JPS6239277A - 2色感熱記録材料 - Google Patents

2色感熱記録材料

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JPS6239277A
JPS6239277A JP60179379A JP17937985A JPS6239277A JP S6239277 A JPS6239277 A JP S6239277A JP 60179379 A JP60179379 A JP 60179379A JP 17937985 A JP17937985 A JP 17937985A JP S6239277 A JPS6239277 A JP S6239277A
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JP
Japan
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layer
temperature
bis
low
color
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Pending
Application number
JP60179379A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Honda
本多 靖弘
Hiroshi Sakamoto
洋 坂本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPS6239277A publication Critical patent/JPS6239277A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/38207Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は2色感熱記録材料に関し、更に詳しくは、通常
無色又はやや淡色のロイコ染料と、熱時このロイコ染料
と反応して発色せしめる顕色剤とを主成分として含有し
てなる感熱発色層を積層してなる2色感熱記録材料に関
する。
〔従来技術〕
感熱記録材料は、加熱によって発色画像を形成しうる感
熱発色層を紙などの支持体上に設けたものであって、そ
の加熱にはサーマルヘッドを備えたサーマルプリンター
などが広く用いられている。
こうした従来の感熱記録材料としては、感熱発色層中に
ラクトン環、ラクタム環、スピロピラン環などを有する
無色又は淡色のロイコ染料(発色主剤)と、加熱時にこ
のロイコ染料と反応して発色させる顕色剤(発色助剤)
とを含有するものが色調が鮮明であり、しかもカブリ現
象が少ないため多く利用されている。
ところで、感熱記録材料は加熱するだけで容易に発色画
像が得られるため図書、文書などの複写に用いられるば
かりでなく、電子計算機、ファクシミリ、テレックスな
どの各種情報並びに計測機の出力記録等の分野で活用さ
れているが、記録の用途によっては特に必要なデーター
や数字をより明確に表示するために、その部分の発色(
表示色)を他の部分の発色の色と変えて記録できること
が望ましいことは当然である。
最近は、加熱温度の差、又は熱エネルギーの差を利用し
て多色の記録を得ようとする試みもされ、それに従がっ
て種々の多色発色感熱記録紙が提案されている。多色発
色感熱記録紙は、一般に支持体上に、異なった発色熱エ
ネルギーで異なった色調に発色する2種の高温及び低温
発色層を重ねて形成したものであって、大別すると以下
の2種類に分けられる。その1つは、高温発色層を発色
させる場合に低温発色層の色調と混色して低温発色層の
発色色調とは異なる色調を得るものであり、他の1つは
、高温発色層を発色させる場合に低温発色層を消色する
消色剤を用いて低温発色層の発色色調の混色のない高温
発色層の発色色調のみを得るものである。これらの具体
例として、前者のものは、特公昭49−69号公報、特
公昭49−4342号、特公昭49−27708号報、
特開昭48−86543号公報、特開昭49−6523
9号公報等に記載され、また後者のものは、特公昭50
−17865号公報、特公昭50−17866号公報、
特公昭51−29024号公報、特公昭51−8754
2号公報、特開昭50−18048号公報、特公昭55
−36519号公報等にそれぞれ開示されている。
しかしながら、前者の多色発色感熱記録紙の場合には、
高温発色の際、低温発色層の色調と混色させる為に具体
的に実現しうる発色色調が赤−黒、青−黒等のように高
温発色色調がいんぺい力のある黒糸に限られるという欠
点がある。一方、後者の多色発色感熱記録紙の場合には
、発色色調の組合せは、自由に選べるが、高温発色の際
、低温発色層を消色する消色剤として高級脂肪族アルコ
ール、ポリエーテル、ポリエチレングリコール誘導体、
含窒素有機化合物としてのアセトアミド、ステアロアミ
ド、フタロニトリル、アミン誘導体としてのグアニジン
誘導体、モルフォリン誘導体等が用いられる。しかし、
このような多色発色の記録材料では、感熱発色層を複数
積層する為、最下層の高温発色層の感度低下が避けられ
ず、高温発色層を発色させる為にはサーマルヘッドに低
温発色の約4倍もの高エネルギーを付加する必要がある
。その結果、スティッキング、ヘッドカス、尾引き等の
発生やサーマルヘッドの低寿命化、またサーマルプリン
ター、レコーダー等の高速駆動の妨げになるなど数々の
問題を生じていた。
〔目  的〕
本発明は黒色系の低温発色層を得ることができると共に
高感度で混色のない鮮明な高温発色画像を得ることがで
きしかもスティッキングやヘッドカスの発生の少ないヘ
ッドマツチング性に優れる2色感熱記録材料を提供する
ことを目的とする。
〔構  成〕
本発明によれば、支持体上に高温発色層、消色層、低温
発色層をその順に積層した2色感熱記録材料において、
該高温発色層より上に積層される総ての層の合計重量を
10g/m以下にしたことを特徴とする2色感熱記録材
料が提供される。
高温発色層の感度は、高温発色層自身の感度(即ち、高
温発色層中の顕色剤、増感剤等により定まる感度)より
も高温発色層の上に積層される他の層(中間層、低温発
色層、オーバーコート層等)の量により強く影響され、
積層される層の合計量が多い程、高温発色層の感度は低
下してしまうことが判明した。そこで、本発明において
は。
高温発色層上に積層される総ての層(例えば、中間層、
消色層、低温発色層、オーバーコート層等)の合計量を
特定値以下におさえることにより、高温発色層の感度の
低下を最小限に保つと共に、ヘッドマツチング性を高め
るものである。即ち、高温発色層よりも上に設けた総て
の層の合計を10 g /rrr以下、好ましくは8g
1rd以下にすることにより高温発色層の感度が高く、
しかもヘッドマツチング性に優れた2色感熱記録材料と
することできる。尚、下限は特に限定されないが、実用
上4g/rrr程度である。
本発明の場合、消色層の上に積層される総ての層(例え
ば、中間層、低温発色層、オーバーコート層等)の合計
量を5g/rrr以下、好ましくは4g/ボ以下にする
ことにより、上記の効果を更に顕著に向上させ、しかも
低温発色層の消色性を高めることができる。尚、下限は
特に限定されないが、実用上2.5g/イ程度である。
本発明において、高温発色層及び低温発色層に含有させ
る顕色剤としては、例えば、N、N’ −ジフェニルチ
オ尿素、N−p−エチルフェニル−N′−フェニルチオ
尿素、N−P−ブチルフェニル−N′−フェニルチオ尿
素、N、N’ −ジー■−クロロフェニルチオ尿素、N
、N’ −ジ−p−クロロフェニルチオ尿素、N、N’
 −ジ−m−トリフルオロメチルフェニルチオ尿素、N
、N’ −ジ−m−メチルフェニルチオ尿素、 4.4
’ −イソプロピリデンジフェノール、4.4′ −イ
ソプロピリデンビス(2−クロロフェノール)、4.4
′ −イソプロピリデンビス(2,6−ジブロモフェノ
ール)、4,4′ −イソプロピリデンビス(2,6−
ジクロロフェノール)、4,4′ −イソプロピリデン
ビス(2−メチルフェノール)、4,4′ −イソプロ
ピリデンビス(2−t、ert−ブチルフェノール)。
4.4’−5ee−ブチリデンジフェノール、4.4’
 −シクロへキシリデンビス(2−メチルフェノール)
、4− tert−ブチルフェノール、4−フェニルフ
ェノール、4−ヒドロキシジフェノキシド、α−ナフト
ール、β−ナフトール、3,5−キシレノール、チモー
ル、メチル−4−ヒドロキシベンゾエート、4−ヒドロ
キシアセトフェノン、ノボラック型フェノール樹脂、2
.2′ −チオビス(4,6−ジクロロフェノール)、
カテコール、レゾルシン、ヒドロキノン、ピロガノール
、フロログルシン、フロログリシンカルボン酸、4−t
ert−オクチルカテコール、2.2′−メチレンビス
(4−・クロロフェノール)、 2.2’ −メチレン
ビス(4−メチル−6−tert、−ブチルフェノール
)、・2,2′−ジヒドロキシジフェニル、P−ヒドロ
キシ安息香酸エチル、p−ヒドロキシ安息香酸プロピル
、p−ヒドロキシ安息香酸ブチル。
P−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、P−ヒドロキシ安息
香酸−p−クロルベンジル、p−ヒドロキシ安息香酸−
〇−クロルベンジル、P−ヒドロキシ安息香酸−p−メ
チルベンジル、P−ヒドロキシ安息香酸−n−オクチル
安息香酸、サリチル酸亜鉛、1−ヒドロキシ−2−ナフ
トエ酸、2−ヒドロキシ−6−ナフトエ酸、2−ヒドロ
キシ−6−ナフトエ酸亜鉛、4−ヒドロキシジフェニル
スルホン、4−ヒドロキシ−4′−クロロジフェニルス
ルホン、ビス(4−ヒビ0キシフエニル)スルフィド等
が用いられる他、下記に示すようなグアニジン系の有機
塩基の顕色剤も使用し得る。
本発明において用いるロイコ染料は単独又は2種以上混
合して適用されるが、このようなロイコ染料としては、
この種の感熱材料に適用されているものが任意に適用さ
れ、例えば、トリフェニルメタン系、フルオラン系、フ
ェノチアジン系、オーラミン系、スピロピラン系、イン
ドリノフタリド系等の染料のロイコ化合物が好ましく用
いられる。このようなロイコ染料の具体例としては、例
えば、以下に示すようなものが挙げられる。
3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−フタリ
ド、 3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−シ
メチルアミノフタリド(別名クリスタルバイオレットラ
クトン)、 3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
エチルアミノフェニル。
3.3−ビス(P−ジメチルアミノフェニル)−6−ク
ロルフタリド、 3.3−ビス(p−ジブチルアミノフェニル)フタリド
、 3−シクロへキシルアミノ−6−クロルフルオラン、 3−ジメチルアミノ−5,7−シメチルフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7,8−ベンズフルオラン、3−ジエチルアミノ−6
−メチル−7−クロルフルオラン、 3−(N−p−トリル−N−二チルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン。
3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
2− (N−(3’ −トリフルオルメチルフェニル)
アミノ)−6−ジニチルアミノフルオラン、2− (3
,6−ビス(ジエチルアミノ)−9−(o−クロルアニ
リノ)キサンチル安息香酸ラクタム)、3−ジエチルア
ミノ−6−メチル−7−(■−トリクロロメチルアニリ
ノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(0−クロルアニリノ)フル
オラン、 3−ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フル
オラン。
3−N−メチル−N−アミルアミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン、 3−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン。
3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、 3−(N、N−ジエチルアミノ)−5−メチル−7−(
N。
N−ジベンジルアミノ)フルオラン、 ベンゾイルロイコメチレンブルー、 6′−クロロ−8′−メトキシ−ベンゾインドリノ−ビ
リロスビラン、 6′−ブロモ−3′−メトキシ−ベンゾインドリノ−ピ
リロスピラン、 3−(2’ −ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −メトキシ−5′−クロルフェニ
ル)フタリド、 3−(2’ −ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −メトキシ−5′−二トロフェニ
ル)フタリド、 3−(2’−ヒドロキシ−45−ジエチルアミノフェニ
ル)−3−(2’ −メトキシ−5′−メチルフェニル
)フタリド、 3−(2’ −メトキシ−4′−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(2’ −ヒドロキシ−4′−クロル−5′
−メチルフェニル)フタリド。
3−モルホリノ−7−(N−プロピル−トリフルオロメ
チルアニリノ)フルオラン。
3−ピロリジノ−7−トリフルオロメチルアニリノフル
オラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロロ−7−(N−ベンジル
−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ピロ
リジノ−7−(ジ−p−クロルフェニル)メチルアミノ
フルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−クロル−7−(α−フェニル
エチルアミノ)フルオラン。
3−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−(α−フェ
ニルエチルアミノ)フルオラン。
3−ジエチルアミノ−7−(o−メトキシカルボニルフ
ェニルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−(α−フェニル
エチルアミノ)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−ピペリジノフルオラン。
2−クロロ−3−(N−メチルトルイジノ)−7−(p
−n−ブチルアニリノ)フルオラン、 3−(N−ベンジル−N−シクロへキシルアミノ)−5
,6−ペンゾー7−α−ナフチルアミノ−4′−ブロモ
フルオラン、 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−メシチジノー4
’、5’−ベンゾフルオラン等。
本発明においては、高温発色層に含有させる特に好まし
いロイコ染料の具体例としては、例えば。
3−ジエチルアミノ−7−クロルフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−クロルフルオラン、3−
シクロへキシルアミノ−6−クロルフルオラン、3−ジ
エチルアミノベンゾ〔α〕フルオラン等が挙げられる。
また、高温発色層には、前記したグアニジン系顕色剤と
組合せて、下記に示すようなアシル化したラクトン又は
サルトン型酸性ロイコ染料も使用できる。
本発明においては、発色色調の組合せは自由に選べるが
、高温発色の際に低温発色層の発色を阻止しなければな
らない。このような消色剤としては要求される材料物性
としては、塩基性を示すこと、水に蔑溶であること、融
点が少くとも80℃であること、空気中又は熱に対し安
定であること、毒性が少ないこと等が挙げられる。この
ような消色剤としては、例えば、次のものが挙げられる
(イ)下記一般式(1)、(n)又は(IV)で表わさ
れるピペラジン誘導体、(ロ)下記一般式(III)で
表わされる二価カルボン酸のジ置換アミド化合物、及び
(ハ)分子中に3個以上のアミド基を有するが又は2個
以上のアミド基と1個以上の第3級アミン基を有する化
合物。一般式(I)ニ 一般式(■): 一般式(■)ニ 一般式(■): 前記一般式(1)、(n)、(m)及び(TV)中、R
1、R2・R3・R4・R5・R6・R7・R8・R9
及びR□。は置換基を有していてもよいアルキル、シク
ロアルキル、アリール又はアルアルキルであり、R5と
R6及びR7とR8の末端は、互いに結合して環状構造
をとってもよい。また、Aは二価の脂肪族基又は芳香族
基を表わし、X、Xl及びx2はカルボニル又はスルホ
ニルであり、Yl及びv2はアルキレンを表わす。前記
R1〜R10で表わされるアルキルとしては、通常、炭
素数1〜18の直鎖又は分枝鎖のものが挙げられ、シク
ロアルキルとしては、シクロヘキシルが挙げられ、アリ
ールとしては、フェニル、トリル、キシリル等が挙げら
れ。
アルアルキルとしては、ベンジル、フェネチル等が挙げ
られる。これらの置換基は、さらに他のぼ換基を有する
ことができ、このような置換基としては、例えば、アル
キル、アリール、ハロゲン等の他、アルコキシ、アリー
ルオキシ、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニ
ル、カルバモイル、アシルアミノ等を挙げることができ
る。また、一般式(1)、(■)及び(1’/)におけ
るピペラジン環にも、アルキル、アリール、ハロゲン、
アルコキシ、アリールオキシ、アシル、アシルオキシ、
アルコキシカルボニル、カルバモイル、アシルアミノ等
の置換基が1個又は2個以上結合されていてもよい。
前記一般式(1)で表わされる化合物の具体例としては
、例えば、以下のようなものが挙げられる。
N−メチル−N′−フェニルアセチルピペラジンN−プ
ロピル−N′−フェニルアセチルピペラジン、 N−プロピル−N′−ベンゾイルピペラジン、N−ブチ
ル−N′−ベンゾイルピペラジン。
N−シクロヘキシル−N′−ベンゾイルピペラジン、 N−へキシル−N′−ベンゾイルピペラジン。
N−ラウリル−N′−ベンゾイルピペラジン、N−ステ
アリル−N′−ベンゾイルピペラジン。
N−フェニル−N′−ベンゾイルピペラジン、N−ベン
ジル−N′−ベンゾイルピペラジン、N−フェニル−N
′−シクロヘキシロイルピペラジン、 N−フェニル−N′−アセチルピペラジン、N−フェニ
ル−N′−ラウロイルピペラジン、N−フェニル−Nl
 −p−メチルベンゾイルピペラジン、 N−フェニル−N′−p−クロロベンゾイルピペラジン
N−ベンゾイルアミノエチル−N′−ベンゾイルピペラ
ジン、 N−ベンゾイルアミノプロピル−N′−ベンゾイルピペ
ラジン、 N−ベンゾイルアミノブチル−N′−ベンゾイルピペラ
ジン、 N−ベンゾイルアミノプロピル−N′−シクロへキシル
ピペラジン、 N−シクロへキシロイルアミノプロピル−N’ −シク
ロヘキシロイルピペラジン、 N−ベンゾイルアミノアミル−N′ベンゾイルピペラジ
ン、 N−(p−クロロベンゾイルアミノアミル)−N′−(
クロロベンゾイル)ピペラジン。
N−フェニル−N′−ベンゼンスルホニルピペラジン、 N−ベンジル−N′−ベンゼンスルホニルピペラジン、 N−メチル−N′−ベンゼンスルホニルピペラジン、 N−プロピル−N′−ベンゼンスルホニルピペラジン、 N−ブチル−N′−ベンゼンスルホニルピペラジン、 N−へキシル−N′−ベンゼンスルホニルピペラジン、 N−シクロへキシル−N′−ベンゼンスルホニルピペラ
ジン、 ピペラジン。
N−ラウリル−N′−ベンゼンスルホニルピペラジン、 N−ステアリル−N′−ベンゼンスルホニルピペラジン
、 N−フェニル−N′−ブチルスルホニルピペラジン、 N−フェニル−N′−ラウリルスルホニルピペラジン、 N−フェニル−N′−ステアリルスルホニルピペラジン
、 N−フェニル−N′−シクロヘキシルスルホニルピペラ
ジン。
N−フェニル−N′−ベンジルスルホニルピペラジン、 N−フェニル−N’ −(p−メチルベンゼンスルホニ
ル)ピペラジン、 N−ブチル−N’ −(p−メチルベンゼンスルホニル
)ピペラジン、 N−ベンゾイルアミノプロピル−N′−ベンゼンスルホ
ニルピペラジン、 N−ベンゾイルアミノプロピル−N/  、−メチルベ
ンゼンスルホニルピペラジン、 N−ベンゾイルアミノエチル−N′−ベンゼンスルホニ
ルピペラジン。
〜−ベンゾイルアミノブチルーN′−ベンゼンスルホニ
ルピペラジン、 N−ベンゾイルアミノプロピル−N′−ブタンスルホニ
ルピペラジン、 N−ナフトイルアミノプロピル−N′−ベンゼンスルホ
ニルピペラジン、 N−ベンゼンスルホニルアミノプロピル−N’ −ベン
ゼンスルホニルピペラジン。
N−ブチロイルアミノプロピル−N′−ベンゾイルピペ
ラジン、 N−へキシロイルアミノプロピル−N′−ベンゾイルピ
ペラジン。
N−ラウロイルアミノプロピル−N′−ベンゾイルピペ
ラジン、 N−ステアロイルアミノプロピル−N′−ベンゾイルピ
ペラジン、 N−ステアロイルアミノプロピル−N′−ベンゼンスル
ホニルピペラジン等。
前記一般式(II)で表わされる化合物の具体例として
は、例えば、以下のようなものが挙げられる。
N、N’ −ビス(ベンゼンスルホニル)ピペラジン、
N、N’ −ビス(P−メチルベンゼンスルホニル)ピ
ペラジン、 N、N’−ビス(p−イソプロピルベンゼンスルホニル
)ピペラジン。
N、N’ −ビス(P−クロロベンゼンスルホニル)ピ
ペラジン。
N、N’ −ビス(0−クロロベンゼンスルホニル)ピ
ペラジン、 N、N’ −ビス(Ill−クロロベンゼンスルホニル
)ピペラジン、 N、N’ −ビス(p−ブロモベンゼンスルホニル)ピ
ペラジン、 N、N’ −ビス(ブチルスルホニル)ピペラジン、N
、N’ −ビス(オクチルスルホニル)ピペラジン。
N、N’ −ビス(ラウリルスルホニル)ピペラジン。
N、N’ −ビス(ステアリルスルホニル)ピペラジン
、 N、N’−ビス(シクロへキシルスルホニル)ピペラジ
ン、 N、N’ −ビス(p−ラウリルベンゼンスルホニル)
ピペラジン、 N、N’−ビス(シクロへキシルスルホニル)ピペラジ
ン、 N−ブチルスルホニル−N′−ベンゼンスルホニルピペ
ラジン。
N−オクチルスルホニル−N′−ベンゼンスルホニルピ
ペラジン。
N−(o−クロロベンゼンスルホニル)−N’−ベンゼ
ンスルホニルピペラジン。
N−ラウロイル−N′−ベンゼンスルホニルピペラジン
、 N−ラウロイル−N’ −(p−メチルベンゼンスルホ
ニル)ピペラジン。
N−ベンゾイル−N′−ベンゼンスルホニルピペラジン
、 N−(o−クロロベンゾイル)−N′−ベンゼンスルホ
ニルピペラジン、 N−(o−メチルベンゾイル)−N′−ベンゼンスルホ
ニルピペラジン、 N、N’ −ビス(ブチロイル)ピペラジン、N、N’
 −ビス(ヘキシロイル)ピペラジン、N、N’ −ビ
ス(n−オフチロイル)ピペラジン、N、N’ −ビス
(ターシャリ−オフチロイル)ピペラジン、 N、N’ −ビス(ラウリロイル)ピペラジン、N、N
’ −ビス(ステアロイル)ピペラジン、N、N’−ビ
ス(ピバロイル)ピペラジン、N、N’ −ビス(シク
ロヘキシロイル)ピペラジン、N、N’−ビス(p−メ
チルシクロヘキシロイル)ピペラジン、 N、N’−ビス(p−メチルフェニルアセチル)ピペラ
ジン、 N、N’ −ビス(フェニルアセチル)ピペラジン。
N、N’ −ビス(フェニルプロピオニル)ピペラジン
、 N、N’ −ビス(ベンゾイル)ピペランジン、N、N
’ −ビス(フェノキシアセチル)ピペラジン、N、N
’ −ビス(p−クロロベンゾイル)ピペラジン、N、
N’ −ビス(2−フェノキシプロピオニル)ピペラジ
ン、 N、N’ −ビス(=−クロロベンゾイル)ピペラジン
、N、N’ −ビス(0−クロロベンゾイル)ピペラジ
ン、N、N’−ビス(p−メチルベンゾイル)ピペラジ
ン、N、N’−ビス(、−メチルベンゾイル)ピペラジ
ン。
N、N’−ビス(0−メチルベンゾイル)ピペラジン。
N、N’−ビス(0−アセチロキシベンゾイル)ピペラ
ジン、 N、N’−ビス(0−ブチリロキシベンゾイル)ピペラ
ジン、 N、N’ −ビス(P−フェニルベンゾイル)ピペラジ
ン、 N、N’−ビス(p−メトキシカルボニルベンゾイル)
ピペラジン、 N、N′−ビス(p−イソプロポキシカルボニルベンゾ
イル)ピペラジン、 N、N’ −ビス(P−オクタデシルカルバモイルベン
ゾイル)ピペラジン等。
前記一般式(m)式中、R5、R,、R7及びR♂は置
換又は未置換のアルキル、シクロアルキル、アリール又
はアラルキルを表すし、R5とR6又はR7とR8は、
その末端がそれぞれ結合して環を形成することもできる
。前記アルキルとしては、通常、炭素数4〜18の直鎖
又は分枝鎖のものが挙げられ、シクロアルキルとしては
、シクロヘキシルが挙げられ、アリールとしては、フェ
ニル、トリル、キシリル等が挙げられ、アルアルキルと
しては、ベンジル、フェネチル等が挙げられる。これら
の置換基は、さらに他の置換基を有することができ、こ
のような置換基としては、例えば、アルキル、アリール
、アルコキシ、アシル、ハロゲン等の他、ベンゾイルア
ミノ、アセチルアミノ等のアシルアミノ、アルコキシカ
ルボニル、カルバモイル、アリールオキシ、アルアルキ
ルオキシ等を挙げることができる。Aは脂肪族基又は芳
香族基であり、脂肪族基の場合、通常、置換又は未置換
の炭素数1〜8のアルキレンであり、芳香族基の場合、
置換又は未置換のフェニレン、トリレン、キシリレン等
のアリーレン等であり、この場合、置換基としては、前
記したハロゲン、アシルアミノ、アルコキシカルボニル
、カルバモイル、アリールオキシ、アルアルキルオキシ
等が挙げられる。
前記脂肪族及び芳香族二価カルボン酸のジ置換アミド化
合物の具体例としては、例えば、以下のものを示すこと
ができる。
N、N、N’ 、N’ −テトラブチルコハク酸ジアミ
ド、N、N、N’ 、N’ −テトラオクチルコハク酸
ジアミド、N、N、N’ 、N’−テトララウリルコハ
ク酸ジアミド、N、N、N’ 、N’ −テトラステア
リルコハク酸ジアミド、 N、N、N’ 、N’ −テトラフェニルアジピン酸ジ
アミドー N、N、N’ 、N’ −テトラ−P−ブチルフェニル
アジピン酸ジアミド、 N、N、N’ 、N’ −テトラブチルアジピン酸ジア
ミド。
N、N、N’ 、N’ −テトラオクチルアジピン酸ジ
アミド、 N、N、N’ 、N’ −テトララウリルアジピン酸ジ
アミド、 N、N、N’ 、N’−テトラステアリルアジピン酸ジ
アミド、 N、N’ −ジシクロへキシル−N、N’ −ジメチル
コハク酸ジアミド。
N、N’−ジシクロへキシル−N、N’−ジメチルグル
タル酸ジアミド。
N、N’ −ジシクロへキシル−N、N’ −ジメチル
アジピン酸ジアミド、 N、N、N’ 、N’ −テトラシクロへキシルアジピ
ン酸ジアミド、 N、N’ −ジメチル−N、N’ −ジシクロへキシル
スペリン酸ジアミド、 N、N’ −ジメチル−N、N’ −ジシクロへキシル
セバシン酸ジアミド、 N、N’−ジメチル−N、N’−ジシクロヘキシルマロ
ン酸ジアミド。
N、N、N’ 、N’ −テトラベンジルアジピン酸ジ
アミド、 アジポイルジピペリジン、 アジボイルジピペコリン、 アジポイル−ジ−ε−カプロラクタム、アジポイルジ−
ピロリドン、 アジボイルジピペリドン、 セバコイルジ−ε−カプロラクタム、 セバコイルジ−ピペリドン。
アジポイル−ジー3−クロロ−ε−カプロラクタム。
サクシニル−ジー3−クロロ−ε−カプロラクタム等。
 ・ N、N’ −テレフタロイルビスピペリジン、N、N’
 −イソフタロイルビスピペリジン、N、N’ −フタ
ロイルビスピペリジン、N、N’−テレフタロイルビス
モルホリン、N、N’ −イソフタロイルビスモルホリ
ン。
N、N’ −フタロイルビスモルホリン、N、N’ −
テレフタロイルビス−4−メチルピペラジン、 N、N’ −イソフタロイルビス−4−メチルピペラジ
ン。
N、N’ −フタロイルビス−4−メチルピペラジン、
N、N’−テレフタロイルビス−4−フェニルピペラジ
ン、 N、N’ −イソフタロイルビス−4−フェニルピペラ
ジン。
N、N’ −フタロイルビス−4−フェニルピペラジン
、 N、N’ −テレフタロイルビス−4−プロピルピペラ
ジン、 N、N’ −イソフタロイルビス−4−プロピルピペラ
ジン、 N、N’ −フタロイル−4−プロピルピペラジン。
N、N’−テレフタロイルビスカプロラクタム。
N、N’ −イソフタロイルビスカプロラクタム、N、
N’−フタロイルビスカプロラクタム。
N、N’ −デシフタロイルビス−3−グロσカプロラ
クタム。
N、N’ −イソフタロイルビス−3−クロロカプロラ
クタム、 N、N’ −フタロイルビス−3−グロロカプルラクタ
ム。
N、N’ −テレフタロルビスバレロラクタム、N、N
’−イソフタロイルビスバレルラクタム。
N、N’ −フタロイルビスカプロラクタム、N、N’
 −テレフタロイルビスピロリジン、N、N’ −イソ
フタロイルビスピロリジン。
N、N’ −フタロイルビスピロリジン、N、N’ −
テレフタロイルビス−ジエチルアミン、N、N’−イソ
フタロイルビス−ジエチルアミン、N、N’ −フタロ
イルビス−ジエチルアミン、N、N’ −テレフタロイ
ルビス−ジプロピルアミン、 N、N’ −イソフタロイルビス−ジプロピルアミン、 N、N’−テレフタロイルビス−ジブチルアミン、N、
N’−イソフタロイルビス−ジブチルアミン、N、N’
 −テレフタロイルビス−シクロへキシル−メチルアミ
ン、 N、N’ −イソフタロイルビスシクロへキシル−メチ
ルアミン、 N、N’ −テレフタロイルビス−ジシクロへキシル−
アミン N、N’ −イソフタロイルビス−ジシクロへキシル−
アミン、 N、N’ −テレフタロイルビス−ジベンジルアミン。
N、N’−イソフタロイルビス−ジベンジルアミン。
N、N’ −テレフタロイルビス−ジオクチルアミン。
N、N’ −イソフタロイルビス−ジオクチルアミン。
N、N’ −テレフタロイルビス−ジェトキシプロビル
アミン。
N、N’ −テレフタロイルビス−4−クロロブチルア
ミン、 N;N’ −テレフタロイルビス−ジベンゾイルアミノ
エチルアミン、 N、N’ −イソフタロイルビス−ジベンゾイルアミノ
エチルアミン、 N、N’ −テレフタロイルビス−ベンゾイルアミノプ
ロピルアミン。
N、N’ −イソフタロイルビス−ベンゾイルアミノプ
ロビルアミン、 N、N’ −テレフタロイルビス−ジアセチルアミノエ
チルアミン。
N、N’ −イソフタロイルビス−ジアセチルアミノエ
チルアミン。
N、N’ −テレフタロイルビス(4−メチルピペリジ
ン)。
N、N’ −テレフタロイルビス(3−メチルピペリジ
ン)。
N、N’ −テレフタロイルビス(3,5−ジメチルピ
ペリジン)、 N、N’ −テレフタロイルビス(2−メチルピペリジ
ン)、 N、N’ −テレフタロイルビス(2,6−ジメチルピ
ペリジン)、 N、N’−イソフタロイルビス(4−メチルピペリジン
)、 N、N’−フタロイルビス(4−メチルピペリジン)、
N、N’ −イソフタロイルビス(3−メチルピペリジ
ン)、 N、N’−フタロイルビス(3−メチルピペリジン)、
N、N’ −イソフタロイルビス(3,5−ジメチルピ
ペリジン)、 N、N’ −フタロイルビス(3,5−ジメチルピペリ
ジン)、 N、N’ −イソフタロイルビス(2−メチルピペリジ
ン)、 N、N’ −フタロイルビス(2−メチルピペリジン)
、N、N’−イソフタロイルビス(2,6−ジメチルピ
ペリジン)、 N、N’−フタロイルビス(2,6−ジメチルピペリジ
ン)。
N、N’ −テレフタロイルビス(4−ベンジルピペリ
ジン)。
N、N’ −イソフタロイルビス(4−ベンジルピペリ
ジン)。
N、N’ −フタロイルビス(4−ベンジルピペリジン
)。
N、N’ −テレフタロイルビス(4−メトキシカルボ
ニルピペリジン)。
N、N’ −イソフタロイルビス(4−メトキシカルボ
ニルピペリジン)、 N、N’ −テレフタロイルビス(2−メトキシカルボ
ニルピペリジン)、 N、N’−イソフタロイルビス(2−メトキシカルボニ
ルピペリジン)、 N、N’ −フタロイルビス(2−メトキシカルボニル
ピペリジン)。
N、N’ −テレフタロイルビス(4−エチルピペリジ
ン)、 N、N’ −テレフタロイルビス(4−プロビルピペリ
ジン)、 N、N’−テレフタロイルビス(4−ブチルピペリジン
)。
N、N’ −イソフタロイルビス(4−エチルピペリジ
ン)、 N、N’ −イソフタロイルビス(4−ノルマルプロピ
ルピペリジン)。
N、N’ −イソフタロイルビス(4−ブチルピペリジ
ン)、 N、N’ −イソフタロイルビス(4−ブチルピペリジ
ン)、 N、N’ −フタロイルビス(4−エチルピペリジン)
、N、N’ −フタロイルビス(4−プロピルピペリジ
ン)、 N、N’ −フタロイルビス(4−ブチルピペリジン)
N、N’ −テレフタロイルビス(3−ヒドロキシメチ
ルピペリジン)、 N、N’ −イソフタロイルビス(3−ヒドロキシメチ
ルピペリジン)、 N、N’ −フタロイルビス(3−ヒドロキシメチルピ
ペリジン)。
N、N’ −テレフタロイルビス(5−エチル−2−メ
チルピペリジン)、 N、N’ −イソフタロイルビス(5−エチル−2−メ
チルピペリジン)、 N、N’ −フタロイルビス(5−エチル−2−メチル
ピペリジン)、 N、N’ −テレフタロイルビス(N−エチル−N’ 
−シクロヘキシルアミン)、 N、N’ −イソフタロイルビス(N−エチル−N’ 
−シクロヘキシルアミン)、 N、N’ −フタロイルビス(N−エチル−N′−シク
ロヘキシルアミン)。
N、N’ −テレフタロイルビス(N−プロピル−N′
−シクロヘキシルアミン)。
N、N’ −イソフタロイルビス(N−プロピル−N′
−シクロヘキシルアミン)、 N、N’ −フタロイルビス(N−プロピル−N′−シ
クロヘキシルアミン) N、N’ −テレフタロイルビス(N−ブチル−N’ 
−シクロヘキシルアミン)、 N、N’ −イソフタロイルビス(N−ブチル−N’ 
−シクロヘキシルアミン)、 N、N’−フタロイルビス(N−ブチル−N′−シクロ
ヘキシルアミン)、 N、N’ −テレフタロイルビス(4−エチロキシメチ
ルピペリジン)。
N、N’ −イソフタロイルビス(4−エチロキシメチ
ルピペリジン)、 N、N’ −テレフタロイルビス(4−エチロキシエチ
ルピペリジン)、 N、N’ −イソフタロイルビス(4−エチロキシエチ
ルピペリジン)、 N、N’ −テレフタロイルビス(2−メトキシエチル
ピペリジン)、 N、N’ −イソフタロイルビス(2−メトキシエチル
ピペリジン)。
N、N’ −テレフタロイルビス(4−メトキシエチル
ピペリジン)、 N、N’ −(イソフタロイルビス(4−メトキシエチ
ルピペリジン)、 N、N’ −テレフタロイルビス(4−フェニルピペリ
ジン)。
N、N’ −イソフタロイルビス(4−フェニルピペリ
ジン)。
N、N’ −フタロイルビス(4−フェニルピペリジン
)。
N、N’ −テレフタロイルビス(4−フェニルプロピ
ルピペリジン)、 N、N’ −イソフタロイルビス(4−フェニルプロピ
ルピペリジン)、 N、N’ −ブタロイルビス(4−フェニルプロピルピ
ペリジン)等。
前記一般式(IV)中、R9及びRIOは置換基を有し
ていてもよいアルキル、シクロアルキル、アリール又は
アルアルキルを表わす。前記アルキルとしては1通常、
炭素数1〜18の直鎖又は分枝鎖のものが挙げられ、シ
クロアルキルとしては、シクロヘキシルが挙げられ、ア
リールとしては、フエニル、トリル、キシリル等が挙げ
られ、アルアルキルとしては、ベンジル、フェネチル等
が挙げられる。これらの置換基はさらに他の置換基を有
することができ、このような置換基としては、アルキル
、アリール、ハロゲンの他、アルコキシ、アリールオキ
シ、アルアルキルオキシ、アシル、アシルオキシ、アル
コキシカルボニル、カルバモイル、アシルアミノ等の置
換基が挙げられる。Yl及びYlは、直鎖又は分枝鎖の
炭素数1〜18のアルキレン基である。
前記一般式(IV)で表わされる化合物の具体例として
は1例えば、以下のようなものが挙げられる。
N、N’ −ビス(ベンゾイルアミノエチル)ピペラジ
ン、 N、N’ −ビス(ベンゾイルアミノプロピル)ピペラ
ジン、 N、N’ −ビス(ベンゾイルアミノブチル)ピペラジ
ン、 N、N’ −ビス(シクロへキシルアミノプロピル)ピ
ペラジン、 N、N’ −ビス(ヘキシロイルアミノプロピル)ピペ
ラジン。
N−ベンゾイルアミノプロピル−N′−シクロへキシル
アミノエチルピペラジン、 N−ベンゾイルアミノプロピル−N′−ベンゾイルアミ
ノブチルピペラジン、 N−(P−クロロベンゾイルアミノアミル)−N′−ベ
ンゾイルアミノプロピルピベラジン、N−シクロヘキシ
ロイルアミノプロビル−N’ −シクロへキシロイルア
ミノブチルピペラジン、N−ナフトイルアミノプロピル
−N′−ベンゾイルアミノプロピルピペラジン、 N−ブチロイルアミノプロピル−N′−ベンゾイルアミ
ノプロピルピペラジン、 N−ラウロイルアミノプロピル−N′−ベンゾイルアミ
ノ、プロピルピペラジン、 N−ステアロイルアミノプロピル−N′−ベンゾイルア
ミノプロピルピペラジン。
N−ブチロイルアミノプロピル−N′−シクロへキシロ
イルアミノブチルピペラジン、 N−ナフトイルアミノプロピル−N′−ラウロイルアミ
ノプロピルピペラジン、 N−ナフトイルアミノプロピル−N′−ステアロイルア
ミノプロピルピペラジン等。
また、前記分子中に3個以上のアミノ基を有するか又は
2個以上のアミド基と1個以上の第3級アミノ基を有す
る化合物の具体例としては、例えば、以下のものか挙げ
られる。
N、N’ 、N’ −トリベンゾイル−ジエチレントリ
アミン。
N、N’ 、N’ −トリベンゾイル−ジプロピレント
リアミン、 N、N’ 、N’ 、N〜−テトラベンゾイル−トリエ
チレンテトラミン、 1.7−ジベンゾイル−4−メチル−ジエチレントリア
ミン、 1.9−ジベンゾイル−5−メチル−ジプロピレントリ
アミン、 1.7−ジーα−ナフトイル−4−メチル−ジエチルト
リアミン、 1.7−ジーα−ナフトイル−4−シクロヘキシル−ジ
エチレントリア・ミン、 N、N’ 、N“−トリピバロイル−ジエチレントリア
ミン、 N、N’ 、N’ 、N”−テトラアセチル−トリエチ
レンテトラミン、 N、N’ 、N’ 、N−一テトラシクロへキシロイル
−トリエチレンテトラミン、 エチレンジアミン4酢酸テトラアニリド、エチレンジア
ミン4酢酸テトラシクロへキシルアミド、 エチレンジアミン4酢酸テトラ−2−エチルへキシルア
ミド。
エチレンジアミン4酢酸テトララウリルアミド、エチレ
ンジアミン4酢酸テトラステアリルアミド、 エチレンジアミン4酢酸テトラピペリジド。
エチレンジアミン4酢酸テトラ−E−カブロラクタミド
等。
この他、ポリエーテル、ポリエチレングリコール誘導体
、固体アルコール、グアニジン誘導体、モルフォリン誘
導体、チウラド系化合物等を挙げることができる。
本発明で用いる前記消色剤は、単独又は2種以上の混合
物の形で用いられ、これらのものは通常白色で、空気中
で安定な固体であり、本発明の場合、80℃以上、好ま
しくは120〜250℃の範囲の融点を持つものが好ま
しく使用される。
本発明においては、前記ロイコ染料、顕色剤及び消色剤
を支持体上に結合支持させるために、慣用の種々の結合
剤を適宜用いることができ、例えば、ポリビニルアルコ
ール、デンプン及びその誘導体、メトキシセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ース、メチルセルロース、エチルセルロース等のセルロ
ース誘導体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリ
ドン、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル共重合体
、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル/メタクリル
酸3元共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体ア
ルカリ塩、イソブチレン/無水マレイン酸共重合体アル
カリ塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラ
チン、カゼイン等の水溶性高分子の他、ポリ酢酸ビニル
、ポリウレタン、スチレン/ブタジェン共重合体、ポリ
アクリル酸、ポリアクリル酸エステル、塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合体、ポリブチルメタクリレート、エチレ
ン/酢酸ビニル共重合体、スチレン/ブタジェン/アク
リル系共重合体等のラテックスを用いることができる。
また、本発明においては、前記ロイコ染料及び顕色剤と
共に、必要に応じ、更に、この種の感熱記録材料に慣用
される補助添加成分1例えば、填料、界面活性剤、熱可
融性物質(又は滑剤)等を併用することができる。この
場合、填料としては、例えば、炭酸カルシウム、シリカ
、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウム、水酸化
亜鉛、硫酸バリウム、クレー、タルク、表面処理された
カルシウムやシリカ等の無機系微粉末の他、尿素−ポリ
マリン樹脂、スチレン/メタクリル酸共重合体、ポリス
チレン樹脂等の有機系の微粉末を挙げることができ、熱
可融性物質としては5例えば、高級脂肪酸又はそのエス
テル、アミドもしくは金属塩の他、各種ワックス類、芳
香族カルボン酸とアミンとの給金物、安息香酸フェニル
エステル、高級直鎖グリコール、3,4−エポキシ−へ
キサヒドロフタル酸ジアルキル、高級ケトン、その他の
熱可融性有機化合物等の50〜200℃程度の融点を持
つものが挙げられる。
本発明においては、支持体(紙、合成紙、フィルム等)
上に高温発色層、消色剤層及び低温発色層を設けたもの
においては、その低温発色層と消色剤層との間に、造膜
性高分子結合剤を主成分とする中間層を設ける。この場
合、中間層に対しては、熱可融性物質やフィラー等を添
加してもよい。
また、低温発色層と高温発色層との間に消色剤層を設け
たものにおいて、高温発色層が消色剤の影響を受ける場
合には、前記と同様に、造膜性高分子結合剤を主成分と
する中間層を高温発色層と消色剤層との間に設けること
ができる。又、低温発色層の上には耐油性を向上させる
目的で水溶性高分子を主成分とするオーバーコート層を
設けることできる。オーバーコート層中には、サーマル
ヘッドとのマツチング性を向上させるためにワックス状
物質、熱硬化性有機フィラー等を添加することできる。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。なお
、以下において示される部及び%はいずれも重量基準で
ある。
実施例1 下記成分をそれぞれサンドミルを用いて平均粒径が2〜
3μ■になるよう粉砕分散し、分散液A〜Dを調製した
〔分散液−A〕
3−(N−エチル−N−アミルアミノ)−6−メチル−
7−アニリツフルオラン(黒色)     20部lO
%ヒドロキシエチルセルロース水溶液 201F水  
                       60
n〔分散液−B〕 3.3−ジクロロフェニルチオ尿素     1o部炭
酸カルシウム            1o/!ポリビ
ニルアルコール(10%水溶液)20部水      
                  60I!〔分散
液−C〕 3−ジエチルアミノ−7−クロルフルオラン(赤色)2
0部 10%ヒドロキシエチルセルロース水溶液 20〃水 
                        6
0〃〔分散液−〇〕 ビスフェノールA             10部炭
酸カルシウム            10I!0%ヒ
ドロキシエチルセルロース    15〃水     
                    65〃以上
の様にして調製した分散液A10部9分散液870部、
水20部をそれぞれとり、混合攪拌して低温用感熱発色
形成液を得た。一方1分散液CIO部、分散液070部
、水20部をそれぞれとり、混合攪拌し、高温発色用感
熱発色層形成液を得た。
更に消色剤層を形成するための消色剤層形成液を下記比
率で作成した。
〔消色剤層形成液〕
4.4−ジチオジモルフオリン       20部1
0%ポリビニルアルコール水溶液    201!水 
                        6
0〃又、下記成分をサンドミルを用いて平均粒径が2〜
3μ鷹になるよう粉砕分散し、オーバーコート形成液を
調製した。
(オーバーコート層形成液〕 カルボキシル基変性 ポリビニルアルコール10%水溶液  30部熱硬化性
有機フィラー        1.2〃酎水化剤   
            10〃水         
                8.8〃次に、坪量
約52g/n−rの市販上質紙の上に、前記高温発色層
形成液を乾燥時付着量が6.0g/mとなるように塗布
乾燥して高温発色層を形成し、その上に前記消色層形成
液を乾燥時付着量が3.0g/rr?となる様塗布乾燥
し消色層を形成した。又、その上にスチレン/ブタジェ
ン共重合体(固形分47.5%)水溶液を乾燥時付着量
がり、Og/rr?となる様塗布乾燥し中間層を形成し
、その上に前記低温発色層形成液を、乾燥時付着量が3
.OgIrdとなる様塗布乾燥し低温発色層を形成した
。更にその上に前記オーバーコート層形成液を乾燥時付
着量が1.ogirrrとなる様塗布乾燥してオーバー
コート層を形成した。
斯くして、高温発色層上に積層された層の合計重量は8
.0g1rdである。次いで、平滑度10(10〜20
00secになるようキャレンダー処理を施し、本発明
の2色感熱記録材料を得た。
実施例2 前記実施例1において、消色剤として用いた4、4一ジ
チオジモルフォリンに代えて、テトラエチルチウラムジ
サルファイドを用いて消色層の乾燥時付着量が2.5g
/rriになるようにした以外は実施例1と同様にして
本発明の2色感熱記録材料を得た。
実施例3 〔分散液E〕 アシル化酸性ロイコ染料(前記Nα6の化合物)20部 10%ヒドロキシエチルセルロース水溶液 201!水
                        6
0〃〔分散液F〕 グアニジン誘導体(前記Nα5の化合物)   20部
10%ヒドロキシエチルセルロース水溶液 20//水
                         
60//実施例1と同様にして上記組成の分散液E及び
Fを調製した。実施例1において、高温発色層形成液と
して分散液[E10部及び分散液F2O部を混合攪拌し
たものを用い、且つ低温発色層形成液の塗布量を乾燥時
付着量で2.5g/rrrどなるようにした以外は、実
施例1と同様にして本発明の2色感熱記録材料を得た。
比較例1 実施例1の消色層及び低温発色層液を乾燥時付着量がそ
れぞれ5g/rriになるようにした以外は、実施例1
と同様にして比較用の2色感熱記録材料を得た。
比較例2 比較例1のオーバーコート液を乾燥時付着量が3.5g
/rrrになるようにした以外は比較例1と同様にして
比較用の2色感熱記録材料を得た。
以上の様にして得た実施例及び比較例の2色感熱記録材
料についてG−I11ファクシミリテスト機にて動的発
色性及びマツチング性についてテストした結果を下記表
−1に示す。
なお、テスト機は、検事電子部品(株)の8ドツト/l
l1mのサーマルヘッドを有し、発熱体抵抗は約400
Ω/ドツトであり1発色性テストは、主走査記録速度2
0m5ec/ 1ine、副走査3.852 /m+i
、プラテン抑圧3.0kg/cJ、ヘッド入力0.67
ドツトの条件で行なった。
また濃度測定はマクベス濃度計(RD−514、フィル
ターリ−106黒発色、1it−513赤発色)を使用
した。
尚、表中の0、Δ及び×は、それぞれ、「良い」、「や
や悪い」及び「悪い」を意味する。
〔効  果〕
表−1かられかるように本発明の2色感熱記録材料は、
低温発色で黒が得られると共に高感度で混色のない鮮明
な高温発色画像が得られ、且つスティッキングやヘッド
カスの発色の少ないものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に高温発色層、消色層、低温発色層をそ
    の順に積層した2色感熱記録材料において、該高温発色
    層より上に積層される総ての層の合計重量を10g/m
    ^2以下にしたことを特徴とする2色感熱記録材料。
  2. (2)該消色層より上に積層される総ての層の合計重量
    は5g/m^2以下である特許請求の範囲第1項の2色
    感熱記録材料。
  3. (3)該高温発色層と消色層の間及び/又は消色層と低
    温発色層の間に造膜性高分子結合剤を主成分とする中間
    層が設けられている特許請求の範囲第1項又は第2項の
    2色感熱記録材料。
  4. (4)該低温発色層の上に造膜性高分子結合剤を主成分
    とするオーバーコート層が設けられている特許請求の範
    囲第1項乃至第3項のいずれかの2色感熱記録材料。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0699662A1 (en) * 1994-08-31 1996-03-06 Nippon Paper Industries Co., Ltd. Novel urea (thiourea) derivative and thermal recording sheet using same
US6015589A (en) * 1993-05-03 2000-01-18 The Standard Register Company Method of desensitizing a thermally imagable surface

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