JPS6237613Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6237613Y2
JPS6237613Y2 JP1984065047U JP6504784U JPS6237613Y2 JP S6237613 Y2 JPS6237613 Y2 JP S6237613Y2 JP 1984065047 U JP1984065047 U JP 1984065047U JP 6504784 U JP6504784 U JP 6504784U JP S6237613 Y2 JPS6237613 Y2 JP S6237613Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tap
threaded part
threaded
tip
threaded portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984065047U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60175530U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6504784U priority Critical patent/JPS60175530U/ja
Publication of JPS60175530U publication Critical patent/JPS60175530U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6237613Y2 publication Critical patent/JPS6237613Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は雌ねじ部ブランクとねじ部の軸心とを
同心にするための案内部をねじ部先端に備えた案
内付きタツプの改良に関するものである。
(従来の技術) 従来の案内付きタツプはねじ部の先端に円筒状
の案内部を一体に形成したものであつて、ねじ部
の溝が案内部にまで延長されたものと、案内部に
は溝のないものの2種が知られている(例えば、
「JIS用語集機械・金属編1968」、日本規格協会発
行、P.33) (考案が解決しようとする問題点) ところが、案内部に溝の入つた案内付きタツプ
は案内部を雌ねじブランクに挿入する際に雌ねじ
ブランクの孔の入口または孔の内壁を傷付け易い
欠点があり、また、案内部に溝のない案内付きタ
ツプはタツプのねじ部を加工することが困難であ
つて多くの加工工数を必要とするため製造コスト
が極めて高価なものとなるうえ、再研磨して使用
する際にも研磨に多くの工数がかかる問題があつ
た。従つて雌ねじブランクの孔を傷付ける虞れが
なく、しかも製造や再研磨が容易な案内付きタツ
プが望まれていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような従来の問題点を解決するた
めに完成されたものであり、タツプ主体のねじ部
の先端に該ねじ部より細径の雄ねじ部を連設して
該雄ねじ部にはねじ部の先端と略同径の円筒状の
案内部材を該タツプ主体のねじ切り回転に伴い締
付けられる方向に形成された雌ねじ部をもつて螺
装したことを特徴とするものである。
(実施例) 次に本考案を図示の実施例により詳細に説明す
れば、1は溝2が軸線方向に複数個配設されたタ
ツプ主体のねじ部であり、3は該ねじ部1の先端
に形成された該ねじ部1より細径の雄ねじ部であ
つて、該雄ねじ部3にはねじ部1と同方向の雄ね
じが刻設されている。そして該雄ねじ部3にはね
じ部1の先端と略同径の円筒状の案内部材5が該
タツプ主体のねじ切り回転に伴い締付けられる方
向に形成された雌ねじ部4をもつて螺装されてい
る。なお、案内部材5はその先端から雄ねじ部3
の先端のテーパ部6がわずかに突出する程度の長
さとするとともにその上下両端に面取り部7,8
を形成しておくことが好ましい。
(作用) このように構成されたものは、通常の案内付き
タツプと同様にタツピングマシン等に装着して予
め被加工物に形成された雌ねじブランクのねじ切
りを行わせるものであるが、このときタツプ主体
のねじ部1の先端に連設されている細径の雄ねじ
部3には該ねじ部1の先端と略同径のステンレス
鋼等よりなる円筒状の案内部材5が中心の雌ねじ
部4をもつて螺装されているので、雌ねじブラン
クとタツプのねじ部1との軸心を同心に保ちつつ
ねじ切りが行われることとなり、ねじの斜め切れ
が防止されるとともに雌ねじブランクの孔を傷付
ける虞れもないものである。しかも、先端の案内
部材5はタツプ主体のねじ切り回転に伴い締付け
られる方向に形成された雌ねじ部4をもつて雄ね
じ部3に螺装されているので、タツプがねじ切り
回転方向に回転されても案内部材5が緩むことが
なく、円筒状の案内部が一体に形成された従来の
タツプと変りなく雌ねじ加工を行うことができ
る。また、この案内部材5は容易に脱着すること
ができるので案内部材5を取外すことにより該案
内部材5を損傷することなくねじ部1を容易に加
工または研磨することができ、製造や再研磨が容
易で安価に製造できるものである。
(考案の効果) 本考案は以上の説明からも明らかなように、タ
ツプ主体のねじ部の先端にその下端と略同径の円
筒状の案内部材を螺装したものであるから、雌ね
じブランクの孔を傷付けることなくねじの斜め切
れを防止することができ、しかも、この案内部材
は容易に脱着できるからタツプの製造やそのねじ
部の再研磨が容易なものであり、従来の案内付き
タツプの問題点を解決したものとしてその実用的
価値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は第1図のA−A断面図である。 1……ねじ部、3……雄ねじ部、4……雌ねじ
部、5……案内部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タツプ主体のねじ部1の先端に該ねじ部1より
    細径の雄ねじ部3を連設して該雄ねじ部3にはね
    じ部1の先端と略同径の円筒状の案内部材5を該
    タツプ主体のねじ切り回転に伴い締付けられる方
    向に形成された雌ねじ部4をもつて螺装したこと
    を特徴とする案内付きタツプ。
JP6504784U 1984-05-01 1984-05-01 案内付きタツプ Granted JPS60175530U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6504784U JPS60175530U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 案内付きタツプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6504784U JPS60175530U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 案内付きタツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60175530U JPS60175530U (ja) 1985-11-20
JPS6237613Y2 true JPS6237613Y2 (ja) 1987-09-25

Family

ID=30596682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6504784U Granted JPS60175530U (ja) 1984-05-01 1984-05-01 案内付きタツプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60175530U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102039352A (zh) * 2009-10-23 2011-05-04 岩井金属(美国)有限公司 具备帽型螺母的安装配件的制造方法和用于该方法的丝锥工具

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
NOMURA BENT SHANK TAPPER TAPS AND NIB TAPS NOMURA TOOL WORKS CO.LTD *

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102039352A (zh) * 2009-10-23 2011-05-04 岩井金属(美国)有限公司 具备帽型螺母的安装配件的制造方法和用于该方法的丝锥工具
JP2011088190A (ja) * 2009-10-23 2011-05-06 Iwai Metal (America) Co Ltd ブラインドナットを備えた取付金具の製造方法およびそれに使用するタップ工具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60175530U (ja) 1985-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5209622A (en) Bolt having spherically tipped thread free cylindrical column
KR100350038B1 (ko) 분리 가능한 혀부재를 구비한 스레드 삽입물
JPS6237613Y2 (ja)
GB2067440A (en) Combined screw tap and drill
JPH0110499Y2 (ja)
JPS5932428Y2 (ja) 転造用タツプ
JPH0214904Y2 (ja)
JPH0141524Y2 (ja)
JPH0314251Y2 (ja)
JPS6386928U (ja)
JPS62148118A (ja) タツプ
JPS634576Y2 (ja)
SU1266671A1 (ru) Цанговый патрон
JPH0641762Y2 (ja) 自動旋盤機の加工物保持装置
SU916160A1 (ru) Долбежный инструмент i
JPS632242Y2 (ja)
JPH0212029Y2 (ja)
JPS58108680A (ja) ケ−ブルコネクタ−プラグにおける端子製造方法
JPS6125963Y2 (ja)
JP3233656B2 (ja) ねじ孔の加工方法
JPS6116010Y2 (ja)
JPS5813940U (ja) ワンタツチ着脱と工具刃先位置調整を可能にしたドリルタツプ兼用スピンドル
DE952672C (de) Aus zwei nut- und federartig ineinandergreifenden, kronenfoermig geschlitzten Zentrierkegeln bestehende Einspannvorrichtung
JPS6312899Y2 (ja)
JPS58186527A (ja) タツプ