JPS6237393A - 鏡面の表面処理方法 - Google Patents
鏡面の表面処理方法Info
- Publication number
- JPS6237393A JPS6237393A JP17447385A JP17447385A JPS6237393A JP S6237393 A JPS6237393 A JP S6237393A JP 17447385 A JP17447385 A JP 17447385A JP 17447385 A JP17447385 A JP 17447385A JP S6237393 A JPS6237393 A JP S6237393A
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- Japan
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- polished
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- aqueous solution
- solution containing
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は鏡面の製造方法に関するものである。
周知のように、アルミニウムは光や熱に対して良好な反
射特性を有する。
射特性を有する。
特に9機械的な方法、又は化学的な方法により研磨する
と、非常に優れた反射率を示す。しかしながら1反射鏡
として使用する場合、何らかの表面処理を実施しなけれ
ば、長期間の使用に供することはできない。
と、非常に優れた反射率を示す。しかしながら1反射鏡
として使用する場合、何らかの表面処理を実施しなけれ
ば、長期間の使用に供することはできない。
アルミニウム又はアルミニウム合金の表面を機械的な方
法、又は化学的な方法により研磨した表面の粗さを損う
ことなく表面処理を実施する方法として、陽極酸化処理
方法が考えられる。
法、又は化学的な方法により研磨した表面の粗さを損う
ことなく表面処理を実施する方法として、陽極酸化処理
方法が考えられる。
上記の方法として、0′)硫酸浴、(イ)有機酸添加浴
等が挙げられる。
等が挙げられる。
上記のような、アルミニウム又はアルミニウム合金の表
面を機械的な方法、又は化学的な方法によυ研磨した表
面の粗さを損うことなく行う表面処理方法では2次に述
べるような問題点が挙げられる。
面を機械的な方法、又は化学的な方法によυ研磨した表
面の粗さを損うことなく行う表面処理方法では2次に述
べるような問題点が挙げられる。
即ち、上記(7)の方法によれば、硫酸を10〜20%
(重量)含む水溶液中で、印加電圧10〜20Vで陽極
電解するものであり、処理後の皮膜にボイド、クラック
等が生じ易く、シかも鏡面を維持することができない。
(重量)含む水溶液中で、印加電圧10〜20Vで陽極
電解するものであり、処理後の皮膜にボイド、クラック
等が生じ易く、シかも鏡面を維持することができない。
上記(イ)の方法によれば、硫酸10〜20係(重量)
を含む水溶液にシュク酸、スルファミン酸、リン酸等を
添加し、印加電圧15〜25Vで陽極電解するものでめ
り、処理後の皮膜にボイド、クラック等が生じ易く、シ
かも鏡面を維持することができない。
を含む水溶液にシュク酸、スルファミン酸、リン酸等を
添加し、印加電圧15〜25Vで陽極電解するものでめ
り、処理後の皮膜にボイド、クラック等が生じ易く、シ
かも鏡面を維持することができない。
という問題点がめった。
この発明は上記した問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的は比較的簡便な方法により研磨され
た表面の粗さを損うことなく、非常に優れた表面処理技
術を提供するにある。
のであり、その目的は比較的簡便な方法により研磨され
た表面の粗さを損うことなく、非常に優れた表面処理技
術を提供するにある。
この発明に係るアルミニウム又はアルミニウム合金の表
面を機械的な方法又は化学的な方法により研磨した表面
の粗さを維持する表面処理方法は。
面を機械的な方法又は化学的な方法により研磨した表面
の粗さを維持する表面処理方法は。
鋭意検討を重ねた結果、研磨した表面の粗さを損わない
ように脱脂した後、無水クロム酸又はチタン酸シュウ酸
カリウム、ホウ酸、シュウ酸、クエン酸を含む水溶液中
で陽極電解することにより上記目的が達成できることを
見出し2本発明を完成するに到った。
ように脱脂した後、無水クロム酸又はチタン酸シュウ酸
カリウム、ホウ酸、シュウ酸、クエン酸を含む水溶液中
で陽極電解することにより上記目的が達成できることを
見出し2本発明を完成するに到った。
この発明においては、アルミニウム又はアルミニウム合
金の表面を機械的な方法又は化学的な方法により研磨し
た表面を陽極酸化皮膜で被覆するため、長期間表面を保
護すると共に研磨した表面粗さを損うことがない。
金の表面を機械的な方法又は化学的な方法により研磨し
た表面を陽極酸化皮膜で被覆するため、長期間表面を保
護すると共に研磨した表面粗さを損うことがない。
〔実施例J
以下において実施例を掲げ、この発明を更に詳しく説明
する。
する。
実施例
素材として純アルミニウムを用い2寸法50朋x100
Mmx2mm(板厚)の試片を表面粗さ0.[14μm
以下に機械的方法により研磨した後、アルカリ脱脂し、
従来の方法である硫酸浴、又は本発明の無水クロム酸又
はチタン酸シュウ酸カリウム、ホウ酸、クエン酸、シュ
ウ酸を含む水溶液中で各々陽極電解した。
Mmx2mm(板厚)の試片を表面粗さ0.[14μm
以下に機械的方法により研磨した後、アルカリ脱脂し、
従来の方法である硫酸浴、又は本発明の無水クロム酸又
はチタン酸シュウ酸カリウム、ホウ酸、クエン酸、シュ
ウ酸を含む水溶液中で各々陽極電解した。
第1図は陽極酸化処理後の表面粗さを示す図であり2図
において、(イ)は素材、(ロ)は硫酸浴、(ハ)は無
水クロム酸を含む水溶液で陽極電解したもの。
において、(イ)は素材、(ロ)は硫酸浴、(ハ)は無
水クロム酸を含む水溶液で陽極電解したもの。
に)はチタン酸シュウ酸カリウム、ホウ酸、クエン酸、
シュウ酸を含む水溶液中で陽極電解したものである。
シュウ酸を含む水溶液中で陽極電解したものである。
第1図から明らかに、硫酸浴では素材の表面粗さを維持
できないが2本発明の(ハ)、に)は優れた結果を示し
ている。
できないが2本発明の(ハ)、に)は優れた結果を示し
ている。
第2図は陽極酸化処理後の皮膜の表面状態の観察結果を
示す図である。
示す図である。
第2図より明らかなように、従来の方法である硫酸浴に
は欠陥、り2ツクが生じ易いが1本発明の無水クロム酸
、又はチタン酸シュウ酸カリウム。
は欠陥、り2ツクが生じ易いが1本発明の無水クロム酸
、又はチタン酸シュウ酸カリウム。
ホウ酸、クエン酸、シュウ酸を含む水溶液中で陽極電解
したものには欠陥、クラックが発生しなかった。
したものには欠陥、クラックが発生しなかった。
以上の説明から明らかなように9本発明の鏡面の表面処
理方法によれば、従来、鏡面を長期間維持するのが困難
であったのが容易となり9品質的にも安定したものとな
ったので、今迄制約されていた用途の道を切シ開いたも
のである。
理方法によれば、従来、鏡面を長期間維持するのが困難
であったのが容易となり9品質的にも安定したものとな
ったので、今迄制約されていた用途の道を切シ開いたも
のである。
第1図は陽極酸化処理後の表面粗さを示す図。
第2図は陽極酸化処理後の皮膜の表面状態の観察結果を
示す図である。
示す図である。
Claims (3)
- (1)機械的な方法又は化学的な方法により面粗さ0.
05μm以下に研磨したアルミニウム又はアルミニウム
合金製の物品を金属塩を含む水溶液中で陽極電解し、皮
膜重量を5mg/dm^2以上得るようにし、しかも鏡
面を保つことを特徴とする鏡面の表面処理方法。 - (2)金属塩として、無水クロム酸0.5〜1.0モル
を含む水溶液中で、印加電圧20〜80Vで陽極電解す
ることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の鏡
面の表面処理方法。 - (3)金属塩として、チタン酸シユウ酸カリウム0.1
0〜0.13モル、ホウ酸0.10〜0.16モル、ク
エン酸0.003モル、シユウ酸0.004〜0.01
2モルを含む水溶液中で印加電圧80〜120Vで陽極
電解することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
載の鏡面の表面処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17447385A JPS6237393A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 鏡面の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17447385A JPS6237393A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 鏡面の表面処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6237393A true JPS6237393A (ja) | 1987-02-18 |
Family
ID=15979093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17447385A Pending JPS6237393A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 鏡面の表面処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6237393A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0665448A1 (fr) * | 1994-02-01 | 1995-08-02 | Pechiney Rhenalu | Bandes ou toles d'aluminium à propriétés optiques réproductibles et améliorées |
FR2733998A1 (fr) * | 1995-05-12 | 1996-11-15 | Satma Societe Anonyme De Trait | Procede de polissage electrolytique en deux etapes de surfaces metalliques pour obtenir des proprietes optiques ameliorees et produits resultants |
JP2014122433A (ja) * | 2007-10-25 | 2014-07-03 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | スタンパとその製造方法、成形体の製造方法、スタンパ用のアルミニウム原型、および着雪防止部材と着氷防止部材 |
CN107653473A (zh) * | 2017-10-09 | 2018-02-02 | 广东欧珀移动通信有限公司 | 阳极氧化电解液及阳极氧化方法、壳体及制备方法、移动终端 |
-
1985
- 1985-08-08 JP JP17447385A patent/JPS6237393A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0665448A1 (fr) * | 1994-02-01 | 1995-08-02 | Pechiney Rhenalu | Bandes ou toles d'aluminium à propriétés optiques réproductibles et améliorées |
FR2715593A1 (fr) * | 1994-02-01 | 1995-08-04 | Pechiney Rhenalu | Bandes ou tôles d'aluminium à propriétés optiques reproductibles et améliorées. |
FR2733998A1 (fr) * | 1995-05-12 | 1996-11-15 | Satma Societe Anonyme De Trait | Procede de polissage electrolytique en deux etapes de surfaces metalliques pour obtenir des proprietes optiques ameliorees et produits resultants |
EP0745703A1 (fr) * | 1995-05-12 | 1996-12-04 | Société Anonyme de Traitement des Métaux et Alliages (SATMA) | Procédé de polissage électrolytique en deux étapes de surfaces métalliques pour obtenir des propriétés optiques améliorées et produits résultants |
US5837117A (en) * | 1995-05-12 | 1998-11-17 | Satma | Two-stage process for electrolytically polishing metal surfaces to obtain improved optical properties and resulting products |
JP2014122433A (ja) * | 2007-10-25 | 2014-07-03 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | スタンパとその製造方法、成形体の製造方法、スタンパ用のアルミニウム原型、および着雪防止部材と着氷防止部材 |
CN107653473A (zh) * | 2017-10-09 | 2018-02-02 | 广东欧珀移动通信有限公司 | 阳极氧化电解液及阳极氧化方法、壳体及制备方法、移动终端 |
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