JPS6240140A - 陰極線管 - Google Patents

陰極線管

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JPS6240140A
JPS6240140A JP17913385A JP17913385A JPS6240140A JP S6240140 A JPS6240140 A JP S6240140A JP 17913385 A JP17913385 A JP 17913385A JP 17913385 A JP17913385 A JP 17913385A JP S6240140 A JPS6240140 A JP S6240140A
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JP
Japan
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resistance
resistance value
film
discharge current
neck
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JP17913385A
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English (en)
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Takahiko Yamagami
山上 隆彦
Yutaka Kawase
豊 川瀬
Hisao Kume
久米 尚雄
Kazuhiko Musha
武者 和彦
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラーテレビジョン受像管等の陰極線管に関
する。
〔発明の概要〕
本発明は、管体の内部導電膜のうちネック部に形成され
た導電膜を放電電流抑制用の抵抗膜として利用した陰極
線管において、抵抗膜を均一に塗布形成し、その抵抗膜
の静抵抗値を90Ω/ cm〜500Ω/anとし、実
質的に静抵抗値と動抵抗値との差を少なくすることによ
って、放電電流を確実に抑制するようにしたものである
〔従来の技術〕
陰極線管においては、その動作時に内部放電、例えば電
子銃の高圧電極とこれに隣接する低電位の電極との間で
放電が生じて大電流が流れると、セット回路部の故障、
カソードの損傷、画面ノイズ、放電音の発生、周辺機器
の誤動作等の不都合が発生する。これを回避するために
は内部放電が発生した場合、放電電流を常に小さい値(
例えば10〇八以下)に抑制する必要がある。放電電流
を抑制する方法として、例えばファンネル部からネック
部に渡る部分の内部導電膜の抵抗を利用して内部放電時
の放電電流を抑制する方法が知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のように従来は、ファンネル部の一部からネック部
に渡る導電膜の抵抗を利用し、特にファンネル部の導電
膜抵抗を高抵抗にすることによって放電電流を抑制しよ
うとしたが、ゲッタ飛散の影響でファンネル部の導電膜
抵抗を十分に生かす事が出来ず、放電電流を十分に少な
くすることが出来なかった。この方式ではゲッタ飛散範
囲が限定され(飛散量も少なくする必要も生じる)ファ
ンネル部の狭い範囲だけしか利用出来ずファンネル部の
導電膜抵抗を極端に高抵抗にしても放電電流を100八
以下に抑制することは出来なかった。
また、ファンネル部及びネックl(%の両方の導電膜抵
抗を利用する場合でも、従来方式では例えば特願昭52
−62899号に示すように勅(ダイナミック)抵抗値
と静(スタティック)抵抗値に差がある為、静抵抗値を
高くする手段がとられているが、抵抗値が高くなると導
電膜での沿面放電が発生し、導電膜抵抗が有効に利用さ
れず放電電流を抑制することが出来なかった。
この様に導電膜抵抗が向くなるとアノード電圧が高い場
合、導電膜での沿面放電によって放電電流が抑制できな
いが、この現象は、導電膜が全体に低抵抗でも部分的に
高抵抗の領域が存在すると、この部分で沿面放電が発生
し、−且沿面放電が発生ずると広範囲に広がり、結局導
電膜抵抗が生かされなくなる。従来の塗布では塗布むら
等の発生で部分的に高115抗領域が存在し、7ノード
電圧が高くなると導電膜ての沿面放電が発生し、動抵抗
が低くなり、十分に放電電流を抑制できない。また導電
膜抵抗が低いと沿面放電は発生しないが、放電電流が多
く流れ十分な効果が得られない。
本発明は上述の点に鑑み、ネック部の導電膜抵抗を利用
して内部放電にもとづく放電電流を確実に抑制できるよ
うにした陰極線管を提供するものである。
〔問題点を解決するための手It) 本発明は、管体ネック部(la)の一部よりファンネル
部(Ib)に渡って内部導電膜(8)が形成され、この
内部導電膜(8)がアノードボタンに接続されて成る陰
極線管において、そのネック部内面の所定長の内部導電
n央(8a1)を放電電流抑制用の抵抗膜として利用す
る。
そして、この抵抗膜(8at )の抵抗値として、管軸
方向の静抵抗値と動抵抗値との差が少ない抵抗側で特に
静抵抗値を90Ω/cm〜500Ω/cI11の範囲、
好ましくは170Ω/1〜400Ω/a!lに選定する
ものである。
この抵抗値はネック部内の所定長、即ち電子銃より延長
した導電性接触子の接点からネ・ツクシール部(ネック
部とファンネル部の境界部分)までの長さDにわたって
満足する必要があり、塗布むら等によって部分的に高抵
抗となり上記抵抗値より高くなる部分があってはならな
い。即ち、部分的に面積抵抗が750Ω/ロ以上になら
ない様に抵抗膜を均一に塗布形成する。
静抵抗値としては90Ω/cmより低いと301<Vの
アノード電圧で動作させたとき放電電流が100Aを越
えてしまう。また500Ω/cmより高いと30K V
のアノード電圧で動作させたとき抵抗膜において沿面放
電が起き易(なる。一般に放電電流の抑制は100A以
下を目安としている。
抵抗膜(8a1)の膜厚としては10μff1〜20μ
mが好ましい。10μmより薄いと沿面放電が生じ易く
、20μmより厚いと剥離、クランクが生じ易い。
〔作用〕
ネック部内面の導電膜のみが放電電流抑制用の抵抗M!
! (8ax )として利用されるため、ゲッタ飛散の
影響を受けることがなく、使用条件が限定されない。そ
して、ネック部の上記抵抗膜(8a1)が各部分で面積
抵抗750Ω/ロ以下となるように均一に塗布形成され
、その静抵抗値が90〜500Ω/cI11の範囲に選
定されるときは、沿面放電は発生せず、且つ静抵抗値と
動抵抗値の差は少なく、例えばアノード電圧30K V
でも十分放電電流を100八以下に抑制することができ
る。
〔実施例〕 以下、図面を参照して本発明による陰極線管を説明する
第1図は本発明によるカラー陰極線管の一例の要部の断
面図である。同図中、(1)は管体、(2)はネツク部
(1a)内に配置された電子銃で、例えば赤、緑及び青
に対応する3本のカソードK R−K a rKBに対
して共通に第1グリツドG1、第2グリツドG2、第3
グリツドGl、第4グリツドG4及び第5グリツドG5
が順次配列されてなり第5グリツドG5の後段にコンバ
ージェンス手段(3)が配置されて成る。(4)はビー
ディングガラスである。
コンバージェンス手段(3)は相対向する内側偏向電極
板(3a) 、  (3b)と、その外側に配された外
側偏向電極板(3c) 、  (3d)を有してなる。
第3グリツドG3と第5グリツドG5とは例えば導電線
(5)によって電気的に連結され、これにアノード電圧
HVが印加される。第4グリツドG4にはO〜数百■の
低い電圧が印加され、第3、第4及び第5グリツドによ
ってユニボテンシル型の主電子レンズが構成される。内
側偏向電極板(3a) 。
(3b)は第5グリツドG5に機械的且つ電気的に連結
されアノード電圧HVが与えられる。外側偏向電極板(
3c) 、  <3d)にはアノード電圧HVより数百
■低いコンバージェンス電圧Cvが印加される。これら
高圧HV及びC■はファンネル部(1b)に設けられた
同軸型アノードボタン(図示せず)より供給される。第
1グリツドG1、第2グリツドG2及び第4グリツドG
4への電圧供給は例えばネック部(1a)の端部のステ
ム(1c)に貫通した端子ピン(6)側から導電線(7
)を通してなされる。管体(1)のファンネル部(1b
)の内面からネック部(1a)の一部に渡って内部導電
膜(8)が被着形成され、そのファンネル部(1b)の
基部側の一部からネック部(1a)の一部に渡る部分の
内部導電IR’(sa)が抵抗膜より構成され、本発明
では特にそのうちのネック部内(後述のネックシール部
と導電性接触子(15)間の距離りの部分)の抵抗膜(
8ax )が放電電流抑制のための抵抗膜として利用さ
れる。アノードボタンに連結された同軸型ケーブル(1
2)の中心導体(12b)がコンバージェンス手段の外
側偏向電極板(3c)に接続されて、外側偏向電極板(
3c)  <3d)にコンバージェンス電圧CVが与え
られる。また同軸型ケーブル(12)の外部導体(12
a)がC字状の金属板よりなる板ばね(13)を介して
内部導電膜(8)に接続される。
そして電子銃(2)の第5グリフドG5の後段側の端縁
に設けられた導電性接触子(15)がネック部の内部導
電膜即ち抵抗膜(8ar )に接触され、これより電子
銃(2)の高圧電極にアノード電圧HVが印加される。
一方、電子銃(2)のコンバージェンス手段(3)の内
側偏向電極板(3a)又は(3b)には、ゲッタ材のコ
ンテナ(10)を遊端に取付けた帯状金属板、例えばス
テンレス板によるゲ・ツタスプリング(16)が取着さ
れる。このゲッタスプリング(16)はその中間部が絶
縁板(21)で中継ぎされる。
この陰極線管では内部放電が生じた場合、アノードボタ
ン(高圧給電端)−G3又はG5 G2又はG4一端子
ビン(6)−回路部の電流路に大電流が流れようとして
もネック部(1a)の抵抗膜(8a1)の抵抗によって
電流は抑制されるようになる。
而して本例においては、ネックシール部から導電性接触
子(15)間の距離りに対応したネック部(1a)内の
抵抗膜即ちカーボン膜(8a1)を静抵抗値がアノード
電圧HVが30KVの場合には90Ω/cm〜300Ω
/C11の範囲に、アノード電圧HVが25KVの場合
には90Ω/口〜400Ω/cIfiの範囲になるよう
に塗布形成する。なお、この抵抗値の測定はネック部内
壁1cI11間隔をおいて、各々カーボン膜と4点接触
させて測定した。
この場合の抵抗値は距MDにわたるカーボン膜(8a1
)の全域で満足する必要があり、抵抗膜(Bat )と
しては部分的に高砥抗領域が存在するような塗布むらの
ある膜であってはならない。即ちカーボンM% (8a
1)は各部で面積抵抗が750Ω/口を越えないように
均一に塗布形成する。
上記の抵抗値を有するカーボンIIQ (Ba1)を形
成するときは、沿面放電が発生せず、また動抵抗値が低
くならず放電電流を十分に抑制することができる。第2
図に放電電流抑制効果が得られる静抵抗値とアノード電
圧HVの関係を示す。斜線部分が100A以下に放電電
流を抑制できる抵抗値範囲であり、(a)は沿面放電発
生限界を示す境界線である。また第3図はカーボン8%
 (8at )の静抵抗値と放電電流の関係を示す。実
線(1)がアノード電圧HV = 30K Vの場合、
破線(n)がアノード電圧HV = 25K Vの場合
である。この第2図及び第3図からも↑1するようにア
ノード電圧HVが30KVの場合にはカーボン膜C3a
x >の抵抗値が90〜300Ω/cmの範囲、またア
ノード電圧HVが25KVの場合にはカーボン膜(8a
t )の抵抗値が90〜400Ω/cQlの範囲で夫々
放電電流が100八以下に抑制される。
第4図はカーボン膜の静抵抗値と動抵抗値の関係を示す
。動抵抗値はアノード電圧HVと放電電流から求めた値
であり、例えばHVが30KVで放電電流が10OAな
らば動抵抗値は300Ωとなる。また静抵抗値はネック
シール部から導電性接触子(15)までの距Mtt 3
.5cm間の抵抗値として求めた。
同図中、実線(III)はHVが30KVの場合、破線
(IV)はHVが25K Vの場合である。この第4図
によれば、本発明の均一に塗布されたカーボン膜の場合
、静抵抗値と動抵抗値の差は少な(静抵抗値の40〜5
0%が動抵抗として働く。そして、例えばHVが25K
 Vのときは、1cm当りの静抵抗値170〜400Ω
/■が好ましくこのとき動抵抗は0.3〜0.6にΩと
なる。
砥抗値範囲90Ω/Cl11〜300Ω/cmを得る為
のカーボン比抵抗とカーボン膜厚の例を表1に示す。
表   1 膜厚が均一ならば表1の比抵抗が使用できるが、実際の
塗布条件によって膜厚が5〜10μm、10μm〜20
μm、20μl11〜30μ謡の範囲にあるならば表2
に示す範囲の比抵抗のカーボンを使用すれば良い。
表   2 表2の比抵抗を得る為のカーボン組成としては無相に酸
化鉄、酸化チタン、SiC等を混ぜれば良く、本例では
SiCを添加剤として使用し、接着剤として水ガラスを
使用し所定の抵抗値を得た。
表3に組成比を示す。
表   3 カーボン膜の抵抗値が限定される為、カーボン膜厚にむ
らがあると使用範囲が狭く、表2より5μm〜20μm
までバラツキがあると上記カーボン抵抗値範囲を満すこ
とが出来ない。その為、出来るだけネック部のカーボン
膜(8a1)を均一に塗布しなければならず、その方法
としてフローコート又は2層塗布等の方法がある。
次の表4はネック部のカーボン115N (8at )
の好ましい抵抗値、例えば150〜300 (最大50
0)07cmを得るための比抵抗と膜厚の関係を示すも
のである。
表   4 理想的にカーボン膜が均一に塗布出来るならば、平均膜
厚はいくらでもよい。しかし実際には塗布むらが若干あ
り、この塗布むらの程度により使用できる抵抗値に差が
生じる。また同程度の塗布むらでも平均膜厚によって局
所的な抵抗値dR/dj!に差が生じ平均膜厚が厚い程
バラツキが小さくなる。
平均カーボン膜厚と抵抗値dR/dj2の関係を第7図
を参照して調べると次の様になる。
但し tlはカーボン膜の最大膜厚 t2はカーボン膜の最小膜厚 t はカーボン膜の平均膜厚 a はカーボン膜厚の薄い部分の距離 b はカーボン膜厚の厚い部分の距離 Rmaxは膜厚最小の抵抗値d R/d IRminは
膜厚最大の抵抗値d 、R/ dβRは膜厚平均の抵抗
値d R/d A Rは平均抵抗値(d R/d ff) 第7図より Rmin = −R・・・(3) 上記(11,(2L f3)式より tL      t2 上記(4)式を上記(2)式に代入すると抑制時の放電
電流は抵抗値Rで決り、カーボン膜での沿面放電の発生
はRmaxに左右される。
平均膜厚が薄い場合と厚い場合でカーボン膜厚のバラツ
キが同じ場合にRmaxO値を検討すると次の様になる
。即ち、カーボン膜厚のバラツキ±5 p m 、カー
ボン抵抗値300Ω/cm、a=0.2、b=0.8、
平均膜厚が7μm及び15μmとすると、平均膜厚7μ
mの場合 一900Ω/Cm 平均膜厚15μmの場合 = 500Ω/■ となる。カーボン膜の平均膜厚が変わっても膜厚のバラ
ツキが同じであるならば平均膜厚が厚い方が局部的なd
 R/d j2の変化が小さく、士別でも膜厚1pmの
場合はaR/cll=900Ω/cmとなり、沿面放電
が発生するが、膜厚15μIの場合は沿面放電が発生せ
ず、平均膜厚の厚い方が有利である。従って、実用に際
してはカーボン膜(8az )の剥離の問題を考慮する
と、カーボン膜厚としては10μI11〜20μmの範
囲が好ましい。このときのカーボン比抵抗として、例え
ばネック部カーボン膜の抵抗値が150〜500Ω/c
mの場合には表3より1,26〜0.75の範囲に設定
する必要がある。そのためのカーボン組成としてはSt
C含有カーボンを使用する場合、SiC含有量は従来の
11%から好ましくは15〜25%増加させ、水ガラス
量は変えずに黒鉛を減少させればよい。表5に一例を示
す。
表   5 本発明ではカーボン膜厚を従来(10μm未満)より厚
く塗布する為に、カーボン膜の乾燥条件としては従来の
温風乾燥に変えて赤外線乾燥とするを可とする。温風乾
燥ではカーボン膜にひび割れが生じる爛れがある。
尚、カーボン膜での沿面放電は放電回数を増す事により
減少する伸開が見られる。その為、陰極線管の製造工程
におけるノンキング工程で十分放電させる事が出来れば
カーボン膜の静抵抗値の上限を高くすることができ、9
0Ω/aa〜500Ω/cmまで使用可能となる(部分
的には面積抵抗として1250Ω/口以下まで使用可能
である)。
放電電流をネック部のカーボン膜(8a1)に流す為に
ゲッタスプリング(16)は内部導電膜(8)より絶縁
する必要があり、上側ではゲッタスプリング(16)を
絶縁板(21)で中継ぎした構成としたが、その他ゲッ
タスプリング(16)を使用せず、ゲッタコンテナ(1
5)を内部導電膜(8)より浮かした状態で取付けるよ
うにしても良い。
向上例ではいわゆる複ビーム単電子銃を備えたカラー陰
極線管に適用したが、他の陰極線管にも適用できること
勿論である。
この様に本発明の条件を満したカーボン膜を使用した場
合には、第5図に示すようにアノード電圧HVが30K
 Vでも放電電流を十分小さく抑制できる。これに対し
て従来の条件のカーボン膜の場合には第6図に示すよう
に高いアノード電圧HVでは放電電流を十分に抑制する
ことができない。
(発明の効果〕 本発明によれば、ゲッタ飛散の影響を受けないネック部
内の内■;導電膜のみを放電電流抑制用の抵抗膜として
使用し、その抵抗膜の静抵抗値を商くせず静抵抗値と動
抵抗値の差を少なくし、また抵抗膜を部分的に高抵抗と
ならないように均一に形成することにより、沿面放電を
防止し、従来よりも低い抵抗でアノード電圧に拘らず(
例えば30K Vの高圧でも)放電電流を確実に抑制す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の陰極線管の例をボず断面図、第2図は
放電電流抑制効果が得られるカーボン膜の静抵抗値とア
ノード電圧HVの関係を示す線図、第3図は放?I!電
流抑制用のカーボン膜の静抵抗値と放電電流の関係を示
す特性図、第4図は放電電流抑制用のカーボン膜の静抵
抗値と動抵抗値の関係を示す特性図、第5図は本発明の
条件を満した放m電流抑制用の抵抗膜を用いた場合の放
電電流抑制効果を示す特性図、第6図は従来の条件の放
電電流抑制用の抵抗膜を用いた場合の放電電流抑制効果
を示す特性図、第7図は本発明の説明に供するカーボン
膜の断面図である。 (11は管体、 (1a)はネック部、 (1b)はフ
ァンネル部、(2)は電子銃、(8)は内部導電膜、(
8az )は抵抗膜、(12)は同軸ケーブルである。 同  松隈秀盛、、=、:’:(、:y7ノード電圧1
−IV 第5図 〃−ボン月楚の′#r面図 第7図 手続補正書     ( 昭和60年10月9 日 特許庁長官  宇 賀 道 部   殿       
1昭和60年 特 許 願 第179133号3、補正
をする者 事件との関係   特許出願人 住 所 東京部品用図化品用6丁目7番35号名称(2
18)ソニー株式会社 代表取締役 大 賀 典 雄 4、代理人 6、補正により増加する発明の数 ■)明細書中、第17頁11行「表3」を「表4」と訂
正する。 2)同、第19頁6行「良い。」の次に下記を加入する
。 「あるいはゲッタコンテナが内部導電膜に接していても
電子銃に接していなければ良い。 上記実施例では、同軸ケーブルによってコンバージェン
ス電圧CVを供給する陰極線管に適用したが、その他本
発明は例えば第8図に示すように分割抵抗板(31)を
内蔵させて、これによってコンバージェンス電圧C■を
供給するようにした陰極線管にも適用できる。第8図A
及びBにおいて、第1図と対応する部分には同一符号を
付して重複説明を省略するも、(31)は分割抵抗板を
示し、これはセラミック等の絶縁基板(32)の−面に
抵抗路(33)をプリントし、その抵抗路(33)の両
端と所定の中間部に夫々端子ti、t2及びt3を形成
して構成される。 (34)は必要に応じて被着される保護被膜である。こ
の分割抵抗板(31)は第1グリッドG1〜第5グリッ
ドG5の側面に配置され、その端子t2がアース電位の
端子ビン(6a)に、端子t1がアノード電圧の第5グ
リツドG5に夫々接続され、中間の端子t3がコンバー
ジェンス手段(3)の外側偏向電極板(3c) 、  
(3d)に接続され、これによりコンバージェンス電圧
が与えられる。」 (3)同、同頁8行「通用したが、他の」を「通用した
が、シャドウマスク管や、他の」と訂正する。 (4)間、第20頁19行「断面図である。」を「断面
図、第8図Aは本発明の陰極線管の他の例を示す要部の
断面図、第8図Bは分割抵抗板の平面図である。」と訂
正する。 (5)図面中、第8図A及びBを別紙の通り追加する。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 管体ネック部の内面に所定長の放電電流抑制用の抵抗膜
    が均一に塗布形成され、前記抵抗膜の管軸方向の静抵抗
    値と動抵抗値の差が少なく、該静抵抗値が90Ω/cm
    〜500Ω/cmに選定されて成る陰極線管。
JP17913385A 1985-08-14 1985-08-14 陰極線管 Pending JPS6240140A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02214784A (ja) * 1989-02-15 1990-08-27 Nippon Achison Kk 陰極線管用内装コーティング剤組成物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52149472A (en) * 1976-06-03 1977-12-12 Philips Nv Picture display tube

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