電動弁操作装置。 2 前記緩衝機構は、前記弁軸の上端に設けられ
    て前記可動体内に挿入され内部が油槽を構成する
    内筒と、この内筒の上端部外周面と前記可動体の
    下端開口部内側面にそれぞれ設けられた一対のス
    トツパ部材と、前記内筒と前記可動体との間に弾
    挿されて両端が前記一対のストツパ部材によつて
    係止された緩衝ばねとで構成されていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の電動弁操作
    装置。
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