JPH0212029Y2 - - Google Patents

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JPH0212029Y2
JPH0212029Y2 JP138485U JP138485U JPH0212029Y2 JP H0212029 Y2 JPH0212029 Y2 JP H0212029Y2 JP 138485 U JP138485 U JP 138485U JP 138485 U JP138485 U JP 138485U JP H0212029 Y2 JPH0212029 Y2 JP H0212029Y2
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JP
Japan
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spindle
spring
drive key
holder
main body
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Expired
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JP138485U
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JPS61120432U (ja
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  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は工作機械のスピンドルに取付けられ
るツーリング用ホルダに関する。
(従来の技術及び解決しようとする問題点) この種ホルダとして従来から用いられてきたも
のとしては、第8図に示すように切削工具Tを挿
入したコレツト5を本体1のテーパ孔6に組込
み、本体1に回転自在に嵌装したナツト4を一定
位置で回動することにより、ナツトにねじ込まれ
たコレツト5をテーパ孔6内を移動させ、これを
収縮させて切削工具を把持する。さらにスピンド
ル2に形成されたキー溝7に本体1の外周に長手
方向に突設されたキー8を係合させてホルダ本体
をスピンドルに挿入し、スピンドル2の一端から
本体のテーパ面26に向けて止めねじ3をねじ込
んで固定するものであつた。かかる構成のため取
付作業が面倒であり、したがつて熟練が要り、ま
た時間がかかつた。また、多軸スピンドルの場合
には止めねじを締付けるために隣接する他のスピ
ンドルとの軸間距離を広くしなければならずピツ
チの小さなところでは操作が困難となつた。さら
に、止めねじがスピンドルの端部からある程度離
れて位置するために、スピンドルの突き出し量が
長くなり、それだけ剛性の低下を招き、スピンド
ルの振れが大となるという問題があつた。
そこで、スピンドルの取付孔の奥にホルダを保
持する部品を組込んだり、ホルダの保持をスプリ
ング力で行なわせるものなど種々のホルダが考案
された(例えば特公昭57−34060号、実公昭57−
3703号、特開昭57−107747号参照)が、機構が複
雑であつたり、スピンドルへの取付け・取外しに
ホルダを回転させる操作が伴い、それを可能にす
るスペースを必要とする。また、スピンドル端面
とホルダのスラスト受け面の間に隙間があつて、
ガタを生じ易い等、多くの解決すべき問題が存在
する。
(問題を解決するための手段) この考案は、上述の問題を解決すべくなされた
ものであつて、コレツトによつて工具を保持し、
かつスピンドルに挿通されるホルダにおいて、本
体外周に旋設れ、リングスプリングが嵌挿された
周溝と、本体の軸線を通る垂線に平行な一対の切
込みを設けた鍔とを本体に設け、かつ内側に勾配
溝を形成し前記鍔の切込みに挿入された一対のド
ライブキーを軸方向に突設した円筒体を本体に嵌
装すると共に、スピンドルの先端には前記ドライ
ブキーの先端が挿入される一対のドライブキー溝
と、内周には前記本体外周に旋設された周溝の対
応位置にスプリング係合溝とを設け、前記スプリ
ングを前記スピンドル係合溝と前記ドライブキー
の勾配溝に係脱可能に係合させ、さらに前記鍔と
本体外周にねじ込まれたナツトとの対向端面間に
スプリングを介装し、かつ該スプリングを鍔の端
面とドライブキーの後端に当接させ、円筒体を押
圧するようにして、上述の問題点を解決し、安定
したホルダの保持を可能ならしめたものである。
(効果) 上記のような構造であるから、構造が簡単で取
付作業が容易になる。また止めねじを用いないの
で取付に当り回転操作も不要で軸方向に押すか引
くだけでよく、軸間距離を広くとる必要がないの
でピツチの小さな個所での操作が容易となつた。
またスピンドルの突き出し量が短いので剛性の低
下のおそれがないなど多くの効果を奏する。
(実施例) 次にこの考案の実施例を図面について説明する
と、第1図において本体1の先端には、多数のボ
ール9を介してナツト4が一定位置で回転自在に
嵌装され、本体のテーパ孔6に挿入されたコレツ
ト5のおねじ10に前記ナツトがねじ込まれてい
る。なお第2図に示すように本体の先端(図面の
右側)外周に旋設された軌道用周溝11には前記
のボール9が装入される。このためナツトの回転
の際にボールが転動する軌道となり、ナツトの回
転を円滑にする。さらに、本体1の外周にはれと
一体の鍔12が形成され、該鍔を挟んで前記周溝
11と反対側にスプリング装着用周溝13が形成
され、該周溝に一端に開口部があるリングスプリ
ング14嵌合している。また前記鍔12には本体
1の軸線X−Xを通る垂線Y−Yと平行な一対の
切込み15,15が削成されている。
先端内側に勾配溝16を形成した一対のドライ
ブキー17,17が前記一対の切込み15,15
に挿入され、該ドライブキーを一体に取付けた円
筒体18が本体1に組込まれている。ドライブキ
ー17,17の勾配溝16は本体に取付けられた
リングスプリング14と係合している。さらに鍔
12の端面19とナツト4の端面20との間にコ
イルスプリング21が介装されるが、同時に円筒
部18の内側において、コイルスプリングが鍔の
端面19に当接すると共に、一対のドライブキー
17,17の後端を押圧する。スピンドル2には
第3図、第4図に示すようにホルダを装着する孔
22が穿設され、開口部に軸線X−Xに直交する
Y−Yに沿つて一対のドライブキー溝23が形成
され、前記の一対のドライブキー17,17の先
端が挿入される。また、同じく開口部付近にスプ
リング係合溝24が旋設されていて、第1図の如
くホルダ1をスピンドル2の孔22に挿入した際
にリングスプリング14が前記スプリング係合溝
24と係合してホルダがスピンドルに保持され
る。なお、25はスピンドルの端部内側に形成さ
れた面取りであつて、ホルダ本体の挿入を容易な
らしめる。
(作用) 第5図に示すように、予め本体1に切削工具T
を組込み、ホルダの本体1の周溝13にリングス
プリング14を嵌め込んでおいてから、ホルダの
ドライブキー17をスピンドル2のドライブキー
溝23に合せてスピンドルに挿入すると、スピン
ドルの面取り25でホルダのリングスプリング1
4が収縮されスピルドンのスプリング係合溝24
に嵌り込み、ホルダは第1図の如くスピンドル2
に保持される。ドライブキー17の後端は、円筒
部18内にあり、コイルスプリング21によつて
押圧される。また、ホルダの鍔12の端面19に
当接してスプリング受けとなる。スピンドル2の
ドライブキー溝23の壁面とドライブキー17の
先端とは第1図の如く相互に密着せず、相互に僅
かな隙間δを介して対接している。このため相互
の浮上りが防止される。ホルダをスピンドルから
抜き取るには第6図の如く円筒部18をP方向に
移動させドライブキー17の勾配溝16でリング
スプリング14を収縮させる。
ホルダをスピンドルに保持した状態ではスプリ
ング装着用周溝13とスピンドル2のスプリング
係合溝24とリングスプリング14は第7図に拡
大して示す如く、その弾性によつて外方向aに拡
張しようとする。リングスプリング14が接する
Q点で反力を受けR点でホルダをb方向に引き付
け、ホルダの鍔の後方面をスピンドル端面に密着
させホルダを安定させる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は
各部品の組込状態を示す斜視図、第3図はスピン
ドルの断面図、第4図は第3図の右側から視た正
面図、第5図はホルダ抜きとり前の状態を示す側
面図、第6図はホルダ抜きとり開始後の拡大断面
図、第7図はリングスプリングの係合状態を示す
部分拡大断面図、第8図は従来品の断面図であ
る。 1…本体、2…スピンドル、4…ナツト、12
…鍔、13…周溝、14…リングスプリング、1
5…切込み、16…勾配溝、17…ドライブキ
ー、18…円筒体、21…スプリング、23…ド
ライブキー溝、24…スプリング係合溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コレツト5によつて工具Tを保持し、かつス
    ピンドル2に挿通されるホルダにおいて、本体
    1外周に旋設され、リングスプリング14が嵌
    挿された周溝13と、本体の軸線を通る垂線に
    平行な一対の切込み15を設けた鍔12とを本
    体に設け、かつ内側に勾配溝16を形成し前記
    鍔の切込みに挿入された一対のドライブキー1
    7を軸方向に突設した円筒体18を本体に嵌装
    すると共に、スピンドル2の先端には前記ドラ
    イブキー17の先端が挿入される一対のドライ
    ブキー溝23と、内周には前記本体外周に旋設
    された周溝13の対応位置にスプリング係合溝
    24とを設け、前記スプリング14を前記スピ
    ンドル係合溝24と前記ドライブキー17の勾
    配溝16に係脱可能に係合させ、さらに前記鍔
    12と本体外周にねじ込まれたナツト20との
    対向端面間にスプリング21を介装し、かつ該
    スプリングを鍔12の端面19とドライブキー
    17の後端に当接させ、円筒体18を押圧する
    ことを特徴とするツーリング用ホルダ。 (2) 前記スピンドルのドライブキーの壁面と前記
    ドライブキーの先端とはホルダのスピンドル取
    付時に僅かな隙間を介して対接している実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のツーリング用ホ
    ルダ。
JP138485U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH0212029Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP138485U JPH0212029Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP138485U JPH0212029Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61120432U JPS61120432U (ja) 1986-07-29
JPH0212029Y2 true JPH0212029Y2 (ja) 1990-04-04

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ID=30474080

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JP138485U Expired JPH0212029Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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KR100378950B1 (ko) * 2000-08-16 2003-04-08 방영식 선반용 바이트 고정장치

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Publication number Publication date
JPS61120432U (ja) 1986-07-29

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