JPS6241786B2 - - Google Patents
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- JPS6241786B2 JPS6241786B2 JP23077184A JP23077184A JPS6241786B2 JP S6241786 B2 JPS6241786 B2 JP S6241786B2 JP 23077184 A JP23077184 A JP 23077184A JP 23077184 A JP23077184 A JP 23077184A JP S6241786 B2 JPS6241786 B2 JP S6241786B2
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- Disintegrating Or Milling (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ジヨークラツシヤ、コーンクラツシ
ヤ等により一旦通常の破砕作用を受けた一次破砕
物に対して、揺動磨砕板等の磨砕部材により磨砕
作用を与えて粒度調整及び粒形調整を行い、建設
用骨材等の自然粒形に近い粒形の磨砕物を生産す
る為の磨砕物粒形調整装置の改良に関する。
ヤ等により一旦通常の破砕作用を受けた一次破砕
物に対して、揺動磨砕板等の磨砕部材により磨砕
作用を与えて粒度調整及び粒形調整を行い、建設
用骨材等の自然粒形に近い粒形の磨砕物を生産す
る為の磨砕物粒形調整装置の改良に関する。
(従来技術とその問題点)
従来のジヨークラツシヤ、コーンクラツシヤ等
の圧縮型破砕機は、一対の相対向する破砕部材を
有し、その破砕部材の一方或いは双方を揺動させ
ることにより破砕部材間の破砕間隙を周期的に拡
縮させ、それによつて上方から破砕間隙に投入さ
れた被破砕物を出口間隙以下の大きさに圧縮破砕
し、生産された破砕物粒子は下方の出口間隙から
重力により速やかに排出されるように構成されて
いる。
の圧縮型破砕機は、一対の相対向する破砕部材を
有し、その破砕部材の一方或いは双方を揺動させ
ることにより破砕部材間の破砕間隙を周期的に拡
縮させ、それによつて上方から破砕間隙に投入さ
れた被破砕物を出口間隙以下の大きさに圧縮破砕
し、生産された破砕物粒子は下方の出口間隙から
重力により速やかに排出されるように構成されて
いる。
この為、基本的に破砕間隙に対する被破砕物の
充填率が低く、しかも被破砕物の破砕間隙に介装
される状態は一層形成充填送給状態である為、破
砕の前後における粒子相互間の磨摺、圧縮、破砕
等の磨砕作用は実質的に殆んど起らず、その為粒
子は破砕間隙に沿う扁平、偏長状のものが多く、
また原料の粗破砕状態のもの、二次破砕等による
鋭角尖突部を多く有する異形破砕物を生産する欠
点があつた。
充填率が低く、しかも被破砕物の破砕間隙に介装
される状態は一層形成充填送給状態である為、破
砕の前後における粒子相互間の磨摺、圧縮、破砕
等の磨砕作用は実質的に殆んど起らず、その為粒
子は破砕間隙に沿う扁平、偏長状のものが多く、
また原料の粗破砕状態のもの、二次破砕等による
鋭角尖突部を多く有する異形破砕物を生産する欠
点があつた。
従つて、この種生産破砕物を、例えばコンクリ
ート骨材として使用すると、その粒形の影響によ
り自然粒形の骨材を使用したコンクリートと同一
強度を有するコンクリートを作る為に、水量、セ
メント量を多くする必要が生じたり、養生中に水
が表面に浮き上がつてきたりして種種のトラブル
の発生の因となるので、この種生産破砕物をその
まま建設用骨材等の最終製品として使用すること
ができない。
ート骨材として使用すると、その粒形の影響によ
り自然粒形の骨材を使用したコンクリートと同一
強度を有するコンクリートを作る為に、水量、セ
メント量を多くする必要が生じたり、養生中に水
が表面に浮き上がつてきたりして種種のトラブル
の発生の因となるので、この種生産破砕物をその
まま建設用骨材等の最終製品として使用すること
ができない。
このような問題に対処する為になされた本出願
人の出願せる特公昭58−26975号公報に記載の磨
砕物粒形調整装置は、相対向する一対の磨砕部材
を有し、その磨砕部材の一方或いは双方を揺動さ
せることにより、磨砕部材間の磨砕間隙を周期的
に間欠拡縮させ、また磨砕間隙の出口を閉塞する
位置に、調整面体と呼ばれる部材を傾斜して設け
て、前記磨砕間隙の出口に連なる磨砕物排出間隙
を側方に延在形成している。
人の出願せる特公昭58−26975号公報に記載の磨
砕物粒形調整装置は、相対向する一対の磨砕部材
を有し、その磨砕部材の一方或いは双方を揺動さ
せることにより、磨砕部材間の磨砕間隙を周期的
に間欠拡縮させ、また磨砕間隙の出口を閉塞する
位置に、調整面体と呼ばれる部材を傾斜して設け
て、前記磨砕間隙の出口に連なる磨砕物排出間隙
を側方に延在形成している。
第2図にその磨砕物粒形調整装置の一例の要部
の構造を示す。図において、1,2は相対向する
一対の磨砕部材で、この磨砕部材1,2間の空間
が磨砕間隙Bである。本例では磨砕部材1は固定
され、磨砕部材2は矢印の如く揺動し、磨砕間隙
Bを周期的に間欠拡縮せしめるようになつてい
る。3は磨砕間隙Bの出口Cを閉塞する位置に傾
斜して設けられた調整面体で、この調整面体3に
より出口Cに連なつて磨砕物排出間隙Dが側方に
延在形成されている。本例では調整面体3の傾斜
角θが可変となつている。
の構造を示す。図において、1,2は相対向する
一対の磨砕部材で、この磨砕部材1,2間の空間
が磨砕間隙Bである。本例では磨砕部材1は固定
され、磨砕部材2は矢印の如く揺動し、磨砕間隙
Bを周期的に間欠拡縮せしめるようになつてい
る。3は磨砕間隙Bの出口Cを閉塞する位置に傾
斜して設けられた調整面体で、この調整面体3に
より出口Cに連なつて磨砕物排出間隙Dが側方に
延在形成されている。本例では調整面体3の傾斜
角θが可変となつている。
このように構成された磨砕物粒形調整装置にお
いて、ジヨークラツシヤ等で一旦破砕された一次
破砕物を上方入口Aより供給すると、磨砕間隙B
で磨砕され、その磨砕物が出口Cを通り、調整面
体3を介して排出間隙Dより排出される。この過
程において、調整面体3が出口Cを閉塞する位置
にある為、磨砕物は速やかには排出されず、そこ
に滞溜し、その滞溜が磨砕間隙B内にも及んで、
磨砕間隙Bは磨砕物で充満することになる。磨砕
物が充満した状態で磨砕間隙Bの拡縮が行われる
と、磨砕物相互の磨摺、圧縮、破砕等の磨砕作用
により磨砕物の弱所が破砕され、扁平、偏長粒子
及び鋭角尖突部は優先的に磨砕されることにな
り、粒形調整が行われる。磨砕物の排出は、出口
Cに連なる側方の排出間隙Dより間欠的に行われ
る。
いて、ジヨークラツシヤ等で一旦破砕された一次
破砕物を上方入口Aより供給すると、磨砕間隙B
で磨砕され、その磨砕物が出口Cを通り、調整面
体3を介して排出間隙Dより排出される。この過
程において、調整面体3が出口Cを閉塞する位置
にある為、磨砕物は速やかには排出されず、そこ
に滞溜し、その滞溜が磨砕間隙B内にも及んで、
磨砕間隙Bは磨砕物で充満することになる。磨砕
物が充満した状態で磨砕間隙Bの拡縮が行われる
と、磨砕物相互の磨摺、圧縮、破砕等の磨砕作用
により磨砕物の弱所が破砕され、扁平、偏長粒子
及び鋭角尖突部は優先的に磨砕されることにな
り、粒形調整が行われる。磨砕物の排出は、出口
Cに連なる側方の排出間隙Dより間欠的に行われ
る。
このように磨砕物粒形調整装置は、調整面体3
の作用によつて磨砕間隙B内に磨砕物を滞溜、充
満させることにより粒形調整を行い、しかも調整
面体3が図示の例のように可変な場合は、調整面
体3の傾斜角θを調節することにより磨砕間隙B
の出口Cを最適な閉塞状態にすることができ、そ
れによつて最も好ましい粒形調整を行うことがで
きる。また前記の磨砕は、主に粒子相互間で行わ
れる為、磨砕部材の損耗が極めて少なく、メンテ
ナンスコストが安い。
の作用によつて磨砕間隙B内に磨砕物を滞溜、充
満させることにより粒形調整を行い、しかも調整
面体3が図示の例のように可変な場合は、調整面
体3の傾斜角θを調節することにより磨砕間隙B
の出口Cを最適な閉塞状態にすることができ、そ
れによつて最も好ましい粒形調整を行うことがで
きる。また前記の磨砕は、主に粒子相互間で行わ
れる為、磨砕部材の損耗が極めて少なく、メンテ
ナンスコストが安い。
然し乍ら、この磨砕物粒形調整装置に於いて、
水分や泥分を多く含む一次破砕物を処理しようと
すると、磨砕部材1,2の磨砕面に泥分や磨砕に
よつて生じた微細粒子が付着し、磨砕間隙Bの出
口Cの磨砕物通過量が極端に少なくなり、単位時
間当りの磨砕処理量が著しく減少するという問題
点があつた。しかも磨砕物粒形調整装置が前記の
ような効果を発揮するには磨砕間隙Bが常に一次
破砕物が充満していることが不可欠の条件であ
り、またその充満状態を一定に保つことが一定し
た粒形調整を行う為の必須条件である。従つて、
条件変動がある度に調整面体3を調整しなければ
ならない為、稼動率が悪く、一定した製品を得る
ことが極めて困難であつた。
水分や泥分を多く含む一次破砕物を処理しようと
すると、磨砕部材1,2の磨砕面に泥分や磨砕に
よつて生じた微細粒子が付着し、磨砕間隙Bの出
口Cの磨砕物通過量が極端に少なくなり、単位時
間当りの磨砕処理量が著しく減少するという問題
点があつた。しかも磨砕物粒形調整装置が前記の
ような効果を発揮するには磨砕間隙Bが常に一次
破砕物が充満していることが不可欠の条件であ
り、またその充満状態を一定に保つことが一定し
た粒形調整を行う為の必須条件である。従つて、
条件変動がある度に調整面体3を調整しなければ
ならない為、稼動率が悪く、一定した製品を得る
ことが極めて困難であつた。
(発明の目的)
本発明は斯かる問題点を解決すべくなされたも
ので、水分や泥分を多く含む一次破砕物を処理す
るに於いて、磨砕部材の磨砕面に泥分や磨砕によ
つて生じた微細粒子が付着しないようにし、且つ
磨砕間隙の出口の磨砕物通過量を調整し、また磨
砕間隙が常に一次破砕物で充満している状態で磨
砕作用が行われるようにすると共に磨砕間隙での
一次破砕物の磨砕される時間と量を調整して、一
定範囲の粒形の磨砕物を常時生産できるように
し、さらに一次破砕物の磨砕に消費されるモータ
の電力を略一定に保つことのできる磨砕物粒形調
整装置を提供することを目的とするものである。
ので、水分や泥分を多く含む一次破砕物を処理す
るに於いて、磨砕部材の磨砕面に泥分や磨砕によ
つて生じた微細粒子が付着しないようにし、且つ
磨砕間隙の出口の磨砕物通過量を調整し、また磨
砕間隙が常に一次破砕物で充満している状態で磨
砕作用が行われるようにすると共に磨砕間隙での
一次破砕物の磨砕される時間と量を調整して、一
定範囲の粒形の磨砕物を常時生産できるように
し、さらに一次破砕物の磨砕に消費されるモータ
の電力を略一定に保つことのできる磨砕物粒形調
整装置を提供することを目的とするものである。
(発明の構成)
本発明の磨砕物粒形調整装置は、前述の特公昭
58−26975号公報記載の磨砕物粒形調整装置が基
本構成となされ、即ち相対向する一対の磨砕部材
により形成される磨砕間隙の出口に変位可能な調
整面体を設けることによつて、磨砕物の排出を遅
延、滞溜させ、磨砕間隙内に被磨砕物を充満させ
て粒子相互の磨摺、圧縮、破砕等による磨砕作用
によつて粒形調整を行う点は従来通りである。
58−26975号公報記載の磨砕物粒形調整装置が基
本構成となされ、即ち相対向する一対の磨砕部材
により形成される磨砕間隙の出口に変位可能な調
整面体を設けることによつて、磨砕物の排出を遅
延、滞溜させ、磨砕間隙内に被磨砕物を充満させ
て粒子相互の磨摺、圧縮、破砕等による磨砕作用
によつて粒形調整を行う点は従来通りである。
本発明の磨砕物粒形調整装置は、さらに磨砕間
隙の入口上方に、磨砕間隙内に散水するスプリン
クラーを設け、該スプリンクラーに制御装置を接
続し、磨砕間隙の出口に磨砕物通過量を検出する
検出装置を設けて磨砕物通過量の検出量に応じて
前記制御装置を動作せしめて所要量の水をスプリ
ンクラーより磨砕間隙内に散水するようにし、ま
た磨砕部材を揺動させるモータの消費電力を検出
する検出器と調整面体の変位を制御する調整面体
制御装置とを設け、調整面体制御装置を検出器に
よるモータの消費電力の検出信号により動作せし
めて、調整面体の変位を制御し、磨砕間隙内に被
磨砕物が一定量充満した状態で磨砕作用が行われ
るようにして、一定範囲の粒形の磨砕物を常時生
産できるようにし、且つ被磨砕物の磨砕に消費さ
れるモータの電力を略一定に保つようにしてい
る。
隙の入口上方に、磨砕間隙内に散水するスプリン
クラーを設け、該スプリンクラーに制御装置を接
続し、磨砕間隙の出口に磨砕物通過量を検出する
検出装置を設けて磨砕物通過量の検出量に応じて
前記制御装置を動作せしめて所要量の水をスプリ
ンクラーより磨砕間隙内に散水するようにし、ま
た磨砕部材を揺動させるモータの消費電力を検出
する検出器と調整面体の変位を制御する調整面体
制御装置とを設け、調整面体制御装置を検出器に
よるモータの消費電力の検出信号により動作せし
めて、調整面体の変位を制御し、磨砕間隙内に被
磨砕物が一定量充満した状態で磨砕作用が行われ
るようにして、一定範囲の粒形の磨砕物を常時生
産できるようにし、且つ被磨砕物の磨砕に消費さ
れるモータの電力を略一定に保つようにしてい
る。
(実施例)
本発明の磨砕物粒形調整装置の一実施例を第1
図によつて説明する。同図中第2図と同一符号は
同一物を示すのでその説明を省略する。4は磨砕
部材を揺動する為のモータであり、5はモータ4
の消費電力を検出する検出器である。6は調整面
体3の支点で、調整面体3はこの支点6を中心に
固定磨砕部材1側に一端が結合されたシリンダ7
の駆動により上下方向に揺動するようになつてい
る。8はシリンダ7を駆動する油圧装置で、この
油圧装置8は調整面体制御装置9により操作され
るようになつている。調整面体制御装置9は前記
検出器5によるモータ4の消費電力の検出信号に
より動作するようになつている。相対向する一対
の磨砕部材1,2間の磨砕間隙Bの入口Aの上方
にはスプリンクラー10が設けられ、このスプリ
ンクラー10には散水量を調節する制御装置11
が接続されている。磨砕間隙Bの出口Cに、磨砕
物通過量を検出する検出装置12が設けられ、こ
の検出装置12の検出量に応じて前記制御装置1
1が動作せしめられるようにしてある。前記スプ
リンクラー10は、例えばパイプに一定間隔に孔
をあけて磨砕間隙Bの幅方向で均一に散水される
ようにしてある。13は磨砕間隙Bの上方に設け
た被磨砕物を供給する為のフイーダである。
図によつて説明する。同図中第2図と同一符号は
同一物を示すのでその説明を省略する。4は磨砕
部材を揺動する為のモータであり、5はモータ4
の消費電力を検出する検出器である。6は調整面
体3の支点で、調整面体3はこの支点6を中心に
固定磨砕部材1側に一端が結合されたシリンダ7
の駆動により上下方向に揺動するようになつてい
る。8はシリンダ7を駆動する油圧装置で、この
油圧装置8は調整面体制御装置9により操作され
るようになつている。調整面体制御装置9は前記
検出器5によるモータ4の消費電力の検出信号に
より動作するようになつている。相対向する一対
の磨砕部材1,2間の磨砕間隙Bの入口Aの上方
にはスプリンクラー10が設けられ、このスプリ
ンクラー10には散水量を調節する制御装置11
が接続されている。磨砕間隙Bの出口Cに、磨砕
物通過量を検出する検出装置12が設けられ、こ
の検出装置12の検出量に応じて前記制御装置1
1が動作せしめられるようにしてある。前記スプ
リンクラー10は、例えばパイプに一定間隔に孔
をあけて磨砕間隙Bの幅方向で均一に散水される
ようにしてある。13は磨砕間隙Bの上方に設け
た被磨砕物を供給する為のフイーダである。
以上の如く構成された実施例に於いて、フイー
ダ13より被磨砕物、即ち水分、泥分を多く含ん
だ一次破砕物を入口Aより磨砕間隙B内に供給充
満して、固定磨砕部材1とモータ4により揺動運
動する磨砕部材2とにより磨砕作用すると共にス
プリンクラー10から磨砕間隙B内に散水する
と、磨砕部材1,2の磨砕面に泥分や磨砕によつ
て生じた微細粒子を付着することなく一次破砕物
を磨砕できて、磨砕間隙Bの出口Cを通過する磨
砕物量が少なくなることがない。また出口Cで検
出装置12により通過する磨砕物量が検出され、
この検出量に応じて制御装置11が動作せしめら
れて、スプリンクラー10からの散水量が調節さ
れるので、出口Cを通過する磨砕物量を一定範囲
内に保持できる。
ダ13より被磨砕物、即ち水分、泥分を多く含ん
だ一次破砕物を入口Aより磨砕間隙B内に供給充
満して、固定磨砕部材1とモータ4により揺動運
動する磨砕部材2とにより磨砕作用すると共にス
プリンクラー10から磨砕間隙B内に散水する
と、磨砕部材1,2の磨砕面に泥分や磨砕によつ
て生じた微細粒子を付着することなく一次破砕物
を磨砕できて、磨砕間隙Bの出口Cを通過する磨
砕物量が少なくなることがない。また出口Cで検
出装置12により通過する磨砕物量が検出され、
この検出量に応じて制御装置11が動作せしめら
れて、スプリンクラー10からの散水量が調節さ
れるので、出口Cを通過する磨砕物量を一定範囲
内に保持できる。
然してこの一次破砕物の磨砕作用に於いて、一
方の磨砕部材2を揺動運動するモータ4の消費電
力が検出器5で検出され、その検出信号が調整面
体制御装置9に送られ、検出信号に応じて、つま
りモータ4の消費電力に応じて調整面体制御装置
9が動作し、油圧装置8が操作されてシリンダ7
が作動し、調整面体3が上方又は下方に回動して
排出間隙Dから排出される磨砕物の量が調整され
る。その結果、磨砕間隙B内で磨砕される一次破
砕物の磨砕物粒形は略一定範囲のものとなり、ま
たこれを磨砕するのに消費されるモータ4の電力
が略一定となる。
方の磨砕部材2を揺動運動するモータ4の消費電
力が検出器5で検出され、その検出信号が調整面
体制御装置9に送られ、検出信号に応じて、つま
りモータ4の消費電力に応じて調整面体制御装置
9が動作し、油圧装置8が操作されてシリンダ7
が作動し、調整面体3が上方又は下方に回動して
排出間隙Dから排出される磨砕物の量が調整され
る。その結果、磨砕間隙B内で磨砕される一次破
砕物の磨砕物粒形は略一定範囲のものとなり、ま
たこれを磨砕するのに消費されるモータ4の電力
が略一定となる。
(発明の効果)
以上の説明で判るように本発明の磨砕物粒形調
整装置は、水分や泥分を多く含む一次破砕物を磨
砕した際、スプリンクラーから散水することによ
り、磨砕部材の磨砕面に泥分や磨砕によつて生じ
た微細粒子が付着しないので、磨砕が効果的に行
われ、磨砕間隙の出口を通過する磨砕物量が減少
することがない。また磨砕間隙の出口の通過量を
検出し、それに応じてスプリンクラーの散水量が
調節されるので、出口を通過する磨砕物量は一定
範囲内に保持される。
整装置は、水分や泥分を多く含む一次破砕物を磨
砕した際、スプリンクラーから散水することによ
り、磨砕部材の磨砕面に泥分や磨砕によつて生じ
た微細粒子が付着しないので、磨砕が効果的に行
われ、磨砕間隙の出口を通過する磨砕物量が減少
することがない。また磨砕間隙の出口の通過量を
検出し、それに応じてスプリンクラーの散水量が
調節されるので、出口を通過する磨砕物量は一定
範囲内に保持される。
また磨砕部材を揺動させるモータの消費電力の
検出信号により調整面体制御装置を動作させて調
整面体の変位を制御するので、磨砕物の排出間隙
から排出される量が調整され、従つて磨砕間隙で
一次破砕物が一定量充満した状態で磨砕でき且つ
磨砕される時間と量が調整されて、一次破砕物の
磨砕物粒形が略一定範囲のものとなり、またこれ
を磨砕するのに消費されるモータの電力を略一定
にできる。
検出信号により調整面体制御装置を動作させて調
整面体の変位を制御するので、磨砕物の排出間隙
から排出される量が調整され、従つて磨砕間隙で
一次破砕物が一定量充満した状態で磨砕でき且つ
磨砕される時間と量が調整されて、一次破砕物の
磨砕物粒形が略一定範囲のものとなり、またこれ
を磨砕するのに消費されるモータの電力を略一定
にできる。
かくして水分や泥分を多く含む一次破砕物の磨
砕における粒子相互の磨摺、圧縮、破砕作用が一
定に保たれ、単位時間当りの磨砕処理量が著しく
増大し、磨砕効率が向上し、磨砕物の生産性が高
くなるという優れた効果を奏する。
砕における粒子相互の磨摺、圧縮、破砕作用が一
定に保たれ、単位時間当りの磨砕処理量が著しく
増大し、磨砕効率が向上し、磨砕物の生産性が高
くなるという優れた効果を奏する。
第1図は本発明の磨砕物粒形調整装置の一実施
例の概略構成図、第2図は従来の磨砕物粒形調整
装置の概略を示す縦断面図である。 1,2……磨砕部材、3……調整面体、4……
モータ、5……検出器、6……支点、7……シリ
ンダ、8……油圧装置、9……調整面体制御装
置、10……スプリンクラー、11……制御装
置、12……磨砕物通過量検出装置、13……フ
イーダ、A……磨砕間隙の入口、B……磨砕間
隙、C……磨砕間隙の出口、D……磨砕物排出間
隙。
例の概略構成図、第2図は従来の磨砕物粒形調整
装置の概略を示す縦断面図である。 1,2……磨砕部材、3……調整面体、4……
モータ、5……検出器、6……支点、7……シリ
ンダ、8……油圧装置、9……調整面体制御装
置、10……スプリンクラー、11……制御装
置、12……磨砕物通過量検出装置、13……フ
イーダ、A……磨砕間隙の入口、B……磨砕間
隙、C……磨砕間隙の出口、D……磨砕物排出間
隙。
Claims (1)
- 1 相対向する一対の磨砕部材の内少くとも一方
の磨砕部材を揺動可能になして磨砕間隙を可変可
能となし、磨砕間隙の出口に対しその出口を開閉
し且つその出口に続いて側方に排出間隙を形成す
る調整面体を変位可能に設けて成る磨砕物粒形調
整装置に於いて、前記磨砕間隙の入口上方に磨砕
間隙内に散水するスプリンクラーを設け、該スプ
リンクラーに制御装置を接続し、磨砕間隙の出口
に磨砕物通過量を検出する検出装置を設けて磨砕
物通過量の検出量に応じて前記制御装置を動作す
るようになし、さらに前記調整面体の変位を制御
する調整面体制御装置を設け、前記磨砕部材を揺
動させるモータの消費電力を検出する消費電力検
出器を設けて、該検出器によるモータの消費電力
の検出信号により前記調整面体制御装置を動作す
るようになしたことを特徴とする磨砕物粒形調整
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23077184A JPS61107949A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 磨砕物粒形調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23077184A JPS61107949A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 磨砕物粒形調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61107949A JPS61107949A (ja) | 1986-05-26 |
JPS6241786B2 true JPS6241786B2 (ja) | 1987-09-04 |
Family
ID=16913004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23077184A Granted JPS61107949A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 磨砕物粒形調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61107949A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114570456A (zh) * | 2022-02-28 | 2022-06-03 | 北方重工集团有限公司 | 一种颚式破碎机接料皮带机保护装置 |
-
1984
- 1984-11-01 JP JP23077184A patent/JPS61107949A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61107949A (ja) | 1986-05-26 |
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