JPS601270Y2 - 点火装置 - Google Patents

点火装置

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JPS601270Y2
JPS601270Y2 JP1983042663U JP4266383U JPS601270Y2 JP S601270 Y2 JPS601270 Y2 JP S601270Y2 JP 1983042663 U JP1983042663 U JP 1983042663U JP 4266383 U JP4266383 U JP 4266383U JP S601270 Y2 JPS601270 Y2 JP S601270Y2
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JP
Japan
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voltage
power transistor
transistor
zener diode
circuit
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JP1983042663U
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JPS5952070U (ja
Inventor
登 杉浦
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は点火装置に係り、特に、パワートランジスタの
コレクタ電圧の検出を最小回路で構成するに最適な点火
装置に関する。
点火装置おいては、パワートランジスタのコレクタ電圧
を検出して、これに基づき非飽和時間を検出し、点火装
置を制御することによりパワートランジスタの通電時間
を短縮する構成がとられている。
従来、パワートランジスタのコレクタ電圧検出は、高耐
圧ダイオードをパワートランジスタのコレクタに接続し
て、パワートランジスタ導通時に上記高耐圧ダイオード
を介してパワートランジスタのコレクタに電流を流すこ
とにより、その通電状態をもってコレクタ電圧の検出を
行っている。
ところが、この目的のために高耐圧ダイオードを設ける
ことはコスト的に不利であるばかりでなく、点火装置を
IC構成とする場合にIC内に収納することが難かしい
ため外付部品となり、装置の面積が大きくなるという欠
点があった。
本考案の目的は、コレクタ電圧検出のために専用の高耐
圧ダイオードを設けることなく検出回路を構成できる点
火装置を提供するにある。
本考案は、パワートランジスタのコレクタとベース間、
又はコレクタとエミッタ間に複数個のツエナーダイオー
ドを接続し、このツェナーダイオードによりパワートラ
ンジスタに発生する高電圧を制限すると同時に、パワー
トランジスタの導通時には当該ツェナーダイオードのア
ノードよりコレクタに電流を供給してコレクタ電圧を検
出するようにしたものである。
第1図は本考案の実施例を示す回路図である。
また、1第2図A、 B、 C,D、 E、 F、 G
、 Hの各々は第1図の実施例の各部の動作波形図であ
る。
点火装置は、ピックアップコイル1、波形整形回路2、
ドライバ回路3、パワートランジスタ4、点火コイル5
、電流制限回路6、非飽和時間電圧変換回路7、より構
成される。
波形整形回路2は、抵抗201,202,203.20
4,205、トランジスタ206、ダイオード207,
208,209、コンデンサ210.211、抵抗21
2,213、トランジスタ214、抵抗215、の各々
より構成される。
電源より、抵抗201,202、ピックアップコイル1
、ならびに抵抗203、の各々を介し、さらに抵抗20
4,205を介してトランジスタ206のベースにバイ
アスが与えられている。
抵抗201.202の接続点とアースに挿入されるダイ
オード207は温度補償用であり、ダイオード208は
ピックアップコイル1に正電圧が発生したときのバイパ
ス用であり、ダイオード209はピックアップコイル1
に負電圧が発生したときのバイパス用である。
また、コンデンサ211はスピードアップコンデンサで
ある。
ピックアップコイル1に第2図Aに示す如<交流信号が
発生し、その交流信号が負の信号となった時点で、ピッ
クアップコイル1の電流は抵抗22、ダイオード207
,209、抵抗205,2041.ピックアップコイル
1の順路で流れ、トランジスタ206のベースに負電圧
が与えられる結果、トランジスタ206はオフとなる□
この状態を示したのが第2図Bである。
このトランジスタ206のコレクタ電圧は次段のトラン
ジスタ214のベースに抵抗213を介して印加し、第
2図Bの波形と逆位相の波形をトランジスタ214のコ
レクタ出力として得る。
この信号は次段のドライバ回路3に印加される。
尚、抵抗13、ツェナーダイオード14は定電圧回路を
構成している。
ドライバ回路3は、抵抗301、トランジスタ302、
抵抗303、より威る。
波形整形回路2の出力信号は抵抗301を介してトラン
ジスタ302のベースに印加され、抵抗303を負荷と
するエミッタ接地型増幅回路であるトランジスタ302
のコレクタに出力信号を生じる。
この出力信号はトランジスタ26の出力信号と同相の関
係にある。
ドライバ回路の出力信号は第2図Cの如くであり、抵抗
9を介してパワートランジスタ4に印加される。
パワートランジスタは利得を充分に得るためダーリント
ン構成にされており、ピックアップコイル1の交流信号
が負から正に立上がる時点でオフとなり、点火コイル5
に高電圧が発生し、点火栓8に放電を生じさせる。
パワートランジスタ4は過電流状態を防止するために、
電流制限回路6を設けている。
電流制限回路6は、抵抗60,61,62、トランジス
タ63より威る。
パワートランジスタ4のエミッタ電流に応じて抵抗60
に電圧降下が生じる。
そこで、この電圧を抵抗61.62で所定の電圧値に分
割すると共に、この分割点電圧をパワートランジスタ4
の電流制限値に対応させてトランジスタ63のベース電
圧とすれば、電流制限値に達したときトランジスタ63
をオンさせることができる。
この結果、パワートランジスタ4のベース電圧は所定値
に下げられ、点火コイル5の一次電流は一定値に制限さ
れる。
このとき、パワートランジスタ4のコレクタ電圧は第2
図Eの如くにある。
パワートランジスタ4のコレクタ・ベース間には、高耐
圧ツェナーダイオード10、低電圧ツェナーダイオード
11が直列接続して挿入されており、この接続点に生じ
る電圧:により非飽和時間電圧変換回路7が制御される
非飽和時間電圧変換回路7は、抵抗701、トランジス
タ702、抵抗7t)3,704,705.706、ダ
イオードニア07、トランジスタ708、抵抗709、
コンデンサ710、ダイオード711、コンデンサ11
21い抵抗713、ダイオード714、抵抗7:15、
トランジスタ716、抵抗717、より戊る。
点火コイル5に一次電流が流れている間、トランジスタ
214がオン状態にあり、このコレクタ電圧をベース電
圧とするトランジスタ702はオフ状態にある。
従って、抵抗703,701、高耐圧ツェナーダイオー
ド10の順路でパワートランジスタ4のコレクタに電流
が流れる。
このため高耐圧ツェナーダイオード10のアノード電圧
値(第1図の図示り直電圧)は、パワートランジスタ4
のコレクタ電圧と高耐圧ツェナーダイオード10の順方
向電圧との和になる。
パワートランジスタ4が非飽和になると、D点の電圧は
第2図dの如く上昇し、あらかじめ設定された値以上と
なると、この電圧が抵抗701゜705、ダイオード7
07の各々を介してトランジスタ708のベースに印加
され、トランジスタ708を第2図Gに如くオンにする
それまで、抵抗709、コンデンサ710、ダイオード
711を介しコンデンサ712を充電していたのが中止
され、トランジスタ708のオン(すなわち非飽和時間
の間)と同時に、トランジスタ708、抵抗713、ダ
イオード714、コンデンサ71−0の順路で放電する
このようにコンデンサ710が充放電を点火ごとにくり
返す結果、コンデンサ710の端子電圧は第2図Hの如
くとなり、非飽和時間が長いと端子電圧は大きくなる。
コンデンサ712に発生する端子電圧は、抵抗715を
介してトランジスタ716に印加され、トランジスタ7
16を制御する。
トランジスタ716はエミッタ電流を抵抗717を介し
てトランジスタ206のベースに注入する。
そして、コンデンサ712の端子電圧が大きいときには
トランジスタ206のバイアスレベルが深くなり、これ
に従ってパワートランジスタ4の通電時間が短縮され、
非飽和時間が小さくなる。
以上の動作により、高耐圧ツェナーダイオード10には
、パワートランジスタ4の導通時に抵抗713を通電ル
ープでアノードからカソードに電流が流れる。
・つまり、この場合にはコレクタ電圧を検出するダイオ
ードとして高耐圧ツェナーダイオード10は働、く、一
方、遮断時、特に無声放電時には第3図A、 Hに示す
ように、−次電流遮断による高電圧婆検出して、パワー
トランジスタ4のコレクタ電圧をツェナーダイオード1
0,11のツェナー電圧値クランプする。
パワートランジスタ4のコレクタ電圧は第3図Bの如く
に約400■でクランプされる。
このとき、ツェナーダイオード10.11を通して、パ
ワートランジスタ4にベース電流が流れ、−次電流は第
3図Aの如くになる。
すなわち、コレクタ電圧が400Vとなった時点でパワ
ートランジスタ4は通電され、数Aの電流が流れる。
第4図は本考案の他の実施例の回路図である。
第4図においては、本考案の対象部分のみを示し他は省
略した回路を示すと共に、第1図で用いたと同一部材で
あるものには同一符号を付している。
第4図の実施例は各ツェナーダイオードの位置をコレク
タ・アース間に移設した場合である。
全体の動作は第1図に示した回路と同一であり、説明を
省略する。
本実施例においてはパワートランジスタ4のコレクタ電
圧をツェナーダイオード10.11でクランプしたとき
、第1図の回路例の如くパワートランジスタ4のベース
には電流が流れない。
第5図は本考案の第3の実施例を示す囮路図である。
第4図の書施例と同様に第5図の実施例を本考案の対象
部分のみを示し、他は省略して回路を示すと共に、電1
図の回路の使用部材と同一部材であるものには同一符号
を付している。
本実施例においても全体の動作については第1図に示し
た回路と同一であるので説明を省略する。
第5図の実施例が第1図の実施例と異なるのは高耐圧ツ
ェナーダイオニド10とツェナーダイオード11の間に
(新たにツェナーダイオード12を設けたものである。
この場合、ツェナーダイオード11として、数■のツェ
ナーダイオードを用いたときには、図示り点には数■(
ツェナータイオード11のツェナー電圧十パワートラン
ジスタ4のVBB)の電圧以上にはならず、D点接続回
路として高耐圧の素子を使用する必要が無いという効果
がある。
以上、詳細に説明したように本考案の実施例によれば、
従来のようにパワートランジスタのコレクタ電圧検出用
の専用高耐圧ダイオードを用いることなく、パワートラ
ンジスタのコレクタに生スる高電圧を制御するに用いら
れている高耐圧ツェナーダイオードを兼用して、ツェナ
ーダイオードと通常のダイオードとに両用し、簡単な回
路構成で、パワートランジスタのコレクタ電圧を検出す
ることができる。
この結果、装置のコストダウンならびに小型化を図るこ
とができる。
特に、HIC化する際には、高耐圧ツェナーダイオード
を一本で剤まずことができるので、HICの小型化に顕
著な効果がある。
以上より明らかなように本考案によれば、高耐圧ダイオ
ードの使用数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図A、 B
、 C,D、 E、 F、 G、 Hの各部は第1図の
実施例の各部の動作波形図、第3図Aは第1図の実施例
の1次電流波形、第3図Bは第1図の実施例のパワート
ランジスタのコレクタ電圧波形、第4図は本考案の第2
図の実施例を示す回路図、第5図は本考案の第3の実施
例を示す回路図である。 1・・・・・ゼックアップコイル、2・・・・・・波形
整形回路、3・・・・・・ドライバ回路、4・・・・・
・パワートランジスタ、5・・・・・・点火コイル、7
・・・・・・非飽和時間電圧変換回路、10・・・・・
・高耐圧ツェナーダイオード、10.12・・・・・・
ツェナーダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一つ著しく1は直列接続された二つ以上の高圧サージ吸
    収用高耐圧ツェナーダイオードのカソード側ヲバワート
    ラ、ンジスタのコレクタに、そのアノード側をパワート
    ランジスタのべ7ス若しくはアースに接続してパワート
    ランジスタに作用する高圧サージからノ、(・・ツート
    ランジスタを保護すると共に、前記パワートランジスタ
    の電流制限状態を検出して:該パワ+::ト:ランジス
    タの通電時間を制御するものにおいて、前記パワートラ
    ンジスタの導通時に前記高耐圧ツェナータイオードを介
    して前記パワートランジスタのコレクタエミッタ回路に
    微少電流を通流する回路を設け、該回路と前記高耐圧ツ
    ェナーダイオードとの接続点の電位変化によって前記パ
    ワートランジスタの電流制限状態を検出すると:共に、
    1lllplll点記前記ノドツートランジスタとの:
    間若しくC,ま前記接続点とアースとの間に前記接続点
    に力、ソードが接続されたツェナーダイオードを接続i
    シ1、且つ該ツェナーダイオードのブレーク・、オ・−
    バ%I[%前記パワートランジスタが電流制限状・態と
    なっている時の前記接続点電位よりも高い電圧に設定し
    たことを特徴11とす:る点火装置。 : ■・ ::111′l
JP1983042663U 1983-03-23 1983-03-23 点火装置 Expired JPS601270Y2 (ja)

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JPS5952070U JPS5952070U (ja) 1984-04-05
JPS601270Y2 true JPS601270Y2 (ja) 1985-01-14

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