JPS6236427B2 - - Google Patents

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JPS6236427B2
JPS6236427B2 JP56178883A JP17888381A JPS6236427B2 JP S6236427 B2 JPS6236427 B2 JP S6236427B2 JP 56178883 A JP56178883 A JP 56178883A JP 17888381 A JP17888381 A JP 17888381A JP S6236427 B2 JPS6236427 B2 JP S6236427B2
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Japan
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screen
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pixel
pixels
control
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JP56178883A
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JPS5880639A (ja
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Makoto Hirozawa
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP56178883A priority Critical patent/JPS5880639A/ja
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Priority to DE19823240697 priority patent/DE3240697C2/de
Priority to FR8218576A priority patent/FR2516329B1/fr
Publication of JPS5880639A publication Critical patent/JPS5880639A/ja
Publication of JPS6236427B2 publication Critical patent/JPS6236427B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/52Circuits or arrangements for halftone screening
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern
    • H04N1/4058Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern with details for producing a halftone screen at an oblique angle

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、印刷製版用の網目版画像複製記録装
置における電子的網目版画像の記録方法に関す
る。 従来、電子制御によつて直接的に網目版画像を
複製記録装置においては、連続階調を有する画像
信号を、網目版を記録する画像信号に変換するた
めに、コンタクトスクリーンを走査して得られる
のと等価な網目信号を別途発生させ、その両信号
を重畳して、網目版を記録する信号を得ている。 この網目信号の発生手段としては、各種のもの
が開発され、最近は、固体メモリ装置の大容量化
並びに低価格化によつて、固体メモリ装置を用い
たものが主流となりつつある。 しかし、固体メモリ装置を用いる場合、コンタ
クトスクリーンのボケ網点に対応する網点を、量
子化して記憶させなければならない。そのため、
固体メモリ装置によつて発生される網目信号で作
られた網目構造の基本的な性質は、ボケ網点を量
子化する際の量子化を適正に行なうための条件に
よつて、予め決まつてしまう。 その条件としては、例えば、スクリーン角度、
濃度表現段階、及びスクリーンピツチの係数等で
ある。 スクリーン角度θは、ボケ網点を量子化する際
には、tanθ=k/m(m、kは整数)となる条件を 満たさなければならない。 濃度表現段階は、上記tanθ=k/mにおける整数 m、kによつて決まるボケ網点1個の領域(以下
単位網点領域とする)中に含まれる画素の数Sに
よつて決まり、最大濃度表現段階は、その画素の
数S=m2+k2として求められる。 スクリーンピツチPは、網目構造が正方形のボ
ケ網点の繰返し模様であることから、単位網点領
域の面積の平方根に相当する。量子化された網目
構造においては、前記単位網点領域に含まれる画
素の数Sの平方根√=√22が、スクリー
ンピツチPの係数αとして決まる。 一方、カラー印刷における網目板には、通常、
4色印刷用として、スクリーン角度0゜、45゜、
15゜、75゜の1組が使用され、この1組のものの
スクリーンピツチPは、等しいことが要求され
る。 しかし、ボケ網点を量子化する際に、上記の如
く量子化するための適正条件は、スクリーン角度
毎に与えられ、各スクリーンピツチPを等しくす
ることは困難となる。 例えば、スクリーン角度θを得る条件tanθ=
k/mを、スクリーン0゜の場合にはtan0=0/m
スク リーン角度45゜の場合にはtan45=m45/m45、ス
クリ ーン角度15゜の場合にはtan15=k15/m15として
、各 画素の数S0,S45,S15並びに各スクリーンピツチ
の係数α、α45、α15を求めると、次のように
なる。 S0=m 、α=√0=m0 S45=2m 45 α45=√45=√2m45 S15=m 15+k 15 α15=√15=√ 15
15 なお、スクリーン角度75゜については、スクリ
ーン角度−15゜として考察する。 このように、適正条件を満す各スクリーンピツ
チの係数α、α45、α15は、各整数値m0
m45,m15,k15をどのように選択しても、一致さ
せることは不可能である。そのため実際には、各
画素の数S0,S45,S15が近似するような各整数値
m0,m45,m15,k15が選択され、スクリーンピツ
チ係数α、α45、α15を近似させている。 なお、上述のスクリーンピツチの係数αとは、
実際のスクリーンピツチPを求める際に、量子化
された画素を感光材料上に記録する際に定まる画
素の一辺の長さの実効長lを乗ぜられる係数であ
り、実際のスクリーンピツチP=αlとなる。 また、ボケ網点を量子化し、固体メモリ装置へ
記憶させて、網目信号を発生させる場合に、網目
構造上の繰返し周期性が利用され、この周期の大
小は、メモリ容量に大幅に影響する。 例えば、前記各スクリーン角度毎の整数値
m0,m45,m15,k15をもつて、各スクリーン角度
の1周期に並ぶ画素数を表わすと、角度0゜は
m0、角度45゜は2m45、角度15゜はm 15+k 15

り、スクリーン角度15゜のものが大幅に大きく、
メモリ容量も大となる。 そこで、前記各整数値m0……は、m 15+k 15

小とするように選ばれるが、このm 15+k 15

画素の数S15に相当するため、この値を小とする
と、濃度階調表現段階は低下する。 しかし、スクリーン角度0゜、15゜、75゜は通
常、イエロー版、マゼンタ版及びシアン版の各3
色に用いられ、これら各色版は、スクリーン角度
45゜の墨版に比して濃度階調表現段階を低くする
ことも可能である。 そこで、スクリーン角度45゜に要求される濃度
階調表現段階よりも、スクリーン角度15゜、及び
−15゜濃度表現段階を低くして、メモリ容量の低
下を計ることも可能となる。しかし前述の如く、
濃度階調表現段階を変えると、画素の数Sを近似
させると云う条件を満たすことはできなくなり、
スクリーンピツチ係数αが近似しなくなる。 本発明は、上述の相反する要求を満たし、各ス
クリーン角度において、量子化されたボケ網点の
画素の数Sを、他のスクリーン角度の画素の数に
かかわりなく、個々に選択し、しかも、記録され
た各網目版画像の実効スクリーンピツチを近似さ
せるようにした網目版画像記録方法に関するもの
で、以下、その実施例を、図面に基き詳述する。 第1図は、本発明方法の一実施例を示す網目板
画像複製記録装置のブロツクダイヤグラムで、画
像を再現するための主たる記録用走査手段は、モ
ータ1によつて駆動される回転シリンダ2と、そ
のシリンダ2の周面3に対峙し、その周面3へ巻
回した感光材料4に露光用光線5を投射し、か
つ、シリンダ2の軸線方向に、シリンダ2の回転
に同期して送られる記録ヘツド6と、該記録ヘツ
ド6を送るためのねじ棒7と、該ねじ棒7を駆動
する送りモータ8とをもつて構成されている。 シリンダ2の回転は、シリンダ軸9へ装着した
ロータリーエンコーダ10によつて計られる。該
ロータリーエンコーダ10は、シリンダー2の1
回転毎に、予め定められた位置で1個パルスを発
生する1回転パルスg1発生手段と、1回転の位相
を等分した各回転位相で、それぞれに1回転当り
多数のパルスを発生する位相パルスg2発生手段を
具備している。 記録ヘツド6の投光する露光用光線5は、記録
ヘツド6の送り方向へ整列され、かつそれぞれ
が、個別に、2値(ON又はOFF)制御される複
数の光ビームの集まりよりなつている。 このような露光用光線5は、1条のレーザービ
ーム11を、ビームスプリツタ12によつて、複
数本(実施例では10本)の、ほぼ等光量の光ビー
ムL1〜L10に分岐する。 これら各光ビームL1〜L10は、電子的に光路が
開閉制御されるシヤツタ装置13〜1310に入
力し、各シヤツタ装置13〜1310の光路開時
の出力光ビームL′,L′10は、10本のオプチカル
フアイバー14〜1410の一端面に入力する。 オプチカルフアイバー14〜1410の他端
は、記録ヘツド6に導かれるとともに、その端面
は、対応する光ビームL1〜L10の配列順序に、横
1列に整列されてズームレンズ15の光入力面に
配置されている。 各オプチカルフアイバー14〜1410の端面
から放射される前記出力光ビームL′〜L′10は、
ズームレンズ15によつて、感光材料4の表面に
結像される。 結像面における出力光ビームL′〜L′10の配列
は、記録ヘツド6の送り方向に、横1列に、か
つ、送り初端側を1番の出力光ビームL′に対応
させて、順番に配列される。 ズームレンズ15は、出力光ビームL′〜L′10
の投影倍率を、結像面で集点された状態で変化さ
せるもので、実質的には、出力光ビームL′〜L
10の結像面(感光材料表面)における実効光ビー
ム幅wを変化させる。 ズームレンズ15のズーミングは、サーボモー
タ16あるいはパルスモータによつて制御され
る。 サーボモータ16は、後述するスクリーンピツ
チPの所望値に基いて、シリンダ2の1回転当り
に記録ヘツド6の送られる距離、すなわち、走査
線ピツチに相当する走査幅W当りに、何本の出力
ビームL′〜L′10を割り当てるかによつて、投影
倍率を制御するべく、スクリーンピツチ設定制御
回路17の制御信号g4をもつて駆動される。 上記走査幅Wは、その走査幅Wと、記録するべ
き画像信号e1を得る際の、原画走査手段の走査幅
(走査線ピツチ)とを、原画対複製画像の倍率と
等倍率のときに等しくするもので、この走査幅W
は、画像の分解能を定める。 なお、上記装置へ入力する画像信号e1は、実時
間で原画走査手段から出力されるデイジタルの画
像信号、又は、メモリ装置へ記憶させたデイジタ
ル画像信号を、記録走査手段に同期させて読み出
したデイジタル画像信号のいずれであつてもよ
い。 サーボモータ16又はパルスモータは、上記記
録走査手段の走査幅Wの中に、正確に整数n本の
出力ビームL1……が含まれるように、ズームレ
ンズ15の投影倍率を制御する。 このサーボモータ16の制御は、スクリーン設
定制御回路17に設定された所望のスクリーンピ
ツチPの値と、予め指定された走査幅Wの値、及
び出力光ビームの数nの値に基いて、CPU(中
央演算処理装置)18で計算され、その結果得ら
れるサーボモータの制御信号g4によつて制御され
る。なお、この制御自体は、本発明の要旨ではな
いので、その詳細な説明は省略する。 スクリーンピツチ設定制御回路17は、制御信
号g3を、走査幅Wをもつて記録ヘツド6を送るよ
うに、送りモータ8へ出力するとともに、その走
査幅Wの中に含まれる出力ビームL′〜L′10の数
nに応じた実効ビーム幅(w=W/n)に相当す
る周期のクロツクパルスc1を作るための制御信号
g5を、P.L.L.(位相周期制御ループ)回路19へ
出力する。 P.L.L.回路19は、制御信号g5によつて計数値
が設定されるプログラマブルカウンタを備え、該
P.L.L.回路19は、ロータリエンコーダ10が出
力する位相パルスg2の周期を、前記カウンタの設
定計数値に応じた周期T1のクロツクパルスc1
変換する。 クロツクパルスc1と、前記ロータリーエンコー
ダ10の1回転パルスg1は、タイミング回路20
へ送られる。タイミング回路20は、入力パルス
c1,g1に同期して、第2図に示す各種の制御パル
スt1〜t4を出力し、かつ、1回転パルスg1は、波
形成形されるとともに、クロツクパルスc1と同期
して、正確な位置決めを行なわせるスタートパル
スc2に変換される。 クロツクパルスc1は、前述の如く、感光材料4
の表面上の各出力光ビームL′〜L′10の実効ビー
ム幅wと同等の距離に対応する周期T1を有し、
このビーム幅wと周期T1は、量子化されたボケ
網点の各画素の送り方向と、走査方向の各一辺の
長さlとに、それぞれに対応する。 スタートパルスc2は、記録シリンダ2の基準位
置で、1個のパルスが得られ、このパルス発生位
置は、感光材料4の露光走査始端部に相当する。 次に、網目信号の発生手段について説明する。 網目パターンの網目構造、並びに網点面積率に
変換するための網目濃度の各データは、開閉制御
される光ビームL1〜L10の数Nに等しく、それぞ
れが個々にアドレス制御可能な、複数のメモリブ
ロツク21〜2110を備えるスクリーンパター
ンメモリ装置21へ、相互に隣接した光ビーム走
査線上に並ぶ複数本の網目のデータが記録されて
いる。 スクリーンパターンメモリ装置21は、固体メ
モリ装置であるROM(リードオンリーメモリ)、
又はRAM(ランダムアクセスメモリ)のいずれ
のものであつてもよく、その個々のメモリブロツ
ク21〜2110には、所望のスクリーン角度、
例えば、0゜、45゜、15゜、75゜のデータが、各
スクリーン角度毎に、それぞれのアドレス空間が
与えられて記録されている。 各メモリブロツク21〜2110から読み出さ
れるデータは、網点パターンの大きさ(網点面積
率)を決めるためのボケ網点の濃度に対応する1
ワード所要ビツト数のデータである。そして各デ
ータは、パターン抽出装置22における各メモリ
ブロツク21〜2110に対応して設けられたコ
ンパレータ22〜2210へ入力する。 各コンパレータ22〜2210は、そのコンパ
レータ22〜2210へ共通に入力される画像信
号e1と、それぞれ対応するメモリブロツク21
〜2110から入力されるデータとを大小比較し
て、2値信号を出力し、それら各2値信号は、次
段のマルチプレクス回路23へ送られる。 マルチプレクス回路23は、各シヤツタ装置1
〜1310と対応する入力10チヤンネルのマル
チプレクサ23〜2310を備え、各マルチプレ
クサ23〜2310には、それぞれすべてのコン
パレータ22〜2210の各出力信号が入力して
いる。 各マルチプレクサ23〜2310の出力は、そ
れぞれ、シヤツタ装置13〜1310の開閉を駆
動するシヤツタドライバー24〜2410を介し
て、シヤツタ装置13〜1310を開閉制御す
る。 上記、マルチプレクス回路23は、各メモリブ
ロツク21〜2110から同時に出力される各デ
ータと、画像信号e1との比較結果の各信号が、い
ずれの光ビームL1〜L10をも制御しうるように、
選択的に制御される。 各メモリブロツク21〜2110のアドレス
は、アドレス選択回路25における入力2チヤン
ネルの各メモリブロツク21〜2110に対応す
るセレクタ25〜2510を介して、2通りのア
ドレス信号を選択的に使用できるようになつてい
る。 2通りのアドレス信号は、アドレス発生回路2
6の第1と第2のアドレスカウンタY1とY2によ
つて作られる。両アドレスカウンタY1,Y2は、
予め所要の計数差を有するように、スタートパル
スc2発生直後にイニシヤルプリセツトされる。 上述のアドレス発生回路25、スクリーンパタ
ーンメモリ装置21並びにマルチプレクス回路2
3は、所望の網目構造に応じて予め定まる各回路
25,21,23の制御要素によつて、スタート
パルスc2の発生毎に制御され、その各回路の制御
要素の各制御データは、スクリーン制御メモリ装
置27に記録されている。 スクリーン制御メモリ装置27には、各回路2
5,21,23,26の制御要素を各1ワードと
した各制御データが所要の順序で、シリーズに並
べられて、スクリーン制御メモリ装置27におけ
るスクリーン制御データの1ワードとして、記録
されている。 スクリーン制御データの1ワードは、16バイト
の語長をもち、その1ワードが、1バイト(8ビ
ツト)ずつに区分され、各1バイト毎に、対応す
るアドレスを読み出せるようになつている。 このスクリーン制御メモリ装置27から、1バ
イトずつ読み出されるスクリーン制御データの1
ワード分は、順次シフトレジスタ28へ送られ、
1ワード分をすべて読み出したとき、シフトレジ
スタ28には、そのスクリーン制御データにおけ
る各制御要素の制御データが、所定のレジスト位
置に収められる。 シフトレジスタ28は、第4図に示すように、
1バイト毎に、シフトされるレジスタの各段間に
おいて、1バイトの並列ビツトを出力して、スク
リーン制御データの1ワード分の並列ビツトを出
力する。 シフトレジスタ28の出力ビツトラインは、ア
ドレス発生回路26、アドレス選択回路25並び
にマルチプレクス回路23の各所定の制御端子へ
接続され、その各回路26,25,23の制御要
素の制御データとして分配される。 スクリーン制御メモリ装置27のアドレス制御
は、スクリーン制御データの1ワードに対応し
て、アドレスを指定する第1のアドレスカウンタ
29と、その第1のアドレスカウンタ29をもつ
て指定された区域を1バイトずつ区切り、順次ア
ドレスを指定する第2のアドレスカウンタ30と
をもつて制御される。 第2のアドレスカウンタ30は、タイミング回
路20が出力する制御パルスt2を計数し、その計
数値fをもつてアドレスを指定する。 制御パルスt2は、スタートパルスc2の直後に、
そのパルスc2と同期して、16個のクロツクパルス
c1を抜き出して作られる。この際、制御パルスt2
を出力している期間に得られる制御パルスt1は、
スクリーン制御メモリ装置27を読み出し可能に
エネーブルする。 この制御パルスt2は、シフトレジスタ28にも
送られ、このパルスt2は、スクリーン制御メモリ
装置27の読み出しと同期して、その読み出され
た8ビツトのデータを、レジスタ28に取り込む
とともに、順次下位桁へ転送する。 第1のアドレスカウンタ29は、第3図に示す
如く、各スクリーン角度0゜、45゜、15゜、75゜
に応じたそれぞれのラインカウンタ31,31
45,3115,3175を備えている。 各ラインカウンタ31〜3175は、0゜のラ
インカウンタ31で代表して示す如く、カウン
タ32とコンパレータ33によつて、プログラマ
ブルm進カウンタを形成する。そのm進カウンタ
は、スタートパルスc2を計数し、カウンタ32の
計数値が、コンパレータ33の比較設定値m0
限界値として循環するようになつている。 各ラインカウンタ31〜3175の比較設定値
m0,m45,m15,m75は、後述する網目パターンの
繰返し周期に基いて予め定められ、この値は、所
要の数値設定器34から与えられる。 スクリーン制御メモリ装置27へ記憶されるス
クリーン制御データは、所要のスクリーン角度0
゜、45゜、15゜、75゜毎にアドレス空間が割り当
てられ、そのアドレス空間の初番地は、各スクリ
ーン角度に対応するオフセツト値X0,X45
X15,X75として定められる。 この各オフセツト値X0,X45,X15,X75は、ス
クリーン角度毎に所要の数値設定器35へ設定さ
れる。この設定値は、記録するべきスクリーン角
度が選択されたとき、そのスクリーン角度の選択
に連動するセレクタ36を介して、ラインカウン
タ31〜3175の計数値D0,D45,D15,D75
ともに、設定器35の対応オフセツト値X0〜X75
が加算器37に送られる。 該加算器37は、同時に選択される対応ライン
カウンタ31〜3175の出力Dと、オフセツト
値Xを加算し、その加算値D+Xは、スクリーン
制御メモリ装置27におけるスクリーン制御デー
タ1ワードを記録した区域のアドレスを指定す
る。 スタートパルスc2をもつて画像記録用主走査開
始端で、レジスタ28へ送り込まれたスクリーン
制御データは、この主走査区間、レジスタ28へ
保留され、その主走査区間の網点パターンの発生
を制御する。 レジスタ28が並列出力するスクリーン制御デ
ータの各ビツトは、レジスタ28の転送方向の先
端を最下位として、その上位40ビツトがマルチプ
レクス回路23へ、その上位55ビツトがアドレス
発生回路26へ、その上位8ビツトがマークコー
ドとして出力され、さらにその上位10ビツトがア
ドレス選択回路25へ送られる。なお、残る15ビ
ツトは、未使用としてある。 マルチプレクス回路23へ入力する40ビツト
は、下位から順に、4ビツト1ワードの制御コー
ドに分けられ、その下位10個の制御コードM1
M10は、下位から順に、マルチプレクサ23
2310の1番から10番に対応させて入力し、その
制御コードM1〜M10の1〜10を表わすバイナリコ
ードは、その対応番号のコンパレータ22〜2
10の出力を選択する。 制御コードM1〜M10が1〜10以外の値において
は、コンパレータ22〜2210のいずれをも選
択させず、そのいずれかの値は、別の入力信号手
段を選択し、それにより、出力光ビームL1〜L10
を、スクリーンパターンとは無関係に、開閉制御
もしくは、常開、常閉のいずれかに制御すること
ができる。 この際に、制御コードM1〜M10の上位4ビツト
ずつの2ワードが、走査始端部と走査終端部に、
目盛線等のマークを記録するためのマーク始端コ
ードKS及びマーク終端コードKEとして利用され
る。 アドレス選択回路25へ入力する10ビツトは、
下位ビツトから1ビツト毎に、セレクタ25
2510の番号順にセレクタ25〜2510へ入力
される。 この各1ビツトは、それぞれが、1ワードの選
択コードSE1〜SE10として、第1と第2のアドレ
スカウンタY1,Y2の出力のいずれかを選択す
る。 アドレス発生回路26は、第5図に示す如く構
成されておりその回路26へ入力する55ビツト
は、11ビツトをもつて1ワードとなし、その5ワ
ードは、下位から順に、アドレスカウンタY1
オフセツトコードy1O、アドレスカウンタY1のイ
ニシヤルプリセツトコードy1I、アドレスカウン
タY2のオフセツトy2O、アドレスカウンタY2のイ
ニシヤルプリセツトコードy2I、並びにスクリー
ンデータの循環係数コードySとなつている。 オフセツトコードy1O,y2Oは、スクリーンパ
ターンメモリ装置21へ記録された網目のデータ
が、各メモリブロツク21〜2110とともに、
スクリーン角度に応じてアドレス空間を異にして
記録されているため、各スクリーン角度に応じた
アドレス空間の各初番地を、オフセツト値とした
ものである。 このオフセツトコードy1O,y2Oは、それぞれ
のアドレスカウンタY1,Y2におけるクロツクパ
ルスc1を計数するカウンタ38Y1,38Y2の計数
値に、加算器39Y1,39Y2をもつて加算され
る。 イニシヤルプリセツトコードy1I,y2Iは、後述
するメモリブロツク21〜2110に記憶された
網目データ相互間において、隣接しない主走査線
上の網目のデータを、アドレスをシフトすること
により、隣接した網目のデータとするための、ア
ドレスのシフト量に相当する値としたものであ
る。 このイニシヤルプリセツトコードy1I,y2Iは、
第2図に示す制御パルスt1に後続して発生する制
御パルスt3によつて、カウンタ38Y1,38Y2
ロードされる。 スクリーンデータの循環係数コードySは、網
点構造によつて予め定まる周期性に基いて、その
周期の1周期内に含まれる画素の数に相当する値
に設定され、この値は、各スクリーン角度0゜、
45゜、15゜、75゜毎に与えられている。 この循環係数コードySは、両カウンタ38Y
,38Y2の計数値と、それぞれにコンパレータ
40Y1,40Y2を介して比較される。コンパレー
タ40Y1,40Y2の出力は、それぞれのカウンタ
38Y1,38Y2をクリアして、第1と第2のアド
レスカウンタY1,Y2のアドレス信号A1,A2を循
環させる。 なお、両カウンタ38Y1,38Y2は、スタート
パルスc2によつてもクリアされる。この際には、
第2図の制御パルスt4によつて計数開始が指令さ
れ、このスタート時のアドレス信号A1,A2の初
期値は、オフセツト値y1O,y2Oと、イニシヤル
プリセツト値y1I,y2Iの加算値(y1O+y2I)並び
に(y2O+y2I)となる。 このようにして得られるアドレス信号A1,A2
のいずれか一方が、アドレス選択回路25によつ
て選択され、スクリーンパターンメモリ装置21
の各メモリブロツク21〜2110を制御する。 次に、各メモリブロツク21〜2110へ記録
されている網目データについて説明する。 第6図は、各スクリーン角度0゜、45゜、15゜
におけるボケ網点の量子化状態を示すものであ
る。 同図中、正方形ABCDは、ボケ網点1個に相当
する単位網点領域、lは、画素の一辺の実効長、
S0,S45,S15は、それぞれ、単位網点領域に含ま
れる画素の数、P0,P45,P15は、各スクリーンピ
ツチである。 各スクリーンピツチP0,P45,P15は、画素の数
S0,S45,S15の平方根に比例する。よつて、図示
の各スクリーン角度においては、その画素数が、
それぞれS0=169、S45=200、S15=130と異るた
め、画素の一辺の長さlを、各スクリーン角度に
おいて同じくするとき、各スクリーンピツチP0
P45,P15が異る例を示す。 なお、スクリーン角度75゜は、15゜と対称的で
あり、スクリーン角度15゜のものから、容易に理
解できるため、その説明を省略する。 第7図は、第6図aに示すスクリーン角度0゜
の網点データを記録したメモリマツプを網点の図
形で示すものである。 網点データは、列方向(走査方向)へ配列され
た画素列を、網点パターンの繰返し周期の最小単
位をもつて区分し、その画素列複数列を、スクリ
ーンパターンメモリ装置21の各メモリブロツク
21〜2110のスクリーン角度0゜に割り当て
られたアドレス空間へ記録する。 例えば、点Aを含む画素を当該アドレス空間の
第1のアドレス初番地に対応させて、順次アドレ
ス番号の増加方向に、前記画素を最初として、列
方向に並ぶ画素13個を、第1のメモリブロツク2
へ記録する。 第2のメモリブロツク21以下、第10のメモ
リブロツク2110には、第1のメモリブロツク2
の画素列に対して行方向(送り方向)に並ぶ
9本の画素列を、第1のメモリブロツク21
各画素と画素行をなすものに、アドレス番号を共
通させ、かつ、メモリブロツクの番号順に、各画
素列の行方向順番を対応させて記録し、この第1
のアドレス初番地を共通する各画を第1の画素群
とする。 メモリブロツクが10個の場合、上記第1の画素
群のみでは、単位網点領域(A)〜(D)内の、第11列〜
第13列のデータは不足する。そのため、単位網点
領域(A)〜(D)の行方向に隣接する同様の単位網点領
域(A)〜(D)を想定し、第11列を最初の列とする行方
向の10列を、順次第1のメモリブロツクから、第
10のメモリブロツクへ、点Aを含む画素と行をな
す画素を、第2のアドレス初番地に対応させて、
記録し、これを第2の画素群とする。 このように、各メモリブロツク21〜2110
には、第1と第2の画素群の各2列の画素列が、
各画素群にアドレス初番地を異にして記録され
る。この第1と第2の画素群のアドレス初番地
は、アドレスカウンタY1,Y2へ与えられるオフ
セツトコードy1O0,y2O0に対応する。また、ア
ドレス番号を連続する各画素群1列の画素数、例
えば13は、循環係数コードyS0に対応する。 第8図は、第6図bに示すスクリーン角度45゜
の網点データを記録したメモリマツプを、網点の
図形で示すものである。 スクリーン角度0゜以外においては、単位網点
領域の正方形ABCDの各辺は、走査方向並びに送
り方向と平行しないため、それら両方向と平行を
なす辺を有し、かつ正方形ABCDと外接する正方
形EFGHを仮想し、この外接正方形EFGHを、複
数個の画素に量子化して、内接する単位網点領域
を、モザイク模様に量子化する。 スクリーン角度45゜における外接正方形EFGH
は、ボケ網点2個分の網点データを含み、単位網
点領域ABCDを対向線、で区分した4個の
3角形領域Q1,Q2,Q3,Q4は、外接正方形
EFGHの4隅の3角形領域と、スクリーン線方向
へ平行移動させて重ねられる関係をもつて対応し
ている。 しかして、走査方向へ並ぶ画素例は、外接正方
形EFGHの一辺の長さに含まれる画素の数20個を
繰返し周期とする、行方向へ10本の画素列を取り
出した第1の画素群として、その各列を列番号順
にメモリブロツク21〜2110のブロツク番号
へ対応させ、かつスクリーン角度45゜に割り当て
られた各メモリブロツク21〜2110のアドレ
ス空間へ、そのアドレス空間の第1のアドレス初
番地から、その第1の画素群を記録する。 同様に、前記10列の画素列から行方向へ並ぶ10
列の第2の画素群を、第2のアドレス初番地を与
えて記録する。 第1と第2の画素群のアドレス初番地は、スク
リーン角度45゜のオフセツトコードy1O45,y2O45
に対応し、1列の画素の数は、循環係数コードに
対応する。 上記スクリーン角度0゜、並びに45゜の場合に
は、スタート時に、繰返し周期の途中のアドレス
から読み出すことがないので、アドレスカウンタ
Y1,Y2のイニシヤルプリセツトコードy1I0,y2I0
並びにy1I45,y2I45は、常時、アドレス初番地を
指定する1に設定する。 なお、第6図bに示すスクリーン角度45゜の場
合には、第1の画素群のみをもつても、網点デー
タを得ることができる。 例えば、メモリブロツク21〜2110の数
が、外接正方形E〜Hの一辺に含まれる画素の数
20の丁度1/2の10個であることから、第1の画素
群には、網点データが不足することなく含まれ、
かつ第1の画素群から、イニシヤルプリセツトコ
ードy1I45,y2I45をもつて、第2の画素群と同等
の網データを得ることができる。 この場合、イニシヤルプリセツトコード
y1I45,y2I45は、点Eを含む画素から、点Aを含
む画素に至るまでの画素の数とする。 第9図、第10図は、第6図cに示すスクリー
ン角度15゜の網点データを記録したメモリマツプ
を、網点の図形で示すもので、第9図は、列方向
(走査方向)並びに行方向(送り方向)へ繰返え
される繰返し周期最小単位の網目構造に対応させ
て示してあり、第10図はその要部を拡大して示
すものである。 スクリーン角度15゜のボケ網点は、第6図cに
示す如く、前記スクリーン角度45゜で説明したと
同様の外線正方形EFGHを、単位網点領域の正方
形ABCDについて仮想し、この外接正方形EFGH
を、整数個の画素に量子化することにより、内接
正方形ABCDを量子化してある。 この場合に、内接正方形ABCDの各点A,B,
C,Dをもつて、外接正方形EFGHの辺を分割す
る割り合m:k=11:3は、スクリーン角度θを
決める有理正接tanθ=k/mに対応する。 このtanθ=k/mを有する量子化された網目構造 は、列方向並びに行方向にm2+k2個の画素を配
列したとき、最小単位の繰返し網目構造となる。 そこで、この最小単位の繰返し網目構造の中
で、相互に隣接した複数列の画素列を、各画素列
毎に順番に、各メモリブロツク21〜2110
スクリーン角度15゜に割り当てられたアドレス空
間へ記録する。 このスクリーン角度15゜においては、最小単位
の繰返し網目構造のすべての網目データを記録さ
せると、アドレス空間が増大するため、アドレス
初番地を共通にする1つの画素群のみを記録して
ある。 そこで、見掛上不足するデータは、次のように
して求められる。 第10図は、第9図の要部拡大図で、各メモリ
ブロツク21〜2110には、単位網点領域の点
Aを含む画素を、列方向並びに行方向の初端とし
た画素列10列が、各列130個の画素をもつて、各
メモリブロツク21〜2110に、各列が順番に
対応して記録されている。 この第1メモリブロツク21のアドレス初番
地、例えば1番地には、点Aを含む画素が、ま
た、アドレス終番地、例えば130番地には、点A
を含む画素と、列方向に連続する画素が記録され
ており、これら両画素は、アドレス信号を循環さ
せたとき連続する。 第2メモリブロツク21から、第10メモリブ
ロツク2110のアドレス初番地には、点Aを含む
画素と行方向に順番に並ぶ画素が、順次記録され
ている。 第1列の点Aを含む画素から行方向へ数えて11
列目の最初の画素は、第1列目から行逆方向へ数
えて10列目にある画素列の点Aを含む画素と、同
行の第1列目の画素列に得ることができる。 網目構造における対称画素は、すべて等値であ
るため、第1列目の点Aを含む画素の行と、行逆
方向10列目の点Aを含む画素の行とは等価であ
る。 そこで、アドレス初番地の行における11列〜20
列の各画素を希望するときは、行逆方向10列目の
画素列における点Aを含む画素の行のアドレス番
号を、イニシヤルプリセツトコードy1I15,y2I15
として、アドレスカウンタY1,Y2へ与える。 なお、スクリーン角度15゜におけるオフセツト
コードy1O15,y2O15は、スクリーン角度15゜に割
り当てられたアドレス空間の初番地を画素群のア
ドレス初番地とし、イニシヤルプリセツトコード
y1I15,y2I15は、前記の如く各走査区間毎に設定
され、循環係数コードySは一定すなわち130とす
る。 上述の如くして網目データが記録された各メモ
リブロツク21〜2110において、アドレスカ
ウンタY1,Y2へ与えられるオフセツトコード
は、アドレス空間を変更し、イニシヤルプリセツ
トコードは、循環して読み出される画素の最初の
画素を指定する。 オフセツトコードは、スクリーン角度毎にアド
レス空間を変更するのに使用されるとともに、同
一スクリーン角度に係る第1画素群と第2画素群
を別個に指定するのに使用される。 例えば、スクリーン角度0゜の場合において、
出力ビームを10本としたときの第1走査区No.110
は第1画素群、また第2走査区間No.210は第2画
素群を指定することによつて、行方向の画素の配
列順がメモリブロツク21〜2110の順番に得
られる。この際には、画素の行方向配列と出力光
ビームL′〜L′10は、順次番号順に対応する。 しかし、第3走査区間No.310においては、第1
の画素群と第2の画素群の両方を指定しなけれ
ば、所要の画素列は得られない。 例えば、第1の画素群の8〜10列と第2の画素
群の11〜13列、1〜4列を得たいものとする。 この場合に、第1の画素群のアドレス初番地を
指定するオフセツトコードy1O0をアドレスカウ
ンタY1へ、第2の画素群のアドレス初番地を指
定するオフセツトコードy2O2をアドレスカウン
タY2へ与え、そして、第8〜第10のメモリブロ
ツク21〜2110には、アドレスカウンタY1
出力を得るように、そのメモリブロツク21
2110に係るセレクタ25〜2510の選択コー
ドS8〜S10を定め、かつ、第1〜第7のメモリブ
ロツク21〜21には、アドレスカウンタ
Y2の出力を得るように、そのメモリブロツク2
〜21に係るセレクタ25〜25の選
択コードS1〜S7を定める。 さらに、この場合には、各メモリブロツク21
〜2110に得られる画素列は、メモリブロツク
21〜2110の番号順に画素列が並べられてい
ないため、この配列を変更して、所要の光ビーム
L1〜L10へ対応させる必要がある。そのために
は、各マルチプレクス23〜2310へ与えられ
る制御コードM1〜M10によつて、対応画素列と光
ビームL1〜L10とを接続する。 このような制御は、他のスクリーン角度におい
ても同様に行なわれる。 一方、第6図に示す網目構造では、各スクリー
ン角度を、すべて10本の光ビームを用いて記録す
ると、スクリーンピツチが異つてしまう。 そこで、網目構造の画素数Sと、送り幅Wと、
その送り幅W内に含まれる光ビームの数nとによ
つて、実際に記録される各スクリーン角度の網目
構造のスクリーンピツチPがどのように変わるか
を、次式によつて求めると、次表のようになる。
【表】 表から解る如く、光ビームの数nを変えること
により、スクリーンピツチの整合度が近似すると
ともに、この近似した状態で、スクリーンピツチ
を変化させることもできる。 例えば、スクリーン角度0゜を9本、同45゜を
10本、同士15゜を8本としたとき、各スクリーン
ピツチは、P0=1.44・W,P45=1.41・W,P15
1.43・W,P75=1.43・Wとなる。これ以外のス
クリーンピツチは、表の中からスクリーンピツチ
係数√が近似する各スクリーン角度につい
てのビーム本数により求めることもできる。 このように、光ビームの数nを変えるようにし
た場合、スクリーンパターンメモリ装置21から
読み出される画素列の数Nと、実際に使用される
画素列の数nとは異なるため、送り方向における
周期性は、光ビームの数nによつて変化する。 例えば、第7図に示すスクリーン角度0゜の場
合について説明すると、N=10、n=10のとき
は、13列毎に繰返される画素列を10列毎に区切つ
て網点を形成するため、この繰返し周期は最小公
倍数の130となる。 130の画素を10本のビームで10個ずつ読み出す
ので、13回のくり返しで、最初の状態にもどる。 このことは、第13走査区間No.1310の後に、第1
走査区間(No.110)と同一の走査区間が現われ、画
素列の配列と光ビームL1〜L10の対応関係を制御
するスクリーン制御データに13ワードを要するこ
とになる。 この繰返し数は、スクリーン制御メモリ装置2
7の第1のアドレスカウンタ29における比較設
定値m0に相当する。 光ビームの数をn=9とした場合は、9と13の
最小公倍数117が繰返しの画素数となり、117/9=1
3 が、くり返しの送り回数となりm0=13となる。 この繰返し数を、各スクリーン角度いずれの場
合においても、一般的に、網目構造上の繰返し周
期に含まれる画素列の数Rと、実際に使用される
画素列の数nとの最小公倍数mとなり、m/nの値 が、スクリーン制御データのワード数に相当す
る。 このように使用される光ビームの数nを変える
と、スクリーン制御データの内容が変わるため、
このスクリーン制御データは、予め、各スクリー
ン角度(θ)と光ビーム数n毎に、フロツピーデ
イスク41その他の記憶媒体に用意しておき、そ
のデータを、使用に先立つて、CPU18を介し
て、スクリーン制御メモリ装置27へロードす
る。 以上の如く、本発明の網目版画像記録方法にお
いては、画像記録手段の走査幅Wの中に含まれる
出力光ビームL1〜L10の数nを任意に決めること
ができ、それにより、網目版画像のスクリーンピ
ツチPを、走査幅Wを変えることなく、細かに選
択することができる。 また、スクリーンピツチPを、走査幅Wを一定
として変化することができるので、固体メモリ装
置へ記憶させる量子化されたボケ網点の画素数
を、各スクリーン角度0゜、45゜、15゜、75゜に
対して、同数に近似したもの以外のものとするこ
とができ、従つて、ボケ網点を量子化する際の画
素数の選択性を高めることができる。 さらに、各スクリーン角度毎に異る画素数の量
子化されたボケ網点を用いることが可能となるた
め、色版の再現濃度範囲と、墨版の再現濃度範囲
を変える等して、使用される固体メモリ装置のメ
モリ容量を減少させることもできる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明方法の実施要領を説明するための
もので、第1図は、電子式網目版画像記録装置の
ブロツク図、第2図は、第1図におけるタイミン
グ回路で得られる各制御パルスのタイムチヤー
ト、第3図は、第1図におけるスクリーン制御メ
モリ装置のアドレス回路のブロツク図、第4図
は、第1図におけるシフトレジスタ回路のブロツ
ク図、第5図は、第1図におけるスクリーンパタ
ーンメモリ装置のアドレス信号を発生するアドレ
ス回路のブロツク図、第6図は、スクリーンメモ
リ装置へ記憶される量子化されたボケ網点の構造
を、各スクリーン角度毎に示す網点の図、第7図
は、スクリーン角度0゜の量子化されたボケ網点
を、スクリーンパターンメモリ装置へ記憶させる
ときの図形化されたメモリマツプ、第8図は、同
じくスクリーン角度45゜の図形化されたメモリマ
ツプ、第9図は、同じくスクリーン角度15゜の図
形化されたメモリマツプ、第10図は、第9図の
要部を拡大して示す図形化されたメモリマツプで
ある。 1……モータ、2……回転シリンダ、3……周
面、4……感光材料、5……露光用光線、6……
記録ヘツド、7……ねじ棒、8……送りモータ、
9……シリンダ軸、10……ロータリーエンコー
ダ、11……レザービーム、12……ビームスプ
リツタ、13〜1310……シヤツタ装置、14
〜1410……オプチカルフアイバ、15……ズ
ームレンズ、16……サーボモータ、17……ス
クリーンピツチ設定回路、18……CPU、19
……P.L.L.回路、20……タイミング回路、21
……スクリーンパターンメモリ装置、21〜2
10……メモリブロツク、22……パターン抽出
器、22〜2210……コンパレータ、23……
マルチプレクス回路、23〜2310……マルチ
プレクサ、24〜2410……シヤツタドライバ
ー、25……アドレス選択回路、25〜2510
……セレクタ、26……アドレス発生回路、27
……スクリーン制御メモリ装置、28……シフト
レジスタ、29,30……アドレスカウンタ、3
,3145,3115,3175……ラインカウン
タ、32……カウンタ、33……コンパレータ、
34,35……数値設定器、36……セレクタ、
37……加算器、38Y1,38Y2……カウンタ、
39Y1,39Y2……加算器、40Y1,40Y2……
コンパレーター、41……フロツピーデイスク、
g1……1回転パルス、g2……位相パルス、L1
L10……光ビーム、L′〜L′10……出力光ビーム

e1……画像信号、W……走査幅、w……実効光ビ
ーム幅、g3,g4,g5……制御信号、n……ビーム
の数、c1……クロツクパルス、c2……スタートパ
ルス、t1,t2,t3,t4……制御パルス、m0,m45
m15,m75……比較設定値、f……計数値、X0
X45,X15,X75……オフセツト値、M1〜M10……
制御コード、KS……マーク初端コード、KE……
マーク終端コード、SE1〜SE10……選択コード、
y1O,y2O……オフセツトコード、y1I,y2I……イ
ニシヤルプリセツトコード、yS……循環係数コ
ード、S0,S45,S15……画素数、P,P0,P45
P15……スクリーンピツチ、l……長さ、Q1
Q2,Q3,Q4……領域、A,B,C,D,E,
F,G,H……点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 量子化されたボケ網点が記録されているメモ
    リ装置から、画像信号と同期して、該ボケ網点の
    複数個の画素に対応する網目データを同時に読出
    し、該網目データと前記画像信号を重畳して得ら
    れる信号に基づいて複数本の露光用光ビームを制
    御することにより網目版画像を記録するに際し、
    単位記録走査幅に含まれる露光用光ビームの本数
    を、スクリーンピツチに応じて選択するととも
    に、該選択された露光用光ビームを、前記網目デ
    ータと画像信号が重畳された信号のうち、予めス
    クリーン角度と光ビーム数毎に、任意に設定され
    た信号に基づいて制御することを特徴とする網目
    版画像の記録方法。
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