JPS6241262Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241262Y2 JPS6241262Y2 JP6512679U JP6512679U JPS6241262Y2 JP S6241262 Y2 JPS6241262 Y2 JP S6241262Y2 JP 6512679 U JP6512679 U JP 6512679U JP 6512679 U JP6512679 U JP 6512679U JP S6241262 Y2 JPS6241262 Y2 JP S6241262Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- resistor
- voltage
- capacitor
- diode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 17
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、バス接続された機器における電源投
入の検出装置に関する。
入の検出装置に関する。
一般に機器へ電源を投入したときに、電源投入
時を起点として、ある一定時間後に、クリアパル
スを発生させたり、又は信号を発生させて機器内
のタイミングをとつたり他の機器とのタイミング
をとつたりすることが多々ある。このような電源
投入の検出装置は、コンデンサと抵抗とからなる
CR回路で構成される場合が多いが、CR回路の場
合、電源投入時におけるコンデンサの初期値の電
荷はゼロである必要がある。しかしバス接続され
た機器においては、機器の電源がオフの時におい
ても、バスラインから回り込みによりコンデンサ
が或るレベルにチヤージされていて、そのため電
源投入後の時間計測に誤差を生じて、前記、クリ
アパルス発生の時期を誤り、又は機器内の各装置
のタイミングが不調となる場合などがある。本考
案は、このようバス接続された機器においても、
バスラインからの回り込みの影響を受けることな
く、電源の投入時を正確に検出することができる
電源投入検出装置を提供するものである。
時を起点として、ある一定時間後に、クリアパル
スを発生させたり、又は信号を発生させて機器内
のタイミングをとつたり他の機器とのタイミング
をとつたりすることが多々ある。このような電源
投入の検出装置は、コンデンサと抵抗とからなる
CR回路で構成される場合が多いが、CR回路の場
合、電源投入時におけるコンデンサの初期値の電
荷はゼロである必要がある。しかしバス接続され
た機器においては、機器の電源がオフの時におい
ても、バスラインから回り込みによりコンデンサ
が或るレベルにチヤージされていて、そのため電
源投入後の時間計測に誤差を生じて、前記、クリ
アパルス発生の時期を誤り、又は機器内の各装置
のタイミングが不調となる場合などがある。本考
案は、このようバス接続された機器においても、
バスラインからの回り込みの影響を受けることな
く、電源の投入時を正確に検出することができる
電源投入検出装置を提供するものである。
第1図は従来のバス接続された機器とその電源
投入検出装置を示す図である。第1図において、
Pは交流又は直流の電源、SWは第1回装置の電
源Pをオン・オフするスイツチである。Aは電源
Pの電圧を所定の直流電圧にする直流電源で端子
1,2間に出力する。B1は電源投入検出装置で
直流電源Aの端子1,2間に接続される。電源投
入検出装置B1は、例えば第1図の点線内に示す
ように、端子1,2間に抵抗R1とコンデンサC1
の直列回路を接続し、かつこのR1とC1の接続点
にコンパレータFを接続して、コンパレータFを
介して、タイミングパルスなどの信号Sを取り出
すようにした構成の装置である。更に、端子1,
2は機器を構成する装置Hに接続されると同時
に、端子1は抵抗R2を介してバスラインlに接
続され、端子2は抵抗R3を介してバスラインl
に接続される。装置Hは、例えばドライバG1と
レシーバG2等により構成されドライバG1の出力
端子とレシーバG2の入力端子は抵抗R2とR3の接
続点に接続されるとともにバスラインlに接続さ
れる。また端子2は回路アースに接続される。
投入検出装置を示す図である。第1図において、
Pは交流又は直流の電源、SWは第1回装置の電
源Pをオン・オフするスイツチである。Aは電源
Pの電圧を所定の直流電圧にする直流電源で端子
1,2間に出力する。B1は電源投入検出装置で
直流電源Aの端子1,2間に接続される。電源投
入検出装置B1は、例えば第1図の点線内に示す
ように、端子1,2間に抵抗R1とコンデンサC1
の直列回路を接続し、かつこのR1とC1の接続点
にコンパレータFを接続して、コンパレータFを
介して、タイミングパルスなどの信号Sを取り出
すようにした構成の装置である。更に、端子1,
2は機器を構成する装置Hに接続されると同時
に、端子1は抵抗R2を介してバスラインlに接
続され、端子2は抵抗R3を介してバスラインl
に接続される。装置Hは、例えばドライバG1と
レシーバG2等により構成されドライバG1の出力
端子とレシーバG2の入力端子は抵抗R2とR3の接
続点に接続されるとともにバスラインlに接続さ
れる。また端子2は回路アースに接続される。
このように構成接続された第1図装置の動作を
以下に示す。
以下に示す。
スイツチSWがオフの状態では、直流電源Aの
端子1,2に電圧は生じない。しかしながら、或
る電位を有するバスラインlより抵抗R2、抵抗
R1を介して電流IlがコンデンサC1に流れ込みC1
をチヤージする。次にスイツチSWがオンになる
と端子1,2間に電圧VAが生じ、コンデンサC1
の両端の電圧をVcとすると、電圧Vcは、時定数
C1,R1で電圧VAを目指して増加する。電圧Vc
が、コンパレータFで設定したレベルに到達する
とコンパレータFを介して信号Sを出力する。従
つてスイツチSWがオンになつてから信号Sが発
生するまでの時間は時定数C1,R1とコンパレー
タFの設定レベルで定まるが、前記したように、
コンデンサC1へバスラインlから回り込みによ
り電流Ilが流れ、C1がチヤージされていれば、
信号Sの発生する時間はC1がチヤージされてい
ない場合と比較して、異なつてくる。本考案はこ
の点を改良したものである。
端子1,2に電圧は生じない。しかしながら、或
る電位を有するバスラインlより抵抗R2、抵抗
R1を介して電流IlがコンデンサC1に流れ込みC1
をチヤージする。次にスイツチSWがオンになる
と端子1,2間に電圧VAが生じ、コンデンサC1
の両端の電圧をVcとすると、電圧Vcは、時定数
C1,R1で電圧VAを目指して増加する。電圧Vc
が、コンパレータFで設定したレベルに到達する
とコンパレータFを介して信号Sを出力する。従
つてスイツチSWがオンになつてから信号Sが発
生するまでの時間は時定数C1,R1とコンパレー
タFの設定レベルで定まるが、前記したように、
コンデンサC1へバスラインlから回り込みによ
り電流Ilが流れ、C1がチヤージされていれば、
信号Sの発生する時間はC1がチヤージされてい
ない場合と比較して、異なつてくる。本考案はこ
の点を改良したものである。
第2図は本考案の一実施例を示す電源投入検出
装置B2(点線内)とこのB2を具備した機器を示
す図である。第2図と第1図との構成上の差異
は、第2図においては、新たにD1のダイオード
とR4の抵抗とで構成される直列回路が直流電源
Aの端子1,2間に設けられ、抵抗R1がダイオ
ードD1と抵抗R4の接続点に接続されているが、
第1図では、ダイオードD1と抵抗R4は無く、抵
抗R1が端子1に直接に接続されている点が異な
るところである。なおダイオードD1は1個又は
複数個の直列のダイオードで構成されるものであ
る。その他は第1図装置と全く同様な構成接続の
ため第2図装置においては、第1図装置の構成素
子番号と同様の番号を付して構成接続の説明を省
略する。
装置B2(点線内)とこのB2を具備した機器を示
す図である。第2図と第1図との構成上の差異
は、第2図においては、新たにD1のダイオード
とR4の抵抗とで構成される直列回路が直流電源
Aの端子1,2間に設けられ、抵抗R1がダイオ
ードD1と抵抗R4の接続点に接続されているが、
第1図では、ダイオードD1と抵抗R4は無く、抵
抗R1が端子1に直接に接続されている点が異な
るところである。なおダイオードD1は1個又は
複数個の直列のダイオードで構成されるものであ
る。その他は第1図装置と全く同様な構成接続の
ため第2図装置においては、第1図装置の構成素
子番号と同様の番号を付して構成接続の説明を省
略する。
第2図装置の動作を以下に説明する。
スイツチSWがオフの状態では、直流電源Aの
端子1,2に電圧は生じない。しかしながら、或
る電位を有するバスラインlより抵抗R2を介し
て電流Ilが流れ込み、更にIlは装置H及電源投
入検出装置B2に流れ込む。従つてこの時には端
子1に、電圧V12が生じる。ダイオードのオン電
圧をVdとすると、第2図装置のダイオードD1と
してn個のダイオードを直列接続したものとす
れ、その直列接続したダイオードD1の両端の電
圧はn・Vdで表わされる。このダイオードD1の
両端の電圧n・Vdと前記端子1の電圧V12とが(1)
式の関係となるように直列接続のダイオードの個
数nを定めれば、ダイオードD1は、カツトオフ
となる。
端子1,2に電圧は生じない。しかしながら、或
る電位を有するバスラインlより抵抗R2を介し
て電流Ilが流れ込み、更にIlは装置H及電源投
入検出装置B2に流れ込む。従つてこの時には端
子1に、電圧V12が生じる。ダイオードのオン電
圧をVdとすると、第2図装置のダイオードD1と
してn個のダイオードを直列接続したものとす
れ、その直列接続したダイオードD1の両端の電
圧はn・Vdで表わされる。このダイオードD1の
両端の電圧n・Vdと前記端子1の電圧V12とが(1)
式の関係となるように直列接続のダイオードの個
数nを定めれば、ダイオードD1は、カツトオフ
となる。
n・Vd>V12 (1)
従つて第2図装置の電源がオフ、すなわちスイ
ツチSWがオフの時、バスラインlから抵抗R2、
ダイオードD1を介してコンデンサC1に流れ込む
電流はない。次にスイツチSWがオンとなると、
端子1,2間には電圧VAが生じる。一般に電圧
V12とVAとは(2)式の関係にあるためダイオード
D1はオンとなり、時定数C1・R1でコンデンサC1
の電圧Vcが上昇し、コンパレータFで設定され
た電圧に電圧Vcが到達すると信号Sが発生す
る。
ツチSWがオフの時、バスラインlから抵抗R2、
ダイオードD1を介してコンデンサC1に流れ込む
電流はない。次にスイツチSWがオンとなると、
端子1,2間には電圧VAが生じる。一般に電圧
V12とVAとは(2)式の関係にあるためダイオード
D1はオンとなり、時定数C1・R1でコンデンサC1
の電圧Vcが上昇し、コンパレータFで設定され
た電圧に電圧Vcが到達すると信号Sが発生す
る。
VA≫V12 (2)
なお電圧V12が大きな値の場合には、n個のダ
イオードの代りにツエナーダイオードを使用して
も全く同様な効果を得ることができるのは明らか
であり本明細書においてダイオードとはツエナー
ダイオードも含むものである。また抵抗R4は機
器の電源が投入されている場合に、コンデンサ
C1に充電された電荷を早く放電させる効果を有
するが、コンパレータF等とコンデンサC1との
構成において、コンデンサC1の放電回路が構成
されている場合は、抵抗R4を必要としないこと
は言うまでもない。
イオードの代りにツエナーダイオードを使用して
も全く同様な効果を得ることができるのは明らか
であり本明細書においてダイオードとはツエナー
ダイオードも含むものである。また抵抗R4は機
器の電源が投入されている場合に、コンデンサ
C1に充電された電荷を早く放電させる効果を有
するが、コンパレータF等とコンデンサC1との
構成において、コンデンサC1の放電回路が構成
されている場合は、抵抗R4を必要としないこと
は言うまでもない。
しかし、コンパレータFは一般的に高入力抵抗
であるから、抵抗R4はコンデンサC1の電荷を速
く放電させるため有効である。
であるから、抵抗R4はコンデンサC1の電荷を速
く放電させるため有効である。
このようにして、本考案によれば、簡単な構成
により、機器の電源がオフの時に、バスラインl
から電源投入検出装置を構成するコンデンサC1
に回り込む電流を遮断することができ、従つて電
源投入時を起点として、ある一定時間後に、正確
に信号を発生させて機器内のタイミングをとつた
り、他の機器とのタイミングをとつたりすること
ができ、その効果は極めて大なるものである。
により、機器の電源がオフの時に、バスラインl
から電源投入検出装置を構成するコンデンサC1
に回り込む電流を遮断することができ、従つて電
源投入時を起点として、ある一定時間後に、正確
に信号を発生させて機器内のタイミングをとつた
り、他の機器とのタイミングをとつたりすること
ができ、その効果は極めて大なるものである。
第1図はバス接続された機器とその従来の電源
投入検出装置を示す図、第2図はバス接続された
機器と、本考案に係る電源投入検出装置を示す図
である。 P……電源、SW……スイツチ、A……直流電
源、B2……電源投入検出装置、D1……ダイオー
ド、R1〜R4……抵抗、C1……コンデンサ、F…
…コンパレータ、S……信号、H……装置、G1
……ドライバ、G2……レシーバ、l……バスラ
イン。
投入検出装置を示す図、第2図はバス接続された
機器と、本考案に係る電源投入検出装置を示す図
である。 P……電源、SW……スイツチ、A……直流電
源、B2……電源投入検出装置、D1……ダイオー
ド、R1〜R4……抵抗、C1……コンデンサ、F…
…コンパレータ、S……信号、H……装置、G1
……ドライバ、G2……レシーバ、l……バスラ
イン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 直流電源と、この直流電源の端子1,2の間に
抵抗R1とコンデンサC1の直列回路を接続しコン
デンサ電圧が一定レベルを越えた際にクリアパル
スを発生させる電源投入検出装置と、を備えバス
接続される機器において、 直流電源の端子1と前記抵抗R1との間にダイ
オードD1を設け、このダイオードD1と直流電源
の端子2の間に抵抗R4を備えたことを特徴とす
る電源投入検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6512679U JPS6241262Y2 (ja) | 1979-05-16 | 1979-05-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6512679U JPS6241262Y2 (ja) | 1979-05-16 | 1979-05-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55165276U JPS55165276U (ja) | 1980-11-27 |
JPS6241262Y2 true JPS6241262Y2 (ja) | 1987-10-22 |
Family
ID=29299126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6512679U Expired JPS6241262Y2 (ja) | 1979-05-16 | 1979-05-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6241262Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-16 JP JP6512679U patent/JPS6241262Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55165276U (ja) | 1980-11-27 |
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