JPS6238918B2 - - Google Patents

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JPS6238918B2
JPS6238918B2 JP53040175A JP4017578A JPS6238918B2 JP S6238918 B2 JPS6238918 B2 JP S6238918B2 JP 53040175 A JP53040175 A JP 53040175A JP 4017578 A JP4017578 A JP 4017578A JP S6238918 B2 JPS6238918 B2 JP S6238918B2
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
frequency
emphasis
color
color television
Prior art date
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Expired
Application number
JP53040175A
Other languages
English (en)
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JPS54133026A (en
Inventor
Takashi Fujio
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
Application filed by Japan Broadcasting Corp filed Critical Japan Broadcasting Corp
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Publication of JPS54133026A publication Critical patent/JPS54133026A/ja
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高品位テレビジヨン信号などの複合
カラーテレビジヨン信号を周波数変調により伝送
する場合や、光通信系のベースバンド伝送を行な
う場合に、それらのベースバンド信号に施すエン
フアシス方式に関するものである。
従来、標準方式テレビジヨン信号の周波数変調
による伝送を行なうには、モノクロームテレビジ
ヨン信号用のエンフアシス方式をそのまま使用し
ていたが、このエンフアシス方式は、本来、複合
カラーテレビジヨン信号の伝送を考慮して設定さ
れたものではなく、そのエンフアシスの規格は、
カラーテレビジヨン方式との関係を明確にして設
定したものではなかつた。したがつて、将来の高
品位テレビジヨン信号、すなわち、例えば「テレ
ビジヨン」誌、第30巻第12号(昭和51年12月号)
第954頁表4に記載のように、信号帯域25MHz、
色副搬送波周波数20MHz、広狭両色信号帯域と
もち5MHzとした高品位の複合カラーテレビジヨ
ン信号の伝送にまで拡散して適用することは困難
である、という欠点を有している。
本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去
し、テレビジヨン信号、特に、高品位の複合カラ
ーテレビジヨン信号の周波数変調による伝送に適
したエンフアシス方式を提供することにある。
すなわち、本発明エンフアシス方式は、搬送色
信号を多重した複合カラーテレビジヨン信号をエ
ンフアシスするにあたり、エンフアシス特性のク
ロスオーバー周波数を色信号のベースバンド帯域
の上限周波数にほぼ等しく選んだことを特徴とす
るものである。
以下に図面を参照して実施例につき本発明を詳
細に説明する。
まず、複合カラーテレビジヨン信号の周波数変
調による伝送に適したエンフアシス回路に必要な
エンフアシス特性を第1図aに示し、かかる特性
を有するエンフアシス回路を最も単純化した原理
的構成を第1図bに示す。第1図bに示した回路
構成におけるブロツク2のH(ω)は、遮断周波
数を第1図a示した利得周波数特性曲線における
クロスオーバー周波数pに設定した直線的位相
周波数特性を有する理想的な低域通過波器であ
ると考えることができる。また、第1図bに示し
た回路構成におけるブロツク1は、低域通過波
器2の位相周波数特性βを角周波数ωにより除し
た値の遅延時間を有する遅延回路であり、減衰器
3は、これを通過する信号の振幅を(1−1/m)倍 にする減衰器であり、減算器4の減算出力から
は、低周波成分が1/mの利得を有し、前述した遮
断周波数pを超える高周波成分が1.0の利得を有
する信号を得、その減算出力信号の振幅を減衰器
5によりm倍にして、第1図aに示した利得周波
数特性を有するエンフアシスを施した信号を取出
す。
かかる構成を有する第1図b示のエンフアシス
回路に単一関数よりなるステツプ波形の輝度信号
を供給した場合における低域通過波器2の応答
特性を第2図に示し、減算器4の減算出力として
得られるエンフアシス出力輝度信号の信号波形を
第3図に示す。複合カラーテレビジヨン信号を第
1図b示のエンフアシス回路に供給した場合に
は、そのエンフアシス出力複合信号波形は、第3
図示のエンフアシス出力輝度信号波形の上に搬送
色信号波形が重畳した形態となり、この場合に
は、低域通過波器2の遮断周波数pをあまり
高く設定すると、周波数変調伝送系における輝度
信号成分の信号対ノイズ比、すなわち、荷重した
信号対ノイズ比が劣化し、また、その遮断周波数
pをあまり低く設定すると、カラーテレビジヨ
ン画像において色が変化する部分に多重している
搬送色信号の立上りによるエンフアシス出力複合
信号波形のオーバーシユートが大きくなり、周波
数変調伝送系における周波数変調度を低くする必
要が生じて、その伝送効率を劣化させることにな
る。
すなわち、周波数変調伝送系におけるノイズス
ペクトルは、そのγms振幅スペクトルが、周波
数に比例して増加する、いわゆる三角波状ノイズ
となつている。したがつて、周波数変調伝送系に
おいては、エンフアシスのクロスオーバー周波数
以上の周波数におけるノイズ電力を受信側のデエ
ンフアシスによつて低下させることによつて伝送
信号の信号対ノイズ比の改善を図つているのであ
るが、クロスオーバー周波数をあまり高くする
と、その分だけ低下させるべきノイズ電力が少な
くなり、特に、テレビジヨン画像においては高い
周波数成分のノイズは目立たないのであるから、
クロスオーバー周波数pをあまり高く設定した
のでは、視覚の周波数特性をも含めた総合の信号
対ノイズ比の改善効果が少なくなる。
一方、エンフアシスにおけるクロスオーバー周
波数pをあまり低く設定することは、例えば前
述した単一関数よりなるステツプ波形輝度信号を
伝送する場合における第3図示のエンフアシス出
力輝度信号波形のプレシユートおよびオーバーシ
ユートの立上りおよび立下りが緩やかになつて、
搬送色信号の立上りの方が早くなるために、その
分だけ伝送信号の振幅が一層上下に超過すること
になり、伝送効率が低下することになる。
上述したように、例えば、ステツプ波形輝度信
号に搬送色信号を重畳した場合におけるクロスオ
ーバー周波数pを色差信号の周波数帯域の上限
周波数cに等しく設定すると、第4図aとbと
にそれぞれ示すように、輝度信号Yのエンフアシ
ス出力波形における減衰特性の立下り時間もしく
はプレシユートの立上り時間が、それぞれ帯域幅
pの色差信号の立上りに対して、同程度の時間
となり、同じ時間で同程度の立上りもしくは立下
りを呈するようになる。したがつて、かかる場合
のエンフアシス出力複合信号波形は、第4図cに
示すように、輝度信号Yと搬送色信号Cとの重畳
におけるオーバーシユートの波形が最も理想的と
なる。
つぎに、複合カラーテレビジヨン信号のスペク
トラムとエンフアシスのクロスオーバー周波数
pとの関係を第5図aとbとによつて示す。すな
わち、複合カラーテレビジヨン信号における例え
ば色差信号周波数帯域幅の限界をcとし、かか
る帯域幅の色差信号をもつて周波数scの色副搬
送波を搬送波抑圧振幅変調した搬送色信号Cを輝
度信号Yに多重し、そのスペクトラムが第5図a
に示すようになるとすると、かかるスペクトラム
の信号を周波数変調により伝送する場合における
エンフアシス特性のクロスオーバー周波数p
第5図bに示すようにpcに選ぶと、前述し
たように、エンフアシス出力複合信号波形におけ
るオーバーシユートの発生の態様が最も理想的と
なる。
つぎに、エンフアシス特性における低域周波数
成分と高域周波数成分との振幅比mの一例につい
て述べるに、周波数変調による伝送路の伝送帯域
が与えられた場合における周波数変調度とエンフ
アシス量mとの関係を第6図に示す。すなわち、
周波数変調伝送帯域幅をBとし、複合カラーテレ
ビジヨン信号のベースバンド信号帯域の上限周波
数を第5図aに示したように搬送色信号帯域の上
限周波数bとすると、周波数変調伝送帯域幅B
は、輝度信号Yの白レベルと黒レベルとの外側に
最高周波数bの搬送色信号成分Cがそれぞれ重
畳された状態を規定し、かかる状態における側帯
波信号を伝送するに必要な周波数帯域幅を考えれ
ばよいことになる。
すなわち、 B=△Fpp+2b となる。
したがつて、複合カラーテレビジヨン信号にお
けるベースバンド信号帯域幅に相当する周波数偏
移のピーク・ピーク値△Fppは △Fpp=(B−2b) (1) となる。
さらに、エンフアシス量mは、第6図に示すよ
うに、つぎの関係が成り立つので、 B/m=△Fpp/1.0 したがつて、 m=B/△Fpp=B・(B−2b-1 (2) として与えられる。
いま、前述したように広狭両色信号帯域ともに
5MHzとした高品位の複合カラーテレビジヨン信
号において、 搬送色信号帯域の上限周波数b=25MHz エンフアシス特性のクロスオーバー周波数c
=5.0MHz 周波数変調伝送帯域幅B=100MHz とすると、その場合におけるエンフアシス特性に
ついては、 (i) エンフアシス回路における低域通過波器の
遮断周波数p=5.0MHz (ii) エンフアシス量すなわちエンフアシス利得m
=2(=6.0dB) (iii) 低周波成分(輝度信号成分)に対する周波数
偏移のピーク・ピーク値△Fpp=50MHz ということになる。
しかして、実際の複合カラーテレビジヨン信号
における黒レベルとピーク白レベルとの間を一杯
に変化する輝度信号成分のレベル分布は、その分
布の確率が小さいので、かかる場合には、上述し
た低周波輝度信号成分に対する周波数偏移のピー
ク・ピーク値△Fppを、第6図に示したようなエ
ンフアシス利得m=B・(B−b-1のエンフア
シス回路についても、△Fpp=(B−2b)とは
せずに、搬送色信号帯域の上限周波数bの替り
に色副搬送波周波数scを用いて、△Fpp=(B
−2sc)とすることができる。
低周波輝度信号成分に対する周波数偏移のピー
ク・ピーク値△Fppを上述のように設定した場合
におけるエンフアシスと周波数変調との関係を、
第6図に対比して、第7図に示すが、かかる状態
において上述した(2)式のエンフアシス利得mの値
をそのまま使用すると、信号波形のエツジ部にお
いては過偏移が生ずることになる。
なお、複合カラーテレビジヨン信号の周波数変
調伝送において上述のような過偏移が問題となる
場合には、エンフアシス利得mの値として m=B・(B−2sc-1 もしくは m=〔B(B−2sc-1+1〕/2 (3) を用いて、エンフアシス量mを少なく設定するこ
ともできる。
以上の説明から明らかなように、複合カラーテ
レビジヨン信号を周波数変調により伝送する場合
におけるエンフアシス特性並びに変調規格が、本
発明によれば、信号形式、周波数変調伝送帯域幅
等に適合するように与えられるので、 (i) 伝送効率がよい。
(ii) 伝送ひずみが少ない。
等の優れた伝送特性を有する周波数変調伝送によ
り複合カラーテレビジヨン信号を伝送することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbはエンフアシス特性およびエ
ンフアシス回路の原理的構成をそれぞれ示す特性
曲線図およびブロツク線図、第2図はエンフアシ
ス回路における低域通過波器のステツプ応答の
例を示す信号波形図、第3図は第1図示のエンフ
アシス回路のステツプ応答の例を示す信号波形
図、第4図a,bおよびcは本発明方式のエンフ
アシスを施した輝度信号、搬送色信号および複合
カラーテレビジヨン信号のステツプ応答をそれぞ
れ示す信号波形図、第5図aおよびbは複合カラ
ーテレビジヨン信号のスペクトル分布特性および
そのスペクトル分布特性に対応するエンフアシス
特性をそれぞれ示す特性曲線図、第6図は本発明
方式によるエンフアシスと周波数変調との関係の
例を示す線図、第7図は同じくその他の例を示す
線図である。 1……遅延回路、2……低域通過波器、3,
5……減衰器、4……減算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 搬送色信号を多重した複合カラーテレビジヨ
    ン信号をエンフアシスするにあたり、エンフアシ
    ス特性のクロスオーバー周波数を色信号のベース
    バンド帯域の上限周波数にほぼ等しく選んだこと
    を特徴とする複合カラーテレビジヨン信号のエン
    フアシス方式。
JP4017578A 1978-04-07 1978-04-07 Emphasis system for color television signal Granted JPS54133026A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4017578A JPS54133026A (en) 1978-04-07 1978-04-07 Emphasis system for color television signal

Applications Claiming Priority (1)

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JP4017578A JPS54133026A (en) 1978-04-07 1978-04-07 Emphasis system for color television signal

Publications (2)

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JPS54133026A JPS54133026A (en) 1979-10-16
JPS6238918B2 true JPS6238918B2 (ja) 1987-08-20

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ID=12573427

Family Applications (1)

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JP4017578A Granted JPS54133026A (en) 1978-04-07 1978-04-07 Emphasis system for color television signal

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62129411U (ja) * 1986-02-03 1987-08-15
JPH0386116U (ja) * 1989-12-22 1991-08-30

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144803A (ja) * 1974-10-16 1976-04-16 Nippon Electric Co

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