JPS6240550Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6240550Y2 JPS6240550Y2 JP14530983U JP14530983U JPS6240550Y2 JP S6240550 Y2 JPS6240550 Y2 JP S6240550Y2 JP 14530983 U JP14530983 U JP 14530983U JP 14530983 U JP14530983 U JP 14530983U JP S6240550 Y2 JPS6240550 Y2 JP S6240550Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater unit
- seat
- wire
- built
- heating wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 210000002615 epidermis Anatomy 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 210000003491 skin Anatomy 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はヒータユニツト内蔵シート、特にヒー
タユニツトの発熱線の耐久性を向上したヒータユ
ニツト内蔵シートに関する。
タユニツトの発熱線の耐久性を向上したヒータユ
ニツト内蔵シートに関する。
一般に車両用シートの座面及び背面にはヒータ
ユニツトが内蔵されており、冬季等におけるエン
ジン始動直後等、車室内温度が低い時に着座者を
保温している。従来ヒータユニツトは第１図に示
すように２枚の軟質合成樹脂シート間に発熱線を
配置し、軟質合成樹脂シートを高周波加熱等で溶
着した面状発熱体から成る。ヒータユニツトは基
部１と、面状発熱体にスリツトを平行に沿つて設
けることにより得られる短冊部２とから成る。発
熱線３は、コネクタ４にリード線５を介して接続
され、基部１に設けられた安全装置６，７に接続
され、安全装置５から各短冊部２，２方向に延長
し、各短冊部２，２に沿わされている。安全装置
６，７は発熱線３が異常に過熱した時電源を切る
ような過熱防止用のものである。第２図に示すよ
うにヒータユニツトは短冊部２のほぼ全体が車両
用シートの緩衝材８を被う表層材のワデイング１
０と表皮１２との間に位置される。この場合、短
冊部２のほぼ両端に対応して基布９とワデイング
とを貫通する切込み１１Ａ，１１Ｂが形成され、
短冊部は緩衝材８側から後方の切込み１１Ａに挿
通され、表皮１２とワデイング１０との間を通つ
てその先端が切込み１１Ｂに挿通された後、基布
９と緩衝材８とで挾まれる。このために短冊部２
は切込み１１Ａに挿通される部分で立上りＰの形
状となる。このため、着座者の体圧のために立上
りＰの部分でうねるような変形が繰返し生じ、こ
のため発熱線１３，１３が直線状態となつている
のでその部分が疲労して断線するという欠点があ
つた。また基部１も引き部材により下方に引かれ
て大きく湾曲するので、この部分Ｏにおいても同
様に発生していた。
ユニツトが内蔵されており、冬季等におけるエン
ジン始動直後等、車室内温度が低い時に着座者を
保温している。従来ヒータユニツトは第１図に示
すように２枚の軟質合成樹脂シート間に発熱線を
配置し、軟質合成樹脂シートを高周波加熱等で溶
着した面状発熱体から成る。ヒータユニツトは基
部１と、面状発熱体にスリツトを平行に沿つて設
けることにより得られる短冊部２とから成る。発
熱線３は、コネクタ４にリード線５を介して接続
され、基部１に設けられた安全装置６，７に接続
され、安全装置５から各短冊部２，２方向に延長
し、各短冊部２，２に沿わされている。安全装置
６，７は発熱線３が異常に過熱した時電源を切る
ような過熱防止用のものである。第２図に示すよ
うにヒータユニツトは短冊部２のほぼ全体が車両
用シートの緩衝材８を被う表層材のワデイング１
０と表皮１２との間に位置される。この場合、短
冊部２のほぼ両端に対応して基布９とワデイング
とを貫通する切込み１１Ａ，１１Ｂが形成され、
短冊部は緩衝材８側から後方の切込み１１Ａに挿
通され、表皮１２とワデイング１０との間を通つ
てその先端が切込み１１Ｂに挿通された後、基布
９と緩衝材８とで挾まれる。このために短冊部２
は切込み１１Ａに挿通される部分で立上りＰの形
状となる。このため、着座者の体圧のために立上
りＰの部分でうねるような変形が繰返し生じ、こ
のため発熱線１３，１３が直線状態となつている
のでその部分が疲労して断線するという欠点があ
つた。また基部１も引き部材により下方に引かれ
て大きく湾曲するので、この部分Ｏにおいても同
様に発生していた。
従つて本考案の目的はヒータユニツトの上下に
変形する部分における発熱線を蛇行させることに
より上記欠点を解消したものであり、以下図面に
示した実施例に基づいて本考案を詳細に説明す
る。
変形する部分における発熱線を蛇行させることに
より上記欠点を解消したものであり、以下図面に
示した実施例に基づいて本考案を詳細に説明す
る。
第３図は本考案の一実施例を示す簡略構成図で
あり、第１図と同じものは同一符号で示す。第２
図で示した表層材の基布９とワデイング１０の切
込み１１Ａ，１１Ｂに対応する短冊部２の上下方
向に変形する部分Ｐにおいて発熱線１６，１６は
蛇行Ｗしている。また基部１の引き部材１８が取
付けられる湾曲部分Ｏにおける発熱線３も蛇行Ｗ
している。これによれば各部分Ｐ，Ｏにおいて発
熱線に繰返し変形し、引張り荷重がかかつてもこ
の部分の発熱線には伸びる余裕があるので、これ
らの部分が疲労せず、断線するおそれがなくな
る。
あり、第１図と同じものは同一符号で示す。第２
図で示した表層材の基布９とワデイング１０の切
込み１１Ａ，１１Ｂに対応する短冊部２の上下方
向に変形する部分Ｐにおいて発熱線１６，１６は
蛇行Ｗしている。また基部１の引き部材１８が取
付けられる湾曲部分Ｏにおける発熱線３も蛇行Ｗ
している。これによれば各部分Ｐ，Ｏにおいて発
熱線に繰返し変形し、引張り荷重がかかつてもこ
の部分の発熱線には伸びる余裕があるので、これ
らの部分が疲労せず、断線するおそれがなくな
る。
以上説明したように本考案では、座席に組込ま
れたヒータユニツトの面状発熱体の上下方向に変
形する部分における発熱線を蛇行させたことによ
り、上記部分の引張り荷重による断線を防ぐこと
ができ、発熱線の耐久性を向上できる。
れたヒータユニツトの面状発熱体の上下方向に変
形する部分における発熱線を蛇行させたことによ
り、上記部分の引張り荷重による断線を防ぐこと
ができ、発熱線の耐久性を向上できる。
第１図は従来のヒータユニツトの構成図であ
り、第２図はヒータユニツトを内蔵した車両用シ
ートのシートクツシヨン部の断面図であり、第３
図は本考案のヒータユニツトの構成図である。 １……基部、２……短冊部、３……発熱線、９
……基布、１０……ワデイング、１１……切込
み、１６，１７……発熱線、１８……連結部。
り、第２図はヒータユニツトを内蔵した車両用シ
ートのシートクツシヨン部の断面図であり、第３
図は本考案のヒータユニツトの構成図である。 １……基部、２……短冊部、３……発熱線、９
……基布、１０……ワデイング、１１……切込
み、１６，１７……発熱線、１８……連結部。
Claims (1)
- 座席の表皮とワデイングとの間に配置され、一
部がワデイングに設けられたスリツトを介して緩
衝材側に挿通されるヒータユニツトを内蔵するシ
ートにおいて、上記ヒータユニツトの上記スリツ
トへの挿通部分における発熱線を蛇行させたこと
を特徴とするヒータユニツト内蔵シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14530983U JPS6053191U (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | ヒ−タユニット内蔵シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14530983U JPS6053191U (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | ヒ−タユニット内蔵シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6053191U JPS6053191U (ja) | 1985-04-15 |
| JPS6240550Y2 true JPS6240550Y2 (ja) | 1987-10-16 |
Family
ID=30323780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14530983U Granted JPS6053191U (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | ヒ−タユニット内蔵シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6053191U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010003543A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Kurabe Ind Co Ltd | ヒータユニット、シートヒータ及びシート |
-
1983
- 1983-09-20 JP JP14530983U patent/JPS6053191U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010003543A (ja) * | 2008-06-20 | 2010-01-07 | Kurabe Ind Co Ltd | ヒータユニット、シートヒータ及びシート |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6053191U (ja) | 1985-04-15 |
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