JPS6241555Y2 - - Google Patents

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JPS6241555Y2
JPS6241555Y2 JP8457880U JP8457880U JPS6241555Y2 JP S6241555 Y2 JPS6241555 Y2 JP S6241555Y2 JP 8457880 U JP8457880 U JP 8457880U JP 8457880 U JP8457880 U JP 8457880U JP S6241555 Y2 JPS6241555 Y2 JP S6241555Y2
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JP
Japan
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disk
spider boss
axial direction
rotational force
arm plate
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Expired
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JP8457880U
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JPS577856U (ja
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、回転電機の溶接構造からなる回転
子スパイダボスに関する。
回転電機、例えば水車発電機の中、大形機の回
転子のスパイダボスは、厚鋼板を溶接して構成さ
れている。
従来のこの種のスパイダボスは、第1図に回転
子の縦断面図で示すようになつていた。図は立て
軸半かさ形の場合を示す。1は回転軸で、スラス
ト軸受2及び案内軸受3により支持されている。
4は回転軸1に結合ボルト5により結合されたス
パイダボスで、キー6を介し回転力が伝達され
る。7は円筒状に積層されたリム体で、スパイダ
ボス4の外周にはめられ、接続キー16により回
転力が伝達される。このリム体7は軸方向の多数
本が配置された締付けボルト(図示は略)により
一体的に締付けられ剛体をなす。9はリム体7の
外周に取付けられた複数個の磁極鉄心で、界磁巻
線10を装着している。11は上部案内軸受であ
る。
上記スパイダボス4は第2図に縦断面図及び第
3図に横断面図で示すように構成されている。1
2は円筒部で、つば部13が溶接結合されてい
る。14は円筒部12の外周に溶接結合された円
板部で、外円周の複数個所には回転力を伝達し且
つリム体7を保持する腕板15が溶接結合されて
いる。各腕板15にはキーみぞ15aが設けら
れ、接続キー16が打込まれ、リム体7に回転力
を伝達する。接続キー16にはスプリングキー式
を用いる場合もある。17は円周方向に複数箇所
に放射状に配置され溶接結合された補強板であ
る。
上記従来のスパイダボス4の回転軸1からの回
転力は、キー6、円筒部12、円板部14、腕板
15及び接続キー16を経てリム体7に伝達され
る。このように力の伝達されるスパイダボスの形
式をセンタドライブ方式と称されている。
スパイダボス4のセンタドライブ方式による回
転力の伝達経路は、上記のようになつているが、
力の伝達範囲は第4図に腕板部の側面図に示すよ
うになる。
円板部14からの腕板15への力の伝達範囲
は、円板部14の板厚Hから上方と下方とにθ角
度の範囲をもつて回転方向R方向に広がる。これ
により、接続キー16にはh1,リム体7にはh2
範囲なる。θ角度は円板部14と腕板15が直行
して結合されている関係上ほぼ45゜となる。第5
図は第4図の腕板15部の平面図である。
従来のスパイダボス4は腕板15の幅が、軸方
向に対し一定であつた。腕板15の力の伝達に寄
与するのは、主として、第4図のθ角度の範囲の
部分であり、これより上方及び下方部分は力の伝
達の寄与は小さいものである。大容量機になる
と、所要伝達力は数百トンにもなり、腕板15の
大きさが大きく、個数も多くなる。このため、ス
パイダボス4の重量が増大し、高価になつてい
た。
この考案は、スパイダボスの腕板の幅を、軸方
向に対し円板部位置の回転力伝達に寄与の大な中
央部を大きく他部を小さくし、重量を減少し、価
格を低減した回転子スパイダボスを提供すること
を目的としている。
第6図及び第7図はこの考案の一実施例による
スパイダボスの腕板部の側面図及び平面図であ
り、スパイダボスは、第2図と同様の円筒部12
に円板部21が溶接結合され、この円板部の外円
周に複数個所に軸方向の腕板22が溶接結合され
ている。
腕板22は、第8図に示すように軸方向に対し
円板部21の位置する中央部の幅W2を大きく、
他部の幅W1を小さくしている。Wは幅W2の出張
り幅である。円板部21からの回転力の伝達範囲
は、板厚Hから上方と下方とにθの角度(約45
゜)の範囲で回転方向R方向に広がる(この部分
を傾斜部分という)が、腕板22の中央部の幅の
出張りの角度はθにして、資材を効果的に活用し
ている。kは腕板22の幅W2から上下にθ角度
広がつた寸法である。こうして接続キー16には
h3,リム体7にはh4の伝達範囲に広がり、従来に
比べ大幅に拡大され、伝達能力が増大される。こ
れにより、腕板22の個数を増加することなく、
容量が増大できる。
逆に従来の場合(第4図)と同じ回転伝達力で
よいときは、第4図と第6図とにおいて、h1
h3,h2=h4従つてW=W2としてよいため、第6
図のW2とW1との差即ちWの部分がそのまま腕板
22の材料減少分となる。
以上のように、この考案によれば、スパイダボ
スの腕板の幅を所定の傾斜部分を設けることによ
り、円板部の位置する中央部を大きくし、他部を
小さくしたので、回転力伝達能力が増大し、重量
が減少され、価格を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転子スパイダボスを示す回転
子の概要縦断面図、第2図は第1図のスパイダボ
スの縦断面図、第3図は第2図の−線におけ
る断面図、第4図は第2図の腕板部の側面図、第
5図は第4図の平面図、第6図はこの考案の一実
施例による回転子スパイダボスの腕板部の側面
図、第7図は第6図の平面図、第8図は第6図に
おける腕板部の斜視図である。 1……回転軸、7……リム体、12……円筒
部、16……接続キー、21……円板部、22…
…腕板。なお、図中同一符号は同一又は相当部分
を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸に取付けられ、回転力が伝達されるスパ
    イダボスの円筒部の外周に円板部が一体に溶接結
    合され、この円板部の外円周の複数箇所に軸方向
    に腕板が配置されて溶接結合されており、これら
    の各腕板に軸方向に接続キー手段が設けられ外周
    に支持したリム体に回転力を伝えるセンタドライ
    ブ式の回転子スパイダボスにおいて、上記各腕板
    は、上記円板部と結合する周方向先端が上記円板
    部の厚みとほぼ同等の軸方向幅を有し有つ上記先
    端の両端から軸方向両側へ上記円板部とほぼ45度
    をなす角度で延在する傾斜部分を有したことを特
    徴とする回転電機の回転子スパイダボス。
JP8457880U 1980-06-16 1980-06-16 Expired JPS6241555Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8457880U JPS6241555Y2 (ja) 1980-06-16 1980-06-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8457880U JPS6241555Y2 (ja) 1980-06-16 1980-06-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS577856U JPS577856U (ja) 1982-01-16
JPS6241555Y2 true JPS6241555Y2 (ja) 1987-10-24

Family

ID=29446867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8457880U Expired JPS6241555Y2 (ja) 1980-06-16 1980-06-16

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JP (1) JPS6241555Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102008054688A1 (de) * 2008-12-16 2010-06-17 Robert Bosch Gmbh Elektrische Maschine

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Publication number Publication date
JPS577856U (ja) 1982-01-16

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