JPS6238284A - 乾電池等の有害廃棄物処理形態および処理方法 - Google Patents

乾電池等の有害廃棄物処理形態および処理方法

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JPS6238284A
JPS6238284A JP60177371A JP17737185A JPS6238284A JP S6238284 A JPS6238284 A JP S6238284A JP 60177371 A JP60177371 A JP 60177371A JP 17737185 A JP17737185 A JP 17737185A JP S6238284 A JPS6238284 A JP S6238284A
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JP
Japan
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sealed container
container
mold
concrete
block
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JP60177371A
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Yoshio Higuchi
樋口 良雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は乾電池等の有害廃棄物処理形態および処理方
法に関する。
(技術の背景) 乾電池をはじめとする各種電池は小型携帯用電気、電子
機器の著しい改良、普及に伴って年間数10億個以上消
費されており、その処理方法が重大な社会問題となって
きている。
すなわち、乾電池の電極物質自体あるいは高濃度アルカ
リ電解液の添加物、不純物には極めて有害な水銀、マン
ガン、カドミウム、鉛、亜鉛などの有害重金属が多量に
含まれているため、これをゴミと一緒に焼却したり土中
に埋め立てしようとしても有害蒸気や有害物質、ガスな
どを発生し、特に、電池の缶に水分が付着すると缶容器
が腐蝕して中の有害成分が流出し地下水を汚染するなど
有害物がいつまでも残って問題の解決にならないからで
ある。
又、乾電池、充電式電池を回収しても再利用は不可能で
あり乾電池について現在このような再利用がされている
例は無い。これは、電池に使用する物質は電気化学的な
活性を保つために極めて高純度でなければならず、缶容
器を破壊して化学変化済みの電極物質を取り出し分離し
ても電極物質の純度が著しく低下するため経済的な再利
用が不可能である。また、ニッケルカドミウムを使用し
てなる、乾電池と同一形状の充電式電池中に年間数百ト
ンにのぼる大量使用がなされているカドミウムなどであ
っても何等の規制や回収措置なしに放置され、あるいは
危険性を知らされることなく捨てられているのが現状で
ある。
このような状況にあって、各自治体も乾電池の回収を始
めてはいるがを効な処理方法、処理形態が無く、いたず
らに場所をふさぐのみであること、有害物流出、発生の
危険があることから、有効な処理形態、処理方法に対す
る要望が著しく高まっている。
そこで、本発明は係る問題点を解決するもので、完全な
乾燥状態において永久的乾電池等を保存することのでき
る処理方法を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る有害廃棄物処理形態及び処理方法は以上の
問題点を解決するため次の構成を備えてなる。
第1に、第1図のごとく、内部に有害廃棄物(乾電池1
0)を隙間なく充填した合成樹脂(I!Ii維強化プラ
スチックなど)の密封容器12を有し、密封容器12外
周囲の全面をコンクリート14でくるんでいる状態にな
っているブロック16であることを特徴とする。
第2に、蓋18付の密封容器12であって、合成樹脂等
で形成し、かつ所定の大きさの容器中に処理すべき有害
廃棄物(乾電池10)を充填してから十分なシール性を
保った状態で蓋18をしてなり、次いで該密封容器12
の外周囲に一定の肉厚空間ができるように金型中に入れ
、該密封容器12の底部20を支持部材(プラスチック
立設部材22)で支持して金型内の底部と離間した状態
において金型と密封容器12との空間を埋めるべ(セメ
ント等を流し込んでコンクリート14固化し、固化完了
後に金型から取り出してブロック16状態とすることを
特徴とする。
(作用) 次に、作用について述べる。
有害廃棄物処理形態としてのブロック16において、外
周囲のコンクリート14は繊維強化プラスチック等の合
成樹脂の密封容器12の形態を保持して密封を確実とし
、密封容器12によってコンクリート14が著しく補強
されるため、ブロック16強度が増大する。コンクリー
ト14も密閉容器12もともに外界からの水の浸入、浸
透を防止し、乾電池等の変質を防ぐとともに万−乾電池
等から電解液が流出しても密閉容器12がこれらの流出
を完全に妨げる。
有害廃棄物処理方法としては、ブロック16作製が支持
部材(プラスチック立設部材22)使用によってスムー
スに行われる。
(実施例) 以下には、本発明を一層具体化した好適な実施例を挙げ
、図面を参照して説明する。
第3図のごとく、内部にアルカリ電池24を積み上げ、
砂、乾燥剤などを隙間なく充填したガラス製あるいはカ
ーボンなどの端維強化エポキシ樹脂製の箱形容器26上
面にポリプロビレ、ン製の密封蓋28(商標名タッパ−
ウェアに使用されている蓋と同等の蓋)を施す。この密
封蓋28は箱形容器26上端縁よりも小寸法の内側′/
!430あるいは噛み合いの段差部、巻き込み部34を
有し、プラスチックの伸縮性を利用して水密状態に箱形
容器26を密封するものである。32は密封蓋2日上縁
の水を下方にのみ導く額縁部である。金型内に該密封底
部と離間した状態で支持するための糸巻形状を有するプ
ラスチック立設部材22を立設してから箱形容器26を
その上に載置し、ついで防水コンクリートを流し込んで
コンクリート固化し、固化完了後に金型から取り出す。
金型を従来のコンクリートブロック用と同一形状とする
ことによって、第2図に示す支持ポスト挿通用の半円形
凹溝部36を左右の両側面に有するコンクリート性のブ
ロック16或いは、上下面に嵌合用の凹凸部を有するコ
ンクリート性のブロックとすることができ、土止め用ブ
ロック塀なとして再利用することができる。強度がある
ため3〜5段程度の積み上げ使用あるいは第4図に示す
ごとく大量、同時放置処分としての土中への投棄、ある
いはきちんとした立体的積み上げもできる。土中に積み
上げた場合にはブロック16上の上38には有害ガスな
どによる何等の悪影響がないため側地、ゴルフ場、芝地
、道路等として使用することができる。又、密封が完全
で乾燥状態での永久保存ができコンクリートで固められ
た繊維強化プラスチックは化学的にも力学的にも十分に
強いためブロックに雨水が浸み込むことによって引き起
こされる地下水汚染、あるいは海洋投棄した際の衝撃や
水圧で蓋が開くことによる海洋汚染の心配が全く無い。
なおブロック16の強度を高めるためには引張り強度が
著しく高いためコンクリート補強効果を奏する密閉容器
の周囲をさらに太さ3mm程度の金網でくるんでからコ
ンクリート固化するなどの方法を採用することによって
十分な強度を得ることができる。
ブロック16の大きさ、コンクリート14の肉厚などは
使用する密封容器12の大きさ、電池重量に従って変化
するが、家庭、町内会1.地域ごとの収集によって集中
的に処分することによって、乾電池買い上げよりもはる
かに低コストで処理でき、構造体としての有意性から再
利用がきわめて容易である。その移動も、コンベアや人
力によって手軽に扱える範囲から多数の密封容器12、
あるいはブロック16をさらにコンクリート固化した大
形ブロックまで、その製造も本発明に係る処理方法を使
用することによって容易に行える。吊り上げワイヤ、金
具の埋設も容易である。
なお、密封容器の被覆材としてセラミックなどを用いる
ことも可能である。また、密封容器の材質としては、上
述したようにカーボン繊維やガラス繊維などを用いた強
化プラスチックが好適であるほか、密封性が優れたもの
であればセラミックなどを用いてもよい。
(発明の効果) このように本発明によるときは、完全な乾燥状態におけ
る乾電池等の永久密封保存を行うことができ、そのコス
トも極めてわずかであって大量処理に通し、コンクリー
ト構造物としての再利用を行うことによって、極めて多
量の有害乾電池を有効利用することができるという著効
を奏する。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明したが
、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、発明
の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは
もちろんのことである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図はブロック正面縦断面図、第2図はブロ
ック平面図、第4図は土中に埋設したブロック正面図で
ある。 lO・・・乾電池、  12・・・密封容器、14・・
・コンクリート、  16・・・ブロック、18・・・
蓋、 20・・・底部、 22・・・プラスチック立設
部材、 24・・・アルカリ乾電池、 26・・・箱形容器、 
28・・・密封蓋、 3o・・・内側溝、32・・・額
縁部、 34・・・巻き込み部、36・・・半円形凹溝
部、 38・・・土。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内部に乾電池等の有害廃棄物を内蔵した合成樹脂な
    どの密封容器を有し、その外周囲の全面をコンクリート
    等の被覆材でくるんでいる状態になっているブロックで
    あることを特徴とする乾電池等の有害廃棄物処理形態。 2、蓋付の密封容器であって合成樹脂などで形成され、
    かつ所定の大きさの容器中に処理すべき有害廃棄物を充
    填してから十分なシール性を保った状態で蓋をし、次い
    で、該密封容器の外周囲に一定の肉厚空間ができるよう
    に該密封容器よりも大型の金型中に入れ、金型と密封容
    器との空間を埋めるべく被覆材としてのセメント等を流
    し込んで固化し、固化完了後に金型から取り出してブロ
    ック状態とすることを特徴とする乾電池等の有害廃棄物
    処理方法。
JP60177371A 1985-08-12 1985-08-12 乾電池等の有害廃棄物処理形態および処理方法 Pending JPS6238284A (ja)

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JP60177371A JPS6238284A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 乾電池等の有害廃棄物処理形態および処理方法

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JP60177371A JPS6238284A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 乾電池等の有害廃棄物処理形態および処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6238284A true JPS6238284A (ja) 1987-02-19

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ID=16029783

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JP60177371A Pending JPS6238284A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 乾電池等の有害廃棄物処理形態および処理方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5291566A (en) * 1976-01-29 1977-08-02 Shigeki Sunada Method of treating toxic material

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5291566A (en) * 1976-01-29 1977-08-02 Shigeki Sunada Method of treating toxic material

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