JPS6240218Y2 - - Google Patents

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JPS6240218Y2
JPS6240218Y2 JP10911483U JP10911483U JPS6240218Y2 JP S6240218 Y2 JPS6240218 Y2 JP S6240218Y2 JP 10911483 U JP10911483 U JP 10911483U JP 10911483 U JP10911483 U JP 10911483U JP S6240218 Y2 JPS6240218 Y2 JP S6240218Y2
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JP
Japan
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valve body
valve
seat
ball valve
casing
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JP10911483U
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JPS6016065U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はボール弁用弁体に関する。
一般に、ボール弁は、入口流路および出口流路
ならびに弁室を備えるケーシングと、ケーシング
の上記両流路のそれぞれの内端に配設されるシー
トリング座と、シートリング座に装着されるシー
トリングと、ケーシングの弁室内でシートリング
と摺接可能な密封状態で係合し、上記両流路の間
に回動可能に配置されて流路孔を設けられる球状
の弁体とを有してなり、弁体を90度回動させると
いう簡単な操作で、流体を導通もしくは遮断可能
としている。
ここで、上記弁体は比較的厚肉であることか
ら、該弁体が合成樹脂から射出成形される場合に
は、その厚肉部分にひけを生じやすい。
したがつて、従来の合成樹脂製の弁体は、その
射出成形後にシートリングと接触するシート接触
面を切削、バフ研磨し、その面状態および寸法精
度を調整し、所定のシール性能を確保可能として
いる。
本考案は、射出成形のみによつて、面状態のよ
い、寸法精度の高い、したがつて所定のシール性
能を確保可能とするボール弁用弁体を提供するこ
とを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係るボー
ル弁用弁体は、比較的厚肉の中子部と、中子部の
外面に層状に成形されてなる比較的薄肉の外球部
とからなるようにしたものである。
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の一実施例に係るボール弁10
を示す説明図であり、このボール弁10は入口流
路11および出口流路12ならびに弁室13を備
えるケーシング14と、ケーシング14の上記両
流路11,12の内端に配設されるシートリング
座15と、シートリング座15の装着段部16に
装着されるシートリング17と、ケーシング14
の弁室13の内部でシートリング17と摺接可能
な密封状態で係合し、上記両流路11,12の間
に回動可能に配置されて流路孔18を設けられる
略球状の弁体19とを有している。
ケーシング14にはハンドル20のスピンドル
21が装着され、スピンドル21の係合部22
は、弁体19の外面に形成されている係合溝23
に係合し、ハンドル20に加えられる開閉操作力
を弁体19に伝達可能としている。なお、ケーシ
ング14の両側には締結体24が螺着され、締結
体24は、ケーシング14の両側に入口配管2
5、出口配管26を取着するとともに、両配管2
5,26の締結部25A,26Aを介して、シー
トリング座15に装着されているシートリング1
7を、弁体19の対応するシート接触面に所定の
接触圧力で押圧可能としている。
ここで、上記弁体19は第2図および第3図に
示すように、比較的厚肉の中子部27と、中子部
27の外面に層状に成形され、比較的薄肉で均一
肉厚の外球部28とからなつている。すなわち、
弁体19の製造にあたつては、まず、第4図およ
び第5図に示すような中子部27を成形し、次に
外球金型に上記中子部27をインサートした状態
で、外球部28を成形し弁体19を得ることとな
る。
上記のような弁体19によれば、外球部28の
肉厚を比較的薄肉とし、外球部28の成形部にお
けるひけの発生を抑制するとともに、ウエルドラ
インを減少することが可能となり、射出成形のみ
によつて、その面状態、寸法精度を良好とし、容
易に所定のシール性能を確保することが可能とな
る。
また、中子部27を強度の高い合成樹脂によつ
て成形し、外球部28をフツ素樹脂等の滑性の高
い合成樹脂によつて成形すれば、流体閉止性能を
確保しながら、開閉操作性を向上することが可能
となる。
なお、本考案における外球部は、必ずしも弁体
の外周の全域を形成するものでなく、シートリン
グと接触するシート接触面のみを形成するもので
あつてもよい。
以上のように、本考案に係る合成樹脂製のボー
ル弁用弁体は、比較的厚肉の中子部と、中子部の
外面に層状に成形されてなる比較的薄肉の外球部
とからなるようにしたものである。したがつて、
射出成形のみによつて面状態のよい、寸法精度の
高い、したがつて所定のシール性能を容易に確保
可能なボール弁用弁体を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例が適用されてなるボ
ール弁用弁体を示す断面図、第2図は同弁体を示
す断面図、第3図は第2図の−線に沿う断面
図、第4図は同弁体の中子部を示す断面図、第5
図は第4図のV−V線に沿う断面図である。 10……ボール弁、19……弁体、27……中
子部、28……外球部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略球状体の中央に流路孔を形成してなる合成樹
    脂製のボール弁用弁体において、比較的厚肉の中
    子部と、中子部の外面に層状に成形されてなる比
    較的薄肉の外球部とからなることを特徴とするボ
    ール弁用弁体。
JP10911483U 1983-07-13 1983-07-13 ボ−ル弁用弁体 Granted JPS6016065U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10911483U JPS6016065U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 ボ−ル弁用弁体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10911483U JPS6016065U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 ボ−ル弁用弁体

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Publication Number Publication Date
JPS6016065U JPS6016065U (ja) 1985-02-02
JPS6240218Y2 true JPS6240218Y2 (ja) 1987-10-14

Family

ID=30254306

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10911483U Granted JPS6016065U (ja) 1983-07-13 1983-07-13 ボ−ル弁用弁体

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JPS6016065U (ja) 1985-02-02

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