JPS624124B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS624124B2 JPS624124B2 JP58208720A JP20872083A JPS624124B2 JP S624124 B2 JPS624124 B2 JP S624124B2 JP 58208720 A JP58208720 A JP 58208720A JP 20872083 A JP20872083 A JP 20872083A JP S624124 B2 JPS624124 B2 JP S624124B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- piece
- sliding body
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 6
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の対象〕
本発明は、容体と蓋体とに設けた係合片を重ね
合せて両者を密閉する圧力調理器の改良に関す
る。
合せて両者を密閉する圧力調理器の改良に関す
る。
圧力調理器は、蓋体を容体に密閉させ、内部圧
力を高めた状態で、調理するので、調理時間が短
かく、又、燃料の節約効果も大である。一方、内
部圧が高いことから、調理中に不用意に蓋を開け
ると、調理物が吹出し、危険である。このため、
調理中の高圧時に、蓋を開放させない手段を必要
とする。本発明は、このような手段として利用さ
れる。
力を高めた状態で、調理するので、調理時間が短
かく、又、燃料の節約効果も大である。一方、内
部圧が高いことから、調理中に不用意に蓋を開け
ると、調理物が吹出し、危険である。このため、
調理中の高圧時に、蓋を開放させない手段を必要
とする。本発明は、このような手段として利用さ
れる。
調理中の高圧時に蓋の開放を防ぐための公知例
として特開昭57―173022号公報がある。この公知
例は、蓋体側に押圧レバーと押圧釦を有する把手
を設け、該把手を容体側の把手と係合可能にし、
押圧釦の半径方向内外方への摺動により、押圧レ
バーの阻止部材の弁体の上下動を規制させるもの
である。この公知例は、押圧釦の操作後、容体に
対し蓋体を回動させる必要があり、煩しい操作が
必要となる。即ち、押圧釦を押しながら蓋を容体
に対し回動させるのは、それほど容易なことでな
い。
として特開昭57―173022号公報がある。この公知
例は、蓋体側に押圧レバーと押圧釦を有する把手
を設け、該把手を容体側の把手と係合可能にし、
押圧釦の半径方向内外方への摺動により、押圧レ
バーの阻止部材の弁体の上下動を規制させるもの
である。この公知例は、押圧釦の操作後、容体に
対し蓋体を回動させる必要があり、煩しい操作が
必要となる。即ち、押圧釦を押しながら蓋を容体
に対し回動させるのは、それほど容易なことでな
い。
そこで、本発明は、押圧釦の操作の如き、余分
な作動をなくして、内部圧が大気圧に近くなつた
時のみ蓋体の容体に対し回動させ得るようにする
ことを、その技術的課題とする。
な作動をなくして、内部圧が大気圧に近くなつた
時のみ蓋体の容体に対し回動させ得るようにする
ことを、その技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために用いた技術的
手段は、容体の係合片に当接する摺動体を設け、
該摺動体の該係合片からの離脱により、スプリン
グが摺動体を内方へ移動させ、上下弁の弁体の上
昇下降を可能にさせることにある。
手段は、容体の係合片に当接する摺動体を設け、
該摺動体の該係合片からの離脱により、スプリン
グが摺動体を内方へ移動させ、上下弁の弁体の上
昇下降を可能にさせることにある。
摺動体が容体の係合片に当接する状態では、ス
プリングの附勢力に抗して外方へ移動し、摺動体
の一部が弁体の上部に位置し、弁体の上方への動
きを規制する。
プリングの附勢力に抗して外方へ移動し、摺動体
の一部が弁体の上部に位置し、弁体の上方への動
きを規制する。
本発明は、蓋体の閉時、蓋体が正しい位置とな
つていない時、摺動体が容体の係合片に当接し、
上下弁の弁体が上方に移動不可能であり、容体の
内部圧が上昇しない。又、容体内の残圧が高い
と、摺動体が弁体に係合するので、蓋体の回動が
規制され、安全な調理が可能となる。
つていない時、摺動体が容体の係合片に当接し、
上下弁の弁体が上方に移動不可能であり、容体の
内部圧が上昇しない。又、容体内の残圧が高い
と、摺動体が弁体に係合するので、蓋体の回動が
規制され、安全な調理が可能となる。
第１図に示すように、容体１の開口周縁に複数
個の離間した係合片２を設け、又、蓋体３にも複
数個の離間した係合片４を設ける。一方の係合片
は他方の係合片間に挿入可能であり、係合片間に
一方の係合片を挿入した状態で、蓋体３を容体１
に対して回動させると、蓋体３の係合片４が容体
１の係合片２の下面に重なり、蓋体３を容体１に
密閉させる。蓋体３に回動位置決めやパツキンの
支持などの突部５を設ける。
個の離間した係合片２を設け、又、蓋体３にも複
数個の離間した係合片４を設ける。一方の係合片
は他方の係合片間に挿入可能であり、係合片間に
一方の係合片を挿入した状態で、蓋体３を容体１
に対して回動させると、蓋体３の係合片４が容体
１の係合片２の下面に重なり、蓋体３を容体１に
密閉させる。蓋体３に回動位置決めやパツキンの
支持などの突部５を設ける。
蓋体３に固定した把手６内に、スプリング７で
附勢された略Ｌ字型の摺動体８を設ける。摺動体
８の下側の片９は、蓋体３の開口周縁壁に穿けた
窓10に出入自在に挿入する。
附勢された略Ｌ字型の摺動体８を設ける。摺動体
８の下側の片９は、蓋体３の開口周縁壁に穿けた
窓10に出入自在に挿入する。
第２図に示すように、摺動体８の片９が容体１
の係合片２間に位置すると、スプリング７の附勢
力により摺動体８が蓋体３の開口周縁壁の外面に
当接し、摺動体８の上方片１１が前方位置をと
り、上方片１１の穴、凹溝鈎形などからなる開口
１２を上下弁１３と対向させる。
の係合片２間に位置すると、スプリング７の附勢
力により摺動体８が蓋体３の開口周縁壁の外面に
当接し、摺動体８の上方片１１が前方位置をと
り、上方片１１の穴、凹溝鈎形などからなる開口
１２を上下弁１３と対向させる。
上下弁１３は、蓋体３に保持され、弁体１４は
内部圧を受けて上昇し、弁孔１５を介しての内部
と大気の連通を遮断する。摺動体８の上方片１１
の上面であつて把手６の溝１６や孔内の孔付きの
昇降体１７を配す。弁体１４の上昇により昇降体
１７が押し上げられ、その頂部が把手６より出
て、内部圧の上昇を表示して知らせる。
内部圧を受けて上昇し、弁孔１５を介しての内部
と大気の連通を遮断する。摺動体８の上方片１１
の上面であつて把手６の溝１６や孔内の孔付きの
昇降体１７を配す。弁体１４の上昇により昇降体
１７が押し上げられ、その頂部が把手６より出
て、内部圧の上昇を表示して知らせる。
摺動体の下方片９が容体１の係合片２に当接す
ると、上方片１１の当接部が弁体１４に対向当接
し、弁体１４の上方への移動を規制する。弁体１
４が上方へ移動できないことは、弁孔１５を介し
て内部と外気とを常時導通させ、内部圧を上昇さ
せない第４図の例示となる。即ち、一定時間経過
後、昇降体１７の把手６からの突出表示がない時
は、蓋体３が容体１に対し正しい位置にない不確
実な係合の不完全嵌合を示す。
ると、上方片１１の当接部が弁体１４に対向当接
し、弁体１４の上方への移動を規制する。弁体１
４が上方へ移動できないことは、弁孔１５を介し
て内部と外気とを常時導通させ、内部圧を上昇さ
せない第４図の例示となる。即ち、一定時間経過
後、昇降体１７の把手６からの突出表示がない時
は、蓋体３が容体１に対し正しい位置にない不確
実な係合の不完全嵌合を示す。
第１図に示す位置から、蓋体３を反時計方向に
回動させると、摺動体８の下方片９が容体の係合
片２に当接しさらに係合片２の外方端に圧接し摺
動体８を外方へと押出す。さらに、蓋体３を容体
１に対し回動させると、下方片９と係合片２との
圧接、当接が解放され、突部５が容体の隣接の係
合片２に当接し、それ以上の蓋体３の回動を規制
する。この状態で、第２図に示すように、摺動体
８の上方片１１の開口１２が弁体１４に対向す
る。内部圧が上昇すると、弁体１４が、押上げら
れ、上方片１１の開口１２内に進入し、昇降体１
７を押上げて完全嵌合ができ第３図のようにな
る。この状態で蓋体３を容体１に対し時計方向に
戻そうとしても、弁体１４と上方片１１の係合部
が係合しているので、下方片９が容体１の係合片
２に当接し、下方片９が外方へ移動できず、蓋体
３の回動は不能となる。
回動させると、摺動体８の下方片９が容体の係合
片２に当接しさらに係合片２の外方端に圧接し摺
動体８を外方へと押出す。さらに、蓋体３を容体
１に対し回動させると、下方片９と係合片２との
圧接、当接が解放され、突部５が容体の隣接の係
合片２に当接し、それ以上の蓋体３の回動を規制
する。この状態で、第２図に示すように、摺動体
８の上方片１１の開口１２が弁体１４に対向す
る。内部圧が上昇すると、弁体１４が、押上げら
れ、上方片１１の開口１２内に進入し、昇降体１
７を押上げて完全嵌合ができ第３図のようにな
る。この状態で蓋体３を容体１に対し時計方向に
戻そうとしても、弁体１４と上方片１１の係合部
が係合しているので、下方片９が容体１の係合片
２に当接し、下方片９が外方へ移動できず、蓋体
３の回動は不能となる。
内部圧が下がると、弁体１４が自重により降
り、弁孔１５が介して大気と容体内部とを連通
し、内部を大気圧とさせる。この状態では、弁体
１４と摺動体８の上方片１１との係合が解放され
るので、容体１の係合片２に下方片９が当接する
と、摺動体８は外方へ移動可能となり、各係合片
の重なりを解き蓋体３の取外しを可能にする。
り、弁孔１５が介して大気と容体内部とを連通
し、内部を大気圧とさせる。この状態では、弁体
１４と摺動体８の上方片１１との係合が解放され
るので、容体１の係合片２に下方片９が当接する
と、摺動体８は外方へ移動可能となり、各係合片
の重なりを解き蓋体３の取外しを可能にする。
第５図は、摺動体８の変形例を示す。その上方
片１１に上向きのくぼみ１８を設け、該くぼみ１
８内に昇降体１７を配す。把手６に設けた溝１６
は、くぼみ１８の内外方への移動を可能にする大
きさとする。本例も第２図に示す例と同作用をな
す。尚、２１は弁部にカバーへ設けたスリツトで
弁体１４への調理物の付着を防止させる。
片１１に上向きのくぼみ１８を設け、該くぼみ１
８内に昇降体１７を配す。把手６に設けた溝１６
は、くぼみ１８の内外方への移動を可能にする大
きさとする。本例も第２図に示す例と同作用をな
す。尚、２１は弁部にカバーへ設けたスリツトで
弁体１４への調理物の付着を防止させる。
第６図に示す例は、弁体１４と昇降体とを一体
に設けたもので、弁体１４の上部に設けた細径部
１９は、上方片１１の開口１２に挿入され、上方
片１１の当接部が段部２０に当接すると、弁体１
４の上昇は防止され、第２図に示す例と同作用を
なす。
に設けたもので、弁体１４の上部に設けた細径部
１９は、上方片１１の開口１２に挿入され、上方
片１１の当接部が段部２０に当接すると、弁体１
４の上昇は防止され、第２図に示す例と同作用を
なす。
第１図は容体と蓋体とを示す底面図、第２図は
調圧弁まわりの構造を示す断面図、第３図は弁体
を押上げた状態を示す断面図、第４図は弁体と摺
動体の上方片とが係合した状態を示す断面図、第
５図および第６図はそれぞれ別の実施例を示す断
面図である。 図中：１……容体、２，４……係合片、３……
蓋体、５……突部、６……把手、８……摺動体、
１４……弁体。
調圧弁まわりの構造を示す断面図、第３図は弁体
を押上げた状態を示す断面図、第４図は弁体と摺
動体の上方片とが係合した状態を示す断面図、第
５図および第６図はそれぞれ別の実施例を示す断
面図である。 図中：１……容体、２，４……係合片、３……
蓋体、５……突部、６……把手、８……摺動体、
１４……弁体。
Claims (1)
- １ 容体の開口周縁に設けた複数個の離間した係
合片を蓋体の周縁に設けた複数個の離間した係合
片に重ね合わせて両者を密閉する圧力調理器にお
いて、前記蓋体に固定した把手にスプリングの附
勢力を受けて前記容体の半径方向に直線状に移動
可能とした摺動体を配し、この摺動体にはスプリ
ングの附勢力を受ける受部とスプリングの附勢力
を規定して蓋体周縁に当接可能とする当接受部と
を上方片と下方片間に設け、前記摺動体の下方片
が前記容体の係合片に当接して前記上方片が半径
方向外方に移動して前記蓋体に固定した上下弁の
弁体の上方への移動を規制し、前記摺動体の下方
片が前記容体の係合片から離反して内方に移動す
ると共に前記摺動体の当接受部が前記蓋体周縁に
当接して前記蓋体に固定した前記上下弁の弁体の
上方への移動を可能にする前記上方片を有したこ
とを特徴とする圧力調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20872083A JPS60100917A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 圧力調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20872083A JPS60100917A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 圧力調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60100917A JPS60100917A (ja) | 1985-06-04 |
| JPS624124B2 true JPS624124B2 (ja) | 1987-01-28 |
Family
ID=16560962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20872083A Granted JPS60100917A (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 圧力調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60100917A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5820177U (ja) * | 1981-07-30 | 1983-02-07 | 株式会社東芝 | 気液分離器 |
| JPS5814814B2 (ja) * | 1977-04-19 | 1983-03-22 | 株式会社資生堂 | 安定な油中水型乳化剤組成物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5911688Y2 (ja) * | 1981-07-21 | 1984-04-10 | 富士琺瑯工業株式会社 | 残圧ロック機構を具えた圧力鍋 |
| JPS58119322U (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-15 | 北陸アルミニウム株式会社 | 圧力鍋の安全装置 |
-
1983
- 1983-11-07 JP JP20872083A patent/JPS60100917A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5814814B2 (ja) * | 1977-04-19 | 1983-03-22 | 株式会社資生堂 | 安定な油中水型乳化剤組成物 |
| JPS5820177U (ja) * | 1981-07-30 | 1983-02-07 | 株式会社東芝 | 気液分離器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60100917A (ja) | 1985-06-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU5868399A (en) | Safety device for opening a pressure cooker with lug-bayonet type closure | |
| US4081102A (en) | Cap for fuel tank | |
| US4717041A (en) | Pressure cooker with bayonet closure and weight valve | |
| US4396130A (en) | Pressure cooker having safety opening means | |
| ITMI990229A1 (it) | Coperchio per recipienti | |
| JPS624124B2 (ja) | ||
| US4299331A (en) | Automatic locking device for the lid-opening lever of a pressure-cooker | |
| US2256780A (en) | Gas outlet box | |
| JP2567367B2 (ja) | 圧力調理器 | |
| JPS6348540Y2 (ja) | ||
| US2429151A (en) | Pressure cooker closure | |
| JPS6130576Y2 (ja) | ||
| JPS6132581Y2 (ja) | ||
| JPH036278Y2 (ja) | ||
| JPH0446697Y2 (ja) | ||
| CN110870687B (zh) | 烹饪器具 | |
| JPS636991Y2 (ja) | ||
| KR200253622Y1 (ko) | 압력조리기의뚜껑열림보조장치 | |
| KR100301910B1 (ko) | 압력조리기의증기배출장치 | |
| JPH05131Y2 (ja) | ||
| JPS5814897Y2 (ja) | 圧力鍋 | |
| JP3068298U (ja) | 真空魔法瓶用の蓋 | |
| JPH0420361Y2 (ja) | ||
| JPS624248Y2 (ja) | ||
| JPS623047Y2 (ja) |