JPS6238626A - サ−ビス・エリア・チエツク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、送信機側から複数台の受信機を個別に呼出
せるようにしたポケット・ページャ・システムにおいて
、送信器からの送信信号が届くサービス・エリアをチェ
ックする装置に関する。

（従来の技術） 従来、このようなポケット・ページャ・システムのサー
ビス・エリアをチェックするためには、送信機からある
特定の呼出番号を送信して、この呼出１１号を持つ受信
機がその場所で受信するかどうかというテストを移動ざ
往ながら行うのが通常であった。

（発明が解決しようとする問題点） ところが、信号送信媒体として通常電波が用いられるが
、広範囲にわたるサービス・エリアの隅々までチェック
することは、実際上困難であり、一旦チェックしても電
波伝搬状態や送・受信機の動作状態など周囲環境によっ
て、サービス・エリアは僅かではあっても変動している
ことがあるので、受信機の携帯者はサービス・エリア内
に居ると思ってもそうでなかったり、逆の場合があった
りすることによって、確実なベージング・サービスを受
けることが出来ないことがあるという問題点があった。

（問題点を解決するための手段） この発明は、上記従来の問題点を解消するために成され
たもので、受信部においてサービス・エリアを一定時間
毎にリアルタイムで自動的にチェックしうる装置を提供
することを目的としたものであり、以下図面に示す実施
例に基づいて詳細に説明する。

第１図は、ポケット・ベージ１７・システムの送信機の
ブ１コック図であり、送信機は、ａｌ出番号等の情報を
入力するためのキーボード等からなる呼出操作部１０と
、呼出データ信＠（Ｃ）を発生する呼出データ発生部１
１と、同期データ信号＜ｄ　）を発生するための同期デ
ータ発生部１２と、これら呼出データ発生部１１と同期
データ発生部１２のデータ信号発生の動作をｔｉｌｌ　
１２０する制御部１３と、この制御部１３へ所定周期の
タイミング信号（ａ　）を供給するタイミング信号発生
部１４と、呼出データ信号（Ｃ）または同期データ信号
（ｄ　）で変調して高周波信号を送信アンテナ１５から
送出するための高周波送信部１６とをそなえている。

造り開部１３は、呼出操作部１０から入力された呼出番
号等の情報を一時的に記憶しておくためのレジスタ一部
１７と、タイミング（ｇ円発生部１４から供給されたタ
イミング信号＜ａ　＞パルスを一定回数ｚ１数または分
周してその都度、同期データ発生部１２へ供給する制御
信号（ｂ）を作り出すカウンタ一部１８をそなえている
。

タイミング信号発生部１４は、レジスタ一部１７に呼出
情報が入力されたかどうかを一定周期、例えば４（Ｔ１
＞秒毎にモニターするため、Ｔ１秒周期のタイミング信
号（ａ　）パルスを発生するようになっている。

制御部１３は、レジスタ一部１７に新たな呼出情報が入
力されたとき、タイミング信号（ａ　）に同期して呼出
データ発生部１１に吐出データイｎ＠（Ｃ）を発生させ
るための５ｉｌｌ　ｍ信号および呼出情報を供給するよ
うになっている。また、制御部１３はそのカウンタ一部
１８において、タイミング信号（ａ　＞パルスを整数倍
、例えば１５回ＢＩＩｌｖる毎に、即ら６０　（Ｔ２）
秒周期で、同期データ発生部１２に同期データ信号（ｄ
　’）を発生させるため制御信号（ｂ）を供給するよう
になっている。

第２図は、受信機のブロック図であり、受信機は、受信
アンテナ２０で受信した高周波信号を復調して送信され
たデータ信号を取り出す高周波受信部２１と、この受信
データに含まれる同期データ或いは呼出データを解析し
て同期信号（Ｑ　）或いは自局設定番号との一致信号を
出力する受信データ解析部２２と、この一致信号を受取
って音や光や振動等で呼出されたことが携帯者にわかる
よう伝達表示する吐出表示部２３と、内蔵電源バッテリ
ー２４と、このバッテリー２４からの電源供給路を開閉
する電源スィッチ２５と、この′ｒｒ１源スイッチ２５
と直列に接続され回路各部に動作用電源を断続的に供給
するスイッチング・トランジスタ等からなる電源開閉部
２Ｇと、この１！１ｌｌＲ閉部２６に開閉駆動信号Ｃｆ
）を供給する開閉駆動部２７と、この開閉駆動部２７に
開閉駆動信号（ｆ）化成時のタイミングを与えるための
タイミング信号（ｅ　）を供給するタイミング信す発生
部２８と、受信データ解析部２２から同期データおよび
呼出データの解析結果に基づいてタイミング信号発生部
２８と開閉駆動部２７と異常表示部３０などをｉ、ｌｌ
する制御信号を発生する。ｔｉｌｌ　１部２９とをそな
えている。

バッテリー２４からの電源は、電源スィッチ２５を介し
て開閉駆動部２７とタイミング信号発生部２８とに供給
されるようになっており、これら以外の他の回路各部に
はさらに電源開閉部２６を介して供給されるようになっ
ている。

受信データ解析部２２は、受信データの中から呼出デー
タと同期データとを識別し、これらのデータが正常か否
かチェックする識別部３６と、自局固有の識別番号が登
録保持されている自局番号保持部３４と、この自局番号
と受信され正常であるとチェック判定された呼出データ
とを比較して、両者が一致したとき一致信号を出力する
比較部３５とを持っている。

制御部２９は、受信データ解析部２２から正常であると
チェック判定された同期データを一定時開角、即ち１２
秒毎に受取るとその都度、タイミング信号発生部２８に
タイミング信号（ｅ　）発生の遅速や時間ズレを修正さ
せ、同期をとり直しさせるための再スター１へ信号また
はリセット信号を供給するようになっている。そして、
例えばＴ１秒周期のタイミング信号（ｅ　）パルスを１
５個計数しても、すなわら１２秒経過した受取予定時刻
になっても、受信データ解析部２２から同期データ信号
（ａ　）を受取らない場合には、異常状態であると判断
して異常表示部３０へ異常状態の表示を指令する制御信
号を供給するとともに、開開駆動部２７に電源開閉部２
６の閉状態を異常表示に必ＴＩ５な時間延長させる制御
信号を供給するようになっている。また、受信データ解
析部２２から一致信号を受取ると、呼出表示部２３が呼
出し表示に要する時間に対応して、開閉駆動部２７に電
源開閉部２６の開状態を、例えば３　（Ｔ３）秒間延長
させるための制御信号を供給するようになっている。

電源開閉部２６は、電源スィッチ２５を経た侵の？［供
給路３１にスイッチング・トランジスタ３２のエミッタ
′Ｒ極とコレクタ電極とが挿入接続され、ベース電極に
ベース抵抗器３３が接続され、ベース電極に開閉駆動部
２７からバッテリー２４の電源電圧に近い高レベルの開
閉駆動信号（ｆ）が加えられると開状態になって電源供
給が遮断され、低レベルの開閉駆動信号（ｆ）が加わっ
ている間、閉状態になりｉ！ｉｌｌが供給されるように
なっている。そして、電源スィッチ２５を開放状態から
閉接状態に切替えると、タイミング信号発生部２８と開
閉駆動部２７に電源が供給されるが、両者共初期状態を
維持するように、即ちタイミング信号発生部２８はパル
ス発生動作を開始せず、開閉駆動部２７の開閉駆動信号
が低レベルの状態を維持するようになっている。

なお、信号送信媒体として電波を使った場合を示したが
、他の媒体例えば赤外線や超音波などを使っても良い。

（作用） このように構成されており、次にその動作を説明する。

第１図に示す送信機は、机上等に据置いて使用され、電
源は商用電源など外部から供給されている。タイミング
信号発生部１４は、第３図に示すように、Ｔ１秒周期の
タイミング信号（ａ　）パルスを発生している。制御部
１３は、タイミング信号（ａ　＞を受取る毎に、レジス
タ一部１７へ呼出操作部１０から新たな呼出情報が入力
されていないかどうかを監視している。そして、カウン
タ一部１８でタイミング信号＜ａ　＞を１５回計数する
毎に、例えば時刻ｔ１とｔ１６に制御信号（ｂ　）を出
力している。この制御信号（ｂ）を受取る１゛２秒毎に
、同期データ発生部１２で同期データ信＠（ｄ）が発生
され、高周波送信部１６を通って送信アンテナ２０から
約例えば０．５　（Ｔ４）秒間電波として放射される。

時刻ｔ２とｔ３の間で呼出操作部１０から呼出情報が入
力されると、時刻ｔ３のタイミグ信号（ａ　）に合わせ
て、呼出データ発生部１１で呼出データ信号（Ｃ）が生
成され、高周波送信部１６を経て送信アンテナ１５から
Ｔ４秒Ｆｌｔｌ波になって送出される。

一方、第２図に示す受信機は、電源スィッチ２５が開放
状態にあるとき、バッテリー２４から何処へも電源が供
給されておらず不動作状態になっている。電源スィッチ
２５を時刻ｔｏで閉じると、開閉駆動部２６とタイミン
グ信号発生部２８にバッテリー２４から電源が供給され
るとともに、開閉駆動信号（ｆ）が低レベルになること
により、電源開閉部２６が開状態になり、受信機の全体
に？ｌ！源が連続して供給される。この状態は、時刻【
１で同期データ信号（す）を受信し終るまで続く。

受信データ解析部２２から同期データ信号（ｇ）を受取
った制御部２９は、タイミング信号発生部２８にリセッ
ト信号を供給して時刻ｔ２からタイミング信号（ｅ　）
の発生を開始させ、開閉駆動部２７に開閉駆動信号（ｆ
）を高レベルにさせる制御信号を出力する。この時から
次の時刻ｔ２でタイミング信号＜ｅ　＞が発生されるま
で、電源開閉部２６は開状態を続け、受信機の主要部へ
の電源供給が断たれる。時刻ｔ２でタイミング信号Ｄ）
が発生すると、開閉駆動部２７は呼出データ信号（Ｃ）
または同期データ信号（ｄ　）が送信される１゛４秒の
時間の前後を僅かに含む１４秒余りの一定時間下５秒の
間のみ、低レベルの開閉駆動信号（ｆ）を出力し、電源
開閉部２６を閉状態に制御する。このように電源開閉部
２６が閉状態と開状態を繰返して間欠動作させることに
より、両者の時間的割合が１（約０．５秒）対８（約４
秒）とし、開状態における開ｔ１駆動部２７とタイミン
グ信号発生部２８との僅かな電流消費量等を無視して単
純に４算した場合、バッテリー２４の電流消費量は８分
の７（８７，５％）がセイビング（節約）されることに
なり、バッテリー２４を交換したり充電したすせずに使
える連続使用時間がその分長くなる。

次に、時刻ｔ３で発生したタイミング信号（ｅ　）によ
って１５秒の間電源開閉部２６が閉状態に制御されてい
るとき、呼出データ信号（ｈ）を受信し呼出データの中
に含まれる呼出番号が自己識別設定番号と一致すると、
受信データ解析部２２から出力される一致信号によって
、呼出表示部２３から一定時間例えばＴ３秒間呼出音等
の呼出表示信号（ｉ　）が出力されるとともに、同時に
制御部２９から開閉駆動部２７に開閉駆動信号の低レベ
ル状態をＴ３秒間延長維持させることを要求する制御信
号を供給する。つまり、呼出表示を行う間も引続き必要
な動作用電源が各部に供給される。

なお、この呼出データ信号（１１）を受信した際にも、
同期データ信号＜ｇ＞を受信したときと同様の同期処理
を行うようにしても良い。また、同期データ（ｉｉｌ（
ｄ）と呼出データ信号（Ｃ）とが同時刻に送信される状
態になった場合は、呼出データ信号（Ｃ）の送信が優先
される。

また、時刻ｔ１６のタイミング信号（ｅ）により開閉駆
動信号（ｆ）が低レベルに制御されている１５秒の間に
、同期データ信号（９）を受信する筈であるがこれを受
信しなかった場合、制御部２つは異常状態であると判断
して、異常表示部３０に異常表示信号（ｊ　）の出力を
指令する制御信号を供給し、併せて異常表示に必要な例
えばＴ３秒間各部への電源供給を継続させるための制御
信号を開閉駆動部２７に伝える。異常状態としては、送
信機からの電波が届かないサービス・エリア外に受信機
が位置しているとき、受信機がデッド・ポイントに入り
込んでいるとき、あるいは送信機や受信機が故障してい
るときなどがあり、ポケット・ページャ・システムの基
本的な送受信系統に機能障害が発生した場合のチェック
が簡易に行われる。

（発明の効果） 上述のように、この発明によれば、ポケット・ページャ
・システムにおいて、送信機の送信信号が届くサービス
・エリア内に受信機が位置しているかどうかを、受信機
側で一定時間毎に自動的にリアルタイムのチェックをす
ることができるとともに、受信機がエレベータ内等に似
たデッド・ポイントに入り込んだときや、送受信機が故
障しても送受信系統に機能障害が発生したときのチェッ
クも併せて行うことができ、このような異常状態を受信
機の携帯者に報知することにより、安心して使用しうる
確実で安全なポケット・ページャ・システムを提供する
ことができるという、顕著な効果が得られるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を実施した送信機の回路ブロック図、
第２図は同じく受信機の回路ブロック図、第３図はこれ
ら送信機および受信機の動作説明図である。 １０・・・呼出操作部、１１・・・呼出データ発生部、
１２・・・同期データ発生部、１３・・・制御部、１４
・・・タイミング信号発生部、２２・・・受信データ解
析部、２３・・・呼出表示部、２４・・・バッテリー、
２５・・・電源スィッチ、２６・・・電源開閉部、２７
・・・開閉駆動部、２８・・・タイミング信号発生部、
２つ・・・制御部、３０・・・異常表示部。 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送信機と、この送信機からの送信信号を受信する複数台
   の受信機とからなるポケット・ページャ・システムにお
   いて、送信機から一定時間毎に周期データ信号を送信す
   るようにするとともに、受信機はこの同期データ信号を
   受信しなかつたとき異常状態であることを表示するよう
   にし、かつこの表示により送信機からの送信信号が届か
   ないサービス・エリア外に位置していることをチェック
   しうるようにしてなるサービス・エリア・チェック装置
   。