JPS6238254A - 竪型粉砕装置用ロ−ラ押圧装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は１石炭等の塊状固形物を微粉体に粉砕する竪型
粉砕装置のローラを受皿に押圧するための装置に関する
。

（従来の技術） まず、一般的な竪型粉砕装置を第３図に基づいて説明す
る。

１は基礎上に立役さ八た竪型粉砕装置のケーシング、２
はケーシング１の頂壁中央に、その軸心がケーシング１
の中心と合致するように配設された被粉砕物供給管、３
はケーシング１の底部中央に設置された受台（図示せず
）上に回転自在に支承され、かつ図示省略の駆動源によ
って回転駆動される摺鉢状の受皿で、受皿３ば。

その回転中心がケーシング１の中心と合致するように配
置される。４は受皿３の外周縁部上面に、後述する押圧
手段により圧接されながら受皿３の回転に伴なって回転
するようにその支持軸５の先端に回転自在に軸支された
誠頭円錐状の粉砕用のローラで、支持軸５の基部はケー
シング１の側壁の外側適所に図示の如く固設された支持
部材１１に支軸９を介して該支軸９を中心として上下に
揺動可能に支持されており、また基部には図示の如くレ
バー１０が連設されている。

Ａはローラ４を受皿３の外周縁部上面にｒｆｅするため
の抑圧手段で、押圧手段Ａによりローラ４はレバー１０
ヲ介して支１Ｆｌｔｌ　９　’ｅ中心として受皿３の外
周縁部上面に圧接されるようになっている。

なおローラ４とこれに付帯する部材は、ケーシング１の
周方向に沿って等間隔毎に複数組（通常２〜４組）配設
される。６はケーシング１における受皿３の若干下方の
側壁に配設された熱ガス導入管で１熱ガス導入管６は図
示省略の熱空気源または熱ガス源に接続されており。

熱ガス導入管６からケーシング１内に導入される熱空気
または熱ガスは、受皿３の外周端面とケーシングｌの側
壁内周面との間隙を上昇気流となって上昇するようにな
っている。７は図示の如くケーシング１内に配、設され
た粗粉分離ＲＬ８は微粉出口管をそれぞれ示す。

被粉砕物供給管２を介してケーシング１内に導入された
被粉砕物は１回転中の受皿３上面の中心部付近に供給さ
れるが、被粉砕物は回転する受皿３の速心力によって受
皿３の外周縁部上Ｕｆ１］に移動し、押子手段Ａで外周
縁部上面に圧接されているローラ４で圧縮粉砕されたの
ち、外周縁部上面から受皿３の外周方向へ投げ出される
。このようにして圧縮粉砕されて受皿３の外周方向へ放
出される粉砕物は、熱ガス導入管６からの熱空気または
熱ガスの上昇気流に乗って熱空気または熱ガスによって
乾燥されながら上昇して上方の粗粉分離器７内に入り、
ここで微粉と粗粉に分離され、微粉は微粉出口管８がら
空気またはガスとともに外部に排出され、また粗粉は下
方の受皿３上に落下し、被粉砕物供給管２から新だに供
給される被粉砕物とともに両粉砕される。以上の操作の
繰返えしで、被粉砕物は所望の微粉状に粉砕される。

このような竪型粉砕装置の抑圧装置Ａとしては、従来は
第４図に示すように、油圧シリンダ２０、油圧シリンダ
２０のピストン２１．ピストン２１に連結されたピスト
ンロッド２２からなる油圧装置と、油圧装置に圧油を供
給する油圧配管２３、図示省略の油圧ポンプから電磁四
方弁２４を介して上記油圧配管２３に圧油を供給する配
管２５゜電磁四方弁２４から油圧ポンプの吸込口に連通
されたタンク（図示せず）への戻油配管２６．圧油配管
２３の途中に図示の如く付設され、内部にブラダ３１′
を備えてプラグ３１′内に所定圧力の窒素ガスが封入さ
れているアキュムレータ３０′カら構成されている。

竪型粉砕装置の運転中においては、粉砕用ローラ４と、
摺鉢状受皿３の間の被粉砕物の層の厚さが時々刻々と変
化するため、粉砕用ローラ４は支軸９を中心として上下
方向に揺動変位する。この変位に伴い、油圧シリンダ２
０のピストン２１が軸方向に急速に運動し、油圧シリン
ダ２０内の油圧に脈動が発生するが、アキュムレータ３
０′内の窒素ガスの膨張、収縮によりこの脈動は吸収さ
れる。

（発明が解決しようとする問題点） 竪型粉砕機の運転においては、その負荷に応じて油圧を
増減するのが一般的な方法であり。

第５図に示すように、高負荷においては高い油圧、低負
荷においては低い油圧となるように。

電磁四方弁２４にて調整される。しかし乍ら、油圧シリ
ンダ２０内の油圧がブラダ３１′内の窒素の封入圧力よ
り低くなると、アキュムレータ３０′内は完全に窒素で
満たされるため、脈動吸収能力が失なわれるので、最低
油圧をアキュムレータ３０′内の窒素ガスの封入圧力以
下とすることはできない。従って、従来の竪型粉砕機に
おいては低負荷において、十分に油圧を低減することが
できないため、粉砕用ローラ４と摺鉢状受皿３の間の被
粉砕物の量に対し過大な粉砕荷重がかかることになり、
成品が過度に微粉砕されたり、振動が発生したりする問
題があった。この問題を解決する方法のひとつとして、
アキュムレータ３０′内への窒素ガスの封入圧力を減少
させることが先ず考えられるが、圧力を低くすると一方
では、油圧が高い場合の脈動吸収能力が低下するため、
実用的でなかった。

（問題点を解決するための手段） 上記問題点を解決するため本発明は、油圧手段に圧油を
送る配管の途中に、ガス封入圧力の異なる複数のアキュ
ムレータを連通させた装置を提供している。

（作用） 高負荷時の高圧の圧油を併給している際に脈動が発生し
たときは、この脈動をガス封入圧の高いアキュムレータ
で吸収し、逆に低負荷時の低圧の圧油を供給している際
に発生した脈動は。

ガス封入圧の低いアキュムレータで吸収する。

（実施例） 本発明を第１図に示す実施例に基づいて説明する。

２０は油圧シリンダ、２１はピストン、２２はピストン
ロッドでそれらの部材２０．２１および２２で油圧装置
を形成している。２３は油圧配管、２５は図示省略の油
圧ポンプから電磁四方弁２４を介して油圧配管２３に圧
油を併給する配管、２６は電磁四方弁２４から油圧ポン
プの吸込口に連通されたタンク（図示せず）への戻り配
管、３０及び３２は圧油配管２３に図示の如く付設され
た高圧及び低圧のアキュムレータをそれぞれ示す。

高圧のアキュムレータ３０内にはゴム製のブラダ３１が
入っておりブラダ３１の内部には予め高圧の窒素ガスが
封入されている。低圧のアキュムレータ３２の内にも同
様にゴム製のブラダ３３が入っておりブラダ３３の内部
には予め、低圧の窒素ガスが封入されている。

なお２本例では２つのアキュムレータ３０．３２を使用
しているが、油圧シリンダ２０に送られる圧油の圧力範
囲が大きいときは、アキュムレータを３つ、あるいはそ
れ以上としてもよい。

油圧シリンダ２０内の油圧は、負荷に応じ第２図に示す
ように高負荷モード■及び低負荷モード■にて制御され
、低負荷時に従来のものより油圧を低くできることに特
徴がある。

アキュムレータ３０内へは高負荷モード■の最低圧力Ｐ
１よりも低い圧力にて窒素が封入されており、一方アキ
ュムレータ３２内へは低負荷モード■の最低圧力Ｐ２よ
りも低い圧力にて窒素が個人されている。

竪型粉砕機が高負荷モード■で運転される場合は、アキ
ュムレータ３０及び３２内の窒素ガス　Ｊの状況は略第
１図のようになり、従来の装置と同等以上の脈動吸収効
果が得られる。

一方低負荷モード■で運転される場合は、高圧アキュム
レータ３０は、油圧が窒素ガスの圧力より低くなるため
、その内部は窒素ガスのみで充満され、脈動吸収効果が
失くなる。

一方、低圧アキュムレータ３２においては、窒素封入圧
力は油圧よりも低いので、アキュムレータ３２の内は油
と窒素ガスが混合し、脈動吸収効果が得られる。

（発明の効果） 本発明の装置によれば、低圧のガスが封入さ負荷におけ
る油圧手段に供給される圧油の圧力を従来のものより格
段に低減することができる。

その結果、低負荷運転時、製品が過度に微粉砕されたり
、振動が発生したりするという問題が解決される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す図、第２図は本発明の実
施例における負荷に対する油圧モードを示すグラフ、第
３図は一般的な竪型粉砕装置を示す正面断面図、第４図
は従来の抑圧装置を示す図、第５図は従来装置の負荷に
対する油圧モードを示すグラフである。 ３・・・受皿、４・・・ローラ、２０・・・油圧シリン
ダ。 ２１・・・ピストン、２２・・・ピストンロッド、２３
・・・油圧配管、　３０．８０’、　８２・・・アキュ
ムレータ、３１゜３１’、３８・・・ブラダ。 第７図 躬２　口 負荷−鳥 第３　回

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被粉砕物が供給されて回転する受皿にローラを押圧する
   竪型粉砕装置用ローラ押圧装置において、油圧手段に圧
   油を供給する配管の途中にガス封入圧力の異なる複数の
   アキュムレータを連通させたことを特徴とする竪型粉砕
   装置用ローラ押圧装置。