JPS6237536A - Vベルトを用いた伝動装置 - Google Patents

Vベルトを用いた伝動装置

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JPS6237536A
JPS6237536A JP17505585A JP17505585A JPS6237536A JP S6237536 A JPS6237536 A JP S6237536A JP 17505585 A JP17505585 A JP 17505585A JP 17505585 A JP17505585 A JP 17505585A JP S6237536 A JPS6237536 A JP S6237536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
block
band
pulley
transmission device
Prior art date
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Pending
Application number
JP17505585A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tange
彰 丹下
Kiyoshi Kurimoto
清 栗本
Chiharu Umetsu
千春 梅津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6237536A publication Critical patent/JPS6237536A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は無段変速viAなどに使用されるVベルトを用
いた伝JLI+装置に関する。
〔従来の技術〕
自動車の無段変速別などに使用されるVベルトを用いた
伝動装置(CVT装置)は、−例として第2図に示され
るように構成される。この種の伝動装置において、Vベ
ルト1は積層バンド2とブロック3とからなる。
上記積層バンド2は、無端帯状をなす複数枚(10ない
し20枚位)の金属バンド2a、2b・・・2nを厚み
方向に重ねて構成され、この積層バンド2の長さ方向に
、多数のV形ブロック3(一部のみ図示)が重ねて設け
られる。これらブロック3は、積層バンド2に対しバン
ドの長さ方向に相対滑り可能な状態に保持されている。
上記Vベルト1は、軸間距離の固定された一対のプーリ
5,6間に張り渡され、各ブロック3を介して動力の伝
達が行なわれる。一方のプーリ5は、互いに軸方向に対
向する一対の円錐板からなり、また他方のプーリ6も互
いに軸方向に対向する一対の円錐板からなる。そして各
円錐板を油圧$す罪などによって回転軸8,9の軸方向
に相対移動させて、円錐板間の距離を変えることにより
、各ブロック3の接触位置をプーリ5,6の半径万向に
変化させる。こうして回転比すなわち変速比を無段階的
に変化させるとともに、ベルト1をたるみなく張り渡す
ようにしている。
ところで上記Vベルト1は、プーリ5,6上を通過する
時に、Iiバンド2とブロック3は、各々の作用半径に
応じて、■(周速度)−γ(作用半径)×ω(角速度・
一定)で移動する。つまり角速度が一定であると、プー
リ上を通過する時の周速度Vは作用半径が大きいものほ
ど速くなる。
このためプーリ5,6間を走行する時には、上述した周
速度差により、積層バンド2とブロック3とが互いに相
対滑りを生じる。こうして積層バンド2とブロック3は
互いの接触部において摩耗したり、伸びるなどして寿命
の低下を引き起こす。
こうした相対滑りは、各バンド2a、 2b・・・2n
間にも生じるが、特に最内側に位置するバンド2aとブ
ロック3との13触部は面圧が大きく、かつ相対速度着
も大きい。このため最内側のバンド2aが強くしごかれ
るようになり、最内側のバンド2aの伸びと摩耗が顕著
となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
■Vベルトは所定の張力でプーリ5,6間に張り渡され
ており、ブロック3とプーリ5,6との接触面の摩擦に
より荷重の伝達が行なわれる。このため、伝達可能なト
ルクの大きさはブロック3とプーリ5,6との接触面の
摩擦係数の大きさに左右される。
例えばブロック3とプーリ5,6との間の摩擦係数が低
いとベルト1が滑り易くなるため、所望のトルクを伝達
させるためには、より大きな張力でベルト1を張り渡す
必要がある。ベルト1の張力が高くなれば、積層バンド
2とブロック3との接触面の血圧が高くなる。前述した
ように最内側に位置するバンド2aはもともと摩耗と伸
びを生じ易い条件下にあるから、張力を高めることによ
って最内側のバンド2aとブロック3との間の血圧が大
きくなると、バンド2aの摩耗と伸びは一暦顕著となる
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、無端帯状の積層バンドと、このバンドの長さ
方向に多数個重ねて設けられるブロックとによりVベル
トを構成し、このVベルトを一対のプーリ間に張り渡す
とともに、このVベルトの両側部に形成された傾斜面と
プーリの溝の傾斜面との間の摩擦により動力の伝達を行
なう伝動装置に適用される。本発明においては、上記ブ
ロックの傾斜面およびプーリの傾斜面に、耐摩耗性があ
りかつ摩擦係数を高めるためのコーティング材料を溶射
したことを特徴とする。
(作用) 上記構成の伝動装置は、従来のものと同様にVベルトと
プーリとの間の摩擦により動力の伝達が行なわれるが、
本発明ではプーリとベルトの接触面に耐摩耗性のコーテ
ィング材料が溶射されているため粗面となりII!擦係
数が高められている。従って、従来のVベルトと比較し
て、所望のトルクを伝えるのに必要なベルトの張力を下
げることが可能となる。そして張力が下がる結果、積層
バンドとブロックとの間の面圧も下がる。
〔実施例〕
第1図にVベルト1を用いた伝動装置の一部を示す。V
ベルト1は、第2図に示されたものと同様に、積層バン
ド2とブロック3とからなる。ブロック3は積層バンド
2の長さ方向に多数(Ilj重ねて使用される。
積層バンド2は、複数枚の無端帯状の金属バンド2a、
2b・・・2nを厚み方向に重ねたものである。各金属
バンド2a、2b・・・2nは、−例として厚さが0.
11nI11ないし0.2間位の析出硬化形のステンレ
ス鋼からなる。
ブロック3は、ブロック本体10と、このブロック本体
10の首部13.14間に架は渡された横部材15とか
らなる。ブロック本体10と横部材15は金属、FRP
、セラミック、サーメットなどからなり、荷重が加わっ
ても実質的に変形しない剛性を8っている。ブロック本
体10の幅方向両側部には、プーリ5(または6)の溝
に接面する略V状の傾斜面18.19が設けられている
またブロック本体10の上部には、最内側のバンド2a
と接面するバンド支持部20が形成されている。
そしてブロック3の傾斜面18.19に、耐摩耗性とI
I![係数を高めるためのコーティング材料を溶射する
ことにより、コーティング層24゜25が形成されてい
る。またプーリ5.6の溝の傾斜面30.31 <一部
のみ図示)にも、上記コーティング層24.25と同様
の材料を溶射することにより、コーティング1i33.
34が形成されている。第1図においてハツチングで示
された部位がコーティングされる領域である。
上記コーティング材料の一例として、例えばコバルトと
タングステンとカーバイトの混合物、あるいは灰アルミ
ナと二酸化チタン及び他の酸化物を少量含んだ混合物を
使用し、これを数十ミクロンないし数百ミクロン程度の
厚さに溶射する。コーティング層24,25.33.3
4は溶射されることによって形成された耐摩耗性を有す
る被膜であるため、コーティング材料自体がもつ大きな
摩擦係数に加えて、溶射によって表面に微細な凹凸(粗
面)が形成されることから、ブロック3やプーリ5.6
の母材に比べて摩擦係数を高めることができる。、、1
:た耐摩耗性も向上する。
本実施例のVベルト1は、第2図のものと同様に一対の
プーリ5.6間に張り渡される。そして張り渡された状
態では、ブロック3の傾斜面18゜19とプーリの溝の
傾斜面30.31とが互いに接面し、摩擦により動力の
伝達が行なわれる。つまりプーリ5,6が回転すると各
ブロック3と積層バンド2がプーリ5,6と共に一体的
に走行し、ブロック3を介して動力の伝達がiテなわれ
る。
上記Vベルト1とプーリ5,6とが接触する而は、溶射
により形成されたコーティング層24゜25.33.3
4によって摩擦係数が高められ滑りにくくなっているの
で、伝達すべき1ヘルクが従来品と同じであるならば、
ベルト1の張力は従来品に比較して小さくて済む。そし
て張力が下がることに伴い、積層バンド2とブロック3
とに作用ツる面圧が下がる。
先に述べたように最内側に位置するバンド2aは、もと
もと摩耗と伸びを生じ易い厳しい条件下にあるから、本
実施例のように最内側のバンド2aとブロック3との間
の面圧を下げられることは、バンド2aの摩耗と伸びを
低減させる上で頗る有効となる。
〔発明の効果) 本発明によれば、バンドとブロックとに作用する面圧を
下げることができ、特に最内側のバンドの摩耗と伸びを
防止する上で大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る伝動装置の一部の正面
図、第2図はVベルトを用いた伝llI装置の概略側面
図である。 1・・・Vベルト、2・・・積層バンド、3・・・ブロ
ック、5.6・・・プーリ、10・・・ブロック本体、
18.19・・・傾斜面、24.25・・・コーティン
グ層、30.31・・・プーリの傾斜面、33.34・
・・コーティング層。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦/−′1 第1図 第2図 ゛

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無端帯状の積層バンドと、このバンドの長さ方向に多数
    個重ねて設けられるブロックとによりVベルトを構成し
    、このVベルトを一対のプーリ間に張り渡すとともに、
    このVベルトの両側部に形成された傾斜面とプーリの溝
    の傾斜面との間の摩擦により動力の伝達を行なう伝動装
    置において、上記ブロックの傾斜面およびプーリの傾斜
    面に、耐摩耗性がありかつ摩擦係数を高めるためのコー
    ティング材料を溶射したことを特徴とするVベルトを用
    いた伝動装置。
JP17505585A 1985-08-09 1985-08-09 Vベルトを用いた伝動装置 Pending JPS6237536A (ja)

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JP17505585A JPS6237536A (ja) 1985-08-09 1985-08-09 Vベルトを用いた伝動装置

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JP17505585A JPS6237536A (ja) 1985-08-09 1985-08-09 Vベルトを用いた伝動装置

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JPS6237536A true JPS6237536A (ja) 1987-02-18

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JP17505585A Pending JPS6237536A (ja) 1985-08-09 1985-08-09 Vベルトを用いた伝動装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1605187A1 (en) * 2003-02-28 2005-12-14 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Belt-type continuos stepless speed changer
US9382995B2 (en) 2014-12-01 2016-07-05 Extreme Industrial Coatings, LLC Pulley for use with a non-synchronous drive belt

Cited By (4)

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EP1605187A1 (en) * 2003-02-28 2005-12-14 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Belt-type continuos stepless speed changer
EP1605187A4 (en) * 2003-02-28 2009-03-04 Yamaha Motor Co Ltd BELT TYPE CONTINUOUS SPEED VARIATOR
US7648435B2 (en) 2003-02-28 2010-01-19 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Belt-type continuously variable transmission
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