JPS6237283Y2 - - Google Patents

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JPS6237283Y2
JPS6237283Y2 JP13360182U JP13360182U JPS6237283Y2 JP S6237283 Y2 JPS6237283 Y2 JP S6237283Y2 JP 13360182 U JP13360182 U JP 13360182U JP 13360182 U JP13360182 U JP 13360182U JP S6237283 Y2 JPS6237283 Y2 JP S6237283Y2
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JP
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light
lighting
guide path
light guide
illumination lamp
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JP13360182U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は照明採光装置に関するものである。
従来、ダクト状の導光路を設けて外壁から離れ
た室内に自然光の採光を行なうことが提案されて
いる。しかし、自然光を利用して室内の照明を行
なう場合、第1図のように、1日の時間変化や天
候の変化、あるいは季節の変化により照度が変化
し、目標照度が得られないという問題がある。第
1図において、Bは照度過剰範囲を、A,Cは照
度不足範囲を示す。そのため、室内に設けた照明
器具により照度不足を補うことが行なわれている
が、自然光と人工照明光とで光色が異なるため、
むらの多い異和感のある照明環境になり、不快感
や疲労を覚えさせるという問題がある。また、自
然光による照度過剰の場合に対処できないという
問題がある。
さらに、自然光は広範囲の波長域の光を含んで
おり、検査照明等において、特定の波長帯のみ使
用したい場合に使用することができず、また光量
変化が大きすぎることからも使用できない。
したがつて、この考案の目的は、自然光と人工
照明光とを併用しながら異和感のない照明環境が
得られ、また自然光による光量過剰の場合にも適
量に調光できる照明採光装置を提供することであ
る。
この考案の一実施例を第3図ないし第5図に示
す。図において、1は天井裏に設けられた矩形断
面形状のダクト状の導光路であり、内面に高反射
性材料が張付けられている。導光路1は両端にエ
ルボ状の屈曲部1a,1bを有しており、両屈曲
部1a,1bに45゜に傾斜した反射面2,3が互
いに対向して設けられている。一端の屈曲部1a
は天空光が得られるように、建物外壁4から上向
きに突出し、その先端面が採光入口5となつてい
る。採光入口5には透明ガラスからなるカバー6
が設けられている。他端の屈曲部1bは天井7か
ら下向きに開口し、その開口部分が採光出口8と
なつている。採光出口8には透光性カバー9が設
けられている。なお、10は1階の床、11は2
階の床である。
導光路1内には上面に凹部12が設けられ、凹
部12内に照明ランプ13が設けられている。凹
部12は反射面に形成され、かつ照明ランプ13
の光が導光路1内に導入される形状に形成されて
いる。また、照明ランプ13よりも採光入口5側
に位置して導光路1内に透光性調光板14が設け
られている。透光性調光板14は水平な支軸15
回りに回動可能に支持されており、回動により導
光路1を任意開度に閉鎖可能である。透光性調光
板14には回転駆動装置(図示せず)が連結され
ている。透光性調光板14は、一定波長域の光を
選択的に透過させる材質、あるいは全波長域の光
の透過を均等に制限する材質からなる。16は光
量検出センサであり、導光路1内の採光出口8の
近傍に設けられている。光量検出センサ16は、
透光性調光板14の回転駆動装置および照明ラン
プ13の光量調節装置に制御回路装置17(第4
図)を介して接続されている。
このように構成したため、第5図に示すよう
に、目標の照度に対し、導光路1から自然光を取
入れながら、その時間的変化を光量検出センサ1
6で検出し、照明ランプ13と透光性調光板14
とが連動して点灯開閉し、調光を行ない、照度レ
ベルを一定に保つ。
このように、自然光と入工照明光とを併用する
が、照明ランプ13の光を導光路1内に導くよう
にしており、同じ採光出口8から室内を照らすの
で、自然光と照明ランプ13の光との光色の違い
にかかわらず、異和感のない自然な照明環境が得
られる。すなわち、自然光と人工照明光とが導光
路1内で反射屈折することにより混光し、快適な
照明環境が得られる。また、照明ランプ13は導
光路1に設けた凹部12内に配置しているので、
自然光の導入を妨げることがなく、効率が向上す
る。このように、自然光を取入れて人工照明を行
なう時間を短くすることにより、電力の節減が図
れる。また、前記のように、照明ランプ13の光
量と、透光性調光板14の回動とを連動して変化
させることにより、照度変化が少ない快適な照明
環境が得られる。さらに、透光性調光板14によ
り、自然光が過剰の場合の制限が行なえる。さら
に、透光性調光板14が特定波長の光を選択的に
透過させるものである場合、検査照明などにおい
て、有害な波長帯を制限することができる。
なお、前記実施例では透光性調光板14を回動
させるようにしたが、透光性調光板14を導光路
1内に進入退出するようにしてもよい。
以上のように、この考案の照明採光装置は、採
光入口が屋外に位置し採光出口が屋内に位置する
ダクト状の導光路と、この導光路内の一部に設け
られた凹部と、この凹部内に設けられて前記導光
路内に光を発する照明ランプと、前記導光路内に
前記照明ランプよりも前記採光入口側に位置して
設けられて前記導光路を開度調節可能に閉じる透
光性調光板とを備えたものであるから、自然光と
人工照明光とを併用して電力節減を図りながら、
自然光と人工照明光との光色の違いによる異和感
の生じない自然な照明環境が得られる。しかも、
照明ランプによる自然光の導入の阻害がなく効率
の向上が得られる。また、自然光による光量過剰
の場合に、透光性調光板により適度の光量に調整
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は自然光の変化の説明図、第2図は自然
光に対する検査照明適正範囲の説明図、第3図は
この考案の一実施例の断面図、第4図はその制御
系の構成説明図、第5図は同じくその動作説明図
である。 1……導光路、5……採光入口、7……天井、
8……採光出口、12……凹部、13……照明ラ
ンプ、14……透光性調光板、16……光量検出
センサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 採光入口が屋外に位置し採光出口が屋内に位
    置するダクト状の導光路と、この導光路内の一
    部に設けられた凹部と、この凹部内に設けられ
    て前記導光路内に光を発する照明ランプと、前
    記導光路内に前記照明ランプよりも前記採光入
    口側に位置して設けられて前記導光路を開度調
    節可能に閉じる透光性調光板とを備えた照明採
    光装置。 (2) 前記透光性調光板が一定波長域の光を選択的
    に透過させる材質のものからなる実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載の照明採光装置。 (3) 前記導光路内に光量検出センサを設け、かつ
    この光量検出センサの検出値に応じて前記透光
    性調光板の開度と前記照明ランプの光量とを制
    御する制御装置を設けた実用新案登録請求の範
    囲第(1)項または第(2)項記載の照明採光装置。
JP13360182U 1982-08-31 1982-08-31 照明採光装置 Granted JPS5936512U (ja)

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JP13360182U JPS5936512U (ja) 1982-08-31 1982-08-31 照明採光装置

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JPS5936512U JPS5936512U (ja) 1984-03-07
JPS6237283Y2 true JPS6237283Y2 (ja) 1987-09-24

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US8779681B2 (en) * 2011-06-03 2014-07-15 Osram Sylvania Inc. Multimode color tunable light source

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JPS5936512U (ja) 1984-03-07

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