JPS6238262B2 - - Google Patents
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- JPS6238262B2 JPS6238262B2 JP57087149A JP8714982A JPS6238262B2 JP S6238262 B2 JPS6238262 B2 JP S6238262B2 JP 57087149 A JP57087149 A JP 57087149A JP 8714982 A JP8714982 A JP 8714982A JP S6238262 B2 JPS6238262 B2 JP S6238262B2
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- JP
- Japan
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- tape
- cassette
- taped
- taping
- cassettes
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 30
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 16
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 13
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 claims 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 13
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
- H01F41/12—Insulating of windings
- H01F41/125—Other insulating structures; Insulating between coil and core, between different winding sections, around the coil
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、コイルなどにテープを巻き付ける
場合に便利なテーピング方法および装置に関す
る。
場合に便利なテーピング方法および装置に関す
る。
コイルの巻線を保護し絶縁する、あるいは小形
部品を梱包したり、複数の小形部品を結束したり
するなどの目的でテープを巻くことが、行なわれ
る。テーピング装置を用いてこのテープ巻きを自
動的に行なうようにすると省力化の面で有利にな
る。しかしながら、従来のテーピング装置では、
コイル等の被テーピング物を手で装置に供給しな
ければならず、また、テープの補充も手作業で行
なわなければならなかつた。そのため、全く人手
を煩わさないというわけには行かず、多量の被テ
ーピング物にテープを巻き付ける場合に用いるに
は不向きであつた。
部品を梱包したり、複数の小形部品を結束したり
するなどの目的でテープを巻くことが、行なわれ
る。テーピング装置を用いてこのテープ巻きを自
動的に行なうようにすると省力化の面で有利にな
る。しかしながら、従来のテーピング装置では、
コイル等の被テーピング物を手で装置に供給しな
ければならず、また、テープの補充も手作業で行
なわなければならなかつた。そのため、全く人手
を煩わさないというわけには行かず、多量の被テ
ーピング物にテープを巻き付ける場合に用いるに
は不向きであつた。
この発明はこのような事情に鑑みなされたもの
で、被テーピング物の供給およびテープの補充を
自動的に行なうのに適するテーピング方法および
このテーピング方法を実施することのできるテー
ピング装置を提供することを目的とする。
で、被テーピング物の供給およびテープの補充を
自動的に行なうのに適するテーピング方法および
このテーピング方法を実施することのできるテー
ピング装置を提供することを目的とする。
すなわち、この発明にかかるテーピング方法
は、あらかじめ貼着場所に臨んでいるテープと被
テーピング物を互いに貼着させる貼着工程と、テ
ープが貼着された被テーピング物を回転させるこ
とによつて被テーピング物に対しテープを巻き付
ける巻付工程と、被テーピング物を貼着場所から
移動させる移送工程と、次の被テーピング物に対
する貼着位置が貼着場所にあらわれた時点以後に
先の被テーピング物に対するテープ部分と次の被
テーピング物に対するテープ部分を切り離す切断
工程とを含んでいるテーピング方法であつて、テ
ープの供給がテープを巻き付けたリールを収納し
テープの一部をフレームの外に臨ませたカセツト
からなされ、このカセツトからのテープの引き出
しが被テーピング物の回転動作および移動動作の
うちの少なくとも一方動作を利用してなされ、テ
ープがなくなつた空カセツトと新しいテープがは
いつている実カセツトの交換が自動的になされる
ことを特徴とする。以下では、この方法を実施す
るのに適したこの発明にかかるテーピング装置の
実施例をあらわす図面にもとづいてこれを詳しく
説明する。
は、あらかじめ貼着場所に臨んでいるテープと被
テーピング物を互いに貼着させる貼着工程と、テ
ープが貼着された被テーピング物を回転させるこ
とによつて被テーピング物に対しテープを巻き付
ける巻付工程と、被テーピング物を貼着場所から
移動させる移送工程と、次の被テーピング物に対
する貼着位置が貼着場所にあらわれた時点以後に
先の被テーピング物に対するテープ部分と次の被
テーピング物に対するテープ部分を切り離す切断
工程とを含んでいるテーピング方法であつて、テ
ープの供給がテープを巻き付けたリールを収納し
テープの一部をフレームの外に臨ませたカセツト
からなされ、このカセツトからのテープの引き出
しが被テーピング物の回転動作および移動動作の
うちの少なくとも一方動作を利用してなされ、テ
ープがなくなつた空カセツトと新しいテープがは
いつている実カセツトの交換が自動的になされる
ことを特徴とする。以下では、この方法を実施す
るのに適したこの発明にかかるテーピング装置の
実施例をあらわす図面にもとづいてこれを詳しく
説明する。
ここで説明するテーピング装置はたとえば第1
図のaに示されるようなコイルにテープを巻き付
ける場合に用いられる。このコイル1も、周知の
ものと同様、筒形2の周囲に巻線部3を持つ。4
は端子である。第1図のbはコイル1にテープ5
が巻かれている様子を示す。図にみるようにテー
プ5が巻線部を覆つており、これによつて巻線部
が保護、絶縁されている。
図のaに示されるようなコイルにテープを巻き付
ける場合に用いられる。このコイル1も、周知の
ものと同様、筒形2の周囲に巻線部3を持つ。4
は端子である。第1図のbはコイル1にテープ5
が巻かれている様子を示す。図にみるようにテー
プ5が巻線部を覆つており、これによつて巻線部
が保護、絶縁されている。
第2図はこの発明にかかるテーピング装置の実
施例をあらわす。このテーピング装置はテープが
なくなつた空カセツトと新しいテープがはいつて
いる実カセツトの交換を自動的に行なう手段を備
えている。すなわち、図にみるように、実カセツ
トを収納する実カセツトストツク部6、空カセツ
トを収納する空カセツトストツク部7、実カセツ
トストツク部6の空カセツトを空カセツトストツ
ク部7に横移動させるカセツト移送手段8を備え
ている。この実施例ではカセツト移送手段8はエ
アシリンダで構成されている。また、あらかじめ
実カセツトストツク部6の正面図、すなわち貼着
場所9に臨んでいるテープとコイル1を貼着させ
る貼着工程を実施する手段として、被テーピング
物押付手段すなわちコイル1を保持する保持具1
0、およびこの保持具10を前後動させる駆動手
段11を備えている。この実施例では保持具10
はクランプ、駆動手段11はエアシリンダでそれ
ぞれ構成されている。テープが貼着されたコイル
1を回転させることによつてコイル1に対しテー
プを巻き付ける巻付工程と、コイル1を貼着場所
から移送させる移送工程を実施する手段として、
回転移送手段すなわちコイル1を保持する治具1
2、および図にはあらわされていないが治具12
を回転、上下、横移動させる駆動手段を備えてい
る。さらに、先のコイル1に対するテープ部分と
次のコイル1に対するテープ部分を切り離す切断
工程を実施する手段として刃13およびこの刃1
3を駆動する手段を備えている。この実施例では
刃13はカツタで構成され、保持具10の駆動手
段11が刃13の駆動手段を兼ねている。そのた
め、駆動手段の数が減り装置の構造が簡単になつ
ている。
施例をあらわす。このテーピング装置はテープが
なくなつた空カセツトと新しいテープがはいつて
いる実カセツトの交換を自動的に行なう手段を備
えている。すなわち、図にみるように、実カセツ
トを収納する実カセツトストツク部6、空カセツ
トを収納する空カセツトストツク部7、実カセツ
トストツク部6の空カセツトを空カセツトストツ
ク部7に横移動させるカセツト移送手段8を備え
ている。この実施例ではカセツト移送手段8はエ
アシリンダで構成されている。また、あらかじめ
実カセツトストツク部6の正面図、すなわち貼着
場所9に臨んでいるテープとコイル1を貼着させ
る貼着工程を実施する手段として、被テーピング
物押付手段すなわちコイル1を保持する保持具1
0、およびこの保持具10を前後動させる駆動手
段11を備えている。この実施例では保持具10
はクランプ、駆動手段11はエアシリンダでそれ
ぞれ構成されている。テープが貼着されたコイル
1を回転させることによつてコイル1に対しテー
プを巻き付ける巻付工程と、コイル1を貼着場所
から移送させる移送工程を実施する手段として、
回転移送手段すなわちコイル1を保持する治具1
2、および図にはあらわされていないが治具12
を回転、上下、横移動させる駆動手段を備えてい
る。さらに、先のコイル1に対するテープ部分と
次のコイル1に対するテープ部分を切り離す切断
工程を実施する手段として刃13およびこの刃1
3を駆動する手段を備えている。この実施例では
刃13はカツタで構成され、保持具10の駆動手
段11が刃13の駆動手段を兼ねている。そのた
め、駆動手段の数が減り装置の構造が簡単になつ
ている。
つぎに、この装置に用いられるのに適したカセ
ツトの例およびこの装置の各手段について詳しく
説明する。この装置にはたとえば第3図に示され
るようなカセツト14を用いるとよい。図に見る
ように、このカセツト14は両側に突出縁15,
15を持つほぼ箱状のフレーム16にリール17
およびテープ押え18が設けられている。リール
17にはテープのロール19がはめ込まれるよう
になつており、テープ押え18はカセツト14に
テープをセツトする時、テープの先端を保持する
ことができるようになつている。図中、20はガ
イドロール、21はテープレールであつて、ガイ
ドロール20はテープをフレーム16の外に導
き、テープレール21はフレーム16の外に導か
れたテープをフレーム16の前面に臨ませ位置決
めする。図にはあらわされていないが、テープレ
ール21からのテープのずれを防ぐため、テープ
レール21の上下にそれぞれ突出片が備えられて
いるのが普通である。フレーム16の底にあけら
れた穴22,22はカセツト14の位置決め用の
ピン23,23を通すためのものである。また、
24aはテープがなくなつたときにテープ終了信
号を送る近接スイツチの一方部材であつて、これ
と実カセツトストツク部6に設けられた近接スイ
ツチの他方部材24bとが重なるとテープ終了の
信号が発せられる。近接スイツチの一方部材24
aは、フレームの底面に一端を枢着されたコイル
ばねで引張られた揺動アーム25に担持されてい
る。テープの減少とともに近接スイツチの一方部
材24aの先端はリール17に向かつて移動して
行く。これと同時に近接スイツチの一方部材24
aが他方部材24bに近づいていくことができる
ようフレーム16の底には穴26があけられてい
る。
ツトの例およびこの装置の各手段について詳しく
説明する。この装置にはたとえば第3図に示され
るようなカセツト14を用いるとよい。図に見る
ように、このカセツト14は両側に突出縁15,
15を持つほぼ箱状のフレーム16にリール17
およびテープ押え18が設けられている。リール
17にはテープのロール19がはめ込まれるよう
になつており、テープ押え18はカセツト14に
テープをセツトする時、テープの先端を保持する
ことができるようになつている。図中、20はガ
イドロール、21はテープレールであつて、ガイ
ドロール20はテープをフレーム16の外に導
き、テープレール21はフレーム16の外に導か
れたテープをフレーム16の前面に臨ませ位置決
めする。図にはあらわされていないが、テープレ
ール21からのテープのずれを防ぐため、テープ
レール21の上下にそれぞれ突出片が備えられて
いるのが普通である。フレーム16の底にあけら
れた穴22,22はカセツト14の位置決め用の
ピン23,23を通すためのものである。また、
24aはテープがなくなつたときにテープ終了信
号を送る近接スイツチの一方部材であつて、これ
と実カセツトストツク部6に設けられた近接スイ
ツチの他方部材24bとが重なるとテープ終了の
信号が発せられる。近接スイツチの一方部材24
aは、フレームの底面に一端を枢着されたコイル
ばねで引張られた揺動アーム25に担持されてい
る。テープの減少とともに近接スイツチの一方部
材24aの先端はリール17に向かつて移動して
行く。これと同時に近接スイツチの一方部材24
aが他方部材24bに近づいていくことができる
ようフレーム16の底には穴26があけられてい
る。
実カセツトストツク部6は第2図および第4図
に示されるように、多数の実カセツト14aが段
積み状態で収納されうるフレーム、実カセツト1
4aの両突出縁15,15を引掛ける四つのフツ
ク27……、これらフツク27……を上下動させ
る駆動手段28およびフツク27……を開閉させ
る駆動手段29を備えている。この実施例では、
フレームは4本の縦柱30……を持ち、これらが
実カセツト14aの段がくずれるのを防ぐ。駆動
手段28および駆動手段29はそれぞれエアシリ
ンダで構成されている。四つのフツク27……は
左右2本の軸31,31に二つづつ固定され、こ
れら軸31,31は台32に設けられた4本の軸
受33……により回転可能に支持されている。台
32は駆動手段28により上下動するようになつ
ている。4本の軸受33……のうちの1本には駆
動手段29が配置され、この駆動手段29は2本
の軸31,31を同時に正逆回転させる。すなわ
ち、2本の軸31,31のうちの一方は直接回転
させ、他方は両方の軸31,31の間に設けられ
たリンク装置34を介して回転させるのである。
軸31が正逆回転すればフツク28が開閉する。
35は断面L字形のレールであつて、実カセツト
ストツク部6および空カセツトストツク部7の両
者にまたがつて2本平行に設けられている。第3
図を見ればわかるように、これら2本のレール3
5,35の上にカセツト14が乗るようになつて
いる。図では実カセツトストツク部6のレール3
5,35上に実カセツト14aが、空カセツトス
トツク部7のレール35,35上に空カセツト1
4bがそれぞれ乗せられている様子が示されてい
る。
に示されるように、多数の実カセツト14aが段
積み状態で収納されうるフレーム、実カセツト1
4aの両突出縁15,15を引掛ける四つのフツ
ク27……、これらフツク27……を上下動させ
る駆動手段28およびフツク27……を開閉させ
る駆動手段29を備えている。この実施例では、
フレームは4本の縦柱30……を持ち、これらが
実カセツト14aの段がくずれるのを防ぐ。駆動
手段28および駆動手段29はそれぞれエアシリ
ンダで構成されている。四つのフツク27……は
左右2本の軸31,31に二つづつ固定され、こ
れら軸31,31は台32に設けられた4本の軸
受33……により回転可能に支持されている。台
32は駆動手段28により上下動するようになつ
ている。4本の軸受33……のうちの1本には駆
動手段29が配置され、この駆動手段29は2本
の軸31,31を同時に正逆回転させる。すなわ
ち、2本の軸31,31のうちの一方は直接回転
させ、他方は両方の軸31,31の間に設けられ
たリンク装置34を介して回転させるのである。
軸31が正逆回転すればフツク28が開閉する。
35は断面L字形のレールであつて、実カセツト
ストツク部6および空カセツトストツク部7の両
者にまたがつて2本平行に設けられている。第3
図を見ればわかるように、これら2本のレール3
5,35の上にカセツト14が乗るようになつて
いる。図では実カセツトストツク部6のレール3
5,35上に実カセツト14aが、空カセツトス
トツク部7のレール35,35上に空カセツト1
4bがそれぞれ乗せられている様子が示されてい
る。
この実カセツトストツク部6はつぎのようにし
て実カセツト14aを供給する。まず、第4図に
示されるように、フツク27……が最下段の実カ
セツト14aを引掛けることにより、段積み状態
の実カセツト14a……を中空に保持する。第5
図に示されるようにフツク27……が下がり開く
と、実カセツト14a……全部がレール35,3
5の上に一旦下ろされる。つぎに、フツク27…
…が上昇しつつ最下段の実カセツト14aと2段
目の実カセツト14aとの間で閉じると、2段目
の実カセツト14aが引掛けられ、2段目以上の
実カセツト14a……が再び中空に保持される。
下ろされた最下段の実カセツト14aは位置決め
用ピンにより位置決めされる。第2図に示される
ように、この位置決め用ピン23はエアシリンダ
36に接続され、上下動するようになつている。
実カセツト14aを下ろす際、位置決めができる
ようエアシリンダ36は位置決め用ピン23をつ
き出させておく。こうして最下段の実カセツト1
4aに収納されたテープを利用することができる
ようになる。
て実カセツト14aを供給する。まず、第4図に
示されるように、フツク27……が最下段の実カ
セツト14aを引掛けることにより、段積み状態
の実カセツト14a……を中空に保持する。第5
図に示されるようにフツク27……が下がり開く
と、実カセツト14a……全部がレール35,3
5の上に一旦下ろされる。つぎに、フツク27…
…が上昇しつつ最下段の実カセツト14aと2段
目の実カセツト14aとの間で閉じると、2段目
の実カセツト14aが引掛けられ、2段目以上の
実カセツト14a……が再び中空に保持される。
下ろされた最下段の実カセツト14aは位置決め
用ピンにより位置決めされる。第2図に示される
ように、この位置決め用ピン23はエアシリンダ
36に接続され、上下動するようになつている。
実カセツト14aを下ろす際、位置決めができる
ようエアシリンダ36は位置決め用ピン23をつ
き出させておく。こうして最下段の実カセツト1
4aに収納されたテープを利用することができる
ようになる。
空カセツトストツク部7は第2図および第6図
に示されるように空カセツト14bが段積み状態
で収納されうるフレーム、段積み状態の空カセツ
ト14b……を支える四つの支承具37……およ
びリフト38を備えている。この実施例では、フ
レームは実カセツトストツク部7のフレームと同
様、4本の縦柱39……を持ち、これらが空カセ
ツト14bの段がくずれるのを防ぐ。支承具37
を直角をつくつている長短二つの辺を持つほぼ直
角三角形であり、左右の水平軸40,40に二つ
づつ揺動可能に軸支されている。支承具37はそ
の重心が軸40よりはずれているため、その重心
が最も低い位置、すなわち軸40の真下にきた状
態で安定する。この安定した状態のとき、空カセ
ツト14bの突出縁15を受けるための角41が
第6図にみるようにフレームの内側に向かつてい
る。したがつて、下からの力を受けて角41が一
旦上を向いたとしても、その力が去れば、角41
はひとりでに元の状態にもどり内側を向くように
なつている。軸40を軸受けしている同側のアー
ム42,42間に横渡しされた細長板状のストツ
パ43は、支承具37の角41が安定状態におけ
る位置(第6図に示す位置)より下らないように
支承具37の長辺を受ける。リフト38は台4
4、エアシリンダ45およびその両側に配置され
たガイド46、46により構成されている。
に示されるように空カセツト14bが段積み状態
で収納されうるフレーム、段積み状態の空カセツ
ト14b……を支える四つの支承具37……およ
びリフト38を備えている。この実施例では、フ
レームは実カセツトストツク部7のフレームと同
様、4本の縦柱39……を持ち、これらが空カセ
ツト14bの段がくずれるのを防ぐ。支承具37
を直角をつくつている長短二つの辺を持つほぼ直
角三角形であり、左右の水平軸40,40に二つ
づつ揺動可能に軸支されている。支承具37はそ
の重心が軸40よりはずれているため、その重心
が最も低い位置、すなわち軸40の真下にきた状
態で安定する。この安定した状態のとき、空カセ
ツト14bの突出縁15を受けるための角41が
第6図にみるようにフレームの内側に向かつてい
る。したがつて、下からの力を受けて角41が一
旦上を向いたとしても、その力が去れば、角41
はひとりでに元の状態にもどり内側を向くように
なつている。軸40を軸受けしている同側のアー
ム42,42間に横渡しされた細長板状のストツ
パ43は、支承具37の角41が安定状態におけ
る位置(第6図に示す位置)より下らないように
支承具37の長辺を受ける。リフト38は台4
4、エアシリンダ45およびその両側に配置され
たガイド46、46により構成されている。
この空カセツトストツク部には前記実カセツト
ストツク部から空カセツトが送られてくる。この
様子を第8図を用いて説明するとともに、これと
関連する装置の動きも説明する。実カセツトスト
ツク部6における最下段のカセツト14のテープ
がなくなると、前に説明したように近接スイツチ
を構成する両部材24a,24bからテープ終了
信号が発せられる。この信号が発せられると、テ
ーピング動作が一旦停止する。そして、エアシリ
ンダ36が働き、最下段のカセツト14を位置決
めしているピン23が引込んで、この空カセツト
14bが移動可能となる。つぎに、カセツト移送
手段8がこの空カセツト14bを押し、レール3
5,35に沿つて横移動させることにより、実カ
セツトストツク部6から空カセツトストツク部7
に送り込む。このあと、実カセツトストツク部6
では、前に説明したようにして新たな実カセツト
14aの供給が行なわれ、コイルのテーピングが
再び行なわれるようになる。
ストツク部から空カセツトが送られてくる。この
様子を第8図を用いて説明するとともに、これと
関連する装置の動きも説明する。実カセツトスト
ツク部6における最下段のカセツト14のテープ
がなくなると、前に説明したように近接スイツチ
を構成する両部材24a,24bからテープ終了
信号が発せられる。この信号が発せられると、テ
ーピング動作が一旦停止する。そして、エアシリ
ンダ36が働き、最下段のカセツト14を位置決
めしているピン23が引込んで、この空カセツト
14bが移動可能となる。つぎに、カセツト移送
手段8がこの空カセツト14bを押し、レール3
5,35に沿つて横移動させることにより、実カ
セツトストツク部6から空カセツトストツク部7
に送り込む。このあと、実カセツトストツク部6
では、前に説明したようにして新たな実カセツト
14aの供給が行なわれ、コイルのテーピングが
再び行なわれるようになる。
空カセツトストツク部は、前記のようにして
次々に送り込まれて来るカセツトを次に説明する
ように段積み状態として収納する。第6図は実カ
セツトストツク部から空カセツト14bから送ら
れて来た直後の状態をあらわしており、最下段の
空カセツト14bがレール35,35の上に乗つ
ている。次に、この空カセツト14bをすでに中
空に保持されている他の空カセツト14b……の
下に入れて、これらとともに中空に保持させ収納
するのであるが、この収納動作は次のようにして
行なわれる。リフト38が上昇し、新たな空カセ
ツト14bがすでに中空に保持されている他の空
カセツト14b……とともに持ち上げられて支承
具37よりも高い位置まで上がる。この際、新た
な空カセツト14bの突出縁15が支承具37の
角41に当たるが、角41は上に動くことができ
るので、第7図のaに示されるように支承具37
は新たな空カセツト14bの通過を妨げない。空
カセツト14bが支承具37の位置を通過し終え
ると、第7図のbに示されているように、支承具
37は突出縁15にじやまされることなくもとの
安定状態にもどり、角41が再びフレームの内側
を向くようになる。このあとリフト38が下が
り、支承具37が全部の空カセツト14b……を
支承するようになる。このようにして、レール3
5,35には空カセツト14bが乗つていない状
態となるので、空カセツトストツク部に新たな空
カセツトを送り込むことが可能になる。なお、中
空に保持されている空カセツトがない場合は、新
たな空カセツトのみを持ち上げることになるのは
もちろんのことである。このようにして空カセツ
トストツク部に次々に送り込まれて来る空カセツ
トを支承具で支承させることによつて、多数の空
カセツトを順次段積状態で収納することができる
のである。
次々に送り込まれて来るカセツトを次に説明する
ように段積み状態として収納する。第6図は実カ
セツトストツク部から空カセツト14bから送ら
れて来た直後の状態をあらわしており、最下段の
空カセツト14bがレール35,35の上に乗つ
ている。次に、この空カセツト14bをすでに中
空に保持されている他の空カセツト14b……の
下に入れて、これらとともに中空に保持させ収納
するのであるが、この収納動作は次のようにして
行なわれる。リフト38が上昇し、新たな空カセ
ツト14bがすでに中空に保持されている他の空
カセツト14b……とともに持ち上げられて支承
具37よりも高い位置まで上がる。この際、新た
な空カセツト14bの突出縁15が支承具37の
角41に当たるが、角41は上に動くことができ
るので、第7図のaに示されるように支承具37
は新たな空カセツト14bの通過を妨げない。空
カセツト14bが支承具37の位置を通過し終え
ると、第7図のbに示されているように、支承具
37は突出縁15にじやまされることなくもとの
安定状態にもどり、角41が再びフレームの内側
を向くようになる。このあとリフト38が下が
り、支承具37が全部の空カセツト14b……を
支承するようになる。このようにして、レール3
5,35には空カセツト14bが乗つていない状
態となるので、空カセツトストツク部に新たな空
カセツトを送り込むことが可能になる。なお、中
空に保持されている空カセツトがない場合は、新
たな空カセツトのみを持ち上げることになるのは
もちろんのことである。このようにして空カセツ
トストツク部に次々に送り込まれて来る空カセツ
トを支承具で支承させることによつて、多数の空
カセツトを順次段積状態で収納することができる
のである。
つぎに、コイルを保持する保持具(クランプ)
の構造および動きについて説明する。第9図に示
されるように、保持具10を前後動させる駆動手
段(エアシリンダ)11のピストン棒にはブロツ
ク47が固定され、このブロツク47の側部に
は、ここから突出するよう支持片48が固定され
ている。支持片48の前面には保持具10の平面
L字形をした部材10aが固定され、L字形部材
10aおよびブロツク47には軸10bの両端が
それぞれ固定されている。軸10bには部材10
cが遊嵌されており、軸10bの中間部に設けら
れた環10dおよび部材10cの間にはコイルば
ね10eが配置されている。コイルばね10eは
部材10cを閉じさせるような力が加えられない
限り、常に部材10cを開かせておくようにす
る。ブロツク47にはピストン10fが内装され
ており、ピストン10fの先端は部材10cに固
定されている。ピストン10fがコイルばね10
eに抗して部材10cを閉じる方向に押すと、保
持具10はコイルをつかむことができる。49は
送られてくるコイルの前進を止めるストツパ、5
0はコイルを持ち上げるリフトである。保持具1
0は次のようにしてコイルを保持する。まず、供
給されてくるコイルが第9図のbに示されるよう
にストツパ49に当つて保持具10の真下に位置
決めされる。コイル1はレールの上を移動するの
が普通であるが、ここではレールの図示は省略さ
れている。ストツパ49によつて位置決めされた
コイル1はリフト50により持ち上げられ、部材
10cが閉じることによつて、第9図のcに示さ
れるように保持具10につかまれる。
の構造および動きについて説明する。第9図に示
されるように、保持具10を前後動させる駆動手
段(エアシリンダ)11のピストン棒にはブロツ
ク47が固定され、このブロツク47の側部に
は、ここから突出するよう支持片48が固定され
ている。支持片48の前面には保持具10の平面
L字形をした部材10aが固定され、L字形部材
10aおよびブロツク47には軸10bの両端が
それぞれ固定されている。軸10bには部材10
cが遊嵌されており、軸10bの中間部に設けら
れた環10dおよび部材10cの間にはコイルば
ね10eが配置されている。コイルばね10eは
部材10cを閉じさせるような力が加えられない
限り、常に部材10cを開かせておくようにす
る。ブロツク47にはピストン10fが内装され
ており、ピストン10fの先端は部材10cに固
定されている。ピストン10fがコイルばね10
eに抗して部材10cを閉じる方向に押すと、保
持具10はコイルをつかむことができる。49は
送られてくるコイルの前進を止めるストツパ、5
0はコイルを持ち上げるリフトである。保持具1
0は次のようにしてコイルを保持する。まず、供
給されてくるコイルが第9図のbに示されるよう
にストツパ49に当つて保持具10の真下に位置
決めされる。コイル1はレールの上を移動するの
が普通であるが、ここではレールの図示は省略さ
れている。ストツパ49によつて位置決めされた
コイル1はリフト50により持ち上げられ、部材
10cが閉じることによつて、第9図のcに示さ
れるように保持具10につかまれる。
保持具の前方には貼着場所9(第2図参照)が
あり、ここには、実カセツトストツク部における
最下段の実カセツトのテープが臨んでいる。実カ
セツトはテープレールにテープが当つた状態でテ
ープを貼着場所に臨ませるようにしている。その
ため、実カセツトの供給の際、テープがテープレ
ールからずれないよう、テープ利用前では、カセ
ツトの説明で記述したようにテープ押え18がテ
ープの先端を保持している。
あり、ここには、実カセツトストツク部における
最下段の実カセツトのテープが臨んでいる。実カ
セツトはテープレールにテープが当つた状態でテ
ープを貼着場所に臨ませるようにしている。その
ため、実カセツトの供給の際、テープがテープレ
ールからずれないよう、テープ利用前では、カセ
ツトの説明で記述したようにテープ押え18がテ
ープの先端を保持している。
コイルとテープとを貼着させる様子をつぎに説
明する。前記のようにして保持具10がコイル1
をつかんだあと、駆動手段11が保持具10を前
進させてコイル1を貼着場所に供給する(第2図
参照)とともに第10図のaに示されるように、
貼着場所に臨んでいるテープ51にコイル1を押
しつけ、第10図のbに示されるようにコイル1
の巻線部3とテープ51を貼着させる。図中、2
1はカセツトに設けられたテープレールである。
つぎに、コイル1の筒形2に下から治具12が挿
入される。この治具12は第10図のbに示され
ているようにコイル1に挿入される部分12aお
よびフランジ12bからなる。治具12が挿入さ
れると、保持具10は、部材10cが開くことに
よつてコイル1を放し、つぎに駆動手段11が保
持具10を後退させる。
明する。前記のようにして保持具10がコイル1
をつかんだあと、駆動手段11が保持具10を前
進させてコイル1を貼着場所に供給する(第2図
参照)とともに第10図のaに示されるように、
貼着場所に臨んでいるテープ51にコイル1を押
しつけ、第10図のbに示されるようにコイル1
の巻線部3とテープ51を貼着させる。図中、2
1はカセツトに設けられたテープレールである。
つぎに、コイル1の筒形2に下から治具12が挿
入される。この治具12は第10図のbに示され
ているようにコイル1に挿入される部分12aお
よびフランジ12bからなる。治具12が挿入さ
れると、保持具10は、部材10cが開くことに
よつてコイル1を放し、つぎに駆動手段11が保
持具10を後退させる。
このように、この実施例では、コイルをテープ
に押しつけて貼着を行なうようにするので大がか
りな、あるいは複雑な貼着工程実施手段を必要と
しない。たとえば、カセツトを動かしてテープを
コイルに押し付けるようにすることもこの発明の
範囲には含まれるが、そのようにした場合には、
大がかりな貼着工程実施手段を必要とする。カセ
ツトからテープを引き出してテープをコイルに押
し付けるようにすることも可能であるが、この場
合もやはり、複雑な貼着工程実施手段を必要とす
る。
に押しつけて貼着を行なうようにするので大がか
りな、あるいは複雑な貼着工程実施手段を必要と
しない。たとえば、カセツトを動かしてテープを
コイルに押し付けるようにすることもこの発明の
範囲には含まれるが、そのようにした場合には、
大がかりな貼着工程実施手段を必要とする。カセ
ツトからテープを引き出してテープをコイルに押
し付けるようにすることも可能であるが、この場
合もやはり、複雑な貼着工程実施手段を必要とす
る。
この装置に用いる実カセツトにおいては、実カ
セツトの使い初めテープ押えがテープの先端を保
持している。したがつて、実カセツトのテープを
最初にコイルと貼着させた際、テープの先端部が
コイルの側面からはみ出している。また、その後
も、先のコイルに対するテープ部分と後のコイル
に対するテープ部分を切り離す際、後のコイルの
端の位置でテープを切り離すのではなく少し離れ
た位置で切り離すようにしている。したがつて、
テープの先端部はやはりコイルの側面からはみ出
す。そのため、この装置ではテープとコイルを貼
着させたあと、テープ押えでテープの先端部をコ
イルに押しつけるようにしている。
セツトの使い初めテープ押えがテープの先端を保
持している。したがつて、実カセツトのテープを
最初にコイルと貼着させた際、テープの先端部が
コイルの側面からはみ出している。また、その後
も、先のコイルに対するテープ部分と後のコイル
に対するテープ部分を切り離す際、後のコイルの
端の位置でテープを切り離すのではなく少し離れ
た位置で切り離すようにしている。したがつて、
テープの先端部はやはりコイルの側面からはみ出
す。そのため、この装置ではテープとコイルを貼
着させたあと、テープ押えでテープの先端部をコ
イルに押しつけるようにしている。
テープの先端部はつぎのようにしてコイルに押
し付けられる。まず、この押し付けを行なう手段
について説明する。第11図はテープ利用前の実
カセツトにおけるテープ押えおよびその近傍部分
が示されており、図にみるように、カセツト14
には2本の軸52,53が、互いに平行に、か
つ、フレーム16の底に対して平行に設けられて
いる。軸52,53にはスライド板54がスライ
ド可能にはめ込まれ、前後に動くことができるよ
うになつている。コイルばね55がこのスライド
板54を後に引つぱつている。スライド板54の
前面にはテープ押え18が固定され、テープ押え
18には保持片56がその一端で固定されてい
る。テープ利用前では、保持片56とテープ押え
18の間にテープ51の端がはさまれ、保持され
ている。スライド板54の下方のフレーム16の
底には穴57があけられている。装置の方には第
12図に示されるようなテープ押え駆動手段が設
けられている。すなわち、装置のテーブル58に
も穴があけられ、この穴の壁には縦板59が固定
されている。この縦板59には、互いに噛み合う
ギヤ60,61が上下に配置されており、上のギ
ヤ60にはレバー62が固定され、下のギヤ61
はエアシリンダ63により正逆回転するようにな
つている。下のギヤ61が正逆回転するとレバー
62が水平あるいは垂直になり、テープ押え18
を前後に動かす。すなわち、レバー62が水平か
ら垂直になる際、レバー62の先端がカセツト底
部の穴57を通り抜けてスライド板54を前方に
押し、テープ押え18を前方につき出させる。逆
に、レバー62が垂直から水平になると、コイル
ばね55がスライド板54を後退させ、テープ押
え18をひつこめるのである。この実施例では、
カセツトごとにスライド板の駆動手段を備えさせ
るのではなく、装置の方に駆動手段を備えさせる
ようにしているので、駆動手段は一つですむ。
し付けられる。まず、この押し付けを行なう手段
について説明する。第11図はテープ利用前の実
カセツトにおけるテープ押えおよびその近傍部分
が示されており、図にみるように、カセツト14
には2本の軸52,53が、互いに平行に、か
つ、フレーム16の底に対して平行に設けられて
いる。軸52,53にはスライド板54がスライ
ド可能にはめ込まれ、前後に動くことができるよ
うになつている。コイルばね55がこのスライド
板54を後に引つぱつている。スライド板54の
前面にはテープ押え18が固定され、テープ押え
18には保持片56がその一端で固定されてい
る。テープ利用前では、保持片56とテープ押え
18の間にテープ51の端がはさまれ、保持され
ている。スライド板54の下方のフレーム16の
底には穴57があけられている。装置の方には第
12図に示されるようなテープ押え駆動手段が設
けられている。すなわち、装置のテーブル58に
も穴があけられ、この穴の壁には縦板59が固定
されている。この縦板59には、互いに噛み合う
ギヤ60,61が上下に配置されており、上のギ
ヤ60にはレバー62が固定され、下のギヤ61
はエアシリンダ63により正逆回転するようにな
つている。下のギヤ61が正逆回転するとレバー
62が水平あるいは垂直になり、テープ押え18
を前後に動かす。すなわち、レバー62が水平か
ら垂直になる際、レバー62の先端がカセツト底
部の穴57を通り抜けてスライド板54を前方に
押し、テープ押え18を前方につき出させる。逆
に、レバー62が垂直から水平になると、コイル
ばね55がスライド板54を後退させ、テープ押
え18をひつこめるのである。この実施例では、
カセツトごとにスライド板の駆動手段を備えさせ
るのではなく、装置の方に駆動手段を備えさせる
ようにしているので、駆動手段は一つですむ。
テープ押え18が前方につき出ると、第13図
に示されるように、テープ押え18の先端がテー
プ51の先端部をコイル1の側面に押し付け貼着
させる。テープ押え18がテープ51の先端を保
持している場合は、テープ押え18がつき出たと
き、テープ51の先端はテープ押え18と保持具
56からはずれ、コイル1の側部に貼着される。
に示されるように、テープ押え18の先端がテー
プ51の先端部をコイル1の側面に押し付け貼着
させる。テープ押え18がテープ51の先端を保
持している場合は、テープ押え18がつき出たと
き、テープ51の先端はテープ押え18と保持具
56からはずれ、コイル1の側部に貼着される。
前記のようにして、テープの先端部をコイルに
押し付けたあと、コイルに挿入された治具12が
横に動いて、第2図に示されるように貼着場所9
からテープ巻付場所64にコイル1を移送する。
治具はこの動きによつてつぎのコイルに対するテ
ープ部分をカセツトから引き出す。そのため、別
にテープをカセツトから引き出す手段を装置に備
えさせる必要がない。このあと、テープの切断が
行なわれるのであるが、この装置ではテープの切
断工程と次のコイルの貼着工程とが同時に行なわ
れる。すなわち、テープを切断する刃(カツタ)
13とコイルをつかむ保持具10とは同じブロツ
ク47に配置されており、駆動手段11が保持具
を前進させるとき刃もいつしよに前進する。第1
4図に示されるように、ブロツク47の前面に配
置された刃13を駆動手段11が前進させて、先
のコイルのテープ部分51aと次のコイルに対す
るテープ部分51bを切り離す。この切り離しの
前、普通は治具12が先のコイルを横に移送する
時に、保持具10は次のコイルをつかみ、つぎに
刃13とともに前進してこのコイルに対するテー
プ部分にこのコイルを貼着させる。このように、
この実施例では、切断工程と次のコイルの貼着工
程が1動作で行なわれるので、装置全体の動作が
少なくてすみ、テーピングのスピードを上げるこ
とが可能になる。
押し付けたあと、コイルに挿入された治具12が
横に動いて、第2図に示されるように貼着場所9
からテープ巻付場所64にコイル1を移送する。
治具はこの動きによつてつぎのコイルに対するテ
ープ部分をカセツトから引き出す。そのため、別
にテープをカセツトから引き出す手段を装置に備
えさせる必要がない。このあと、テープの切断が
行なわれるのであるが、この装置ではテープの切
断工程と次のコイルの貼着工程とが同時に行なわ
れる。すなわち、テープを切断する刃(カツタ)
13とコイルをつかむ保持具10とは同じブロツ
ク47に配置されており、駆動手段11が保持具
を前進させるとき刃もいつしよに前進する。第1
4図に示されるように、ブロツク47の前面に配
置された刃13を駆動手段11が前進させて、先
のコイルのテープ部分51aと次のコイルに対す
るテープ部分51bを切り離す。この切り離しの
前、普通は治具12が先のコイルを横に移送する
時に、保持具10は次のコイルをつかみ、つぎに
刃13とともに前進してこのコイルに対するテー
プ部分にこのコイルを貼着させる。このように、
この実施例では、切断工程と次のコイルの貼着工
程が1動作で行なわれるので、装置全体の動作が
少なくてすみ、テーピングのスピードを上げるこ
とが可能になる。
この装置には、第2図に示されるように、貼着
場所9と巻付場所64との間にガイドロール65
およびガイドレール66が配置されており、ブロ
ツク47の前方にはテープ修正ロール67,67
が配置されている。テープ切断の際、刃13とと
もにテープ修正ロール67,67が前進し、第1
4図に示されているように、一方のテープ修正ロ
ール67とガイドロール65、および他方のテー
プ修正ロール67とガイドレール66とがそれぞ
れ先のコイルのテープ部分51aの後部をはさむ
ので、あとで先のコイルにテープ部分51aを巻
きつける際、テープのガイドレール66からの落
下と蛇行が防止される。ガイドロール65が配置
されず、ガイドレール66のみが配置される場合
もある。この場合は、ガイドレール66と両テー
プ修正ロール67,67が先のコイルのテープ部
分51aの後部をはさむ。
場所9と巻付場所64との間にガイドロール65
およびガイドレール66が配置されており、ブロ
ツク47の前方にはテープ修正ロール67,67
が配置されている。テープ切断の際、刃13とと
もにテープ修正ロール67,67が前進し、第1
4図に示されているように、一方のテープ修正ロ
ール67とガイドロール65、および他方のテー
プ修正ロール67とガイドレール66とがそれぞ
れ先のコイルのテープ部分51aの後部をはさむ
ので、あとで先のコイルにテープ部分51aを巻
きつける際、テープのガイドレール66からの落
下と蛇行が防止される。ガイドロール65が配置
されず、ガイドレール66のみが配置される場合
もある。この場合は、ガイドレール66と両テー
プ修正ロール67,67が先のコイルのテープ部
分51aの後部をはさむ。
テープが切断されたあと、テープはコイルに巻
き付けられる。この様子を次に説明する。第2図
に示されるように、この装置には巻付場所64に
テープ押えロール68が配置されている。このテ
ープ押えロール68はシリンダ69によつて付勢
され、第15図のaに示されるように移送されて
来たコイル1の側面を押すようにしている。第1
5図のbに示されるようにテープ押えロール68
がテープ51をコイル1に押し付けながら、治具
12が回転してコイル1にテープ51が巻き付け
られる。巻き終わると治具12が下がつてコイル
1から抜かれ、貼着場所9まで移動して次のコイ
ルに再び挿入される。
き付けられる。この様子を次に説明する。第2図
に示されるように、この装置には巻付場所64に
テープ押えロール68が配置されている。このテ
ープ押えロール68はシリンダ69によつて付勢
され、第15図のaに示されるように移送されて
来たコイル1の側面を押すようにしている。第1
5図のbに示されるようにテープ押えロール68
がテープ51をコイル1に押し付けながら、治具
12が回転してコイル1にテープ51が巻き付け
られる。巻き終わると治具12が下がつてコイル
1から抜かれ、貼着場所9まで移動して次のコイ
ルに再び挿入される。
治具を回転、上下、横移動させる駆動手段は次
のようになつている。第16図に示されるよう
に、テーブル58の下には枠組70が配置されて
いる。この枠組70は図には示されていないが、
テーブル58の下に2本平行に配置された水平ガ
イド軸にスライド可能に支持案内されている。枠
組70の下部には治具12を上下移動させる駆動
手段71が固定され、側部には治具を回転させる
駆動手段72が固定されている。テーブル58の
土台部73には枠組70を横に移動させることに
よつて治具12を横移動させる駆動手段74が固
定されている。この実施例では、駆動手段71,
72,74はいずれもエアシリンダで構成されて
いる。駆動手段71のピストン棒75の上端には
治具12が固定され、中間部にはピニオン76が
設けられている。図には示されていないが、ピニ
オン76とピストン棒75の間にはワンウエイク
ラツチが設けられ、ピニオン76が一方向、この
実施例では左回りに回転したときにだけピストン
棒75が同方向に回転するようになつている。ワ
ンウエイクラツチが設けられずにピストン棒75
とピニオン76が固定されている場合もある。ま
た、ピストン棒75の上端部には軸受け77が配
置され、この軸受け77にはL字形をしたコイル
押し出し棒78が固定されている。駆動手段72
のピストン棒79の先端にはラツク80が配置さ
れ、このラツク80は前記ピニオン76と噛み合
つている。駆動手段72がラツク80をひつこめ
たときには治具12は回転するが、つき出したと
きにはピニオン76のみが回転して治具12は回
転しない。図では治具12が回転し終えた時点の
様子が示されている。
のようになつている。第16図に示されるよう
に、テーブル58の下には枠組70が配置されて
いる。この枠組70は図には示されていないが、
テーブル58の下に2本平行に配置された水平ガ
イド軸にスライド可能に支持案内されている。枠
組70の下部には治具12を上下移動させる駆動
手段71が固定され、側部には治具を回転させる
駆動手段72が固定されている。テーブル58の
土台部73には枠組70を横に移動させることに
よつて治具12を横移動させる駆動手段74が固
定されている。この実施例では、駆動手段71,
72,74はいずれもエアシリンダで構成されて
いる。駆動手段71のピストン棒75の上端には
治具12が固定され、中間部にはピニオン76が
設けられている。図には示されていないが、ピニ
オン76とピストン棒75の間にはワンウエイク
ラツチが設けられ、ピニオン76が一方向、この
実施例では左回りに回転したときにだけピストン
棒75が同方向に回転するようになつている。ワ
ンウエイクラツチが設けられずにピストン棒75
とピニオン76が固定されている場合もある。ま
た、ピストン棒75の上端部には軸受け77が配
置され、この軸受け77にはL字形をしたコイル
押し出し棒78が固定されている。駆動手段72
のピストン棒79の先端にはラツク80が配置さ
れ、このラツク80は前記ピニオン76と噛み合
つている。駆動手段72がラツク80をひつこめ
たときには治具12は回転するが、つき出したと
きにはピニオン76のみが回転して治具12は回
転しない。図では治具12が回転し終えた時点の
様子が示されている。
駆動手段71,72,74はつぎのように動
く。駆動手段72がラツク80をひつこめ、治具
12を回転させてコイル1にテープを巻き付けた
あと、駆動手段71が治具12を下げてコイル1
から治具12を抜く。この時、コイル1の両側は
互いに平行に配置された2本のレール81,81
(第2図参照)の上に乗る。第6図では奥のレー
ル81のみがあらわされている。つぎに、駆動手
段74が枠組70を横(図では右方向)に移動さ
せ、治具12を貼着場所9の下方まで移動させ
る。治具12が貼着場所9と巻付場所64の間を
往復することができるようテープ58には溝82
(第2図参照)が設けられている。再び第16図
に基いて説明すると、貼着場所9で次のコイルと
テープが貼着したあと、駆動手段71が治具12
を上げ、次のコイル1に治具12を挿入する。保
持具が後退したあと駆動手段74が枠組70は今
度は左方向に移動させ治具12を巻付場所64に
移動させる。この移動の際、すでにテープが巻き
付けられた先のコイル1をコイル押し出し棒78
が巻付場所64から排出場所83に押し出す。次
のコイル1にテープを巻きつける前に、駆動手段
72はラツク79をつき出しておく。
く。駆動手段72がラツク80をひつこめ、治具
12を回転させてコイル1にテープを巻き付けた
あと、駆動手段71が治具12を下げてコイル1
から治具12を抜く。この時、コイル1の両側は
互いに平行に配置された2本のレール81,81
(第2図参照)の上に乗る。第6図では奥のレー
ル81のみがあらわされている。つぎに、駆動手
段74が枠組70を横(図では右方向)に移動さ
せ、治具12を貼着場所9の下方まで移動させ
る。治具12が貼着場所9と巻付場所64の間を
往復することができるようテープ58には溝82
(第2図参照)が設けられている。再び第16図
に基いて説明すると、貼着場所9で次のコイルと
テープが貼着したあと、駆動手段71が治具12
を上げ、次のコイル1に治具12を挿入する。保
持具が後退したあと駆動手段74が枠組70は今
度は左方向に移動させ治具12を巻付場所64に
移動させる。この移動の際、すでにテープが巻き
付けられた先のコイル1をコイル押し出し棒78
が巻付場所64から排出場所83に押し出す。次
のコイル1にテープを巻きつける前に、駆動手段
72はラツク79をつき出しておく。
排出場所83に移送されたコイル1は第2図に
示されるようにクランク機構84によつて装置の
外に押し出される。図中、85はクランク円盤、
86はクランク円盤85の回転軸、87は連杆、
88は往復板(滑子)、89,90はピンであつ
て、クランク円盤85が回転すると往復板90が
左右往復してコイルを押し出すようになつてい
る。
示されるようにクランク機構84によつて装置の
外に押し出される。図中、85はクランク円盤、
86はクランク円盤85の回転軸、87は連杆、
88は往復板(滑子)、89,90はピンであつ
て、クランク円盤85が回転すると往復板90が
左右往復してコイルを押し出すようになつてい
る。
なお、この装置の各説明図においてはコイルの
端子が省略されて示されているが、テープの巻付
の際等においてじやまにならないよう、第1図の
aに示されるように端子を延ばしておいたコイル
を用いる必要が生じる場合がある。この場合、テ
ーピングのあと、第1図のbに示されるように端
子を曲げ戻しておく必要があれば、排出場所83
の前方または後方に端子曲げ戻し手段が配置され
る。端子曲げ戻し手段が端子を曲げ戻したあと、
コイルは装置の外に排出される。
端子が省略されて示されているが、テープの巻付
の際等においてじやまにならないよう、第1図の
aに示されるように端子を延ばしておいたコイル
を用いる必要が生じる場合がある。この場合、テ
ーピングのあと、第1図のbに示されるように端
子を曲げ戻しておく必要があれば、排出場所83
の前方または後方に端子曲げ戻し手段が配置され
る。端子曲げ戻し手段が端子を曲げ戻したあと、
コイルは装置の外に排出される。
装置の実施例では刃が被テーピング物押付手段
の保持具と連結され、保持具の駆動手段によつて
駆動するようになつているが、刃と保持具が別々
の駆動手段によつて駆動するようになつていても
よい。この場合は必ずしもテープの切断と次の被
テーピング物に対するテープの貼着とが同時に行
なわれる必要はない。
の保持具と連結され、保持具の駆動手段によつて
駆動するようになつているが、刃と保持具が別々
の駆動手段によつて駆動するようになつていても
よい。この場合は必ずしもテープの切断と次の被
テーピング物に対するテープの貼着とが同時に行
なわれる必要はない。
また、貼着、移送、切断、巻付の順でテーピン
グを行なうようにしているが、必ずしもこのよう
にする必要はなく、たとえば、貼着、移送のあと
巻付の途中で切断を行なつてもよいし、貼着、巻
付、移送、切断の順でテーピングを行なうように
してもよい。
グを行なうようにしているが、必ずしもこのよう
にする必要はなく、たとえば、貼着、移送のあと
巻付の途中で切断を行なつてもよいし、貼着、巻
付、移送、切断の順でテーピングを行なうように
してもよい。
さらに、保持具や治具の構造や形は、ここで説
明したようなものに限られるものではない。被テ
ーピング物の構造や形に応じて決められる必要が
あることは言うまでもない。
明したようなものに限られるものではない。被テ
ーピング物の構造や形に応じて決められる必要が
あることは言うまでもない。
この発明にかかるテーピング方法および装置は
このように構成されるものであつて、この発明に
かかるテーピング方法は、前記のように貼着、巻
付、移送および切断の諸工程を含み、テープがカ
セツトから供給され、テープの引き出しが被テー
ピング物の回転、移動動作のうち少なくとも一方
動作を利用してなされ、かつ実カセツトの交換を
自動的に行なうようにするので、被テーピング物
の供給およびテープの補充を自動的に行なうのに
適している。また、この発明にかかるテーピング
装置は前記のような構成を持つので、この発明に
かかるテーピング方法を容易に実施することがで
き、多数の被テーピング物にテープを巻く場合に
用いるのに適している。
このように構成されるものであつて、この発明に
かかるテーピング方法は、前記のように貼着、巻
付、移送および切断の諸工程を含み、テープがカ
セツトから供給され、テープの引き出しが被テー
ピング物の回転、移動動作のうち少なくとも一方
動作を利用してなされ、かつ実カセツトの交換を
自動的に行なうようにするので、被テーピング物
の供給およびテープの補充を自動的に行なうのに
適している。また、この発明にかかるテーピング
装置は前記のような構成を持つので、この発明に
かかるテーピング方法を容易に実施することがで
き、多数の被テーピング物にテープを巻く場合に
用いるのに適している。
第1図のaはコイルの斜視図、同bはテープを
巻き付けたコイルの斜視図、第2図はテーピング
装置の平面図、第3図は実カセツトストツク部お
よび空カセツトストツク部に実カセツトおよび空
カセツトがそれぞれ収納されている様子を示す平
面図、第4図は実カセツトストツク部の説明図、
第5図は実カセツトストツク部が実カセツトを供
給する様子を示す説明図、第6図は空カセツトス
トツク部の説明図、第7図のaおよびbは空カセ
ツトストツク部が空カセツトを収納する様子を示
す説明図、第8図は実カセツトストツク部から空
カセツトストツク部に空カセツトを横移動させる
様子を示す説明図、第9図のaは保持具の平面
図、同bは同じく保持具の正面図、同cは保持具
がコイルをつかんだときの正面図、第10図のa
はテープにコイルを押し付けた様子を示す説明
図、同bはテープとコイルが貼着された様子を示
す説明図、第11図はカセツトのテープ先端部押
し付け手段の説明図、第12図はテーピング装置
のテープ先端押し付け手段の説明図、第13図は
テープ押えがテープ先端部をコイルに押し付ける
様子を示す説明図、第14図はテープ切り離しの
様子を示す説明図、第15図のaはテープ押えロ
ールがコイルの側面を押している様子を示す説明
図、同bはコイルにテープを巻き付ける様子を示
す説明図、第16図は治具を回転、上下、横移動
させる駆動手段の説明図である。 6……実カセツトストツク部、7……空カセツ
トストツク部、8……カセツト移送手段、9……
貼着場所、10……保持具、11……駆動手段、
12……治具、13……刃、14……カセツト、
14a……実カセツト、14b……空カセツト、
27……フツク、28,29……駆動手段、30
……縦柱、37……支承具、38……リフト、3
9……縦柱、41……角、43……ストツパ、4
4……台、45……エアシリンダ、40……枠
組、71,72,74……駆動手段、76……ピ
ニオン、80……ラツク。
巻き付けたコイルの斜視図、第2図はテーピング
装置の平面図、第3図は実カセツトストツク部お
よび空カセツトストツク部に実カセツトおよび空
カセツトがそれぞれ収納されている様子を示す平
面図、第4図は実カセツトストツク部の説明図、
第5図は実カセツトストツク部が実カセツトを供
給する様子を示す説明図、第6図は空カセツトス
トツク部の説明図、第7図のaおよびbは空カセ
ツトストツク部が空カセツトを収納する様子を示
す説明図、第8図は実カセツトストツク部から空
カセツトストツク部に空カセツトを横移動させる
様子を示す説明図、第9図のaは保持具の平面
図、同bは同じく保持具の正面図、同cは保持具
がコイルをつかんだときの正面図、第10図のa
はテープにコイルを押し付けた様子を示す説明
図、同bはテープとコイルが貼着された様子を示
す説明図、第11図はカセツトのテープ先端部押
し付け手段の説明図、第12図はテーピング装置
のテープ先端押し付け手段の説明図、第13図は
テープ押えがテープ先端部をコイルに押し付ける
様子を示す説明図、第14図はテープ切り離しの
様子を示す説明図、第15図のaはテープ押えロ
ールがコイルの側面を押している様子を示す説明
図、同bはコイルにテープを巻き付ける様子を示
す説明図、第16図は治具を回転、上下、横移動
させる駆動手段の説明図である。 6……実カセツトストツク部、7……空カセツ
トストツク部、8……カセツト移送手段、9……
貼着場所、10……保持具、11……駆動手段、
12……治具、13……刃、14……カセツト、
14a……実カセツト、14b……空カセツト、
27……フツク、28,29……駆動手段、30
……縦柱、37……支承具、38……リフト、3
9……縦柱、41……角、43……ストツパ、4
4……台、45……エアシリンダ、40……枠
組、71,72,74……駆動手段、76……ピ
ニオン、80……ラツク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 あらかじめ貼着場所に臨んでいるテープと被
テーピング物を互いに貼着させる貼着工程と、テ
ープが貼着された被テーピング物を回転させるこ
とによつて被テーピング物に対しテープを巻き付
ける巻付工程と、被テーピング物を貼着場所から
移動させる移送工程と、次の被テーピング物に対
する貼着位置が貼着場所にあらわれた時点以後に
先の被テーピング物に対するテープ部分と次の被
テーピング物に対するテープ部分を切り離す切断
工程とを含んでいるテーピング方法であつて、テ
ープの供給がテープを巻き付けたリールを収納し
テープの一部をフレームの外に臨ませたカセツト
からなされ、このカセツトからのテープの引き出
しが被テーピング物の回転動作および移動動作の
うちの少くとも一方の動作を利用してなされ、テ
ープがなくなつた空カセツトと新しいテープがは
いつている実カセツトの交換が自動的になされる
ことを特徴とするテーピング方法。 2 段積みした実カセツトを、その最下段のもの
から下ろして使用することとし、使用済の空カセ
ツトは横へ移すとともに、次々と移されてくる空
カセツトは上へ上げて段積みしていく特許請求の
範囲第1項記載のテーピング方法。 3 貼着工程が、テープに被テーピング物を押し
付けることによつて行なわれる特許請求の範囲第
1項または第2項記載のテーピング方法。 4 貼着工程、移送工程、切断工程および巻付工
程がこの順番で行なわれる特許請求の範囲第1項
から第3項までのいずれかに記載のテーピング方
法。 5 切断工程が、次の被テーピング物の貼着工程
と同時に行なわれる特許請求の範囲第1項から第
4項までのいずれかに記載のテーピング方法。 6 テープを巻き付けたリールを収納しテープの
一部をフレームの外に臨ませた多数の実カセツト
が段積み状態で収納されうるフレーム、実カセツ
トを引掛けるフツク、フツクを上下動させる駆動
手段およびフツクを開閉させる駆動手段を持ち、
前記フツクで最下段の実カセツトを引掛けること
により段積み状態の実カセツトを中空に保持し、
フツクをその位置から下ろして開かせることによ
り段積み状態の実カセツトを一旦下ろし、つぎに
フツクを上昇させつつ閉じることによつて2段目
以上の実カセツトを再び中空に保持する実カセツ
トストツク部と、 テープがなくなつた空カセツトが段積み状態で
収納されうるフレーム、段積み状態の空カセツト
を中空に支える支承具およびリフトを持ち、中空
に支えられている空カセツトの下方に次の空カセ
ツトが送り込まれたとき、リフトによつてこの空
カセツトともに前記中空の空カセツトを一旦持ち
上げ、そののちリフトを下ろして全部の空カセツ
トを前記支承具により中空に保持する空カセツト
ストツク部と、 前記実カセツトストツク部の空カセツトを前記
空カセツトストツク部に横移動させるカセツト移
送手段と、 被テーピング物を保持する保持具、およびこの
保持具を前後動させる駆動手段を持ち、保持具で
保持した被テーピング物を前記最下段の実カセツ
トの正面に位置するテープに押し付けることによ
つて被テーピング物にテープを貼着させる被テー
ピング物押付手段と、 被テーピング物を保持する治具およびこの治具
を回転、上下、横移動させる駆動手段を持ち、テ
ープの貼着された被テーピング物を治具で保持
し、回転させることによつて被テーピング物にテ
ープを巻き付け、横移動させることによつてテー
プ貼着場所から移動させる被テーピング物回転移
送手段と、 刃およびこの刃を駆動する駆動手段を持ち、被
テーピング物の回転、移動により次の被テーピン
グ物に対する貼着位置が前記最下段の実カセツト
の正面にあらわれた時点以後に先の被テーピング
物に対するテープ部分と次の被テーピング物に対
するテープ部分を切り離す切断手段と、 をそれぞれ備えたテーピング装置。 7 カセツトが、テープ押えおよびこのテープ押
えに設置されてテープ押えとともにテープの先端
をはさむ保持片を持ち、実カセツトストツク部の
テーブルに設置された駆動手段が前記テープ押え
を動かす特許請求の範囲第6項記載のテーピング
装置。 8 刃が被テーピング物押付手段の保持具と連結
され、保持具の駆動手段によつて駆動される特許
請求の範囲第6項または第7項記載のテーピング
装置。 9 保持具がクランプで構成されている特許請求
の範囲第6項から第8項までのいずれかに記載の
テーピング装置。 10 治具が、これを上下動させる駆動手段と、
これを回転させる駆動手段と、これら両駆動手段
が設けられた枠組を横方向に往復動させる駆動手
段によつて駆動される特許請求の範囲第6項から
第9項までのいずれかに記載のテーピング装置。 11 被テーピング物の巻付場所にはテープを被
テーピング物に弾性的に押しつけるテープ押えロ
ールが設けられている特許請求の範囲第6項から
第10項までのいずれかに記載のテーピング装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8714982A JPS58207259A (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | テ−ピング方法およびテ−ピング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8714982A JPS58207259A (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | テ−ピング方法およびテ−ピング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58207259A JPS58207259A (ja) | 1983-12-02 |
JPS6238262B2 true JPS6238262B2 (ja) | 1987-08-17 |
Family
ID=13906915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8714982A Granted JPS58207259A (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | テ−ピング方法およびテ−ピング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58207259A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6411861A (en) * | 1987-07-07 | 1989-01-17 | Canon Kk | Printer |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01187911A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-27 | Asahi Kiko Kk | コイルの自動テープ巻付機におけるテープカツト方法 |
JP2514892B2 (ja) * | 1992-12-31 | 1996-07-10 | エレテック鳥取株式会社 | ワ―クへの粘着テ―プの自動巻き付け貼着方法および装置 |
CN105006927A (zh) * | 2015-07-29 | 2015-10-28 | 德清奥士玛数控设备有限公司 | 电机线圈自动化包胶装置的包胶单元 |
CN105262289A (zh) * | 2015-07-29 | 2016-01-20 | 德清奥士玛数控设备有限公司 | 自动化包胶单元的联动机构 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5264394A (en) * | 1975-11-19 | 1977-05-27 | Okabe Metal Ind | Apparatus for applying tape |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5313744Y2 (ja) * | 1973-03-28 | 1978-04-13 |
-
1982
- 1982-05-22 JP JP8714982A patent/JPS58207259A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5264394A (en) * | 1975-11-19 | 1977-05-27 | Okabe Metal Ind | Apparatus for applying tape |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6411861A (en) * | 1987-07-07 | 1989-01-17 | Canon Kk | Printer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58207259A (ja) | 1983-12-02 |
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