JPS6237636Y2 - - Google Patents

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JPS6237636Y2
JPS6237636Y2 JP1979016682U JP1668279U JPS6237636Y2 JP S6237636 Y2 JPS6237636 Y2 JP S6237636Y2 JP 1979016682 U JP1979016682 U JP 1979016682U JP 1668279 U JP1668279 U JP 1668279U JP S6237636 Y2 JPS6237636 Y2 JP S6237636Y2
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JP
Japan
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workpiece
measuring
rod
difference
digital
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JP1979016682U
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、研削盤において研削加工中の被削材
の厚さ或は段差を測定して寸法を表示する測定表
示装置に係るものである。
従来の研削盤においては、被削材の厚さ或は段
差の測定は、そのつど被削材をマグネツトチヤツ
クやバイス等から取りはずし、測定を行つてい
た。この方法では再びマグネツトチヤツク、バイ
ス等に取り付けるときの位置決めに時間がかかつ
た。
上述のごとき従来の問題を解決する先行技術と
して、例えば特公昭50−21185号公報に開示され
た技術がある。しかし、この先行技術において
は、補正用測定子と位置決め用測定とを用いるの
であるが、補正用測定子は、測定子の全面と砥石
の最もワークに近い点とが一致するように予め調
整する必要がある。また、位置決め用測定子は、
補正用測定子から所定の距離となるように予めセ
ツトするものである。
研削盤においては1/1000mm単位の加工を行な
うものであるから、上記先行技術の場合には、両
測定子の調整が極めて厄介であるという問題があ
る。
本考案は上述のごとき問題に鑑み、被削材の厚
さや段差の測定を容易に実施し得る測定表示装置
を提供しようとするものである。
以下図面を用いて、本考案の実施例について詳
細な説明を行なう。
第1図において、機台1上には被削材(図示省
略)を支持するテーブル3が左右方向に往復移動
自在に装着してあるとともにコラム5が立設して
ある。このコラム5に円盤状の砥石車7を回転自
在に支持した砥石軸ヘツド9が上下動自在に装着
してあり、砥石軸ヘツド9には砥石車7を覆う安
全カバー11が取付けてある。
前記砥石軸ヘツド9の側面には測定装置13が
固定装着してある。
測定装置13は第2図、第3図,第4図に示す
ように構成されている。すなわち、砥石軸ヘツド
9の側面に設けられた案内ガイド15には案内筒
17が設けられている。案内筒17には棒状の昇
降部材19が昇降自在に嵌合され、昇降部材19
はクランプレバー21によつて適宜位置に固定さ
れる。昇降部材19の上端部、下端部には、それ
ぞれ支持片23,25が固着されており、支持片
23には、垂直な複数の嵌合孔27,29が並設
されている。
また、前記支持片25には、嵌合孔27,29
と同心の嵌合孔31,33が設けられている。前
記嵌合孔27と嵌合孔31には第1測定装置の1
例としてのデジタル測長スケール35が支持さ
れ、前記嵌合孔29と嵌合孔33には第2測定装
置の1例としてのデジタル測長スケール37が支
持され、各デジタル測長スケール35,37が昇
降部材19に隣接して垂直に並設してある。
前記デジタル測長スケール35,37の円筒3
9内には、例えば差動トランス、マグネスケール
のごときものが内装され、寸法表示装置としての
デジタルカウンター41(第5図参照)に接続さ
れている。円筒39内には、例えば差動トランス
のコア等に連結したロツド43が昇降自在に装着
され、前記ロツド43の下端部には接触体45が
設けられている。前記寸法表示装置としてのデジ
タルカウンター41は、各デジタル測長スケール
35,37からのパルス信号数を適宜に加速乗除
して各デジタル測長スケール35,37における
各ロツド43の突出量の差を表示するものであ
る。
すなわち、上記デジタルカウンター41は、第
1,第2の測定装置として例示された各デジタル
測長スケール35,37における各ロツド43が
基準面に位置するときの各測定値の差を補正する
機能を有し、かつ上記各ロツド43が被削材に当
接したときの各測定値の差に前記補正値を加減し
て表示する寸法表示機能とを有するものである。
前記砥石軸ヘツド9の側面に、案内ガイド15
の位置より後方に固着して設けたブラケツト47
には、ボルト49を介して上下レバー51が上下
方向に揺動自在に設けられている。
第4図に示すように、上下レバー51には長孔
53が長手方向平方に設けられ、支持片25の側
部に設けられたボルト55が長孔53の長手方向
に摺動自在に係合されている。
安全カバー11の側面に設けられた支持体57
には給油装置59がボルト61を介して固着され
ている。またテーブル3上に取りつけられたマグ
ネツトチヤツク63の上面には被削材65が設置
されている。
以上のような構成において、テーブル3の上面
に設置されたマグネツトチヤツク63の上面に被
削材65を取り付け、砥石車7によつて適宜に研
削する。次に被削材65の厚さを測定するには、
まず上下レバー51によつて被削材65の上方に
位置し、クランプレバー21を介して固定された
デジタル測長スケール35,37に接続されてい
るデジタルカウンター41のスイツチを入れる。
さらに上下レバー51を下げて2本のデジタル測
長スケール35,37の下端の接触体45,45
を基準となる面に接触させて、デジタルカウンタ
ー41の原点セツトのボタンを押して2本のデジ
タル測長スケール35,37の測定値の差を補正
すべく、取り付け時の誤差を記憶させて、以後の
測定値からこの誤差の分だけ補正されて実測値と
する。このため、2本の測長スケールの取付時の
機械的原点をそろえる必要がなく、取付け調整が
極めて用である。
以上の状況は第5図,第6図に示すとおりであ
る。再び上下レバー51で上方の非測定位置へ昇
降部材19を復帰した後固定して、研削作業が終
了してから測定を開始するときにデジタルカウン
ター41のゼロリセツトボタンを押し、測定した
い部分の段差が2本の測長スケール35,37の
中間位置にくるように、テーブル3を動かす。
つぎにクランプレバー21を緩めて、ハンドル
51を矢印a方向に引下げる。このとき昇降部材
19の下端部に固着して設けた支持片25に固着
したボルト55が矢印b方向にひき下げられ、当
然、測定装置13における昇降部材19も測定位
置に降下して、2本のデジタル測長スケール3
5,37のうちどちらか1方のロツド43の接触
体45が被削材65の上面に接触し、他方がマグ
ネツトチヤツク63に接触するまで下げる。この
とき、デジタル測長スケール35,37における
各測定値の差に補正値が加減されて、各ロツド4
3の高低差(ロツド43の先端部間の距離)が、
デジタルカウンター41に表示されることとな
り、デジタルカウンター41に測定値が示され
る。尚、このとき、2本のデジタル測長スケール
35,37のどちらが先に被削材65に接触して
もかまわない(第7図を参照)。
また、被削材65の厚みが、デジタル測長スケ
ール35,37の測長範囲よりも大きい場合は、
第8図に示すように予め寸法のわかつているブロ
ツクゲージ67を置き、被削材65の上面とブロ
ツクゲージ67の上面との寸法を測定することに
より測定値を求めることができる。
尚、第9図,第10図に示すように、デジタル
測長スケール35,37を前後方向に合わせて取
付角度を回せるようにすれば、各種の成型研削等
の研削面と研削面の段差を測定することができる
ものである。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するにこの考案の要旨は実用新案登録請求
の範囲に記載のとおりの構成であるから、本考案
によれば、被削材の測定時に、被削材をマグネツ
トチヤツク等から取外す必要がないばかりでな
く、測定位置と非測定位置に移動固定自在である
ので、研削加工時や支持台に対する被削材の脱着
時に邪魔になるようなことが全くないものであ
る。特に、各測定装置を支承した昇降部材が砥石
軸ヘツドに移動固定自在に装着してあるので、研
削加工のワンパス毎に測定を行なうようなときに
は、昇降部材を僅かに移動するだけでよく、毎
回、迅速な測定が行なわれ得るものである。ま
た、前述のごとき寸法表示装置を設けたことによ
り、昇降部材に対する第1,第2の各測定装置の
取付け誤差が多少あつても何等の問題なく、高精
度の測定を行なうことができるものである。さら
に、第1,第2の各測定装置によつて同時に測定
するものであるから、各測定装置より傾斜度の測
定や段差の測定をも能率よく行なうことができる
ものである。
尚、この考案は前述のごとき実施例のみに限定
されるものではなく、適宜の設計的変更を行なう
ことによつては、その他の態様でもつて実施し得
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は要部の拡大正面図、第3図は要部の拡大平面
図、第4図は要部の拡大側面図、第5図,第6
図,第7図および第8図は本考案の実施例の使用
状態を示す説明図、第9図は本考案に係る装置を
本体正面に向つて前後方向に取り付けた場合の使
用状態を示す正面図、第10図は第9図の側面図
を示している。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、3……
テーブル、9……砥石軸ヘツド、15……案内ガ
イド、19……昇降部材、35……デジタル測長
スケール(第1測定装置)、37……デジタル測
長スケール(第2測定装置)、41……デジタル
カウンター(寸法表示装置)、43……ロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 研削盤におけるテーブル3の上方位置に昇降自
    在に設けられた砥石軸ヘツド9に案内ガイド15
    を設け、この案内ガイド15に昇降自在かつ固定
    可能に支承された昇降部材19に、第1測定装置
    35と第2測定装置37とを隣接して垂直に装着
    して設け、第1,第2の各測定装置35,37に
    おける上下動自在な各ロツド43の下端部を、前
    記テーブル3上の被削材に当接自在に設け、第
    1,第2の各測定装置35,37における各ロツ
    ド43が基準面に位置するときの各測定値の差を
    補正する補正機能を有し、かつ第1,第2の各測
    定装置35,37における各ロツド43が被削材
    に当接したときの各測定値の差に前記補正値を加
    減して表示する寸法表示機能を有する寸法表示装
    置を設けてなることを特徴とする研削盤における
    被削材の厚さ測定表示装置。
JP1979016682U 1979-02-14 1979-02-14 Expired JPS6237636Y2 (ja)

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JPS55120459U JPS55120459U (ja) 1980-08-26
JPS6237636Y2 true JPS6237636Y2 (ja) 1987-09-25

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ID=28840650

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH052280Y2 (ja) * 1988-06-29 1993-01-20
JP2874807B2 (ja) * 1991-06-06 1999-03-24 日信工業株式会社 ドラムブレーキシューのライニング研摩方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5021185A (ja) * 1973-06-28 1975-03-06

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JPS5021185A (ja) * 1973-06-28 1975-03-06

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