JPS6242103A - ブレ−ズ格子の製造方法 - Google Patents

ブレ−ズ格子の製造方法

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Publication number
JPS6242103A
JPS6242103A JP18247685A JP18247685A JPS6242103A JP S6242103 A JPS6242103 A JP S6242103A JP 18247685 A JP18247685 A JP 18247685A JP 18247685 A JP18247685 A JP 18247685A JP S6242103 A JPS6242103 A JP S6242103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
photoresist film
mask
grating
diffraction grating
Prior art date
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Pending
Application number
JP18247685A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Tanaka
一郎 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Publication of JPS6242103A publication Critical patent/JPS6242103A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、断面鋸歯状の溝を有するブレーズ格子の製造
方法に関するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、上記の様なブレーズ格子の製造方法において
、少なくとも一つの方向の基板への投影が基板上のマス
クの回折格子とは非平行に延びている互いに異なる二つ
の方向からビームを同時に入射させてエツチングするこ
とによって、所望の断面形状を有する断面鋸歯状の溝を
基板に形成することができて、回折効率の高いブレーズ
格子を製造することができる様にしたものである。
〔従来の技術〕
断面鋸歯状の溝によって構成されている回折格子すなわ
ちブレーズ格子は、断面形状がブレーズ条件を満足する
様な鋸歯状になっている場合にこのブレーズ条件によっ
て決定される特定次数の回折光へ光を集中させるという
特徴を有しており、光を特定方向へ効率良く回折させる
ことができるために、分光器や光通信用機器等において
極めて有用である。
この様なブレーズ格子には従来から種々の製造方法があ
るが、そのなかで、例えば特願昭50−151283号
に示されている様に、基板上のマスクにホログラフィ法
によって回折格子のパター゛ンを形成し、マスク及び基
板を斜め上方からイオンビームによってエツチングする
ことによってブレーズ化する方法が、近年注目されてい
る。
第4図は、この従来例の概要を示している。この従来例
では、まず基板】1を用意し、この基板11上に適当な
厚さのフォトレジスト膜12を形成した後に、このフォ
トレジスト膜12上でレーザ光を干渉させることによっ
て、このフォトレジスト膜12に回折格子のパターンを
形成する。
次に、所望のブレーズ角に合わせた斜め上方からイオン
ビーム13をフォトレジスト膜12及び基板11へ入射
させて、これらのフォトレジスト膜12及び基板11を
エツチングする。
ところでエツチングの速度は、イオンビーム13の入射
角に対して、第5図に示す様な依存性を有している。従
って、第6図に示す様に、イオンビーム13に平行な面
14と垂直な面15とが基板11の表面に形成されて、
ブレーズ格子16が得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが理想的なブレーズ格子は、第6図に示す面14
及びI7と面18とで形成される溝を有する必要がある
。これに対して、ブレーズ格子16において面]4と面
15とで形成されている溝は、理想的なブレーズ格子の
溝と断面形状が相違している。
この結果、ブレーズ格子16の回折効率は80%程度に
留まっており、従来の方法では高い回折効率を有するブ
レーズ格子を得ることができなかった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によるブレーズ格子の製造方法は、回折格子のパ
ターンを有するマスク22を基板21上に形成する工程
と、少なくとも一つの方向の前記基板21への投影が前
記回折格子とは非平行に延びている互いに異なる二つの
方向から前記マスク22及び基板21ヘビーム23.2
4を同時に入射させてこれらのマスク22及び基板21
をエツチングする工程とを夫々具備している。
〔作用〕
本発明によるブレーズ格子の製造方法では、マスク22
及び基板21への二つの方向からビーム23.24を同
時に入射させるので、二つの方向に対応する角度でエツ
チングが行われる。しがも、少なくとも一つの方向の基
板21への投影が、マスク22の回折格子とは非平行に
延びている。従って、上記二つの方向に対応した断面形
状を有する断面鋸歯状の溝が、基板21に形成される。
〔実施例〕
以下、本発明の第1及び第2実施例を第1図〜第3図を
参照しながら説明する。
第1図及び第2図が、第1実施例を示している。
この第1実施例では、まず301平方のSiO2基板2
1の表面にAZ1350(シブレー社の商品名)を塗布
することによって、フォトレジスト膜22を形成した。
次に、Arレーザからの波長4579人のレーザ光を用
いて、通常のホログラフィ法によって、周期約1μmの
縞状の干渉パターンを厚さ約1μmでフォトレジスト膜
22に形成した。そして、このフォトレジスト膜22を
現像することによって、回折格子のパターンをフォトレ
ジスト膜22に形成した。
その後、カウフマン型イオン源等から800vの電圧で
加速されて射出された平行なAr”ビーム23のみを、
フォトレジスト膜22及び5iOz基板21へ15分間
だけ入射させた。なおこの時の^r゛ビーム23の入射
方向は、SiO□基板21への投影がフォトレジスト膜
22の回折格子とは直角に延び且つSiO2基板21に
対する入射角が70°を成す方向とした。
すると、フォトレジスト膜22がマスクとなって、この
フォトレジスト膜22とSiO2基板21とがエツチン
グされ、第2図に示す様にある程度の溝が形成された。
そしてその後、Ar”ビーム23と同時に、分子ピーム
チするCF4ビーム24を、フォトレジスト膜22及び
SiO□基板21へ5分間だけ入射させた。
なおこの時のCF、ビーム24の入射方向は、SiO,
一基板21に対する入射角がOoを成す方向とした。
すると、Ar’ビーム23が衝突している面25ではC
F、ビーム24によってSiO□基板21のエツチング
が加速されたが、Ar’ ビーム23が衝突していない
面26ではCF、ビーム24によるエツチングは生じな
かった。
この結果、面25がSiO□基板21と成す角度は直角
に近付き、面26が5i02基板21と成す角度つまり
ブレーズ角は変化しなかった。この様にして得られた第
1実施例のブレーズ格子は、波長0.58μmの光に対
してブレーズ化されており、回折効率は最大で85〜9
5%であった。
第3図は、第2実施例を示している。この第2実施例は
、フォトレジスト膜22に形成する回折格子22のパタ
ーンを不等周期とし、Ar”ビーム23を一点から拡散
する拡散ビームとしてフォトレジスト膜22及びStO
□基板21へ入射させたことを除いて、既述の第1実施
例と実質的に同様の工程を有していてよい。
この様な第2実施例によれば、溝の同期とブレーズ角と
が均一でなく回折作用と集光作用とを併せ持つ不等周期
ブレーズ格子を得ることができる・なお、以上の第1及
び第2の何れの実施例においてもAr” ビーム23の
入射方向を5int基板21への投影がフォトレジスト
膜22の回折格子とは直角に延びる様にしたが、Ar+
ビーム23の入射方向はSiO□基板21への投影が回
折格子とは非平行に延びる様になっていればよい。
また、基板21及びビーム24としてSiO□及びCF
、を用いたが、5i02の替わりにSi等を用いてもよ
(、CF、の替わりにC2F6. CBrF3.5iF
a等を用いてもよい。また、GaAs基板とChビーム
との組み合わせでもよく、更にまた基板21へ入射させ
るビームとしてその他の原子ビーム、分子ビームまたは
イオンビームを用いてもよい。
(発明の効果〕 本発明によるブレーズ格子の製造方法によれば、ビーム
を同時に入射させる二つの方向を選定することによって
、所望の断面形状を有する断面鋸歯状の溝を基板に形成
することができるので、回折効率の高いブレーズ格子を
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す側面図、第2図は本
発明の詳細な説明するための側面図、第3図は本発明の
第2実施例庖示す側面図である。 第4図は本発明の一従来例を示す側面図、第5図はビー
ム入射角とエツチング速度との関係を示すグラフ、第6
図は第4図に示したー従来例によって製造さたブレーズ
格子を示す側面図である。 なお、図面に用いた符号において、 21・−・・・・−・−・・・−・−5iO□基板22
−・−・−・−一−−−−〜−−−−−フォトレジスト
膜23−・・−・−・・・・・・・・−・・・−Ar”
ビーム24−−−−−−−・・−−一−−・−・CF、
ビームである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回折格子のパターンを有するマスクを基板上に形成
    する工程と、 少なくとも一つの方向の前記基板への投影が前記回折格
    子とは非平行に延びている互いに異なる二つの方向から
    前記マスク及び基板へビームを同時に入射させてこれら
    のマスク及び基板をエッチングする工程とを夫々具備す
    るブレーズ格子の製造方法。 2、前記二つの方向からのビームの各々として原子ビー
    ム、分子ビームまたはイオンビームの何れかを用いる特
    許請求の範囲第1項に記載のブレーズ格子の製造方法。 3、前記二つの方向のうちの一方が前記基板の法線方向
    である特許請求の範囲第1項または第2項に記載のブレ
    ーズ格子の製造方法。 4、前記二つの方向のうちの少なくとも一方からのビー
    ムとして前記基板の材料と化学反応して揮発性物質とな
    るビームを用いる特許請求の範囲第1項〜第3項の何れ
    か1項に記載のブレーズ格子の製造方法。
JP18247685A 1985-08-20 1985-08-20 ブレ−ズ格子の製造方法 Pending JPS6242103A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01129202A (ja) * 1987-11-16 1989-05-22 Nec Corp 格子光学素子
US7175773B1 (en) 2004-06-14 2007-02-13 Carl Zeiss Laser Optics Gmbh Method for manufacturing a blazed grating, such a blazed grating and a spectrometer having such a blazed grating
WO2022243598A1 (en) * 2021-05-17 2022-11-24 Dispelix Oy Method for fabricating a blazed grating

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