JPS6241454Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241454Y2 JPS6241454Y2 JP1981090093U JP9009381U JPS6241454Y2 JP S6241454 Y2 JPS6241454 Y2 JP S6241454Y2 JP 1981090093 U JP1981090093 U JP 1981090093U JP 9009381 U JP9009381 U JP 9009381U JP S6241454 Y2 JPS6241454 Y2 JP S6241454Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emitter
- transistor
- base
- collector
- resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 11
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
Landscapes
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えば被FM変調信号をFM復調器に
供給して復調する際に使用するリミツタ回路の改
良に係わる。
供給して復調する際に使用するリミツタ回路の改
良に係わる。
衛星放送はSHF帯の電波を用い、テレビジヨ
ン信号をFM変調方式で送信する。かかる衛星放
送用の受信機について第１図を参照して説明す
る。１はパラボラアンテナ、２は第１の周波数変
換器（屋外ユニツト）、３は第１の中間周波アン
プ（以下の各回路は屋外ユニツト）、４は第２の
周波数変換器、５は第２の中間周波アンプ、６は
リミツタ回路、７は周波数弁別器（FM復調
器）、８はビデオ出力端子である。第１中間周波
数は0.9〜1.2GHz、第２中間周波数は130MHzであ
る。
ン信号をFM変調方式で送信する。かかる衛星放
送用の受信機について第１図を参照して説明す
る。１はパラボラアンテナ、２は第１の周波数変
換器（屋外ユニツト）、３は第１の中間周波アン
プ（以下の各回路は屋外ユニツト）、４は第２の
周波数変換器、５は第２の中間周波アンプ、６は
リミツタ回路、７は周波数弁別器（FM復調
器）、８はビデオ出力端子である。第１中間周波
数は0.9〜1.2GHz、第２中間周波数は130MHzであ
る。
次に、第１図のリミツタ回路６の具体構成につ
いて第２図を参照して説明する。エミツタホロア
形npnトランジスタQ1のベース及び接地間にコン
デンサ１２を介して被FM変調信号源１１を接続
する。トランジスタQ1のコレクタを電源＋Ｂに
接続すると共に、コレクタ・ベース間にバイアス
用抵抗器１３を接続する。トランジスタQ1のエ
ミツタを負荷抵抗器１４を通じて接地すると共
に、そのエミツタをエミツタ接地形npnトランジ
スタQ2のベースに接続する。トランジスタQ2の
エミツタを接地し、そのコレクタを負荷抵抗器１
７を通じて電源＋Ｂに接続すると共に、出力端子
１８に接続する。一対のダイオードD1，D2を逆
方向に並列接続し、その並列回路の一端をコンデ
ンサ１５を介してトランジスタQ2のベースに、
他端をコンデンサ１６を介してそのコレクタに接
続する。
いて第２図を参照して説明する。エミツタホロア
形npnトランジスタQ1のベース及び接地間にコン
デンサ１２を介して被FM変調信号源１１を接続
する。トランジスタQ1のコレクタを電源＋Ｂに
接続すると共に、コレクタ・ベース間にバイアス
用抵抗器１３を接続する。トランジスタQ1のエ
ミツタを負荷抵抗器１４を通じて接地すると共
に、そのエミツタをエミツタ接地形npnトランジ
スタQ2のベースに接続する。トランジスタQ2の
エミツタを接地し、そのコレクタを負荷抵抗器１
７を通じて電源＋Ｂに接続すると共に、出力端子
１８に接続する。一対のダイオードD1，D2を逆
方向に並列接続し、その並列回路の一端をコンデ
ンサ１５を介してトランジスタQ2のベースに、
他端をコンデンサ１６を介してそのコレクタに接
続する。
第３図は第２図の等価回路を示す。１１′はト
ランジスタQ2のベース側から見た信号源、１９
はその信号源抵抗Rgを示す等価抵抗器である。
ランジスタQ2のベース側から見た信号源、１９
はその信号源抵抗Rgを示す等価抵抗器である。
第３図に於いて、信号源１１′の信号電圧をｅi
ｏ、出力端子１８の出力信号電圧をｅputとする
と、ｅput／ｅioは次式のように表わされる。
ｏ、出力端子１８の出力信号電圧をｅputとする
と、ｅput／ｅioは次式のように表わされる。
ｅｐｕｔ／ｅｉｏ＝Ｇ／１＋ＫＧ …(1)
但し、Ｋ＝ＺＡ／ＺＡ＋Ｚｆ
ＺA＝Ｒｇ・ＺＱ２／Ｒｇ＋ＺＱ２
Ｇ：トランジスタQ2のアンプの裸利得
Ｚf：ダイオードD1，D2の順方向インピーダン
ス ＺQ2：トランジスタQ2のベースの入力インピ
ーダンス しかし、かかる従来のリミツタ回路は、入力信
号の振幅がある程度以上大きいと、トランジスタ
Q2のベース・エミツタ間のダイオード特性によ
り、出力信号に位相歪が生じるため、第５図の曲
線ａに示す如く、入力信号のAM抑圧度が十分に
取れなかつた。
ス ＺQ2：トランジスタQ2のベースの入力インピ
ーダンス しかし、かかる従来のリミツタ回路は、入力信
号の振幅がある程度以上大きいと、トランジスタ
Q2のベース・エミツタ間のダイオード特性によ
り、出力信号に位相歪が生じるため、第５図の曲
線ａに示す如く、入力信号のAM抑圧度が十分に
取れなかつた。
かかる点に鑑み、本考案は大振幅の入力信号で
あつても歪みなく十分に振幅制限をすることがで
きると共に、AM抑圧度を向上させるのできるリ
ミツタ回路を提案せんとするものである。
あつても歪みなく十分に振幅制限をすることがで
きると共に、AM抑圧度を向上させるのできるリ
ミツタ回路を提案せんとするものである。
以下に、第４図を参照して、本考案によるリミ
ツタ回路をその一実施例につき詳細に説明しよ
う。尚、この第４図のリミツタ回路は、第１図の
受信機のリミツタ回路６に適用して好適である。
npnトランジスタQaのベース及び接地間にコンデ
ンサ２２を介して被FM変調信号源２１を接続す
る。トランジスタQaのコレクタを抵抗器２４を
通じて電源＋Ｂに接続する。トランジスタQaの
エミツタを抵抗器２５及びコンデンサ２６の並列
回路を通じて接地する。トランジスタQaのコレ
クタ・ベース間にバイアス用抵抗器２３を接続す
る。３１，３２は第１及び第２の出力端子であ
る。トランジスタQaのエミツタがコンデンサ２
７−抵抗器（バツフア抵抗器）２９を通じて第１
の出力端子３１に接続される。トランジスタQa
のコレクタがコンデンサ２８，３０を通じて第２
の出力端子３２に接続される。そして、コンデン
サ２７及び抵抗器２９の接続中点と、コンデンサ
２８，３０の接続中点との間に、一対のダイオー
ドD1，D2を逆方向に並列接続する。
ツタ回路をその一実施例につき詳細に説明しよ
う。尚、この第４図のリミツタ回路は、第１図の
受信機のリミツタ回路６に適用して好適である。
npnトランジスタQaのベース及び接地間にコンデ
ンサ２２を介して被FM変調信号源２１を接続す
る。トランジスタQaのコレクタを抵抗器２４を
通じて電源＋Ｂに接続する。トランジスタQaの
エミツタを抵抗器２５及びコンデンサ２６の並列
回路を通じて接地する。トランジスタQaのコレ
クタ・ベース間にバイアス用抵抗器２３を接続す
る。３１，３２は第１及び第２の出力端子であ
る。トランジスタQaのエミツタがコンデンサ２
７−抵抗器（バツフア抵抗器）２９を通じて第１
の出力端子３１に接続される。トランジスタQa
のコレクタがコンデンサ２８，３０を通じて第２
の出力端子３２に接続される。そして、コンデン
サ２７及び抵抗器２９の接続中点と、コンデンサ
２８，３０の接続中点との間に、一対のダイオー
ドD1，D2を逆方向に並列接続する。
Qbは出力用のエミツタ接地形npnトランジス
タで、そのコレクタが抵抗器３４を通じて電源＋
Ｂに接続されると共に出力端子３６に接続され、
そのエミツタが抵抗器３５を介して接地され、そ
のコレクタ・ベース間に抵抗器３３が接続され
る。そして、第１の出力端子３１がトランジスタ
Qbのエミツタに、第２の出力端子２２がそのベ
ースに夫々接続される。そして、出力端子３６よ
り、第１及び第２の出力端子３１，３２の差動出
力が得られる。
タで、そのコレクタが抵抗器３４を通じて電源＋
Ｂに接続されると共に出力端子３６に接続され、
そのエミツタが抵抗器３５を介して接地され、そ
のコレクタ・ベース間に抵抗器３３が接続され
る。そして、第１の出力端子３１がトランジスタ
Qbのエミツタに、第２の出力端子２２がそのベ
ースに夫々接続される。そして、出力端子３６よ
り、第１及び第２の出力端子３１，３２の差動出
力が得られる。
さて、抵抗器２４の抵抗をＲL、抵抗器２５及
びコンデンサ２６の並列インピーダンスをＺE、
信号源２１の信号電圧をｅioとすると、ダイオー
ドD1，D2に印加される信号電圧ｅDは、信号電圧
ｅioの振幅が小さいときは、 ｅD＝（１＋ＲＬ／ＺＥ）・ｅio …(2) となり、振幅の大きいときは、 ｅD＝（１＋ｒｅ＋ｒｅ′／ＺＥ）・ｅio …(3) となる。
びコンデンサ２６の並列インピーダンスをＺE、
信号源２１の信号電圧をｅioとすると、ダイオー
ドD1，D2に印加される信号電圧ｅDは、信号電圧
ｅioの振幅が小さいときは、 ｅD＝（１＋ＲＬ／ＺＥ）・ｅio …(2) となり、振幅の大きいときは、 ｅD＝（１＋ｒｅ＋ｒｅ′／ＺＥ）・ｅio …(3) となる。
但し、ｒe：ダイオードD1，D2の順方向抵抗
ｒe′＝Ｚｉｎ・ＺＥ／Ｚｉｎ＋ＺＥ
Zin：トランジスタQaのエミツタから見た入力
インピーダンス そこで、略ｒｅ＋ｒｅ′／ＺＥ≒１になるようにＺE
を選べ ば、入力信号ｅioのレベルが大きいときにトラン
ジスタQaのベース・エミツタ間のダイオード特
性による歪成分は、ダイオードD1，D2により相
殺又は軽減され、即ち補償され、入力信号のレベ
ルは２倍にされる。
インピーダンス そこで、略ｒｅ＋ｒｅ′／ＺＥ≒１になるようにＺE
を選べ ば、入力信号ｅioのレベルが大きいときにトラン
ジスタQaのベース・エミツタ間のダイオード特
性による歪成分は、ダイオードD1，D2により相
殺又は軽減され、即ち補償され、入力信号のレベ
ルは２倍にされる。
従つて、第４図のリミツタ回路によれば、AM
抑圧度は第５図の曲線ｂの如く、十分取れる。
AM抑圧度は−20dB以下であれば十分である。
抑圧度は第５図の曲線ｂの如く、十分取れる。
AM抑圧度は−20dB以下であれば十分である。
上述せる本考案によれば、大振幅の入力信号で
あつても歪みなく十分に振幅制限することができ
ると共に、AM抑圧度は向上させることのできる
リミツタ回路を得ることができる。
あつても歪みなく十分に振幅制限することができ
ると共に、AM抑圧度は向上させることのできる
リミツタ回路を得ることができる。
本考案リミツタ回路は上述の用途に限られるも
のではない。
のではない。
第１図は衛星放送受信用の受信機を示すブロツ
ク線図、第２図は第１図のリミツタ回路の具体回
路を示す回路図、第３図は第２図の等価回路を示
す回路図、第４図は本考案の一実施例を示す回路
図、第５図は特性曲線図である。 Qaはトランジスタ、２４，２５は抵抗器、２
７，２８はコンデンサ、D1，D2はダイオード、
３１，３２は第１及び第２の出力端子である。
ク線図、第２図は第１図のリミツタ回路の具体回
路を示す回路図、第３図は第２図の等価回路を示
す回路図、第４図は本考案の一実施例を示す回路
図、第５図は特性曲線図である。 Qaはトランジスタ、２４，２５は抵抗器、２
７，２８はコンデンサ、D1，D2はダイオード、
３１，３２は第１及び第２の出力端子である。
Claims (1)
- ベースに被FM変調信号が印加され、コレクタ
及びエミツタに夫々負荷インピーダンスが接続さ
れたトランジスタのエミツタ及びコレクタを夫々
コンデンサを介して第１及び第２の出力端子に接
続し、該第１及び第２の出力端子間に一対のダイ
オードを逆方向に並列接続して成り、上記第１及
び第２の出力端子間より差動出力を得、この差動
出力を合成して出力信号を得るようになし、上記
エミツタに接続された負荷インピーダンスの値を
選定して上記トランジスタのベース・エミツタ間
のダイオード特性による歪成分を上記一対のダイ
オードにより補償してAM抑圧度を向上させて成
るリミツタ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981090093U JPS6241454Y2 (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981090093U JPS6241454Y2 (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57202214U JPS57202214U (ja) | 1982-12-23 |
| JPS6241454Y2 true JPS6241454Y2 (ja) | 1987-10-23 |
Family
ID=29885214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981090093U Expired JPS6241454Y2 (ja) | 1981-06-18 | 1981-06-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6241454Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4724742U (ja) * | 1971-04-07 | 1972-11-20 |
-
1981
- 1981-06-18 JP JP1981090093U patent/JPS6241454Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57202214U (ja) | 1982-12-23 |
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