JPS6242010A - 測定機の補正用基準器 - Google Patents

測定機の補正用基準器

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JPS6242010A
JPS6242010A JP18137785A JP18137785A JPS6242010A JP S6242010 A JPS6242010 A JP S6242010A JP 18137785 A JP18137785 A JP 18137785A JP 18137785 A JP18137785 A JP 18137785A JP S6242010 A JPS6242010 A JP S6242010A
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Toji Hirose
広瀬 藤司
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Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
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Mitsutoyo Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、測定機の補正用基準器の改良に関するもので
ある。
〔背景技術とその問題点〕
測定機の中には、本体に移動可能に設けられた球形の測
定子、この測定子とワークとが接触したときに作動する
タッチ信号検出器および測定子とワークとの相対移動変
位量を検出するための変位検出器を備え、タッチ信号検
出器が作動したときに変位検出器の出力信号から求めた
当該測定子の座標値を測定値の実径寸法と異なる寸法の
補正測定子径寸法を利用して補正するように構成された
測定機、例えば三次元測定機がある。従来、このような
測定機における測定子径寸法の補正は、使用する測定子
の公称また実測径を人力し、それを変位検出器で検出さ
れた測定子の移動変位量から減算または加算処理するよ
うにしていた。
しかしながら、測定子とタッチ信号検出器とは弾性部材
で連結されている上、測定子には一定の測定力が付与さ
れ、かつタッチ信号検出器は弾性部材の傾斜によって作
動する構造のものが多いため、弾性部材の傾斜度や撓み
、更にはタッチ信号検出器のタイムラグ等によって損1
r定誤差が生じ、実際の測定子径をもってしては正確な
補正ガ困難な場合が多い。ここに本出願人は、底面が水
平な基台の両端に、互いに平行な内側面と外側面とを有
する一定幅の接触部材を各側面が相互に平行となるよう
に一体的に取付け、前記測定子の半径をrとし、かつ測
定機の最小分解能がXpmである場合、前記両接触部材
の内側面間の寸法を3r以上、前記各側面の基台上面か
らの高さ寸法を1r以上とし、かつ前記各接触部材の内
側面および外側面間の厚み寸法を、X×10−μmの精
度に加工するともに、その加工精度を含み通常使用状態
下の温度変化に伴う伸縮量がX×10−″μm以下に維
持されるように構成した測定機の補正用基11゜器を提
案した(実願昭58−48000号)。この測定機の補
正用基準器は、簡易構成の下で、前記測定誤差を補正で
きるようにしたものである。
ところが、前記考案にかかる補正用基準器は、この種の
測定機に高精度化、また、作業の簡易、迅速化が要請さ
れる゛に至り、精度上または取扱上の不都合が生じてき
た。
精度上の問題からは、まず、比較的長寸の基台および両
接触部材を用いているので、補正測定子径を求めるため
の諸寸法測定に際して移動量検出部のストローク誤差が
関与する。即ち、一般的に移動■検出部の主スケールの
単位長さ当たりの誤差が一定といえないことから、測定
子を移動させるに際し誤差が生じてしまう。また、基台
および両接触部材の加工精度が設計値通り仕上げること
が困難、かつ、使用環境によって変動するので、これに
関する誤差を皆無とすることは事実上困難である。更に
、球状測定子からすれば、角度誤差を回避するために測
定子を接触部材の面に垂直方向から当接すべきであるが
、測定機本体に接触部材を測定子移動方向に対して垂直
に取付けられている保障がない。
次に、取扱上の問題からは、まず、前述した角度誤差を
回避するために測定機に対する補正用基準器の取付は作
業に多くの労力、時間を必要とする。また、基台等が大
きいため、測定機本体に取付けた後では基準器を取りつ
けるスペースが確保できない場合があり、測定面に応し
て測定子の大きさを換えるような測定作業に支障を来す
。更に両接触部材の内側相当と外側相当との2回の測定
が必要のため作業時間が長い。即ち、前記従来の補正用
基準器によるも9は、内側面と外側面との測定差がある
ものとして内側面および外側面の各2回の測定を行い、
計4回測定子を移動させたが、要は、測定子軸の撓み方
向がことなる要因を含めばよいのであるから、必ずしも
2回の測定を要せず、結局無用な作業時間を費やすこと
になる。更にまた、このような2回の測定のための演算
をしなければならず、この点からしても不利である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、精度がよく取扱い便利な測定機の補正
用基準器を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明は測
定機本体に移動可能に設けられた球形の測定子と、この
測定子とワークとが接触したときに作動するタッチ信号
検出器と、測定子およびワークの相対移動変位量を検出
するための変位検出器とを備え、タッチ信号検出器が作
動したときに変位検出器の出力信号から求めた当該ポリ
定子の座)予価を測定子のノミ径てj法と異なる手法の
iti正測定子径寸法を利用して補正するよう構成され
た測定機の補正用基準器であって、前記測定子が一方方
向から移動されたときに当接される第1当接面と他方方
向から移動されたときに当接される第2当接面とを同一
7J 29平面上に配設するとともに、前記基準平面上
に測定子が同一方向から移動されて互いに離隔した少な
くとも2点の設定点で接触する設定面を設けたもので、
これにより、前記設定面に測定子を同一方向から移動さ
せて接触させるとともに、例えば、このときの変位検出
値が同一となるように補正用基準器を取付けて基単平面
を測定子移動方向と直交させ、あるいは検出値に差があ
る場合にはその差により測定子移動方向との角度差を+
m圧するようにし、更に、前記測定子の移動方向とは逆
方向から第1当接面或いは第2当接面に測定子を移動さ
せて当接し、このような操作によって補正測定子径を求
めて前記目・的を達成しようとするものである。
〔実施例〕
以F、本発明の一実権例を図面に基づいて説明する。
第1図は三次元測定機の全体の回路構成全示j−でいる
。同図において、測定根止しての三次元測定機の本体I
には、ワークとの接触を検知する接触検知部2が三次元
方向つまりワークを載置する定盤に対してX、Yおよび
Z軸方向へ移動可能Sこ設けられているとともに、測定
子7およびワークの相肘移動によって接触検知部2のそ
れぞれの移動方向に沿ってその接触検知部2の移動量を
電気(3号として検出する3つの移動量検出部3.4゜
5がそれぞれ設りられている。前記接触検知部2は、三
次元方向へ移動可能な部材0こ取付けられ7(=タッチ
f3号検出器6と、このタッチ13号検出器6に基端部
が保持されかつ先端部に球状の測定子7を有する測定子
軸8とから構成され、測定子7のワークへの接触によっ
て測定子軸8が基端部を支点として傾斜すると、タッチ
信号検出器6が作・助してタッチ信号検出器6から検出
信号が出力されるようになっている・また、前記各移動
量検出部3.4.5は、例えば光学的スケール等により
接触検知部2の移・肋に伴う光量変化を正弦波の信号と
して検出し、その信号をエンコーダ11へ与えるように
なっている。
1■1記エンコーダ11は、前記各種・助呈゛検出部3
゜1.5からの信号をそれぞれパルス信号に変換する信
号処理回路12.13.14と、この各信号処理回路1
2.13.14からのパルス13号をそそれカウントす
るカウンタ15.16.17とから構成されている。カ
ウンタ15.16.17のデータは、コントロール回路
21からの転送指令によって選択的にデータ処理部31
へ取り込まれる。ここにおいて、本実施例では、エンコ
ーダ11と前記各移動量検出部3.4.5とにより変位
検出器が構成されている。
前記コントロール回路21には、電源スィッチ22)測
定項目の種別例えば外側測定や内側測定等を指定する処
理指定スイッチ23、作業モードつまり測定モートと補
正モードとのいずれかを指定するモード切換スイッチ2
 aおよび定数等を人力する入力器25がそれぞれ設け
られているとともに、前記タッチ信号検出器Gからの検
出信号が人力されている。そして、コントロール回路2
1は、タッチ信号検出器6から検出(3号が入力さ丁1
゜た際、前記処理指定スイッチ23δよびモート切換ス
イッチ24により指定されている内容ムこ従って、前3
己カウンタ1.5.+6.17のテ゛−夕をテ′−タ処
理部31へ転送させるとともに、データ処理部31を所
定の手順に従って作・助さゼる。
前記データ処理部31には、)111記入力器25から
入ノjされたデータに基づいて補正測定子径を算出する
補正演算部32と、前記カウンタ15,16.17のデ
ータから前記接触検知部2のそれぞれの移動量を算出し
、かつ前記コントロール回路21からの指令内容に応じ
てその移動量を前記補正lju算部32の補正測定子径
で補正する主演算部33と、この主演算部33の結果を
プリンタ或いは表示器等へ出力するための出力回路34
とが含まれている。
第2図から第5図は補正用基準器を示している。
補正用基7Q器40は、円柱状の基台41と、基台41
の上に取付けられた受台42と、受台42に下部が保持
されるとともに互いに対面して取付けられた2つの補正
部材43および44とを含んで構成されている。前記基
台41には、周縁近傍に取付孔41Aが設けられ、この
取付孔41Aを貫通して図示しないボルト等が測定機の
定盤と螺合されて補正用基準器40が前記定盤に取付け
られるようになっている。前記受台42は、基台41の
平面と平行な断面が略小判状に形成されるとともに、基
端が基台41に取付けられ、先端が前記補正部材43お
よび44を保持できるように先端が開口されたコ字形に
形成されている。
前記補正部材43および44は、各々やや厚めの(瓦状
部材から形成され、その基端部は前記受台42に測定機
本体1の定盤と垂直になるよう保持され、その中間部は
孔45を有している。前記孔45は、補正部材43およ
び44をその板厚方向に貫通するように形成され、ボル
トとす、ト(図示せず)とを孔45内で螺合することに
より両部材を固定するようになついる。前記補正部材4
3の先端は、中央部が角柱状の凸部に形成され、この凸
部の補正部材44と相対する面には第2当接面46が形
成されている。前記補正部材44の先端は、先端方向が
開口されたコ字状に形成され、その両端部に設けられた
突起部の補正部材43と相対する面には設定面47Aお
よび47Cが形成されている。前記設定面47Aおよび
47Cは、設定点、即ち各々の平面上いずれかの一点で
同一方向から移動された測定子7が接触するようになっ
ており、しかも、この2つの設定点は測定子7の直径寸
法より大きい所定の寸法だけ離隔されている。前記設定
面47Aと第1当接面とは併用され、この第1当接面4
7Aは、測定子7が一方方向から移動されたときに当接
され、更に、測定子7が他方方向から移動されたときに
当接する第2当接面46および測定子7が一方方向から
当接される設定面47Cとともに同一平面上にあって基
準平面48を構成し、これらの平面が直列配設されてい
る。この際、前記基準平面48上の第2当接面46の両
端辺と設定面47Aおよび47Cの内側端辺との間には
微小の隙間が設けられ、温度が高くなって補正部材43
および44が熱膨張してもこれらの画先端が当接しない
ようになっている。
次に、本実施例の使用方法を説明する。本三次元測定機
では、補正用基準器40を用いて補正測定子径を求め、
これを予め設定した後、測定作業を行う。
補正測定子径を求めるには、まず三次元測定機本体1の
定盤上に補正用基準器40を測定子7の第1当接面47
Aに当接する方向が接触検出部2のいずれかの移動方向
、例えばX軸方向に一致するように取付ける。
即ち、第6図に示されるように、X軸方向の一方方向(
図中矢印P方向)に補正部材44の先端の第1当接面4
7Aに測定子7を当接させる。つまり、モード切換スイ
ッチ24を補正モードに切換えた後、接触検知部2を矢
印P方向へ移動させると、移動量検出部3からの信号が
信号処理回路12によりパルス信号に変換された後、カ
ウンタ15によりカウントされていく。そこで、接触検
知部2の矢印P方向への移動により、第7図に示す如く
、測定子7が第1当接面47Aに接触された後、更にδ
量(測定子軸8の撓みやタッチ信号検出器6のタイムラ
グに基づく不感■)移FJJされると、タッチ信号検出
器6から検出信号がコントロール回路21へ与えられる
。すると、コントロール回路21からの転送指令により
、カウンタ15のデータつまり接触検知部2のX軸方向
の移動間が主演算部33へ転送され、出力回路34を通
じて表示器或いはプリンタに変位検出値が表示される。
この次に、前記測定子7を矢印Pと同方向く図中矢印Q
方向)に移動して補正部材44の先端の設定面47Cに
前述と同様に当接させる。この際、設定面47Cへ測定
子7を当接させたときの変位検出値は前述の変位検出値
と同一となるようにし、このような状態の下で補正用基
準器40の基台41を測定機本体lの定盤に取付ける。
これにより、r−nす電子7の移動方向と基部平面48
とが直交することになる。
更に、前記矢印P方向とは逆方向(図中矢印R)に測定
子7を移動して第2当接面46に接触された後、更に6
班だけ移動されると、タッチ信号検出器6から検出信号
がコントロール回路21・\与えられる。すると、コン
トロール回路21からの転送指令により、カウンタ15
のデータが主演算部33へ転送され出力回路34を通し
て表示器等に変位検出値が表示される。
このように、第1当接面47Aおよび第2当接面46へ
測定子7が当接した際の変位検出値が求められたなら、
両者の変位検出値の差を求める。
この両者の変位検出値の差は、第1当接面47Aおよび
第2当接面46へ測定子7を当接した際の接触検知部2
の相対的な移mJ+量1osであり、この移動量nos
は、第7図中破線で示した補正測定子径d° となる。
つまり、第7図中実線で示された実際の41す電子をd
とすると、d〜26−d゛となり、このd“ はlos
と一敗する。こね、Sこよってhli iE測定了径d
゛ は、補正演算部32に記りされ、測定データの補正
データとして利用さ机る。
一方、測定に当たっては、三次元測定機本体lの定盤上
にワークを七ノトシた後、モート切換スイッチ24を測
定に切換えるとともに、処理指定スイッチ23により測
定項目を指定する。この後、接触検知部2を移動させ、
測定子7をワークの測定部位間に順次当接させる。する
と、主演算部33において、ff111定子7がワーク
に当接して検出信号が出力されたときのカウンタ15.
16.17のデータが前記補正演算部32の補正測定子
径d゛ で補正される。この場合、処理指定スイッチ2
3により指定されている測定項目が外側測定であれば前
記データから補正測定子径d′ が減算され、一方処理
指定スイノチ23により指定されている測定項目が内側
測定であれば前記データに補正上す電子径d゛ が加算
される。なお、処理指定スイッチ23により1旨定され
ている測定項目が外側測定および内側測定以外の項目、
つまりワークの階段状の垂直面間の寸法測定等、測定子
7がワークに対して同一方向から当接する測定項目の場
合には、補正測定子径d′ の補正処理は行われない。
このようにして演算された結果は、測定データとして出
力回路34を通してプリンタや表示器等へ出力される。
このような本実施例によれば、測定機の補正用23$2
m4oの精度を向上させ、更に、その取扱いを便利にす
ることができる。即ち、本実施例では補正測定子径d゛
 を求めるに際して、測定子7を同一基準面内にある第
1当接面47Aおよび第2当接面46に当接するので、
従来例のように移動型検出部のストローク誤差が関与す
るという問題が解消される。更に、従来例のように一定
幅の接触部材を設けず、その上この接触部材の両側面の
寸法+n度を考慮する必要がないので、この点からも、
更に温度変化を考慮しなくてもよい点からも精度の向上
を図ることができる。更にまた、設定面(第1の当接面
)47Aおよび47Cを設けてあり、この設定面47A
および47Cは同一平面とに形成されているので、第1
当接面47Aおよび第2当接面46を;4111定子7
の移動方向と垂直にすることができ、従って測定子7が
斜めに当接面に当接することによる誤差が回避される。
一方、取扱いの点からは、前述の通り角度誤差の問題を
回避できるので、補正用基準器40の取付は作業に多く
の労力、時間を必要とするごとがない。また、補正用基
準器40は、従来例のように基台等を大きくする必要が
なく、基帛器を取付けるスペースが確保でいないという
問題から解消される。
更に、補正測定子径d゛ を求めるのに測定子7を3回
移動させれば十分であり、従来例の場合より作業時間を
短縮することができる。従って、補正測定子径d゛ を
求めるための演算を行う四散も従来に比し少なくするこ
とができ、この点からしても作業時間を短縮することが
できる。また、設定面47Aおよび47Cで測定子7が
接触する設定点は、測定子7の直径寸法より大きい所定
の寸法だけ離晒されているとしたので、補正部t第44
のコ字状先端部の間を測定子7が通過して第2当接面4
6と当接できるとともに、i ff19面を測定子7の
多動方向と垂直に設けるに容易に行うことができる。
なお、前記実施例では、設定面を補正部材45のコ字状
先端の補正面47Aおよび47Cに各々としたが、本発
明では、第8図に示されるように2点の設定点の全てを
含む設定面と第1当接面或いは第2当接面とが併用され
ているものでもよい。
即ち、第8図において、上部一端が角柱状に切欠かれた
板状の補正部材49と、この補正部材49と重なり合う
とともに前記角柱状に切欠かれた部分側に角柱状突起部
を有する補正部材50とが基端が基台41に取付けられ
た受台42のコ字形先端に保持されている。前記補正部
材49と補正部(第50との先端の互いに面する部分は
設定面51および設定面52が同一基準面上に形成され
、設定面51が第1当接面として、設定面52が第2当
接面として構成されている。この際、第1当接面は、測
定子7の直径寸法より大きい寸法だけ離隔配設された2
つの設定点を含む設定面を併用している。これによれば
、設定点は連続した面上Qこあるので、設定面の加工を
容易に行うことができる。
更に、前記実施例では、便宜上、補正部材44に第1の
当接面47Aを設定し、補正部材43に第2の当接面4
6を設定したがこれは逆でもよく、また、補正部材43
における設定面47Aと第1当接面とを併用したが、本
発明では、設定面47Cを第1当接面とを併用したもの
でもよい。要するに、本発明では、前述の条件を満たす
第1.第2の当接面およびそれとは別もしくは併用され
た設定面があればよい。更にまた、補正部材の先端は中
央部に角柱状の凸部に形成されているものとコ字状に形
成されているものとの組合せに限らず、端部の1つおよ
び中央部を角柱状の凸部に形成されたものと前記端部の
他端側にのみ角柱状の凸部に形成されたものとの組合せ
でもよい。また、前記実施例では、各々の測定点を測定
子7の直径寸法より大きい所定の寸法だけ離隔したが、
この所定の寸法は、大きい程基準面を測定子7の移動方
向と直交させやすい。ただし、あまりこの寸法を大きく
すると補正部材の幅を大きくしなければならず、補正用
基準器を測定機本体1の定盤に取付けるのに大きなスペ
ースが必要となる。従って、定盤のスペースとの関係で
測定点の隅離された所定寸法を決定すべきである。更に
、前記実施例では、補正部材を2つ設けてこれらを取付
けることとしたが、本発明では補正部材を一体として形
成するものであってもよい。また、前記実施例では第1
の当接面47Aと設定面47Gとを用いて基準平面48
が測定子7の移動方向と直交するように設定したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、当接面47Aと
設定面47Cとの当接時のデータを用いて基準平面と測
定子移動方向との角度誤差を求め、この値を用いてデー
タを補正してもよいが、このようにすると処理が複雑と
する分、前記実施例より不利であ。更にまた、前記実施
例では、三次元測定機について説明したが、測定子が一
次元または二次元方向′へ移動可能な測定機、例えばハ
イドゲージ等であっても適用することができる。
〔発明の効果〕
前述のような本発明によれば、測定機の補正用基準器の
精度を向上させ、更に、その取扱いを便利にすることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられる三次元測定機を示すブロッ
ク図、第2図は本発明にがかる一実施例を示す斜視図、
第3図はその平面図、第4図はその正面図、第5図はそ
の側面図、第6図は本実施例により補正測定子径を求め
る手順を示す説明図、第7図は補正用基4ζ器によって
補正測定子径を求める際の説明図、第8図は前記実施例
と異なる実施例を示す斜視図である。 1・・・測定機としての三次元測定機、3.4. 5・
・・移動量検出部、6・・・タッチ信号検出器、7・・
・測定子、11・・・エンコーダ、40・・・補正用基
準器、47A、51・・・第1当接面、46.52・・
・第2当接面、47A、47C,4B・・・基準平面、
51・・・設定面。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測定機本体に移動可能に設けられた球形の測定子
    と、この測定子とワークとが接触したときに作動するタ
    ッチ信号検出器と、測定子およびワークの相対移動変位
    量を検出するための変位検出器とを備え、タッチ信号検
    出器が作動したときに変位検出器の出力信号から求めた
    当該測定子の座標値を測定子の実径寸法と異なる寸法の
    補正測定子径寸法を利用して補正するよう構成された測
    定機の補正用基準器であって、前記測定子が一方方向か
    ら移動されたときに当接される第1当接面と他方方向か
    ら移動されたときに当接される第2当接面とを同一基準
    平面上に配設するとともに、前記基準平面上に測定子が
    同一方向から移動されて互いに離隔した少なくとも2点
    の設定点で接触する設定面を設けたことを特徴とする測
    定機の補正用基準器。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記第1当接面
    と第2当接面とこれらの当接面以外で前記設定点のうち
    1点で測定子が接触する設定面とが直列配設され、かつ
    、前記設定面と同一向きの第1当接面または第2当接面
    と、前記設定点の他点で測定子が接触する設定面とは併
    用されていることを特徴とする測定機の補正用基準器。
  3. (3)特許請求の範囲第1項において、前記第1当接面
    或いは第2当接面と、前記少なくとも2点の設定点の全
    てが接触する設定面とは併用されていることを特徴とす
    る測定機の補正用基準器。
  4. (4)特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに
    おいて、前記設定面で測定子が接触する設定点は、測定
    子の直径寸法より大きい所定の寸法だけ離隔されている
    ことを特徴とする測定機の補正用基準器。
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JP18137785A Pending JPS6242010A (ja) 1985-08-19 1985-08-19 測定機の補正用基準器

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JP (1) JPS6242010A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5649368A (en) * 1994-09-23 1997-07-22 Carl Zeiss-Stiftung Method for calibrating a coordinate measuring apparatus having two pivot axes
US7191535B2 (en) * 2005-02-28 2007-03-20 United Technologies Corporation On-machine automatic inspection of workpiece features using a lathe rotary table
DE102008024808B3 (de) * 2008-05-23 2009-11-26 Bundesrepublik Deutschland, vertr. d. d. Bundesministerium für Wirtschaft und Technologie, dieses vertr. d. d. Präsidenten der Physikalisch-Technischen Bundesanstalt Geometrienormal und Verfahren zum Herastellen eines Millimeterbereich-Längennormals

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DE102008024808B3 (de) * 2008-05-23 2009-11-26 Bundesrepublik Deutschland, vertr. d. d. Bundesministerium für Wirtschaft und Technologie, dieses vertr. d. d. Präsidenten der Physikalisch-Technischen Bundesanstalt Geometrienormal und Verfahren zum Herastellen eines Millimeterbereich-Längennormals

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