JP3042736B2 - 多極コネクタ - Google Patents

多極コネクタ

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JP3042736B2
JP3042736B2 JP3241270A JP24127091A JP3042736B2 JP 3042736 B2 JP3042736 B2 JP 3042736B2 JP 3241270 A JP3241270 A JP 3241270A JP 24127091 A JP24127091 A JP 24127091A JP 3042736 B2 JP3042736 B2 JP 3042736B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はオーディオ機器に使用
され、多数の電極が同一軸上に沿って並設されたプラグ
およびこれに電気的且つ機械的に連結されるソケットか
らなるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にこの種の多極コネクタは、プラ
グにあっては、複数のリング状電極が同一軸上において
互いに絶縁されて並べられて構成され、ソケットにあっ
ては、長さの異なる複数のコンタクト(バネ電極)の一
端が、絶縁材より形成された基部に対して円形軌跡上に
取り付けられ、これらのコンタクトがプラグの複数のリ
ング状電極内に挿入されたとき、各コンタクトの他端が
プラグの各リング状電極と電気的に接触するように構成
されている。
【0003】従来のコネクタのプラグでは、その複数の
リング状電極は、それらの内面が内方に露出するように
合成樹脂でモールドされ、互いに絶縁されて固定され
る。コネクタのソケットでは、複数のコンタクトの一端
が合成樹脂でモールドされ、互いに絶縁されて固定され
る。また、いわゆるヒキ物を重合してプラグを構成する
ことも考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のコネクタでは、
プラグ,ソケット共にそれらの製造時、即ち合成樹脂の
モールド時(例えば射出成形時)において、モールド成
形金型内に複数のリング状電極および複数のコンタクト
を予め挿入して置く必要があるため、それらの製造が煩
雑であり、手数を要して製造単価が高くなる問題点があ
った。またヒキ物を重合して構成する場合は、各リング
状電極のリード部の引き出しのため、多重にするとプラ
グ全体の径が大きくなる問題点もあった。この発明は上
述した問題点を回避し、製造容易にして大型化しないコ
ネクタを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めこの発明では、リード部3yを有する同一構成の複数
のリング状電極3と、重合により上記リード部3yを挿
通する連続した複数の凹溝となる複数の凹部4zを外周
面に有し、リング状電極3が内蔵された同一構成の複数
のリング状絶縁子4と、端部のリング状電極3が内蔵さ
れ、複数のリング状絶縁子4と重合され、リード部を挿
通する複数の凹溝と連通する複数の凹部5eを外周面に
有し、背面において上記各リード部と外部ケーブルとを
接続するベース5と、複数のリング状絶縁子4およびベ
ース5が重合されたターミナルブロック2の外面に嵌合
される絶縁材のキャップとからプラグが構成される。
【0006】また、基台24上の環状部25から前方に
突出して支持部26が形成され、その外周面に長溝29
が形成されたボディ21と、このボディ21の支持部2
6の長溝29内に挿入され、支持部26のターミナルブ
ロック2内への挿入状態で、プラグ1の複数のリング状
電極3の内面にそれぞれ接触される複数のコンタクト2
2とからソケットが構成される。
【0007】
【実施例】この発明に係わる多極コネクタのプラグ1の
一例を、その組立(製造)工程を加味しながら図1〜図
7を参照して説明する。なおプラグ1の中心軸をOで示
し、各斜視図および断面図において右方を前方向とし、
左方を後方向とする。このプラグ全体の断面を図5に示
す。
【0008】図1はプラグ1のターミナルブロック2を
示し、6個のリング状電極3a〜3fと、5個のリング
状絶縁子4a〜4eと、ベース5とを有する。リング状
電極3a〜3fは互いに同一に構成されているので、以
下、特定のものを指す場合を除いて単に電極3という。
これらは図1の電極3fで示すように、筒状部3xと、
この筒状部3xの一部から連続して外方へ延長されるリ
ード部3yとを有し、全体は銅などの導電材料をもって
例えば絞り加工で製造される。なおリード部3yは図1
では短縮して示してある。
【0009】リング状絶縁子4a〜4eは互いに同一に
構成されているので、以下、特定のものを指す場合を除
いて単に絶縁子4という。この絶縁子4は図1,図6A
およびBに示すようにリング部4xと、この外周におい
てリング部4xより前方に突出して形成された複数(図
示の例では6個)の鍔部4yとから構成され、両者4x
と4yとは予め一体に合成樹脂などの絶縁材で製造され
る。鍔部4yは軸Oを中心とする円筒の一部を構成し、
これら間に複数の溝状の凹部4zが形成される。リング
部4xの内面および外面までの半径をRa,Rb、鍔部
4yの内面および外面までの半径をRc,Rdとしたと
き、Rd>Rb>Rc>Raに選ばれ、Raは電極3の
内径(半径)よりも僅かに大きいか、または等しく選ば
れる。
【0010】ベース5は図1,図7AおよびBに示すよ
うに、軸Oに垂直な中壁部5aと、これより前方に突出
するようにこの中壁部5aの外周に形成された環状部5
bと、この環状部5bの外周において環状部5bよりも
さらに前方に突出する鍔部5cと、中壁部5aの後方に
突出した複数の隔壁部5dとから形成され、これらは予
め一体に合成樹脂などにより構成される。鍔部5cは軸
Oを中心とする円筒の一部を構成し、これら間に複数の
溝状の凹部5eが形成される。環状部5bの内面および
外面までの半径をRe,Rf、鍔部5cの内面および外
面までの半径をRg,Rhとしたとき、Re=Ra,R
f=Rb,Rg=Rc,Rh=Rdに選ばれ、凹部5e
の溝幅は絶縁子4の凹部4zのそれと同一に形成され
る。
【0011】各絶縁子4の鍔部4yおよびベース5の鍔
部5cのそれぞれの内面に各電極3の外面がちょうど嵌
合されて収納される。このとき各電極3のリード部3y
は、各絶縁子4の6つの凹部4zおよびベース5の6つ
の凹部5eのうちの一つから外部に導出される。電極3
を収納した各絶縁子4およびベース5は、後述するキャ
ップ6内で重合されてターミナルブロック2が構成され
る。図2はこの重合状態をキャップ6を取り外した状態
で示している。
【0012】この場合、図2に示すように各絶縁子4の
凹部4zとベース5の凹部5eとが互いに連続されて、
この例では6本の凹溝が生じるように、各絶縁子4およ
びベース5の軸Oを中心とした回動位置が決められる。
図2では上述した凹溝は2本だけ表れており、理解を容
易にするためこれに符号10aおよび10bを付してい
る。このターミナルブロック2の外周面にこれを覆うよ
うにキャップ6が嵌合される。このキャップ6は絶縁材
で筒状に形成され、その前方端は内側に折り曲げられて
折曲部6aが形成される(図5参照)。
【0013】ターミナルブロック2は上述したように、
キャップ6内に収納されて重合される。その重合(組み
立て)工程の一例を説明すると、各電極3を各絶縁子
4,ベース5内にそれぞれ嵌合させ、これら絶縁子4の
凹部4zおよびベース5の凹部5eから電極3の直径方
向に突出するリード部3yを、それぞれ絶縁子4の凹部
4zおよびベース5の凹部5e内に挿通させるように後
方に折り曲げる。先ずキャップ6内の後端(入口)に絶
縁子4aを入れ、次に絶縁子4bを入れる。
【0014】このとき両者4a,4bのそれぞれの凹部
4zが互いに連続するように絶縁子4bの軸Oを中心と
する回転方向の位置を決める。しかし電極3bのリード
部3yは電極3aのリード部3yと重ならないように位
置決めをする。同様にして先の絶縁子4a,4bをキャ
ップ6内に押し込みながら、順次に絶縁子4c〜4eを
入れ、最後にベース5を入れる。これにより各電極3の
リード部3y(この例では6本ある)は、各凹部4z,
5eで形成された6つの凹溝10a,10b・・・・に
分割されて収納され、互いに絶縁される。
【0015】ベース5の隔壁部5dがキャップ6の後端
からまだ外部に露出している状態で各電極3のリード部
3yを適当な長さに切断し、図5から判るようにベース
5の中壁部5aの背面に沿わせて折り曲げ、この状態で
ケーブル7(外部リード線)と半田付けなどにより接続
する。その後ベース5をキャップ6内に強く押し込み、
図3に示すようにキャップ6上にその前方より金属製の
シェル11を嵌合し、ベース5の後端部分(隔壁部5d
の後端)と対応する位置を加締めてターミナルブロック
2をキャップ6内に固定する。この場合キャップ6に
は、この加締めに対応する部分に予め窓孔を形成してお
き、この加締め操作に影響のないようにすることが考え
られる。図4はキャッブ6を収納したシェル11の後端
に、後述するクランパ9が嵌合された状態を示してい
る。
【0016】図11は、治具を使用してターミナルブロ
ック2を組み立てる状態の一例を示しており、固定台3
5上に形成された固定円筒36内にスプリング37が収
納され、その上にスライド円柱38が挿入されている。
このスライド円柱38の外径は電極3の内径とほぼ同じ
であり、下端部分に少し径の大きい部分があって段部3
8aが形成されている。このスライド円柱38の上端か
らまず電極3aを入れ、次に絶縁子4aを入れ、電極3
bを入れ、絶縁子4bを入れ、このようにして各電極3
および各絶縁子4を順次重ね合わせ、最後にベース5を
重ねてこれをスライド円柱38と共に固定円筒36内に
スプリング37の弾力に抗して押し込む。この操作で各
電極3のリード部3yが固定円筒36によって図におい
て上方に折り曲げられ、各凹溝10a,10b・・・内
に自動的に収納される。各絶縁子4およびベース5の重
ね合わせに際しては、上述したようにそれぞれの凹部4
z,5eが連続して凹溝10a,10b・・・を形成
し、しかも各電極3のリード部3yは互いに重なること
がなく、これらの凹溝10a,10b・・・に収納され
るように各絶縁子4およびベース5の回動方向の位置が
決められる。よってベース5を押し込むことにより、タ
ーミナルブロック2は組み立てられ、この組み立ての自
動化が期待できる。
【0017】シェル11は円筒状の前半部11aとこれ
より僅かに径の大きい円筒状の後半部11bとからな
り、金属材料により一体に形成され、前半部11aがキ
ャップ6上に嵌合され、前方端縁に形成された内方への
折曲部11c(図5参照)がキャップ6の折曲部6aの
外面に接している。後半部11bはキャップ6よりさら
に後方に延長されている。シェル11の後方部分の外周
面にはこれと一体に環状のストッパ11dが形成されて
いる。
【0018】ターミナルブロック2が組み立てられた状
態では、電極3aは絶縁子4aのリング部4xとキャッ
プ6の折曲部6aとで挟まれ、電極3bは絶縁子4bお
よび4aのそれぞれのリング部4xで挟まれ、電極3f
はベース5の環状部5bと絶縁子4eのリング部4xと
で挟まれてそれぞれの軸方向が固定される。電極3c〜
3eは電極3bと同様状態であるから説明を省略する。
【0019】上述したケーブル7にはリング8を介して
クランパ9が予め加締め付けられている。クランパ9は
ケーブル7への加締め付け部である小円筒部9aと、前
方に向かって開くラッパ状部9bと、大円筒部9cとか
らなり、金属材料で予め3者一体に構成され、このクラ
ンパ9の大円筒部9cがシェル11の後方部分の外面上
に嵌合され、その前方端縁がシェル11のストッパ11
に接している。
【0020】ケーブル7上にはクランパ9の後方に予め
カバー12が摺動可能に取り付けられており、これを前
方に摺動させてクランパ9を含み、シェル11の後半部
11b上にアウトサートして取り付ける。このカバー1
2は合成樹脂などのモールド体で形成されており、その
前方端縁に形成された内方への折曲部12aがシェル1
1の段部11eに係合される(図5参照)。この状態で
カバー12の内面に形成されたラッパ状斜面12bがク
ランパ9の背面を前方に押し、クランパ9はシェル11
に圧着される。このようにしてプラグ1は構成される。
【0021】次にこの発明に係わる多極コネクタのソケ
ット20の一例を図8〜図10について説明する。この
ソケット20は図9の分解斜視図から明かなように、ボ
ディ21と、複数(この例では6本)のコンタクト22
a〜22fと、シールドカバー23とから構成される。
以下説明の便宜のため、図8AとC,図10AとCの左
方(図9では右方)を前方とし、反対方向を後方とす
る。
【0022】ボディ21は図10A〜Cに示すように、
基台24と、その後方部分に形成された環状部25と、
支持部26とからなり、合成樹脂などの絶縁材で予め一
体的に形成される。基台24の後面には左右対称的に一
対のL字状の切込み24L,24Rが形成され、これら
が環状部25内に連通されている。支持部26は円筒状
に形成され、図10Cから判るように前端は環状部25
から充分前方に突出され、後端は環状部25内にその半
分近くまで導入されている。環状部25と支持部26と
は、環状部25の前方端部を閉塞するように形成された
前壁27で互いに連結される。また支持部の外径は、電
極3の内径よりも僅かに小さく選定される。
【0023】支持部26の外周面には長手方向に沿う複
数(この例では6個)の長溝29a〜29f(総称して
長溝29とする)を有し、その後端は支持部26の後端
まで延長され、前端は後述するところから明らかなよう
に、ターミナルブロック2の各電極3にそれぞれ対応す
るように互いに異なった位置まで延長される。またこの
長溝29にはそれぞれの左右両壁にさらに深溝30x,
30yが形成されている(図10B,C参照)。各長溝
29は軸Oを中心として等角間隔に形成され、環状部2
5の前壁27にもこれら長溝29と連通する窓孔28a
〜28f(総称して窓孔28とする)が形成されてい
る。
【0024】コンタクト22a〜22fは導電性および
バネ性を有する材料で、図9に示すようにほぼ同様な形
状に形成されている。以下特定なものを指す場合を除い
て単にコンタクト22という。これらは図9に示すコン
タクト22aに符号を付加してあるように基台24の切
込み24Lまたは24R内に挿入される基部22xと、
これより上方に延長して環状部25内に挿入される上部
22yと、これより前方へ延長された本体部22zと、
これよりさらに前方へ突出されたコンタクト片22t
と、その先端付近に形成されたコンタクト部22gと、
基部22xの下端に形成された端子部22wとから構成
されている。
【0025】図9からも明かなように、コンタクト22
a,22b,22cは当初は点線図示するように、端子
部22wの先端部分が連結部22vで互いに連続された
状態で、一枚の導電板から打ち抜きにより作られ、その
後各部が図示するように折り曲げられる。しかし上部2
2yと本体部22zとは予め折り曲げ形状に打ち抜かれ
る。この場合、コンタクト22a,22b,22cの各
コンタクト部22gは互いに同一面内に位置するように
打ち抜かれ、コンタクト部22gに対するメッキ仕上げ
を容易にしている。またコンタクト22a〜22cの各
本体部22zは、上述した支持部26の各長溝29a〜
29cと対応した位置関係を保持するようにそれらの整
形が行われる。本体部22zは、他の部分よりも僅かに
幅が広く形成されている。コンタクト22d〜22fに
ついても同様である。
【0026】コンタクト22をボディ21に取り付ける
には、連結部22vにより各コンタクト22a〜22
c,22d〜22fが連続された状態で、各コンタクト
22の先端部分を環状部25内の背面から前壁27の窓
孔28を通じて支持部26のそれぞれ対応する長溝29
(例えばコンタクト22aは長溝29a)内に仮挿入す
る。よって各コンタクト22はそれぞれ対応する長溝2
9内に沿わされる。
【0027】この状態でコンタクト22の連結部22v
を図9に示す切断線31で切断し、各コンタクト22を
電気的に分離する。この分離後、各コンタクトをさらに
長溝29内に圧入する。これにより図8Cからも理解で
きるように、各コンタクト22の本体部22zの両側縁
は長溝29内のそれぞれの深溝30xおよび30yに挿
入され、コンタクト片22tは弾力により、そのコンタ
クト部22gが長溝29から外部に露出される。しかし
それらの先端は各長溝29の前方縁に係止され、コンタ
クト部22gの露出程度が規制される。
【0028】ボディ21の環状部25の外周面にシール
ドカバー23の後半部分の内面が接した状態で、その後
部下端に形成された折曲部33Lおよび33Rが、基台
24と環状部25との間に形成された切溝32Lおよび
32Rに係合されて取り付けられ、支持部26の外周面
が、シールドカバー23の前半部分により所定の間隔を
保持して覆われている。シールドカバー23の後部近く
の下端には、下方に延長した延長部34Lおよび34R
が形成されており、ソケット20を印刷配線基板(図示
しない)などに取り付ける際に、この基板の取り付け孔
(図示しない)に挿通して先端を折り曲げることにより
固定する。
【0029】上述したこの発明に係わるコネクタによれ
ば、プラグ1とソケット20とのそれぞれの前方端を向
い合わせ、プラグ1の内周面(ターミナルブロック2の
内周面)を、ソケット20の支持部26の外周面に沿わ
せて挿入すると、プラグ1の先端がソケット20の環状
部25の前壁27に衝突して挿入が停止される。この状
態で、プラグ1の各リング状電極3の内面に、ソケット
20の各コンタクト22のコンタクト部22qが弾力を
もって強く接触される。
【0030】これにより例えばリング状電極3aとコン
タクト22aとが接続され、3bと22bとが接続され
る。他のリング状電極3およびコンタクト22について
も同様である。この状態でプラグ1をその軸Oを中心と
して回動させても、各コンタクト22はそれぞれのリン
グ状電極の内面に常に接触している。電極3が絞り工程
で製造されている場合は、継目を有しないのでプラグ1
の回動に際してノイズが生じたり、または信号の伝達が
中断することない。
【0031】
【発明の効果】この発明に係わる多極コネクタによれ
ば、プラグでは各電極を内蔵した複数の絶縁子およびベ
ースを重合し、これにキャップを覆せるだけでプラグ本
体であるターミナルブロックを構成できる効果がある。
またソケットではボディの支持部の長溝に対して、それ
らの一端からコンタクトを圧入することにり、これを構
成できる効果がある。さらに絶縁子,ベース,ボディな
どのモールド体の成形に際しては、成形金型に他の部品
を挿入して置く必要がないので、これらのモールド体の
製造も容易である効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる多極コネクタのプラグの一部
であるターミナルブロックの分解斜視図。
【図2】ターミナルブロックにケーブルを接続し、これ
にキャップを覆せる状態を説明する斜視図。
【図3】ターミナルブロックを収納したキャップ上に、
シェルを覆せる状態を説明する斜視図。
【図4】キャップを収納し、後端にクランパを嵌合した
シェル上に、カバーを覆せた状態を示す斜視図。
【図5】この発明に係わる多極コネクタのプラグの一例
を示す縦断面図。
【図6】Aはそのプラグに使用できるリング状絶縁子の
一例を示す正面図であり、BはそのI−I線上の断面図
である。
【図7】Aはそのプラグに使用できるベースの一例を示
す正面図であり、BはそのII−II線上の断面図である。
【図8】Aはこの発明に係わる多極コネクタのソケット
の一例を示す側面図であり、Bはその背面図であり、C
は図AのIII−III線上の断面図である。
【図9】図8に示すソケットの分解斜視図。
【図10】Aはこのソケットに使用できるボディの側面
図であり、Bはその背面図であり、CはAのIV−IV線上
の断面図である。
【図11】組み立て治具を使用してターミナルブロック
を組み立てる場合の一例を示す断面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 24/00 - 24/02 H01R 24/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれリード部を有して互いに同一に
    形成され、同一軸上に並べられた複数のリング状電極
    と、 これらのリング状電極のうち、一方の端部のリング状電
    極を除く他のリング状電極がそれぞれ内蔵され、重合に
    より上記リード部を挿通する連続した複数の凹溝となる
    複数の凹部を外周面に有する互いに同一に形成された複
    数のリング状絶縁子と、 上記端部のリング状電極が内蔵され、上記複数のリング
    状絶縁子と重合され、上記リード部を挿通する複数の凹
    溝と連通する複数の凹部を外周面に有し、背面において
    上記各リード部と外部ケーブルとを接続するベースと、 上記複数のリング状絶縁子および上記ベースが重合され
    て構成されるターミナルブロックの外面に沿って嵌合さ
    れる絶縁材から形成されたキャップと、 から構成されたことを特徴とする多極コネクタのプラ
    グ。
  2. 【請求項2】 基台とこの基台上に形成された環状部と
    この環状部から前方に突出され、外周面に後端まで延長
    された長溝が形成され、且つ上記請求項1記載のターミ
    ナルブロック内に挿入される筒状の支持部とからなるボ
    ディと、 このボディの支持部の上記長溝内に挿入され、この支持
    部の上記ターミナルブロック内への挿入状態で、上記プ
    ラグに設けられた複数のリング状電極にそれぞれ接触さ
    れる複数のコンタクトと、 から構成されたことを特徴とする多極コネクタのソケッ
    ト。
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