JPS6236192B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6236192B2
JPS6236192B2 JP20137581A JP20137581A JPS6236192B2 JP S6236192 B2 JPS6236192 B2 JP S6236192B2 JP 20137581 A JP20137581 A JP 20137581A JP 20137581 A JP20137581 A JP 20137581A JP S6236192 B2 JPS6236192 B2 JP S6236192B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
sound
frequency
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20137581A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58102186A (ja
Inventor
Katsuhiko Takebe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP20137581A priority Critical patent/JPS58102186A/ja
Publication of JPS58102186A publication Critical patent/JPS58102186A/ja
Publication of JPS6236192B2 publication Critical patent/JPS6236192B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G13/00Producing acoustic time signals
    • G04G13/02Producing acoustic time signals at preselected times, e.g. alarm clocks
    • G04G13/021Details
    • G04G13/023Adjusting the duration or amplitude of signals

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は時計の電子アラーム音発生回路、特に
周期的に発音強度が減衰変化する電子アラーム音
発生回路の改良に関するものである。
近年の時計の電子化に伴い、目覚用アラームに
も電子アラームが用いられ、この様な電子アラー
ム音に変化を持たせ或いは従来の打鈴機構による
ベル音に近似させるアラーム音を得る為には周期
的に減衰変化するアラーム音発生回路が要望され
る。
従来この様な周期的な減衰変化音を得る為に
は、通常の場合発音回路に抵抗とコンデンサから
成る充放電回路を組込み、その充放電作用を用い
て発音強度を変化させていた。しかしながら、こ
の従来装置では、抵抗或いはコンデンサの特性に
よつて減衰変化の大きさが変動し、又特性のばら
つきに起因して一定の周期的な減衰変化特性が得
られないという欠点があつた。又、前記抵抗或い
はコンデンサはIC化されたアラーム音発生回路
に外付け接続しなければならず、装置が大型化し
又コストが上昇するという欠点を有していた。
更に、従来の他の装置として、発音信号のパル
スデユーテイ比を変化させる装置が提案されてい
るが、この従来装置では発音強度の変化を細かく
段階的に制御するためには極めて複雑な回路構成
が必要とされるという欠点を有していた。また、
従来装置では、これらの減衰変化する発音強度を
アラーム時刻からのアラーム作動の経過に伴つて
変化させ、これによつて、アラーム作動開始初期
においては比較的静かな作用を行い、順次これを
変化させ発音強度の増大によつて確実な目覚し効
果を得ることができる装置が得られないという問
題があつた。
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、発音強度を周期的に減衰変化
させかつこの発音強度をアラーム作動の経過とと
もに増大変化することができ、更にIC回路に一
体組込可能な小型低コストの電子アラーム音発生
回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、所定周
波数の基準信号を出力する基準信号発生器と、 この基準信号を分周して複数の異なる周波数の
分周信号を出力する分周回路と、 この分周回路から出力されたいずれかの分周信
号を計数して指示時刻を表示する時刻表示機構
と、 この時刻表示機構にて表示された指示時刻が予
め設定された時刻に合致したときに報知信号を出
力する報知回路と、 この報知回路からの報知信号発生時から一定時
間経過毎に複数段階の異なる発音強度信号を順次
出力する発音強度切替回路と、 この発音強度切替回路から出力される発音強度
切替信号によつて報知信号発生時から各経過時間
段階毎に周波数が増加する分周信号を選択するア
ンドゲート群と、複数段縦列接続され各経過時間
段階毎に選択された周波数の分周信号をクロツク
入力として各出力が順次反転制御されるFF群か
ら成るシフトレジスタとを含み、該シフトレジス
タの各FF出力端子に経過時間段階が進むにした
がつて繰返し周期が短くなる周期的な減衰制御信
号を出力する減衰制御回路と、 前記発音強度切替回路から出力される発音強度
切替信号に応じて各経過時間段階毎に前記減衰制
御回路から出力される減衰制御信号を順次FF出
力の後側段から前側段へ移行選択して発音期間選
択信号として出力する発音期間選択回路と、 一端が電源に接続され、互いに並列に横一列に
配列されオン抵抗が順次前側段から後側段に増加
するMOSトランジスタ群と、各MOSトランジス
タのゲート端子に出力端子が接続され入力端子に
前記分周回路からの可聴周波数信号が入力するア
ンドゲート群と、を含み前記減衰制御回路から出
力される減衰制御信号と前記発音期間選択回路か
ら出力される発音期間選択信号とが前記アンドゲ
ート群のゲート入力に出力され、報知信号発生時
からの経過時間段階毎に発音期間選択信号により
順次繰返し周期が短縮されかつ該繰返し周期内で
のオン時間の割合が長く更にオン可能となる
MOSトランジスタを後側段から前側段へ増やし
かつ減衰制御信号にてMOSトランジスタをオン
作動制御しMOSトランジスタのオン抵抗値の総
計が各繰返し周期内で順次大きくなるように選択
的に切替制御される第1及び第2の減衰変調回路
と、 この第1及び第2の減衰制御回路に設けられて
いるMOSトランジスタ群の他端に接続され、
MOSトランジスタのオン抵抗に対応した発音強
度で発音作用を行う発音回路と、 を含むことを特徴とする。
以下図面に基づいて本発明の好適な実施例を説
明する。
第1図には本発明に係る電子アラーム音発生回
路の好適な実施例が示され、電子目覚時計に本発
明の回路が組み込まれており、電子目覚時計は水
晶発振器などの基準信号発生器10、基準信号を
所望周波数のパルスに分周する分周回路12、1
〜2Hzの駆動パルスを整形する波形整形回路1
4、増幅器を含む駆動回路16、時計用同期モー
タ18を含み、モータ18の駆動力が時刻指示針
の固定される輪列20に伝達されている。また、
時計装置にはアラーム機構を作動させるためのア
ラームオンオフスイツチ22及びアラームスイツ
チ24が設けられ、アラームオンオフスイツチ2
2は使用者の手動によつてオンオフ制御され、ア
ラーム機構を有効或いは無効とし、またアラーム
スイツチ24は前記時計輪列20と連動して所望
のアラーム設定時刻にオン作動してアラーム作動
を行なわせることができる。すなわち、前記両ス
イツチ22,24がアラーム設定時刻にてオン作
動されると、波形整形用のフリツプフロツプ
(FF)26のリセツト状態が解除され、分周回路
12からの同期信号に同期してアラームトリガ信
号AがFF26のQ端子から出力される。
本発明においては、周期的に発音強度が減衰変
化するアラーム音を得るために、分周回路12か
ら出力される可聴周波数信号を周期的に減衰変調
して発音作用を行い、この発音作用は発音回路3
0により行われ、実施例における発音回路30は
スピーカ32及び該スピーカ32に駆動電流を供
給する駆動トランジスタ34から成る。そして、
前記発音回路30に所定の周期的に発音強度が減
衰変化しまたその発音強度がアラーム作動の経過
とともに増加するように変化する駆動信号を供給
するため、減衰変調回路36が設けられており、
実施例では、該減衰変調回路36に2種類の異な
る可聴周波数信号f4,f5が供給されている。
前記減衰変調回路36の減衰作用を制御するた
めに減衰制御回路38が設けられており、周期的
な減衰制御信号Kにより減衰変調が制御され、ま
たこの周期的な減衰制御信号の周期をアラーム作
動の経過に従つて変化させるために減衰制御回路
38には前記分周回路12から周期の異なるパル
ス信号f1,f2,f3,f4が供給されている。
また、発音回路30の発音期間をアラーム作動
の経過とともに段階的に変化させるために発音期
間選択回路40が設けられており、アラーム作動
の開始初期においては短期間の選択信号が、また
アラーム作動の経過とともにこの期間を順次増加
させた選択信号Sが前記減衰変調回路36に供給
される。
そして、本発明においては、前記減衰制御回路
38の減衰変化周期及び発音期間選択回路40の
発音期間をアラーム作動の経過とともに変化させ
るために発音強度切替回路42が設けられ、実施
例においては、アラーム作動開始から8秒毎に3
段階の異なる発音強度信号H,I,Jが両回路3
8,40に供給され、またこの3段階が完了した
24秒以降においては最も大きな強度の発音を行う
ための制御信号Gが両回路38,40に供給さ
れ、これによつて、減衰制御回路38の減衰周期
を順次段階的に短く制御し、また発音期間選択回
路40の発音期間を順次増加制御する作用が行わ
れる。この発音強度切替のため、発音強度切替回
路42からは信号Cが減衰変調回路36へ供給さ
れ、また減衰制御回路38からは前記減衰制御信
号Kの反転信号が発音期間選択回路40に供給
されている。
そして、発音強度切替回路42へは分周回路1
2から1Hzのパルス信号が供給され、また前記ア
ラーム時刻を検出するFF26からはアラームト
リガ信号の反転信号Bが切替回路42へ供給さ
れ、この反転信号Bは同様に発音期間選択回路4
0へも供給されている。そして、アラームトリガ
信号Aは前記減衰制御回路38に供給されてい
る。
第2図には発音強度を段階的に切替える前述し
た発音強度切替回路42の具体的な回路構成が示
され、またそのタイミングチヤートが第3図に示
されている。
切替回路42は6段の縦列接続されたFF44
−1〜44−6とこれらFF44の出力を組合せ
るアンドゲート46,48そしてインバータ5
0,52,54から成る。初段FF44−1のク
ロツク入力には分周回路12から1Hzのパルス信
号が供給され、FF群によつて順次この1Hzパル
スが分周及び反転制御される。アラーム時刻t1
おいて前記目安用のFF26からはアラームトリ
ガ反転信号Bが出力され、これによつて、FF4
4のリセツトが解除され、前記分周及び反転作用
が開始される。初段FF44−1の出力Cは前記
減衰変調回路36に供給されこれは2秒のパルス
周期を有するため、これにより後述するように減
衰変調回路36は1秒間の発音可能期間とこれに
続く1秒間の休止期間を形成することができる。
FF44−2、FF44−3によつて分周された
出力Dは次段の3個のFF44−4,44−5,
44−6のクロツク入力を形成し、これにより、
各FFからは順次時刻t10すなわちアラーム時刻t1
から8秒経過後の時刻に「H」となる信号Eそし
て更に8秒経過後の時刻t20にて「H」となる信
号F更に8秒経過後の時刻t30にて「H」となる
信号Gをそれぞれ出力する。更にこれらの信号は
それぞれ信号Eがインバータ50により反転して
信号Hとなり、また信号Fはインバータ52によ
り反転された後信号Eとアンドゲート46で組合
されて信号Iとなり、更に信号Gは直接またイン
バータ54とアンドゲート48を介して信号Fと
組合されて信号Jとして出力され、これにより、
第3図の斜線で示されるようにアラーム時刻t1
ら各8秒毎に3段階に分けられた切替信号H,
I,Jとしてまたt30以降は切替信号Gとして前
述した減衰制御回路38及び発音期間選択回路4
0に出力される。従つて、本実施例においては、
アラーム時刻t1から8秒毎に3段階の異なる切替
信号H,I,Jが出力され、更にアラーム時刻t1
から24秒経過後のt30からは信号Gが切替信号と
して出力され、これら各切替信号により発音強度
を段階的に切替制御することが可能となる。
第4図には発音期間選択回路40の回路構成が
示されており、該選択回路40はアンドゲート5
6,58,60そしてノアゲート62,64から
成り、アラーム時刻以降、前記4段階のそれぞれ
に対して後述する減衰制御回路38から得られる
減衰制御信号の反転信号及びGを順次出力し、
図において、第1段階の8秒間では反転信号K6
が次の8秒間ではが更に次の8秒間には
がまた連続的なアラーム作動を行う時刻t30以降
には信号Gが発音期間選択信号Sとして減衰変調
回路36へ出力される。
第5図には減衰制御回路38の好適な実施例が
示されまたそのタイミングチヤートが第6図に示
されている。減衰制御回路38は8段の縦列接続
されたFF66を含み、その初段FF66−1には
FF26からのアラームトリガ信号Aが供給さ
れ、アラーム時刻t1から順次各FF66が反転作
用を行い、この反転タイミングは各FF66のク
ロツク入力に供給されるパルス信号によつて制御
されており、本実施例においては、このパルス信
号としては分周回路12から与えられる4種類の
パルス信号f1(16Hz)、f2(32Hz)、f3(64Hz)、f4
(128Hz)が選択的に供給され、これらのパルス信
号を選択するためにアンドゲート68,70,7
2,74及びオアゲート76が設けられている。
そして、各アンドゲート68〜74にはそれぞれ
前述した発音強度切替回路42からの信号が供給
されており、8秒間隔でFF群66の反転周期が
切替制御され、これによつて減衰変化の周期を変
えることが可能となる。最終段FF66−8の
出力Lは双安定マルチバイブレータ78の一方の
ゲート入力に供給され、マルチバイブレータ78
の出力Mは各FF66のリセツト入力に供給さ
れ、また該マルチバイブレータ78の他方のゲー
ト入力には前記オアゲート76の出力がインバー
タ80を介して信号Nとして供給されている。従
つて、FF群66はクロツク入力を8個カウント
する毎にリセツトされ、このリセツト周期が減衰
変化の周期を形成することとなる。そして、FF
群66の出力インバータ群82を介して出力さ
れ、そのタイミングは第6図に示されるようにク
ロツク入力に応じて順次「L」に切替る周期的な
減衰制御信号Kとその一部の反転信号(
)を形成する。
第7図には減衰変調回路36の具体的な回路構
成が示されており、本実施例では、2種類の異な
る可聴周波数信号f4,f5を前記減衰制御回路38
の減衰制御信号によつて周期的に減衰変調し、こ
れらの減衰変調された両出力信号を重畳して発音
回路30へ供給し、これによつて、従来の打鈴機
構に近似した凝似電子ベルを得ることができ、ま
た前述した減衰制御信号の周期をアラーム作動と
ともに変化させ、更にその発音期間を選択回路4
0の選択信号Sによつて変化させることにより、
発音強度をアラーム作動の経過とともに増大させ
ることが可能である。
減衰変調回路は並列接続されたMOSトランジ
スタ組を有するが、本実施例のように2種類の可
聴周波数信号f4,f5を減衰変調するために、第7
図から明らかなように、本実施例は2組のMOS
トランジスタ群84,86を含み、実施例の
MOSトランジスタ84,86はそれぞれpチヤ
ンネルオープンドレイン接続から成り、そのオン
作動抵抗の組合せによつて出力信号の電流値が変
化する。
前記各8個のMOSトランジスタ組84,86
のゲート入力にはそれぞれナンドゲート組88,
90が接続されており、各ナンドゲート88,9
0の入力にはそれぞれ可聴周波数信号f4,f5が供
給され、更にこれを減衰変調するための制御信号
として減衰制御回路38の減衰制御信号K、発音
期間選択信号Sそして補助的な発音周期を定める
信号Uが供給されており、実施例における第1の
可聴周波数信号f4は2KHzそして第2の可聴周波
数信号f5は4KHzの周波数に設定されている。前
記補助的な発音期間を定める信号Uは実施例にお
いて、アラーム作動から最初の2段階には1秒間
の間欠発音とこれに続く1秒間の休止期間を設定
し、次の第3、第4段階においては前記休止期間
を除去して連続的な発音を行うように発音期間を
制御し、このため発音強度切替回路42の切替信
号H,Iが供給されるノアゲート92とその出力
Tに切替信号Cを組合せるオアゲート94を含
み、その発音期間制御信号Uが各ナンドゲート8
8,90の4個の後段側に配置されたゲートに供
給されている。
前記各MOSトランジスタ組84,86の出力
はそのゲート入力V及びWが周期的に変化し、こ
れによつてトランジスタが順次オフ作動されるこ
とによりMOSトランジスタ組84,86の合成
抵抗は順次周期的に増加制御され、この結果、
MOSトランジスタ組の出力信号は段階的にその
電流値が低下することとなる。従つて、この両出
力信号をワイヤードオアゲート96にて混合し駆
動制御信号Xとして発音回路30に供給すること
により、所望の周期で可聴周波数信号を減衰変調
し更にこの周期及び発音期間がアラーム作動の経
過とともに順次変化する制御作用を行うことが可
能となる。
第8,9,10,11図にはそれぞれ本実施例
によりアラーム時刻から順次4段階にわたつて変
化する発音回路30への駆動信号Xの変化する状
態が示されている。
第8図にはアラーム時刻から8秒間の第1段階
が示され、この期間には、発音強度切替回路42
からの切替信号C(2秒周期)が減衰変調回路3
6のゲート入力Uとして用いられているので、こ
の8秒間中は1秒間の間欠発音とこれに続く1秒
間の休止期間とを繰返す発音作用が基本となる。
そして更にこの1秒間の間欠発音期間は更に発音
期間選択回路40の選択信号Sによりその実質的
な発音期間が抑制されており、前記間欠発音期間
t2から更に選択信号Sによつて定められる時刻t3
〜t5及びt6〜t8の短い期間においてのみ間欠発音
が可能となる。そして、この僅かな発音期間にお
いては、減衰変調回路36はMOSトランジスタ
組84,86をその合成音抵抗が高い状態すなわ
ち最終段の2個のMOSトランジスタ84−7,
84−8及び86−7,86−8のみをオン作動
している状態であるため、この時のオアゲート9
6によつて混合された制御信号Xの電流値が極め
て僅かであり、このことから、発音回路30によ
る発音強度も小さいことが理解される。従つて、
このアラーム時刻直後の第1段階では静かな発音
作用が行われることとなる。
第9図にはアラーム時刻から7秒経過した後の
8秒間の第2段階における発音作用が示され、こ
の時には、依然として補助的な発音期間が信号U
によつて制御されているので、この8秒間中1秒
間の間欠発音とこれに続く1秒間の休止期間が繰
返される。そして、この時の実質的な発音期間は
前記1秒間の発音期間中更に発音期間選択信号S
によつて定められた時刻t12〜t13,t14〜t15,t16
t17,t18〜t19の間のみ発音作用が行われ、またこ
の時の減衰制御回路38の減衰制御の周期は32Hz
なるパルス信号f2によつて制御されるので、前記
第1段階の半分の周期にて減衰制御が行われるこ
ととなり、またこの時のMOSトランジスタ組8
4,86は後段の4個のトランジスタがオン作動
に寄与するので、その発音強度も増加することと
なる。
従つて、第2段階においては、1秒毎の発音期
間中に周期の短かいかつ駆動電流の若干大きい発
音強度の増加した発音作用を行うことが可能とな
る。
第10図にはアラーム時刻から16秒経過後の8
秒間の第3段階における発音作用が示され、この
時には減衰変調回路36は補助的な発音期間を定
める信号Cを無効としているので、発音期間は8
秒間継続する間欠発音となり、前第1、第2段階
における休止期間は消滅している。そして、発音
期間は選択信号Sによつてのみ制御され、またこ
の時の減衰変調の周期も64Hzのパルスf3により制
御されているので減衰変調の周期も短くなり、ま
た各MOSトランジスタ84,86も後段の6個
のトランジスタのオン作動抵抗が用いられるの
で、その駆動電流も増加し、更に大きな発音強度
の発音作用を得ることが可能となる。
更に、アラーム時刻から24秒後においては、第
11図に示されるように、補助的な発音期間の制
御信号C及び発音期間の選択信号Sがともに
「H」となつて、アラーム作用が停止されるまで
連続的な間欠発音を行うこととなり、またこの時
にはMOSトランジスタ組84,86は全部のト
ランジスタのオン作動抵抗が用いられるために、
その発音駆動電流も著しく増大し、更にこの時の
減衰変調の周期は128Hzのパルスf4によつて制御
されるのでその間欠周期も極めて短くなり、これ
によつて大きな発音強度の発音作用が行われ確実
な目覚し効果を得ることが可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、可聴周
波数信号を減衰変調して従来の電子アラームでは
得られない複雑な音色の発音作用が得られ、特に
従来電子アラーム音では不可能であつた打鈴機構
によるベル音に近似した発音作用を行うことが可
能となり、目覚し時計の音質を改善することが可
能となる。また、本発明によれば、発音強度をア
ラーム作動の経過とともに順次増加させ、これに
よつて、最初は静かなそして順次発音強度が増加
し快調なかつ確実な目覚し効果を得ることが可能
となる。
更に、本発明によれば、減衰変調回路をMOS
トランジスタにより構成しているので、従来の抵
抗その他を用いることなく、回路をIC化するこ
とができ、小型低価格の発音回路を提供できると
いう利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電子アラーム音発生回路
の好適な実施例を示す概略ブロツク図、第2図は
第1図における発音強度切替回路の具体的な回路
図、第3図は第2図のタイミングチヤート図、第
4図は第1図における発音期間選択回路の具体的
な回路図、第5図は第1図における減衰制御回路
の具体的な回路図、第6図は第5図のタイミング
チヤート図、第7図は第1図における減衰変調回
路の具体的な回路図、第8,9,10,11図は
本発明の発音作用を示すタイミングチヤート図で
ある。 30…発音回路、36…減衰変調回路、38…
減衰制御回路、40…発音期間選択回路、42…
発音強度切替回路、84,86…MOSトランジ
スタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定周波数の基準信号を出力する基準信号発
    生器と、 この基準信号を分周して複数の異なる周波数の
    分周信号を出力する分周回路と、 この分周回路から出力されたいずれかの分周信
    号を計数して指示時刻を表示する時刻表示機構
    と、 この時刻表示機構にて表示された指示時刻が予
    め設定された時刻に合致したときに報知信号を出
    力する報知回路と、 この報知回路からの報知信号発生時から一定時
    間経過毎に複数段階の異なる発音強度信号を順次
    出力する発音強度切替回路と、 この発音強度切替回路から出力される発音強度
    切替信号によつて報知信号発生時から各経過時間
    段階毎に周波数が増加する分周信号を選択するア
    ンドゲート群と、複数段縦列接続され各経過時間
    段階毎に選択された周波数の分周信号をクロツク
    入力として各出力が順次反転制御されるFF群か
    ら成るシフトレジスタとを含み、該シフトレジス
    タの各FF出力端子に経過時間段階が進むにした
    がつて繰返し周期が短くなる周期的な減衰制御信
    号を出力する減衰制御回路と、 前記発音強度切替回路から出力される発音強度
    切替信号に応じて各経過時間段階毎に前記減衰制
    御回路から出力される減衰制御信号を順次FF出
    力の後側段から前側段へ移行選択して発音期間選
    択信号として出力する発音期間選択回路と、 一端が電源に接続され、互いに並列に横一列に
    配列されオン抵抗が順次前側段から後側段に増加
    するMOSトランジスタ群と、各MOSトランジス
    タのゲート端子に出力端子が接続され入力端子に
    前記分周回路からの可聴周波数信号が入力するア
    ンドゲート群と、を含み前記減衰制御回路から出
    力される減衰制御信号と前記発音期間選択回路か
    ら出力される発音期間選択信号とが前記アンドゲ
    ート群のゲート入力に出力され、報知信号発生時
    からの経過時間段階毎に発音期間選択信号により
    順次繰返し周期が短縮されかつ該繰返し周期内で
    のオン時間の割合が長く更にオン可能となる
    MOSトランジスタを後側段から前側段へ増やし
    かつ減衰制御信号にてMOSトランジスタをオン
    作動制御しMOSトランジスタのオン抵抗値の総
    計が各繰返し周期内で順次大きくなるように選択
    的に切替制御される減衰変調回路と、 この減衰制御回路に設けられているMOSトラ
    ンジスタ群の他端に接続され、抜くMOSトラン
    ジスタ群の他端に接続され、MOSトランジスタ
    のオン抵抗に対応した発音強度で発音作用を行う
    発音回路と、 を含むことを特徴とする時計の電子アラーム音発
    生回路。
JP20137581A 1981-12-14 1981-12-14 時計の電子アラ−ム音発生回路 Granted JPS58102186A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20137581A JPS58102186A (ja) 1981-12-14 1981-12-14 時計の電子アラ−ム音発生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20137581A JPS58102186A (ja) 1981-12-14 1981-12-14 時計の電子アラ−ム音発生回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58102186A JPS58102186A (ja) 1983-06-17
JPS6236192B2 true JPS6236192B2 (ja) 1987-08-05

Family

ID=16440022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20137581A Granted JPS58102186A (ja) 1981-12-14 1981-12-14 時計の電子アラ−ム音発生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58102186A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58102186A (ja) 1983-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4014167A (en) Electronic metronome
JPH06112813A (ja) クロック発生回路
US4589780A (en) Means for generating an intermittent alarm sound for a timepiece
GB2138975A (en) Analog electronic timepiece
US4218874A (en) Electronic metronome
JPS6344872Y2 (ja)
US5027686A (en) Electronic metronome equipped with subtraction timer
US4483230A (en) Illumination level/musical tone converter
JPS6236192B2 (ja)
US4205517A (en) Alarm electronic timepiece
US4575832A (en) Device for timepiece electronically signalling a time by melody sounds and time striking sounds
US4457631A (en) Attenuation-modulation circuit for generating electronic bell sounds for a timepiece
US4187670A (en) Time signal generator circuit for use in an electronic timepiece
JP2001042062A (ja) アナログ電子時計およびアナログ電子時計の運針制御方法
JPS58127193A (ja) 時計の電子ベル音発生回路
JPH0216310Y2 (ja)
JPS6216391B2 (ja)
JPS588000B2 (ja) ジドウリズムエンソウソウチ
JPH0240557Y2 (ja)
JPS6225747Y2 (ja)
JPS6239911B2 (ja)
JPH0613012Y2 (ja) 自動車用時計の輝度調整回路
JPH01142488A (ja) アラーム付時計
JPS6029751Y2 (ja) 電子時計
JPS6230078Y2 (ja)