JPS6241359Y2 - - Google Patents

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JPS6241359Y2
JPS6241359Y2 JP7232779U JP7232779U JPS6241359Y2 JP S6241359 Y2 JPS6241359 Y2 JP S6241359Y2 JP 7232779 U JP7232779 U JP 7232779U JP 7232779 U JP7232779 U JP 7232779U JP S6241359 Y2 JPS6241359 Y2 JP S6241359Y2
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musical
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automatic
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鍵盤式電子楽器等の演奏技術の習
得を容易にするための演奏練習装置に関し、特に
1枚の楽譜を用いて初級から上級まで習熟度に応
じた演奏練習を効率的に行なえるようにしたもの
である。
従来、所定の楽曲が記載された楽譜の一部に穿
孔等により該楽曲に関するコード(和音)情報を
記録しておき、このような楽譜を用いて楽曲を演
奏する際、該楽譜に記録したコード情報に基づい
てオートコード演奏を行なわせることが知られて
いる(例えば、実開昭50−926号公報参照)。
このような従来技術によれば、オートコード演
奏を伴奏としてメロデイ演奏可能であるが、オー
トメロデイ演奏を伴いつつコード等の伴奏練習を
行なうことはできない。通常、鍵盤式電子楽器等
の演奏練習にあつては、例えば上鍵盤でのメロデ
イ演奏、下鍵盤でのコード演奏やアルペジオ演
奏、ペダル鍵盤でのベース演奏というように各鍵
盤毎の演奏技術を段階的に習得していく。この場
合、コード、アルペジオ、ベース等の伴奏練習に
オートメロデイを伴うと、練習効率が向上する。
そこで、楽譜にコード情報の他にメロデイ情報
を記録しておくことが考えられる。しかし、上記
した穿孔等による記録方式では、記録部が大面積
となるため、楽譜サイズが大きくなり、楽譜取扱
いが不便である。また、別の方法として、コード
情報を記録した楽譜とは別にメロデイ情報を記録
した楽譜を用意し、これらの楽譜を、オートコー
ドを伴うメロデイ練習と、オートメロデイを伴う
コード練習とでは使い分けることも考えられる。
しかし、このようにしたのでは、同一楽曲に関す
る練習であるのに別々の楽譜を選択して用いる不
便さがある。
この考案の目的は、上記のような不便さをなく
し、1枚の楽譜を用いてオート伴奏を伴うメロデ
イ練習と、オートメロデイを伴う伴奏練習とを効
率的に行なうことができる新規な演奏練習装置を
提供することにある。
この考案による演奏練習装置は、演奏操作部
と、楽譜と、演奏種類指定手段と、楽音発生手段
とをそなえている。
演奏操作部はメロデイ演奏操作及び伴奏操作が
可能なもので、例えば鍵盤等で構成され、各操作
に応じた演奏情報を送出する。
楽譜は、所定の楽曲が記載されると共にメモリ
が固着されたもので、該メモリには該楽曲に関す
るメロデイ演奏情報及びコード、アルペジオ、ベ
ース等の伴奏情報を含む複数種類の自動演奏情報
が記憶されている。
演奏種類指定手段は、自動演奏の種類を指定す
るためのものである。
楽音発生手段は、演奏操作部からの演奏情報に
応じて楽音信号を発生すると共に、メモリに記憶
された自動演奏情報のうち演奏種類指定手段で指
定された種類の自動演奏情報に基づいて自動的に
楽音信号を発生するものである。
この考案の構成によれば、メロデイ及び伴奏に
関する複数種類の自動演奏情報を記憶したメモリ
を楽譜に固着すると共に、メモリ内容のうち演奏
種類指定手段で指定した種類の自動演奏情報に基
づいて自動演奏を行なうようにしたので、練習者
は、1枚の楽譜を用いてオート伴奏を伴うメロデ
イ練習のみならずオートメロデイを伴う伴奏練習
をも効率的に行なうことができ、いずれの練習を
行なうかは自己の習熟度等を考慮して任意に決定
できる。この場合、伴奏情報として、コード、ア
ルペジオ及びベース用の演奏情報をメモリに記憶
しておけば、コード、アルペジオ、ベースという
ように段階的に伴奏練習を行なうことができる。
また、この考案では、複数種類の自動演奏情報
を記憶したメモリを楽譜に固着するようにしたの
で、楽譜サイズを特に増大させる必要がなく、し
かも同一楽曲について異なる楽譜を選択する煩わ
しさもないから、楽譜取扱い上非常に便利であ
る。
以下、添付図面に示す実施例についてこの考案
を詳述する。
第1図は、この考案の演奏練習装置に用いられ
る自動演奏制御装置1を示すもので、ケース2の
前部上面には電源スイツチ3、制御スイツチ群4
等が設けられている。制御スイツチ群4は、第2
図に示すように書込スイツチ4a、読出スイツチ
4b、オートコードスイツチ4c、オートベース
スイツチ4d、アルペジオスイツチ4e、音色ス
イツチ4f、リズムスイツチ4g、メロデイスイ
ツチ4hを含むものである。
また、ケース2の後部上面には小形ケース5が
設置されている。この小形ケース5の上面部には
第1図、第3図に示すように細長い孔6が形成さ
れており、この孔6には、譜面台7の下端部がこ
の孔6の後縁に当接するようにして挿入固定され
ている。この譜面台7の下端はL字形をなして係
止部8を形成している。また、小形ケース5の上
面には操作部材9が設けられている。この操作部
材9はく字形をなす棒状に形成され、その上端部
は小形ケース5の上面部を上下動自在に貫通して
この小形ケース5の上面から突出している。
操作部材9は図示しないコイルスプリングによ
り常時上方に付勢されており、図示しない保持機
構により押圧時の下方移動位置を保持されると共
に図示しない係止機構により解放時の所定高さの
突出位置を保持されるようになつている。また、
操作部材9の下端部にはその延長方向に直交する
ように細長い押圧部材10が固定されている。そ
の押圧部材10の譜面台7に対向した面には第4
図に示すように板ばね状の接続端子11…が並設
されている。これらの端子11…にはそれぞれ図
示しないリード線が接続されている。
次に、自動演奏制御装置1に用いられる楽譜1
2について説明する。この楽譜12は、第5図に
示すようにその表面に五線譜表12aを用いて所
定の楽曲のメロデイ等が記載されているもので、
その下方余白部にはROM(リード・オンリイ・
メモリ)13を有するフイルム14が貼着されて
いる。このフイルム14は、例えばポリイミド樹
脂からなるもので、その表面には導電層15…が
形成されている。ROM13は、フエースダウン
ボンデイング方式によりフイルム14上の導電層
15…と結合される。この場合、フイルム14に
ROM13を取付けた後、ROM13は例えばエポ
キシ系樹脂により被覆され、この被覆後フイルム
14は炉に通される。なお、導電層15…は、フ
イルム14の下端部近傍において、前述した押圧
部材10の接続端子11…と対向するように等間
隔に配列されている。
上記構成の楽譜12はその下端部を小形ケース
5の孔6に挿入すると、導電層15…が押圧部材
10の接続端子11…に対向し、操作部材9を押
圧操作すると、接続端子11…が導電層15…に
接近移動して導電層15…と接続されるものであ
る。
上記のように構成された自動演奏制御装置1
は、例えば第6図に示すように電子オルガン(電
子楽器)16の上面に載置されて使用されるもの
である。すなわち、自動演奏制御装置1と電子オ
ルガン16とは、図示しない多芯コード等によつ
て電気的に接続されることによつて演奏練習装置
を構成するものである。
次に、第7図を参照して演奏練習装置における
メモリ関連回路の構成及び動作を説明する。
書込/読出制御部17は第1図のケース2内に
設けられており、その回路構成は第7図に示すよ
うにRAM(ランダム・アクセス・メモリ)1
8、アドレス発生回路19、プレイ制御回路20
等を含むものである。
操作部材9を押圧すると、前述したように押圧
部材10の接続端子11…がROM13につなが
る導電層15…に接続され、これにより、RAM
18の各入力端がROM13の各出力端に接続さ
れ、またアドレス発生回路19の出力端がROM
13のアドレス入力端に接続され、さらに、この
ORM13の電源入力端が電源Eに接続される。
また、書込スイツチ4aをオンすると、アドレ
ス発生回路19に信号が出力され、これを受けた
アドレス発生回路19からROM13とRAM18
にアドレス信号が出力される。また、この書込ス
イツチ4aのオン操作時にROM13に読出指令
信号が供給されると共にRAM18に書込指令信
号が供給される。このため、RAM18には、上
記アドレス信号に従つてROM13の演奏情報が
書き込まれ記憶される。
一方、制御スイツチ4c〜4hのうち少くとも
1つを選択的にオンしてから読出スイツチ4bを
オンすると、プレイ制御回路20を介して、アド
レス発生回路19に信号が出力され、これにより
アドレス発生回路19からRAM18にアドレス
信号が出力され、このアドレス信号に従つて
RAM18の記憶情報が電子オルガン16に内蔵
された楽音発生回路21に順次出力され、これに
より制御スイツチ4c〜4e,4g,4hのいず
れかで選択した種類の自動演奏又は音色スイツチ
4fに基づく音色設定が遂行される。なお、楽音
発生回路21は、第6図に示した上鍵盤、下鍵
盤、ペダル鍵盤等からの演奏情報に応じて楽音信
号を発生する一方、プレイ制御回路20から楽音
発生回路21に制御信号が供給されると、RAM
18からの自動演奏情報に応じて自動的に楽音信
号を発生するようになつている。
次に、上記構成になる楽譜12および自動演奏
制御装置1の動作について説明する。すなわち、
楽譜12を小形ケース5の孔6に挿入して譜面台
7にセツトする。この際、楽譜12の下端は譜面
台7の下端に形成された係止部8に係止され、こ
れによりこの楽譜12のセツト状態が保持される
ようになつている。次に、操作部材9を押圧する
と、前述したようにROM13とRAM18とが接
続されるとともに、ROM13とアドレス発生回
路19とが接続される。なお、操作部材9の下方
移動位置は保持機構により保持されている。次
に、書込スイツチ4aをオンすると、前述したよ
うにアドレス発生回路19からROM13および
RAM18にアドレス信号が出力される。また、
この時、書込スイツチ4aのオンによりROM1
3には読出指令がRAM18には書込指令がそれ
ぞれ与えられているから、ROM13における各
アドレスの演奏情報が対応するRAM18の各ア
ドレスに書き込まれ、記憶される。
次に、RAM18に書込まれた演奏情報を基に
して、電子オルガン16から自動演奏音を発生さ
せる場合について説明する。例えば電子オルガン
16の練習者がメロデイを練習し、コード演奏お
よびベース演奏を自動的に遂行させたい場合は、
オートコードスイツチ4c及びオートベーススイ
ツチ4dをオンした後読出スイツチ4bをオンす
る。これにより、前述したように、アドレス発生
回路19はRAM18にアドレス信号を供給し、
RAM18は供給されるアドレス信号に従つてコ
ード演奏用及びベース演奏用の情報を楽音発生回
路21に順次出力し、これに応じて電子オルガン
16からは自動的にコード演奏音及びベース演奏
音が奏出される。従つて、練習者は、このような
コード演奏音及びベース演奏を聞きながら、楽譜
12を見てメロデイ演奏等を効率的に練習するこ
とができる。
また、例えば練習者がコード演奏およびベース
演奏の練習をしたい場合は、まずメロデイスイツ
チ4hをオンした後読出スイツチ4bをオンすれ
ば、上述と同様の過程を経て電子オルガン16か
らはメロデイ演奏音が自動的に奏出されるように
なり、練習者は、このようなメロデイ演奏音を聞
きながらコード演奏及びベース演奏を効率的に練
習することができる。
要するに、第1図に示す自動演奏制御装置1に
よれば、楽譜12の演奏情報を前記書込操作によ
りRAM18に書込んだ後制御スイツチ4b〜4
hを適宣操作することにより、所望の種類の自動
演奏を選択しあるいは音色を自動設定をすること
ができる。すなわち、オートコードスイツチ4c
の操作によりコードの自動演奏を、オートベース
スイツチ4dの操作によりベースの自動演奏を、
アルペジオスイツチ4eの操作によりアルペジオ
の自動演奏を、音色スイツチ4fの操作により音
色の自動設定を、リズムスイツチ4gの操作によ
りリズムの自動演奏を、メロデイスイツチ4hの
操作によりメロデイの自動演奏を各々選択するこ
とができる。また、上記例にて述べたように、制
御スイツチ4c〜4e,4g,4hのうち複数の
ものをオンすれば、オンされたスイツチに対応す
る複数種類の自動演奏を並行的に遂行させること
ができ、必要に応じて音色スイツチ4fに基づく
音色設定も利用可能である。
以上のように、この考案によれば、1枚の楽譜
を用いてオート伴奏を伴うメロデイ練習のみなら
ずオートメロデイを伴う伴奏練習をも行なうこと
ができるので、練習者は自己の習熟度に応じて任
意の練習態度を選択して効率的に演奏練習を行な
えるものである。その上、メモリを固着した楽譜
は、記憶情報量の増大に対処しやすく、穿孔記録
式の場合のようにサイズや枚数を増大させなくて
すむので取扱いやすい利点があり、この点も演奏
練習の効率化ために有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の演奏練習装置に用いられ
る自動演奏制御装置の斜視図、第2図は、上記自
動演奏制御装置における制御スイツチ配置を示す
上面図、第3図は、第1図の−線に沿う断面
図、第4図は、押圧部材10の接続端子配置を示
す図、第5図は、この考案の演奏練習装置に用い
られる楽譜の表面図、第6図は、この考案の演奏
練習装置を示す斜視図、第7図は、第6図の演奏
練習装置にけるメモリ関連回路を示す回路であ
る。 1……自動演奏制御装置、12………楽譜、1
3……ROM、16……電子オルガン、17……
書込/読出制御部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (a) メロデイ演奏操作及び伴奏操作が可能な演奏
    操作部であつて、各操作に応じた演奏情報を送
    出するものと、 (b) 所定の楽曲が記載されると共にメモリが固着
    された楽譜であつて、該メモリには該楽曲に関
    するメロデイ演奏情報及びコード、アルペジ
    オ、ベース等の伴奏情報を含む複数種類の自動
    演奏情報が記憶されているものと、 (c) 自動演奏の種類を指定するための演奏種類指
    定手段と、 (d) 前記演奏操作部からの演奏情報に応じて楽音
    信号を発生すると共に、前記メモリに記憶され
    た自動演奏情報のうち前記演奏種類指定手段で
    指定された種類の自動演奏情報に基づいて自動
    的に楽音信号を発生する楽音発生手段と をそなえた演奏練習装置。
JP7232779U 1979-05-29 1979-05-29 Expired JPS6241359Y2 (ja)

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JP7232779U JPS6241359Y2 (ja) 1979-05-29 1979-05-29

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JPS55174798U JPS55174798U (ja) 1980-12-15
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58192695U (ja) * 1982-06-16 1983-12-21 ヤマハ株式会社 自動演奏装置
JPH0690618B2 (ja) * 1987-02-06 1994-11-14 ヤマハ株式会社 自動演奏装置

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JPS55174798U (ja) 1980-12-15

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