JPS6236230Y2 - - Google Patents

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JPS6236230Y2
JPS6236230Y2 JP4996483U JP4996483U JPS6236230Y2 JP S6236230 Y2 JPS6236230 Y2 JP S6236230Y2 JP 4996483 U JP4996483 U JP 4996483U JP 4996483 U JP4996483 U JP 4996483U JP S6236230 Y2 JPS6236230 Y2 JP S6236230Y2
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JP
Japan
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integrally
electrode
ray tube
cathode ray
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JP4996483U
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JPS59156389U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は異常な過電圧が印加された際に、そ
の過電圧をアースに落す放電空隙を内蔵した陰極
線管ソケツトに関する。
従来のこの種の陰極線管ソケツトにおいては、
一般に陰極線管の端子ピンと接触されるコンタク
トと過電圧をアースに落すための放電空隙素子と
を別体に作り、これらを接続していた。このため
その組立て作業の工程数が多く、かつ部品点数も
多く、それだけ製造価格が高いものとなる欠点が
あつた。
この考案はコンタクトと放電空隙素子とを一体
に作り、従つてこれらを接続する工程を必要とせ
ず、しかも折り曲げ形状が簡単で作り易い陰極線
管ソケツトを提供することにある。
以下この考案による陰極線管ソケツトの実施例
を図面を参照して説明しよう。第1図及び第2図
に示すように絶縁材のボデイ11は前面側ボデイ
12と背面側ボデイ13とによつて作られている
場合である。このボデイ11は全体としてほぼデ
イスク状をしており、その中心部、図においては
前面側ボデイ12に中心孔14が形成されてお
り、ボデイ11の一側部に高圧用放電空隙収容部
15が設けられている。
中心孔14の中心軸、つまりボデイ11の中心
軸16を中心とした一つの円上においてボデイ1
1内に複数のコンタクト収容部17が等間隔で形
成され、各コンタクト収容部17の前方端は外部
に連通してピン挿通孔18が形成され、陰極線管
の端子ピンがピン挿通孔18を通じてコンタクト
収容部17に挿入されることができるようにされ
ている。この例においてはコンタクト収容部17
は背面側ボデイ13の前面側に形成しており、こ
れらのコンタクト収容部17と対向して前面側ボ
デイ12にピン挿通孔18がそれぞれ形成されて
いる。また前面側ボデイ12の中心孔14を形成
する部分は円筒部19とされ、この円筒部19が
背面側ボデイ13に嵌合挿通され、コンタクト収
容部17の一部壁面は筒状部19によつて構成さ
れている。コンタクト収容部17にはそれぞれコ
ンタクト21が配され、コンタクト21はこの例
においては円筒状をしており、その前面側の部分
がしぼられた形状とされている。
この考案においては各コンタクト21の前方端
及び後方端にそれぞれ連結片22,23が一体に
形成されており、この例においては連結片22は
コンタクト21の前方端より軸心16に対して直
角に外側に延長され、更に軸心16と平行に後方
に折曲げ延長され、その延長部のボデイ11より
突出されて端子24とされる。前面側ボデイ12
及び背面側ボデイ13の境界位置で僅か外方に折
り曲げられて段部25が形成され、これら段部2
5は前面側ボデイ12と背面側ボデイ13とによ
つて挾まれて保持されている。また前面側ボデイ
12の背面に、軸心16を中心とする円弧状凹部
20が形成され、円弧状凹部20の内側は円筒部
19とされている。背面側ボデイ13のコンタク
ト収容部17を形成している部分は円弧状凹部2
0内に挿入されている。連結片22は前面側ボデ
イ12の凹部20の底面と背面側ボデイ13の前
方側端面との間の空間に位置し、背面側ボデイ1
3には段部25より端子24が導出される端子導
出孔26が貫通形成されている。
コンタクト21に一体に連結された他方の連結
片23は後方にそのまま延長されて電極27とさ
れている。この電極27の端面と近接対向し、そ
の延長上に電極28が配され、電極27,28に
よつて放電空隙が構成される。これら電極27,
28は絶縁材の保持片29によりその相対位置が
一体に保持される。つまり保持片29をモールド
する際に電極27,28も同時にモールドされ
る。このようにして放電空隙素子31が構成され
る。電極28の他端は後方に延長されて図に示し
てないが共通の接地導体33に連結されると共
に、その一部は更に後方に延長されて背面ボデイ
13より突出してアース端子32とされる。
このようなコンタクト21、端子24、放電空
隙素子31、更に共通の接地導体33は、例えば
第3図及び第4図に示すように作られる。即ち第
3図の左側の端に示しているように筒状コンタク
ト21はその軸心を中心に展開された形状の展開
板21′として成形され、その展開板21′のコン
タクト軸心方向における両端の各中央部にそれぞ
れ連結片22,23が一体に延長されており、連
結片22より、更に端子24が同一平面内で延長
されている。連結片23には電極27が一体に延
長され、この電極27に対し、電極28となるべ
き部分も更に一体に延長されている。このような
展開板21′、連結片22、端子24、電極2
7,28となるべき部分が一平面上に形成された
ものが平行に配列形成され、その配列方向と平行
に延長して接地導体33が設けられ、接地導体3
3に電極28の他端が連結される。更にこれらの
外側の両側において結合片34,35が接地導体
33と平行に延長して設けられ、端子24の遊端
は結合片34と一体に連結され、接地導体33と
はアース端子32となる部分と、適当な間隔で複
数個の補強片32′が結合片35に一体に連結さ
れている。
このように展開された状態に金属板の例えばプ
レス加工によつて次々打抜かれて一体に形成され
る。連結片22と展開板21′にわたつてその中
央部に連結片22の延長方向に延長したスリツト
36を形成しておくことが好ましい。その後各展
開板21′は第3図中に右側の部分に示すように
円筒状に折曲げられてコンタクト21とされる。
更に電極27,28の放電空隙となる部分が内側
に配されるように絶縁材の保持片29がモールド
されて一体に保持される。なおこの製造容易さや
保持する点から、連結片23を連ねる方向に補強
片37が一体に延長され、更に補強片37と接地
導体33とが適当に補強片38により一体に連結
されている。
電極27,28となる部分において保持片29
をモールドする前、或はモールドした後において
放電空隙を切断してこれら電極27,28を形成
する。最後に図において×印で示しているように
補強片32′,37,38を切り離し、また結合
片34,35を切り離す。第4図に示すように連
結片22を直角に折り曲げた後、折り返し、その
中間に段部25を形成し、かつ接地導体33を含
んでリング状に折り曲げられる。このような状態
にした後、第2図において前面側ボデイ12を離
した状態で背面側ボデイ13のコンタクト収容部
17、更にこれに連通して形成された放電空隙収
容部39にコンタクト21、放電空隙素子31を
それぞれ配置し、かつコンタクト端子24を貫通
孔26に挿通し、この状態で前面側ボデイ12を
背面側ボデイ13に対接させた後、これらを互に
固定する。
第5図に示すようにコンタクト21の前方端の
連結片22に放電空隙素子31を連結し、後方端
の連結片23に端子24を一体に形成してもよ
い。この場合における第3図と対応する展開図を
第6図に、第4図と対応する斜視図を第7図にそ
れぞれ対応する部分に同一符号を付けて示し説明
は省略する。
以上述べたようにこの考案による陰極線管ソケ
ツトによれば、コンタクトの前方端と後方端に連
結片が一体に形成され、これら連結片に更に放電
空隙素子と端子とが一体に連結され、放電空隙素
子には更に接地導体33が一体に連結され、これ
らを第3図及び第6図に示したように金属板の打
抜き加工によつて次々と生産することができ、そ
の組立てが頗る簡単であり、かつコンタクトに対
して端子及び放電空隙の折り曲げ部分が少なく簡
単に作ることができる。またこのような形状とな
つているため、例えば第3図、第6図において保
持片29を形成した後にその内部の導体を切断し
て電極27,28とすることもでき、逆に電極2
7,28を形成した後、その電極の相対位置関係
を保持した状態で保持片29をモールドすること
もでき、作業手順に柔難性を持たせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による陰極線管ソケツトの一
例を示す正面図、第2図は第1図の断面図、第3
図はコンタクト、放電空隙素子、接地導体、端子
を一体として形成する状態を示す展開図、第4図
は陰極線管ソケツトに挿入する状態に組立てた状
態を示す斜視図、第5図はこの考案による陰極線
管ソケツトの他の例を示す断面図、第6図は第5
図におけるコンタクト、放電空隙素子などの展開
連結体を示す平面図、第7図は第6図の陰極線管
ソケツトに挿入する状態を示す斜視図である。 11:ボデイ、12:前面ボデイ、13:背面
ボデイ、14:中心孔、17:コンタクト収容
部、21:コンタクト、22,23:連結片、2
4:コンタクト端子、27,28:電極、31:
放電空隙素子、32:接地端子、33:接地導
体、39:放電空隙素子収容部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁材のボデイ内に、その軸心を中心とする一
    つの円上において複数のコンタクト収容部が形成
    され、 これら各コンタクト収容部にコンタクトがそれ
    ぞれ収容され、 これらコンタクトの前方端部より上記軸心に対
    し放射方向に延長した連結片が一体に形成され、 その連結片が後方に折曲げ延長されて又は上記
    コンタクトの後方端部に一方の電極が一体に連結
    され、 その一方の電極と放電空隙を構成する他方の電
    極がそれぞれ設けられ、 これら電極は絶縁材の保持片に一体に成形され
    て保持され、 上記各他方の電極の他端に共通の接地用導体が
    一体に連結され、 上記コンタクトの後方端部又は上記連結片より
    コンタクト端子が一体に導出されてそれぞれ構成
    されて成る陰極線管ソケツト。
JP4996483U 1983-04-04 1983-04-04 陰極線管ソケツト Granted JPS59156389U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4996483U JPS59156389U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 陰極線管ソケツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4996483U JPS59156389U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 陰極線管ソケツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59156389U JPS59156389U (ja) 1984-10-20
JPS6236230Y2 true JPS6236230Y2 (ja) 1987-09-14

Family

ID=30180448

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4996483U Granted JPS59156389U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 陰極線管ソケツト

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JP (1) JPS59156389U (ja)

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JPS59156389U (ja) 1984-10-20

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