JPS6242018Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6242018Y2 JPS6242018Y2 JP7022783U JP7022783U JPS6242018Y2 JP S6242018 Y2 JPS6242018 Y2 JP S6242018Y2 JP 7022783 U JP7022783 U JP 7022783U JP 7022783 U JP7022783 U JP 7022783U JP S6242018 Y2 JPS6242018 Y2 JP S6242018Y2
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- Japan
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- synthetic resin
- resin layer
- eaves gutter
- layer
- base material
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は補強芯入り合成樹脂製軒樋の改良に関
する。
する。
従来より合成樹脂製軒樋に関して、熱による長
手方向への伸縮を阻止し、形状保持性を向上し或
いは耐衝撃強度のアツプ等を図る為にその厚み内
に金属板や金網等の基材を封蔵してこれを補強す
ることが広く行なわれていた。この補強は上記目
的を達成するにおいて極めて効果的であり、斯る
軒樋の実体である合成樹脂の特性とが重奏して、
その商品価値を高めるに大いに寄与したが、なお
形状保持性など改良の余地が残されていたことも
事実であつた。
手方向への伸縮を阻止し、形状保持性を向上し或
いは耐衝撃強度のアツプ等を図る為にその厚み内
に金属板や金網等の基材を封蔵してこれを補強す
ることが広く行なわれていた。この補強は上記目
的を達成するにおいて極めて効果的であり、斯る
軒樋の実体である合成樹脂の特性とが重奏して、
その商品価値を高めるに大いに寄与したが、なお
形状保持性など改良の余地が残されていたことも
事実であつた。
本考案は上記に鑑みなされたもので、軟質合成
樹脂を介して重合された２枚の補強基材を芯材と
することによつて、優れた形状復元性を付与せし
めると共に上記の特性が一層向上された新規な合
成樹脂製軒樋を提供せんとするものである。
樹脂を介して重合された２枚の補強基材を芯材と
することによつて、優れた形状復元性を付与せし
めると共に上記の特性が一層向上された新規な合
成樹脂製軒樋を提供せんとするものである。
本考案の実施例を添付図面に基づき説明する
と、第１図は本考案の代表的実施例を示す部分切
欠斜視図、第２図は第１図−線拡大断面図で
ある。即ち、本考案は二層の補強基材層１，１が
中間の軟質合成樹脂層２によつて互いに重合され
且つ所望の軒樋形状に成型された芯材層１０を、
硬質合成樹脂層３の厚み内に一体的に封蔵して成
ることを特徴とする補強芯入り合成樹脂製軒樋で
ある。補強基材層１として金属薄板、パンチング
メタル、ラス網、ガラス繊維のクロス・マツト・
ネツト、クラフト紙等が好ましく採用され、更に
これらの組合わせも可能である。亦、軟質合成樹
脂層２にはホツトメルトタイプの合成樹脂フイル
ムが好適であり、芯材層１０の形成は、上記基材
から適宜２枚を選出し、上記フイルムを介装して
ラミネート方式により熱圧着一体とすると共に、
ロール成型機等により所望の軒樋形状に成型して
なされる。この芯材層１０としての成型体を熱可
塑性合成樹脂押出成型機（望ましくはクロスダイ
押出成型機）に導入し、硬質塩化ビニル樹脂で代
表される押出材をその全体に被覆することによつ
て、図の如き硬質合成樹脂層３の厚み内に上記芯
材層１０が一体的に封蔵された合成樹脂製軒樋Ｔ
を得る。図の軒樋Ｔは両側に耳部T1，T1を有す
る略半円形の最も一般的な軒樋形状を示し、その
本体の厚みは1.0〜1.2mmとされる。亦、この厚み
内に封蔵される芯材層１０の厚みは0.4〜0.8mm、
更に基材層1.1及び軟質合成樹脂層２の厚みは
夫々0.05〜0.3mm、0.1〜0.5mmとするのが適当であ
る。
と、第１図は本考案の代表的実施例を示す部分切
欠斜視図、第２図は第１図−線拡大断面図で
ある。即ち、本考案は二層の補強基材層１，１が
中間の軟質合成樹脂層２によつて互いに重合され
且つ所望の軒樋形状に成型された芯材層１０を、
硬質合成樹脂層３の厚み内に一体的に封蔵して成
ることを特徴とする補強芯入り合成樹脂製軒樋で
ある。補強基材層１として金属薄板、パンチング
メタル、ラス網、ガラス繊維のクロス・マツト・
ネツト、クラフト紙等が好ましく採用され、更に
これらの組合わせも可能である。亦、軟質合成樹
脂層２にはホツトメルトタイプの合成樹脂フイル
ムが好適であり、芯材層１０の形成は、上記基材
から適宜２枚を選出し、上記フイルムを介装して
ラミネート方式により熱圧着一体とすると共に、
ロール成型機等により所望の軒樋形状に成型して
なされる。この芯材層１０としての成型体を熱可
塑性合成樹脂押出成型機（望ましくはクロスダイ
押出成型機）に導入し、硬質塩化ビニル樹脂で代
表される押出材をその全体に被覆することによつ
て、図の如き硬質合成樹脂層３の厚み内に上記芯
材層１０が一体的に封蔵された合成樹脂製軒樋Ｔ
を得る。図の軒樋Ｔは両側に耳部T1，T1を有す
る略半円形の最も一般的な軒樋形状を示し、その
本体の厚みは1.0〜1.2mmとされる。亦、この厚み
内に封蔵される芯材層１０の厚みは0.4〜0.8mm、
更に基材層1.1及び軟質合成樹脂層２の厚みは
夫々0.05〜0.3mm、0.1〜0.5mmとするのが適当であ
る。
上記構成の軒樋Ｔにおいては、その厚み内に２
層の補強基材層１，１が封蔵されているから、金
属製基材の剛直性はもとより、紙・ガラス繊維の
独特の腰の強さが倍加され、熱による長手方向へ
の伸縮阻止性能、形状保持性能、剛性及び耐衝撃
強度等が従来のこの種の軒樋より一層向上され、
しかもこの２層の基材層１，１は軟質合成樹脂層
２を介して重合されているから、軒樋Ｔに対しこ
れを変形させるような衝撃力や剪断力の如き外力
が作用しても、軟質合成樹脂層２の弾性がこの外
力を吸収し、耐衝撃力を一層高めると共に軒樋Ｔ
に有効な形状復元性をも付与することとなる。加
えて、上述の如く安価な素材によつて簡易に製せ
られるから汎用性も高く、従つて需要者及び施工
者から好評を博することは必至であり、その及ぼ
す効果は極めて大である。
層の補強基材層１，１が封蔵されているから、金
属製基材の剛直性はもとより、紙・ガラス繊維の
独特の腰の強さが倍加され、熱による長手方向へ
の伸縮阻止性能、形状保持性能、剛性及び耐衝撃
強度等が従来のこの種の軒樋より一層向上され、
しかもこの２層の基材層１，１は軟質合成樹脂層
２を介して重合されているから、軒樋Ｔに対しこ
れを変形させるような衝撃力や剪断力の如き外力
が作用しても、軟質合成樹脂層２の弾性がこの外
力を吸収し、耐衝撃力を一層高めると共に軒樋Ｔ
に有効な形状復元性をも付与することとなる。加
えて、上述の如く安価な素材によつて簡易に製せ
られるから汎用性も高く、従つて需要者及び施工
者から好評を博することは必至であり、その及ぼ
す効果は極めて大である。
尚、補強基材層１として上記の素材を挙げた
が、その外面に被覆される硬質合成樹脂層３との
強固な密着性を保証する意味においては、このう
ちでもパンチングメタルやラス網を採用して該樹
脂層３と軟質合成樹脂層２とを連通させるように
したり、上記の繊維質の基材を採用して硬質合成
樹脂層３を一部この繊維間隙に含浸させたりする
ことが望ましく、更には芯材層１０を成型前にパ
ンチングして多数の小孔を穿設し両面の硬質合成
樹脂層３が該小孔を通じて互いに且つ軟質合成樹
脂層２に連通するようにすること等も適宜採択さ
れる。亦、軒樋Ｔの形状は図例の半円形に限らず
角形も除外されるものでないことは云うまでもな
い。更に、外面をアクリル樹脂にて被覆すれば耐
候性が一層向上される上に着色をこのアクリル樹
脂層においてすれば製造上便利であり、これらは
適宜採択される。
が、その外面に被覆される硬質合成樹脂層３との
強固な密着性を保証する意味においては、このう
ちでもパンチングメタルやラス網を採用して該樹
脂層３と軟質合成樹脂層２とを連通させるように
したり、上記の繊維質の基材を採用して硬質合成
樹脂層３を一部この繊維間隙に含浸させたりする
ことが望ましく、更には芯材層１０を成型前にパ
ンチングして多数の小孔を穿設し両面の硬質合成
樹脂層３が該小孔を通じて互いに且つ軟質合成樹
脂層２に連通するようにすること等も適宜採択さ
れる。亦、軒樋Ｔの形状は図例の半円形に限らず
角形も除外されるものでないことは云うまでもな
い。更に、外面をアクリル樹脂にて被覆すれば耐
候性が一層向上される上に着色をこのアクリル樹
脂層においてすれば製造上便利であり、これらは
適宜採択される。
叙述の如く、本考案の補強芯入り合成樹脂製軒
樋は、従来のこの種の軒樋を凌ぐ優れた特性を有
するものであり、特にその顕著な耐衝撃強度と有
効な形状復元性は斯る軒樋にとつて極めて意義深
く、実用価値は頗る大である。
樋は、従来のこの種の軒樋を凌ぐ優れた特性を有
するものであり、特にその顕著な耐衝撃強度と有
効な形状復元性は斯る軒樋にとつて極めて意義深
く、実用価値は頗る大である。
第１図は本考案の代表的実施例を示す部分切欠
斜視図、第２図は第１図−線拡大断面図であ
る。 符号の説明、１０……芯材層、１……補強基材
層、２……軟質合成樹脂層、３……硬質合成樹脂
層。
斜視図、第２図は第１図−線拡大断面図であ
る。 符号の説明、１０……芯材層、１……補強基材
層、２……軟質合成樹脂層、３……硬質合成樹脂
層。
Claims (1)
- 二層の補強基材層が中間の軟質合成樹脂層によ
つて互いに重合され且つ所望の軒樋形状に成型さ
れた芯材層を、硬質合成樹脂層の厚み内に封蔵し
て成ることを特徴とする補強芯入り合成樹脂製軒
樋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7022783U JPS59175524U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 補強芯入り合成樹脂製軒樋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7022783U JPS59175524U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 補強芯入り合成樹脂製軒樋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59175524U JPS59175524U (ja) | 1984-11-24 |
| JPS6242018Y2 true JPS6242018Y2 (ja) | 1987-10-28 |
Family
ID=30200381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7022783U Granted JPS59175524U (ja) | 1983-05-11 | 1983-05-11 | 補強芯入り合成樹脂製軒樋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59175524U (ja) |
-
1983
- 1983-05-11 JP JP7022783U patent/JPS59175524U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59175524U (ja) | 1984-11-24 |
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