JPS6241643B2 - - Google Patents

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JPS6241643B2
JPS6241643B2 JP58044535A JP4453583A JPS6241643B2 JP S6241643 B2 JPS6241643 B2 JP S6241643B2 JP 58044535 A JP58044535 A JP 58044535A JP 4453583 A JP4453583 A JP 4453583A JP S6241643 B2 JPS6241643 B2 JP S6241643B2
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JP
Japan
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caries
solution
granules
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therapeutic
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JP58044535A
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Nikoraebichi Pakomofu Jennadeii
Yanobuna Rusute Anita
Ibanobuna Kadonikoba Garina
Gurigoriebichi Koresuniku Anatorii
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RIZUSUKII MEDETSUINSUKII INST
TSUENTORARU NAUCHINO ISUSUREDO INST SUTOMATOROGII
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RIZUSUKII MEDETSUINSUKII INST
TSUENTORARU NAUCHINO ISUSUREDO INST SUTOMATOROGII
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は口腔科学に関し、さらに詳しくは口
腔内に日常衛生のため、歯根膜疾患の場合に抗炎
症作用を得るため、及び硬歯組織の感覚過敏の場
合に麻酔作用を得るために使用される、虫歯予防
効果を有する治療及び予防止用顆粒剤に関する。 先行技術において種々の治療用及び予防用歯用
製剤、例えば練歯磨剤、エリキシル、ゲル剤、粉
剤が知られている。 ある場合には、粉剤は粉立ちしやすいので練り
剤として使用されている。しかしながら今日にお
いてもなお、口腔内の衛生の維持と手入れのため
に使用する乾燥製剤の開発が試みられている。 先行技術において、歯根膜疾患及び虫歯に対し
てある程度予防効果を有する顆粒状の治療及び予
防用日常用清浄発泡剤が知られている〔W.ミル
ク(Millck)、独国製メルフラン(Merfluan)(商
標)〕。メルフランは、臭気を有さず、二酸化炭素
を遊離して容易に水に溶解する顆粒から成る。こ
の顆粒は次の化学組成(重量%)を有する。 酒石酸 17 炭酸カルシウムと炭素マグネシウム、並びに少量
の燐酸カルシウムの混合物 8.6 発泡剤(脂肪族アルコールと硫酸のエーテルのナ
トリウム塩) 7.7 食 塩 7.9 ミリアガム1gからの抽出物及び重炭酸ナトリウ
ム 全体が100となる量 特殊な造粒工程のため、この製剤の顆粒は、所
定の比率の成分を濃縮された形ですべて含有す
る。 この先行技術の製剤の欠点は、虫歯予防効果及
び清浄効果が低い点にある。さらに、この先行技
術の製剤は研磨効果が高すぎ、そして顆粒の機械
的強度が非常に低い。 高い虫歯予防効果を有する治療及び予防用歯用
顆粒製剤を提供することがこの発明の主たる目的
である。 研磨効果が低く、そして顆粒の機械的強度が高
い治療及び予防用歯用顆粒製剤を提供することが
この発明の他の目的である。 これらの目的は、研磨剤、酒石酸、重炭酸ナト
リウム、発泡剤、香料、結合剤及び虫歯予防成分
を含んで成り、該虫歯予防成分が、骨組織に含ま
れている無機質成分と水溶性蛋白質が完全に溶解
するまで骨組織を希鉱酸で処理し、こうして生成
した溶液を分離し、この溶液を安定剤としてのク
エン酸又はその塩を含有する水で希釈し、次にこ
の溶液を中和し、そして乾燥することによつて調
製されたものであり、そして次の成分(重量
%)、すなわち カルシウム 2〜6 ナトリウム 19〜23 カリウム 0.04〜0.18 鉱酸陰イオン 6〜10.6 オルト燐酸陰イオン 1.5〜5.0 水溶性蛋白質 1.0〜5.0 マグネシウム 0.05〜0.2 弗素、マンガン、錫、亜鉛及び鉄を含む微量元素
の混合物 0.01〜0.02 クエン酸錯化合物(クエン酸陰イオンとして)
全体が100になる量 を含有し、そして出発成分が次の比率(重量
%)、すなわち 酒石酸 11〜15 発泡剤 1.8〜2.7 重炭酸ナトリウム 42〜46 結合剤 0.11〜0.13 香味料 0.8〜1.2 虫歯予防成分 1〜6 研磨剤 全体が100になる量 からなる虫歯治療及び予防用顆粒剤により達成さ
れる。 前記の虫歯予防成分は任意の種類の哺乳類、例
えばウシ、ヒツジ、ブタ等の骨から後記の様にし
て調製することができる。 この発明の治療及び予防用顆粒製剤の長時間の
貯蔵を保証するために、さらに1.9〜2.1重量%の
硫酸ナトリウムを加えるのが望ましい。 この発明の歯用製剤には、研磨剤として燐酸二
カルシウム二水和物を含有せしめるのが好まし
い。 この発明の製剤は0.15〜1.5mmの大きさの顆粒
状であり、白色であり、1年間貯蔵しても変化し
ない快い香りと味を有する。この発明の製剤は、
虫歯予防効果を有する成分を含んでいるため高い
虫歯予防効果を有する。この発明の虫歯予防成分
の含有量が1.0重量%未満又は6.0重量%より多い
場合には顆粒の治療及び予防効果は低下する。 この発明の製剤は裂虫歯を35%減少せしめる
が、先行技術の顆粒製剤「メルフラン」は17%減
少せしめるにすぎない。 この発明の歯用製剤は良好な清浄性を有してお
り、このことは口内衛生指数(OHI−S)の統計
的に有意な低下によつて証明される。この発明の
製剤は低い研磨効果(先行技術の「メルフラン」
に比べて20%)を有し、他方高い清浄効果を有す
る。石垢はこの発明の製剤により30%溶解され
る。 この発明の歯用製剤は次のようにして使用され
る。 容器から、顆粒を湿つた歯ブラシ上に取り出
す。歯を磨く間に顆粒は水と接触し、製剤は二酸
化炭素を発生しながら急速に溶解する。同時に激
しい発泡が起こり、これにより二酸化炭素が歯及
び歯肉表面に固定され、このために歯垢の溶解が
起こる。この発明の製剤及びこの製剤に導入され
る虫歯予防成分を、動物に対し、及び患者に対し
て臨床的に試験した。虫歯予防成分の3%水溶液
を対照と比較して試験した。試験は、1箇月齢の
ウイスター(Wister)ラツトを80匹使用(40匹
を試験溶液に使用し、他の40匹を対照として使
用)して行つた。すべての動物に虫歯予誘発性餌
ステフアン(Stephan)−580を与えそして4週間
の試験期間にわたつて、毎日3分間、試験溶液を
歯に適用した。実験が終了した後歯を取り出し、
一般に認められる方法に従つて虫歯指数を測定し
た。得られたデータを第1表に示す。
【表】 この発明の虫歯予防成分の3%溶液を、年齢7
〜10の子供に対して1月に2回ずつの投与計画に
従つて1.5年間以上使用しこ場合、虫歯予防効率
は、DMF−T指数の増加の相対的低下によれば
44.1〜53.7%であり、DMF−S指数に従えば40.2
〜58.0%であり、CRT−試験のデータに従えば
エナメル質の耐酸性は相当に増加する。 初期段階の虫歯治療における虫歯予防成分の3
%溶液の効果は高く、治療の積極効果、すなわち
鉱物質欠損斑点の消失又は減少は症例の72.4〜84
%において観察され、経過の安定化は14〜31.9%
において観察され、治療効果が認められないのは
症例の2〜8%であつた。 硬歯組織の感覚過敏の治療におけるこの発明の
虫歯予防成分の3%溶液の効果は良好であり、歯
頚の十分に強化された感覚が症例の23.2〜36.4%
において除去された。 虫歯予防成分の臨床試験を、子供及び妊娠した
女性に対する予防効果を研究する観点、並びに歯
エナメル質の巣状鉱物質欠損の保存療法における
効率を研究する観点から行つた。虫歯予防成分は
1.5〜3%の投与溶液の形で使用した。 疫学的検査の結果に従つて年齢7〜8の子供
176人を選んで、これらを2群に分けた。 第1群の81人には虫歯予防溶液を適用し、第二
群の95人は対照群とした。 衛生用練歯磨剤によりあらかじめ歯を磨いた後
で溶液を適用した。そして、リグニンタンポンに
より歯を唾液から隔離し、そして空気の噴射によ
つて乾燥した。柔軟性のあるプラスチツクで作つ
たスプーン上に十分に溶液をふくませた木線球を
おいて、これにより溶液をすべての歯表面に適用
した。適用時間は各顎につき10分間とした。適用
後、子供に対して2時間飲食を行わないように注
意を与えた。その後2週間に1回ずつ行う適用は
すべて上記の方法により行つた。 口腔内の予備観察により、虫歯のDMF−T値
は1.12±0.13〜1.30±0.13の比較的均一なレベル
にあることが認められた。 虫歯予防溶液の適用の結果を第2表に示す。 この表から、第一群の子供における虫歯の増加
は、DMF−T及びDMF−Sを基礎としてそれぞ
れ44.7%及び49.5低くなることが明らかである。 歯の種類に関する被験成分の虫歯予防効果の解
析において、すでに萠出している第一臼歯に対す
る効果及び観察期間中に萠出した切歯に対する効
果が確認された。 被験成分の溶液を、年齢7〜14の生徒81人の歯
の鉱物質欠損の治療に使用した。 生徒を、鉱物質欠損の型に応じて2つの亜群に
分けた。すなわち 第3a群(合計42人):緩慢に進行している鉱物
質欠損を有する生徒、及び 第3b群(合計39人):急速に進行している鉱物
質欠損を有する生徒、 とした。 第3a群の生徒については合計229本の歯におい
て、第3b群の生徒については合計248本の歯にお
いて、それぞれ鉱物質欠損が観察された(第3
表)。対照群は前記の群に対応して表中に第1a群
及び第1b群として示した。 被覆成分の溶液による歯の治療により積極的効
果を得るためには、第3a群においては10〜15回の
適用(平均)を行うことが必要であり、第3b群
においては20〜25回の適用を行うことが必要であ
つた。 鉱物再強化治療は、緩慢に進行している鉱物質
欠損過程の治療においてより効果的であつた。小
形の斑点(2mm2のもの及び2〜3mm2のもの)は、
それより大形のものより急速に減少しそして消失
した。第3b群の生徒の歯における急速に進行し
ている鉱物質欠損の保存療法は効果的でなかつ
た。但し、治療効果と斑点の大きさとの間に直線
関係が認められた(第4表)。 第3a群においては、積極的治療効果すなわち斑
点の消失は229本中193本(84%±2.4%)の歯に
ついて観察されたのに対して、対照群においては
270本中100本(36%±2.4%)の歯についての積
極的治療効果が認められた。 安定化過程は、第3a群においては31本の歯(14
%±6.23%)において認められ、対照群において
は87本の歯(31%±2.8%)において認められ
た。 斑点の拡大と窩洞の形成は、第3a群においては
229本中5本(2%±0.9%)の歯に認められたに
過ぎないが、対照群においては279本中92本(33
%±2.8%)の歯に認められた。 第3a群と第1a群(対照群)との差は統計的に有
意であつた(第4表)。 第3b群の急速に進行している鉱物質欠損の治
療においては248本中155本(63%±3.0%)の歯
において積極的治療効果が生じたが、対照群にお
いては305本中33本(11%±1.8%)の歯において
のみ自然的消失が認められたのみである。第3b
群の生徒の60本(24%±2.7%)の歯において鉱
物質欠損過定が安定化した。第3b群の生徒の33
本の歯の鉱物質欠損斑において窩洞が形成され
た。 第3b群と第1b群(対照群)の特性の間に統計
的有意差が存在した(第4表)。 以上の結果、歯エナメル質の急速鉱物質欠損過
程及び緩慢鉱物質欠損過程の治療における平均的
積極効果は73.5%であつた。
【表】
【表】
【表】 この発明の虫歯予防効果を有する成分の溶液を
妊婦に対して試験した。疫学的調査により、妊婦
においては、妊娠期間の経過と共に歯のエナメル
質の巣状鉱物質欠損が増加することが見出され
た。このような現象に対する予防効果を試験する
ために、69人の妊婦(第1群)に、この発明の虫
歯予防結果を有する成分の溶液を適用した。64人
の妊婦を対象群(第2群)とした。 両群の妊婦(妊娠期間1〜3箇月)において巣
状鉱物質欠損による歯の損傷は相対的に同レベ
ル、すなわち平均1.8±0.3本の歯の損傷を有する
もの29〜30%、であつた。 妊娠の終点において、対照群における歯のエナ
メル質の巣状鉱物質欠損は、平均5.23±0.7本の
歯の損傷を有する症例が64%であつた。 この発明の虫歯予防効果を有する成分を第1群
の妊婦に使用することにより、エナメル質の新た
な巣状病変の変形が予防できるのみならず、すで
に存在する巣状病変の過程を安定化することがで
きた(鉱物質欠損巣の拡大又は窩洞の形成は観察
されなかつた)。 例1に記載するこの発明の顆粒剤を試験した。
この発明の顆粒剤、並びに偽顆粒剤及び既知組成
物「メルフラン」を、1箇月齢のウイスターラツ
ト100匹に対して試験した(2匹のラツトをそれ
ぞれの製剤の試験用い、他の25匹を対照として用
いた)。すべての動物に虫歯誘発餌ステフアン−
580を供与し、4週間の実験期間にわたて、動物
の歯をそれぞれの製剤(偽顆粒、「メルフラン顆
粒」及びこの発明の製剤)により1.5分間磨い
た。 18本の取り出したヒトの歯を用いて医学的指標
に従つて研磨効果を評価した。偽顆粒の研磨効果
を単位とした。 製剤の清浄効果を評価するためにおよそ類似の
背景を有する30人ずつの生徒からなる4群を構成
した。生徒は被覆製剤を用いて毎日管理下で歯を
磨いた。OHI−S指数を用いて評準法により評価
を行つた〔グリーン(Greene)J.G.、ベルミリ
オン(Vermillion)J.E.The simplified oral
hygien index.J.Amer.Dent.Ann.1964年、68、
1、7〜13〕。 歯垢の溶解効果をシルネス−ロー(Silness−
Loe)指数により評価した。このために、予備試
験により、エナメル質上に固形沈着物を適当な程
度に形成しており、そして最初のシルネス−ロー
指数が同じて約0.9である30人の被験者を選ん
だ。歯垢の沈着量を正確に評価するために染色剤
レベロール(Pevelor)(フランス製)を用いた。 この試験の結果を第5表に示す。 顆粒剤「メルフラン」とこの発明の製剤との比
較試験により、後者では前者に比べて虫歯予防結
果が2倍高く、研磨効果が20%低く、そして歯垢
溶解効果が30%高いことが示された。
【表】 前記の試験結果から明らかな通り、この発明の
歯用製剤は、すべての特性において歯用製剤「メ
ルフラン」より優れている。 この発明の製剤は次のようにして製造する。研
磨剤及び虫歯予防成分を、湿潤した結合剤及び発
泡剤と混合する。この混合物を崩壊させ、そして
酒石酸、重炭酸ナトリウム、及び香料と十分に混
合し、そして造粒する。 研磨剤としては、白亜、燐酸二カルシウム二水
和物、及びその他の材料を使用することができ
る。燐酸二カルシウム二水和物を使用するのが好
ましい。発泡剤としてはラウリル硫酸ナトリウ
ム、ラウリルサルコシン酸ナトリウム及びこれら
に類するものを使用することができる。結合剤と
してはゼラチンを使用するのが好ましい。形成し
た顆粒を篩別する。長時間貯蔵するために、顆粒
に硫酸ナトリウムの粉末をまぶすことができる。
こうして得た顆粒を容器に入れる。貯蔵期間は1
年間である。 この発明をさらに詳細に説明するため、この発
明の歯用組成物の若干の具体例を次に記載する。 なお、例1、3、4、及び5において使用する
虫歯予防成分はウシの骨から適製したものであ
り、例2において使用する虫歯予防成分はヒツジ
の骨から調製したものであり、そして例6におい
て使用する虫歯予防成分はブタの骨から調製した
ものである。 例 1 虫歯予防効果を有し次の組成(g)から成る治療及
び予防用製剤を製造した。
【表】 この発明の虫歯予防効果を有する治療及び予防
用歯用顆粒製剤を次のようにして製造する。 燐酸二カルシウム二水和物及び虫歯予防成分
を、湿潤ゼラチン及びラウリル硫酸ナトリウムと
混合する。生成した混合物を崩壊させ、そして酒
石酸、重炭酸ナトリウム、及び香味料と十分に混
合し、そして造粒する。長期間貯蔵するためにこ
の顆粒に硫酸ナトリウムをまぶす。こうして製造
した顆粒を容器に詰める。 貯蔵期間 1年 顆粒の直径 0.8mm 顆粒の機械的強度 6.0Kg/cm2 例 2 虫歯予防効果を有し次の組成(g)から成る治療及
び予防用歯用製剤を製造した。
【表】 例1の方法により製剤を製造する。 顆粒の直径 1.1mm 顆粒の機械的強度 8.8Kg/cm2 例 3 虫歯予防効果を有し次の組成(g)から成る治療及
び予防用歯用製剤を製造した。
【表】 例1の場合と同様にして上記の組成を有する製
剤を製造した。 顆粒の直径 1.44mm 顆粒の機械的強度 9.5Kg/cm2 例 4 虫歯予防効果を有し次の組成(g)から成る治療及
び予防用製剤を製造した。
【表】 算したクエン酸錯体 〓

【表】 例1と同様の方法により上記の組成を有する製
剤を製造した。 顆粒の直径 0.95mm 顆粒の機械的強度 3.8Kg/cm2 例 5 虫歯予防効果を有し次の組成(g)から成る治療及
び予防用歯用製剤を製造した。
【表】 例1と同様の方法により上記の組成を有する製
剤を製造した。 顆粒の直径 0.7mm 顆粒の機械的強度 2.3Kg/cm2 例 6 虫歯予防効果を有し次の組成(g)から成る治療及
び予防用歯用製剤を製造した。
【表】 例1の方法に従つてこの発明の製剤を得た。 顆粒の直径 1.20mm 顆粒の機械的強度 9.0Kg/cm2 参考例 (虫歯予防成分の製造例) 哺乳類、例えばウシ又はブタの骨組織に希鉱酸
溶液、例えば2〜7%の塩酸を注加し、そして出
発材料、すなわち骨組織中の鉱物成分及び水溶性
蛋白質が完全に溶解するまで撹拌しながらこの酸
中に保持する。次に、得られた溶液を、例えば濾
過により分離し、そして分離された溶液を水によ
り4〜6倍に希釈し、そして安定剤、例えばクエ
ン酸又はその塩を2:1〜4:1の割合で添加
し、次に、塩基例えば水酸化ナトリウム溶液によ
りPH6.5〜7.5に中和し、この間常に撹拌を続け
る。この調製物及び貯蔵を容易にするため、上記
溶液を乾燥機中で霧化する。この場合、例えばニ
ロ・アトマイザー(Niro Atmizer)を使用し、
出口における乾燥生成物の温度が70〜90℃となる
ように運転する。こうして乾燥状態の虫歯予防成
分が得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 研磨剤、酒石酸、重炭酸ナトリウム、発泡
    剤、香味料、結合剤及び虫歯予防成分を含んで成
    り、該虫歯予防成分が、哺乳類の骨組織に含まれ
    ている無機質成分と水溶性蛋白質が完全に溶解す
    るまで骨組織を希鉱酸で処理し、こうして生成し
    た溶液を分離し、この溶液を安定剤としてのクエ
    ン酸又はその塩を含有する水で希釈し、次にこの
    溶液を中和し、そして乾燥することによつて調整
    されたものであり、そして次の成分(重量%)、
    すなわち カルシウム 2〜6 ナトリウム 19〜23 カリウム 0.04〜0.18 鉱酸陰イオン 6〜10.6 オルト燐酸陰イオン 1.5〜5.0 水溶性蛋白質 1.0〜5.0 マグネシウム 0.05〜0.2 弗素、マンガン、錫、亜鉛及び鉄を含む微量元素
    の混合物 0.01〜0.02 クエン酸錯化合物(クエン酸陰イオンとして)
    全体が100になる量 を含有し、そして出発成分が次の比率(重量
    %)、すなわち 酒石酸 11〜15 発泡剤 1.8〜2.7 重炭酸ナトリウム 42〜46 結合剤 0.11〜0.13 香味料 0.8〜1.2 虫歯予防成分 1〜6 研磨剤 全体が100になる量 から成る虫歯治療及び予防用顆粒剤。 2 長期間の貯蔵を保証するためにさらに、1.9
    〜2.1重量%の硫酸ナトリウムを含有する特許請
    求の範囲第1項記載の治療及び予防用顆粒剤。 3 研磨剤として燐酸二カルシウム二水和物を使
    用する特許請求の範囲第1項記載の治療及び予防
    用顆粒剤。
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