JPS6236697A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPS6236697A
JPS6236697A JP61088101A JP8810186A JPS6236697A JP S6236697 A JPS6236697 A JP S6236697A JP 61088101 A JP61088101 A JP 61088101A JP 8810186 A JP8810186 A JP 8810186A JP S6236697 A JPS6236697 A JP S6236697A
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江沢 定明
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は楽音の発生から終了までを複数の部分に区分し
、楽音波形を形成する電子楽器を提供することを目的と
する。
従来楽音波形の1周期をメモリに記憶し楽音周波数に基
づく速度で読出し、楽音を形成する方式の電子楽器があ
る。
これによると楽音の発生から終了まで同一波形の繰返し
であって音色の時間的変化のない貧弱で不自然な音であ
った。
本発明によれば、楽音波形の発生から終了まで複数の部
分に区分し、区分された波形をデータ化しそれぞれ波形
デ7タメモリに記憶しておき、鍵盤操作により波形デー
タメモリから波形データを読出し、時間経過に従って前
記部分ごとに波形を形成し、時間的に変化する楽音波形
を形成するため極めて自然で豊かな音を提供でき為。
本発明では実施例として波形データを記憶する波形デー
タメモリとマイクロ・プロセッサを用い、マイクロ・プ
ロセッサの処理プログラム(シミュレートプログラム)
によって楽音を形成する方法を開示している。
マイクロ・プロセッサは楽音の発生から終了まで、つま
りアタック部及びディケイ部における楽音波形を、波形
データに従って算出するのに用いられる。波形データは
アタック、ディケイ部において、区分されたいくつかの
波形パターンに対して、各々用意する。又、これらの波
形ノ(ターンのデータはアタック、ディケイ部における
振幅変化をも同時に含んでしまうものである。
楽音波形のアタック、ディケイ部においては、波形パタ
ーンが時間に従って変化していくので、実際の楽音に近
いものが得られる。又キーによって、それぞれ波形パタ
ーンのデータを個々に用意することにより、音域による
音色変化を付加できる。
又、波形パターンのデータに、アタック、ディケイ部に
おける振幅変化をも含有させることができるので、エン
ベロープ波形等を用意する必要がない。又、エンベロー
プ波形と楽音波形を乗算させる必要もないので、システ
ム的には簡単である。
又、波形パターンのデータは、マイクロ・プロセッサで
楽音波形を演算していくのに必要なデータだけ用意すれ
ばよいので、楽音波形の振幅値をサンプリングし、その
値を量子化してデジタル信号で記憶する方式に比較して
、ずっとメモリ容量が少なくて済む。
マイクロ・プロセッサで楽音波形をシミュレートとする
場合、問題点となるのは、キーを押圧すルコとによυ、
マイクロ・プロセッサが算出する波形値を、抑圧キーに
対応した楽音周波数に従って再現することである。即ち
、マイクロ・プロセッサのデータ処理時間と!音の周期
の時間との大きなギャップが問題となる。例えば、楽音
波形シミュレートをNサンプリングで行なおうとした場
合、今、マイクロ・プロセッサが波形データをもトニシ
ミュl/−ドブログラムに従って演算し、1サンプリン
グの結果を演算するのに、Pステートの命令処理が必要
であるとすれば、楽音波形を得るのには、NPPt−ト
を必要とする。マイクロ・プロセッサ1ステートの処理
時間が6時間であるとすると、NPt時間を必要とする
ことになる。
今、楽音波形周期をTとすれば、T’>NPt即ちX>
pt  な、らマイクロ・プロセッサを実時間処理で使
用できる。今、N=64とし、 例えばC7なら;g = 7.46μsだから7.46
μs〉Ptということになる。
これに対して現存するCPUチップ、例えばインテル8
008というマイクロ・プロセッサならば、1ステ一ト
処理時間t=4μsであるから、C7の場合、P≧2で
上式はすでに成立しない。
8008より約10倍程処理スピードが速いインテル8
080を使用したとしても、実時間での開用が困難であ
ることが察せられる。8008よシ約100倍程処理ス
ピードが速いバイポーラ型プロセッサの場合でも、実時
間処理ならば極く簡単なシミュレートルーチンしか組め
ないであろう。
又、マイクロ・プロセッサを実時間処理で使用した時、
楽音波形が完全な同一パターンで繰返す時間領域におい
ても、その値を繰返し計算して算出するということは、
マイクロ・プロセッサの使い方としては不合理である。
又、マイクロ・プロセッサによる演算結果は、マイクロ
、プロセッサのクロックに同期して出力されてくるので
、それを押圧キーの楽音周波数に同期したものに変換し
なければならないが、この操作をソフトウェアで実現す
ることは困難であシ、)〜−ドウエアで実現することが
必要である。
本発明で、楽音波形パターンが波形データによって変化
していく基本的な思想を第1図、第2図をもとに説明す
る。
第1図はアタック部における波形パターン変化の1例が
示されてめる。即ち、WDl、WD2・・・・・・・・
・というように、波形データに従って、波形パターンが
変化していく。楽音波形が同一パターンで繰返す時間領
域TWDI 、 TWD2 、・・・・・・ 内では同
じ波形パターンの繰返しで構成する。これらの波形デー
タは波形データメモリ内に第2図(イ)に示すようにた
くわ見られている。即ち、アドレス0〜27に波形ノ(
ターンWD1〜WD6までの波形データがあp1アドレ
ス28のアタック終了データで定常部に入つたことが察
知され、アドレス22〜27の波形データによる波形パ
ターンWD6を持続するようにして、定常部の波形とす
る。ディケイ部に入ると、アドレス29以後の波形デー
タが順次読出され、波形パターンWD7・・曲が順次シ
ミュレートされていく。そしてアタック部と同様に波形
パターンの変化が形成されていく。そして、アドレス常
のディケイ終了でシミュレートは終了する。これらの波
形データに従って、第1図に示すような楽音波形を算出
するルーチンが、シミュレートプo f ラムメモリ内
にたくわ見られている。
全ての音域に対する波形データメモリは、それぞれのキ
ーに対応してか、あるいは全音域を幾つかに区分したそ
れぞれに対応して第2図(イ)のようなデータブロック
を第2(ロ)においてWl、W2・・・・・・Wnで示
すように幾つか用意する。例えばキーC4の楽音波形パ
ターンが、データブロックW4の波形データに対応する
なら、W4の波形データを記憶しであるアドレス、即ち
AW4からCPUチップは順次データを7エツチし、シ
ミュレートプロダラムメモリに従って波形パターンを算
出していく。なお、第2図において、波形パターンWD
1゜WD2・・・・・・をシミュレートするための波形
データWD 1−1〜WD ?−4、WD 2−1〜W
D 2−5 ・・・・・・は第1図にWDlの場合を例
にとって図示しである如く、各波形パターンの1周期を
構成するデータ群である。
この例では、WDl ’に折線近似でシミュレートした
場合であシα1α2、α2α6、α3α4、cc4α5
とい−)り区間が、それぞれWD 1−1 、 WD 
1−2. WD 1−5゜WDI−4というデータを処
理することにより算出される。
次に、順次算出される波形値を、楽音周波数で読出す基
本的思想を第1図及び第2図の例を引用して、第3図で
説明する。
まず、波形パターン1周期分がNワードより成るなら、
2Nワードの波形メモリを用意する。第6図(イ)では
、例としてN=64の場合を示し、128ワードの波形
メモリを用意している。そしてO〜63ワード、64〜
127ワードをそれぞれエリアA。
エリアBに分けて使用する。エリア人、エリアBの指定
は、波形メモリのアドレス端子のMSBを“L″あるい
は“H”に保つととkよシ指定できる。
次にに3図(ロ)を説明する。まずWD 1−1〜WD
1−4に従って算出した最初の波形パターンWDi t
−記憶するメモリのエリアと、楽音周波数で読出しをす
るようアドレスを指定するメモリのエリアとは同一とな
る。第3図(ロ)のtxがこの区間である。
第3図の例ではまずエリア人を使用している。
次にエリア人に記憶された波形パターンWD1を、楽音
周波数で読出している間に発生する波形パターン切換ク
ロック発生器の出方を基点としてWD2−1〜WD2−
5に従って波形パターンWD2が算出され、エリアBI
C記憶される。演算が完全に終了したところで、楽音周
波数の読出しを、エリアBに切換え、波形パターンWD
2を読出す。そしてこの間に、発生する波形パターン切
換クロック発生器の出力を基点としてWD3−1〜WD
 3−5が演算され、波形パターンWD3をエリアλに
記憶する。
演算が完全に終了したところで、楽音周波数の読出しを
エリアAに切換え、波形パターンWD3を読出す。そし
て、この間に発生する波形パターン切換クロック発生器
の出力を基点としてWD4″″1〜WD4ご5が演算処
理され、波形パターンWD4をエリアBに記憶する。以
上のエリアA、Bに対する記憶操作と続出し操作は以下
同様に繰返し実行される。
ここで問題となるのは、最初に波形メモリのエリア人に
演算結果が順次記憶されていく時、即ち、第3図のtz
の区間内において、1周期分の波形演算が完全に終了す
る時間が、読出す楽音周期よシも遅いと同周期かにわた
って演算の途中経過が出力されることとな、る。この様
子を第4図信)仲)に比較して示す。このことは特に演
算処理時間の遅いCPUチップを使用した場合に問題と
なるが、数等(8)以内なら聴感上への大きな影響はな
い。又、波形パターン切換クロック発生器からの出力に
同期して、ある波形パターンから次のパターンに変わる
ために、このクロックと楽音周波数で続出すスピードと
の非同期性から、第5図(イ)(ロ)にWD2  とW
D3との場合を例にとって比較して示すようK、波形パ
ターンが不連続になる。即ち、PlがエリアAのアドレ
ス50とすると、ここで波形パターンが切換えられると
、エリアBが指定され、エリアBのP2、即ち、アドレ
ス50+64=114へ飛躍してしまう。本システムで
は第5図(イ)が例外であシ、第5図(ロ)のケースが
ほとんどであるが、これも聴感上への大きな影響はない
本発明のようなシステムに適用できる波形パターンをシ
ミュレートするための計算方法には、種々の方法が提案
されている。即ち、折線近似シミュレート、2次函数近
似シミュレート・・・・・・等である。これらの選択は
任意であシ、波形パターンのシミュレート効率、マイク
ロ・プロセッサの処理スピード、メモリの許容容量等を
考慮して決定されなければならない。
そして第7図のフローチャートの演算ルーチンのブロッ
クにおいて、上記条件に従って選択した演算ルーチンを
使用すればよい。勿論、波形データメモリの内容は、ど
の演算ルーチンを使用するかで異なってくる。又、キー
に対応して演算ルーチンを変えることもできる。即ち、
複雑な波形パターンを有するキーには、2乗函数近似ル
ーチンを使用し・それ以外は折線近似ルーチン使用とい
う具合である。
さて、第6図に示す本発明システムブロックと、第7図
の本発明に適用されるマイクロ・プロセッサのシミュレ
ートプログラムのフローチャートとを、相互に参照しな
がらシステムの動きを説明する。
まず、キーが8盤に1で押圧されると、キー信号が優先
回路に2を経てキーヤ回路に3に送られる。キーヤ回路
からは、押圧されたキーに対応して音名コードとアタッ
クパルスとがラインLKO・とLKAにそれぞれ発生す
る。
音名コードは、OPUの入力端子と、音名コードランチ
回路F3へ送られる。そしてアタックパルスによシ音名
コードがF3にラッチされる。
F5は、キーが離されてからも楽音周波数アドレス発生
回路F2へ音名コードを送シ続ける機能をもつ。即ち、
ディケイ部の波形パターン算出のためにである。アタッ
クパルスは、OPUの割込み信号入力端子に送られる。
このアタックパルスによって、マイクロ・プロセッサは
割込み状態となる。割込み命令として、STA几T番地
へのジャンプ命令を実行させるようプログラムを組み込
めば、CPUがいかなる状態であろうとも、キー押圧さ
れしだい、既押圧キーに対応したデータ処理が開始され
る。この様にして、マイクロ・プロセッサは、第7図の
70−チャートに示されるような流れを持つプログラム
を収納するシミュレートプログラムメモ!jsPMの内
容にそって、データ処理を開始する。まず、波形メモリ
のアドレスを指定するためのCPU内のレジスタをクリ
ヤーした後、波形メモリエリアAが、OPUの出力ライ
ンLMAからの信号により指定される。
次に、抑圧キーの音名に対応した波形データを、波形デ
ータメモリWDMから読出してくるための準備をする。
即ち、LKOよ、9 CPUに送られてきた音名コード
から、波形データメモ!JWDM上の、音名に対応する
波形データ収納アドレスを作成した後、CPU内部の波
形データアドレス指定用′ジスタにセットする。
例として、第1図に示す楽音波形に対応したキーが押圧
された場合について説明する。そのキーの音名コードは
、波形データメモ!jWDMのアドレスAWD1=0を
指定するよう波形データアドレス指定用レジスタをセン
トする。そこで、波形データWD1−1がまずOPUに
フェッチされる。次に、波形データメモ!JWDMから
フェッチされた波形データWD1−1をもとに、演算ル
ーチンにょシ演算が開始される。演算結果が得られると
、波形メモリMWのアドレδを、CI)U内の波形メモ
リアドレス指定用レジスタを用いて2インLA1に出力
した後、結果を2インLDから出力する。結局、波形メ
モリMWには、ラインLA1の信号で指定したアドレス
に、ラインLDに出力された演算結果が、ゲー) Gl
が開の時に収納される。ゲートG1が閉の時はゲートG
2が開となり、波形メモリMWのアドレスラインは楽音
周波数発生回路F2の出力ラインLA2が接続され、楽
音周波数での胱出しに供される。この後、波形メモリM
Wのアドレス指定用レジスタを+1増加する。そしてル
ープY1を経て次の振幅値の算出に向う。こうして、波
形データメモ!7WDMから7エツテされた波形データ
WD1−1の処理が終了する迄、ループY1を回υ続け
る。やがて処理が終了すると第7図の点線で囲まれたフ
ローFLWへ進む。この時点で、波形パターンWD1の
一部α1α2の振幅値が算出されて、波形メモIJMW
に収納されている。そしてFLWI、FLW2の判定ル
ーチンは全てNOでY2へ向う。波形データメモ!/ 
WDMのアドレスm定用のレジスタを+1増加する。そ
してY4を経て、新たなる波形データをフェッチする。
即ちアドレス1の波形データWDI−2がCPUにフェ
ッチされる。以後同様にWDl−2の処理が終了する迄
、ループY1を回シ続ける。そして処理が終了すると、
70−FLWへ進む。この時点で、波形パターンWD1
の一部α1cL2、α2α3の振幅値が算出されて、波
形メモIJMWに収納されている。
このようにしてI:L1α2、α2α6、α6α4・・
・・・・と熾嘱値が算出されていく。ところで、フロー
FLWは、波形メモリエリア人、Bの指定を切換える機
能を有する。即ち、エリア人への演算結果収納が完了し
たら、楽音周波数による読出しエリアをBからAに切換
える。エリアBへの演算結果収納が完了したら、楽音周
波数による続出しエリアをAからBに切換える。又この
時は、波形メモリ用のアドレス指定用レジスタをクリヤ
する。そして、双方の場合において、波形パターン切換
クロックの発生を待ち、出力が発生したら、次の波形パ
ターンの算出に向う。即ち、前例に戻ってWDI−4迄
の波形データ地理が終了し、波形パターンWD1のメモ
リエリア人への収納が完了すると、FLWlで138と
なシエリア人が指定され、5TART直後に指定したエ
リア人が保持され、楽音周波数アドレス発生回路F2の
出力ラインLA2の信号で、波形パターンWD1が続出
されることを保つ。この間に、波形パターン切換クロッ
クの出力が生じるとFLW!lでYB8となシY2.Y
4を経て最初の状態に戻る。
以後同様に、波形データWD2−1. WD2−2. 
WD2−5. WD2−4. WD2−5の処理が行な
われ、エリアBへの波、形パターンWD2の収納が完了
すると、FLW2でYESとなシ、メモリエリアの指定
が、エリア人からエリアBに変わり、F2の出カライン
L人2の信号によシ、エリアBから波形パターンWD2
が読出される。そして、波形メモリ用のアドレス指定用
レジスタがクリヤされる。
この間に、波形パターンの切換クロックが生じると、F
LW3でYB2となυ、ループY2. Y4を経て最初
の状態に戻る。以下同様である。
波形パターン切換クロックは、メモリエリアA。
Bの切換に同期しているので、この周波数を可変させる
ことによυ、波形パターンが切シ変わる時間間隔を制御
できる。即ち、アタック、ディケイ部分における波形パ
ターン変化の時間間隔を制御できる。
本発明では時間の経過に従う波形パターン変化が、その
アタック、ディケイ部分では、その振幅の増減をも含有
した波形データがストアされているので、アタック、デ
ィケイ時間の制御という役目を果す、アタック、ディケ
イ部波形パターン切換りロック発生器AO,Doはこの
だめのものでるシラインLAO,LDOを通じてOPU
に入力されている。
以上のように、アタック部分の波形パターンシミュレー
トカ続けら才L1アドレスAAB=28のアタック終了
データをCPUがフェッチすると定常状態に入る。即ち
、FLXlでYESとなり、FLX3で待機する。そし
て抑圧キーが離された時ラインLKD上に生ずるディケ
イパルスによ、9 F’LX3でYESとなる迄、アタ
ック部の最後の波形パターンWD6が読出され続ける。
次に、押圧キーが離され、ディケイパルスが到来すれば
FLX3でYESとなシ、¥3を経てアタック部波形パ
ターン切換クロックを、ディケイ部波形パターン切換ク
ロックの方へ切換えた後、再び波形データメモリからデ
ィケイ部のデータをフェッチするためにY4を経て戻る
。ディケイ部の場合も、アタックの場合と同様に波形メ
モリエリアA、Bを交互に使用していく、そして波形デ
ータの一番最後におかれたアドレスADE=mのディケ
イ終了データによりFLX2でYESとなりラインLO
Fを通じて音名コードランチ回路F3をクリヤーした後
OPUの停止状態であるHALTに落ち着く。
さて、あるキーが押圧されている間に、他のキーが押圧
されれば優先回路により、後に押圧されたキーのキーコ
ードと新たにアタックパルスが発生する。そして音名コ
ードラッチ回路F3に新たな音名コードがランチされ、
アタックパルスは割込み端子に印加されるので、進行中
の演算処理を直ちに停止して、後で押圧されたキーに対
応した波形の演算処理を開始する。
データ長8 bit並列信号、波形メモIJMWが(8
bit X 64 word ) X 2の場合の実施
例を第8図に示し、そのタイムチャートを第9図に示す
キーヤ−回路に6から発生した押圧キーに対応したキー
コードが、音名コードラッチ回路F6にラッチされ、そ
れをもとに楽音周波数アドレス発生回路F2内で、抑圧
キーの楽音周波数で、波形メモリMWを読出すためのク
ロック信号が作られる。
これは高周波クロック発生器F1の出力を音名コードを
もとに分周することによシ得る、これを第8図に示した
MFOで現わす。この例では波形ノゝターン1周期が6
4でサンプリングされているので、読出し楽音周波数を
fとすれば64fの周波数のクロック信号がMFOの出
力に発生する。これがMFooである。この出力はモノ
ステープルマルチパイプレータMMに印加され、MMO
を出力する。
MMOの出力パルス幅は、波形メモリMWを読出すのに
必要な時間に調整されている。このMMOがゲー)G1
が閉となり、メモリのエリアを指定するラインLMAの
信号、及びMFOOをカウントするクリップ70ンプF
F1〜FF6より成るカウンタの出力状態LA2に応じ
て、波形メモリMWのアドレスが指定され読出される。
ラインLMAは、“L”信号が印加されればエリア人、
“H”信号が印加されればエリアBが指定される。そし
て各々のエリアの64ワードの内容がカウンタの出力に
より走査されるわけである。MMOが”L”の時、即ち
時間WTの時、ゲー)G1が開、ゲートG2が閉なので
、CPUからのアドレス信号り人1に従って波形メモリ
MWのアドレスが指定される。波形メモリMWll″1
1.WRITE状態に保たれているので、データ入力端
子にOPUからラインLDを通じて入力されるデータを
、LAlで指定されるアドレスに書込むことが可能とな
る。
第9図において、1サンプル値算出処理時間LOOP1
において、算出されたデータD1は、CPU内のレジス
タによシラインLA1を通じて指定されるアドレスA1
にラインLDを通して収納される。
これが書込まれるのは人1とDlが同時に出力されてい
る時間範囲におけるWT待時間ある。次にLOOP2で
算出されたデータD2はアドレスA2に、同様なWT待
時間おいて書込まれる。以下同様でおる。
結局、MFOをカウントしたカウンタのLi2を通じて
の出力状態に応じて、波形メモリMW読出し操作が、M
MOのRT待時間行なわれ、その出力がラッチ回路LO
Hにラッチされ、同時にWT待時間CPUからLAlを
通じて出力されるアドレス出力に従って、LDを通じて
出力されるデータを波形メモIJ MWに書込む。ラン
チ回路LOHの出力はD−A変換器DAO,増幅器AM
Pを経てスピーカSPよシ放音される。
他の実施例を、第2図(イ)に応用したものを第10図
に示す。第10図は各々の波形データのM2Rを利用し
て、持続時間データを共有している。即ち、波形データ
を読出す毎に、そのデータのMSBを取出してノ員次レ
ジ、スタ内に保持−させる。
例えば、WDlの場合、この持続時間データレジ犯  
        毘 一方、波形パターン切換クロックの発生数をカウントす
る切換クロック計数レジスタを設けておき、双方のレジ
スタの内容を比較するルーチンを設けて、両者が一致し
たら波形パターンを切換えていくという方法を具えた実
施例である。この場合のフローチャートを第11図に示
す。太線で囲んだ部分が本方式を適用した場合に必要と
なる部分である。他は第7図のフローチャートと同様で
ある。
先に述べたシステムは、第1図に示すように波形パター
ン持続時間tWD1.tWD2.tWD5・・・・・・
・・・を、波形パターン切換クロック発生器の出力周期
で切換えているので、その持続時間を変えることができ
ないが、この実施例だとこれを可変にすることも可能で
ある。即ち、波形データメモU WDM力に、波形パタ
ーン切換クロックの発生数を計数するだめの持続時間デ
ータ情報を含有させ、それをもとにCPU内で波形パタ
ーン切換クロンクの発生数をカウントとして、波形パタ
ーン持続時間を制御している。
以上述べたように、本発明ではマイクロ・プロセッサ、
シミュレートプログラムメモリ、波形データメモリ、波
形メモリ、クロック発生器、DA変換器、鍵盤、優先回
路、キーヤ−回路等で71−トウエアを構成し、楽音の
アタック部及びディケイ部を複数に区分した波形データ
と、波形データ記憶手段と、前記波形データに基づき楽
音波形を形成する波形形成手段とから、楽音のアタック
部と、楽音のアタック部の最終データを繰返し読出す定
常部と、楽音のディケイ部とのそれぞれをキーの押圧信
号に従い演算し、波形メモリに記憶し前記メモリから楽
音波形を読み出したので、単にアタックからディケイま
での楽音波形の振幅値をサンプリングし、その値を量子
化してデジタル信暑で記憶する方式に比較してずつとメ
モリ容量が少なくて済む利点を有する。さらにエンベロ
ープ・波形の発生および付加を省略できることも大きな
効果である。
また音名コードより、波形データメモリの波形データ読
出し開始アドレスを決定し、波形データメモリのアドレ
スを指定し波形データを読出すようにしたので音域によ
る音色変化をつけることができる。
さらに、アタック終了データによシアタツク最終波形を
繰返し読出し、押圧鍵が離された時生ずるディケイパル
スがくるまで音が持続するのでこの点においても、メモ
リが大変節約できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はアタック部の楽音波形図、第2図(イ)(ロ)
は波形データ、第6図(イ)(ロ)は波形メモリの構成
及び書込み方法の説明図、第4図及び第5図は第3図の
書込み方法で読出された楽音波形側口、第6図は本発明
によるシステムブロック図、第7図は第6図におけるシ
ミュレートプログラムメモリの70−チャート、第8図
及び第9図は本発明の主要となる部分の具体例回路図及
びそのタイムチャート、第10図及び第11図は波形デ
ータ及びこの場合におけるシミュレートプログラムのフ
ローチャートである。 K1・・・・・・鍵盤、 K2・・・・・・優先回路、 K6・・・・・・キーヤ−回路、 AC・・・・・・アタック部波形パターン切換クロック
発生器、 DC・・・・・・ディケイ部波形パターン切換り(17
り発生器、 OPU…・・・マイクロ・プロセッサ為SPM・・・・
・・シミュレートプログラムメモリ、WDM・・・・・
・波形データメモリ、0PUO・・・OPUクロック発
生器、Fl・・・・・・高周波クロック発生器、F2・
・・・・・楽音周波数アドレス発生回路、F3・・・・
・・音名コードラッチ回路、G1.G2・・・・・・ゲ
ート回路、 MW・・・・・・波形メ、モリ、 LOH・・・・・・ラッチ回路、 DAO・・・・・・D−A変換器。 特許出願人 株式会社河合楽器製作所 代理人 弁理士 1)坂 善 重 第  1  図 第2図 (イ) 第  3  図 第  4  図 第10図 アドレス    データ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 楽音の発生から終了までを複数の部分に区分し、区分し
    た部分毎に波形データを記憶する波形データ記憶手段と
    、 前記波形データ記憶手段からの波形データに基づいて楽
    音波形を形成する楽音波形形成手段からなる電子楽器に
    おいて、 楽音の発生開始から時間経過に従つて、前記各部分を順
    次表わすブロックアドレスデータを発生するブロックア
    ドレスデータ発生手段と、 前記波形データ記憶手段から前記ブロックアドレスデー
    タが表わす部分に関する波形データを読出して、前記楽
    音波形形成手段に供給する制御手段とを具え、 各部分毎に独立した楽音波形の形成を行なうことを特徴
    とする電子楽器。
JP61088101A 1986-04-18 1986-04-18 電子楽器 Granted JPS6236697A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02166499A (ja) * 1988-12-20 1990-06-27 Yamaha Corp 電子楽器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5178219A (ja) * 1974-12-27 1976-07-07 Kawai Musical Instr Mfg Co

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