JPS6239695B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6239695B2 JPS6239695B2 JP727280A JP727280A JPS6239695B2 JP S6239695 B2 JPS6239695 B2 JP S6239695B2 JP 727280 A JP727280 A JP 727280A JP 727280 A JP727280 A JP 727280A JP S6239695 B2 JPS6239695 B2 JP S6239695B2
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- JP
- Japan
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- ferromagnetic alloy
- amorphous ferromagnetic
- alloy ribbon
- magnetic circuit
- temperature
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01K—MEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01K7/00—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
- G01K7/36—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using magnetic elements, e.g. magnets, coils
- G01K7/38—Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using magnetic elements, e.g. magnets, coils the variations of temperature influencing the magnetic permeability
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁歪を有し、線膨張係数が零でない
非晶質強磁性合金薄帯を用いた高速で応答する温
度検出装置に関するものである。
非晶質強磁性合金薄帯を用いた高速で応答する温
度検出装置に関するものである。
現在各種センサは、製造工程の自動化、高品質
管理マイクロプロセツサの入力等の要請にともな
い、きわめて盛んに開発されている。その中でも
温度センサは古くより需要があり、現在でも各種
センサの中でもつとも広く使用されているもので
ある。しかしながら、温度センサでは測定系より
熱エネルギーが測定センサ感熱部に伝搬すること
が前提となるため、その応答は感熱体の熱容量に
大きく左右されることになる。そのため、感熱体
の小熱容量化が高速応答温度センサには絶対的に
不可欠である。しかしながら、このような加工
は、一般にむずかしく、かつ費用がかかるという
欠点を持つている。
管理マイクロプロセツサの入力等の要請にともな
い、きわめて盛んに開発されている。その中でも
温度センサは古くより需要があり、現在でも各種
センサの中でもつとも広く使用されているもので
ある。しかしながら、温度センサでは測定系より
熱エネルギーが測定センサ感熱部に伝搬すること
が前提となるため、その応答は感熱体の熱容量に
大きく左右されることになる。そのため、感熱体
の小熱容量化が高速応答温度センサには絶対的に
不可欠である。しかしながら、このような加工
は、一般にむずかしく、かつ費用がかかるという
欠点を持つている。
そこで本発明では安価に大量に製造可能で、か
つその製品形態が厚さ数十μｍ以下の薄帯である
非晶質強磁性体合金を感熱体として用いることに
より、小熱容量化を実現し、高速に応答する温度
検出装置を安価に提供するものである。
つその製品形態が厚さ数十μｍ以下の薄帯である
非晶質強磁性体合金を感熱体として用いることに
より、小熱容量化を実現し、高速に応答する温度
検出装置を安価に提供するものである。
図は本発明にかかるセンサの一実施例の構成を
示す。図において、１は磁歪を有し、線膨張係数
が零でない非晶質強磁性合金薄帯である。２は磁
性体で、前記非晶質強磁性合金薄帯１とともに磁
気回路を構成するものである。３は前記磁性体２
の温度を一定に保つための定温維持装置であり、
同時に前記非晶質強磁性合金薄帯１の熱エネルギ
ーを前記磁性体２を通し、または直接、間接に吸
収する装置でもある。４は前記非晶質強磁性合金
薄帯１と前記磁性体２よりなる磁気回路に巻かれ
た巻線である。５は前記巻線４を用いてインダク
タンスを測定する装置である。
示す。図において、１は磁歪を有し、線膨張係数
が零でない非晶質強磁性合金薄帯である。２は磁
性体で、前記非晶質強磁性合金薄帯１とともに磁
気回路を構成するものである。３は前記磁性体２
の温度を一定に保つための定温維持装置であり、
同時に前記非晶質強磁性合金薄帯１の熱エネルギ
ーを前記磁性体２を通し、または直接、間接に吸
収する装置でもある。４は前記非晶質強磁性合金
薄帯１と前記磁性体２よりなる磁気回路に巻かれ
た巻線である。５は前記巻線４を用いてインダク
タンスを測定する装置である。
このような構成の装置において、非晶質強磁性
体合金薄帯１が測定系より熱エネルギーを受ける
ようにする。すると、この装置では次の二つの変
化が生ずる。その一つは、磁性体２が一定温度に
保たれているので、熱による変形がないことと、
非晶質強磁性合金薄帯の線膨張係数が零でないこ
とより、測定系から受けた熱エネルギーによる非
晶質強磁性合金薄帯１の変形が生じ、そのため内
部に応力が発生することである。もう一つは、熱
エネルギーのため、非晶質強磁性合金薄帯１の飽
和磁化が変化することである。この二つの変化に
応じて非晶質強磁性合金薄帯１の透磁率が変化す
る。この変化の方向はセンサ形状、非晶質強磁性
合金薄体の線膨張係数および磁歪定数の制御によ
り互いに打消し合うことのないようにすることが
できる。たとえば、線膨張係数正、磁歪定数負の
場合では、磁性体２が初期に非晶質強磁性合金薄
帯１に引つ張り応力を加えるよう製作しておけ
ば、温度の上昇で、先の二つの効果は非晶質強磁
性体合金薄帯の磁路方向の透磁率を減少させる方
向に現われる。このときの構成要素１、２、３、
４のインダクタンスをインダクタンス測定装置５
により測定すれば、測定系の温度を検出すること
が可能である。
体合金薄帯１が測定系より熱エネルギーを受ける
ようにする。すると、この装置では次の二つの変
化が生ずる。その一つは、磁性体２が一定温度に
保たれているので、熱による変形がないことと、
非晶質強磁性合金薄帯の線膨張係数が零でないこ
とより、測定系から受けた熱エネルギーによる非
晶質強磁性合金薄帯１の変形が生じ、そのため内
部に応力が発生することである。もう一つは、熱
エネルギーのため、非晶質強磁性合金薄帯１の飽
和磁化が変化することである。この二つの変化に
応じて非晶質強磁性合金薄帯１の透磁率が変化す
る。この変化の方向はセンサ形状、非晶質強磁性
合金薄体の線膨張係数および磁歪定数の制御によ
り互いに打消し合うことのないようにすることが
できる。たとえば、線膨張係数正、磁歪定数負の
場合では、磁性体２が初期に非晶質強磁性合金薄
帯１に引つ張り応力を加えるよう製作しておけ
ば、温度の上昇で、先の二つの効果は非晶質強磁
性体合金薄帯の磁路方向の透磁率を減少させる方
向に現われる。このときの構成要素１、２、３、
４のインダクタンスをインダクタンス測定装置５
により測定すれば、測定系の温度を検出すること
が可能である。
この装置においては、上述のように、数十μｍ
以下の厚さの非晶質強磁性体合金薄帯を感熱体と
しているため、測定に必要とする熱エネルギーが
少なくてすみ、測定系を乱すことなく、しかも高
速で測定系温度に追従する特性をもつている。さ
らに数十μｍという薄さにもかかわらず、非晶質
強磁性合金薄帯は、その製造方法の特徴より簡単
に作り出すことが可能で、大量に安価に入手する
ことができるものであり、安価なセンサを構成す
ることができる。さらに非晶質合金の特徴である
引つ張り強度が大きく、曲げにも強く、さらに少
量のCr等の添加により耐蝕性の非常によいもの
が得られることから、取り扱いやすく、破損しに
くく、しかも耐腐蝕性のあるセンサとなる等、本
発明の装置は多くの利点をそなえたものである。
以下の厚さの非晶質強磁性体合金薄帯を感熱体と
しているため、測定に必要とする熱エネルギーが
少なくてすみ、測定系を乱すことなく、しかも高
速で測定系温度に追従する特性をもつている。さ
らに数十μｍという薄さにもかかわらず、非晶質
強磁性合金薄帯は、その製造方法の特徴より簡単
に作り出すことが可能で、大量に安価に入手する
ことができるものであり、安価なセンサを構成す
ることができる。さらに非晶質合金の特徴である
引つ張り強度が大きく、曲げにも強く、さらに少
量のCr等の添加により耐蝕性の非常によいもの
が得られることから、取り扱いやすく、破損しに
くく、しかも耐腐蝕性のあるセンサとなる等、本
発明の装置は多くの利点をそなえたものである。
図は本発明にかかる温度検出装置の一実施例の
構成を示すものである。 １……非晶質強磁性合金薄帯、２……磁性体、
３……定温維持装置、４……巻線、５……インダ
クタンス測定装置。
構成を示すものである。 １……非晶質強磁性合金薄帯、２……磁性体、
３……定温維持装置、４……巻線、５……インダ
クタンス測定装置。
Claims (1)
- １ 少なくとも一部分に磁歪を有し線膨張係数が
零でない非晶質強磁性合金薄帯を用いて構成され
た磁気回路、前記非晶質強磁性合金薄帯部以外の
磁気回路部を一定温度に保つための定温維持装
置、および、前記磁気回路に巻かれた巻線とそれ
に接続されたインダクタンス測定装置を具備し、
前記非晶質強磁性合金薄帯の少なくとも一部分に
測定系熱エネルギーを伝搬させるよう構成してな
ることを特徴とする温度検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP727280A JPS56104228A (en) | 1980-01-24 | 1980-01-24 | Temperature detector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP727280A JPS56104228A (en) | 1980-01-24 | 1980-01-24 | Temperature detector |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56104228A JPS56104228A (en) | 1981-08-19 |
| JPS6239695B2 true JPS6239695B2 (ja) | 1987-08-25 |
Family
ID=11661385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP727280A Granted JPS56104228A (en) | 1980-01-24 | 1980-01-24 | Temperature detector |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56104228A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0210105U (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-23 | ||
| US5722317A (en) * | 1996-04-15 | 1998-03-03 | The Board Of Trustees Of The University Of Illinois | Local magnetic temperature measurement for aseptic processing |
-
1980
- 1980-01-24 JP JP727280A patent/JPS56104228A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56104228A (en) | 1981-08-19 |
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