JPS6239312Y2 - - Google Patents

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JPS6239312Y2
JPS6239312Y2 JP1983047218U JP4721883U JPS6239312Y2 JP S6239312 Y2 JPS6239312 Y2 JP S6239312Y2 JP 1983047218 U JP1983047218 U JP 1983047218U JP 4721883 U JP4721883 U JP 4721883U JP S6239312 Y2 JPS6239312 Y2 JP S6239312Y2
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JP
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load
displacement
control
actuator
amplifier
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JP1983047218U
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JPS59152439U (ja
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、油圧アクチユエータなどの負荷機
構によつて試料に荷重を与え、試料を材料試験す
る材料試験機に関するものであり、特に負荷機構
に過負荷がかからないようにするための過負荷防
止装置に関するものである。
(ロ) 従来技術 試料を材料試験するとき、第1図に示すように
試料に荷重を与える油圧アクチユエータ1を有す
る試験機が一般に使用されている。この試験機
は、荷重制御機構2および変位制御機構3によつ
て油圧アクチユエータ1を自動制御するようにし
たものである。荷重制御機構2は、ロードセルな
どの荷重検出器4によつてアクチユエータ1の荷
重を検出し、その荷重検出信号を荷重アンプ5に
よつて増幅する。そして、荷重アンプ5の出力信
号と荷重設定器6の荷重基準信号を比較し、その
差を荷重制御アンプ7によつて増幅し、この制御
アンプ7の出力信号ELを接続点8を介してサー
ボアンプ9に与える。サーボアンプ9の出力信号
はアクチユエータ1の自動制御弁10に与えら
れ、制御弁10はサーボアンプ9の出力信号に応
じて開閉動作し、アクチユエータ1を駆動する。
したがつて、荷重検出器4の検出信号に基づいて
アクチユエータ1をクローズドループ制御するこ
とができる。
変位制御機構3は、差動トランスなどの変位検
出器11によつてアクチユエータ1の変位を検出
し、その検出信号を変位アンプ12によつて増幅
する。そして、変位アンプ12の出力信号と変位
設定器13の変位基準信号を比較し、その差を変
位制御アンプ14によつて増幅し、この制御アン
プ14の出力信号ESをスイツチ15および接続
点8を介してサーボアンプ9に与えるようにした
ものである。サーボアンプ9の出力信号はアクチ
ユエータ1の制御弁10に与えられ、アクチユエ
ータ1は変位検出器11の検出信号に基づいてク
ローズドループ制御される。この変位制御機構3
は試料着脱時に無負荷状態でアクチユエータ1を
操作するためのものである。その制御アンプ14
の制御感度GSは荷重制御機構2の制御アンプ7
の制御感度GLよりも大幅に低い。
この試験機において、試料を取り付けた後、ア
クチユエータ1を駆動すると、試料にアクチユエ
ータ1が接触し、アクチユエータ1に負荷がかか
る。アクチユエータ1に負荷がかかるまでは、ア
クチユエータ1は変位制御機構3によつて変位制
御される。このとき、荷重制御機構2の荷重設定
器6は動作せず、荷重制御アンプ7の出力信号
ELはほとんど生じない。したがつて、変位制御
アンプ14の出力信号ESだけがサーボアンプ9
によつて増幅される。したがつて、変位制御機構
3によつてアクチユエータ1が変位制御されるも
のである。
アクチユエータ1に負荷がかかると、荷重制御
機構2の荷重設定器6が動作する。その後、荷重
アンプ5の出力信号と荷重設定器6の荷重基準信
号が比較され、その差が荷重制御アンプ7によつ
て増幅される。したがつて、荷重制御アンプ7の
出力信号ELがサーボアンプ9によつて増幅さ
れ、アクチユエータ1は荷重制御機構2によつて
荷重制御される。
しかしながら、アクチユエータ1に負荷がかか
ると、アクチユエータ1が拘束されるため、アク
チユエータ1は変位設定器13の変位基準信号に
追随しない。したがつて、変位アンプ12の出力
信号と変位設定器13の変位基準信号の差が増加
し、制御アンプ14の出力信号ESが増大する。
このため、従来は、アクチユエータ1に負荷がか
かつたとき、制御アンプ14の出力信号ESによ
つてアクチユエータ1に過負荷がかかるおそれが
あつた。過負荷がかからないようにするには、制
御アンプ14の制御感度GSを極端に低くし、そ
の出力信号ESを最小限にとどめる必要がある。
しかしながら、制御アンプ14の制御感度GSを
極端に低くすると、無負荷状態でアクチユエータ
1を操作するとき、アクチユエータ1の操作性が
悪くなるのは否めない。
(ハ) 目的 この考案は、この種の材料試験機において、試
料に荷重を与える油圧アクチユエータなどの負荷
機構に過負荷がかからないようにし、しかも無負
荷状態で負荷機構を操作するとき、その操作性が
悪くならないようにすることを目的としてなされ
たものである。
(ニ) 構成 この考案は、変位制御機構と負荷機構間に、変
位制御機構の出力信号を一定値以下に制限するリ
ミツタ回路を設けたことを特徴とするものであ
る。
(ホ) 実施例 以下、この考案の実施例を説明する。第2図は
この考案の一実施例を示す。リミツタ回路16は
変位制御機構3と油圧アクチユエータ1間に設け
られる。この実施例では、リミツタ回路16は第
1図の変位制御機構3の制御アンプ14と接続点
8間に設けられている。したがつて、制御アンプ
14の出力信号ESが一定値に制限される。第3
図はリミツタ回路16の特性を示す。制御アンプ
14の出力信号ESは一定値E1,−E1に制限され、
リミツタ回路16の出力信号ES′は一定値E1,−
E1を越えない。一定値E1,−E1はアクチユエータ
1が荷重制御されるときの荷重制御機構2の制御
アンプ7の出力信号ELよりも小さい。
この装置において、試料を取り付けた後、アク
チユエータ1を駆動したとき、アクチユエータ1
に負荷がかかるまではアクチユエータ1は拘束さ
れず、円滑に変位することができる。このため、
アクチユエータ1は変位制御機構3によつて完全
に変位制御され、その変位設定器13の変位基準
信号に完全に追随する。この結果、変位アンプ1
2の出力信号と変位設定器13の変位基準信号の
差はほとんど生じない。したがつて、変位制御ア
ンプ14の出力信号ESはリミツタ回路16の一
定値E1,−E1を越えず、その範囲内に維持され
る。したがつて、変位検出器11の検出信号に基
づいて支障なく、アクチユエータ1をクローズド
ループ制御することができる。荷重制御機構2の
荷重設定器6は動作せず、荷重制御アンプ7の出
力信号ELはほとんど生じないのは前述した通り
である。
アクチユエータ1に負荷がかかると、アクチユ
エータ1が拘束されるため、アクチユエータ1は
変位設定器13の変位基準信号に追随しない。し
たがつて、変位制御アンプ14の出力信号ESが
増大するが、この出力信号ESはリミツタ回路1
6によつて一定値E1,−E1に制限され、リミツタ
回路16の出力信号ES′は一定値E1,−E1を越え
ない。したがつて、アクチユエータ1に過負荷は
かからない。
アクチユエータ1に負荷がかかると、変位制御
機構3の荷重設定器6が動作し、アクチユエータ
1は荷重検出器4の検出信号に基づいてクローズ
ドループ制御され、荷重制御されるのは前述した
通りである。
この装置は、アンプ14の出力信号ESそのも
のが一定値E1,−E1に制限され、アクチユエータ
1に過負荷のかかるおそれがないため、変位制御
アンプ14の制御感度GSを高くすることが可能
である。したがつて、無負荷状態でアクチユエー
タ1を操作するとき、その操作性を向上させるこ
とができる。
なお、の考案は油圧アクチユエータ1以外の負
荷機構を使用した材料試験機に適用することも可
能である。
(ヘ) 効果 以上説明したように、この考案は、変位制御機
構3と負荷機構1間にリミツタ回路16を設け、
リミツタ回路16によつて変位制御機構3の出力
信号ESを一定値E1,−E1以下に制限したから、試
料に負荷機構1が接触し、負荷機構1が拘束さ
れ、変位制御機構3の出力信号ESが増大して
も、リミツタ回路16によつてその出力信号ES
が一定値E1,−E1以下に制限され、リミツタ回路
16の出力信号ES′は一定値E1,−E1を越えな
い。したがつて、負荷機構1に過負荷がかかるお
それがなく、変位制御機構3の制御感度GSを極
端に低くする必要はない。したがつて、変位制御
機構3の制御感度GSを高くすることができ、無
負荷状態でアクチユエータ1を操作するとき、そ
の操作性を向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の材料試験機の電気回路図、第2
図はこの考案の1実施例を示す電気回路図、第3
図は第2図のリミツタ回路の特性を示すグラフで
ある。 1……アクチユエータ、2……荷重制御機構、
3……変位制御機構、4……荷重検出器、5……
荷重アンプ、7……荷重制御アンプ、11……変
位検出器、12……変位アンプ、14……変位制
御アンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 試料に荷重を与える負荷機構と、前記負荷機構
    の荷重を検出する荷重検出器と、この荷重検出器
    の検出信号に基づいて前記負荷機構をクローズド
    ループ制御する荷重制御機構と、前記負荷機構の
    変位を検出する変位検出器と、この変位検出器の
    検出信号に基づいて前記負荷機構をクローズドル
    ープ制御する変位制御機構とを備え、前記負荷機
    構に負荷がかかるまでは前記変位制御機構によつ
    て前記負荷機構を変位制御し、前記負荷機構に負
    荷がかかつた後前記荷重制御機構によつて前記負
    荷機構を荷重制御するようにした材料試験機にお
    いて、前記変位制御機構と負荷機構間に、前記変
    位制御機構の出力信号を一定値以下に制限するリ
    ミツタ回路を設け、前記負荷機構に過負荷がかか
    らないようにしたことを特徴とする過負荷防止装
    置。
JP4721883U 1983-03-30 1983-03-30 材料試験機の過負荷防止装置 Granted JPS59152439U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4721883U JPS59152439U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 材料試験機の過負荷防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4721883U JPS59152439U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 材料試験機の過負荷防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59152439U JPS59152439U (ja) 1984-10-12
JPS6239312Y2 true JPS6239312Y2 (ja) 1987-10-07

Family

ID=30177768

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4721883U Granted JPS59152439U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 材料試験機の過負荷防止装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS59152439U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5822126Y2 (ja) * 1981-03-05 1983-05-11 株式会社 鷺宮製作所 荷重試験装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59152439U (ja) 1984-10-12

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