JPS6240840B2 - - Google Patents

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JPS6240840B2
JPS6240840B2 JP17119283A JP17119283A JPS6240840B2 JP S6240840 B2 JPS6240840 B2 JP S6240840B2 JP 17119283 A JP17119283 A JP 17119283A JP 17119283 A JP17119283 A JP 17119283A JP S6240840 B2 JPS6240840 B2 JP S6240840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thyristor
discharge lamp
turned
voltage
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17119283A
Other languages
English (en)
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JPS5973894A (ja
Inventor
Hiroyuki Iyama
Yoshio Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Lighting Ltd
Original Assignee
Hitachi Lighting Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Lighting Ltd filed Critical Hitachi Lighting Ltd
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Publication of JPS5973894A publication Critical patent/JPS5973894A/ja
Publication of JPS6240840B2 publication Critical patent/JPS6240840B2/ja
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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、放電灯点灯装置、特に定格ランプ電
圧より低い電源電圧で放電灯を直接点灯するため
の装置に関する。
〔発明の背景〕
第1図においてコンデンサ15を除いた回路が
本発明の前提となつている基本回路である。次
に、基本回路の構成と動作について説明する。1
は交流電源、2は放電灯(けい光ランプ)、20
は雑音防止用コンデンサ、3は放電灯2に直列接
続された誘導性安定器、4は定格ランプ電圧より
低い電源電圧で放電灯2を点灯させるため、放電
灯2に並列接続されたスイツチ回路である。スイ
ツチ回路4のスイツチ要素としてはゲートターン
オフ特性を有するサイリスタ(第1サイリスタと
いう)5が用いられており、交流スイツチとする
ため、第1サイリスタ5およびその付属回路は全
波整流器6を介して接続端子A,B間に接続され
ている。第1サイリスタ5のカソード側には抵抗
7、ダイオード8の直列回路とこれに並列のコン
デンサ9が接続され、第1サイリスタ5のゲート
とコンデンサ9の非カソード側端との間には通常
のサイリスタ(第2サイリスタという)10が接
続される。抵抗11,12,13は抵抗8、コン
デンサ9の端子電圧を信号源として第2サイリス
タ10を動作させるためのゲートトリガ回路を構
成し、第1サイリスタ5のアノード、ゲート間に
は第1サイリスタ5のゲートトリガ用インピーダ
ンスとして抵抗14が接続されている。
いま、第1サイリスタ5がオフで第2サイリス
タ10がオン状態にあれば、抵抗14に電源が流
れていても第1サイリスタ5はターンオンしな
い。第2サイリスタ10のオン状態は抵抗14の
電源で保持される。ランプ電源がゼロになつて
A、B端子間に電圧がなくなると、抵抗14の電
流はゼロとなり、したがつて第2サイリスタ10
もターンオフする。その後A、B端子間に電圧が
加わると、第1サイリスタ5のゲート、カソード
間は開放になつているので、ただちに第1サイリ
スタ5がターンオンする。これによつてA、B端
子の電圧は十分小さくなるため、第2サイリスタ
10はターンオンしない(抵抗11,14に比べ
抵抗7は十分小さいものとする)。第1サイリス
タ5のターンオンにより電流がA、B端子間に流
れ、これによつてカソード側インピーダンスであ
る抵抗7とコンデンサ9の端子間に生じる電圧が
一定の大きさになると、抵抗12に流れる電流に
より第2サイリスタ10がターンオンする。コン
デンサ9の電荷は急には放電しないため、第1サ
イリスタ5のカソード電位はゲート電位よりも高
くなり、第1サイリスタ5のゲートターンオフ特
性により、第1サイリスタ5は急速にターンオフ
し、A、B間電流は実質的にしや断される。この
際、誘導性安定器3に生じるパルス電圧により放
電灯2が点灯する。点灯中はA、B端子間にラン
プ電圧が加わるため、抵抗14に電流が流れ続
け、第2サイリスタ10をオン状態に保持する。
以上の動作から明らかなように、第2のサイリス
タおよびゲート回路はSUSなど、その両端電圧に
よつてターンオンするスイツチ素子と置換でき
る。
以上の動作が電源電圧の半サイクルごとにくり
返され、スイツチ回路4は、常にランプ電圧がゼ
ロになつた後にスイツチオンし、スイツチ通電電
流が所定値まで増加したときにスイツチオフす
る、ランプ電圧に同期した動作を行なうので、ス
イツチオンの期間に誘導性安定器3に蓄積された
エネルギーが電源電圧に重畳して各半サイクルの
残りの期間に放電灯2を点灯させ、たとえば
100V商用電源で定格ランプ電圧105Vの40Wけい
光灯の直接点灯を可能にする。
以上が基本回路の動作原理であるが、ここに用
いるスイツチ回路4には次のような問題点があ
る。すなわち、本回路においては、第1サイリス
タ5がターンオフしたときパルス電圧が発生し、
放電灯2に印加されるため、放電灯2が正常に点
灯しているときのランプ電圧波形は第2図のVl
のようになる(Vpは電源電圧波形、Vpはパルス
電圧ピーク値、Ipは入力電流波形を示す)。この
動作を安定に行なうためには、第2サイリスタ1
0は、第2図で時刻T1〜T3およびT4〜T6ではオ
ン状態を保ち、T3〜T4ではオフ状態を保つこと
が必要である。ところが、パルス発生直後の時刻
T2およびT5においては、ランプ電圧がゼロ近く
まで低下するため、第2サイリスタ10を流れる
電流は保持電流以下となり、そのため第2サイリ
スタ10がターンオフしてしまう。すると、その
後ランプ電圧の上昇によつて再び第1サイリスタ
5がターンオンし、パルス発生動作を連続して行
なうため、放電灯を正常に点灯できず、スイツチ
回路の破壊を招くこともある。このようにパルス
発生直後にランプ電圧が低下するのは、パルス電
圧によりランプ内でのガスの電離が促進され、過
剰なイオンが生じるためと考えられる。
時刻T2およびT5で第2のサイリスタ10をタ
ーンオフさせないための1つの方策は、コンデン
サ9の容量を大きくして、第2サイリスタ10の
ゲートトリガをT2、T5を越す時点まで十分与え
ることである。しかし、本回路では、第1サイリ
スタ5がオン状態のときにコンデンサ9は電源か
らの電流により充電され、その電荷量が一定(電
圧一定)になると第2サイリスタ10がターンオ
ンするので、電源電圧が高く、第1サイリスタ5
のターンオン後の電流の立上りが急なほどコンデ
ンサ9の電荷量が一定値に達するときの電流、し
たがつて第1サイリスタ5のターンオフ時のしや
断電流が大となり、その時点での安定器の蓄積エ
ネルギーも大となる。この傾向はコンデンサ9の
容量が大きいほど顕著となり、電源電圧変動によ
るランプ出力の変動が大きくなつて好ましくな
い。
〔発明の目的〕
本発明は、上記した従来技術の問題点を解消
し、低圧電源による放電灯の直接点灯が可能で、
動作が安定であり、かつ電源電圧変動によるラン
プ出力の変動が少い放電灯点灯装置を提供するこ
とを目的とする。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため本発明では、第1図に
示すように、全波整流器6の直流側端子間にコン
デンサ15を接続し、このコンデンサ15によつ
て、第1サイリスタ5のターンオフ後、ランプ電
圧が定常状態になるまでの間、第2サイリスタ1
0をオン状態に保持するように構成したことを特
徴としている。
〔発明の実施列〕
第1図に示す本発明の一実施例において、コン
デンサ15を付加したスイツチ回路4の動作を以
下に説明する。第1サイリスタ5のターンオフ時
に誘導性安定器3に発生するパルス電圧により、
コンデンサ15は第2図に示すパルス電圧ピーク
値Vpまで充電され、パルス電圧減衰後は抵抗1
1および14を通じて放電し、第2サイリスタ1
0をオン状態に保つ。この放電時定数を適当な値
に定めれば、第2図の時刻T2,T5においても第
2サイリスタ10を十分オン状態に保つことが可
能であり、しかも放電灯の半サイクルの放電が終
了し、ランプ電圧がゼロになつた時点で第2サイ
リスタ10をターンオフさせることができ、スイ
ツチ回路4は安定に動作する。このため必要な回
路常数としては、たとえば100V商用電源で40W
けい光ランプを点灯させる場合、コンデンサ20
として、0.033μFの容量のものを用い、抵抗1
1および14をそれぞれ75kΩとすると、コンデ
ンサ15は0.02μF程度で十分である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、従来技術
の問題点を解消し、定格ランプ電圧より低い電源
電圧で放電灯を直接点灯できる動作の安定した放
電灯点灯装置が得られる。また、本発明では、第
1サイリスタ5のカソード側に接続するコンデン
サ9は第1サイリスタ5のターンオフに必要なだ
けの小容量のものでよいので、常に第1サイリス
タ5を流れる電流がほぼ一定値に達した時点でス
イツチ回路4をスイツチオフさせることが可能と
なり、電源電圧変動によりスイツチしや断電流の
変動、したがつてランプ出力の変動を小さくでき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路構成図、
第2図は説明用波形図である。 1……交流電源、2……放電灯、3……誘導性
安定器、4……スイツチ回路、5……第1サイリ
スタ、6……成波整流器、7,11,12,1
3,14……抵抗、8……ダイオード、9,15
……コンデンサ、10……第2サイリスタ、A,
B……スイツチ回路の接続端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 放電灯に直列接続された誘導性安定器と、放
    電灯に並列接続されたスイツチ回路を備え、上記
    スイツチ回路が、交流スイツチとするための全波
    整流器と、上記全波整流器の直流側に接続された
    ゲートターンオフ特性を有する第1サイリスタ
    と、上記第1サイリスタのカソード側に接続され
    たインピーダンスと、上記第1サイリスタのゲー
    トと上記インピーダンスの非カソード側端との間
    に接続され上記インピーダンスの端子電圧を信号
    源として動作する第2サイリスタと、上記第1サ
    イリスタのアノード、ゲート間に接続された第1
    サイリスタのゲートトリガ用インピーダンスを具
    備し、放電灯の半サイクルの放電終了後に上記第
    2サイリスタをターンオフ、上記第1サイリスタ
    をターンオンさせ、その通電電流が所定値まで増
    加したときに上記第2サイリスタをターンオン、
    上記第1サイリスタをターンオフさせて、その際
    誘導性安定器に誘起するパルス電圧により放電灯
    を再点灯させる放電灯点灯装置において、上記全
    波整流器の直流側端子間にコンデンサが接続さ
    れ、上記コンデンサによつて、第1サイリスタの
    ターンオフ後、ランプ電圧が定常状態になるまで
    の間、第2サイリスタをオン状態に保持するよう
    に構成されていることを特徴とする放電灯点灯装
    置。
JP17119283A 1983-09-19 1983-09-19 放電灯点灯装置 Granted JPS5973894A (ja)

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JP17119283A JPS5973894A (ja) 1983-09-19 1983-09-19 放電灯点灯装置

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JP17119283A JPS5973894A (ja) 1983-09-19 1983-09-19 放電灯点灯装置

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JPS5973894A JPS5973894A (ja) 1984-04-26
JPS6240840B2 true JPS6240840B2 (ja) 1987-08-31

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ID=15918712

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JP17119283A Granted JPS5973894A (ja) 1983-09-19 1983-09-19 放電灯点灯装置

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