JPS6237810B2 - - Google Patents

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JPS6237810B2
JPS6237810B2 JP53159978A JP15997878A JPS6237810B2 JP S6237810 B2 JPS6237810 B2 JP S6237810B2 JP 53159978 A JP53159978 A JP 53159978A JP 15997878 A JP15997878 A JP 15997878A JP S6237810 B2 JPS6237810 B2 JP S6237810B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
capacitor
conductive layer
substrate
gaas
Prior art date
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Expired
Application number
JP53159978A
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English (en)
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JPS5588366A (en
Inventor
Eiji Yamamura
Shigeru Yokogawa
Takao Shima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP15997878A priority Critical patent/JPS5588366A/ja
Publication of JPS5588366A publication Critical patent/JPS5588366A/ja
Publication of JPS6237810B2 publication Critical patent/JPS6237810B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置に関するものであり、さら
に詳しく述べるならば新規な構造のキヤパシタを
有する半導体装置に関するものである。
半導体装置においてSiO2などの絶縁膜を用い
てキヤパシタを製作することは周知であるが、従
来のキヤパシタ構造を第1図ないし3図を参照と
しつつ説明する。第1図はMES型GaAs FET1
を用いた自動バイアス小信号増幅器の一例を示す
回路図である。2,4は入力回路の一部を構成す
るキヤパシタ、3,6は入力回路の一部を構成す
るインダクタンスである。7ないし9は以下説明
するバイアス回路である。直流バイアス電源VBI
ASからの電圧が抵抗11によつて降下され、
FET1のドレーンDに印加される。
バイアス電流はドレーンからゲートを経てソー
スSに流れる。この結果ソースSに一定の電圧が
印加される。この電圧より抵抗8による電圧降下
を差引いたものが高周波遮断用インダクタンス6
を経てFET1のゲートGに印加される。したが
つて、例えばVBIASを5ボルト、ドレーン電圧を
3ボルト、ソース電圧を0ボルト、ゲート電圧を
−2ボルトとするような電圧を一個の電源VBIAS
で設定することができる。インダクタンス12,
13及びキヤパシタ14は出力側マツチング回路
を構成する。第1図の回路においてバイパスコン
デンサ7は具体的には第2図及び3図に示す如き
構造を有する。第2図及び3図は、第1図の回路
図の素子1,7の部分の具体的構造を示す図面で
ある。これらの図面において、FET1はMOSキ
ヤパシタ7の上に搭載され、FET1のソースS
がろう材20によりMOSキヤパシタ7と接続さ
れている。MOSキヤパシタ7は、金属電極2
1、SiO2などの絶縁物質22、Si導電性基板23
及び金属電極24よりなる。上述のような構造な
キヤパシタでは、FETの半導体基板とは別にキ
ヤパシタが設けられるために、半導体装置の製造
工程が複雑になる。MES型FETを例にとつてキ
ヤパシタを有する従来の半導体装置の例を説明し
たが、他の半導体装置にあつてもMOSキヤパシ
タの上に活性素子を形成することは同様に製造工
程上複雑である。
本発明の目的は、以上の如き欠点をもたない新
規な構造の半導体装置を提供することを目的とす
る。
本発明に係る半導体装置は、活性素子が配置さ
れた第1の導電層がGaAs半絶縁層の一面上に形
成され、該半絶縁層の第1の導電層とは反対側面
上にGaAsからなる第2の導電層が形成され、該
第2の導電層の該半絶縁層とは反対面側にGaAs
からなる高抵抗層を介して第3の導電層が形成さ
れ、該第2の導電層と高抵抗層と第3の導電層と
によりキヤパシタを構成してなることを特徴とす
る。かかる半導体装置の如く、1個の半導体基板
の内部にキヤパシタが配備される。単に1個の基
板内に不純物濃度が異なる各素子を形成すれば半
導体装置が製造されるからプロセス技術によるそ
の製造が著しく簡単になる。1個の半導体基板の
面積を0.5×0.5mm2とすると、例えば100〜200pFの
キヤパシタを製造するためには、比抵抗約
105ohm・cmの高抵抗層を厚さ0.2ミクロンにて
GaAsなどの化合物半導体基板の下部に形成すれ
ばよい。本発明に係る半導体装置によると、半導
体基板の下部には無線周波数電流が流れ、一方電
流のバイアス電流が流れず、この結果基板の下部
に関しては直流と交流が分離される。このため回
路設計の自由度が拡がり、高出力GaAsFETの1
バイアス化も容易になるという利点がある。
第2の導電層は半導体基板の裏面に蒸着によつ
て形成された金属膜であることが好ましい。この
実施態様のように一つの導電層を半導体基板の裏
面に形成すると、キヤパシタ用高抵抗層は該裏面
の近傍に形成されることになる。このような構造
の半導体装置を製造するためには、半導体基板の
裏面からイオン注入を行い、一対の導電層の他方
を形成するようにイオン注入というプロセス技術
を応用することができる。この結果、自動バイア
ス回路が極めて簡単に製造される。
本発明の他の実施態様によると、活性層に形成
された半導体素子の何れかと前記キヤパシタと接
続する一対の導電層とを接続する導体部が半導体
基板内を上下に貫通する低抵抗層として形成され
る。このような低抵抗導体の比抵抗は一般には
0.01ohm・cmである。キヤパシタと接続する半導
体素子がMES FETのソース(S・第1図参照)
であると、自動バイアスMES FET回路がさらに
簡単に製造される。
本発明の別の実施態様によると、キヤパシタと
して用いられている高抵抗層の一部の比抵抗を低
く調節し、この低比抵抗層も前記一対の導電層の
間に接触させて配置し、この結果比抵抗調節層を
キヤパシタと並列に接続されたレジスタとして用
いる。この層の比抵抗が例えば103ohm・cmであ
るときは、その面積を100μm□とすることによ
つて約200ohmのレジスタを得ることができる。
このようなレジスタを第1図のバイアス抵抗8と
して使用すれば半導体装置の面積が小さくて済む
ので好ましい。
以上の部分で説明した各層を半導体基板に形成
するにはイオン注入技術法を採用することが好ま
しい。以下、この方法の具体例を説明する。ま
ず、n+型GaAs基板を常法によつて調整し、この
基板の表面から例えばプロトンを約500KeVのエ
ネルギーで1×1015/cm2のドーズ量で注入して、
絶縁層を形成する。この絶縁層は基板上部表面か
ら約5ミクロンの深さに形成され、FET素子の
半絶縁層部分として使用可能である。基板最表面
部は導電層として残り、FET素子の活性層部分
として使用可能である。次にキヤパシタとして使
用される高抵抗層形成のためのイオン注入は基板
の上部表面から行つてもよいが、下部表面すなわ
ち裏面から行うことがイオン注入工程を非常に簡
単にする。裏面からイオン注入を行う場合は、約
100KeV、5×1015/cm2なる条件により裏面から
深さ1500〜2000Åの基板内部に高抵抗層を形成す
ることができる。基板の裏面の最表面部は導電層
として残るので、これをキヤパシタと接続する電
極として使用することもできる。
n+型GaAs基板を用いた上記具体例とは異な
り、Crドープの半絶縁性GaAs基板を使用するこ
ともできる。この場合は、GaAs基板内部にイオ
ン注入により導電層を形成し、GaAs基板の上部
にn型GaAsFETとキヤパシタを形成し一方基板
の下部には金属膜を蒸着等により被着して、キヤ
パシタを含むFET素子を製造する。
以下第4図に基づいてインターデイジタル構造
のFETの実施例を説明する。
ソース電極S、ドレーン電極D及びゲート電極
GはGaAs半導体基板30の導電層31上に被着
されている。導電層31の下方にはイオン打込み
により形成された半絶縁層32が位置する。半絶
縁層の比抵抗は約105Ωcm以上になるようにイオ
ン注入が行われる。GaAs基板30の最表面部に
は極く小量のイオンが捕促され、n+型層31と
なる。ソース電極とドレイン電極はオーミツク性
電極として形成される。ソース電極S1と接触する
領域34にはマスクを形成してイオン注入を行う
ので、マスクの下方の半導体は基板本来のn++
電型を有し、ソース電極S1をn++型層35に導通
する導通部33,34として使用される。n++
層35は注入イオンが到達しないGaAs基板の内
部である。31,32及び電極S,G,Dの各部
は通常のインターデイジタル構造のFETを構成
する。ソース電極S2,S3は図示されていない
GaAs基板30の上面の一部でソース電極S1に接
続されている。また、ドレーン電極D1,D2も相
互に接続されている。第4図の36はGaAs基板
30の裏面(電極S,G,Dの配置された側とは
反対側)からイオンを注入して形成された高抵抗
層である。この高抵抗層36の比抵抗約105Ωcm
である。GaAs基板30の裏面全体に金属膜37
が形成される。この金属膜37とn++型GaAs層
35の間にはさまれた高抵抗層36がキヤパシタ
としてソース電極S1に接続される。なお、金属膜
37は基板30の裏面の一部に形成されることも
ある。また、基板30の側面にSiO2膜或いは
GaAs酸化物或は窒化物等の絶縁体によりパツシ
ベーシヨンを施すことが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図はGaAs、FETを用いたオールバイアス
増幅器の回路図、第2図はFETとキヤパシタか
らなる従来の半導体装置の断面を第3図の―
線に沿つて示した図面、第3図は第2図の平面
図、第4図は本発明の一具体例に係る半導体装置
の断面図である。 1…FET、7…MOSキヤパシタ、21…金属
膜、22…SiO2膜、23…n+型シリコン、24
…金属膜、32…FETの半絶縁層、31…活性
層、33,34…導通部、36…キヤパシタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 活性素子が配置された第1の導電層がGaAs
    半絶縁層の一面上に形成され、該半絶縁層の第1
    の導電層とは反対側面上にGaAsからなる第2の
    導電層が形成され、該第2の導電層の該半絶縁層
    とは反対面側にGaAsからなる高抵抗層を介して
    第3の導電層が形成され、該第2の導電層と高抵
    抗層と第3の導電層とによりキヤパシタを構成し
    てなることを特徴とする半導体装置。 2 前記第1、第2の導電層の間に位置し前記キ
    ヤパシタとして使用された半導体基板の残部をそ
    の比抵抗を調節してレジスタとして使用すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体
    装置。
JP15997878A 1978-12-27 1978-12-27 Semiconductor device Granted JPS5588366A (en)

Priority Applications (1)

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JP15997878A JPS5588366A (en) 1978-12-27 1978-12-27 Semiconductor device

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JP15997878A JPS5588366A (en) 1978-12-27 1978-12-27 Semiconductor device

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JPS5588366A JPS5588366A (en) 1980-07-04
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JPS5726116U (ja) * 1980-07-18 1982-02-10
JPS5784180A (en) * 1980-11-14 1982-05-26 Fujitsu Ltd Semiconductor device
JPS58131775A (ja) * 1982-01-29 1983-08-05 Fujitsu Ltd 電界効果半導体装置
KR900001394B1 (en) * 1985-04-05 1990-03-09 Fujitsu Ltd Super high frequency intergrated circuit device

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