JPS6236231Y2 - - Google Patents

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JPS6236231Y2
JPS6236231Y2 JP6841183U JP6841183U JPS6236231Y2 JP S6236231 Y2 JPS6236231 Y2 JP S6236231Y2 JP 6841183 U JP6841183 U JP 6841183U JP 6841183 U JP6841183 U JP 6841183U JP S6236231 Y2 JPS6236231 Y2 JP S6236231Y2
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JP
Japan
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contact
discharge gap
electrode
terminal
insertion hole
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JP6841183U
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JPS59173288U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は絶縁材のボデイに、相手陰極線管の
端子ピンが挿入接続されるコンタクトが収容され
ると共に、そのボデイに放電空隙素子が保持さ
れ、所定値以上の過大電圧がコンタクトに印加さ
れるとこれと接続された放電空隙素子が放電し
て、その放電空隙素子を通じて過電圧がアースに
落されるようにした陰極線管ソケツトに関する。
従来のこの種の陰極線管ソケツトにおいてその
放電空隙素子と、これと対応するコンタクトとの
接続は半田付けによつて行われていた。その半田
付けの工程が煩雑であり、それだけ生産性が悪く
高価なものとなつた。又、コンタクトの一部に孔
を形成して、それに電極の端子を圧入して、その
電極とコンタクトとを電気的に接続するものも提
案されている。しかしこれはその圧入状態が振動
等によつて緩むおそれがあり、これが緩まないよ
うに強力な圧入状態にする為には、その圧入作業
が困難となり、生産性が悪い、つまり後で不良と
なりやすいか、あるいは接続作業がやりにくい欠
点がある。
この考案は、コンタクトの連結部と、放電空隙
素子の一方の電極端子との、一方がその他方に形
成された挿通孔に挿通されると共に、その挿通孔
の両側に一体に形成された、挾持片によつて弾性
的に挾まれて、これら両者が電気的に接続され
る。この結果、その接続状態が安定に保持され、
且つその組立ても容易で生産性の良いものが得ら
れる。
以下この考案による陰極線管ソケツトの実施例
を図面を参照して説明しよう。第1図〜第3図に
示すように絶縁材のボデイ11が設けられるが、
この例においては絶縁材のボデイ11は、全体で
ほぼ厚いデイスク状をしており、中心部に円形凹
部12が形成され、その円形凹部12を中心とす
る一円上に等間隔でコンタクト収容部13が複数
個形成されている。そのコンタクト収容部13の
配列円の外側において円形凹部12と同心的に円
孤上の放電空隙収容部14がボデイ11の背面側
より形成されており、そのボデイ11の背面は裏
蓋15で蓋されている。
ボデイ11の一側部は高圧用放電空隙収容部1
6とされ、この高圧用放電空隙収容部16は四角
い筒状の前蓋17によつて前面側より蓋されてい
る。コンタクト収容部13の配列円と放電空隙収
容部14との間において、これらと同心的に円孤
状溝18がボデイ11の前面側に形成されてい
る。コンタクト収容部13の配列円上において、
その一つは高圧用コンタクト収容部19とされて
おり、そのコンタクト収容部19の両側には、絶
縁性を高める為の放射状溝21,22がボデイ1
1に形成されている。
コンタクト収容部13にはコンタクト本体23
が収容され、コンタクト本体23は第4図にも示
すようにこの例においては、金属板を円筒状に折
曲げその前方部を細く絞つたもので、その絞り部
分に、前面側より相手陰極線管端子ピンが挿入さ
れて接触することが出来るようにされた場合であ
る。しかしこのようなコンタクトに限らず、いわ
ゆるバイフオケツト型コンタクトの本体その他の
形式のものとしても良い。このコンタクト本体2
3には連結部24が一体に形成され、即ちコンタ
クト本体23の後方端縁よりほぼ直角に連結部2
4が折曲げ延長される。この連結部24はさらに
ボデイ11の外周壁の内面において後方に折曲げ
延長されて端子25とされている。コンタクト本
体23、連結部24、端子25によつてコンタク
ト26が構成される。
コンタクト26の連結部24はボデイ11の背
面と対接され、放電空隙収容部14を渡つてボデ
イ11の外周壁の内面まで延長されている。この
連結部24は裏蓋15によりボデイ11に押えら
れて保持される。ボデイ11と裏蓋15との連結
は、例えば図に示してないが隣接する連結部24
の間にボデイ11と一体に形成されたボスが、裏
蓋15に形成された孔に挿通され、その突出端部
が熱かしめによつて広げられて行われる。図にお
いてその熱かしめ部が球状突部27として示され
ている。裏蓋15には各端子25と対応して切欠
28が周縁部に形成され、切欠28内に端子25
が配されて位置決めされている。高圧用コンタク
ト収容部19には高圧用コンタクト29が収容さ
れている。
放電空隙収容部14には第2図および第5図に
示すような放電空隙素子31が収容されている。
放電空隙素子31は一対の電極32,33の一端
が近接対向して電極32,33が絶縁材の保持
片、図においては枠状保持片34にて保持されて
いる。保持片34と、電極32,33とは、モー
ルドにより一体に形成される。一方の電極32は
保持片34から両側に一体に連結片35が突出延
長され、放電空隙素子31の複数個が連結片35
を通じて順次連結されている。この例ではこれら
放電空隙素子31の連結片35は一体に形成され
ている。他方の電極33は保持片34より延長突
出して電極端子36とされている。これら放電空
隙素子31は各コンタクト26と対応して設けら
れ、第1図において、円形凹部12を中心として
放射状にコンタクト26と放電空隙素子31とが
配列される。
各放電空隙素子31は電極32,33の間はそ
れら間に所定値以上の電圧が印加されると放電す
る放電空隙を構成している。ただし放電空隙素子
31′は電極32,33が一体に連結されて接地
端子37とされている。この接地端子37に連結
片35を順次通じて各放電空隙素子31の一方の
電極32が電気的に接続される。連結片35は全
体として円孤状に折曲げられ、保持片34の厚さ
が放電空隙収容部14の溝間隔と、ほぼ等しくさ
れており、放電空隙素子31が収容部14内にほ
ぼ嵌合収容される。又、この例においては一方の
電極32は、電極33の対向端の中央部に小さな
切込み38が形成され、電極32,33間に2つ
の放電空隙を構成した場合である。
この考案においては放電空隙素子31の一方の
電極端子36と、コンタクト26の連結部24と
の連結が次のようにして行われる。第2図、第4
図に示すように、連結部24に挿通孔41が形成
されており、挿通孔41としては、連結部24の
幅方向に延長したスリツト状のものとすることが
好ましく、更に挿通孔41の長さは電極端子36
の幅より僅か大で、かつ幅は電極端子36の厚さ
より僅か大とすることが好ましい。電極端子36
はこの挿通孔41内に挿通される連結部24の挿
通孔41の両側に、つまりスリツト状挿通孔41
の両端部とそれぞれ対向して連結部24に一体に
互に対向した挾持片42,43が折曲げ延長さ
れ、挾持片42,43により挿通された電極端子
36を弾性的に挾持する。即ち挾持片42,43
は、図においては裏蓋15側において互いに接近
するように折曲げ延長され、その端部は電極端子
36の両側縁と弾性的に接触するようにされてい
る。なお電極端子36は、第2図および第5図に
示したように、各対応するコンタクト側に、つま
りボデイ11の中心部に向つて折曲げ延長された
後、後方側に折曲げ延長されている。
挾持片42,43及び電極端子36が弾性的に
充分結合するように、挿通孔41を通つた端子3
6が挾持片42,43間に挿通されると、挾持片
42,43の端部間が弾性変形により広がるよう
にし、かつその作業が容易になるように電極端子
36の端部は両角が切落とされて先細とされてい
る。挾持片42,43による電極端子36の挾持
を安定にするため、図に示すように各挾持片4
2,43の端部中央部に挾持片42,43の突出
方向に延長したテーパーをなす位置決め凹部44
が互いに外側に押出し形成して、その凹部44内
に電極端子36の両側縁部がそれぞれ挿入位置す
るようにすることが好ましい。第2図、第4図に
示した例においては挾持片42,43、更にこれ
より突出した電極端子36が配置されるように裏
蓋15にこれと対応して円形凹部12と、同心的
な浅い円孤状溝46が形成されている。
第2図に示すように高圧用放電空隙収容部16
内においては、高圧用放電空隙51が収容され
る。即ちコンタクト29の後方端部より一体に連
結部52が延長され、この連結部52は収容部1
6の底板の内面に接触して折返され、更に外方に
折曲げ延長されて電極部53とされ、これより更
に外側に延長されて高圧端子54とされる。電極
部53にはその中央部に図においては半球状の電
極55が押出されている。第2図、第7図乃至第
9図に示すようにこの電極55に対して、金属棒
をU字状に折曲げた電極56が対向しこれら間に
放電空隙51が構成される。電極56のU字の両
脚部の端部は横方向に互に外側に折曲げ延長され
て、収容部16の両側壁に固定されると共にその
一方は外側に更に後方に折曲げ延長されて接地端
子57とされる。
この電極部53の両側部は電極55と反対側に
折曲げ延長されて折曲げ部58,59とされてい
る。電極部53と折曲げ部58,59とにより構
成される4つの折曲げ角部61に対しては、第8
図、第9図に示すように高圧放電空隙収容部16
の底板16aより一体に突出したボス62を熱か
しめにより押し広げてこれら角部61が電極55
側に対し隠れるようにされる。
以上述べたようにこの考案による陰極線管ソケ
ツトによれば、一方の電極端子36をコンタクト
の連結部24に形成した挿通孔に挿通すれば挾持
片42,43の間に弾性的に挾持されて端子36
とコンタクト26とが電気的に接続される。従つ
てこれらを半田付により、接続する場合と比較し
てその接続作業が頗る簡単であり、しかも挾持片
42,43により弾性的に保持するものであり、
又、この例に示すように挿通孔が端子36の断面
形状とほぼ一致するような形状とされている場合
は端子36と挾持片42,43との保持関係がず
れる恐れがなく、弾性保持の状態が振動等によつ
て崩れる恐れがなく、安定に接触状態が保持され
る。先に示したようにテーパー状の凹部44によ
つて端子36と係合させることによりこの保持は
一層安定なものとなる。
上述においては、挾持片42,43を電極端子
36の突出端側に延長したが、例えば第10図に
示すように端子36の挿入側に、挾持片42,4
3を折曲げ延長しても良い。この場合は挾持片4
2,43の延長端部を互いに外側に折返してこれ
等間に端子36を挿入しやすいようにする。上述
においては電極端子36をコンタクトの連結部2
4に形成した孔に挿通したが、逆に例えば第11
図に示すように、連結部24より切起こし片64
を切起こし、その切起こし片64を、電極端子3
6に形成した挿通孔65内に挿通すると共に、挿
通孔65の両側に端子36より一体に折曲げ延長
した挾持片66,67によつて切起こし片64を
弾性的に挾持しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による陰極線管ソケツトの一
例を示す平面図、第2図はそのAA線断面図、第
3図は第1図の底面図、第4図はコンタクト26
と電極端子36との関係を示す斜視図、第5図は
放電空隙素子の連結体を示す斜視図、第6図はコ
ンタクトと電極端子36との連結状態を示す断面
図、第7図は高圧放電空隙の一例を示す斜視図、
第8図はその電極部53を収容部の底板に保持し
た状態を示す斜視図、第9図は第7図のBB線断
面図、第10図はコンタクトと電極端子との接続
状態の変形例を示す第6図と対応した断面図、第
11図はコンタクトと電極端子との接続の更に他
の例を示す第4図と対応した斜視図である。 11:ボデイ、13:コンタクト収容部、1
4:放電空隙収容部、15:裏蓋、16:高圧用
放電空隙収容部、23:コンタクト本体、24:
連結部、25:端子、26:コンタクト、31:
放電空隙素子、32,33:電極、36:電極端
子、41,65:挿通孔、42,43,66,6
7:挾持片、52:連結部、53:電極部、5
5:電極、56:電極、58,59:折曲げ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁材のボデイに、相手陰極線管の端子ピンと
    接続されるべきコンタクトが収容され、上記ボデ
    イに放電空隙素子が保持された陰極線管ソケツト
    において、 上記コンタクトには、上記放電空隙素子の一方
    の板状電極端子と接続されるべき板状連結部が一
    体に形成され、 その連結部と上記電極端子との一方に挿通孔が
    形成され、 その挿通孔にその他方が挿入され、 上記一方の上記挿通孔の両端近くにおいてその
    両側縁より一対の挟持片が上記他方の挿通方向に
    折曲げ延長されて一体に構成され、 その一対の挟持片により、上記挿入された他方
    の突出部の両側縁が弾性的に挟まれて、 これら連結部及び電極端子が電気的に互いに接
    続されていることを特徴とする陰極線管ソケツ
    ト。
JP6841183U 1983-05-06 1983-05-06 陰極線管ソケツト Granted JPS59173288U (ja)

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JP6841183U JPS59173288U (ja) 1983-05-06 1983-05-06 陰極線管ソケツト

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JPS59173288U JPS59173288U (ja) 1984-11-19
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