JPS6237461A - 防振シ−ト材 - Google Patents

防振シ−ト材

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JPS6237461A
JPS6237461A JP17538785A JP17538785A JPS6237461A JP S6237461 A JPS6237461 A JP S6237461A JP 17538785 A JP17538785 A JP 17538785A JP 17538785 A JP17538785 A JP 17538785A JP S6237461 A JPS6237461 A JP S6237461A
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JP
Japan
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vibration
sheet material
viscoelastic resin
proof sheet
resin
Prior art date
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JP17538785A
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JPH04153B2 (ja
Inventor
勲 島
紺井 恒夫
池田 安治
浩一 橋本
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Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Aluminium Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、住所や研究施設等の振動騒音を鎌う建造物
において、振動による悪影響を軽減して快適な生活環境
や研究環境を作るのに利用される防振シート材に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、床材には、■フローリングと良ばれるチーク、オ
ーク等の単層木材を使用したものや、■磁器質タイル、
コルクタイル等の床タイルを使用したものや、■ビニル
系(例えば、硬質塩化ビニル系)の合成樹脂からなるも
のがあった。また、■エポキシ樹脂やウレタン樹脂7を
直接床に塗布した塗り床材もあった。
その他、防振性を意図的に高めた床材としては、■特殊
ビニル系の緩衝床材やコルク入りのもの、ゴム系のもの
等があった。これらのうち、ビニル系の緩衝床材の一例
としては、塩化ビニルよりなる表層材に1発泡塩化ビニ
ル樹脂を中間材として積層させ、さらに前記中間材にガ
ラスfa維よりなる裏打材を重ね合わせたものがあり、
前記表層材と中間材および中間材と裏打材とを各々ラテ
ックス系合成ゴム等の接着剤を用いて接合したものであ
ったψ (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、近年、住居、工場、研究室など様々な場
所で、様々な原因で振動騒音が発生しており、振動上の
迷惑をかけないまたは迷惑を受けないような住宅R境の
確保、ならびに精密機器や設備が振動上の悪影響を受け
ないようにする対策が極めて重要になってきており、従
来のシート相を改良することなしに使用したのでは、振
動上の問題を解決することは困難どなってきた。そして
、従来のシートUを用いて前記の対策として防振性を強
化する場合には、肉厚を大きくしたり、防振性を有する
高価な材料を選定しなければならず、いずれにしても経
済的な負担が大きくなるという問題点があった。
この発明は、以上のような問題点に着目してなされたも
のであり、振動騒音上の問題のない快適な生活環境を確
保しうる防振性を有すると共に、製造コストを低く抑え
て経済的な負担を軽減しうる防振シート材を提供するこ
とを目的としている。
[発明の構成] (問題点を解決するだめの手段) この発明による防振シート材は、硬化後に常温下で粘弾
性を有する粘弾性樹脂を当該粘弾性樹脂以外の適宜材料
からなる表層材と表層材との間に介在させて積層して成
ることを特徴としている。
そして、前記粘りi性樹脂は、JIS  K2207に
規定する針入度試験における針入度が、硬化後の常温下
で2 C10以上の場合には、軟か過ぎて外力による変
形が大きく、逆に80以下の場合には、硬過ぎて振動を
伝え易くなるという性質を有しているので、この発明に
おいて使用される粘弾性樹脂は、常温下での針入度が、
80〜200の範囲内にあるものとすることが望まし。
く、これによりもっとも良好に粘弾性を発揮するもので
ある。また、この発明の実施態様においては、前記粘弾
性樹脂の厚さを、合理的かつ好適な0.2mm〜10.
0mmの範囲で介在させてあり、さらに、この粘弾性樹
脂は、前記表層材および裏層材の各々に対して最低10
%の接触面積率で介在させれば、充分な防振性を得るこ
とができる。また、前記粘弾性樹脂は、第2図(b)。
(C)および第4図(b)に示すように様々なパターン
で表層材と裏層材との間に介在させることが可能であり
、そのパターン形成方法としては、 ■柄状の粘弾性樹脂を作成して貼り付ける方法、 ■スクリーン印刷による方法、 0表層材または裏層材の全面に塗布した後、非接触部分
を除去する方法。
■スクリーン印刷のように型紙を用いて上からスクイジ
ーで塗布する方法。
等があって、これらの中から任意に選定することができ
る。また、前記粘弾性樹脂を、前記表層材と裏層材との
間に介在させるに際しては、前記粘弾性樹脂自体が、硬
化後の常温下において接着力を有しているため、接着剤
を必要としない。
(実施例1) 以下、第1図および第2図を用いて、この発明の一実施
例における防振シート材を説明する。
第1図に示す防振シート材IAは、硬質塩化ビニル樹脂
(以下、硬質塩ビ、と略称する)よりなる厚さ2 m 
inの表層材2と、硬質塩ビよりなる厚さLmmの表層
材4との間に、硬化後の常温下における針入度(以下、
「硬化後の常温下における針入度Jを、「針入度」と呼
称する)が150であるシリコン系の粘弾性樹脂3を介
在させたものである。そして、前記粘弾性樹脂3は、厚
さを0.5mmとし、第2図(a)に示すように前記表
層材2および裏層材4の各々に対する接触面積率(以下
、1表層材および表層材の各々に対する接触面積率jを
、「接触面積率」と呼称する)を100%として、接着
剤を用いずに介在しである。また、第2図(b)、(e
)に示す防振シート材IB、ICは、前記防振シート材
IAにおける接触面積率を各々50%、10%としたも
のであり、この3通りの防振シート材I A 、 I 
B 。
1Cは、いずれも1辺を300mmとした正方形をなし
ている。
そして、これらの防振シート材mA、IB。
ICの、各接触面積率の違いによる防振性能の比較、お
よび前記防振シート材IA、IB、ICと、従来のシー
ト材(厚さ3mmの硬質塩ビ中板)との防振性能の比較
をするために、以下のような試験を行った。
この試験は、試供シート材を厚さ100mmのコンクリ
−)1に貼り伺け、その上方から重さ100gの鉄球を
落下させ、落下地点より1m#れたコンクリート上にお
いて振動を測定するものである。そして、この試験によ
り第3図に示す測定結果が得られた。この結果によれば
、接触面積率を各々100%、50%、10%とした前
記防振シート材IA、IB、ICの防振性能には、はと
んど差は見られず、また、これらの防振シート材IA、
IB、ICと、従来のシート材との防振性能の差は顕著
であった。
以上のように、この試験によれば、この実施例の防振シ
ート材IA、IB、ICは、接触面積率が105以上で
あれば、はとんど同等の防振性能を有することがわかる
と共に、従来のシート材と比較して、非常に良好な防振
性能を有していることが示された。
なお、前記防振シート材IAt−J返して前記試験を行
ったところ、前記各防振シート材IA。
IB、ICと同様の試験結果(図示しない)を得た。
(実施例2) 次に、第4図(a)および(b)を用いて、この発明の
第2の実施例における防振シート材を説明する。
第4図(a)に示す防振シート材1aは、軟質塩化ビニ
ル樹脂(以下、軟質塩ビ、と略称する)よりなる厚さ1
mmの表層材2aと、軟質塩ビよりなる厚さ1mmの表
層材4aとの間に、針入度がlOOのアクリル系の粘弾
性樹脂3aを厚さ3mmとして介在させた、1辺を30
0mmとする正方形をなすものである。そして、第4図
(b)に示すように、前記粘弾性樹脂3aは、接触面積
率50%となるようなlt状に形成しである。
そして、第2の実施例における防振シート材1aと、従
来のシート材(重版されている厚さ5mmのコルク入り
ビノリューム)との防振性能を比較するために、実施例
1と同様な条件で同様な試験を行った。
その結果、全周波数総合の強さを表わすオールパスで、
前記防振シート材1aと、従来のシート材とを比較する
と、前者は振動加速度レベルが55dBであり、後者の
62dBを大きく下まわるというすばらしい防振性能を
示した。
また、この試験では、前記防振シート材1aの表、裏層
材2a、4aが軟質塩ビ板であるのに対し、実施例1に
おける防振シート材mA、IB。
ICの表1表層材2.4が各々硬質塩ビ板であるにもか
かわらず、各防振シート材1a、IA。
IB、ICが同様の防振性能を有することから、表層材
および裏層材には、適宜材料を選定できることを示して
いる。
(実施例3) 次に、第5図を用いて、この発明の第3の実施例におけ
る防振シート材を説明する。
図に示す防振シート材1bは、硬質塩ビよりなる厚さ2
mmの表層材2bと、硬質塩ビよりなる厚さ1mmの裏
層材4bとの間に、針入度が180のシリコン系の粘弾
性樹脂3bを厚さ5mmとして介在させたものであり、
1辺を350mmとした正方形をなすものである。
そして、この実施例3においては、防振シート材1bと
、従来のシート材(厚さ8mmの硬質塩ビ単板)と、前
記防振シート材tbの粘弾性樹脂3bの代りに軟質塩ビ
板を介在させた複合シート材との衝撃音の透過性を比較
するために、以下の試験を行った。
衝撃音透過試験は、試験材を鉄製の測定箱(厚さ10m
m、有効内寸法300mmX300mmX300mm、
吸音材貼付)の上に固定し、高さ150mmから重さ1
5gの鉄球を落下させ、前記測定箱の内側へ透過した衝
撃音レベルを測定するものである。
そして、上記試験の結果、63Hz〜4KHzでの乎均
音圧レベルにおいて、防振シート材1bは87dB、複
合シート材は90dB・従来のシート材は91dBとい
う測定値をそれぞれ記録した。この結果から、前記防振
シート材1bの測定値は、前記複合シート材の測定値よ
りも3ciB下まわることがわかるが、音圧レベルにお
ける3dBの差は、エネルギー量では2倍に相当するこ
とから、前記防振シート材1bは、複合シート材および
硬質塩ビ単板と比較して、大変すばらしい衝戴音吸収性
能を有していることがわかる。
[発明の効果] 以上説明したきたように、この発明における防振シート
材は、硬化後に常温下で粘弾性を有する粘弾性樹脂を当
該粘弾性樹脂以外の適宜材料からなる表層材と裏層材と
の間に介在させて積層して成る構成にしたため、従来の
シート材と比較して、防振性および衝撃吸収性がすばら
しく向上し、振動騒音」二の迷惑をうけない、また、振
動騒音上の迷惑を与えない快適な生活項境を確保しうる
と共に、製造コストを低く抑えて経費の負担を軽くする
ことができるという大変優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例1における防振シート材(粘
弾性樹脂の表層材および表層材の各々に対する接触面積
率が100%)の構成を説明する垂直断面図、第2図(
a)は第1図に示した防振シート材の粘弾性樹脂層にお
ける水モ断面図、第2図(b)および(C)は第1図に
示した防振シート材における粘弾性樹脂の接触面積率を
各々50%および10%とした防振シート材の粘弾性樹
脂層での水平断面説明図、第3図は実施例1における第
2図(a)(b)(c)に示した各防振シート材と、従
来の塩化ビニル樹脂単板(厚さ3mm)とを用いた防振
性能試験での測定結果を示すグラフ、第4図(a)およ
び(b)はこの発明の第2実施例における防振シート材
の構成を説明する各々垂直断面図および粘りl性樹脂層
における水下断面図、第5図はこの発明の第3実施例に
おける防振シート材の構成を説明する垂直断面図である
。 IA、IB、IC,la、1 b・=防振シート材、 2.2a、2b・・・表層材、 3.3a、3b・・・粘弾性樹脂、 4.4a、4b・・・表層材。 特許出願人  三協アルミニウム工業株式会社代理人弁
理士  小  塩   重 篤1図 第2図 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)硬化後に常温下で粘弾性を有する粘弾性樹脂を当
    該粘弾性樹脂以外の適宜材料からなる表層材と裏層材と
    の間に介在させて積層して成ることを特徴とする防振シ
    ート材。
  2. (2)前記粘弾性樹脂は、0.2mm〜10.0mmの
    厚さで介在させてあることを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の防振シート材。
  3. (3)前記粘弾性樹脂は、前記表層材および裏層材の各
    々に対して最低10%の接触面積率で介在させてあるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項または第(2
    )項記載の防振シート材。
JP17538785A 1985-08-09 1985-08-09 防振シ−ト材 Granted JPS6237461A (ja)

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JPS54127992A (en) * 1978-03-27 1979-10-04 Dansuku Etsuterunitsuto Fuabur Fireeresistant sounddproof laminate panel

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