JP3679745B2 - ガスコックのボール切換弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ガスコックの本体部に配設されるボール切換弁で、そのボール形状に特徴のあるボール切換弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
都市ガスやLPG等のガス流体のために配設されるガス管にはガスコックが用いられる。そして、このガスコックは、ガス管が接続される入口側継手部及び出口側継手部を備えるとともに、例えばボール型切換弁が配設される本体部を備え、ハンドルやレバーの操作に連動して回動する上記切換弁により、所定流量のガス流体を連通させたり、不通にさせたりできるようになっている。
図4は、従来のストレート型1/2インチガスコック100の一部断面図であり、このガスコック100は、同図に示すように、ガス流体の流入管(図示せず)が接続される入口側継手部101と、ガス流体の流出管(図示せず)が接続される出口側継手部102と、ガス流体の流れを連通・不通にするためのボール型切換弁103が配設される本体部104とを備えており、入口側継手101は本体部104と一体成形される一方、出口側継手部102は本体部104に螺刻されたネジ穴104aに螺合する態様をなし、本体部104とは別体で構成されている。
このようなガスコック100では、本体部104の上方に配設されるハンドル105を回転操作してこれを「開」状態にすると、この操作に連動して回転する上記切換弁103のボール103aに穿設された連通孔を介して、入口側継手部101内の流路が出口側継手部102内の流路に連通し、これら流路をガス流体が流れる。ところで、当該ガス流体の流量は、ガス栓検定規格によって決められており、ここで例示した1/2インチガスコック100では、入口側と出口側との圧力差10mmAqのとき6000(リットル/h)以上でなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようにして所定のガスコックでは所定の流量が確保されるようにすることが決められているが、ボール型切換弁を配設するガスコックの場合、切換弁のボール径の大きさや形状などが決められているわけではなく、そのために、上述の1/2インチガスコックでは、従来から球形ボールの外径が20.6mmで、その連通孔が12.5mmになるものが用いられているために、出口側継手部とガスコック本体部とは別体にせざるを得ず、当該切換弁をガスコック本体部に配設してから出口側継手部をガスコック本体部に取り付けざるを得なかった。しかるに、両者をそれぞれ別体に構成すると、部品管理等が煩雑になることは言うまでもなく、組み付け作業の際には、両者の接続部で漏れが生じたり、脱落が生じたりすることがないようにしなければならない煩雑さがあるという問題がある。加えて、従来のボールは、素材からの切削加工によるために工数を要しコスト高であるという問題がある。
【0004】
本発明の目的は、従来より小さいボール径で、所定流量のガス流体の流れを確保でき、且つ、製作コストの安価なガスコックのボール切換弁を提供することにある。
また、本発明の目的は、上記目的に加え、部品管理等が煩雑化せず、組み付け作業性がよいガスコックのボール切換弁を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係るガスコックのボール切換弁は、流入管が接続される入口側継手部と流出管が接続される出口側継手部とがガスコックの本体部と一体に構成され、これら継手部間のガス流体の流れを連通・不通にするための、前記ガスコックの本体部に配設され、前記出口側継手部からガスコックの本体部に至る断面の最狭部内径より外径が大きいボールを備えたボール切換弁であって、前記ボールは、アルミや亜鉛などのダイカスト鋳造、又はプラスチック成形法により一体に成形され、前記ボール内に形成された前記入口側継手部及び出口側継手部にそれぞれ連通する連通孔は、その側断面が円弧状辺と直線状辺とからなる小判型形状をなし、これら円弧状辺及び直線状辺のうちの直線状辺を含む当該連通孔の内壁面と背中合わせになるところの前記ボールの外周は、前記内壁面を垂直に横切る仮想平面が当該ボールの外周とまじわって形成される仮想円の直径が、当該ボールの外径より小さく、且つ、前記最狭部内径より小さく形成されるものである。かかる工法によると、上記連通孔の形状を小判型形状にするようなことが容易になり、従来のような切削加工に比べ大幅なコスト削減が達成でき、また、かかる連通孔を小判型形状にしたことにより、従来より小さい径のボール径で、所定流量のガス流体の流れを確保でき、ガスコックを小型化することができる。加えて、上述のように形成されたボールであると、出口側継手部から挿入して組み付けることが可能になるために、出口側継手部をガスコック本体部と一体に構成することができ、上述した煩雑さが解消される。
ところで、プラスチックを用いる場合には、少なくとも耐熱温度150゜Cを有するものであることが条件とされる。
尚、上述した直線状辺を垂直に横切って形成される仮想円の直径は、出口側継手部の最小内径寸法を考慮して決められることはもちろんである。
【0006】
また、本発明の請求項2に係るガスコックのボール切換弁は、流入管が接続される入口側継手部と、該入口側継手部と直角をなして流出管が接続される出口側継手部とがガスコックの本体部と一体に構成され、これら継手部間のガス流体の流れを連通・不通にするための、前記ガスコックの本体部に配設され、前記出口側継手部からガスコックの本体部に至る断面の最狭部内径より外径が大きいボールを備えたボール切換弁であって、前記ボールは、アルミや亜鉛などのダイカスト鋳造、又はプラスチック成形法により一体に成形され、前記ボール内に形成された前記入口側継手部及び出口側継手部にそれぞれ連通する連通孔の両方の側断面が小判型形状をなし、またはその一方の側断面が小判型形状で他方の側断面が円型形状をなし、このうちの小判型形状の連通孔の内壁面で、当該小判型形状を構成する円弧状辺及び直線状辺のうちの直線状辺を含む当該連通孔の内壁面と背中合わせになるところの当該ボールの外周は、前記内壁面を垂直に横切る仮想平面が当該ボールの外周とまじわって形成される仮想円の直径が、当該ボールの外径より小さく、且つ、前記最狭部内径より小さく形成されるものである。本ボール切換弁においても、請求項1に係るボール切換弁と同様に、連通孔の形状を小判型形状にするようなことが容易になり、従来のような切削加工に比べ大幅なコスト削減が達成でき、また、かかる連通孔を小判型形状にしたことにより、従来より小さい径のボール径で、所定流量のガス流体の流れを確保でき、ガスコックを小型化することができる。加えて、上述のように形成されたボールであると、出口側継手部から挿入して組み付けることが可能になるために、出口側継手部をガスコック本体部と一体に構成することができ、上述した煩雑さが解消される。
尚、上述した直線状辺を垂直に横切って形成される仮想円の直径は、出口側継手部の最小内径寸法を考慮して決められることはもちろんである。
【0007】
ところで、入口側継手部又は出口側継手部のいずれか一方に連通する連通孔は、ボールパッキンがボールの球面を保持する態様により、小判型形状でなく円型形状にすることができるが、円型形状にする場合には、その孔径は、小判型形状の断面積と等しい断面積が得られるように選定される。したがって、円型形状の連通孔では、その孔径が小判型形状の連通孔の孔径より部分的に大きくなるところがある。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例を図1及び2を参照して説明する。尚、図2(A)は、ボールの左側面図であり、同図(B)は、その正面断面図であり、また、同図(C)は、その右側面図である。
本ガスコック1は、従来例で採り上げたガスコック100に対応するストレート型1/2インチガスコックであり、図1に示すように、ガス流体の流出管(図示せず)が接続される出口側継手部2と、ガス流体の流入管(図示せず)が接続される入口側継手部3と、ガス流体の流れを連通・不通にするためのボール切換弁4が配設される本体部5とを備え、入口側継手部3のみならず出口側継手部2が本体部5と一体成形されているものである。
【0009】
本ガスコック1の本体部5内に配設される切換弁4のボール20は、アルミや亜鉛などのダイカスト鋳造で成形され、そのボール20内に、本実施の形態では、出口側継手部2及び入口側継手部3に、直線的に連通する、図2に示すような小判型形状の連通孔20aが形成され、この連通孔20aの側断面が円弧状辺P ,P と直線状辺P ,P とからなる小判型形状に形成されている。そして、これら円弧状辺P ,P 及び直線状辺P ,P のうちの直線状辺P ,P をそれぞれ含む当該連通孔20aの内壁面と背中合わせになるところのボール20の外周は、上記内壁面を垂直に横切る仮想平面P が当該ボール20の外周とまじわって形成される仮想円の直径Dが、当該ボール20の外径より小さく、且つ、下記最狭部内径Aより小さく形成されている。本実施の形態では、ボール20の径Dが19.0mmに対し、仮想円の直径Dは、17.80mmである。
ところで、ダイカスト成形の場合、上述したような小判型形状の直線状辺P ,P を垂直に横切って形成される仮想円の直径をボール20の径Dより小さくする加工によって、バリ取り加工を兼ねている。
尚、20eは、ボール20の検査孔である。
【0010】
このようなボール20に対し、図1に示すように、その球面を保持する態様で一対のうちのボールパッキン6aが本体部5の凹部に,また、出口側継手部2の方に位置するもう一方のボールパッキン6bがボールパッキン止め7の凹部に嵌入される。そして、このボール20に成形された上記連通孔20aが、ボールパッキン6aを介して入口側継手部3に、また、ボールパッキン6b及びボールパッキン止め7を介して出口側継手部2に連通するようになっている。
しかるに、ボールパッキン止め7は、当該ボールパッキン止め7の雄ねじ7aが、本体部5に螺刻された雌ねじ(内径Aが17.85mm)5aに螺合するとともに、当該ボールパッキン止め7の鍔7bが、上記雌ねじ5aの一方の終端から立設された側壁に当接してボールパッキン6bを支持している。
尚、切換弁4のボール20には、後述の凹溝20dが穿設され、この凹溝20dの溝方向に垂直をなす態様で上記連通孔20aが成形されている。
【0011】
出口側継手部2内の、上記流出管を接続するところには、1/2管用テーパ雌ねじ2aが螺刻され、このテーパ雌ねじ2aの最小内径部Bは18.2mmである。したがって、本実施の形態では、出口側継手部2から本体部5に至る断面の最狭部は、上記雌ねじ5aの内径Aであるが、当該内径Aに対しボール20の上記仮想円の直径Dを僅かに小さくしているために、後述のように、当該ボール20を出口側継手部2から本体部5内に挿入して組み付けることができるようになる。
一方、入口側継手部3内の、上記流入管を接続するところには、同様の1/2管用テーパ雌ねじ3aが螺刻され、入口側継手部とガスコック本体部との連接部に、テーパ雌ねじ3aのねじ底からボールパッキン6aの貫通穴に通じる部位に、ガス流体の流れ方向に緩やかにそのテーパ角を60度とする流路断面8を形成し、この流路断面8がボールパッキン6aの貫通穴を介してボール20の連通孔20aに連通している。
【0012】
ところで、本体部5には、その下軸部9aを上記凹溝20dに係止した可動部材9が配設され、この可動部材9の上軸部9bには、ハンドル10がビスによって取り付けられており、これにより、切換弁4は、ハンドル10の回転操作に連動して回転する。したがって、ハンドル10を「開」状態にすると、入口側継手部3の流路が上記連通孔20aを介して出口側継手部2の流路に連通し、これらの流路を所定流量のガス流体が図1の矢印方向に流れることになる。
【0013】
次に、本ガスコック1の組み立て方を説明する。
本ガスコック1においては、入口側継手部3のみならず出口側継手部2が本体部5と一体成形されており、このタイプのものは、切換弁4のボール20を出口側継手部2から本体部5内に挿入して組み立てられる。即ち、最初に本体部5の凹部にボールパッキン6aを嵌入してからボール20を出口側継手部2から本体部5内に挿入する。かかる挿入の際、その凹溝20dを上方にし、その開口口20b,20cが入口側継手部3及び出口側継手部2の流路方向に対し垂直をなすように、即ち、当該凹溝20dの溝方向が入口側継手部3及び出口側継手部2の流路方向を向くようにして挿入する。しかる後、その凹部にボールパッキン6bが嵌入されたボールパッキン止め7を本体部5に螺着して完了する。但し、ボールパッキン止め7を本体部5に螺着する前に、可動部材9を本体部5に配設して、その下軸部9aがボール20の凹溝20dに係止するように組み立てて置くことはもちろんである。
本ガスコック1は、従来より小さい直径のボール20で、所定流量のガス流体の流れを確保でき、入口側継手部3と出口側継手部2との圧力差10mmAqのときに6000(リットル/h)以上の流量が確保できる。
【0014】
ところで、本発明の実施の形態では、本ガスコック1の出口側継手部2及び入口側継手部3に対応して、ボール20に形成された連通孔20aが直線的なものについて説明したが、例えば図3に示すような、出口側継手部と入口側継手部とが直角をなすガスコックに配設されるボール切換弁のボール30で、そのボール30内に形成された入口側継手部及び出口側継手部にそれぞれ連通する連通孔のうち、この例では出口側継手部の連通孔30aについては、その側断面が小判型形状で、入口側継手部の連通孔30bについては、その側断面が円型形状をなすものにも適用できる。尚、図3(A)は、ボールの左側面図であり、同図(B)は、その正面断面図であり、また、同図(C)は、その右側面図である。
かかるボール30は、当該ボール30の球面を保持する態様により、即ち、連通孔30aの開口口30a側及びこれに対向する球面30c側をボールパッキンで保持し、連通孔30bの開口口30b側をボールパッキンで保持しない態様により、出口側継手部の連通孔30aを小判型形状とし、入口側継手部の連通孔30bを円型形状として、これら連通孔30a,30bが、当該ボール30内の略中心部で直角をなす態様で形成されている。そして、この連通孔30aの側断面が円弧状辺R ,R と直線状辺R ,R (図3(B)中のR の延長線R 30 のところも含む)とからなる小判型形状の孔辺のうち直線状辺R ,R をそれぞれ含む当該連通孔30aの内壁面と背中合わせになるところの当該ボール30の外周は、上記内壁面を垂直に横切る仮想平面R が当該ボール30の外周とまじわって形成される仮想円の直径Dが、当該ボール30の外径D より小さく、且つ、上記最狭部内径Aより小さく形成されている。尚、直径Dの中心は、本実施の形態では、径Dのそれに対し僅かに偏心しており、連通孔30bの開口口30bにエッジが生じないようにしている(図3(B)の部位30d)。このようなボール30を備えた切換弁においても、上記切換弁4と同様に、そのボール30を出口側継手部から本体部内に挿入して組み立てることができ、また、所定流量のガス流体の流れを確保できる。
【0015】
尚、本発明の実施の形態として、従来例との比較からストレート型1/2インチガスコックを採り上げて説明したが、本発明の技術的な考え方は、例えば、3/4インチや1インチなどのガスコックに適用できることは言うまでもない。
【0016】
【発明の効果】
本発明のガスコックのボール切換弁によれば、上記連通孔の形状を小判型形状にするようなことが容易になり、従来のような切削加工に比べ大幅なコスト削減が達成でき、また、かかる連通孔を小判型形状にしたことにより、従来より小さい直径のボールで、所定流量のガス流体の流れを確保でき、ガスコックを小型化することができる。また、ボールを出口側継手部から挿入して組み付けることが可能になるために、出口側継手部をガスコックの本体部に一体に構成することができ、部品管理等が煩雑化せず、組み付け作業性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るガスコックの断面構成図である。
【図2】 図1のボールの詳細図である。
【図3】 図1のボールとは異なる形態の連通孔が形成されたボールの詳細図である。
【図4】 従来のガスコックの一部断面構成図である。
【符号の説明】
1 ガスコック
2 出口側継手部
3 入口側継手部
4 ボール型切換弁
5 本体部
20,30 ボール
20a,30a,30b 連通孔
,R ,R 直線状辺
,P ,R ,R 円弧状辺
仮想平面
仮想平面

Claims (2)

  1. 流入管が接続される入口側継手部と流出管が接続される出口側継手部とがガスコックの本体部と一体に構成され、これら継手部間のガス流体の流れを連通・不通にするための、前記ガスコックの本体部に配設され、前記出口側継手部からガスコックの本体部に至る断面の最狭部内径より外径が大きいボールを備えたボール切換弁であって、前記ボールは、アルミや亜鉛などのダイカスト鋳造、又はプラスチック成形法により一体に成形され、前記ボール内に形成された前記入口側継手部及び出口側継手部にそれぞれ連通する連通孔は、その側断面が円弧状辺と直線状辺とからなる小判型形状をなし、これら円弧状辺及び直線状辺のうちの直線状辺を含む当該連通孔の内壁面と背中合わせになるところの前記ボールの外周は、前記内壁面を垂直に横切る仮想平面が当該ボールの外周とまじわって形成される仮想円の直径が、当該ボールの外径より小さく、且つ、前記最狭部内径より小さく形成されてなることを特徴とするガスコックのボール切換弁。
  2. 流入管が接続される入口側継手部と、該入口側継手部と直角をなして流出管が接続される出口側継手部とがガスコックの本体部と一体に構成され、これら継手部間のガス流体の流れを連通・不通にするための、前記ガスコックの本体部に配設され、前記出口側継手部からガスコックの本体部に至る断面の最狭部内径より外径が大きいボールを備えたボール切換弁であって、前記ボールは、アルミや亜鉛などのダイカスト鋳造、又はプラスチック成形法により一体に成形され、前記ボール内に形成された前記入口側継手部及び出口側継手部にそれぞれ連通する連通孔の両方の側断面が小判型形状をなし、またはその一方の側断面が小判型形状で他方の側断面が円型形状をなし、このうちの小判型形状の連通孔の内壁面で、当該小判型形状を構成する円弧状辺及び直線状辺のうちの直線状辺を含む当該連通孔の内壁面と背中合わせになるところの当該ボールの外周は、前記内壁面を垂直に横切る仮想平面が当該ボールの外周とまじわって形成される仮想円の直径が、当該ボールの外径より小さく、且つ、前記最狭部内径より小さく形成されてなることを特徴とするガスコックのボール切換弁。
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