JPS6237035Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6237035Y2 JPS6237035Y2 JP1982019579U JP1957982U JPS6237035Y2 JP S6237035 Y2 JPS6237035 Y2 JP S6237035Y2 JP 1982019579 U JP1982019579 U JP 1982019579U JP 1957982 U JP1957982 U JP 1957982U JP S6237035 Y2 JPS6237035 Y2 JP S6237035Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- flexible tube
- joint
- nut
- cap nut
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 20
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 7
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 7
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、例えば産業用ロボツトのアームに装
着された塗装ガンに接続される塗料チユーブやエ
アチユーブの如く、広角度の急激な運動を行なわ
される可撓性チユーブの接続構造の改良に関する
ものである。
着された塗装ガンに接続される塗料チユーブやエ
アチユーブの如く、広角度の急激な運動を行なわ
される可撓性チユーブの接続構造の改良に関する
ものである。
従来の技術
可撓性チユーブが屈曲させられたとき、継手部
分で急激に屈曲されて破損するのを防止する従来
の手段としては、実開昭56−25892号公報に示さ
れるように、可撓性チユーブの外周に蛇腹構造
の、ゴム又は合成樹脂製の保護カバーを配置する
如き構造が採用されており、その他の手段として
は、可撓性チユーブの外周に保護コイルを巻き付
ける構造とか、可撓性チユーブ自体をコイル状に
成形した構造とかが知られている。
分で急激に屈曲されて破損するのを防止する従来
の手段としては、実開昭56−25892号公報に示さ
れるように、可撓性チユーブの外周に蛇腹構造
の、ゴム又は合成樹脂製の保護カバーを配置する
如き構造が採用されており、その他の手段として
は、可撓性チユーブの外周に保護コイルを巻き付
ける構造とか、可撓性チユーブ自体をコイル状に
成形した構造とかが知られている。
考案が解決しようとする問題点
前記実開昭56−25892号公報に示される構造で
は、接続金具に外嵌されている部分近傍の可撓性
チユーブの屈曲の自由度を保護カバーで若干拘束
し、屈曲に伴なう折損等を防止しているものの可
撓性チユーブが広い角度範囲内で急激に動かされ
ると、接続部での屈曲度合が大となり破損する恐
れが多くなる。
は、接続金具に外嵌されている部分近傍の可撓性
チユーブの屈曲の自由度を保護カバーで若干拘束
し、屈曲に伴なう折損等を防止しているものの可
撓性チユーブが広い角度範囲内で急激に動かされ
ると、接続部での屈曲度合が大となり破損する恐
れが多くなる。
また可撓性チユーブの外周に保護コイルを巻き
付けた構造では、保護コイルの変形の自由度が大
きいため、可撓性チユーブの急角度の屈曲を防止
できず、可撓性チユーブの折損防止効果は小さい
のみでなく、屈曲部分ではコイル間隔が大とな
り、可撓性チユーブと他物との接触を防止する保
護作用も不十分となる等の欠点を有している。
付けた構造では、保護コイルの変形の自由度が大
きいため、可撓性チユーブの急角度の屈曲を防止
できず、可撓性チユーブの折損防止効果は小さい
のみでなく、屈曲部分ではコイル間隔が大とな
り、可撓性チユーブと他物との接触を防止する保
護作用も不十分となる等の欠点を有している。
更に可撓性チユーブ自体をコイル状に成形した
ものでは、内面の流路抵抗が著大となり、圧力損
失が大きく流体供給チユーブとしては不適当であ
るし、チユーブ自体の保護を図れない欠点があ
る。
ものでは、内面の流路抵抗が著大となり、圧力損
失が大きく流体供給チユーブとしては不適当であ
るし、チユーブ自体の保護を図れない欠点があ
る。
本考案は、かゝる現状に鑑み、可撓性チユーブ
の広い角度範囲内での急激な移動、屈曲を許容し
つゝ、継手部分における可撓性チユーブの折損等
を防止でき、しかも流路抵抗の増大も伴なわず、
可撓性チユーブの十分な保護作用も有し、構造が
簡単で剛強であり、着脱も容易で水密結合の可撓
性チユーブの継手部分の折損防止構造を提供する
ことを目的としている。
の広い角度範囲内での急激な移動、屈曲を許容し
つゝ、継手部分における可撓性チユーブの折損等
を防止でき、しかも流路抵抗の増大も伴なわず、
可撓性チユーブの十分な保護作用も有し、構造が
簡単で剛強であり、着脱も容易で水密結合の可撓
性チユーブの継手部分の折損防止構造を提供する
ことを目的としている。
問題点を解決するための手段
本考案は、上述の目的を達成するため、上端に
機器への取付用のねじ部を有し、下端に可撓性チ
ユーブ取付用のねじ部を有する継手の下端に形成
されている軸方向の環状溝内に、可撓性チユーブ
の先端部が挿し込まれ、下端に内向き段部と袋ナ
ツト取付用のねじ部とを有するナツトが前記継手
の下端のねじ部に螺着され、可撓性チユーブの先
端部分に外嵌されているスリーブの外向き鍔部が
ナツトの前記内向き段部に係合されて可撓性チユ
ーブの先端部が環状溝内へ圧入、保持されている
と共に、前記可撓チユーブの外周に、所定の限界
曲げ半径までは自由に曲がりうるたわみ管が、前
記継手から所定範囲の長さに亘つて被覆され、該
たわみ管の継手側基端部の外周には、上端にフラ
ンジを有し、下辺を、前記ナツトの袋ナツト取付
用のねじ部に螺着された袋ナツトの開口部からた
わみ管の外周に沿つて開口部外方へ延出させた筒
状の硬質のガイドが外嵌配置され、該たわみ管の
先端には、凸状にストツプリングが固着されてお
り、該ストツプリングと前記ガイドとを備えたた
わみ管の継手側基端部が袋ナツトの開口部に挿通
され、ストツプリングとガイドのフランジとによ
りたわみ管が袋ナツトの内向きフランジに係止さ
れており、該袋ナツトが継手側のナツトの袋ナツ
ト取付用のねじ部に螺着されていると云う構成を
採用している。
機器への取付用のねじ部を有し、下端に可撓性チ
ユーブ取付用のねじ部を有する継手の下端に形成
されている軸方向の環状溝内に、可撓性チユーブ
の先端部が挿し込まれ、下端に内向き段部と袋ナ
ツト取付用のねじ部とを有するナツトが前記継手
の下端のねじ部に螺着され、可撓性チユーブの先
端部分に外嵌されているスリーブの外向き鍔部が
ナツトの前記内向き段部に係合されて可撓性チユ
ーブの先端部が環状溝内へ圧入、保持されている
と共に、前記可撓チユーブの外周に、所定の限界
曲げ半径までは自由に曲がりうるたわみ管が、前
記継手から所定範囲の長さに亘つて被覆され、該
たわみ管の継手側基端部の外周には、上端にフラ
ンジを有し、下辺を、前記ナツトの袋ナツト取付
用のねじ部に螺着された袋ナツトの開口部からた
わみ管の外周に沿つて開口部外方へ延出させた筒
状の硬質のガイドが外嵌配置され、該たわみ管の
先端には、凸状にストツプリングが固着されてお
り、該ストツプリングと前記ガイドとを備えたた
わみ管の継手側基端部が袋ナツトの開口部に挿通
され、ストツプリングとガイドのフランジとによ
りたわみ管が袋ナツトの内向きフランジに係止さ
れており、該袋ナツトが継手側のナツトの袋ナツ
ト取付用のねじ部に螺着されていると云う構成を
採用している。
作 用
本考案は、上述の構成であるから、たわみ管に
与えられている限界曲げ半径までは、たわみ管と
共に可撓性チユーブは一体となつて屈曲するもの
のそれ以上に屈曲することは無いので、上述の限
界曲げ半径を、可撓性チユーブが継手部分で折損
等が生じない数値に選定してたわみ管を製作すれ
ば、広い角度範囲での急激な運動が可撓性チユー
ブに作用しても、安全な可撓性チユーブの屈曲を
保証できる。
与えられている限界曲げ半径までは、たわみ管と
共に可撓性チユーブは一体となつて屈曲するもの
のそれ以上に屈曲することは無いので、上述の限
界曲げ半径を、可撓性チユーブが継手部分で折損
等が生じない数値に選定してたわみ管を製作すれ
ば、広い角度範囲での急激な運動が可撓性チユー
ブに作用しても、安全な可撓性チユーブの屈曲を
保証できる。
また、たわみ管に外嶢されている筒状の硬質の
ガイドが、フランジで袋ナツトの内向きフランジ
に係止されると共に、下辺を袋ナツトの開口部か
らたわみ管に沿つて開口部外方へ延出されている
ので、たわみ管が屈曲するとき、継手側とたわみ
管との結合部分は、前記カバーの全内周面とな
り、屈曲に伴ないたわみ管に作用する押圧力が、
袋ナツトのみの場合よりも広い面積で受支される
こととなり、たわみ管の潰れ、即ち可撓性チユー
ブの潰れを良好に防止する。
ガイドが、フランジで袋ナツトの内向きフランジ
に係止されると共に、下辺を袋ナツトの開口部か
らたわみ管に沿つて開口部外方へ延出されている
ので、たわみ管が屈曲するとき、継手側とたわみ
管との結合部分は、前記カバーの全内周面とな
り、屈曲に伴ないたわみ管に作用する押圧力が、
袋ナツトのみの場合よりも広い面積で受支される
こととなり、たわみ管の潰れ、即ち可撓性チユー
ブの潰れを良好に防止する。
更にたわみ管の最外端には凸状のストツプリン
グが固着され、この部分が袋ナツトの内向きフラ
ンジで係止されているので、可撓性チユーブを保
護するたわみ管の着脱が容易となるのみでなく、
可撓性チユーブとたわみ管との継手との結合構造
が別個とされているので、簡単で剛強な構造とな
り、可撓性チユーブとたわみ管との着脱が容易で
あるに拘らず確実な水密結合と完全な可撓性チユ
ーブの保護が図れる。
グが固着され、この部分が袋ナツトの内向きフラ
ンジで係止されているので、可撓性チユーブを保
護するたわみ管の着脱が容易となるのみでなく、
可撓性チユーブとたわみ管との継手との結合構造
が別個とされているので、簡単で剛強な構造とな
り、可撓性チユーブとたわみ管との着脱が容易で
あるに拘らず確実な水密結合と完全な可撓性チユ
ーブの保護が図れる。
実施例
図面は本考案に係る可撓性チユーブの折損防止
構造の実施の一例を示し、1は目的とする機器、
例えば塗装ロボツトの塗装ガンに塗料やエアを供
給するための継手、6は継手1に塗料やエアを送
給するための可撓性チユーブである。なお、継手
1の形状は、オス、メスコネクタを問わず、また
エルボ形状でも構わない。継手1の上端には塗装
ガン等に螺着するためのねじ部2が、また下端4
には可撓性チユーブ6を接続するためのねじ部3
が螺刻されている。継手1の下端4には可撓性チ
ユーブ6と同径の環状溝5が軸方向に切り込まれ
ており、この環状溝5内に可撓性チユーブ6の先
端部7が挿し込まれている。
構造の実施の一例を示し、1は目的とする機器、
例えば塗装ロボツトの塗装ガンに塗料やエアを供
給するための継手、6は継手1に塗料やエアを送
給するための可撓性チユーブである。なお、継手
1の形状は、オス、メスコネクタを問わず、また
エルボ形状でも構わない。継手1の上端には塗装
ガン等に螺着するためのねじ部2が、また下端4
には可撓性チユーブ6を接続するためのねじ部3
が螺刻されている。継手1の下端4には可撓性チ
ユーブ6と同径の環状溝5が軸方向に切り込まれ
ており、この環状溝5内に可撓性チユーブ6の先
端部7が挿し込まれている。
継手1の下端4のねじ部3には、下端に内向き
段部8と袋ナツト取付用のねじ部9とを有するナ
ツト10が螺着されており、可撓性チユーブ6の
先端部7部分に外嵌されている金属製または合成
樹脂製のスリーブ11の外向き段部12が、前記
ナツト10の内向き段部8に係合されて可撓性チ
ユーブ6の先端部7を環状溝5内へ圧入、保持
し、可撓性チユーブ6の脱落と、内部を圧送され
る液体または気体の漏出を防止している。
段部8と袋ナツト取付用のねじ部9とを有するナ
ツト10が螺着されており、可撓性チユーブ6の
先端部7部分に外嵌されている金属製または合成
樹脂製のスリーブ11の外向き段部12が、前記
ナツト10の内向き段部8に係合されて可撓性チ
ユーブ6の先端部7を環状溝5内へ圧入、保持
し、可撓性チユーブ6の脱落と、内部を圧送され
る液体または気体の漏出を防止している。
上述の可撓性チユーブ6の外周には、継手1か
ら所要の範囲に亘つて限界曲げ半径Rまでは自由
に曲がりうるたわみ管13が外嵌されて可撓性チ
ユーブ6を被覆しており、該たわみ管13の継手
側基端部14が袋ナツト18によつて継手1に接
続されている。
ら所要の範囲に亘つて限界曲げ半径Rまでは自由
に曲がりうるたわみ管13が外嵌されて可撓性チ
ユーブ6を被覆しており、該たわみ管13の継手
側基端部14が袋ナツト18によつて継手1に接
続されている。
上述のたわみ管13の継手側基端部14の外周
には、金属または合成樹脂製の筒状の硬質のガイ
ド20が外嵌されている。
には、金属または合成樹脂製の筒状の硬質のガイ
ド20が外嵌されている。
このガイド20は、上端にフランジ15を有
し、下辺16を、たわみ管13の外周に沿つて継
手1と反対側へ延出させている。この下辺16
は、ナツト10のねじ部9に螺着された袋ナツト
18の開口部19から、開口部外方へ所定長さ延
出できる長さとされている。
し、下辺16を、たわみ管13の外周に沿つて継
手1と反対側へ延出させている。この下辺16
は、ナツト10のねじ部9に螺着された袋ナツト
18の開口部19から、開口部外方へ所定長さ延
出できる長さとされている。
またたわみ管13の継手側基端部14におい
て、前記ガイド20よりも継手1に寄つた先端2
1の外周には、凸状にストツプリング22が固着
されている。
て、前記ガイド20よりも継手1に寄つた先端2
1の外周には、凸状にストツプリング22が固着
されている。
上述のように、ストツプリング22とフランジ
15を有するガイド20とを配設されたたわみ管
13の継手側基端部14は、袋ナツト18の開口
部19に挿通され、ガイド20のフランジ15と
ストツプリング22とが袋ナツト18の内向きフ
ランジ17に係止され、該袋ナツト18がナツト
10の袋ナツト取付用のねじ部9に螺着されるこ
とにより、たわみ管13が、可撓性チユーブ6に
外嵌された状態で継手1に着脱自在に接続されて
いる。
15を有するガイド20とを配設されたたわみ管
13の継手側基端部14は、袋ナツト18の開口
部19に挿通され、ガイド20のフランジ15と
ストツプリング22とが袋ナツト18の内向きフ
ランジ17に係止され、該袋ナツト18がナツト
10の袋ナツト取付用のねじ部9に螺着されるこ
とにより、たわみ管13が、可撓性チユーブ6に
外嵌された状態で継手1に着脱自在に接続されて
いる。
なお、たわみ管13と可撓性チユーブ6との間
には、可撓性チユーブ6の動きに支障をきたさな
い程度の空隙が与えられている。
には、可撓性チユーブ6の動きに支障をきたさな
い程度の空隙が与えられている。
上述の構造であるから、例えば可撓性チユーブ
6が塗装用産業ロボツトのアームの塗装ガンに塗
料を圧送するチユームである場合に、該アームが
三次元方向に広角度の激しい変位を行なつても、
可撓性チユーブ6は、たわみ管13と共に、該た
わみ管の限界曲げ半径Rまでは自由に屈曲するも
のの該半径R以下の小半径の屈曲を行なうことは
無く、該限界曲げ半径Rが、可撓性チユーブの折
曲、折損を生じない数値に選定されている限り、
継手1との結合部での可撓性チユーブ6の折曲、
折損は全く生じない。
6が塗装用産業ロボツトのアームの塗装ガンに塗
料を圧送するチユームである場合に、該アームが
三次元方向に広角度の激しい変位を行なつても、
可撓性チユーブ6は、たわみ管13と共に、該た
わみ管の限界曲げ半径Rまでは自由に屈曲するも
のの該半径R以下の小半径の屈曲を行なうことは
無く、該限界曲げ半径Rが、可撓性チユーブの折
曲、折損を生じない数値に選定されている限り、
継手1との結合部での可撓性チユーブ6の折曲、
折損は全く生じない。
上述の塗装用産業ロボツトのアームの動きに応
じ、最も大きな屈曲させようとする力の作用する
たわみ管13と継手1との結合部たる袋ナツト1
8の開口部19においては、袋ナツト18の内向
きフランジ17に係止されるガイド20の、フラ
ンジ15から下辺16に至る全内周面が、たわみ
管13の外周面に接するので、屈曲に伴なう押圧
力が、上記ガイド20の全内周面のうちの接触面
積部分に分散されることとなり、たわみ管13お
よび可撓性チユーブ6が潰れ、折曲し、折損され
ることが無くなる。
じ、最も大きな屈曲させようとする力の作用する
たわみ管13と継手1との結合部たる袋ナツト1
8の開口部19においては、袋ナツト18の内向
きフランジ17に係止されるガイド20の、フラ
ンジ15から下辺16に至る全内周面が、たわみ
管13の外周面に接するので、屈曲に伴なう押圧
力が、上記ガイド20の全内周面のうちの接触面
積部分に分散されることとなり、たわみ管13お
よび可撓性チユーブ6が潰れ、折曲し、折損され
ることが無くなる。
またたわみ管13による被覆のため、屈曲部分
において可撓性チユーブ6が他物と接触して摩損
を生ずることもなくなる。
において可撓性チユーブ6が他物と接触して摩損
を生ずることもなくなる。
更に可撓性チユーブ6の継手1への接続構造
と、たわみ管13の継手1への接続構造とが別個
とされているので、それぞれを簡単な構造の剛強
なものとしうる。
と、たわみ管13の継手1への接続構造とが別個
とされているので、それぞれを簡単な構造の剛強
なものとしうる。
なお、たわみ管13の限界曲げ半径Rは、可撓
性チユーブ6の可撓度、折断強度、被接続機器、
例えば前記塗装用産業ロボツトのアーム等の挙動
などに従つて個々の被接続機器に相応したものが
選定される。
性チユーブ6の可撓度、折断強度、被接続機器、
例えば前記塗装用産業ロボツトのアーム等の挙動
などに従つて個々の被接続機器に相応したものが
選定される。
たわみ管13や可撓性チユーブ等の点検、補
修、交換等は袋ナツト18やナツト10の着脱に
よつて簡単に行ないうる。
修、交換等は袋ナツト18やナツト10の着脱に
よつて簡単に行ないうる。
効 果
本考案は、上述の構成、作用のものであつてた
わみ管は与えられている限界曲げ半径以下の小半
径の急激な屈曲をすることがなく、継手との接続
部分も同様に限界曲げ半径またはそれ以上の径で
屈曲しうるにすぎないので、内装されている可撓
性チユーブもたわみ管に従つて屈曲し、折損する
ことは無い。
わみ管は与えられている限界曲げ半径以下の小半
径の急激な屈曲をすることがなく、継手との接続
部分も同様に限界曲げ半径またはそれ以上の径で
屈曲しうるにすぎないので、内装されている可撓
性チユーブもたわみ管に従つて屈曲し、折損する
ことは無い。
従つて、たわみ管の限界曲げ半径を、可撓性チ
ユーブが継手部分で折損等を生じない数値に選定
すれば、一定の角度範囲内での可撓性チユーブの
安全な屈曲を伴なう運動を保証できる効果があ
る。
ユーブが継手部分で折損等を生じない数値に選定
すれば、一定の角度範囲内での可撓性チユーブの
安全な屈曲を伴なう運動を保証できる効果があ
る。
またたわみ管と袋ナツトの開口部との間には、
筒状の硬質のガイドが介装され、該ガイドの全内
周面がたわみ管の外面に当接し、たわみ管が継手
部分で屈曲するときは、屈曲に伴なつて、袋ナツ
トの内向きフランジからたわみ管へ作用する押圧
力は、上記のガイドの全周面を介して伝達するこ
ととなり、押圧がガイド内周面の当接部分に分散
されるので、たわみ管の潰れ、即ち可撓性チユー
ブの潰れを良好に防止する効果がある。
筒状の硬質のガイドが介装され、該ガイドの全内
周面がたわみ管の外面に当接し、たわみ管が継手
部分で屈曲するときは、屈曲に伴なつて、袋ナツ
トの内向きフランジからたわみ管へ作用する押圧
力は、上記のガイドの全周面を介して伝達するこ
ととなり、押圧がガイド内周面の当接部分に分散
されるので、たわみ管の潰れ、即ち可撓性チユー
ブの潰れを良好に防止する効果がある。
更にたわみ管の最外端に固着されたストツプリ
ングがガイドのフランジと共に袋ナツトの開口部
の内向きフランジで係止されているので、たわみ
管と継手との結合が、可撓性チユーブと継手との
結合と別個のものとなり、たわみ管と可撓性チユ
ーブとのそれぞれの継手との結合構造を比較的簡
単な、剛強な構造とすることができ、またたわみ
管あるいは可撓性チユーブ等の点検、補修、交換
等を容易とすると共に、可撓性チユーブと継手と
の完全な水密結合も容易に達成される等の効果を
有している。
ングがガイドのフランジと共に袋ナツトの開口部
の内向きフランジで係止されているので、たわみ
管と継手との結合が、可撓性チユーブと継手との
結合と別個のものとなり、たわみ管と可撓性チユ
ーブとのそれぞれの継手との結合構造を比較的簡
単な、剛強な構造とすることができ、またたわみ
管あるいは可撓性チユーブ等の点検、補修、交換
等を容易とすると共に、可撓性チユーブと継手と
の完全な水密結合も容易に達成される等の効果を
有している。
図面は実施の一例の、半部を縦断面として示し
た側面図である。 1……継手、2,3,9……ねじ部、4……下
端、5……環状溝、6……可撓性チユーブ、7…
…先端部、8……内向き段部、10……ナツト、
11……スリーブ、12……外向き段部、13…
…たわみ管、14……継手側基端部、15……フ
ランジ、16……下辺、17……内向きフラン
ジ、18……袋ナツト、19……開口部、20…
…ガイド、21……先端、22……ストツプリン
グ。
た側面図である。 1……継手、2,3,9……ねじ部、4……下
端、5……環状溝、6……可撓性チユーブ、7…
…先端部、8……内向き段部、10……ナツト、
11……スリーブ、12……外向き段部、13…
…たわみ管、14……継手側基端部、15……フ
ランジ、16……下辺、17……内向きフラン
ジ、18……袋ナツト、19……開口部、20…
…ガイド、21……先端、22……ストツプリン
グ。
Claims (1)
- 上端に機器への取付用のねじ部を有し、下端に
可撓性チユーブ取付用のねじ部を有する継手の下
端に形成されている軸方向の環状溝内に、可撓性
チユーブの先端部が挿し込まれ、下端に内向き段
部と袋ナツト取付用のねじ部とを有するナツトが
前記継手の下端のねじ部に螺着され、可撓性チユ
ーブの先端部分に外嵌されているスリーブの外向
き鍔部がナツトの前記内向き段部に係合されて可
撓性チユーブの先端部が環状溝内へ圧入、保持さ
れていると共に、前記可撓チユーブの外周に、所
定の限界曲げ半径までは自由に曲がりうるたわみ
管が、前記継手から所定範囲の長さに亘つて被覆
され、該たわみ管の継手側基端部の外周には、上
端にフランジを有し、下辺を、前記ナツトの袋ナ
ツト取付用のねじ部に螺着された袋ナツトの開口
部からたわみ管の外周に沿つて開口部外方へ延出
させた筒状の硬質のガイドが外嵌配置され、該た
わみ管の先端には、凸状にストツプリングが固着
されており、該ストツプリングと前記ガイドとを
備えたたわみ管の継手側基端部が袋ナツトの開口
部に挿通され、ストツプリングとガイドのフラン
ジとによりたわみ管が袋ナツトの内向きフランジ
に係止されており、該袋ナツトが継手側のナツト
の袋ナツト取付用のねじ部に螺着されている可撓
性チユーブの折損防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1957982U JPS58122094U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 可撓性チユ−ブの折損防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1957982U JPS58122094U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 可撓性チユ−ブの折損防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58122094U JPS58122094U (ja) | 1983-08-19 |
JPS6237035Y2 true JPS6237035Y2 (ja) | 1987-09-21 |
Family
ID=30031782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1957982U Granted JPS58122094U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 可撓性チユ−ブの折損防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58122094U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6990575B2 (ja) * | 2017-12-21 | 2022-01-12 | Jfe継手株式会社 | 継手 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5543141B2 (ja) * | 1971-12-27 | 1980-11-05 | ||
JPS5625892B2 (ja) * | 1973-06-04 | 1981-06-15 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5543141U (ja) * | 1978-09-13 | 1980-03-21 | ||
JPS5625892U (ja) * | 1979-08-06 | 1981-03-10 | ||
JPH0141994Y2 (ja) * | 1980-10-02 | 1989-12-11 |
-
1982
- 1982-02-15 JP JP1957982U patent/JPS58122094U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5543141B2 (ja) * | 1971-12-27 | 1980-11-05 | ||
JPS5625892B2 (ja) * | 1973-06-04 | 1981-06-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58122094U (ja) | 1983-08-19 |
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