JPS6241485A - 埋設撤去管の摩擦抵抗軽減方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はガス管や水道管等の埋設管を撤去する際に、
出渠等と埋設管との摩擦抵抗を軽減させる方法を提供し
ようとするものである。

〈従来の技術〉 ガス管や水道管等の埋設管は老朽化等の理由により新管
との取替を必要とする等撤去する必要が生ずることがあ
る。

この種の工事は通常開削工法で行われているが、近年交
通事情等の理由により非開削で工事を行なうことが望ま
れている。

非開削により埋設管を撤去する場合は、撤去部分の両端
に立坑を形成し、埋設撤去管の両端部を露出せしめてこ
こで切断し、立坑円から撤去管を引張るか又は押し出し
て撤去することになる。しかしこの場合、撤去管と土壌
の摩擦抵抗が非常に大きく、引抜き又は押し出しに多大
な力を要するため、管口径や撤去距離に制限があり、大
径管や長距離の撤去は不可能であった。

〈発明の概要〉 本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、埋設撤去
管の摩擦抵抗を軽減する方法を提供しようとするもので
ある。

本発明においては、まず撤去すべき埋設撤去管の両端に
立坑を形成し、該両端を露出させ、ここを切断する。そ
して埋設撤去管を内部から切断機により輪切状に切断す
る。切断位置、切断数は必要に応じて適宜で良い。

、埋設撤去管と土壌との摩擦抵抗はその接触面積に比例
するから、切断された各埋設撤去管の摩擦抵抗は軽減さ
れる。これにより押し出し或いは引抜きが容易になる。

〈実施例〉 以下本発明を図示する実施例に基づいて説明する。

第１図に示すように、立坑（Ａ）　（Ｂ）を掘って埋設
撤去管（Ｘ）の両端を露出し、ここを切断する。そして
撤去管（Ｘ）を適宜位置で輪切りにして切断する。切断
法としては種々の方法が可能であるが、この実施例では
第２図に示すように掘削機（５）を用いている。この掘
削機（５）は、本願出願人により特開昭５８−１１２９
７号、特開昭５９−１２２６９８号にて提案済の装置で
ある。掘削機（５）にはパイロット管（５０）が装着さ
れその先端に切断トーチ（５１）が設けられている。パ
イロット管（５０）は進退可能かつ回転可能となってい
る。この掘削機（５）を一方の立坑（Ａ）に設置し、パ
イロット管（５０）を撤去管（Ｘ）内に挿入し、切断ト
ーチ（５１）により切断している。第３図は撤去管（Ｘ
）をほぼ中央の切断線（Ｃ）で２つに切断した例を示す
。切断後は各撤去管ＣＸ１）（Ｘｌ）を引抜けば良い。

この際の摩擦抵抗は従来の１となる。

第４図は切断線（ＣＬ）（Ｃ２）により３つに切断した
例を示す。この場合まずどちらか一端側の撤去管、例え
ば（Ｘ３）を引抜く。次に他端側の管（Ｘｌ）を押引き
して土壌との結合を解きフリーとする。そして管（Ｘｌ
）を介して管（Ｘｌ）を押すことにより管（Ｘｌ）の土
壌との結合を解き、押し出すか又は引抜けば良い。この
方法により摩擦抵抗を従来の香とすることができる。

以上説明した他に切断数及びその位置は必要に応じて適
宜選択することが可能である。

〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、埋設撤去管と土壌
との摩擦抵抗を簡単に低減することができるから、撤去
管の引抜き或いは押し出しが容易となる。そのため従来
非開削では不可能とされていた大径鋼管や長距離の非開
削工事が可能となる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図と第２図は本発明法の一実施例の説明図、第３図
と第４図は切断例の説明図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 埋設撤去管の両端に立坑を形成し該両端 を露出させて切断し、該埋設撤去管を適宜 位置で適宜数に切断分割することを特徴と する埋設撤去管の摩擦抵抗軽減方法。