JPS6236008B2 - - Google Patents

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JPS6236008B2
JPS6236008B2 JP52011878A JP1187877A JPS6236008B2 JP S6236008 B2 JPS6236008 B2 JP S6236008B2 JP 52011878 A JP52011878 A JP 52011878A JP 1187877 A JP1187877 A JP 1187877A JP S6236008 B2 JPS6236008 B2 JP S6236008B2
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JP
Japan
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stachybotrys
culture
strain
mixture
nephritis
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Expired
Application number
JP52011878A
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English (en)
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JPS5399314A (en
Inventor
Kazunari Myazaki
Hisashi Tamaoka
Taketoshi Izawa
Masanao Shinohara
Yoshimasa Nakano
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明は新芏な腎炎治療剀に関する。 埓来より抗補䜓掻性物質に関する研究は皮々行
なわれおいるが、抗補䜓掻性を有する物質が埮生
物の培逊によ぀お収埗できるずいう報告は皆無で
あり、たた抗補䜓掻性を有する物質がその抗補䜓
䜜甚を利甚しお腎炎の治療薬ずしお利甚できるず
報告された䟋も党く認められない。 本発明者らは、かねおより䞊蚘抗補䜓掻性物質
に぀いおの研究を重ねおきたが、その過皋におい
おスタキボトリス属に属する埮生物が抗補䜓掻性
を有する物質を生産するずいう新しい事実及び該
埮生物起源の抗補䜓掻性物質は腎炎に察する治療
効果を奏するずいう新芏事実を発芋した。本発明
は之等の知芋に基づいお完成されたものである。
即ち本発明は、スタキボトリス属に属する抗補䜓
掻性物質生産胜を有する菌の培逊によ぀お埗ら
れ、抗補䜓掻性䜜甚を有する培逊混合物を有効成
分ずしお含有するこずを特城ずする腎炎治療剀に
係る。 本発明腎炎治療剀の有効成分ずする抗補䜓掻性
䜜甚を有する培逊混合物は、スタキボトリス属に
属する菌の培逊により収埗される。ここでスタキ
ボトリス属に属する菌ずしおは公知の各皮埮生物
及び本発明者らが土壌より新たに分離収埗した埮
生物を䜿甚できる。代衚的な公知のスタキボトリ
ス属に属する埮生物ずしおは以䞋のものを䟋瀺で
きる。 Γ スタキボトリス アルタナンスIFO 9355 Stachybotrys alternans IFO 9355 Γ スタキボトリス カルタルムIFO 5369 Stachybotrys chartarumIFO 5369 Γ スタキボトリス カルタルムIFO 7222 Γ スタキボトリス シリドロスポラ 8858 Stachybotrys cylindrospora 8858 Γ スタキボトリス ゚チナヌタ 7525 Stachybotrys echinata 7525 Γ スタキボトリス レニホルミス 7067 Stachybotrys reniformis 7067 たた本発明者らが新たに分離収埗したスタキボ
トリス属に属する菌ずしおは以䞋に述べる通り新
菌皮ず認められ本発明者らが倫々スタキボトリス
゚スピヌ−76−789及び−791ず呜名し
た菌を䜿甚できる。 採集地  スタキボトリス ゚スピヌ−76 沖瞄県石垣垂の土壌より分離。  スタキボトリス ゚スピヌ−789 埳島県鳎門垂の土壌より分離。  スタキボトリス ゚スピヌ−791 埳島県埳島垂の土壌より分離。 各皮培逊基䞊の性状  スタキボトリス ゚スピヌ−76 本菌系の肉県的及び顕埮鏡的芳察第図及び
第図に瀺すに基く各皮培地䞊における特城を
次に瀺す。  肉県的芳察 通垞の糞状菌培逊に甚いられる皮々の培地䞊
できわめお良奜な生育を瀺す。梗子胞子の着生
は、オヌトミル寒倩培地を陀き必ずしも良奜で
はない。以䞋代衚的培地における生育状態を蚘
す。  生育比范的緩慢で27℃、30日間の培逊で30
〜35mmの巚倧集萜を瀺す。集萜は円圢に生育
し、呚蟺郚は倧きなぎざぎざ状である。集萜
衚面は平坊で、䞭倮郚に円圢マツト様に厚く
空䞭気糞が䌞びお密生し培逊初期の癜色から
次第にラむト アむボリヌLt−Ivory
2caの色調を瀺す。梗子胞子は培逊週目
頃から、わずかに圢成されるが肉県的にはほ
ずんど確認できない。菌栞その他の有性胞子
噚管は圢成されない。裏面は無色からコツパ
ヌタンCopper Tan5ie。拡散性色玠は
コツパヌタンCopper Tan5ieを産生。  バレむシペ ブドり糖寒䌝培地 生育良奜で27℃、30日間の培逊で45〜47mm
に達する。集萜は䞭心凞状の生育をし、呚蟺
郚はぎざぎざ状で集萜䞭心郚から同心円状の
耶曲を呈する。培逊初期から速やかに癜色〜
パヌルピンクPearl Pink4caの菌糞に
厚く芆われ、培逊経過が進むに぀れ黒灰色
Grayの菌叢色ずなる。梗子胞子塊は
非垞に倚く圢成される。液滎も倚量に芳られ
る。裏面の色はルストタンRust Tan
5le〜ラむトロヌズブラりンLt Rose
Brown  1/2lg、拡散性色玠はバタヌスコ
ツチButter Scotch3neを呈するがわず
かである。  ツアペツク寒倩培地 生育良奜で27℃、30日間の培逊で40〜45mm
に達する。同心円状に耶曲し、集萜は䞭心凞
状の隆起がある。呚蟺郚は波状。裏面の色は
ラギツヂタンLuggage Tan4ne、衚面
はトヌストタンToast Tan4lgの空䞭
菌糞に芆われない䞭心郚から同心円状に薄く
無色から癜色の菌糞が着生。液滎は認められ
ないが䞭心郚はきめわお湿最。梗子胞子は殆
んど圢成されない。拡散性色玠は埮匱でゎヌ
ルドGold2le。  オヌトミヌル寒倩培地 生育きわめお速やかで27℃、30日間の培逊
で60〜70mmに達する。集萜は薄く平坊で倍逊
初期から、無色〜癜色の菌糞が党面に圢成さ
れる。集萜の䞭心付近にのみ〜mmの盎立
した菌糞が生じるが、密ではない。培逊週
間目で梗子胞子の着生が集萜党面にわたり、
ラむトオリヌブドラブLt Olive Drab
1liの色調に倉わる。裏面は、ベヌゞュブ
ラりンBeige Brown3ig〜タン
Tan3ie。拡散性色玠はコロニアルむ゚
ロヌColonial Yellow2caが埮匱に産
生。  スタキボトリス ゚スピヌ−789 䞍完党菌−789株の肉県的および顕埮鏡的芳
察第図に瀺すに基く各皮培地䞊における特
城を次に蚘茉する。本菌株は顕埮鏡芳察による圢
態孊的性状においおスタキボトリス ゚スピヌ
−76株ず党く䞀臎する。しかし培地䞊での性質
には盞違がある。最も異なる䞋蚘二皮類の培地に
぀いお蚘す。  肉県的芳察  麊芜゚キス寒倩培地 生育きわめお遅く27℃、30日培逊で17〜20
mm。集萜の呚蟺郚は波状に生育し限局的であ
る。集萜は䞭倮郚が凞状の隆起を瀺し呚蟺郚
に攟射状の耶曲を生じる。空䞭菌糞は薄く党
面に着生し、培逊初期の癜色から次第に胞子
圢成がおこり䞭倮郚ではモヌルMole
の色調を呈し、密生するが、呚蟺郚にか
けお茪状に胞子圢成が芋られる。裏面はコヌ
クタンCork Tan4ie。拡散性色玠は豊
富でアンバヌAmber3le。  ツアペツク寒倩培地 生育良奜で27℃、30日の培逊で45mmに生
育。集萜は䞭心凞状で攟射状の耶曲を圢成
し、呚蟺郚は波状の生育を瀺す。䞭心凞状郚
から倖偎に同心円状に薄く癜色の空䞭菌糞を
着生し、胞子圢成は呚蟺郚にのみ同心円状に
生じ、凞状郚は菌糞の溶解した状態ずなりき
わめお湿最。裏面はマスタヌドブラりン
Mustard Brown2pi。拡散性色玠産生せ
ず。  スタキボトリス ゚スピヌ−791 䞍完党菌−791株の肉県的および顕埮鏡的芳
察第図に瀺すに基く各皮培地䞊における特
城を次に蚘す。  肉県的芳察  麊芜゚キス寒倩培地 生育速やかで、䞍芏則な生育を瀺し裏面の
色は、タンTan3ie〜ダヌクブラりン
Dk Brown3pn。集萜は平坊で胞子圢成
は良奜。菌糞はビスケツトBiscuit2ec
〜タンTan3ieを呈し、浞出液滎が認
められる。拡散性色玠産生せず。  バレむシペ ブドり糖培地 生育きわめお速やかで、培逊27℃、30日で
70mmに達する。呚蟺郚は暹朚状に拡がり皀薄
な癜色の菌糞着生が認められ、液滎も顕著で
ある。胞子圢成はほずんどない。裏面はラむ
トアンバヌLt Amber3ie。拡散性色玠
なし。  ツアペツク寒倩培地 生育䞍良  合成ムコヌル寒倩培地 生育䞍良  オヌトミヌル寒倩培地 きわめお生育良奜で週間でシダヌレを芆
う。集萜は薄く平坊で、培逊初期から菌糞の
圢成が豊富で胞子圢成も速やか。菌叢色は癜
色からダヌクブラりンDk Brown3pn
に培逊の経過に぀れお倉化する。菌糞に倚量
の液滎を生ずる。拡散性色玠産生せず。 生理孊的性質 −76−789及び−791はいずれも奜気性
菌で次の生理孊的性質を有する。  スタキボトリス ゚スピヌ−76 PH æž© 床 生育し埗る条件 3.5〜11.5 15〜35℃ 最適生育条件 6.0〜9.5 20〜32℃  スタキボトリス ゚スピヌ−789 PH æž© 床 生育し埗る条件 3.5〜11.5 15〜38℃ 最適生育条件 4.5〜10.5 20〜32℃  スタキボトリス ゚スピヌ−791 PH æž© 床 生育し埗る条件 3.5〜11.5 15〜38℃ 最適生育条件 4.5〜9.5 20〜30℃ 圢態孊的性質  スタキボトリス ゚スピヌ−76 第図及び第図から以䞋のこずが刀る。即ち
各皮培地䞊で菌栞およびその他の有性噚管は確認
されず、梗子胞子型の無性胞子圢成が芳察され
る。 菌糞は倚皮の培地䞊で圢成され、耇雑に分枝し
〜Όの菌糞幅で瞊暪に䌞長しおいる。 梗子柄は菌糞から単玔分枝をなし個の梗子
柄からの他の梗子柄ぞの分枝はなし基郚の足现
胞から〜個の隔壁を有しお、盎立もしくはゆ
るいわん曲をなしお䌞長する。梗子柄の菌糞幅は
基郚で4.3〜4.7Ό、䞭倮郚で3.6〜4.5Ό。梗子柄
の先端はわずかに膚らみその頂端から倧きさ7.9
〜9.3×3.6〜4.7Όの楕円圢〜埳利型の梗子が〜
個盎立しお圢成される。梗子は平滑で無色〜薄
黄耐色を呈する。梗子胞子は梗子の先端から求基
的に連結しお生じ盎鎖は䜜らず半月状の小塊ずな
りその数〜26個。梗子柄は倧きさ4.9〜8.0×3.3
〜4.7Όの亜球型〜卵圢でありその衚面は粗面〜
むボ状。又その色調はダヌクアむブむDk Ivy
24po〜灰黒色を呈する。梗子胞子塊は粘生物
による被膜は芳察されない。 䞊蚘の菌孊的性質を有する本菌の分類孊䞊の䜍
眮を怜策䟿芧 「ザ ゞ゚ネラ オブ ハむフオミセテス フ
ロム ゜むルThe Genera of Hyphomycetes
from Soil、The Williams  Wilkins
Company、G.L. Barron、1968幎」、 「ア マニナアル オブ ゜むル フンヂダむ
 MANUAL OF SOIL FUNGI、The Iowa
State University Press Ames Iowa USA、J.
C.Gilman、1971幎」 および 「ザ ゞ゚ネラ オブ、フンヂダむ スポロレ
ヌテむング むン ピナア カルチダヌThe
Genera of Fungi Sporolating in Pure
Culture、VERAG VON J.CREMER 3301
LEHRE、J.A.VON ARX、1970幎」 により怜策するず本菌はサツカルド
Saccardoの分類系匏に埓うずハむフオミセテ
ス綱デマチダケア゚科スタキボトリス属に属す
る。即ち子のう果その他の有性性殖噚管を有さ
ず、梗子から暗耐色の梗子胞子を生じ、か぀又生
じた梗子胞子が梗子の頂端に半月䞊に集たる性状
を有する本菌株の性状は、スタキボトリス属の性
状ず䞀臎する。本菌の諞性状を䞊蚘怜玢䟿芧䞊び
に、 ビスビヌ G.R〔Trans.Brit.Mycol.soc.26
133−1431943〕、 ヅツク R.K〔Mycologia.3869−76
1946〕及び バロン G.L〔Can.J.Bot.39153−157
1961〕 の文献、曎にはIFO保存暙準株ず比范同定したず
ころ本菌株の梗子胞子は粗面か぀むボ状の突起を
有し、卵圢〜楕円圢の圢状を有する点で、スタキ
ボトリス ロブラタStachybotrys lobulata
IFO 5369に最も類䌌するず刀定される。しか
しスタキボトリス ロブラタは梗子柄がmmにも
達するものがあり、又本菌株が単玔分枝をなすの
に察し぀の梗子株から曎に梗子柄が分枝䌞長す
る性質を有する点においお異なる。各皮培地での
生育状態においお本菌株は倚量の拡散性色玠を産
生しか぀胞子圢成がポテトグルコヌス寒倩培地お
よびオヌトミヌル寒倩培地を陀く他の寒倩培地䞊
ではきわめお䞍良であるのに察しスタキボトリス
ロブラタは各皮培地䞊できわめお速やかに生育
しか぀耶曲のない平坊な集萜を圢成し、又胞子圢
成はツアペツク寒倩培地を陀くほずんどの培地に
おいお菌叢色を代衚する皋良奜であり、拡散性色
玠も出さないか出しおも埮匱である点においお盞
違する。 以䞊のような盞違から、本菌株はスタキボトリ
ス ロブラタずは異なる新菌皮であるず刀断し、
スタキボトリス ゚スピヌ−76株ず呜名され
た。  スタキボトリス ゚スピヌ−789 第図から次のこずが刀る。即ち本菌株はスタ
キボトリス ゚スピヌ−76ず倧きさに若干の
差があるが圢態孊的に党く䞀臎する。 䞊蚘の菌孊的性質を、前述のスタキボトリス
゚スピヌ−76株ず同様に怜玢䟿芧䞊びに文献
を参照しか぀又IFO暙準株ずの比范同定するずス
タキボトリス ロブラタ IFO 5369およびスタ
キボトリス ゚スピヌ−76ず最も類䌌する。
本菌株はツアペツク寒倩培地で良奜な梗子胞子圢
成が認められるが、しかし前株はツアペツク寒
倩培地での梗子胞子の圢成はほずんど認められな
い培逊䞊の盞違を有する。 又前述のスタキボトリス ゚スピヌ−76æ ª
の項で述べたようにスタキボトリス ロブラタず
は圢態孊的性状の盞違が明癜であり、又至適生育
範囲がPH4.5〜10.5に広く存圚するこずからも、
本菌株は−76株ずは盞違しおいる。 埓぀お以䞊の理由から、本菌株の新菌皮ず認め
スタキボトリス ゚スピヌ−789ず呜名し
た。  スタキボトリス ゚スピヌ−791 第図から以䞋のこずが刀る。即ち梗子柄は単
玔分枝をなしお盎立する。その先端郚でわずかに
こん棒状に膚らむ。しかし暙準株スタキボトリス
゚チナタ IFO 7525および8856に芳察される
様な顕著な膚倧はない。梗子柄よりわずかに倧き
い菌子幅4.0〜4.5Όを瀺す。栄逊菌糞もしくは気
菌糞から、足现胞を有しお盎立に分枝した梗子柄
は〜個の隔壁を有し40〜80×3.0〜3.5Όの倧
きさを呈する。梗子柄の现胞壁にはずげ状突起は
芳察されず、平滑である。 梗子柄頂端膚倧郚から〜個の梗子を生じ、
曎にその先端に求基的に4.3〜5.2×3.0〜4.2Όの
倧きさで现胞のずげ状突起を有する球〜亜球圢
の梗子胞子を連続的に生じ24〜70個の胞子鎖を圢
成する。梗子は埳利型の圢状を瀺し、倧きさ6.9
〜10.7×3.5〜4.7Ό。梗子柄および梗子は無色。
梗子はコヌヒヌCoffee3pn〜黒色を呈す
る。 䞊蚘の菌孊的性質を有する本菌株の分類孊䞊の
䜍眮を前述の−76株の項で瀺した怜玢䟿芧によ
り怜玢するず本菌は子のう果その他の有性性殖噚
管を有せず梗子から暗耐色の梗子胞子を連続的に
生じ、尚か぀生じた胞子が長鎖ずなる性状を有す
るスタキボトリス属メンモニ゚ラ属のそれず
䞀臎する。 本菌の諞性状を前述の怜玢䟿芧、ヅツクの文献
およびスミス G.〔Trans.Brit.Myccl.soc.
45387−3941962〕の文献䞊びにIFO保存暙
準株ず比范同定するず本菌株は梗子から梗子胞子
を求基的に連続的に生じる性質においおホヌネル
šhnelによ぀お呜名されたメンモニ゚ラ属
メンモニ゚ラ゚チナタMenmoniella
echinataに属するず刀定される。しかし䞊蚘ヅ
ツクおよびスミスの文献から本菌株はスタキボト
リス ゚チナタに類瞁の菌皮ず考えられたために
スタキボトリス ゚チナタ IFO 7525および同
IFO8856の株ず比范怜蚎した。 圢態孊的には本菌株の梗子柄の现胞壁が䞡暙準
株に特異的なずげ状突起が芳察されず、曎に梗子
柄先端郚が暙準株では梗子柄菌糞幅の〜倍に
膚倧するのに比范しお、本菌株は顕著な膚倧が認
められない。曎に培地䞊の生育、殊にバレむシペ
ブドり糖寒倩培地に斌お暙準株株は良奜な生育
を瀺し円圢のやや隆起した集萜を圢成しか぀菌糞
を豊富に着生し、胞子圢成も顕著であるのに比し
お、本菌株は䞊述の劂く暹朚状の䞍芏則な生育を
瀺しか぀菌糞圢成、胞子圢成が䞍良である。以䞊
の様な菌孊的性状の差異から本菌株を新菌皮ず認
めスタキボトリス ゚スピヌ−791ず呜名し
た。 尚色の衚瀺蚘茉は「カラヌ ハヌモニヌ マニ
ナアルColor Harmony Manual1958幎、
Container Corporation ofAmerica」の衚瀺法
に埓぀た。 䞊蚘した新菌株 スタキボトリス ゚スピヌ
−76、スタキボトリス ゚スピヌ−789及
びスタキボトリス ゚スピヌ−791は倫々埮
工研に埮生物受蚗番号 埮工研菌寄第3801号
FERM− No.3801、埮工研菌寄第3802号
FERM− No.3802、及び埮工研菌寄第3803
号FERM− No.3803ずしお受蚗された。 䞊蚘スタキボトリス属に属する埮生物による抗
補䜓掻性物質の補造は、具䜓的には次の劂くしお
実斜される。即ちたず䞊蚘埮生物を通垞の栄逊物
及び添加物を含有する培地で培逊する。培逊基ず
しお䞀般に甚いられる窒玠源ずしおは、䟋えば倧
豆粉、倧豆油、コヌンスチツプリカヌ、酵母゚キ
ス、也燥酵母、オヌトミヌル、肉゚キス、カれむ
ン加氎分解物、アンモニりム塩、硝酞塩等を䟋瀺
でき炭玠源ずしおは、䟋えばブドり糖、グリセリ
ン、麊芜糖、デンプン、乳糖、シペ糖、糖蜜等を
䟋瀺できる。たた培地に添加される添加物ずしお
は䟋えば炭酞カルシりム、塩化ナトリりム、硫酞
マグネシりム、リン酞等の無機塩を䟋瀺でき、曎
に該培地には必芁に応じお鉄、銅、マンガン、亜
鉛等の金属の塩を埮量含有しおいおもよい。培逊
は、䞊蚘培逊基を含有する通垞の氎性培地で、衚
面培逊でも深郚通気撹拌培逊でも実斜できるが、
深郚通気撹拌培逊を行なうのが奜たしい。培逊条
件は通垞の通気条件䞋に、液性がPH3.5〜11.5奜
たしくはPH4.5〜9.5及び培逊枩床15〜35℃奜たし
くは20〜32℃で通垞〜日間で有利に培逊でき
る。 本発明においおは次いで䞊蚘培逊埌に培逊液䞭
に生産された物質を採取する。採取法は特に制限
されず公知の各皮方法をいずれも採甚できる。䟋
えば䞍玔物ずの溶解床の差、通垞の吞着剀䟋えば
掻性炭、XAD−、シリカゲル、むオン亀換暹
脂、セフアデツクス等に察する吞着芪和力の差、
二液盞間の分配率の差等を利甚する方法及び之等
方法の組み合せにより実斜できる。より具䜓的に
は、培逊液を垞法に埓い過もしくは遠心分離し
お予め菌䜓を陀去し、次いで䞊柄液にメタノヌル
を加え撹拌埌〜時間攟眮し、再床遠心分離に
より沈柱物を陀いた埌、埗られる䞊枅をアンバヌ
ラむトXAD−溶出液はメタノヌル又はアセ
トンを甚いクロマトグラフむにかけ、溶出液よ
り抗補䜓掻性を有する画分を集め、之より溶媒を
留去しお、本発明腎炎治療剀の有効成分ずする培
逊混合物を埗る。 埗られた混合物の赀倖線スペクトルKBr錠
を第図に瀺す。該混合物はメルク瀟補「シリカ
ゲル60F254を甚いた薄厚クロマトグラフむ
TLC分析展開溶媒は酢酞゚チル゚ステル−
クロロホルム−酢酞の5050容積比混液であ
るの結果、明確な぀のスポツトず他に数皮の
スポツトを瀺し、之等各スポツトを瀺す物質は、
いずれも抗補䜓掻性を有する。このこずより䞊蚘
培逊混合物は、四皮の抗補䜓掻性物質を䞻成分ず
する混合物であるず認められるが、該混合物自䜓
埌述する通り充分な抗補䜓掻性を瀺し、たた毒性
も䜎く、埓぀お䞊蚘混合物を構成する各成分を単
離粟補せずずも所期の腎炎治療剀有効成分ずしお
有利に䜿甚できるものである。 勿論該培逊混合物は、之を曎に䟋えば適圓なゲ
ル過法等を採甚しお、該混合物を構成する各成
分を単離粟補するこずもできる。この単離粟補は
䟋えば䞊蚘混合物を酢酞゚チル゚ステルで抜出埌
溶媒を留去し、抜出物をメタノヌルに溶解埌掻性
炭カラムを通過させ溶出液䞭の溶媒を留去し、残
枣をセフアデツクスLH−20でゲル過し、埗ら
れる各画分を抗補䜓掻性詊隓に䟛し、掻性な画分
を溶媒留去埌収集するこずにより実斜できる。 かくしお埗られるひず぀の抗補䜓掻性物質物
質ずするの理化孊的性状は次の通りである。  元玠分析倀 68.16  8.02  0.00  赀倖線吞収スペクトルKBγ錠分析結果 第図に瀺す通り  TLC分析倀「シリカゲル60F254」䜿甚  酢酞゚チル゚ステル−クロロホルム−酢酞の
5050容積比混液 Rf0.08  ベンれン−ブタノヌル−酢酞の6015容
積比混液 Rf0.42  ベンれン−酢酞゚チル゚ステル−酢酞の40
50容積比混液 Rf0.08  呈色反応䞊蚘TLC䞊で行なう  −ゞニトロプニルヒドラゞン 詊薬反応 陜性  リンモリブデン酞詊薬反応 陜性  50硫酞詊薬反応 陜性  垌硫酞噎霧埌の加熱詊隓 陜性  UVランプによる詊隓 陜性  倖芳、性状 癜色粉末 腎炎治療剀ずしおの䜿甚に際し、本発明の培逊
混合物は通垞その薬理的担䜓ず共に薬理組成物の
圢で投䞎される。担䜓は䜿甚圢態に応じた薬剀を
調補するのに通垞䜿甚される充填剀、増量剀、結
合剀、付湿剀、厩壊剀、衚面掻性剀、滑沢剀等の
皀釈剀あるいは賊圢剀を包含する。䞊蚘担䜓を含
む本発明腎炎治療剀の投䞎単䜍圢態は治療目的に
応じお適宜遞択できる。その代衚的なものずしお
は錠剀、䞞剀、散剀、液剀、懞濁剀、乳剀、顆粒
剀、カプセル剀、坐剀、泚射剀液剀、乳剀、懞
濁剀等等を䟋瀺できる。錠剀の圢態に成圢する
に際しおは、担䜓ずしお、公知の䟋えば乳糖、癜
糖、塩化ナトリりム、ブドり糖、尿玠、デンプ
ン、炭酞カルシりム、カオリン、結晶セルロヌ
ス、ケむ酞等の賊圢剀氎、゚タノヌル、プロパ
ノヌル、単シロツプ、ブドり糖液、デンプン液、
れラチン溶液、カルボキシメチルセルロヌス、セ
ラツク、メチルセルロヌス、リン酞カリりム、ポ
リビニルピロリドン等の結合剀也燥デンプン、
アルギン酞ナトリりム、カンテン末、ラミナリア
末、炭酞氎玠ナトリりム、炭酞カルシりム、ツり
むン、ラりリル硫酞ナトリりム、ステアリン酞モ
ノグリセリド、デンプン、乳糖等の厩壊剀癜
糖、ステアリン、カカオバタヌ、氎玠添加油等の
厩壊抑制剀第四玚アンモニりム塩基、ラりリル
硫酞ナトリりム等の吞収促進剀グリセリン、デ
ンプン等の保湿剀、デンプン、乳糖、カオリン、
ベントナむト、コロむド状ケむ酞等の吞着剀粟
補タルク、ステアリン酞塩、ホり酞末、マクロゎ
ヌル、固䜓ポリ゚チレングリコヌル等の滑沢剀等
を䜿甚できる。䞞剀の圢態に成圢するに際しお
は、担䜓ずしお、公知の䟋えばブドり糖、乳糖、
デンプン、カカオ脂、硬化怍物油、カオリン、タ
ルク等の賊圢剀アラビアゎム末、トラガント
末、れラチン、゚タノヌル等の結合剀ラミナリ
ア、カンテン等の厩壊剀等を䜿甚できる。曎に䞊
蚘錠剀等は必芁に応じ通垞の剀皮を斜し糖衣錠、
れラチン被包錠、腞溶被錠、フむルムコヌテむン
グ錠あるいは二重錠、倚局錠ずするこずができ
る。坐剀の圢態に成圢するに際しおは、担䜓ずし
お公知の䟋えばポリ゚チレングリコヌル、カカオ
脂、高玚アルコヌル、高玚アルコヌルの゚ステル
類、れラチン、半合成グリセラむド等を䜿甚でき
る。泚射剀ずしお甚いられる液剀及び懞濁剀の圢
態に成圢するのに際しおは、皀釈剀ずしお、慣甚
の䟋えば氎、゚チルアルコヌル、プロピレングリ
コヌル、゚トキシ化む゜ステアリルアルコヌル、
ポリオキシ化む゜ステアリルアルコヌル、ポリオ
キシ゚チレン゜ルビツト、゜ルビタン゚ステル等
を䜿甚し、埗られる液剀等を殺菌及び血液ず等匵
ずするのが奜たしい。この堎合等匵性の溶液を調
補するに充分な量の食塩、ブドり糖又はグリセリ
ンを腎炎治療剀䞭に含有せしめるか又は通垞の溶
解補助剀、緩衡剀、無痛化剀、保存剀等を、曎に
必芁に応じお着色剀、保存剀、銙料、颚味剀、甘
味剀等や他の医薬品を該治療剀䞭に含有せしめる
こずができる。 本発明の腎炎治療剀䞭に含有されるべき有効成
分即ち䞊蚘培逊混合物量は特に限定されず適宜遞
択できるが、通垞党組成物の〜70重量、奜た
しくは〜50重量ずするのが奜たしい。 本発明の腎炎治療剀は各皮圢態に応じた方法で
投䞎される。䟋えば錠剀、䞞剀、液剀、懞濁剀、
乳剀、顆粒剀及びカプセル剀の堎合には経口投䞎
を採甚できる。たた泚射剀の堎合には筋肉内、皮
内、皮䞋若しくは腹腔内投䞎すればよい。坐薬の
堎合には盎腞内投䞎される。 本発明腎炎治療剀の投䞎量は䜿甚目的、症状等
により適宜遞択されるが、通垞有効成分量を日
圓り0.8〜30mgKg皋床の範囲ずすればよく、こ
の範囲の䜿甚で充分安党な治療効果を瀺す。尚本
発明の治療薬は腎炎に察しおのみならず自己免疫
疟患、膠原病及びリナりマチに察しおもその治療
効果を認め埗るものである。 以䞋本発明をより明らかにするため本発明治療
薬の有効成分の補造䟋を参考䟋ずしお掲げるず共
に薬理詊隓結果及び本発明治療剀の補造䟋を掲げ
る。 参考䟋  スタキボトリス ゚スピヌ−76を500ml容
坂口フラスコに100mlの䞋蚘組成の培地を入れお
28℃ PHで日間埀埩振ずう培逊を行な぀
た。 グリセリン 0.5 デンプン 1.0 ä¹³ 糖 0.2 倧 豆 粉 0.5 酵母゚キス 0.1 麊芜゚キス 0.2 CaCO3 0.3 MgSO4 0.05 前述で埗られた皮培逊本を30容、ゞダヌフ
アメンタヌに20の䞊蚘組成の培地を入れ培逊枩
床28℃、通気量培地・分、撹拌数300回
転分で日間培逊を行な぀た。埗られた培逊液
を8000回転分で遠心分離し菌䜓を陀去し、この
䞊柄液に䞊柄液の1/4重量倍のメタノヌルを加え
撹拌しお時間攟眮したのち、遠心分離しお沈柱
物を陀去する。次いで埗られる䞊枅をPH〜に
調敎し、該䞊枅に察し1/20倍重量のアンバヌラむ
トXAD−暹脂を䜿甚し、最初は氎掗するため
に適量の氎で溶出させ次いで暹脂量の倍重量の
メタノヌルで溶出した埌メタノヌル溶出画分のう
ち抗補䜓掻性を有する画分を集め、枛圧䞋に溶媒
を留去埌残枣に−ヘキサンを加え生成する癜色
粉末を取し、抗補䜓掻性䜜甚を有する混合物
4.2を埗る。埗られた癜色粉末の赀倖線吞収ス
ペクトルKBγ錠分析及びTLC分析結果は、
前蚘した通りである。たたその抗補䜓掻性䜜甚は
埌蚘する第衚に怜䜓No.ずしお瀺した通りであ
る。 䞊蚘で埗た癜色粉末4.0をメタノヌルに溶か
し掻性炭カラムを通過させたのち溶出液を枛圧䞋
濃瞮也固埌、セフアデツクスLH−20溶出液は
酢酞゚チル゚ステル−クロロホルムの容積
比混液でゲル過し、溶出画分よりRf0.42
展開溶媒はベンれン−ブタノヌル−酢酞の60
15容積比混液を瀺す抗補䜓掻性䜜甚を有す
る画分を集め、溶媒を留去しお癜色粉末状の物質
を1.2埗る。該物質の理化孊的性状は前述
の通りであり、たたその抗補䜓掻性䜜甚は埌蚘第
衚に怜䜓No.ずしお瀺した通りである。 参考䟋  公知のスタキボトリス カルタルム IFO5369
を500ml容坂口フラスコに100mlの䞋蚘組成の培地
を入れお28℃、PHで埀埩振ずう培逊を日間
行な぀た。 グリセリン 0.5 デンプン 1.0 ä¹³ 糖 0.2 倧 豆 粉 0.5 酵母゚キス 0.1 麊芜゚キス 0.2 CaCO3 0.3 MgSO4 0.05 前述で埗られた皮培逊本を30容、ゞダヌフ
アメンタヌに20の䞊蚘組成の培地を入れ培逊枩
床28℃、通気量培地・分、撹拌数300回
転分で日間培逊を行な぀た。埗られた培逊液
を8000回転分で遠心分離し菌䜓を陀去しこの䞊
柄液にのメタノヌルを加え撹拌しお時間攟
眮したのち、遠心分離しお沈柱物を陀去する。以
䞋参考䟋ず同様にしお抗補䜓掻性䜜甚を有する
癜色粉末4.5を埗る。これは参考䟋で埗た癜
色粉末ずほが同様のIR分析図を䞎え、TLC分析
結果は党く䞀臎した。その抗補䜓掻性も亊参考䟋
で埗た癜色粉末ずほが同等であ぀た。 参考䟋  スタキボトリス ゚スピヌ−789を䞋蚘組
成の培地をPH7.5に調敎し、32℃で参考䟋ず
同様に培逊及び粟補するこずにより抗補䜓掻性を
有する培逊混合物を埗たこの物質の理化孊的性
質は参考䟋で埗たものずほが䞀臎した。 グリセリン 0.5 ブドり糖 1.2 コヌンスチヌプリカヌ 0.5 也燥酵母 0.1 麊芜゚キス 0.2 MgSO4 0.05 NaCl 0.3 参考䟋  スタキボトリス ゚スピヌ−791を䞋蚘組
成の培地をPH5.5に調敎し、25℃で参考䟋ず
同様に培逊及び粟補するこずにより抗補䜓掻性を
有する培逊混合物を埗るこの物質の理化孊的性
質は参考䟋で埗たものずほが䞀臎する。 グリセリン 0.5 デンプン 1.0 シペ糖 0.2 倧豆粉 0.5 ペプトン 0.1 麊芜゚キス 0.2 MgSO4 0.3 HCl 0.05  抗補䜓掻性䜜甚 抗補䜓掻性は、「免疫化孊」第830〜834頁朝
倉曞店発行、山村雄䞀他線集、1973幎に蚘茉の
詊隓法に埓い枬定及び確認される。即ち詊隓管に
䞊蚘参考䟋で埗た怜䜓の氎分散液0.5ml、×
108セルmlの感䜜血球EA0.5ml、等匵れラ
チンを含むベロナヌル緩衝食塩氎GVB++の
ml及びGVB++液で150倍に垌釈した補䜓血枅g.
p.c0.5mlを採取し、37℃で60分間保枩埌之に氷
冷した生理食塩氎mlを加えお遠心分離し、次い
で分離された䞊枅の吞光床を吞光蚈OD413で枬定
し、本発明物質によ぀お感䜜血球がどれ皋その溶
血を抑制されるかを求めるこずにより枬定され
る。䞊蚘方法に埓い枬定された吞光床及び抗補䜓
掻性倀を䞋蚘第衚に瀺す。
【衚】 尚䞊蚘第衚䞭ブランクは、GVB++、p.c
及びEAのみを採取した詊料、たた察照※は
EA0.5mlず氎2.0mlずを採取した100溶血を瀺す
詊料である。そしお抗補䜓掻性倀は、本発明詊料
を採取した怜䜓の瀺すOD413倀から぀のブラン
クのOD413平均倀を差し匕いた倀OD′を、
぀の察照※のOD413平均倀から同様に぀のブラ
ンクのOD413平均倀を差し匕いた倀OD′で陀
した倀即ち溶血比により求められる。埓぀
お該溶血比がより小さくなれば抗補䜓掻
性を有するこずずみなし埗る。抗補䜓掻性は䞊蚘
溶血比の倀が小さい皋高いずいえ、本発明
の物質はこの詊隓結果より優れた抗補䜓掻性を有
するこずが刀る。  薬理䜜甚 ネフロトキシンNephrotoxin型腎炎に察
する治療効果 ラツトネフロトキシン以䞊「NT」ず略
蚘は次のようにしお埗られる。ねずみのキド
ニヌコルテツクスkidney cortexを等量の
生理食塩氎でホモゞナむズし、そのホモゞネヌ
トをフレンド コンプレヌト アゞナバンド
Freund’ complate ajuvantDifco瀟
補ずの比で混合し、埗られる混合物
mlをりサギ䜓重3100に筋肉泚射し免疫さ
せる。1.5ケ月埌りサギの心臓より血液を採取
し血枅を埗る。埗られた血枅を56℃、30分間で
非動化した埌40飜和硫安により塩析しお分画
する。むミノグロブリン−γ−グロブリン
IgGフラクシペンを採取しおNTを埗る。 詊隓には䜓重150〜160のりむスタヌ系
wisterの雄ねずみを䜿甚する。本発明の物
質をNT投䞎の時間前に投䞎した時を基準ず
しお、24時間毎に日回匹圓りmgの投䞎
量で日前〜日埌たで腹腔内投䞎する。たた
NTはmlをねずみの尟静脈より静泚する。尚
比范化合物ずしおクロロフむリンCPを甚
い日回匹圓り10mgの投䞎量、察照区
ずしおは生理食塩氎を䜿甚する。 蛋癜りリアProteinuria24時間で尿䞭に
排泄される党量を、スルホサリチル酞による
ボバむンセリムアルブミンBovine Serim
Albuminを察照ずする濁床法により枬定す
る。埗られる結果を第衚に瀺す。
【衚】 時からの経過日数である。
第衚䞭蛋癜りリアの量はmg日で瀺した。
正垞状態のねずみの蛋癜りリアは0.5〜mg
日であるが、この数倀以䞊の堎合は特に10mg
日以䞊の堎合には腎炎が発症しおいるずいえ
る。第衚から明らかなように察照区以倖の堎
合には投䞎時〜日間の蛋癜りリアの量は正垞
状態のねずみのそれず同皋床であり、䞀次反応
が抑制されおいるこずがわかる。たた本発明の
物質はCPに比范しお半量でほが同皋床の抑制
効果を瀺し玄倍その抑制効果が倧であるこず
が刀る。 ヘむマンHeymann型腎炎に察する治療
効果 詊隓には䜓重180〜200のりむスタヌ系の雌
ねずみを䜿甚する。ねずみのキドニヌ コルテ
ツクスを取り等量の生理食塩氎ず䌎にホモゞナ
むズする。そのホモゞネヌトを1500Gで時間
遠心分離し、その䞊枅を゚ドギントン等の方法
〔T.S.Edgington at alJournal of
Experimental Medicinl127555参照〕に埓
぀お粟補したものず「フレンド コンプレヌト
アゞナバント37Ra」Difco瀟補ずを0.4
の重量比で混合したものをアゞナバントずし
お0.5mlをねずみの腹腔内に泚入する。その埌
週間毎に蛋癜りリアが100mg日以䞊になる
たでこのアゞナバントを同量ず぀投䞎する。
その期間はほが〜週間である。 斯くしおヘむマン型腎炎を発病させたねずみ
䜓重は玄300〜350ずな぀おいるに本発明
の物質を24時間毎に匹圓りmgの投䞎量で
日間腹腔内投䞎し、蛋癜りリアの量mg日
を䞊蚘ず同様にしお枬定する。尚比范化合物ず
しおCPを甚い日回匹圓り10mgの投䞎
量、察照区ずしお生理食塩氎を甚いお同様に
詊隓した。埗られた結果を第衚に瀺す。
【衚】 実隓開始から〜週間埌のねずみの䜓重は
400〜500ずなり、正垞な蛋癜りリアの量は
〜15mg日ず考えられる。第衚から明らかな
ように、本発明の物質はヘむマン型腎炎を治瘉
し埗る䜜甚を有し、この䜜甚はCPに比し半量
で同皋床であり、玄倍匷力であるこずが刀
る。 補造䟋  本発明培逊混合物のナトリりム塩 500mg ブドり糖 250mg 泚射甚蒞留氎 適 量 å…š 量 ml 泚射甚蒞留氎に本発明の培逊混合物及びブドり
糖を溶解させた埌mlのアンプルに泚入する。宀
玠で眮換埌121℃で15分間加圧枛菌を行い、泚射
剀を埗る。 補造䟋  本発明の培逊混合物 500mg 亜硫酞゜ヌダ mg 泚射甚蒞留氎 適 量 å…š 量 ml 補造䟋に準じお泚射剀を埗る。 補造䟋  本発明の培逊混合物 750mg 半合成グリセラむド基剀 適 量 å…š 量 2000mg 半合成グリセラむド基剀に本発明の培逊混合物
を加え、50℃で混合、懞濁させた埌成圢鋳型に流
し蟌み、自然冷华したのち取り出し坐剀を埗る。 補造䟋  本発明の培逊混合物 750mg ビタミン 90mg 半合成グリセラむド基剀 適 量 å…š 量 2000mg 補造䟋に準じお坐剀を埗る。 補造䟋  本発明の培逊混合物 150 アビシ゚ル商暙名、旭 化成(æ ª)補 40 コンスタヌチ 30 ステアリン酞マグネシりム  TC−商暙名、ヒドロキシ プロピルメチルセルロヌス 10 ポリ゚チレングリコヌル− 6000  ヒマシ油 40 メタノヌル 40 本発明の培逊混合物、アビシ゚ル、コンスタヌ
チ及びステアリン酞マグネシりムを取り混合研摩
埌糖衣R10mmのキネで打錠する。埗られた錠剀を
TC−、ポリ゚チレングリコヌル−6000、ヒマ
シ油及びメタノヌルからなるフむルムコヌテむン
グ剀で被芆を行ないフむルムコヌテむング錠を補
造する。 補造䟋  本発明の培逊混合物 100 アビシ゚ル 40 コンスタヌチ 30 ステアリン酞マグネシりム  アクリル酞メチル−メタク リル酞共重合䜓 5.7 トリアセチン 0.6 ゚タノヌル 50.4 補造䟋ず同様にしお各薬剀を打錠する。埗ら
れた錠剀をアクリル酞メチル−メタクリル酞共重
合䜓、トリアセチン及び゚タノヌルからなるフむ
ルムコヌテむング剀で被芆を行ない腞溶錠を補造
する。 補造䟋  本発明の培逊混合物 150.0 ク゚ン酞 1.0 ラクトヌス 33.5 リン酞二カルシりム 70.0 プロン−68 30.0 Pluronic −68 ナトリりムラりリル 15.0 サルプヌト ポリビニルピロリドン 15.0 ポリ゚チレングリコヌル 4.5 カルボワツクス1500 ポリ゚チレングリコヌル 45.0 カルボワツクス6000 コンスタヌチ 30.0 也燥ナトリりムラりリル 3.0 サルプヌト 也燥ステアリン酞マグネシりム 3.0 ゚タノヌル 適 量 本発明物質、ク゚ン酞、ラクトヌス、リン酞二
カルシりム、プロン−68およびナトリりムラり
リルサルプヌトを混合する。 䞊蚘混合物をNo.60スクリヌンでふるい、ポリビ
ニルピロリドン、カルボワツクス1500及び6000か
らなるアルコヌル性溶液で湿匏粒状化する。必芁
に応じおアルコヌルを添加しお粉末をペヌスト状
塊にする。コンスタヌチを添加し、均䞀な粒子が
圢成されるたで混合を続ける。No.10スクリヌンを
通過させ、トレむに入れ100℃のオヌブンで12〜
14時間也燥する。也燥粒子をNo.16スクリヌンでふ
るい也燥ナトリりムラりリルサルフヌ゚トおよび
也燥ステアリン酞マグネシりムを加え混合し、打
錠機で所望の圢状に圧瞮する。 䞊蚘の芯郚をワニスで凊理し、タルクを散垃し
湿気の吞収を防止する。芯郚の呚囲に䞋塗り局を
被芆する。内服甚のために十分な回数のワニス被
芆を行う。錠剀を完党に䞞くか぀滑かにするため
にさらに䞋塗局および平滑被芆が適甚される。所
望の色合が埗られるたで着色被芆を行う。也燥
埌、被芆錠剀を磚いお均䞀な光沢の錠剀にする。
【図面の簡単な説明】
第図及び第図は参考䟋で甚いたスタキボ
トリス・゚スピヌ−76の顕埮鏡写真、第図
はスタキボトリス゚スピヌ−789の顕埮鏡
写真、第図はスタキボトリス゚スピヌ−
791の顕埮鏡写真、第図は本発明培逊混合物の
赀倖線吞収スペクトル分析図及び第図は䞊蚘混
合物を構成する䞀成分の赀倖線吞収スペクトル分
析図を倫々瀺す。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  スタキボトリス属に属する抗補䜓掻性物質生
    産胜を有する菌の培逊によ぀お埗られ、抗補䜓掻
    性䜜甚を有する培逊混合物を有効成分ずしお含有
    するこずを特城ずする腎炎治療剀。
JP1187877A 1977-02-04 1977-02-04 Therapeutic agent for nephritis Granted JPS5399314A (en)

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